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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 急転直下、第9話。緊迫感のある恋愛観、「これがドロドロ恋愛ドラマかー」とか一瞬思ったが、多分そういうことじゃない。

 正直に白状しよう、何が起こっているかさっぱり分からん。各シーンの演出意図を汲み取って繋げていこうとは一応試みたのだが、加齢のせいか最近だいぶそういうセンサーも衰えてきて、現時点では理屈でも感覚でも、今回のお話が何を伝えたかったのかを掴むことができていない。まぁ、分からんかったもんはしょうがないし、もしかしたら「分からないのが正解」なのかもしれないので、とりあえず現時点で分かること、分からないことを仕分けていくしかないだろう。

 といっても分からないことが大半だが……まず、今回最大の焦点となったのは「ララとルカの関係性」である。余計なことを考えなければ、単なるガキンチョのルカと世間知らず(地上知らず)のララの恋愛の初期段階みたいな状態は初々しく微笑ましいものである。告白シーンでのルカの反応からも分かる通り、少なくともルカ側がララのことを悪しからず思っており、「できれば付き合いたい」というのは隠す必要もない本心である。そして、そんな不器用なルカを見守りながら「王子様」として見定めようとしていたララからのベクトルだって、決して悪いものではなかったはずだ。どん臭いルカに対してマイナスイメージを抱く部分も少なからずあるが、だからとて愛想をつかすわけでもなく、「一緒にいたら悪くない感覚にはなる」くらいの印象値である。このままの歩速で進んだ時に結果がどうなっていたかは分からないが、まぁ、「可能性はありあり」くらいの関係性だったんじゃなかろうか。

 しかし、そこに余計な縛りを設けるのが「本当の愛」というややこしいフレーズ。ララは一族の命運を背負い、タイムリミット付きで本当の愛を探さなければならないという意識がある。これが彼女を急き立てており、「ゆっくりとふつーの恋愛関係なんて構築してられない」というヤな焦りを生む。また、ララの地上世界についての理解が万全でないこともこの焦りに拍車をかけており、「恋愛のなんたるか」「現代の恋愛像は如何なるものか」を把握していないがために、何が正しいのか、自分の感覚を信じることができず、他者の一般的な恋愛観を借りてくることしかできなくなっている。世の中に「一般的な恋愛観」などというものがあるかどうかも分からないというのに。

 そして、ここまでの前提で1つ、私自身が大きく勘違いしていたことがあると気づいた。「ララは地上のことに疎く、恋愛初心者で付き合うとかどうとかいう概念すらよく分かってない」と赤子扱いしていたのだが、よくよく考えてみれば、ララって「人魚姫」なんですよね。つまり、悲劇が起こったあの日まで、決して短くない期間を本物の王子様と過ごし、いくらかは愛を育んでいたはずなのだ。少なくとも「地上の人間との恋愛ビギナー」では無いはず。ただ、そんなララはルカとの関係性に王子との過去を重ねるような様子もなく、まるで一から恋愛をやり直すかのように、手探りで方向を探っていた。このララの感覚は、意図してのものなのか、彼女自身が、「王子様との過去」を切り捨ててしまっているが故なのか。

 とにかく、「本当の愛」を感覚的に理解できていないという負い目がララを無駄に急き立てており、「何を成すにしても急がないと」というヤなネガティブ展開を促す。周りの空気にも押されて告白イベントを繰り広げてみるも、残念ながらララのヘンテコな焦燥感などルカに伝わるはずもなく。このことが理解できないというだけで、ルカくんが責められているような状況になってしまうのはなんとも不憫。ただ、今回のお話の冒頭がカラオケの「50点」だったことを考えると、結局潜在的にララはルカのことをそこまで評価していないことの表れなんじゃないかという気もするのだ(だとしたら茉里はどんな存在なんだ、って話になるが)。

 ルカと積み上げてきたものは「本当の愛」につながりそうも無い(もしくはつながるとしても相当先のことだ)。これはルカが悪いわけではないのだから、純粋にララが「見誤った」結果である。ただ、再三言及していることだが、結局誰も「本当の愛ってなんぞ?」という問題に答えを与えておらず、それを手探り状態のララに見つけろというタスク設定自体が無理難題。そんな精神論じゃ、Z世代の若者はついてきちゃくれません。具体的なサジェストをお願いします。

 ということで、具体的なビジョンを持つ関係者たちが一斉に動き出す。何やら体調不良を訴えて衰弱していた魔女様はここ一番で力を振り絞り顕現。ララの行いに「違うそうじゃない」とダメ出しをしつつ、何かしら具体的な問題解決のために駆け出している。リサも同様に現場へ赴き、ひとまずララを救出。琵琶湖の上の魚の襲撃にも動じていなかったことを考えると、リサは少なくともララよりは何か「答え」に肉薄する立場にいるようだ。前回の「リサの行動って結局先延ばしだけで具体的な解決策になってないだろ」という不満について、彼女が明確な答えを提示できるか否か。

 まぁ、なんにしても視聴者目線だと「だから本当の愛ってなんだよ」「どこに行ったらゴールなんだよ」「王子とルカの関係は?」「琵琶湖の上の魚はどうしたらええねん」「魔女さん、今まで何を目的に水槽生活してたん?」「結局、茉里にとってのララって何!?」など疑問はてんこ盛り。残りの話数で、いくらかでも解消されて「本当のエンディング」に辿り着けますように。


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