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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 京都をめちゃくちゃにするの勘弁してください、最終話! まぁ、何も終わってないですけどね! 同じく「京都へ……」で終わった「るろ剣」は2期が決まってるわけですが、こちらの2期は……今のところ無さそうですね……。

 というわけでアニメは完全なるおれたたエンド。あまりにも見事にいいとこで終わってしまったので、まず間違いなく私は原作を買わなければいけないことだろう。今期はこうして原作欲しくなる作品が多いなぁ。そういう意味では半端に終わっちゃってるけどアニメとしてはすげぇ正しい姿勢だな。

 というわけで「決戦の準備だけして決戦しない」というとんでもないアニメになったわけだが、なんとなんと、まだ準備すら終わっていない。京都で待ち構える神様を対策するためには卒業生を7体集めた程度では全くの戦力不足であり、これをフル活用するためにどう考えてもラスボスが使うとしか思えないような極悪すぎる呪いプランを立てちゃう最強小学生。言ってる意味はさっぱり分からないし、多分螢多朗も視聴者同様にピンときてないだろうけど、「夜宵ちゃんが言ってるんだから多分やれるんだろうな……」くらいの理解で諦めるしかないのである。いや、流石に今回は夜宵ちゃんの提案だとしてもエグすぎる気はするんだけど……神様って京都に定住してるっていう認識でいいのかしら? 居を移されたら元も子もないぜ。まぁ、愛依が入院してる間はそこに固定されてるってことなんでしょうね。

 京都にヤベェ心霊スポットがいっぱいあるってのは何となく一般常識みたいになってるからいいんだけど、そこにさらに卒業生を配置して地獄みたいな街にしちゃおう計画はほんとに夜宵ちゃんの管理下に置けるかどうかは甚だ不安。そこで詠子がまずはディフェンスのためのサポートギミックを開発して夜宵ちゃんに助手として認められたし、螢多朗も螢多朗で新たなシステムを開発して戦力を増強。まぁ、これまで何度も「卒業生を再封印して〜」で死にかけてるんだから、そこのリスクヘッジを考えるのは当然のこと。むしろ夜宵ちゃんがこれまでそこは力業で押さえ込んでたことがびっくりですわ。こうして少しずつ作戦がブラッシュアップされているのを見ると、やっぱりチームが力を合わせることには意味があるよね。

 そうして夜宵ちゃんたちが着々と準備を進める中、もう1つの勢力であるなり代わり連中も何かしらの準備を進めている。彼ら(空亡)は神様に敗北を喫しているので基本的には神様騒動にはノータッチのようだが、ドロシーだけは何やら不穏な空気を出しているようで……ここでもダイレクトに三つ巴になったらややこしいな。夜宵ちゃんたちの京都魔法陣設置にもかなり手間はかかるだろうし、その間になり代わりの介入があってプランが崩れるとマジで京都がヤバい可能性も。知らんうちに花魁に吸い尽くされる人生は勘弁やで。

 さぁ、気になる続きはコミックスで!(買いに行くかぁ)

 

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 急なクライマックス感! 第24話!! ……もう、夜宵ちゃんだけ住んでる世界違うやん。多分こいつハンターハンターの世界から来てる能力者じゃないかな。あまりにも策謀の巡らせ方が手慣れすぎている……。ほんで詠子は呪術廻戦あたりから来てると思う。闇の出し方が手慣れすぎている。

 三つ巴……なのかどうかもよくわからぬ、夜宵ちゃん周りの混戦模様。今回仕掛けを施したのは「チームなり代わり」の切り込み隊長・ドロシー。単に夜宵ちゃんに興味を持ったので「霊的アトラクション」としてこの鬼ごっこを仕組んだのかと思っていたが、終了後に「これによって小学校が休校になれば空亡のところに行く時間ができるからいいでしょ」とのたまっており、どこまで本気なのかはちょっと読めない。ただ、夜宵ちゃんの「なり代わり先が小学生のせいでおつむまでガキになってる可能性が高い」との言を信じるのであれば、ドロシーがおもちゃとして育て上げた先生の霊を使ってまで夜宵ちゃんを追い込んだのが、本当に遊び半分だった可能性も否定できないだろう。なり代わりどもの目的が全然分かっていないため、現時点では判断しかねるのはしょうがない。

