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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 混迷尽きず、第10話。訳の分からぬ状態はそのまま、1つだけ間違いないのは「琵琶湖、大変やな……」ということくらいである。

 振り返れば今作において何かがはっきりと「分かった」タイミングなんてほとんど無かった気もするのでこのまま勢いでクライマックスを迎えそうだが、そんな中でもなんとか問題を切り分けて理解に努めなければいけない。いくつか今回のお話でも言及された部分はあるので、分かったことと分からないことを簡単にまとめておこう。

 一番大きな進展はサブタイトルにもある通りにララが持っていると言われた「刃」、つまり、私がこれまで「琵琶湖の上の魚」という長い名前で呼ぶしか無かった謎のフライングオブジェクトについて。以前から魚だったり刃物だったり大量破壊兵器だったり、謎に包まれた物体だったが、あれがたびたび落下して人を傷つけていたのは、その存在が「破壊の欲求」であったからだという答えがローワン王から提示された。あれは人魚にしか見えない特殊な存在で、王はあれのことを「光」と称した。これまでララが「お前は特別なのだ」「本当の愛を見つけた時にララの光が人魚を救う」と言われ続けていたが、その「光」とやらが具象化したのが、あの魚であるらしい。ということは、これまで何度か起動したタイミングは、全てララのなんらかの心的な動きに反応していたということなのだろうか。

 人魚を救える唯一の希望だと思われていた「光」が、なぜあんなとこにあって、あんな禍々しい姿をしているのか。それについてもローワン王が(なぜか)解説してくれたが、元来「光」と呼ばれるべきララの特別な力は、かつて「人魚姫」の時代にララが人間と関わりを持ち、手ひどく裏切られたことによって汚れてしまい、そこに人間に対する恨みつらみ、なんらかの呪いを内包してしまったのだという。それが人間への破壊衝動につながっているのかはよく分からないが……でも、以前あの魚が落ちてきて人魚族であるはずのコータも被害を受けてるんだよな。とりあえず現時点では「なんらかの害意」というふうにまとめておくしかないか。

 こうしてローワン王が蘇ってヘロヘロながらも情報を提供してくれるのは、魔女様が死んでしまったためだという。元々人魚族が眠りについたのだって魔女が絡んでたという話で、その根源が息絶えたため、眠っていた人魚族も少しずつ目を覚ましそう。ただ、どっちにしろ現代は人魚が生きるには辛すぎる時代なので、今のままでみんなして目覚めてもすぐに泡になってしまうかもしれないという。結局、あの「光」を当初想定されていた方向に向けることができなければ、魔女がいようがいまいが結末は一緒ということなのか。

 魔女の喪失によっていろんなところに異変が起こり、その代表は琵琶湖の生態系バグ。突然の花々、そして藻の大量発生により船が出せなくなってしまったというが、クルーズが出せないと地元の商工会とかが経済的に結構なダメージを負いそうである。まぁ、作中においては「茉里がララが潜んでいると思しき沖島に行けない」という弊害しかない訳だが、こうして断絶が生まれているということは、わざわざ「光」が発動して琵琶湖をこんな状態にしているのも、ララ(たち)が外野の介入を拒否していることの表れとも取れるか。おかげで茉里やルカもララの現状がつかめず、わずかな手がかりを求めて学校をサボりつつ駆け回るハメになった。

 トンデモ状態の琵琶湖がどうやったら戻るか分からないし、やっぱりこの期に及んで本当の愛と「光」の関係性だって分からない。かつて人間に裏切られた際に歪んで「人間殺すべし」の気をまとってしまったという「光」だが、そんな状態でもまだローワン王やリサが「なんとかしてよララ」と縋りついているってことは、ここからまだ人魚界を復興させられる算段があるということなのだろうか。その辺の「ララについての認識」がまとまってるかどうかがよく分からんのよな。

 そしてもう1つ、一番大きな謎は「結局魔女様って何がしたかったんだろう?」である。今回急に飛び出して憤死してしまったことももちろん謎だし、ラストで出てきたウミヘビとどういう関係にあるかだって気にはなるが、私としてはもっと気になるのは「童話の時代の人魚姫に、なぜ魔女は薬を渡したのか」である。かつて魔女がララに薬を与えて人間との接触を促したことにより、最終的にはその関係が破綻、ララが恨みを抱え光が歪むに至った。つまり、現在のこのどうしようもない殺伐環境が芽生えたのって、魔女様のせいなのである(もっと責任を追及するなら結局はララが悪いってことになりかねないが)。もしかつて魔女様が余計な薬を渡さなければ、人魚族は今も海の底で静かに暮らしていたのだろう。まぁ、人間の進歩が目覚ましく、海の中にまで入ってくるのも時間の問題ではあるのだろうが、少なくとも積極的に人間と拘らずに生きていくビジョンもあったはず。しかし、それを魔女様はぶち壊した。

 魔女がどこまで狙っていたのか。ハナから人魚姫と王子の愛など成立するはずがないとたかをくくって送り出していたのなら酷い話で、その結果としてララの「光」が濁ってしまったのだから、そこに弁明の余地はない。ただ、聡明な魔女様がそんなあからさまな大失敗をやらかすかと言われると多少疑問もあり、「うまくいくことを願っていた」可能性が1つ、そして「光が濁ることまで計算に含んでいた」可能性が1つ。そして後者の場合には魔女様が全部悪いというオチになるわけだが、少なくともこれまでの魔女様の振る舞いを見てると、人魚全滅を願う極悪人には見えないのだよな。魔女様が考えてたことが開陳されない限り、この物語は終わらないだろう。ほんと、何を思って飛び出したんだろう……。

 そんな魔女の考えは誰にも理解できず、ララの「本当の愛」もまだ見つかっていない。茉里の行動が随分大胆になってきたので、もしかしたら「愛」のとっかかりにはなるかもしれないが……やっぱりそうなるとルカのポジションは不憫やな……。

 
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