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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
可愛いの大渋滞、第11話。なんかもう、画面見ながらずっとニヤニヤしちゃうだけのアニメ。たまに変な声も出ちゃうくらい可愛い。普段から可愛いのに猫まで出てくるとコンボが強すぎる。 Aパート、「吸血鬼ちゃんと反省会」。冒頭「最近石川さんに頼りっぱなしだ」と猛省する大鳥を見た時点ですでに「善い奴すぎるだろォ!」と叫びたくなる。ほんと、この主人公は何を言っているんだ。以前からこのアニメは「阿波連さん」とよく似ていると思っていたが、ある意味で大鳥はライドウすら超える黄金の精神を持っているのかもしれない(あいつの輝き方は別次元だが)。そして、そんな大鳥に負けず劣らずの善性を誇るのが我らが月菜ちゃんなわけで。美少女の涎まみれの髪の毛なんて、単なるご褒美ですやん。いや、本人からしたらイヤなのは分かるけども。「よだれ」って可愛く言っても別な表現だと「体液」ですからね。これはこれで距離感バグってるダイレクトコミュニケーションですよ。 そうして2人であの日の夜のことを思い出しつつ、次に向かったのは打ち上げのお好み焼き屋。アニメの高校生、お好み焼き屋大好き説(前クールの「ブスに花束を」など)。みんなでそれぞれに作って分け合うなんて文化、私の周りにはなかったなぁ。そしてクラスみんなの打ち上げの座席で「女子3:男子1」で平然と座れる大鳥とかいう化け物。いや、クラス全体でもすでにこの配置はデフォなのだろうが……冷静に考えると思春期の男の子でこれを平気でやれるのって結構すごくない? そして、その座席がベストだという現実もすごくない? お好み焼き屋でのあれこれは月菜が全部可愛すぎて悶絶したが、最終的にその可愛いビームが全部楠木さんに叩き込まれることになり、今回は楠木さん大崩壊。その後の猫カフェも含めて、だいぶ大きく月菜との距離感も変わったんじゃないでしょうか。猫カフェという黄金郷(エルドラド)においてもまだ可愛さを失わない月菜の強さよ……まぁ、結局可愛さの種別が「小動物」ってことなんだろうけど。猫カフェの猫は基本的にこっちから抱っこしにいけないから気をつけろよ。あの着ぐるみは楠木が一晩で全部こしらえたんでしょうかね。 Bパート「吸血鬼ちゃんのサプライズ計画」。まさかの大鳥と月菜が離れ離れになるエピソード。普通のラブコメなら「何かちょっとしたすれ違いから喧嘩になって……」みたいな展開になりそうなものだが、今作では離れ離れになる理由も全部甘々。互いの新鮮さを増すために距離を取るという、倦怠期のカップルみたいなことをやり始めたわけだが、これが天変地異クラスの不具合を起こすってんだから、もう2人の共依存は病的なものになっているということ。人はそれを愛と呼ぶ……のかどうか微妙なところだが、クラス全員からのストップが入っちゃうくらいに見てらんない。そもそも「距離を置いたらサプライズが新鮮に」も意味わからんしな。それにしたって「月菜が大鳥の血を吸えずに不調」は分かるが、大鳥がシナシナになるのは意味わからんけどな。イマジナリー月菜を抱えてないと精神の失調をきたすレベルの依存度ということは、今後の人生で月菜と離れ離れになったらマジで命に関わるぞ。 ということで、もうこの2人に関してはEver Afterであるが、次回でまさかのパパン登場。「娘はやらん」とか言い出す展開だったらどうしよう……いや、でもあのママンの様子を見ると、多分父親も割とポンコツ寄りな人物な気はするんだよな……。 PR いいギャルゲーやないけ……第11話。やっぱ主人公に「繰り返しプレイ前提のギャルゲ主人公」の自覚があるとプレイがスムーズでいいですよね。 今回は人狼ゲームがサラッと終わったのでまずはそちらの結果から。
・第12卓(11話)9人2狼 ユーリ:共有 ククルシカ釣→ジョナス噛→しげみち釣 初日 しげみちとレムナンが占CO 2日目セツが霊媒CO →結果● 人狼:しげみち、ククルシカ 占:レムナン 霊媒:セツ 騎士:夕里子 勝敗○