 そんな地獄の鬼ごっこにより、まずは先週元太(元太ではない)が犠牲に。続いて明らかにそのキャラで合ってることが分かるでかいメガネがチャームポイントのいいんちょ(本名知らん)も危機に陥るが、偶然にも先生のフィールドから逃げると「隣のステージ」に乱入できるというバグ技に気づいたために夜宵ちゃんと合流することに成功した。夜宵ちゃんの「鬼ごっこというからには、こちらにも勝利条件があるはず」という推理もそうだが、この世界の霊は勝手な女児のゲーム脳に付き合ってくれるために律儀なルール設定をしている奴が多いな(そもそも鬼ごっこで逃げる側の勝利条件って何?)。いや、夜宵ちゃんがそういう霊の性質を学んだ結果、あんなゲーム脳っぽくなった可能性もあるが。とにかく、どこかで無限鬼ごっこを終わらせることができるってんなら、そりゃ本体がいるところだろ、というスタンド使いみたいな判断で一気に本拠地に突入。途中で芳忠ボイスの万能パクパク霊を連打し、先生の霊自体はあまり問題にしていない様子。芳忠さんの霊は今までなんとなく使ってきたが、この度の戦闘で一気に経験値が積まれたことでレベルアップしたそうです。ますます「下衆ポケモン霊バトル」になってきたわ。「過渡期の御霊」という身も蓋も無い名前を付けられ(今まで名前なかったんかい)、今後は卒業生の座に着くことができるかどうか。汎用性が高いくせに副作用も少なそうだからどこぞの花魁や僧正と違って使いやすい霊だよね。

 得られた成果は友人の救出・持ち霊のレベルアップ・そして生還(あと元太のトラウマ)。ミッションコンプリートした夜宵ちゃんを待つのは今回の仕掛け人・ドロシー。彼女との対話でちゃっちゃとなり代わりの存在を看破し、なおかつ相手に遅れを取らぬように奇策にうって出るギャンブラーJS夜宵。今のところ彼女の狙いはピンズドで、これで突如としてなり代わり軍団への足がかりを得た。さらに「なり代わり軍団が空亡とつながっている」という情報まで手に入り、これにて「夜宵・なり代わり&空亡・神」の三つ巴が確定したわけである。……戦力差がデカすぎる気もするが……まぁ、空亡に関してはなり代わりサイドももしかしたら謎を抱えた状態かもしれないから、多少はね。対決する順番的には「神に敗れた空亡」→「神」と段階をあげていくのが正しいようにも見えるのだが、空亡の周りに全容の見えないなり代わり軍団がついているとなると事情は変わってくる。次回予告を見る限りでは、まずは神との対決か。現時点での持ち駒で足りるのかしらねぇ。

 そしてそんな夜宵ちゃんの命懸けの戦いを尻目に、何故か突然小学生を闇堕ちさせるいけないおねーさん・詠子。……何してんねんお前。見知らぬJSの目からハイライト消したらあかんやろ。ほんでいいんちょもすぐに乗るんかい。類は友を呼ぶ……いや、同病あい憐れむ? なんにせよ、いいんちょの今後の人生は相当に波乱に満ちたものになるでしょうねぇ……。

 
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 こんな少年探偵団はイヤだ、第23話。なんか元太みたいなのがおったし、主人公は子供らしさが微塵もないこまっしゃくれたガキだという共通点はある。ただ、少年探偵団はなんだかんだで命に別状はないが、今作の元太は容赦無く精神崩壊させられている。

 I水門の激闘を終え、卒業生ユニットの編成も順調に進んでいる夜宵ちゃん。しかし当座の目標である神様退治にはまだまだ戦力増強の余地があり、さらに遠く関西の地では愛依ちゃんを巻き込んで神様VS空亡の死闘の跡が確認できる。予断を許さぬ状況に珍しく感情的な部分を見せた夜宵ちゃんだったが、「GWが終わるから学校行かなきゃ」というエラく現実的な理由からいったんはやる気持ちを飲み込んだ。無茶苦茶だけど大人以上に大人の判断ができるのが夜宵ちゃんの偉いところである。それにしても、今作は物語がスタートしてからまだ2ヶ月弱しか経ってないのか。螢多朗は凄まじい密度であっちの世界にどっぷり浸かってしまったな……。

