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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 魅惑の芳忠アワー、第8話。おっさん格好良いよおっさん。でも、若いときからあんなねっとりした声なのはどうなのよ。

 完膚無きまでに打ちのめされてしまう白銀・青・赤連合軍。先週までの段階では「緑の王1人にいいようにあしらわれる王3人ってカッコワロスwww」って思ってたけども、向こうにも王が2人ってんなら話は変わってくる。しかも、新たに現れた灰色の王であるイワさんは、かつての歴戦の王と肩を並べるほどの実力者であったという。世代交代が進んだ他のクランと比べて、埋伏していた灰色は「力を蓄えていた」と言えるわけだ。突然そんなサプライズ要素が飛び込んできては、元々予習をばっちりやる派の宗像に対応出来るわけがない。イワさん曰く「挫折を知らぬ」青の王は、ここに来て初めて、まったくの想定外からの完全敗北を喫したことになるわけだ。

 2人の王の思惑が交錯する霧の中の対決シーンは、なかなかに見応えのあるものになっている。まぁ、ぶっちゃけこのアニメの特性として、微妙に間延びした鷹揚なシーン構成になっているのは相変わらずなのだが、今回はのらりくらりと話を引き延ばして時間稼ぎをするイワさんの思惑のおかげで、そうしたいつも通りの「なんかぼんやりした感じ」までもが戦略の1つとしてカウントすることが出来る。「絶対防御」を誇る灰色のクラン特性も、これまで真正面からぶつかることしか考えていなかった他のクランと良い対比を成しており、ただでさえ見にくい画面が霧に覆われてことさらぼんやりと霞み、イワさんが完全に戦局を掌握していたことが窺える。全てが思惑通りに進んだためだろう、イワさんは考えていることを特に隠さずに全て宗像たちに話して聞かせている。

 彼は緑の王の掲げる「変革」の支持者であり、かつて自分が味わった王どうしの不毛な争い、ダモクレスによる望まぬ災厄などを回避するため、石板の力を開放して人類の「進化」に身を任せることを良しとしている。現時点において、宗像を中心とした「石板統制派」と、比水を筆頭にした「石板開放派」のどちらが正しいかは判断することが出来ない。石板の力自体がどの程度のものかが定かでないためだ。純粋にイデオロギーの問題と考えるならば、比水たちのように規制反対を唱えて革新を推し進めることも保証された権利であるべきだろう。ただ、唯一問題なのは、石板の真理に非常に近い位置にいたシロ・ヴァイスマンが宗像派についているという事実だ。また、これまで最高王権者だった黄金の王も「保守」側に位置しており、事情を知る人間は2人とも「石板は管理する必要がある」と判断したのである。つまり、それだけ石板の管理には危険を伴い、安易な開放が一層の悲劇をもたらす可能性を示唆している。もちろん、それだって支配する側の欺瞞である可能性はあるが、イワさんの信念や比水の目論見もそこまではっきりした目算があってのことではなく、あくまで現状に悲嘆した人間が「何か変革を」というのですがりついた1つの可能性に過ぎない。トータルで見れば、やはり幾らかはシロ側に部がありそうな話ではある。

 しかし、今回そんな思想の対立において、シロサイドの印象を大きく損なう事件が起こってしまっている。それが「宗像の挫折」だ。イワさんの言っていたことはいちいち図星だったようで、宗像は想像以上にへこみ、うちひしがれている。絶対の自信を持っていた人間が折れるとこうも情けなくなるものか、あまりに痛々しい様子で、「結局セプター4の正義ってのもその程度だったのか」と失望されるのは致し方ないところだろう。かつて周防尊が王と見込んだ宗像礼司という男は、もう少し芯のある人物だと思っていたのだが……まぁ、今回ばかりは彼にとっても想定外過ぎたというのもあるし、自身のダモクレスの損傷の早さから来る焦りもあるのだろうが……。

