忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

 今回の一番の被害者→多分倉庫の警備員のおっちゃん、第20話。あれだけの光景を見てしまって確実になんらかの心的外傷は負ったと思うのだが、誰にも理解されないし労災も降りない。仕事続けていけるかなぁ……。

 なんて冗談はさておき、とりあえずおおよその騒動は収束。3つも4つも勢力が入り乱れて大混乱に陥った「倉庫地帯決戦」だったが、最終的に「敵キャラ」として残ったのはイワンのみ。相手側に解や封に関する利権が渡らなかったので損失は大きくないが、同様にユルも両親の仇を取り逃し、影森も情報の引き出し先として期待されていた新郷を失ってしまったので痛み分け。しいて言うなら大量の新録ツガイをゲットできたゴンゾウの一人勝ちと言えるかもしれない。

 イワンの大暴れには、結局ユルたちの戦力では太刀打ちできず。前回見せた謎の最終奥義はどうやらエナジードレインだったようで、ヒダリ様から引き摺り出した神のごとき力をイワン自身が使役し、彼我の実力差を逆転させるというとんでもない(そして刀のツガイらしからぬ)必殺技である。イワンの元からの戦闘力も相まってほぼ敵無しの能力に見えたが、相手側の能力が大き過ぎたら過負荷によって身体的負担もデカいというありがちな欠点も持ち合わせており、バッファローマンの超人パワーを吸い取ろうとしたグリムリパーみたいな状態になってしまった。いや、でもイワンが「受け止めきれないほどのエネルギー」を摂取する機会ってほとんどないはずなので、欠点とも言えない欠点だよな。まぁ、ボスキャラには使えない制限みたいなもんだろう。

 ヒダリ様はドレインで無効化。吸収した力でミギ様も圧倒し、「ライフル弾の跳弾を相手に向ける」というチート技でユル・デラも無効化(ダンジは気絶)。あと一歩でユルの誘拐まで行けたかもしれないが、ギリギリでリミットを迎えてイワンは撤退。その道すがら、口封じのために新郷を切り捨て、悪運だけは強いアスマはなんとか命だけは長らえた(最後の女の子の言葉で心に傷は負ったかもしれないが)。最終的にイワンが持っていたものは新郷の命だけなので、まぁ、実力差を考えれば被害は少ない方なのかしら。イワンが強引な攻めに出ずに事後処理に徹したのはゴンゾウの能力のヤバさを知っていることに加え、万一とらえられた際に逃げられないフユキの閻魔帳の存在を理解していたため。影森はとにかくこの2人のコンビネーションシステムさえ維持できれば対ツガイ戦においては引き続き優位ではあるのだろうか。

 影森といえば、今回の顛末で「アスマさんは笑顔こそ胡散臭いけど実はいい人」の裏が取れて、無事に影森は一枚岩となった(いや、ヒカルは知らんけどね)。ただ、夜桜さんがずんばらりされてしまったので今後アスマさんが何を頼みに活動を続けるかは気になるところ。あれ、でも依代がやられてなかったら復活はできるのかな? 夜桜さんも苦労人でいいツガイっぽいので、アスマの心情も考えると復活してほしいですけどね。

 傷ついたツガイ、ヒダリ様とミギ様は致命傷こそ避けた(死に方は知らない)。ユルの怪我もそこまでの深手ではなさそうなので、ユルが元気になったら左右様の得た「イワンの血の匂い」を辿って改めて両親の手がかり探しを再開することになるだろう。その場合、アサとの連携がどれくらい取れるかが気になるところだが……とりあえずはザシキワラシとの話し合いですね。アサ目線では偽アサを問答無用で切り捨てても文句は言われない立場だが……兄様の本意じゃないし、何か丸くおさめる手段は探してくれるだろう。アサちゃんは優しい子だから(願望)。

 そうそう、イワンサイドの新キャラが出てきたのも要注目ポイント。今期2キャラ目となるワルくてイカレたすみぺボイス。こういうキャラに映えるんだよなぁ〜。彼女が「西の村」という気になるワードを出してましたね。敵の本陣はそこってことになるんでしょうかね。村、いくつあるんだ。北と南もあったらエラいことやで。

 

Amazonアフィリンク

拍手

PR

 多分誤解されやすいのは顔だけじゃなくて声の影響も大きいんじゃないかな……第18話。あの声、あの顔でラスボスじゃないことないでしょ。夜桜さんの必死の訴えにも関わらず、俺ぁまだ奴が黒幕だと疑ってるよ。