9人2狼で共有ありなのでグレー幅がかなり狭い、引き続き狼が窮屈なレギュ。ただ、共有はいわゆる「共有者」設定ではなく、ゲーム開始時にGMからアナウンスが入る形なので、うっかり初日に共有襲撃で詰むとかいう盤面は無いのが救いなような、そうでもないような。村側も余縄多くないから普通に成立する盤面か。今回の2-0盤面も、初日縄回避できれば2日目から占ローラー入って(出来れば2日目に黒出した方から釣って)最終日に決め打ち。もしくは2日目黒が出たならそっちから釣って翌日決め打ちも可能。ただ、完グレが狭いので黒出しはかなりリスキーな状況なのよな。 今回は残念ながら初日にククルシカがCO無しで釣られてしまい、COしたしげみちだけが残ったので狼側の負け確盤面。夕里子が検討した「セツ・レムナン狼」パターンも縄余裕があるからケアできてしまう。狼としては初日になんとかして霊を噛む以外に勝ちパターンがなかったので御愁傷様であった。ちなみに余談だが、セツはやたら高確率で霊媒を引く傾向にあり、過去に霊媒があるレギュは5卓行われているが、なんとうち3回がセツの霊媒である。これがほんとの人狼ゲームだったら生存日数が短めの可哀想な奴だ。あと、しげみちもそれなりに狼を引く確率が高い気がするのだが、今回はよりによってククルシカとの2狼。初日内通で絶望したんじゃないだろうか。 さておき、今回は人狼なんて割とどうでもよくて(え?)、明確に「SQルート」のお話。こないだのククルシカのくだりあたりからはっきりと「情報収集」のルートどりを意識し始めたユーリくん。目線は完全にフラグ回収を目指すギャルゲプレイヤーのそれであり、「初日ククルシカ釣りとか、ルート分岐でねぇじゃん!」と悔しがったりするあたりはもう1回1回のループごとの運命はそっちのけの神の視点である。 しかし、そんなドライなプレイスタイルに待ったをかけるかのように、我らがSQちゃんが艶かしくアプローチをかけてくれる。都合の良い共有設定のおかげで初めてSQを疑う必要がなくなり、相変わらずのらりくらりした態度の奥底に潜む彼女の真実を探っていく。まぁ、初手でコミュニケーション間違っちゃうあたりはまだまだユーリンちーも慣れてるとは言い難いが。持って生まれた堅物根性のおかげで、ちょっとずつSQの内情に迫ることに成功した。 ククルシカの正体もまだ分かってない状態なのでこの世界の技術レベルは確定的なものではないが、なんと「人形」に続いて登場したのは「クローン」。単なる製造番号で呼ばれていたという衝撃の事実が明かされたSQだが、さらに「そのオリジナルがレムナンの『飼い主』である」「ループによってオリジナルの記憶や性格の引き継ぎ具合が違う可能性がある」などの刺激的な情報がザクザク出てくる。バグで豹変したククルシカと同じように、ループごとにキャラクターに付与されるパラメーターが「狼/村」以外にもあるとしたら、それらを全て精査していくのはとんでも無い作業量になりそうである。 とはいえ、SQの場合はデフォで友好度が高い人物ではあるので、接し方さえ間違えなければ都度関係性は構築しやすそう。なんなら次に彼女がグノーシア化した時に「クローンの身の上でありながら、グノーシアの力を得たらこれからどんな生き方がしたいのか」をインタビューしてみたい気もする。そうなんだよな、このゲームってこないだの沙明の時みたいに、グノーシアどうしになって内通できるタイミングが一番情報得やすいのよね。次のお友達は誰になるでしょうね。 人狼要素の重要性は下がってきたが、それに反比例してアドベンチャーゲームとしての面白さは着実に上がってきている本作。SQちゃんとの絡みだって、真に迫ったコミュニケーションは今回の30分だけのはずだが、これまでのちょっとずつの積み重ねがあったおかげで案外深い繋がりができたように感じられる。これこそがまさに、ループを繰り返す中で「知識」を蓄えていくプレイヤー目線の成果である。最初は珍妙だと思っていたこの設定、案外うまいことできてるもんですね。 おんなじところをグルグルグルグル……第12話。それだけこの世界のノッカーというのはどうしようもない問題ということでして……。 数百年の歴史を超えた「ノッカーどうする問題」。考えれば考えるほどに手の打ちようが無くてフシは追い詰められていく。いや、そもそも考えようとしてもフシは世界について、特に現代についての知識が乏しすぎて、まさかのデータ消去のためにパソコンを物理的スローイングしちゃう始末。