 いったん学業……というか「児童業」? に戻ることを余儀なくされた夜宵ちゃん。しかし神様・空亡に加えてもう1つの勢力である成り変わり軍団が夜宵ちゃんにロックオンしてしまったようで、ダイレクト刺客としてこちらも目が怖いドロシーちゃんが接触してきた。夜宵ちゃんは現時点では成り変わりの仕業とは気づいていないようだが……次回予告からすると来週で色々察するみたいだな。そしてそんな霊能力小学生バトルに巻き込まれるのが、「ずっと前からいましたが?」みたいな顔してガンガン夜宵ちゃんに絡んでくる同級生組。てっきり夜宵ちゃんはあの通りなのでクラスでも浮きまくってる異端児なのかと思っていたが、(異端児には違いなかろうが)友達はちゃんといた様子。まぁ、その友達の大半が今回酷い目にあってるわけですが。なんか、序盤の何気ない友達とのやりとりを見て、ようやく夜宵ちゃんの子供らしい部分もちょっと見えたような気がするわね。

 ドロシーによって校内に「生み出されて」しまった悲劇の先生霊。「学校の怪談」モチーフということでこれまでになくオーソドックスな「テンプレホラー」っぽい展開も見せるのだが、残念ながら夜宵ちゃんが相手だと、常に攻撃パターンの分析と効果的な対処法をヒットアンドアウェイで測られながらの戦闘。こうなるとあんまり怪談っぽくはなくて、一気にモンハンじみてくるんだよな。まぁ、ビビり役として同級生たちが犠牲になってくれたと思えば……すでに2名犠牲になってるんだが、あいつらの精神は戻ってくるんだろうか。このままクラスに廃人が2人3人と量産されたら、それこそ「呪われた学校」程度じゃすまんぞ?

 

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 万感こもってゲットだぜ、第22話。何故か分からないけど先週書いたはずの記事があげ忘れており、もったいないので今週2本まとめて上げました。書いてすぐに上げりゃこういうミスはないんだけど、ちょっと寝かせておくことがあるので稀にこういう事態が発生する。人それを加齢と呼ぶ。

 さておき、タイトルからも分かる通りに「旧I水門3部作」がこれにて完結。スタートが「無垢の怨念」で少年霊の話だったのに、最終的に花魁の奥義に名前乗っ取られてるのちょっと可哀想。今週はすでに少年霊に反撃の余地はなく、花魁の最終奥義に一方的に焼かれただけ。一応夜宵ちゃんのマッチメイクとしては「回復系能力を持つ霊どうしの対決」とのことだったが、片や自分が殺した地縛霊をその辺に吊るして燃料タンク代わりにしていただけで、花魁の「相手からなんぼでも吸う」というチートを相手に太刀打ちできるわけもない。序盤こそいかにも少年漫画の敵キャラっぽい能力を見せて強さをひけらかしていた少年霊も、残念ながら卒業生の極まった能力には手も足も出ないのであった。

 そして当然、今作ではすっかり名物となった「目当ての霊は調伏したけどそのために使った卒業生が暴れてどうしようもない」状態を打開しなければならない。大僧正の時も命懸けの危機一髪だったが、あちらはまだ「無差別に周りの生物を殺しまくろうとしていた」だけだが(だけ?!)、今回の花魁は明らかに封印しやがった夜宵ちゃんにヘイトが向いており、ご丁寧に油断してるふりまでして騙し討ちにしようとしてきた。もちろん、強かな夜宵ちゃんもその辺の対策は(ギリギリだけど)出来ており、今回のサポートは以前同盟関係を結んだH城址のおねーさん。この人だけは他の卒業生と違って敵意がない状態で協力を申し出てくれたありがたい霊なので、いざとなったらもう全部この人に頼るしかないのである。今回の「蝶を全部消す」能力、無茶苦茶強かったのだが、彼女の固有能力ってなんだったんでしょうね。