 そして、そんな宗像の「揺れ」をより端的に表しているのが、まさかの伏見の造反である。セプター4の中では淡島さんに続いての実力者だった猿比古だが、新たな上司として見込んだ宗像のふがいない姿に彼も戸惑った様子。檄を飛ばしに出向いたものの、そこで見たのはあまりに情けない上司の姿。あげく、これまでクランのために働いてきてわずかでも繋がりが出来たと思っていたところに、裏切り者のレッテルまで貼られ、元々根無し草だった彼にも変革を迫られる。個人的には、猿ってのはもう少し野心家で、確固たる自己を持つ人間だと思っていたのだが、今回宗像との言い合いでは割とマジで感情的になっていた様子。青のクラン、全体的に予想以上の脆さだった。突然仕事を放り出してバックれてしまった猿。その一番の被害者は、中間管理職の淡島さんだったりするのである。可哀相に。

 ここからは「石板奪還作戦」になるのだろうが、どのあたりを中心に回っていくことになるんだろうか。比水はとりあえず全力を使い果たしたのでしばらくは充電期間が必要だろうし、シロも情けなくへこんでいたので、クロやネコから励まされて頑張れるまではしばらくかかりそう。今回一番被害が少なかったのは吠舞羅だと思われるので、アンナを中心に「分かりやすい馬鹿」をコントロールして一念発起といきたいところだが……。

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 思わず「なるほど」と膝を打つ第7話。確かに、その配役ならそうなるやろ。相変わらず鷹揚な演出方向も、ここまでビッグネームが出揃った会談の場だとしたらしゃーなしやな。

 今週は「ぐんぐん塔を登っていく比水くん」の巻。中盤、階数とかいう概念を無視して超スピードで登っていく謎の発光現象の描写があったから「これもう各フロアに警備おいても意味ないし、隔壁とか役にたたんやろ」と思ったのだけど、そっからアンナとの試合になったらちゃんとビルの中をのんびり飛んでましたね。ミハシラタワーの構造と規模がさっぱり分かりませんわ。あれだけの高層建築でどこにどういう階段ついてんだよ。大体階段なら1カ所を延々上に登るはずやろ。加えて紫ちゃんがあっさり床をくり抜いて下の階に移動してたんだから、やろうと思えば逆に天井ぶち抜いてショートカットするのも余裕やろ。そもそも、アンナと比水が併走してるシーンは2人ともほとんど飛んでるようなもんなんだから(一応比水は跳躍してる描写になってるが)、もうシロたちと同じように外壁伝って行った方が早いやんけ。シチュエーションだけを見たら突っ込みどころしかないぞ。

 そして、今作の特徴として、「アクションシーンは気合い入ってるんだけど、やってるバトルはドラゴンボールばりに雰囲気だけ」という点も。「アンナと比水は直接ぶつかるとどっちが強いんだろう?!」とか気になったのに、お互いに赤いエネルギー弾と緑のエネルギー弾をぶつけ合ってるだけだからあんまり「王どうしの戦い」っていうスケール感が出ないし、攻撃自体は単調。スクナみたいに武器を駆使して戦うと見た目にも映えて本作の売りである大仰すぎるアクションでもしっくりくるんだけども。まー、今回の比水の特攻はあくまで前座ってことで納得しておきましょうかね。一応彼の能力にも説明が付され、「実はリビングデッドだったけど特殊能力で心臓などの生体をコントロールしており、その運動をチャージ&ブーストさせて今回みたいな無茶なことも出来るよ」とのこと。つまり1年に1日分しか心臓を鼓動させないことで若さを保っていた聖闘士星矢の老師と同じ理屈だ。普段拘束具で極力運動を制御していたのも、この日のために運動量をセーブするためだったってことか。いや、別に拘束せんでもいいとは思うけどね……。

 こうして比水が突っ込んできたわけだが、もちろん彼の運動能力についてのネタが割れていたおかげでラストの宗像スラッシュであえなくガス欠。ドレスデン石板を前にして、これまで対面することの無かった2人の王がゆっくり対話する機会を得た。すげぇ余談だが、この「王どうしの対話」における各々のクランのイデオロギーについては、Magicのカラーホイールと対応させると割と面白い。これまで「緑ってなんでネット関係の能力者なんやろ?」と不思議だったのだが、彼らの理念はあくまでも「生命の有るべき姿を有るべきままに」というもの。「野放図」というのは別に弱肉強食の野生にだけ適用される概念ではなく、「人間としてやりたいことをやる」という自由さの尺度にもなる。ネットの中で好き放題遊んでいるスクナだって、立派に緑のクラン・ジャングルの体現者だったということだ。自然の摂理に任せることを奨め、人間が必要以上にコントロールすることを嫌うのはまさにMagicにおける緑の立ち位置そのものだったのである。そうすると、緑が青のクランと仲が悪いのは必然なんだよね。シロ(白?)とはそこそこ話が出来るのも分かる。ただ、Magicと違って緑と赤も仲が悪いんですよ。おそらく緑の使っている道具立てが野性味からはほど遠いものだったせいなんだろうなぁ。ジャングルの理念はグルール・ゼナゴスあたりの赤緑の理念が近いんだけどなぁ。これで赤の王がアンナじゃなくて尊だったらまた話は違ってたのかもね。