結局、あのPCは最終的にどうなったんでしょうね……。無事にイズミさんの黒歴史が消えてればいいんですけど(そんなものはない)。 結局「正義の反対は別の正義」とまではいかずとも、現代ノッカーが厄介なのは「フシが討滅しなきゃいけないほどの悪行を(表向きは)行っていない」という部分である。現代人に迷惑をかけずに共存共栄しましょうよ、という旨はすでにミズハノッカーから伝えられている通りだし、その先にノッカーの最大目標があったとして、現時点でフシがそれを断ずる術はない。今にして思えばみもりの件だって割とグレーゾーンで、みもりノッカーが積極的にフシを殺しにきたから正当防衛気味の大義名分がやや成立したが、それだってひろとしという外付けモチベーションがあるのが大きかった。先ごろ挫折したイズミノッカー討伐については、「誰一人それを望む者がない」という理由で失敗しているわけで、もはやどれだけ「ノッカーの殲滅」を目標に掲げたところで、目的が空回りしてしまっている状況だ。それでも大目標が変えられないあたり、フシの積年の苦労が偲ばれる。 そんなフシに唯一ともいえる味方がいるとするならば、それは間違いなくユーキである。ちゃらんぽらんで迷惑しかかけてこなかったクソガキであるが、オカルトマニアという属性もあり、現代ノッカーの侵攻計画について、知識ベースで肉薄できているのは案外彼なのかもしれない。ノッカーが地球上に蔓延ってしまっている現状、自分たちの動きを極力悟られぬよう、フシとの新たな連絡手段を構築してみせた発想はなかなかのものである。まぁ、それが本当に必要なのか、そして有効なのかもよく分かっていないが……フシはユーキ以上に頼れる存在がないというのが現状。そして、そんなユーキの推論はくろいのことサトル少年の危機を報せる。駆けつけた襲撃現場でサトルの現在の意思を確認するフシ。何度きいたところで、やはりサトルがノッカー討伐に乗り気でないことは変わらない。フシからしたら「俺をこんな風にしといて勝手に逃げるな」なのだろうが、サトル目線では「終わっちゃったこと」なのだからしょうがない。こちらの議論も平行線で、やはり生産的な結果は得られない。ただ、その過程でしれっとフウナノッカーをぶっ殺しており、こんな状況でもまだまだ観測者の特権が強力であることを見せつけてくれる。そりゃフシからしたら更なる「ふざけんな」案件だろうが。 フウナノッカーの消滅は、またミズハまわりに波紋を投げかけそうだが、惑星規模の問題と、中学生の人間関係の問題が同時に降りかかってくるアニメ、なんとも珍妙である。
終わらぬことが、最終話。ほんとになんの匂わせもなく、フッと消え去るように終わってしまったこのアニメ、それはまるで、静かに去っていった小野への弔意のようである。 うーむ、最終回だったのか。確認したら原作は全16巻ということで、そりゃ1クールじゃ終わるわけもなく。それにしたってどこがちょうどいい区切りなのかもよく分からない状態で、ほんとに来週も放送がありそうな素っ気なさで終わりを迎えてしまった。そして2期は未だ発表されずということで、楽しんでいた身にはずいぶんヤキモキさせられてしまう。でもまぁ、切れ目らしい切れ目が無いならしょうがないか。それこそ第1クールを「小野編」とでも銘打つしかないのかも。 フミちゃんを打倒して難関を突破したかに思われたサンタだったが、目の前にはそんなフミをけしかけた諸悪の根源である大渋が登場。再びジジイVSジジイの頂上決戦が幕を開ける。サンタは(甘矢に多大なトラウマを残した)特訓の甲斐もあってかある程度のレベルアップはしていたが、今作のすごいところは最強のはずのラスボス大渋さんも一切油断することなく、前回の反省からサンタに負けじと修行していたという部分。最強最悪の敵がさらに努力するって時点で漫画的なお約束からだいぶ逸脱している気がするのだが、大渋はそれをやり抜けるからこその大渋。合わせ鏡の間の意味はさっぱり分からないが、おじいちゃんも人に見られて強くなるタイプなのだ。子供達の視線が集まり、大渋にバフ、サンタにデバフ。さらに連戦の疲労も重なり、サンタはギリギリで何かを感じ取ってレベルアップには成功したものの、今回もがっつり実力でねじ伏せられて屈辱の2敗目を喫してしまった。