 無事に花魁の再封印に成功し、子供だから丸め込みやすかったI水門の霊も「ゲットだぜ」。ただ、夜宵ちゃんだって別に鬼ではないので(多分ね)、少年霊を騙くらかして封印して使い潰すなんてことはしないみたい。ちゃんと事情を汲み取り、これまでの悪行にたいしては正当に批判はしつつも、今後の行い次第では幸せな成仏を迎えられるかもしれないという可能性を提示しての共闘関係を結んだ。話が分かる霊になってくれれば、素直な戦闘力は割と高めなので主戦力として活躍してくれるかもしれませんね。

 しかし、新たな不穏勢力「成り変わり」の存在が明確になったおかげで、まだまだトラブルの種は尽きない。元々婆さん(ナギコ)についていたという凶暴な成り変わり霊はうまいこと夜宵ちゃんたちの車に潜り込んで水門を脱出。そのまま警察署で訳わからんレベルの凶行を散々に撒き散らし、成り変わり仲間連中と離脱したようだ。警察の人たち、ほんとにとんでもないとばっちり。

 以前登場してた「オズワルド」という謎の青年、そしてその妹なのだろうか、次回予告からすると夜宵ちゃんと同じ小学校に現れる謎の幼女。この話数でまだどんどん新キャラが出てくる展開はいいのだろうか。これ、絶対テレビシリーズの中で神様との対決無いな。しょうがない、アニメ放送が終わったらいったん原作買おう。

 

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 やっぱり遊郭編って面白いなぁ! 第21話。間違ってないよね、大人気ジャンプ漫画の遊郭編が面白いという話。なお、中の人的には巴VSつぐみの汚ねぇAfterglow対決でもあったりする。こんな羽沢珈琲店は嫌だ。

 タイトルの「瑰麗」という言葉については浅学にも知らない単語だったんですが、「珍しくきれいなこと、非常に美しいこと」だそうで、「瑰」という漢字は字形からなんとなく想像できるが「まるくて形がよい、美しい」というニュアンス。果たして、今回の花魁は瑰麗と言っても良かったものかどうか。

 VS水門の少年霊。相変わらず夜宵ちゃんの分析速度は超速で、前回尊い犠牲になったババアの命と引き換えに、霊の能力分析から対策法までを瞬時に導き出した。やってることがいちいちモンハンとかのボス戦分析みたいで、相手の持つ能力や射程から自分たちの戦力で打てる最善手を模索するのが夜宵流である。流石にあんな一瞬でたった1回だけ観察したものを全ての能力だと解釈するのは危険すぎる気もするのだが……ご丁寧に霊が変化してフェイズ2に移行したら改めて分析し直すあたり、ほんとに「そういうボス戦」をやり慣れている人間の思考でしかない。まぁ、視聴者目線では何が起こってるのか分かりやすくなって助かりますけどね。というか、その解説がなかったら本当に雰囲気オカルトバトルにしかならんからね。こんな幼女の言うことを鵜呑みにしていいものかという不安もあることはあるが、それしか拠り所がないのでとりあえず夜宵ちゃんの分析は全て真だと思って見守るしかないだろう。

 ただ、今回は分析だけではどうしようもなく、そもそも「相手の手数が圧倒的に多い上にスピードも速い」という大ピンチ。ご丁寧に螢多朗と詠子に分析を伝えるところまでは攻撃せずに待っていてくれたが、スケッチブックにはすでにインストール済みだったし、身代わり人形がなかったら今頃3人まとめて仲良く肉団子だった。なんとか耐えている状況でも、「無数の伸びる手」とか「なんか増水する水門」などを駆使して3人を同時に追い詰める敵。夜宵ちゃんがなすすべもなく吊られているところをギリギリのところで救い出し、その後の作戦立案まで協力できた詠子は(もし勝てたなら)今回のMVPであろう。こうしてみると、夜宵ちゃんの基本武器って守りの身代わり人形以外だと鬼子母神の指による万能カッターが最大戦力なのね。これまでなら「なんとなく塩」とか「適当に縄」とか色々出てきてたけど、やはり頂上対決でそうした小手先芸は通用しないということか。

