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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱいい女しかいないな! 第11話! マジでそれぞれの生き様が格好いいのよ。「いい女」は「善い女」でないことには注意が必要だけどな!

 いい女1号、ボラクチン。これまで言及してこなかったけど、彼女のCVがくじらってのも攻めた配役でばっちりハマってるよな。そりゃま、年嵩の女性だし、他の妃たちとは存在感が違うわけだけど、ここでその渋さ、重さに重点を置いたキャラ設定を前面に打ち出したのが物語の重厚感を出すのに一役買っている。彼女は今作で登場する「魔女」の中でも筆頭のような存在で、現時点に限り、という条件はつくものの、その知識と経験を見事に活用し、野望を成就させている。元々チンギス皇后という強い立場の人物ではあったはずだが、それだけに行動には制限も効いていただろうし、立場にあぐらを描いてしまえばチンギスの死と同時に表舞台から退場していた可能性すらあった。そんな人物を取り上げたオゴタイの器の大きさもみるべき点なのかもしれないが、そこからしっかりとオゴタイの期待に応える働きを見せたボラクチンの胆力と執念は凄まじい。あるべくして、その地位にある人物である。

 ボラクチンの謀略によってトルイが排除され、オゴタイ1強の体制が着実に形作られていく。その陰で尽力するボラクチンを見ながら、どこか心痛めた風のモゲさんも引き続きいい女である。彼女はほんとに純粋で、思いやりと愛嬌で周りに光を与える女性像。現代の感覚からも分かりやすいそのポジションだが、どうやらそんな彼女もボラクチンには思うところがあるようだ。元々ボラクチンだけじゃなくドレゲネに対しても色々と感じていた彼女のこと、今の情勢があまりにもボラクチンの思い通りになってることについて、喜ぶべきだとは分かっていても、どうにも座りの悪さは覚えているのだろう。ボラクチンもシタラも、野望のために色々と画策するのは構わないが、どうかモゲさんみたいな心優しき人が苦しむことにだけはならないように願いたい。

 ドレゲネさんは現在行方不明なので置いとくとして、そんなドレゲネさんの行方を追う我らがシタラさんだって、そりゃいい女ではあるよ。ただ、現時点では彼女はボラクチンというあまりにも大きな壁を前に行き詰まってしまった状態。必死に打開策を模索した結果グユクというキーパーソンに辿り着いたものの、そこにはすでにボラクチンたちの手が回っており、なんとドレゲネの息子がソルコクタニとの婚姻を命じられるという。これにてオゴタイ・トルイの関係性が決定的なものとなり、一族内の構図はボラクチンの思い描いた通りになる。そして、どの目線に立ったとしても、この命令を拒否する理由はないのである。シタラさんもそんな命令を盗み聞きして「すげぇこと考えるもんだ」とびっくりこそしたが、そこに異を唱えるつもりはなかったはず。

 ソルコクタニにとっては事実上の「敗北宣言」となるこの婚姻。シタラが伝達役を買って出たのは単なる気まぐれだろう。今更ソルコクタニと顔を合わせる理由はなかったはずだし、なんなら「トルイの世を守るために!」ってんで送り込まれたシタラは目的を果たせなかったのだから、「合わせる顔が無い」関係のはず。それにも関わらず、多分シタラは「ソルコクタニのやつ、さぞかし悔しかろうな、吠え面かく様子でも見に行ってやろうかしら」くらいの気持ちで向かったのだろう。このモンゴルに着いて最初に敵意を剥き出しにしたのはこのソルコクタニに対してなのだから、意趣返しのつもりで拝みに行った気持ちは分からんではない。

 しかし、残念ながらソルコクタニの反応は予想外のもの。トルイを亡くして失意に沈むソルコクタニは、かつてシタラを煽った(シタラが勝手に煽られたと感じた)覇気を失い、一方的な命令も二つ返事で受けちゃう生ける屍状態。見方次第では「これにて復讐完了」とザマァして高笑いでもできたかもしれない状況だが、想定外のソルコクタニの反応が逆にシタラの逆鱗を刺激してしまった。

 「1人殺されたくらいで悲劇のヒロイン気取ってんじゃねぇよ」は相当に理不尽なキレ方には違いない。ソルコクタニからしたら「知らんがな」でしかないし、別にソルコクタニが直接虐殺を命じたわけでもない。なんならシタラが「原論」にこだわってたことすらソルコクタニは知らないはずだ。そんなシタラが突然キレる。そしてその喝は、「お前のトルイへの気持ちはそんなもんか!」と聞こえるわけだ。この一言で一念発起、そう、ソルコクタニもまた、強くて「いい女」なのである。トルイが死んだことはもうどうしようもない、それならばその遺志を継ぎ、誇りを守ることが、妃たる自分の役目なのだと、ソルコクタニはそう判断したのだろう。

 まだ動乱は終わらない。回り始めた運命が、シタラの望んだ方向へ転がるのだろうか。

 
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