 Magicのカラーホイールでは白・青・赤・緑があり、これに無色や黄金(多色?)などが加わるわけだが、残る「黒」だけはこのKには登場していなかった(クロはいるけどね)。そこで、今週のびっくりどっきりであるイワさんの正体だ。何と、緑の王は何も単体で他の3つのクランに喧嘩を売っているだけではなかった。黄金の王の死を確認し、残るクランは無色を除いて5つ。その残る1つのクラン・灰色が緑と手を組んでいたのである。「灰色」の持つ特性は現時点では謎に包まれているが、イワさんが塔を登る際に用いた霧の魔術や、「死んだと思わせて登場する」という手管などから、少なくとも単なるパワー馬鹿でないことは間違いない。っつうか、あの風体、あの声で単なる悪者は出てくるまいよ。さて、予想外の戦力の参戦で、目の前の石板を巡るバトルはどうなっていくのか。今回淡島さんがずっと辛そうな顔してたし……宗像も間もなく……。

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 赤のクランがおそ松とカラ松と一松のチーム、第6話。近くに十四松もいるから仲間に入れてやれ。あと、アンナが提案したり決意したりするところがミス・モノクロームに聞こえてしまうと、その後の展開が壮大なギャグにしか見えなくて辛い。

 相変わらず中身はのんびりゆっくりな本作。今回も「緑のクランがミハシラタワーに乗り込んできました!」というだけでおしまい。わざわざ講堂に全員を集めてシロが作戦会議をするくだりとか、普通にアニメだったら絶対にあんな尺を食うシーンじゃないよな。淡島さんのおっぱいがいちいち揺れるのは結構なことだが、そういうところも含めて諸々がゆっくりじっとり、まるで狂言や歌舞伎のようにいちいち間を取りながら進んでいく謎のテンポである。まー、バタバタと慌ただしいよりはいいと思うけどね。今期もそういうアニメ少なくないしねー。

 さて、本気で乗り込んできたジャングルの面々。シロがはっきりと台詞にしてしまったけど、緑のクランは単体で他のクランを3つまとめあげたものと同等か、もしくはそれ以上に強いらしい。実際、これまで紫ちゃんやスクナを相手に他のクランが優位に立った展開は一度も無く、少なくともタイマンで勝てるマッチメイクは存在していなかった。おかげでシロが選択した作戦は「とにかく赤と青の全力でもって紫とスクナを止めるよ」という恥も外聞もないもの。それは作戦というか、単なるゴリ押しなのでは。でもまぁ、実際に「それくらいしか方法が無い」のだからしょうがない。これまでメインになってドンパチやってた連中が十把一絡げのモブのようにかたまり、なんとか2人の突撃隊長を止めようと必死だ。幸い、「白銀のクランの真の力」とやらの恩恵を受けるクロだけはこれまでよりも動きが良くなっており、ネコとの共闘ではあるが、スクナに防戦を強いているのは割と偉い。このアニメはパワーアップイベントとかやってる余裕がないので、「シロの近くだと何となく強い」という便利設定を最大限に使っていくしかないだろう。逆に、八田とか淡島さんはあんまりいいとこなし。やっぱりひとかたまりになってモブ扱い。流石に草薙さんくらいは仕事してくれると信じているが……鎌本は駄目っぽいな。

 そして、満を持しての比水突撃開始。どういう能力なのかはさっぱり分からんが、これまでの車椅子+拘束具はいわゆるリミッター的な演出だったということか。開放された比水は「育ての親(?)」のイワさんの制止も聞かずにフルパワー特攻。イワさんもちょっと呆れた顔をしながらも割と楽しそう。普通に考えてあの出で立ち、あの声でイワさんも非戦闘要員で終わるとは思えないし、緑のクランはやっぱり強すぎますな。王権者の出撃で、残るアンナ・宗像がどれくらい仕事をしてくれるものやら。宗像はここで無理するとバッドエンド一直線な気がするしなー。こんだけ念入りに準備してまだきびしい状態ってのは負け展開だよなー。