 なんとか第1形態を乗り越え、お膳立てを整えて卒業生へとパス。このド腐れポケモンバトルがまた盛り上がるんだわ。相手も変身してパワーアップを成し遂げ、絶対的実力を持つと思われていた卒業生相手にも五分五分の展開。お互いにパワードレイン系の能力を持っているという、実に泥沼感溢れるマッチメイクである。夜宵ちゃんは「なぜ今回花魁が適任だったのか」を説明してくれていたが……まー、どの卒業生を使っても事後処理が大変なことに変わりはないからなぁ……「鬼軍曹は子供に甘いから信用できない」って言われてたのがなんかワロタ。

 白熱する試合展開の中、少年霊の方の生い立ちは前回語られたということで、今回は花魁の方の生い立ちをご紹介。「以前記憶が流れ込んできた」とはまた随分便利な設定だが、そもそも手鏡に封じられていた初期段階は「そんなにたいそうな霊じゃなかった」という情報の方が大事な気がする。つまり、花魁って元々S級怪異でもなんでもなくて、夜宵ちゃんが封印部屋で育て上げた「養殖モノのばけもん」ってことになるよな。一歩間違えたらまじで地獄行き必至の極道ムーブじゃないですか。偶然とはいえ、「霊の錬成」にすら手を出してしまっている夜宵ちゃんのヤバさが改めて確認できる。

 そうして花魁の不遇の身の上が語られ、そんな悲劇をバックに置いた思い出の「第3能力」が発動。トリガーが「憑依してた手鏡で花魁の醜い顔を見せる」っていうほんとに血も涙も無いやり口なのがヤベェんだが、夜宵ちゃんはほんと、どこでどうやって卒業生の能力のディティールを検証してきたんだろうな。一度も使ってないのにそんだけ細かい理解が及ぶことはないと思うのだが……だいたいの卒業生が広域殲滅型だし、案外どこかで村落の1つくらい滅ぼしてても不思議じゃないぞ。……マジでやってないよね?

 さぁ、お互いに出せるカードは全部切った様子だが、あとはドレインVSドレインの力比べ。いつも通りの問題として、「花魁が勝ったとして、その花魁をちゃんと封印できるのか問題」が残ってますが、そこはもう、気にしないようにしましょう。

 

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 諸々励めよ八代拓、第20話。ほんとに上り調子で一番大事な時期にケチつけちゃったなぁ……今後の業界の対応がどうなるかは分かんないけど、今作のようにすでに出演済みの作品は当然責任を持ってまっとうして欲しいよね。

 などという話題から入ってみましたが、そんな八代拓が関連する新キャラ集団の登場。これがまぁ、なんと前回螢多朗がヒヤッとさせられた「成り変わり」の集団だってんだからおっかない。「成り変わりは元の身体の持ち主の記憶も技能も全て引き継げる」とのことで、それって事実上の本人でもあるし、そんなチート設定が許されるなら、とうの昔に世界中が成り変わりだらけになってる気もするのだが……えっ、もしかしてなってる? しかも今回のお話では「有力な霊能者から成り代わっていけば、あとはそこから芋蔓式にいろんな人に成り変わりを押し付けられるじゃん」とのことで、ねずみ算式に増える可能性まで示唆されている……怖いけど、正直どうしようもない案件。あと、設定としてはNTR系のエロ漫画とかでも使われるものなのでちょっとゾクゾクする部分もあったりしますね。自我とは誰のものなのか、その境界が曖昧になっていく恐怖ってのはぜひ別枠でクローズアップして欲しいところですね。