この状態でサンタにトドメを刺しに来ない大渋の胸中も謎ではあるのだが、まぁ、不死身の存在として定義されてしまってる相手に余計な手間をかけてもしょうがないのか。 ジジイ対決はとにかく一旦終わり。しかし、その傍らでは輪をかけて望まざる「大人の」事件が起こっており、急激な成長痛に耐えきれなくなった小野はついに力尽きてしまったという。前回時点で「死に至る成長痛ってなんやねん」と思っていたが、この世界にはガチでそれが存在していたのだ。もう笑えない。なんなら作品始まって以来の最大級のシリアス。その厳しい現実を前に、冬村は再び心を閉ざしてしまった。……包丁を握って髪をざんばらに切り捨てる冬村、一応定義上は私の愛好する「作中でヘアスタイルが変わるヒロイン」にクレジットされることになった(あんま変わってないけど)。一番大切な相手、なんなら「初恋」だったかもしれない小野を失い、これから先も冬村は子供で居続けられるのだろうか。三田は、そんな冬村の悲哀を受け止めることができるのだろうか。 何もかもが「終わらない」此度の決着。まるで不確定な未来を残した「子供」という存在そのものを示唆するような幕引きになってしまったわけだが……私はこの先の未来も、見てみたいんですがね。
「おもてぇ出ろや」は魔法の言葉、第12話。この言葉に従って表に出た女の子2人は、その後幸せな結末を迎えるという。ねぇ、花柳香子さん。(今回のミコちゃんは「おもてぇ出ろや」とは言ってない)。 正直に言おう、今回の「約束の更新」、作品内でどれだけの意味があったかよく分かってない。前回時点で「この状態の比名子を止める手段なんてもはや無いだろうに……」と思っていたのに、ほぼ同条件での「再契約申し込み」が通って一旦案件が据え置かれた理由が分かってない。がっつりと膝を突き合わせて談判した比名子と汐莉。何か、2人の関係性に大きな更新がなければ現状は変えようがないだろう、という予測があった。そして汐莉が渋々選んだのは「消去した記憶の返却」。これにて比名子は出会いの記憶を呼び起こされたが、現在の比名子からしたら「だから何?」である。「お前が私を大切に思ってる理由は何となく分かったけど、それと私が今死にたいことは関係ない。お前が私をだまくらかしてたことを許しちゃおけない」と。そこに更新要素は無い。 そこに汐莉は「改めて約束する」という謳い文句で「今度はちゃんとするから! ほんとに!」と「泣きの1回」を申し出てみっともなく関係性の修復を迫った状態。いや、ほんとに汐莉側からしたらそれくらいしかやりようはないんだろう。だって死にたいって言ってる人間の目の前には広大な海が広がっているわけで、仮に今思い切りボディブローをくらわせて気絶させたとしても、起きたらまた海にダイブしたらおしまい。他者の自殺願望を止めるには、心の中の何かを変えるしかない。そして、そんな道具立てを汐莉は持ち合わせていない。だからこその「泣きの1回」。汐莉の行動原理はまぁ理解できる(そこまでして比名子に必死になる理由が完璧には噛み砕けていないが)。 しかし、これを比名子側が呑む理由は分からない。あまりに魚が必死すぎたから抗うのも面倒になったのだろうか。今度の約束だって口約束だから反故にされる可能性はあるし、ここで一旦矛を収めたとて、比名子のこれからの人生に光が差すとも思えない。せめて汐莉が「私が全力でお前の人生楽しませてやるから」みたいなことを言ったなら「今回だけやで」っていうレスもあり得なくはないが、ほんとに改善策も何も無しに、「もう1回」なのだ。比名子の中で何かが変わる理由などありはしない。なんなら汐莉が必死すぎて怖いまである。何ともモヤっとした(文字通りの)延命策である。 というわけで、1クールを追いかけてきたこの物語において、多少視点を変える必要に迫られていると感じた。これまでは「比名子が主人公の物語」だと思っていたのだが、もはや我々視聴者には比名子の心情は追えないものとなってしまった。まぁ、スタート地点が自殺願望というマイナス地点なので追いかけるのは難しかったが、今回の話を経て、もはや比名子は「攻略対象となるブラックボックス」だと思った方が潔いだろうと判断する。改めて、今作の主人公は比名子じゃなくて汐莉の方だ。人間なんてめんどくさいものに心惹かれてしまった、哀れな「ひとでなし」の物語だ。そう考えれば、一途でおせっかいな汐莉の立ち居振る舞いも健気なヒロインに見えてくる……かどうかはまだ微妙だが、彼女の無償の愛情は確かにメインテーマたりうるものなので、今後は「どうやって比名子を突き崩していくか」という視点から見守るとしよう。 それにしたってミコちゃんが蚊帳の外に置かれてるのは可哀想すぎるけどな。