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 ネコのネコフォーム久しぶり、第5話。ネコ状態とヒト状態、どっちの尻がいいかは悩ましいところだな……。

 なんかさ、進行遅いね。いや、確実に歴史のページは刻まれていっているのだろうが、その進み具合が実にまったりしている。思い起こせば1期の頃も非常にゆったりしたペースだったために勝手に2クールあるものと勘違いしていたのだった。このデザインはシリーズの基盤なんだろうか。

 ゆっくりに感じられる原因はいくつかある。1つは、実際に話が進んでいないという身も蓋もない理由。前回もちゃぶ台同盟結成の話だけで終わったし、今回だって「赤と青はそれなりに連携できてるよね」っていう話と「緑の王がシロと直接話をしにきたよ」っていう内容だけ。そりゃ急展開になりようがない。そして、その1つ1つがまたのんびりしている。特に比水とシロの対話シーンはBパートの殆どを使った随分長いものになっていて、その割にあまり新しい情報もない。一応「無色の王が乗り込んできた発端も比水が一枚噛んでいたよ」というのは新しい情報だったが、こんだけ暗躍している人間について、悪だくみが1つ追加されたところで「まぁ、そうやろな」という程度のもの。むしろ、全ての事件の原因が比水1人に集約されてしまったことになるので、構図はよりシンプルなものになった。結局「変革」の緑VS「不変」の白銀っていう対立構図が最終的な天王山になるってことだよな。

 こうして分かりやすくなった図式。あとは4人の王様が組んずほぐれつ、権謀術数を巡らせるだけである。話がまったりしている最大の理由は、「王が全員鷹揚に構えてるから」だ。特に比水はしゃべり方も常に一定のペース、ゆっくりしてるもんだから、急いで状況説明する役割には全然向いていないのである。まぁ、こうして泰然と構えていた方が王らしさはあるので、演出方向としては決して間違っていないのだが。流石に次あたりで大きな動きが欲しいもんだなぁ。

 無色と緑の対立に加えて、残ったクラン、特に青の方も今作ではキーになる存在。回りの面々は宗像の状態に大体気付いており、青の王の死は避けられない展開。まー、1期が赤だったんだから2期は青になるしかないわな。自分の死についておよそ理解していると思われる宗像が、残された時間で自分に出来る全てをやりきろうとして虚勢を張っている姿はなかなか痛々しい。淡島さんはどんな思いで彼の強引な行動を見守っているんだろうか。しかし、これで宗像が死んだら青も赤も女性が王になる可能性があるんだよな……いっそ白銀のクランもネコに継がせてしまうのはどうか。

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 社はネコのおっぱいについてどう思っているのだろうか、第4話。あれだけ執拗に押しつけられても特に何も反応しないっていうのは……まー、ヴァイスマンも長く生きすぎたからなー。

 割と動きに乏しいお話だった。っつうか、なんかやたらと進行がゆっくりなお話だった。圧巻なのは円卓会議改めちゃぶ台会議のシーンで、「緑のクランに対抗するために手を結びましょうよ」っていう本当に簡単な相談のためだけに、やたらと尺を割いてのんびりゆっくりとした画面が続いていた。まぁ、3つのクランの王が同じ場所に出揃う機会なんてのはとても貴重だし(実際は過去の例を見るとそうでもないんだけども)、3つのクランが共闘態勢を表明するというのは歴史的な転換点ともいえるので、その重要さを表すためにたっぷりと尺を取ったとも考えられるか。その割に緊張感が無いのはあの場所を選んだ社が全部悪い。お茶くみに引っ張り出された菊理ちゃんが可哀相である。