 そして、何故かそんな成り変わり婆さんと帯同することになった次なるSランクスポット、I水門。事前の予備調査ではそこまで怖いスポットに見えないとのことだったが、今回たっぷりの尺で描かれたまっすぐな現代ホラー感は、これまで扱ってきたどのスポットよりもダイレクトに恐怖を煽られる骨太な舞台背景を持っている。起こっている現象なんかは夜宵ちゃん目線でも割と無茶苦茶なもので、「実体だと思ったらやっぱり霊だった」などの反則技を使いながら雑多な幻影を連打してくるもんで本当につかみどころがないはずなのだが、背景ストーリーが現代社会の闇そのものであり、すげぇテンプレな説明しかされてないのに「そんな境遇だったら、そりゃ悪霊になるしかないかぁ……」という嫌な説得力を持っている。「肉団子」というシンプルなワードチョイスもどこか子供じみている部分が実にホラー。こうやって新たな怪談ってのは作られていくのだなぁ。

 そして、想像以上の霊力に一同は振り回されっぱなし。鳴物入りで登場したかと思った成り変わりの婆さんも、なんか知らん間に瞬殺されてしまった。あれ、もう終わりってことでいいんだよな? もしかして、成り変わりが増えない理由ってこうして共倒れして勝手に淘汰されてるからなんでしょうかね?

 婆さんはボディに一撃をもらってから片腕を切断され、そのまま凄まじい力で水門の上まで引き上げられてチョーク、さらに四肢をずんばらりされるというとんでもねースプラッタ処理を食らってしまったわけだが、一歩間違えれば同じ場所にいた螢多朗たちも抗う術なく同じ目に遭っていた可能性もあったんだよな。一応夜宵ちゃんの形代バリアでワンパンくらいは耐えられたのかな? 少年霊の動機を考えるとまた次に狙われそうなのは詠子なんだけど、もう完全に暴走してるから性別とか年齢を気にせずじゃんじゃん釣っていく感じか。これ、どうやって止めるんだろう……次回予告ではもちろん花魁霊が登場してたが……この2者の対決がどういう相性なのかは全く読めない。

 まぁ、どこまで行ってもルール無用のバトル作品なので……この霊を囲い込んだあと、卒業生としてどうやって使いこなすつもりなんだろうな……。

 

 
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 「100カノ」と続けて観たせいで、奇しくも「彼女のおっぱいを揉む話」が連続してしまった、第19話。いや、厳密には彼女じゃなかったけど……こんだけの極限状態で2人して初ラブホを経験し、なんやかんやでイチャイチャできてる主人公カップル、強すぎる(なお、命の保証はない)。

 しばらく詠子と螢多朗の別行動が続いていたため、今回は卒業生回収にかこつけてちょっとイチャイチャしてもらおうというお話。何しろ隠匿場所が廃ラブホで、2人して「こんなタイミングじゃないラブホだったら……」と悶々とした状態で幽霊バトルを繰り広げているのだ。そりゃぁ多少なりとも溜まっちゃったアレやらナニやらをすっきりさせてもらってもいいだろう。ちなみに2人の微妙に生々しくも初々しくもあるやりとりを見ながら、名誉幼女の夜宵ちゃんはどこ吹く風で知らん顔。……いや、でもいっぺんこのラブホに単身で乗り込んでる時点で、きっと夜宵ちゃんなら「ラブホってなんだろう?」って下調べはしてると思うんだよね。前回の事件やら何やらでの対応を考えれば、小学生にあるまじき性知識を蓄えているであろうことは間違いないわけで、現状としては「知識としては知ってるけど興味がないし実感もない」くらいなのだろうか。詠子と螢多朗のやりとりについても、「知らないからスルーした」ではなく、「知ってたけど詠子&螢多朗の関係性にラブホが結び付かなかった」ならギリギリ分からなくもない。……いや、単にしらばっくれてるだけな気もするが……その後で「花魁」という職業についても完全に分かってる風の説明もしているし……まぁ、そこは深く追求しない方が良さそうですね。今作の薄い本が出るなら、僕は素直に夜宵ちゃんよりも詠子を扱ってくれた方が嬉しいので。……今、不安になったのでPixivのエロ絵で検索したんですが……そっ閉じしました。もう終わりだ猫の国。