 なんかもう、いろんな陣営が入り乱れての乱戦模様なことに加え、みんなして一筋縄じゃいかない策謀を抱えてるもんで現場は大混乱。前回あんだけフィーチャーされてた影森屋敷の面々なんて今回1回も顔出さなかったし、左右様が何してるのかも描かれない。前回サブタイトルになった「泣く子と悪い子」とか、結局能力もなんも分かんないまんまで終わりだったぞ。まぁ、そんだけいろんなところにツガイが暴れ回ってさぁ大変ってことで。

 そんな中でも新しいツガイってのは出てくるもんで、今回キャストクレジットで名前が判明したのはデラと一緒に行動してた山賊のおっさんが使ってた「マメガラス」というツガイ、「ガニマタ/ウチマタ」。可愛い見た目から単なる索敵機能を持つ大人しいツガイなのかと思っていたら、直接延髄に針をぶっ刺してコントロールを得るという、予想以上にエグい能力だった。この人の能力がゴンゾウのとこにいかなくてほんとよかったね。

 そんな危険なツガイの力を使って、デラさんたちはユルの軟禁場所を急襲。残念ながら風神と雷神のシュートな強さを前にして攻め手は全く見つからなかったが、上述の通り、実はいい人だったらしい(?)アスマの機転によりユルが脱出。どさくさに紛れてデラさんも逃げ出し、無事に夜桜さん(しゃべれるんかいワレ)によってことの真相を伝え聞くことになった。まー、アスマ悪くない説はちょっと出てたけどさぁ……さすがにジンが言うてるんだから信じてもいいのかなぁ……少なくとも夜桜さんは悪い人ではなさそうね。

 とにかくそうして「影森と新郷」の真実を知ったユル。当座の相手は影森ではなく新郷であることは確定し、敵側最大戦力であるイワンを叩くか、それとも人質となった偽アサ(ザシキワラシ)を救出に行くかで思い悩むことになるわけだ。まぁ、左右様が苦戦してるイワン相手に、ユルが加勢して決め手になるかは分かんないけどね……。

 ザシキワラシ組は、ユルの手を借りることはできない前提で動かねばならなかったが、互いの居場所が確認できたこと、宇宙人ツガイからの優しい助言があったことでなんとかユルとよりを戻そうと画策。それを狼煙という形で伝えることに。ちなみにこの狼煙をめぐるエピソードとして、今回は冒頭でユルの両親がいかにして下界に降り立ったかという過去話が挟まれたわけだが……確かに、なんの身寄りもなく、いきなりアサだけ抱えて逃げ出した両親って、どうやって影森まで辿り着いたんだろうな。あの時点では影森だって信用できないはずだしな。その辺の顛末は改めてじっくり見せてもらいたいところではあるな。下界のことをなんも知らないおとーちゃんのリアクションがいちいちユルっぽくて「血だよなぁ……」ってだけでちょっと面白くなっちゃう。

 そうして狼煙が上がったことで人質の監禁場所にはめでたく救援が到着したわけだが……よりによってそっちか。アサちゃん、親父さんからあのタイミングで学んでなかったら狼煙の意味なんて知らなかっただろうに……偽アサちゃんからしたら御愁傷様でした。……そんなに舌打ちせんでも……いや、そりゃ恨めしいのは分かるけどさ……。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 殺伐度合いマックス、第17話。作中人物全員血の気が多いし、みんなして抜け目ないからバトル展開がいちいち急展開。

 ある意味で一番頭脳バトルと無縁の存在が、影森家当主、ゴンゾウのツガイ。まぁ、ボスキャラポジションなので強いのは当たり前なのだが、その能力はなんと「問答無用のツガイの使役化」である。厳密にいうとツガイ契約自体は通常のものだが、複数のツガイと同時契約した際に発生し「がち」な相性の悪さを無条件んに解消する能力ということ。いわば武器スロットを無限に増殖できるような能力であり、当然ツガイバトルのルールでは文句なしのチート。当主だからチートなのか、チートだから当主になれたのか……ここまでの経緯は分からないが、こんなジジイが統べているのだから、そりゃツガイバトルが沈静化しないのも致し方なし。

 常人では考えられないほどの膨大なつがいを率いて練り歩くゴンゾウ。彼はステゴロも超強くてやりたい放題なのだが、あれも全部ツガイの力を使ったものなのだろうか。周りで様子を伺っていた新郷サイドのゴロツキたちもそんな「百鬼夜行」の様子を伝え聞いて一時は逃げ出そうかと画策していたが、どうやらツガイもポケモン同様にレアリティやら売買価格やら(?)があるらしく、注目されるべきは百鬼夜行ではなくゴンゾウのサポートをしている護衛のフユキが持っているウィスパー(閻魔帳)。相手の記憶を探るレアな探査能力は賞金首としても筆頭級。それを狙いたいというので欲をかいてしまったわけだが……ゴンゾウサイドの知略はそんなゴロツキどもが太刀打ちできるはずもない。ツガイ使いにとって一番の天敵、「解」を持つアサが帯同していたのである。これにて勝負はワンサイドゲームに。哀れ、契約を解除されたツガイはゴンゾウの百鬼夜行の一部へと取り込まれ、さらなる軍拡に寄与してしまうのであった。