 映像だけを見ていると「ネコが社に巨乳を押しつけるシーンを延々見せ続けるために偉い人が呼び出された」みたいなシーンではあるのが、実際には重要な会談の場。全てのクランが緑に手を焼いていることは事実であるため、共闘宣言は予想以上にすんなりと締結された。これでもし赤の代表が尊だったらこう簡単には進まなかった気もするのだが、アンナが王になってからは色々と話が早くて助かる。そう考えると、今まで赤やら青やらがごたごたしてたのって、大体は尊さんのせいだったってことになるのだが……まぁ、しょうがないよね。基本的にクランってのはイデオロギーが違うからこそ分かれているんだし。今みたいになあなあで進行するほうが珍しいのだろう。実際、共闘宣言こそとりまとまったものの、「石板」については宗像と社の間でまだ折衷案が見つかっておらず、黄金の王の後釜を巡る問題については色々とデリケートな部分も残っているらしい。宗像さんが現在の身体でそんな重たい荷物を1人で抱えてちゃ、どう考えても死亡フラグにしか見えないのだが、彼のことだしどうせ全てのお荷物を背負い込んで墓の中まで持っていくつもりなんだろうなぁ。結局、あれだけ毛嫌いしていた尊とやってることは大して変わらないのよね。

 白銀・赤・青が手を組む中、緑のクランは相変わらずの自由気ままさであるが、今回は猿・八田のコンビを相手にスクナが1人で大立ち回りを演じるというシーンが。うーむ、猿も八田も純粋な武力だけで見ればクラン内でもトップクラスのはずなのだが……完全に噛ませ犬ポジションになってしまっているな。ジャングルは少数精鋭なので純正のクランズマンがやたら強い設定なんだろうか。結局クロも紫相手に勝ち星を拾えてないしねぇ。普通に考えればクランとクランが1対1で対立してるならまだしも、連合組んで3対1ってのはどうなんだよ、と思うのだが、緑のクランの場合は赤や青が馬鹿正直に突っ込んできても何とかなりそうな変な存在感があるんだな。次週から本格的に牙をむくことになるのか。

 未だにメンバー3人のチーム白銀。ここから戦力増強って出来るものなんでしょうかね。あ、でも今回久しぶりに一言様のお言葉が聞けたな。クロはあれでドーピングしてなんとかなるのかしら。

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 わーい、菊理ちゃん再登場だー! 第3話。え? 社? あんま興味ないですね。

 今回は何と言っても緑のクラン、ジャングルの内部事情が描かれたことが最大のトピック。赤の吠舞羅の本拠地はこじゃれたスナックバー、セプター4の本拠地は立派な庁舎。それでは敵対するジャングルはというと……六畳一間だった。しかも、ネット技術を駆使して仮想空間での繋がりを主にするハイテク集団っぽいのに、一歩間違えばゴミ屋敷になりかねないような雑多なお部屋。その部屋には、今シリーズから登場して好き放題に暴れている釘宮ボイスの五條スクナ、劇場版から登場してクロとの因縁を楽しんでいる御勺神紫の2人に加え、芳忠ボイスのナイスミドル、そしてクランのボス、緑の王である比水流の4人が狭い中にごちゃごちゃと共同生活を送っていた。部屋の背景を見ているだけで色々と生活スタイルが想像出来る部分が楽しくて、特にスクナの趣味とおぼしきゲーム関連の張り紙、「ゲームは11時間!」改め「セーブできるまで」とか「ゲームは一日∞」とか、保護者の面々が御苦労されている様子が確認出来る。他にも冷蔵庫には「明日はにくじゃが!」なんてのも貼ってあって、相当所帯じみた連中であることが分かる(炊事をやってるのはおそらく芳忠さんなんだろうな)。そして、そんな日本家屋にはまったくそぐわないのが、比水が座っている変な椅子。治療器具みたいにも見えるいかにもサイバーなマシンはただでさえ狭い部屋をさらに圧迫しており、そのギャップが一際違和感を引き立てている。比水は一体どういう状態なんだろう。その後の会話で社(ヴァイスマン)との因縁も浅からぬ様子が窺えるので、今シリーズの中核を担うことになるのは間違いなさそうである。さらに、彼の重要な属性として「ネコの素性を知っている」ということも明らかに。なんか、全然似合わない本名っぽいものを明かされていたが、言われてみればネコの素性って今まで大して気にしてなかったけど大問題ではあるんだよな。あんな能力を持っているわけだし。能力の無茶苦茶さを考えると、確かに「仮想空間」を渡り歩く緑のクランに関係あるという展開は納得出来る部分。「不変」の王である白銀、「変革」の王である比水。その関係性はどうなっていくことやら。