 閑話休題、これまで同様に「S級怪異に挑むけど、その前に卒業生を回収するからその際にも命懸けよ」という理不尽な下準備。これまでの卒業生連中はギリギリ納得できる部分もあったのだが、今回の花魁に限っては、どうやって夜宵ちゃんが捉えて、どうやって封印してたのかがマジで想像できないクラスでやばい。封印できたのは夜宵ちゃんが「対象年齢」に達していなかったとかいう強引な理由で納得したとしても、このラブホに単身で乗り込んで封印してたってのは無茶だろ。詠子が知らなかったってことは、当然自分の足で遠出して来たってことだろうし……いくらなんでも放任主義が過ぎる幼女である。

 「花魁だからラブホにしたろ」ってのも夜宵ちゃんなりの配慮だったとしたら本当に余計なお世話だったわけだが、あまりにも地の利が霊にフィットしちゃったもんだから危うく螢多朗が何もかもを持っていかれるところだった。万一あそこで解放してたら、ひょっとしたら童貞も持っていかれたかもしれない(まだ薄い本に未練があるのか)。ちなみに「必死に色気を出そうとする花澤香菜のモノマネをする霊」がCV日笠陽子なのは半ば必然と言える。もう、単に2人してコントやってるシーンにしか見えなかったな。花魁の霊、どうやら梅毒(?)を操るっぽいのだが、ほぼ鬼滅とネタ被りしてるのでワンチャン沢城ボイスが聞こえてくることも期待したんだけども、まぁ、どっちでも巨乳声なのでよしとしよう。多分、螢多朗に揉ませたおっぱいはどっちかってぇと詠子のものじゃなくて花魁のものだったんだろうね。

 すったもんだの末に愛の力でなんとか花魁の緊縛に成功した螢多朗。しかし、その過程で「成り変わり」という奇妙な現象に遭遇し、目標とする怪異対策以外にも何かと不安要素が転がっていることが明るみに。結局、螢多朗の体質じゃぁどこまでいっても平穏無事な生活なんて期待できねぇよなぁ。

 

 

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 超次元妖怪バトルの限界突破、第18話。主人公サイドが必死にレベルアップイベントをこなしてる間、ラスボス候補もそれを上回る速度で成長してく展開は凄まじいな。

 Aパートは「卒業生ハウス」編の決着。うえしゃま亡霊はヒステリーを起こして散々に暴れ回るが、結局は出自が不安定でそもそも成り立つはずもなかった霊。夜宵ちゃんにシステムを看破されたこともあり、最終的には同士討ちに近い形で崩壊していく。一番アカンのは全ての原因を作った「南光坊」のはずなのだが……奴が何者なのかってのは一切言及されていないし、少なくとも現時点では夜宵ちゃんも気にしてないっぽいんだよな。まぁ、目の前の状況を打破するのが最優先なので、来歴まで調べる余裕はなかったのかもしれないが。最終的には一番胸糞悪い存在だった父親を色々と犠牲にしてミッションコンプリート。自殺者の霊をそのままセキュリティガードに起用できる幽霊ハウス、コスパは良い(??)。

 そうして新たな物件を手に入れたことに加え、「恐怖を乗り越えた詠子」という強力な仲間も確立。彼女がイカれてたのは元からだが、今回の一件、いや二件でもってその覚悟はますます強固なものとなったはず。対霊専門家の夜宵ちゃん、霊媒体質でアンテナ感度も高い螢多朗、そして技術班兼運転手の詠子という謎のスリーマンセルの完成である。まー、卒業生探しとかスポット巡りにはどうしても足役は必要ですからね。いや、そこも螢多朗でええやん、という話もあるが。