 こっちにアサがいるということは、当然お留守番してたアサは偽物(アサの偽物多すぎやろ)。その正体はジンが愛ちゃんで作り出した擬似餌。まさに「釣られて出てきてしまった」アキオは、正式に裏切り者の烙印をおされることとなった。そうか、先週の引きではアキオが偽物なのかと思っていたが、まさかのアサの方が偽物だったとは……。かつてのユルとのバトルの時点でなんとなくアキオの裏切りには気づいていたというジン。そのためにアサの場所を誤認させる大胆な餌を用意したし、そこにはハルオ、立川マコト、そしてガブちゃんさんといろんな協力者も並んでいる。「アキオの実力を過小評価していないから」とのことだったが、流石にこんだけ集まっては多勢に無勢。ついにバトルに突入した「ヤマノカミ」も、哀れ契約解除から再び影森家の糧になる未来が確定してしまった。

 アキオが裏切った理由はまだ語られていないし、そもそも裏切る以前にどの程度影森に与していたかも分からないので「伏兵」としての衝撃はそこまで強くないが、どっちかというとそんなアキオに対してブチギレるガブちゃんの態度の方が見どころだろう。いびつではあるがようやく見つけたアサの安寧の地。それを脅かそうとするものにガブちゃんは激しい怒りをぶつける。これまででもなんとなく分かってはいたが、ガブちゃんだけは、ほんとに理屈抜きでアサのことが好きなんだろうね。裏切りがどうとか以前に、アキオがアサを害してしまおうと考えたこと自体が許せなかった様子。オチはいつも通りでちょっとホッとしたが、アキオは一番悲惨な捕縛スタイルで生け取りにされてしまうのであった。

 一方、囚われの身から逃げ出すことに成功したのは、実務所で突然のブチギレハンター・ユルによって捉えられていた新郷。遠慮なしのユルに終始タジタジだったが、やはり能力を明かしていないツガイ使いは油断できない。いかにも強そうな「風神・雷神」といういかめしいツガイによって立場を逆転させた。まぁ、これを隠してたなら新郷の強気な振る舞いも納得ではあるか。ついでにこの空間には夜桜というもう1つのツガイもいたのだが……こっちは動く気配なし。やはりアスマはアスマである。果たしてどこがどう悪いやつと繋がっていくやら……。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 収拾がつきません、第16話。あっちこっちで大騒動、何が何やらさっぱりですわ。

 スタート地点は偽アサを人質にしてアスマとその叔父・新郷がユルたちを呼び出した倉庫地帯。デラやユルはそこで自分たちの敵対勢力を見極めてから奪還作戦に臨もうと目論んでいたわけだが、残念ながら対するアスマの方が1枚上手であっさりとユルは誘拐されてしまう。そして倉庫で「山賊」という東村に連なる一派を蹂躙していたのが刀のツガイ・小凶と大凶を操るイワン。こちらはユルをアスマの下へと転送させたあと、残る追っ手の勢力を討滅するのが目的。先週時点で分かっていたのはここまで。

 一応、見た目には穏便に交渉が進むのはユルが転送されたアスマと新郷の事務所。そりゃま、言ってることが「イッペンシンデミテ?」なのでなんにも穏やかではないのだが、アスマは見た目(と声)の通りであれば積極的な荒事は好まないタイプ。ユルが説得というか脅迫に応じて自分たちに与し、そのまま死んで封と繋がってくれるなら願ったり叶ったり。アスマを動かして影森内でも好き勝手やっている新郷は、厳密にはアスマと目的を共有しきれていない気はするが、とりあえず封が手に入るなら手段は選ばないタイプ。