ほんとに「善い」話だよなぁ……第11話。もう、揶揄でも何でもなしにこの作品のタイトルはこれでいい気がしてきた。 いよいよ再びのメイン回が回ってきたぞ梨田。しかしそんな彼女にスポットが当たる最初のきっかけも、これまた念願の、ねこのてさんの双見宅来訪であった。一応は学生の身分ということで地方から出てきにくいねこのてさんだったが、春休みの機会に佐藤さんとの打ち合わせを行うというので上京。その際の宿として双見が面倒をみることになった。これ、ねこのてさんからしたらおそらく初めての上京だろうし、単身都会に出てきて夢や仕事の話をしなきゃいけないってんでめちゃめちゃ緊張するイベントだよね。学校でのコミュニケーションがうまくいってなかったらしい彼女が、他の学生たちよりも一足お先に「社会」に飛び込んで奮起しなきゃいけないってのは大変だが、この段階で担当が付いて相談ができるってんだから恵まれているのも事実だ。さらに背中を強く押してくれる先輩たちまでいるのだから、うまく軌道に乗ればかなり明るい未来が広がっていそうな状況ではある。 しかし、連載作家の道というのは想像以上に厳しいもので……様々なプレッシャーから新連載でも押し潰されてしまいそうな梨田。また彼女の弱気な面が出てしまい、このタイミングで「やっぱやめとこうかな」という弱気の虫が顔を出す。ほんの冗談かと思いきや、なんと師匠である滝沢先生のところに乗り込んでガチ談判。マジかこの人。そして、そんな頼りない梨田のことをよく知っている滝沢先生は、「こいつはちゃんと話せば分かるし、やれる奴や」ってんで身の上話を聞かせてくれた。曰く、今や大御所となった滝沢自身も、かつては打ち切りの憂き目にあったことがあると。弟子たちからしたら衝撃の事実かもしれないが、業界全体で言えばごくありふれた光景。そんな当たり前が、脈々と受け継がれて今につながっている。 滝沢の過去話を聞いて改めて連載作家の苦しみを思い知らされた気がして身が竦む。そうなんだよね、漫画連載って、何かを発表するクリエイターの中でも特異な「短期間で結果を出し続けなきゃいけない」という凄まじく体力が必要なジャンルだ。もちろん「連載」という形式で発表されるものは他にもあるだろうし、「続けて成功を出し続けなきゃいけない」というのはアーティストならばおよそ共通するものではあろうが、漫画家の場合はそのスパンの短さがかなりキツい。ちょっとミスればそれで仕事が途絶えたり、悪評が付き纏ったり、そんな商売は漫画家くらいのものではなかろうか。梨田が潰れそうになるのも(あまり同情はしたくないが)ちょっと共感を覚えてしまうのである。 師匠の昔話からちょっと勇気をもらった梨田はようやく(ほんとようやく)前に進み始めたが、そこに突きつけられたのはまさかの師匠からのボツ。そこは容赦ねぇんだよな。そして、打開策として梨田が打ち出したトンチキ案は、まさかの「塔子さんとのデート」!? 突然の塔×梨!!!! 本作は女性同士の関係性を描く物語であることは重々承知だったが、まさかあさっての方向からそんな予想だにしないカップリングが飛んでくるとは思わなかった。まぁ、滝沢センセの言うように、どうみても梨田のそれは「中学生男子の恋愛観」なのだが……言い方を変えると「童貞臭い絡み」である。梨田、ほんとに不憫なやつ。そして塔子さんがそんなとこにフルスペックを発揮する女性だったとは。なんかもう、色々と想定外でツッコミが追いつかないや。あげく双見たちがストーキングで経過観察してたしな。ねこのてさんの情操教育に悪影響を及ぼさないですかね。「漫画家ってイカレた連中しかいねぇなぁ」とか思われないですかね。まぁ、あれもこれも全部ポジティブに受け取ってくれる子だから助かりましたけど。「双見先生、うちのホープに変なこと教えないでください」とか後から佐藤さんに釘刺されそう。 デートが楽しすぎたおかげで変なスイッチが入った梨田は何とかネームの工程はクリア。しかし、残る作業で万策尽きてしまい、最終手段として双見組にヘルプを求める。ねこのてさんやはーさんが手伝ってやるのはまだ分かるが、双見自身も手伝って上げてるあたり、お前のスケジュールは大丈夫なんかと不安にはなりますね。たまたま進行が落ち着いてたタイミングだったのかしらね。早く梨田の専属アシを見つけないと、このまま足を引っ張り続けそう……頑張れ梨田。お前が意外と真面目で誠実な人間なのは今回伝わってきたぞ。その証拠におたからちゃんが一番懐いてるのが梨田だ。犬はちゃんと人を見ているのだ(ほめたげないとポメラニアン)。