 そして、詠子が正式にこの世界に足を突っ込んだことにより夜宵ちゃんが1人で担当していた分析業務も多少のシェアが可能となり、詠子は過去に起こった事件を掘り起こす。なんとまぁ、あのチュートリアルミッションだと思っていた鬼子母神のお話がここでつながってくるとは思わなんだ。常々夜宵ちゃんのことを「無茶な幼女だなぁ」くらいにしか思っていなかったが、夜宵ちゃん本人も自らの「幼女性」をきちんと認識しており、子供であることをフル活用した上でミッションをこなしていたというのは驚きである(思いつきで後付けした設定っぽくも見えるが、事前にそこまで想定していたなら大したものである)。そして、いくらか反則気味の攻略を果たしたはずの鬼子母神のところへ、新たに攻め入ったのはまさかの空亡。その理由は、事前に神様霊と対峙して敗れたため、というのがまたとんでもない。ラスボスだと思ってた空亡が、その前のミッションボスだと思っていた神様霊に敗れてしまったということで想定していた力関係が逆転した。先に神様霊から倒した後に空亡戦が残っているとしたら変な順番になるかなぁ、とも思うが、この調子で空亡が「食う」行為を続ければ、そのうちに霊力が神をも超えてしまう可能性もあるのかしら。よく分からんが、まぁ、そもそもがよく分からん存在なのだからしょうがない。

 そして、そんな空亡が鬼子母神を攻略し、喰らい尽くした果てに見えたビジョンが夜宵ちゃんの母親だった、というのもやるせない展開。空亡は各地で事故などを起こしてその霊を喰らっているはずなのだが、その中でよりによって夜宵母の存在がピックアップされたのは偶然なのか、はたまたあの家族の血筋に何か因縁があるのか。……呪われた娘さんでした、と言われても納得しちゃうけどな。

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 ヤッター! 人を人とも思わないっていうかもう自身も人じゃないタイプの上田麗奈だ!!! 第17話! なんか最近この書き出し多いですね。でもしょうがない。イカれたうえしゃまが多すぎるのがいけない。そりゃま、業界の人だって「そろそろ頭のおかしい上田麗奈ボイス補給したいな」って日常的に思ってるだろうからしょうがないですよね。こんなんなんぼあってもいいですからね。

 というわけでまさかの「受胎告知の家」はVSうえしゃま。「悪霊を身籠らされた上に死んじゃったうえしゃま」VS「腹いせまがいで悪霊を孕まされる花澤香菜」という極限状態のバトル。もう、各方面のご褒美が飛び交って脳が徹底的に破壊されていく。でも、多分今後の人生でもう「父親を襲って子作りをせがむ上田麗奈」は多分聞けるチャンス無いと思うので、本当に貴重な体験をありがとう。すげぇ作品になったもんだ。

 とはいえ、古来より「受胎」は神秘の象徴であり、それが良い意味であれば神話にもなろうが、「穢れ」の側面があることも歴史的事実として避けられず、それが極限まで振り切れれば今回のように怪異譚へと変貌してしまうもの。まぁ、今回の被害者女性の顛末は説明がざっくりしてた割にあまりにも悲惨だったが……あのそそのかした変な坊主はなんだったんだろうな。よりによってキャストロールで「南光坊」ってクレジットされてたんだよな……最悪の登場人物の可能性が?

 そうして地獄の重ねがけで爆誕した「受胎告知の家」。相変わらずクレバーかつシステマティックに怪異と対峙する夜宵ちゃんだが、正直言って詠子を伴ってるのは完全に足手まといでしかないんじゃなかろうか。まぁ、さしもの悪霊も夜宵ちゃんでは母体として認識しなかっただろうから、詠子と一緒じゃなかったらそもそも怪異がここまで積極的に接触をとりにこなかった可能性もあり、退治したり生け取りしたりするには詠子が必要だったのかもしれないけど。それにしたって単なる付き添いにゃぁキツすぎる歓待ぶり。夜宵ちゃんは霊的存在を視認できるから冷静に事態を分析して対処可能だが、詠子はほぼ何も見えない状態であんだけの極限状態に置かれてるわけでしょ? 前回で恐怖を乗り越えて決断したとはいえ、あまりもハードモードなミッションしかないのがキツすぎるわ。

 まさかの週またぎで、詠子のお腹は無事なままでいられるのだろうか。そして、螢多朗はジムでムキムキになれるのだろうか。……螢多朗に妹がいるとか、俺ら視聴者も知らんかったわ。双子で「元気っ子とクール系」のパターン、完全に阿良々木さんちのオマージュではないか?(怪異譚だし、詠子さん(の中の人)を通じてつながる可能性がワンチャン)

 

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大原さやか 桑島法子
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