 この2人を相手にユルが暴れ出さずに大人しく話を聞いているのは、大きく2つの理由からだろう。1つは彼我の戦力差が見定められないから。不意打ちとはいえうまいことやられてしまったアスマと「夜桜」に対し、このまま腕力で抵抗して勝ち切れる保証はないし、新郷に至ってはまだツガイを出してすらいない。この状況にハンター気質で危険を極力避けるユルが踏み切るのは難しい。そしてもう1つの理由は新郷の言う通り、ユルの中では東村への信頼などとうの昔に崩れ去ろうとしているし、デラへの信頼だって完全なものではないこと。「祈祷師」のスタンスを改めて説明され、本当か嘘かは判断できないはずだが、それでも自分の怒りに寄り添ってくれているようには感じてしまう。死ぬのはまっぴらごめんだろうが、ここでアスマたちと争うのが本意かどうかは決めかねる状態だ。アスマはどこまで狙ってやってるんでしょう。

 そんなユルを送り届けたイワンは、倉庫で左右様と激突する。最初は左サマを相手どって自らのツガイをうまく使いこなしてアドをとる。凄まじい身体能力で白刃どりまでかます左サマだが、ツガイを相手にするとどうしたって相手の能力を考慮して変則的なバトルにならざるを得ない。正面からフィジカルで突き抜けるタイプの左右様はイワンみたいな巧者はやりにくい相手なのかもしれない。

 左右様の判断で一度デラとは別行動を取ることになり、VSイワン戦は卑怯と言われようが2人で同時に当たる。様々な戦闘術で一進一退の攻防であったが、こちらは結局勝敗つかずか。まぁ、2対1で互角以上に渡り合ってたんだからイワンの戦闘力は作中でもトップクラスなのだろうが。

 一方、小狡い技を仕込んでお先に離脱したデラは偶然生き残った「山賊」の1人と遭遇して喧嘩。この時のデラさんの叫びを見るに、どうやら彼がユルのためを思って中途半端な位置で誰に対しても不義理なコウモリ野郎を演じているのは事実のようである。最後の最後でまた裏切られてもおかしくないかな、とか思ってたんだけど、多分デラさんとハナちゃんはもう大丈夫、下界でユルの「家族」になってくれそうな人だ。

 コワモテの「山賊」の人とデラは一触即発、イデオロギーの違いから殺し合いにまで発展しかけたが、そこは「とりあえずユルを探さないと」で水入り。相手の人が探知用のツガイを出してくれたけど、もしかしたらそれどころじゃないかもしれない。

 というわけで突っ込んできたのが影森のジジイである。化け物じみたツガイの管理状況はまさしく「頭首」。ツガイ使いが相手でも一般人が相手でも容赦はなく、街を1つ吹き飛ばしかねない勢いでの大暴れである。ここでジジイが攻め込んできたのって……アスマとは別な目的だよなぁ。なんできたんだろ。

 そしてジジイが外出したことで防備が手薄になった影森邸でも一波乱。あそこで出てきたスキンヘッド、確か護衛の兄弟の1人だよね。あれは本物なのか、また別なやつの変装とかなのか……どちらにしろ、アサちゃんはしっかり自分の身は自分で守って欲しい。でないとお兄ちゃんが安心できないからね。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 勘のいいガキが嫌いな漫画家、荒川弘、第15話。セルフパロディってレベルじゃねぇけど、映像素材がそのまま利用できたのはどちらの作品もボンズ制作だからでしょうね。この世界にはユルたちの存在とは別に荒川弘が生きてるって事実がなんか草。

 ダンジとの確執は最終的に決着を見ず。まぁ、ユルの方はちょいと意地を張りつつも宇宙人さんとこの主人の働きかけもあり、「まぁ、昔馴染みなのは事実だしな……」ってんである程度の和解を考えようと思ったが、残念ながらそのことを伝える前にダンジは去ってしまった。宇宙人さんたちがサポートしてくれるみたいなので下界での生活にトラブルはないかもしれないが……真っ先に片割れである偽アサをなんとかしないといけないのは相当なハードル。可愛らしい座敷童形態になっちゃうと、どうにも頼りないが大丈夫か。

 ユルも左右様も回想シーンでかつてのダンジとユルの関係性を思い出していたが、余計なことで気になったのは「ダンジっていつからユルの隣にいたんだろう?」ということ。今回の回想シーンだと「ユルの両親がアサを連れて逃げ出したタイミングではすでにダンジとユルは友達だった」っていう描写なのだが、その場合って偽アサの方は村に出てきてないんだよな。アサの消失を隠蔽するためにこの後で地下に偽アサを立てたわけで、それまでは必要なかったのだから。だとすると、座敷童のツガイは最初から「村でユルを監視する」という目的でダンジだけが活動しており、片割れはどこかでひっそりと身を潜めており、偶然アサがいなくなっちゃったもんで代理に使った、という流れになる。……そんな都合のいいことあるもんかしら。まぁ、事実がそうならしょうがないのだけど。