いい最終回だった……第10話。いや、全然区切りでもなんでもないかもしれないけど、それくらいに後味の良い素敵なお話。このアニメについてはこんなふうに未来に夢と希望を残した状態でさらっと終わってくれても全然構わない。 前回の次回予告で突発的に出現した能登麻美子の正体は月菜のママンだった(まぁ、そこしかないやろ)。「親の顔が見たい」ならぬ「親の声が聞きたい」状態で麻美子だったのは納得なような、そうでもないような状態だが、最近は麻美子のママン役も本当に堂に入っているのでただただ羨ましくもあるし、可愛らしいお母さんの様子を見ていたら娘さんの今後の生育についても何の心配もいらないんだろうなぁ、という安心感があった。ほら、最終回に向けて月菜の重たい過去とかが明かされてちょいシリアスになる展開もあるとは思ってるので……どう見ても裏とか無さそうな幸せな一家じゃんね。ちなみに一番気になったのは、「月菜がデフォルメモードに自在に変身できるなら、同族のママンもデフォルメモードが存在するのでは? ……麻美子、聞かせてくれ」である。まぁ、声の高さ的にずっと可愛い状態みたいなもんでしたけどね。 ママンの登場でうやむやにはなったが、月菜の実家の謎は結局放置されてしまった。なんだったんだあの建物は。一応日本国内に、それなりに最近建てられた超巨大建造物だと思うのだが、それが吸血鬼一家が過ごすために作られたものだとしたら結構な事件である。石川家は本当にどういう成り立ちのご一家なのだろう。ママンがパパンに電話しててふつーに「海外で仕事してるよ」くらいの感覚っぽいのだが……まぁ、月菜ちゃんがいいとこのお嬢さんである、という認識さえ固められればそれでいいか。 そして今回のメインは文化祭。まぁ、多くのシーンはダイジェストで流されてしまったが、とにかく一番伝えたいことは「月菜が初めての文化祭を心底楽しんでいたぞ」ということだろう。いろんな友達とちょっと非日常的な風景を楽しみつつ、周りのモブたちは石川月菜が文化祭を楽しんでいる様子を見て多幸感を得る。なんてWin-Winで平和な文化祭だろうか。そしてあろうことか、エンディングイベントの主役は月菜その人である。吸血鬼としての特性をフル活用しつつ、個性を最大限に尊重され、文字通り「羽を伸ばした」月菜は本当に楽しそうで、それを見守る大鳥だって(疲労困憊だが)満足げ。そして最後には2人の関係に収束する穏やかなエンディング。あの状態で大鳥が息を引き取ったりしたら大変なことになっていたが(一瞬そんな雰囲気になりかけたが)、もちろんそんなことはなくて「実母を含む大量のママ」に見守られてグンナイ。 このアニメに、これ以上何を求めろというのですか。 何でもありなハッピーアドベンチャーゲーム、第10話。今回は人狼要素ゼロで完全にアドベンチャーしてました。「自分はループしてて、今回のこの設定はこの人を攻略するターンかぁ」って自認してる主人公、ちょっとヤだな。 目が覚めると、身体が女性になっていた!! 黒の組織もびっくりのループマジック。今回はグノーシア変化じゃなくてまさかのTS。最後まで観ても「……うん、だからなんで性転換したん?」という部分はよく分かってないが、ユーリ自身は納得してたみたいだからよしとしよう。あと個人的には「なるほど、そんでCVがちかぺだったわけね……」という部分も納得いったのは収穫か。ユーリちゃんは何とも可愛らしい女の子でございますね。まぁ、この世界には「ハン」と呼ばれる無性も多数存在しているらしいので、ラキオさんのいう通りにこの世界で男だの女だのという区別はあまり問題ではないのだろう。 とりあえずほとんど意味はないので今回の人狼盤面だけ記録。
・第11卓(10話)13人2狼 ユーリ:素村 人狼:沙明、SQ 占:セツ 霊媒:ジョナス 共有:ラキオ/しげみち 勝敗?