 そして、学園ではクロとネコが菊理ちゃんと再会している間に、スクナが八田・猿と小競り合い。劇場版以来、八田と猿のいちゃいちゃが度を過ぎていてちょっと困りますね。八田ちゃんが出歩くと必ずアイツが待ってるもんだから、もう、完全にわざとにしか見えないし。わざわざ二人が揃ったところに襲い掛かってくるあたり、スクナはよほどの自信家なのだろうか。時を同じくして、クロは熱烈なラブレターを送ってきた紫ちゃんとの逢瀬。紫はやっぱり兄弟子なだけあってクロ相手にも一方的な試合展開。劇場版の時もそうだったし、クロはそろそろ自分の実力を鑑みて何か対策を考えないと駄目だよな。無策に突っ込んで勝てる相手じゃないんだから。もちろん、味方がピンチならそこにヒーローが駆けつけるのはお約束。満を持しての社復活。来週からが本番、な感じ。まぁ、社ってピンチに駆けつけてもあんまり頼りになるイメージじゃないんだけどさ……。

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 やっぱりこのアニメ、なんか綺麗で好きなんだよなぁ、第2話。前回の冒頭みたいなとにかくガチャガチャして見にくくすらある戦闘シーンなんかも味といえば味だが、それ以外の部分、人物の表情とか、細かい目の動き、髪の毛の見せ方、そういう部分に今作らしいこだわりが見えるのが綺麗なんだ。

 1話目が「とにかくガチャガチャ」のお話だったので、今回はとりあえず劇場版からの流れをまとめて、現在の赤・青・白銀の3つのクランがどのような関係性なのかを確認するお話。青と赤については相変わらずの小競り合いが続いているが、尊が失われ、アンナが新たな王となったことで、以前ほど理不尽な殺伐とした雰囲気はなくなっている。その上でアンナも「戦えば負けない」と言っているように、決して和平を結んだり、なあなあになったりするわけでもない。今回も「白銀のクランにいるクロやネコをかくまってやろうか?」という意識は同じだったが、各々が独自の意志で行動しているだけで、同じ理念で行動しているというわけではないのだ。

 そうして緩やかな和平状態が続く中で、不穏な因子は現在2つ。1つ目は、「王殺し」の負荷によって危うくなっている宗像のダモクレスのこと。そして、そのことで淡島さんが声をかけたのが、かつてセプター4で重要な役割を担っていたという、ベテラン選手の善条剛毅という人。彼はかつて、宗像の前の代の青の王が同じように鍵を崩壊させた際に、命を奪って危機を未然に食い止めたことがあるという。そのことが影響したのか、それとも本人の意志からか、現在は窓際に身をやつしているようだが、淡島さんは彼の実力を認めており、宗像の現状を見て手助けを求めている。しかし善条の答えは「宗像の右腕は淡島さんである」というもの。つまり、今回の最終話あたりで宗像が鍵を保てなかった時には、淡島さんが宗像を殺し、そのまま青の王を引き継げってことなのかしら……どうなるセプター4。淡島さんの他に王を継げそうな人間って、強いてあげるなら猿比古くらいしかいないからなぁ……。ちなみに、既に製作発表の時点で話題になっていたが、ナイスミドル善条剛毅の中の人は、周防尊役・津田健次郎その人である。尊が死んで出番がなくなってしまったツダケンだが、いまやすっかり「K」の顔。登場させないのは勿体ないので改めて新キャラで登場願っているわけだ。格好良い声が多すぎる世界だぜ。

 不穏な因子の2つ目は、緑のクランの動向。劇場版からの引き継ぎで前回もそのあたりが燻っていたが、吠舞羅やセプター4と違っていかにも悪役然とした緑のクラン。白銀のクランの数少ないクランズマンであるクロとネコはどうやら狙われているらしいとのこと。クロとネコは、早いところ身を固めないと色々きな臭くて大変である。そのために青も赤も2人をかくまおうとしているわけだが、2人の答えはそれぞれにNO。「ちゃんと帰る場所がある」ってんで学園寮に戻るところはいかにも「家族」としてのクランを表していてとても良いシーンだった。未だ部屋に残っている3つの茶碗。来週は社も登場するっぽいので、白銀の再始動にこぎ着けられると良いなぁ。