 さておき、一旦ダンジのことを飲み込んだらユルは偽アサ奪還作戦に参加せざるを得なくなる。デラ、左右様、そしてハンター気質のユルという陣容はそれなりのラインナップなのだが、残念ながら今回は敵側がその上をいってしまった。単騎の戦闘力がずば抜けたイワンと、それをサポートするねちっこい搦め手のアスマ。三木眞一郎と石田彰という当代最悪の性悪ラスボスコンビによって、うまいこと誘拐されてしまうユル。しかし、それすらもユルからしたら大して問題にはならない。敵側が「いっぺん殺してみたいなぁ」と思っていることを理解しているにも関わらずだ。この辺のメンタルの強さ、昨今の少年漫画の主人公でもなかなかいない剛の者である。そしてそんなユルに対して優しく「イッペンシンデミル?」と尋ねるアスマ。こちらも流石のタマである。現状、囚われのユルは一方的に不利な状態だが、周りの見えない状況で、このチグハグな交渉がどう転ぶか。

 そして現場ではイワンが左右様を相手取って宣戦布告。曰く「左サマの方は封と相性が悪いので邪魔」とのこと。以前も左右様のミギとヒダリでは性質が異なり、それぞれ「封」「解」と深い関わりがあるという話は出ていたが……勇ましい左サマが単独でスポットを当てられるのは初めてのこと。あらゆる所作が格好いい左サマ。イワン相手にも格好いいところを見せてほしいものだが、この相手はちょっと油断できない。さぁ、どうなる。そして自宅でハガレンを全部見てしまった犬の運命は!?

 
Amazonアフィリンク

拍手

 因習村、ここに極まれり……第14話。ギャグってるシーンも多いから軽く観てしまいそうになるのだけど、その実かな〜り丁寧にユルのメンタル削ってくるよね。

 1話目時点で扱いが難しかった東村という存在。今作への意見としてちょくちょく見受けられたのが「どんだけアサが大切な存在だっつっても、村人の大量虐殺に加担してる奴を軽々に信じちゃっていいの? ガブちゃんとかいい子っぽく描写されてるけど、1話目で何人殺してると思ってんだよ」みたいな話。まぁ、実際私もそう思ってた部分はあるし、人殺しという事実は決して消えない。ただ、今作は過去数百年を超えて封と解を巡って戦争じみた諍いが起こっているという背景がある以上、すでに「2人の周りには人の死がついて回る」ことは宿命づけられている。その中で「誰が殺す任を引き受けるか」の問題なので、アサやガブちゃんだけが悪人というのではなく、彼女たちにそれらの行為を強いている周りの世界が悪いのでは、ってんで一旦飲み込むことにしていたのだ。

 そして少しずつ東村の実態が明かされるにつれ、「これはアサさんもしょうがないよねぇ」の空気が強めに流れるようになってくる。どう考えてもユルを囲っていた村の状況は異常であり、封を手に入れんとする村人たちの執念は薄気味悪いものであった。全てをユルに打ち明けた上でのことであれば(それでもユルの生殺与奪の権を握るのはダメだろうが)一応ユルとしても理解はできただろう。昔ながらのクレバーな生死観を持つユルのこと、自分が絶大な「兵器」であると理解すれば、生存戦略としてそんな自分を「行使」しようとする村の姿勢には一定の理解も示せたかもしれない。しかし、完全なる欺瞞で囲い込み、いつかくる覚醒の時を手ぐすね引いて待ってたってんなら、そりゃ心情的にもダメよ。綻びが生まれるにつれ、ユルの心はどんどん村から離れていってしまう。

 そんな過程で起こった、イワンの東村襲撃。彼の収穫は偽アサの拉致に留まったが、偽アサがツガイであることは誰の目にも明らかだったので、新たなツガイを確保して村との交渉材料とする選択は(非道ではあるが)理解はできる。イワンとその雇い主であるチンピラの人も、現時点での村とユルの関係性を完全には把握していないのだろう。だからこそ祈祷師の亡骸を使ってユルを呼び出そうと試みたわけだ。村の命は、まだユルにとって価値のあるものであろうという読みだ。

 ここでキーとなるのは「ツガイと人のつながり」という要素になってくるだろう。「大事そうなツガイを確保すればその主人が釣れる」という感覚、これはツガイに関わる者たちであれば皆共通して持っているのだろうか。ただ、例えば先ごろの影森家襲撃事件の際のツガイ使いたちなど、そこまでツガイとのつながりに執着してない人間もいるような気もする。まぁ、ケースバイケースなのだろうが、それぞれのツガイの人とのつながりを見誤ると、またヘンテコなすれ違いは生じそう。