13人2狼で共有まで出てくるという、およそ狼に勝たせる気がなさそうなレギュ。一応護衛ができない村なのでCOには注意が必要だが、だとしても狼側が盤面を掻き回すのはかなり難しい。実際にプレイしたら占いのCOタイミングがかなり重要になる村だろう。ちなみに最後に表示された結果だとエンジニアがセツ、ドクターがジョナスだった。普通に議論してたらセツは真取れそうだし、沙明が試合前に投了してるのはもしかしたら正しい判断だったのかもしれない(SQちゃんが不憫だが)。こうして見ると、沙明の狼率やたら高いな。 さて、そんなゲームは置いといて、今回1つ目のトピックはやはりユーリの性別について。ユーリは何故こんなことが起こったのかを考えるため、ヒントを求めた先が共有確定でグノーシアの疑いがないラキオのところだった。今まで言及されてなかったが、何と彼もセツと同じ「ハン」だったという。まぁ、納得ではあるな。あんまそういうとこにこだわらなそうなタイプだし、何かしらの効率化のために性別を捨てたと言われたら納得はできる。そして、敵対してない時のラキオさんは割と話が分かるいい奴でもある。ループの話もさっさと飲み込み、ユーリに対してベストのアドバイスを提供。どこまで見えてるんでしょうね、この人は。 「女になったのはこの世界線でその方が情報収集に都合が良かったからではないか」というラキオのアイディアを元に、ユーリが向かったのはジョナスのところだった。「女の方が都合がいい」→「じゃぁ男に目を向けようか」だったのか、それとも単に以前のククルシカ騒動が頭に残っていたからなのか。レムナンの様子も気になっていたが、全てをまとめて処理するために一番情報量が多そうなジョナスを選択したのは分かるといえば分かる。しかし、このループで未登場のククルシカの名前を出してしまったことで警戒を上げてしまい、残念ながら狙ったような結果は得られず。どうやら女性バージョンの利点はここでは活かせなかったようだ。 というわけで次なる男は沙明である。こちらも前回のループでちょっとだけ人となりが垣間見えたので気になってた位置。こちらは見事に女性設定が功を奏し、ハニトラ(どっちかというと被害者じゃね?)まがいの接触から交流を深める。沙明さん、やっぱこうして見ると普段の立ち振る舞いからめっちゃ損してるタイプ。グノーシアになった時にも自分の生存よりも他者の安定を優先しちゃう先行狼タイプなのでポジション的に損しちゃうのはしょうがないけどな。一応可愛いユーリちゃんと寝床をともにすることはできたので、コールドスリープ前に一旦それだけ満足してもらうことにしよう。 そしてそんな沙明のお話と全然関係ないところで「コメットがうっかりコールドスリープに入っちゃった」という訳の分からん理由で彼女が抱えていた粘菌が暴走。レムナンがまた悲惨な死に方である。これ、流石にゲーム的な要素とは無関係なトラブルだよね? ゲーム中に「粘菌暴走モード」で卓が不成立になるなんてことはないよね?(ね?) これでおわちゃったのでせっかく役職引いた人とか、グノーシア引いて頑張ろうと思ってたSQちゃんはちょっと不憫。 ククルシカ騒動と違って今回の粘菌騒動はジョナスの機転で解決。ジョナスについてはククルシカが人形だったというとんでもない秘密が暴露されたので気になる要素はまだまだ多いが、今回は一旦「ジョナス/沙明との仲がよくなりました」で終わりにしておこう。……せっかくの女体化サービスターン、これで終わりかぁ。