 まぁ、そうならなくても、延々アンナちゃんの膝枕でゴロゴロするネコが見られればそれはそれでいい気もするけども。

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 世界的にニップレスは星形と決まっているのだろうか、第3話。そもそもどこ発祥の文化なんでしょうね。

 今回は荒事無し。そして、個人的にはそういう話が好みなのです。どったんばったん暴れるのではなしに、しれっと倫理観に欠けたことを言ったり、日常的な場面で突然リンチの光景が目に飛び込んできたり。そういう「日常的な殺伐感」の方がアウトローしてるな、って感じがよく出る。ロアナプラがいい町に見えるのはそういうところからですね。この世界もなかなか素直に狂っていて良いです。

 前回はニックの化け物じみた姿を描写するのが主な目的だったが、今回の主人公はウォリックの方。何でも屋の「よくしゃべる方」っていうだけの認識だったウォリック。もちろん荒事だってこなすのだろうが、これまでのお話では疲れそうなお仕事はほとんどニックに任せており、本人は銃を使ってもあんまり上手くないなど、戦闘向きでない雰囲気に満ちている。そんなウォリックは何をして生きているのかというと、なんと「職業:ジゴロ」とのこと。ジゴロって言葉がこんなに飛び出すアニメは初めて見た。そもそも、ジゴロって職業じゃない。彼が行っているのは女性相手の性商売であり、言ってしまえば「男娼」である。まぁ、「ジゴロ」とは類義語というくくりらしいので間違っちゃいないのだけど。あまりにも手慣れたジゴロっぷりはとても説得力があり、自宅に女囲ってる割にはその後の処理も手慣れたもの。上玉のお客さん相手に的確にお仕事とをこなして稼ぎも上々のようである。普通に考えたら顧客の信用を失わないためにも自宅に女は招き入れないとは思うのだが、平気でそれをやってしまっている上に、アレックスがふっといなくなった時にも予想通りとばかりにケロッとしてたので、案外前にもこうやって気まぐれで女性を拾ってきたことがあるのかもしれない。

 そんな「商売熱心」なウォリックが今回見せた感情は、ニックへの強い思いである。娼館ではニックを馬鹿にされたことで柄にもなく激怒し、2人の絆が並々ならぬものであることを窺わせる。同時にニックの方も「元の仕事」とやらに呼び戻されていたが、ウォリックとの今の生活に満足しているということを伝えてやんわりと断っている。単なる猛獣ならば人をよりたくさん殺せそうなマフィア傘下に戻りそうなものだが、それをしないということはきっと2人の間には相思相愛のつながりがあるということなのだろう。こういう「野郎2人の無言の絆」ってのは実に良いモチーフですね。いや、ホモホモしい意味ではなく。むしろ、こういう暑苦しい友情物語ってのは昔から少年漫画にかぎらないドラマの鉄板だったはずなのだが、最近はどうも、歪んだ見方が増えてきていけない。素直におっさん同士の友情を楽しめれば良いのに。

 本作の難点は、女性があんまり可愛くないこと。アレックスは美人さんなのだろうが、デザインがいまいちしっくりこないので、面長なデザインが「美人」に見えにくい。スタイル抜群というセールスポイントについても、この町の女性は一人の例外もなく全員が爆乳なのでいまいち説得力が無い。ウォリックたちと家にいるときに肩紐がだらしなく崩れちゃってる描写なんか、普通だったらとてもセクシーでナイスサービスなはずなんだけども……やっぱり野郎の方に焦点を当ててるせいかなぁ。ビッグママも爆乳だったけど可愛くないしな(当たり前)。なんでこういうドラマの「元締めやってるおばはん」って必ずああいう格好してるんだろうね。あ、そういえばウォリックのお客さんのマダムは可愛かったかも。っつうかエロかったかも。ああいう濡れ場をしれっと描いてしまうのも、アウトロードラマの良いところですね。

 最後にすげぇどうでもいい話だけど、キャストロールの中にキョウリュウブルーの名前があってちょっとびっくりした。確認したら、ちょいちょいアニメ声優の仕事もしてるんだね。

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 なにこの綺麗なエンディング、最終話。近年の1クールアニメの中で、ここまで普通に最終回っぽさを出して最終回っぽく終わったのは久しぶりに見た気がする。ベタっていいよね。そして、何の遠慮もなくシームレスにぶっこんでくる「ハイスクールD×D」3期決定の報。いや、そこで完全に同じ作品みたいな扱いにするんじゃねぇよ。……いや、同じ……か? 楚南さんとリアス先輩は結構声質が違うことは分かった。