 今回その一例として出てきたのが謎の宇宙人ツガイ。彼らはポッと出の「在来」ツガイとのことで、あんまりユルたちの抗争に関係があるようには見えない。あくまで「世の中には全然関係ないツガイもいっぱいいますよ。ヘンテコな主従関係もありますよ」ってことの描写のために出てきたものと思われる。左右様も割とフレンドリーに接してくれていたし、本来、この世界のツガイってのは(契約さえ問題なく履行されていれば)もっと気軽に接することができる隣人のようなものなのかもしれない。

 ……という事例を見せておいて、そこにやってくるのがオシラサマ、そしてユルの親友……であったはずの“ダンジ”。その正体はまさかのツガイ。ツガイってのは必ずペアで存在するってんで、これまで独立して動いていた彼のことを疑う要素なんて何一つなかったのだが、そこに偽アサの存在も加味すると、なんとまぁ、「ユルを村に囲い込んでおく包囲網」に綺麗なツガイが成立してしまうという……怖いなぁ。ほんとに東村ってのはユルを取り込むための籠としての役割が徹底している。ちなみに余計な話だが、「ツガイには影がない」という話から一応1話目の描写を確認してみたが……ぶっちゃけ、割とダンジの影、あります。ただまぁ、本人も「意識したら影くらい作れる」と言っていたので、通常時はお役目を意識してちゃんと影を作ってたんだろうな。屋内でしか会うことがなかった偽アサの方はその辺楽でよかっただろうね。

 変身を解いて全てを告白したダンジの様子を見るに、彼自身にユルへの害意はなかったはず。ツガイは主人の言うことを聞くものだし、それが村の総意であったなら、ダンジ(と偽アサ)に拒否する権利はなかった。その上でユルを騙していたことへの罪悪感はあった……と信じたいところだが、今更何をいったところで遅い。ユルの漏らした「信じられるものが何も無くなった」という言葉が全てだろう。

 さて、これにてユルと村は完全に切れてしまった。となると、頑張って偽アサを誘拐したイワンたちの動きは無駄骨だったということになるが……片割れを奪われたダンジはここで誰に救いを求めるか。……うーん、ユルさん、その友情、どう片付けますかね?

 余談:今回オシラサマが住んでたおうちのおばあちゃんとその娘さんが出てきたんですが、娘さんのキャスト表記が「七瀬彩香」ってクレジットされてたんですよ。「ん? そんな名前の似た声優がもう1人いるんか?」って思ったが、多分単なる誤記で彩サマー(七瀬彩夏)でいいっぽい。こんだけちゃんとしたアニメでもクレジットのミスとか普通にあるもんなんやな。彩サマーからサマー要素とったるなよ。

 

Amazonアフィリンク

拍手

 また三木眞一郎が重要な局面で……第12話。前クールも凄まじかったけど、必ずシーズンの節目になるとミキシン/子安/石田彰/速水奨あたりが出てくるよね。ちなみにミキシンはこれの他に「あかね噺」でも最終話で登場している。

 手長足長戦はなんとか処理したものの、だからとて先が見通せているわけじゃないユルたち御一行。数年前にアサの身柄を引き取った影森側でもことの詳細を突き止めていないのだから、このタイミングでいきなりユルだけを拾い上げたデラさんたちに目算がつかないのは当然のことである。一応ハナちゃんがパソコンを駆使していろんな履歴を調べようとはしてくれているが……別にスーパーハカーとかではないだろうし、調べられる情報は影森がすでに通過したところでしかない。一応ユルの母親の旧姓が「金城」であることだけは分かったが、だからってハイそうですかですぐに沖縄に飛べるわけでもなし。結局、手持ちの武器で使えそうなのは先代田寺との接続のみという結論になってしまった。

 一方、そんな田寺の介入で少しは事態が動くかと期待していたのは影森側も同じ。こすっからい諜報活動を行なっていたアスマだったが、結局迷い家の騒動では手駒を失っただけで新規の情報は無し。そりゃま、デラさんがなんも知らん状態で巻き込まれてんだから当たり前である。ただ、アスマのその後だけは今回ちょっとだけ掘り下げられており、彼は独断で諜報を行なっていたわけではないらしく、そこにつながる親戚らしきヤクザ者が登場。CVが佐藤せつじというこちらも個性ゴリゴリのすじもんだが、彼の方がアスマよりも荒事は得意らしく、今回初登場のミキシン(与謝野イワンという変な名前)を送り出したのはこのヤクザである。アスマとの繋がりもまだ一枚岩ではないようだが、影森内部はどうなっているのだろうか。