血脈の物語、第11話。思いの外グロい話になっており、結局、この世界は守護団ノッカーの想定通りに動いてるんだな、っていう。 これまでの展開は全てフシ目線から語られたものだったため、勝手の分からぬ世界で全てが偶発的に起こっていることのような印象があった。しかしながら、蓋を開けてみればどれもこれもがノッカーの想定内。やはりこの数百年を寝て過ごしたか、人間と共存共栄の形を選んで経過観察しながら過ごしたかで解像度が全然違うのだ。守護団の力はフシ同様に世界の根幹にまでつながっており、回想の中でちょろっと漏れ聞こえたノッカーの台詞に「まもなくフシが復活する」みたいな話が出ていた。フシの動向も全てはノッカーのプランニングの上でしかなかったのだ。 そうして繋がれてきたノッカーの世界。その犠牲は全て守護団に、つまりはハヤセの血脈に集約されている。何百年もの間熱心に守護団を維持してきたその体制もあっぱれなものだったが、よりによって今このタイミングで生まれたイズミという1人の女性が、たまたま守護団の教義に対して否定的なスタンスの末裔だった。彼女は意味の分からぬ宗教的価値観に反発し、そして「こいつ、『よふかしのうた』にいた奴やんけ……」みたいなデブ杉田が嫌になって出奔。繋がれてきたハヤセの血が教団から途切れたかと思われた。 しかし、そんなイズミさんの一大決心を嘲笑うかのように取り込んじゃうのが現代でも守護団の力の大きさを物語っている部分。流石にミキシン夫(イツキという名前らしい)のポカが酷すぎる気がするが、彼女が必死に自分の力で作り上げたと思っていた「新しい人生」も結局は守護団の手の内。逃げても逃げても絡め取られる運命に、イズミさんのメンタルは限界を迎える。そして、血族の自殺願望にはノッカーがそっと忍び寄る。 医者からは「ストレスによる健忘」と診断されていたが、イズミさんは振り返って「あれもノッカーの仕業」と分析している。ノッカーは苦しみながら生きる人間たちのストレスを肩代わりしてやることがあるというのは、みもりの件で語られていたこと。ノッカーが良かれと思って嫌な記憶を消していたのか、最後の盤面が見えていてわざとやっていたのかは分からない。しかし、とにかく自分の行為が「積み重ね」られないことにイズミは恐れを抱き、追い詰められていく。完璧を求めた娘はいつの間にか守護団に絡め取られ、外側からもノッカーによる包囲網が迫る。最後の抵抗が苦し紛れのミズハの囲い込みだったが、これが全くの逆効果となり、哀れイズミは愛娘の手によって命を奪われてしまったのだ。 あまりにも悲劇的で哀れな母娘の物語。私は本当に「母親」というテーマに弱いので、こんな悲惨なイズミさんの運命を目の当たりにしては、流石に同情せざるを得ない。ただ、彼女自身が嘯くように、やってることだけ見たら「毒親」であったのも事実。そこに苦しんだミズハの気持ちも分からないではない(これまではそっち方面の様子ばかりがクローズアップされていたのだし)。ミズハは追い詰められていた。だから「代わりの」母親に寄り添おうという倒錯的な現在の状況も致し方ない。そう思ったからこそ、イズミさんは失意のうちに自分が退場することを選んだのである。 「不幸なすれ違い」、そう思えば両成敗でもあり、どちらが悪いというわけでもない。そう考えればこの度の決着も納得できる形ではあるはずだが……ただ、その裏にノッカーという全能すぎる存在があると、このストーリーもどこまで信じていいのか分からないのが怖い。ミズハにノッカーが宿ったのはいつの時点だったのか。それによってイズミの人生がどの程度コントロールされていたのかが変わってくる。母娘の双方から自然に「ノッカー主体の」家庭になるように少しずつ誘導されていたのだとしたら、イズミさんは完全な被害者。その可能性がある限り、やはり彼女の物語は自業自得ではなく、単なる悲劇なのである。その辺りが確定しないこのお話は、やはりグロいのである。 しかし、結論は出された。今回のタイトル「かれらのいえ」はもちろん新たな共存の形を示したミズハたちの「家族」を表したものであるが、この「家族」こそが、ノッカーたちにとっては一番の安住の地。その身体を借りて世界に広がるためのベースとなっている。「よその家のことに口を出さない」なんてのはご近所付き合いのマナーではあるが、果たして、このあまりにも歪な「家族」に、フシは介入できるのだろうか。 |
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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