 さておき最終回。前回プリンスが政府軍に攻め込まれて大ピンチを迎え、今回でいよいよ最大の巨悪たるプリンスが倒される回になるのかと思いきや、なんとリッツの手助けを得て、正義(ペンギン)と悪(プリンス)の夢の共演が実現、無事に「共通の敵」を打倒しての大団円と相成った。いや、そりゃそうなるんだろうけども、出来ればプリンス勢がもっとボコボコにされるところも見たかった気がする。一番納得いってないのは、ここまであれだけの関係を築いてきたリッツが、割とあっさりプリンス側と手を結んでしまったことで、感情的にはリッツはずっと正義を守る「敵対者」でいて欲しかったんだけど。まぁ、この大団円を迎えるためには、「共通の巨悪」を登場させるしかないので致し方ない措置ではあるか。ツンでれるリッツが可愛かったので良しとする。

 そして、舞台さえ揃ってしまえば、あとはもう、世に溢れる「最終回テンプレ」にのせるだけの簡単なお仕事。すんでの所で救出出来たダイミダラー2機に搭乗して反撃に転じる孝一と霧子。更なるピンチに駆けつけるリッツ、ゲストキャラシックスの手助けを受けて復活する将馬など、そりゃまぁ、盛り上がりますよね。これまで登場したどのキャラにも満遍なく活躍の機会が与えられており、悪辣な政府軍を相手に勧善懲悪というか、観エロ懲健全の物語が分かりやすく紡がれていく。一応「健全と言いながらエロから目を背けることは正しいことか」という社会風刺的なメッセージ性もあるにはあるのだが、「こいつらに言われても説得力は無いな」みたいなギャグが前提なのでそこはそれ。「愛とはエロの文学的表現にすぎない」っていうのはけだし名言だとは思った。

 笑いどころとしては、高らかに「健全」を歌い上げたダイケンゼンが、即座に街を蹂躙する悪逆非道のモンスターへと化してしまうあたりである。最後の最後までこの「正義を歌い続ける悪魔的存在」っていう転換が面白い作品だった。今回のエピソードでは「正義」「悪」がもう一回反転して改めてダイミダラーが正義側になったかのような錯覚を覚えるが、決してそんなこたぁないからな。霧子なんか「私たちが愛し合うのはそんなに悪いことか!」と涙ながらに訴えていたが、別にイチャイチャするのが悪いんじゃなくて、そのイチャイチャがダイミダラーを操縦して街を破壊して回ってのが悪いんだっつうの。今回ダイケンゼンが暴走したのも、実際はプリンスの3博士が直接の原因であり、やっぱり作中で最も悪いのはプリンス勢なのである。それをさも正しかったかのように丸め込んで綺麗に終わらせてしまうシナリオラインは、したたかというか、馬鹿というか。いいはじけっぷりである。

 そして、最終戦ということでロボット3機と巨大ロボットダイケンゼンのバトルは、これまでの総決算的な意味合いを込めた大盤振る舞い。ペンギンロボは正統派の格好良さになるし、2機のダイミダラーも、ここまで大仰に立ち回っているとやっぱり「ダサい」よりも「恰好いい」が先に立つ。徹底的に手書きベースにこだわり、昭和の匂いがするもっさりロボモーションと、光学兵器で暴れ回るダイケンゼンの対比が非常に分かりやすく、最後のインサートブレイクもキマっている。ロボットものの格好良さっていうのは色々な要素があるが、今作におけるロボの鈍重さ、迷惑さも、1つの格好良さのファクターといえたのではなかろうか。

 結局、終わってみれば誰も不幸になっていないという綺麗過ぎるハッピーエンド。帝王様は最後の最後まで人格者であらせられ、今作をまとめ上げる超越的視点の持ち主として最後まで恰好良かった。ちゃんとリッツが連れていって貰えたのがとても嬉しい。彼女は向こうの世界で末永く幸せに暮らすんだろうなぁ。さぁ、とりあえず帝国が無くなって脅威も去ったのだから、日本政府は改めてプリンスを潰す算段をしましょうね。

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