 先日の襲撃事件から何かを探ろうとするのはジンやアサのチーム。新たなお友達の赤井さんとみどりさん(主人はマコトさん)の力も借りて(?)、侵入者の能力に迫れるかと思ったが……壁の違和感を発見したところで足止め。せいぜい「みどりさんはかわいい顔してやることがエグすぎる」ということがわかったくらいである。……ほんと可愛いんだよな、狐&狸。同作者の別作品なら単なる害獣として射殺されそうなのに。

 「西門」でいったい何が起こっていたのか。その真相は視聴者目線でのみなんとなく解明される。デラさんが訪れた東村と現世の調整役の1人である「祈祷師」。彼はデラさんとの情報交換でびみょーな雰囲気を匂わせつつ、とりあえず復旧中の東村へは向かうことに。しかし、前もって襲ってきたイワンの力により、なんと腹の中の亜空間で外敵を村へと招き入れてしまったらしい。切れ味鋭い2振りの刀のツガイ、亜空間につなぐ能力。そして影森家の壁に残されていた鋭利な線。まぁ、つまりはそういうことなのだね。イワンが強襲部隊に関わってるってことはヤクザがこないだの事件の裏で糸を引いており、当然アスマもそれは承知しているだろう。影森の内紛、ほんとややこしい。

 そして、そんな抗争にも巻き込まれていよいよ崩壊の危機を迎える東村。こないだの襲撃は一応「子供にゃ手を出さない」というアサたち一味の襲撃だったわけだが、今回のイワンは子供を見逃してくれるだけの道徳心を持ち合わせているのだろうか。……まぁ、大人が皆殺しにされた村に子供だけ残されてもどうしようもないが……村、終わりそうだなぁ……。

 

Amazonアフィリンク 

拍手

 「固定資産税がかかるツガイ」とかいうパワーワード、第11話。こういう生臭いところで細かいネタを回してくれるからいちいち笑ってしまうんだよな。あの迷い家、異空間にあるなら税金もなんもないやろ、と思ったけど、入り口自体は現世にあるからちゃんと不動産扱いになるんか。……売却を検討したらいいんじゃないでしょうかね。

 そんな迷い家での決戦の後始末。前回までで「追っ手は影森(アスマ)が送っていた」「それとは別に手長足長の主人がいた」ということまで判明していたわけだが、なぜ突然手長足長の襲撃を受けたのかは確かに分かってなかった。前回は忙しくて出来なかった主人探しだったが、有能なユルさんはしっかりと戦闘中にも目星はつけていたようで。手長足長の行動から主人の潜伏先を絞り込む。そこから出てきたのは、なんと年端もいかない少年。どこぞのハーフ、13歳の少年は、例によってツガイに絡む一族の面倒臭さを体現した象徴のような存在であった。

 今回のサブタイが「兄と弟」で、最初に表示された時は「アスマ周りの掘り下げでもすんのか?」と思っていたが、なんとここでいう兄弟とはまさかの田寺周り。ケンと名乗るその少年は、なんと腹違いのデラさんの弟だったという。その辺の事情はデラさんも一切認識しておらず、少年の主張を信じるしかない部分なのでちょっとだけ信憑性におっかない部分はあるが、ケン少年は見た感じ悪い人間ではないらしく、切迫した彼の訴えに耳を傾ける価値はあるだろう。曰く、「ユルのご両親に村から抜け出す方法を教えたのは先代田寺(デラさんの父親)だった」とのこと。その少ない情報から両親の足跡を追おうとしたユルだったが、残念ながら東村と現世をつなぐ仲介人の一族・田寺の長という人物は想像以上につかみどころのない人物であった様子。実の息子が2人も雁首並べてるのに手がかり1つ見つからないし、現時点では情報が完全に遮断されている。どうやら田寺の一族ってのはその仕事の内容からか、だいぶ隠密性能に優れた一族のようである。

 ケン少年のおかげで手長足長の襲撃は単なる偶発的な事故だったことが判明、あの迷い家に逃げ込んだのは単なるバッドラックだったという話。そんな偶然で手駒を削られたアスマさんにとっては痛手だった気もするが、よからぬツガイを排除した上で、影森の追っ手とは和解できたし、一応は調査のきっかけくらいは手に入れられたのでよしとするか。一旦ケンを持ち帰り、みんなして田寺の情報を突き合わせることで、次の進路を決めるしかないだろう。

 むしろ今回最大の脅威となったのはず〜〜〜〜っとユルたちの帰りを待っていた(待たされていた)ハナちゃんであった。苦労人のサポート稼業。デラさんに振り回されるのはしょうがないが、野生児ユルにも振り回され、相当に面倒な役割を引き受けちまったと今更大後悔。ケンくんちの預金通帳がなかったら大暴れしていたかもしれない。なんとか先立つ資源の確保に成功し、今回はチョークスリーパー1発で許してくれました。……油断していたとはいえ、しっかりとユルをキメて圧倒したハナちゃんはそれなりに戦闘力高そうね。

 東村・田寺、そして影森。未だこの3つの勢力の力関係ははっきりしていない。一番不安定なデラさんのところにいれば、いやでも事態は揺さぶられるのだろう。しばらくは左右様も退屈せずにすみそうだ。

 

Amazonアフィリンク

拍手

 見せ場の連続! 第10話。やはりボンズ作画、シンプルなバトルシーンでその手腕が光りますね。

 シンプルな「悪意」「殺意」を向けてくる敵キャラとの戦闘ってのは実は初めての展開。お互い気にせず殺し合いができる状態での戦闘ということで、これまで以上に色んな思惑が交錯する。最初に動いたのはデラ。相変わらずぬけぬけと嘘をつくあたりがこの男らしいところで、まずは何も知らんっぽい手長足長を相手に「左右様の主人」を誤認させる手を思いつく。ここで囮役を引き受けたことで、最低限「ユルの保護者」の自覚も見えて一定の信頼を勝ち取れるあたり抜け目ない。まぁ、相応のリスクを背負っての行動ではあるが。そんなデラの思惑をきちんと理解した左右様も口裏を合わせて、最初のマッチメイクはシンプルに手長足長VS左右様の正面衝突。一応手長vsミギ様、足長vsヒダリ様の組み合わせで、動きのしなやかなヒダリ様がちゃんと相手に合わせて足技も駆使して戦ってくれるあたりが流麗である。

 しかし変幻自在の敵を相手に左右様も決め手にかける状態。そこでユル・デラ・なんか分からんババア(クレジット表記だと「中年女」)で作戦会議を行い、目標の1つを「手長足長の主人探し」に定める。この時のババアのキャラの立て方もいかにも荒川弘らしいな、という感じで、太々しさの中に不思議な愛嬌がある「主婦ババア」である。デラは囮役もこなしつつうまいこと武器庫にアクセスし、長年封印されていた時差ボケツガイを打倒するための有効手段である現代兵器・スナイパーライフルを獲得。このあたりの「最新武器なら神様崩れのツガイも容赦なく打倒するよ」っていう身も蓋も無い戦術性も今作らしい見せ方である。

 ライフルによる遠距離射撃によって一度は優位に立ったユル側だったが、手長足長がフュージョンして完全体となり、ババアが捕まったことで戦局は再び揺れ戻る。命惜しさにユルの話をぶちまけられ欺瞞戦術がバレたこと、そしてババアの救出のために主人公気質のユルが丸腰のままで敵の眼前に名乗りをあげたことで再び五分の戦いへ。こういうシチュエーションで思いっきり男気ムーブしてしまうあたりがユルさんのダメなところでもあり、格好いいところでもあり。もしこの場にアサがいたら連写モードで撮影待った無しだっただろう。

 左右様にストップをかけてまさかのタイマンに持ち込んだユル。なんでそんなことすんねん、と思ったが、どうやら自分1人に視線を向けさせることで相手の油断を誘い、「はったり」の効果を最大限に利用するためだったようだ。暴露されて弱みになってしまったと思われた「封」の設定を逆利用し、見事突破口を開いた主人公。技ありの勝利に繋がった。どさくさに紛れて「手長を川底に沈めるために石像にフォームチェンジする」なんてヒダリ様の小技が発動してたりもするのだが、まぁ、その辺は左右様の茶目っ気ということで。ちなみに最終的な決まり手は「ライフル狙撃」であった。

 激戦が終わっても、手長足長の主人の正体は掴めず、どこからどう攻めてきたのかもまだ分かっていない。ただ、微かな気配からようやく尻尾を掴んだのは影森ファミリー次男・「典型的石田彰」こと影森アスマの痕跡。ババアを派遣していたのがこのアスマであり、わざわざ人間の追手を差し向けていたのが自分のツガイの微かな気配を誤魔化すためだった、なんてこすっからい小技も露見した。使うツガイが遠距離自動操縦(?)なあたりも性格がよく出ているところで、今後の焦点は一旦影森側に寄せられることになるのだろうか。

 ……でも次回予告全然関係なさそうだったな?

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
6 8
9
25 26 27 28 29
30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[08/21 な]
[08/17 NONAME]
[08/11 な]
[08/11 Cal-cha(カルチャ) 営業事業部 松井]
[08/02 な]
バーコード