忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

 ベタって素晴らしい、最終話! こんなにも予定調和を積み重ねる最終回もなかなか無いだろう……もう、途中から回収される伏線まで全部分かった状態で見てるのに、きちっと収まるべき場所に全部が収まっていく気持ちよさ。

 不動とデス美、2人の関係性については何も解決などしていないし、今後が気になる度合いで言えばさらに気がかりが増えたくらいのものだが、そこはこのアニメに任せるわけにはいかないので原作に頑張ってもらうことにしよう。まぁ、原作の方だってこの設定で何か綺麗に風呂敷を畳む方法があるのかは分からないが……とにかく、アニメはアニメとして「最終回っぽさ」があればそれでいい。そして、お約束の美学は「最終回要素」でも徹底されているのですよ。個人的に嬉しかったのはなんと言っても「戦隊最終回」の美学。きちんとこのためだけに修正された変身バンクは、なんと最終回の花形、メットオフ変身である。ぶっちゃけジェラート5は常に顔出ししてる戦隊だしあんまりメットオフに価値はないのかもしれないが、きっとこの世界の一般人たちもメットオフ変身を見たら「おっ、今日のジェラート5は何か違うな!」って思ってくれるはずだ。そして追加で繰り出される合体武器。まぁ、新武器が最終回限定ってパターンは実は少ないのだが、こちらも特別感の演出としては文句なし。以前合体ロボの実験では失敗していた分、こちらが成功して博士もホッとしてるに違いない。

 対するゲッコーの方も最終回デザインに余念がない。ラスボス格である究極怪人(アルティメットファントム)(CV田村ゆかり)を繰り出すも、制御不能でボスラー死亡、さらにカルバリンベア様があっさり食べられちゃう展開に、王女シリーズ全員共闘の美しい流れだ。灼熱・鮮血・断罪はガチの戦闘シーンが今回初めて描かれてたけど、それぞれの武器に個性があるので戦闘シーンの演出が楽しそうなチームで良いですね。むしろ怪人幹部の方が個性を出しにくそうな感じになっていたが……ドローンラビットさん、ちゃんと肉弾戦できるんでしょうか。多分シンプルな戦闘力ナンバーワンがベア様だったと思うのだが、まさかの食べられ役という……。まぁ、この手の「脳筋幹部、真っ先にボスキャラの生贄に」も王道パターンですからね。ベア様の場合は鋼鉄さんとの純愛って要素があったおかげで生還エンドになりました。よかったネ。

 最後までバカップルで、最後までバカなアニメでした。めでたしめでたし。

 追伸:今回ほとんど出番がなかったヘル子さんですが、一瞬だけ映った時にボサツ(吸血鬼すぐ死ぬ)みたいな顔してたのが可愛かったのでよかったです。

 

拍手

PR

 究極の選択:闇奈さんが膝枕を要求してくる or ヘル子が膝の上に乗ってくる、第11話。どちらも捨てがたいが……灼熱のヘルメットが硬くて重そうなので、やはり本命はヘル子か……ヘル子がいる部屋での女子会、羨ましさしかない。

 ぼちぼちいろんな作品が最終回を迎えることになるこのタイミングでも、今作は女子会できゃっきゃしたり赤ちゃんプレイに興じたりとブレることがない。そんな中でかろうじて終わりっぽさを盛り上げているのはオープニングにSEがついたことくらいか。この手のアニメで「最後になるとSEがつく」っていう文化の発祥はどこなんでしょうかね? 特別感はあるんだろうが、純粋にオープニング聴くときは邪魔だったりもするので悩まし。

 Aパート、王女シリーズ(多分)最後の1人、断罪王女が登場。並み居る王女シリーズコテコテキャストの中で唯一素人キャストだったのはちょっと残念だが、どっかで聞いた名前だと思ったらヨドンナ様の中の人なのかよ。そういうつながりなら仕方ないか(?)。まぁ、多分断罪のキャラ自体が「ちょっと日本語が辿々しい中国娘」っぽいので、そこまでキャラから外れてるわけでもないだろう。

 そんな断罪と仲良くなることを口実に、デス美が企画したタコパ女子会。すぐに集まれてるところを見ると、多分全員がこの寮で生活してるんだろうし、集まろうと思えばこれまでもすぐ集まれたんだろうな。となると、すぐ近くでデス美が生活してるのにこれまで一切手出ししなかった闇奈さんは一応紳士(淑女)である。ただ、いざお部屋に招待されたら一気に距離縮めすぎな気もするけど……メットさえ被ってれば何やってもいいと思ってるんだろうか……。冷静に考えると、デス美さんが「断罪と仲良くなりたいな……そうだ、女子会やろう」と思い立ったのに対し、謎しかない灼熱に対してはこれまで一切アプローチをかけなかったのは何か本能的にヤバいものを感じたからなのかもしれない。まぁ、結局今回呼ばれてるから単に面倒臭かっただけなのかもしれないけど。女子会の後にデス美さんの部屋から歯ブラシがなくなったりしてないことを願う。

 あと、地味な要素だけど断罪の上司にあたるドローンラビットさんが断罪の代わりとばかりに可愛い声なのが素敵ポイント。ベア様やカタパルトスネークさんも含めて、この組織の上司はみんなして本当に部下想いで良い人(?)たちばっかりやね。問題があるのはもしかしたらボスラーだけなのでは?

 あ、ごめん、もう1人問題あるやつがおったな、というわけでBパート。女子会にお呼ばれしなかった鮮血がメインのお話なのだが、彼女が呼ばれなかったのはスケジュールが合わなかったからなのか、デス美さんが流石に学生ばかりの集まりに先生を呼んじゃうのを遠慮したのか。はたまたヤベェやつだから呼びたくなかったのか……うーむ、今回の話を見ると最後の可能性が高そうだが……。前回の闇奈との勝負からも相当な実力者であると分かる鮮血。もしかしたらスペックだけなら王女シリーズ最強なのかもしれない。問題は性癖に難があることだけだよ。前回時点で「白衣沢城キャラなんてまともな精神のはずがない」と戦々恐々としていたわけだが、想像以上にヤバい要素マシマシだったな。この人、どうもキャラの中でも顔のデザインがどこかイカれてて怖いんだよな……。尖りすぎた赤ちゃんプレイ、刺さる人には刺さるんでしょうか。私みたいな素人は「こわっ」としか思えなかったのであまりサービスプレイにはなりませんでした。多分不動も「エロい!」よりも「ヤバい!」が先だった気がする。

 ただ、冷静に考えて一番ヤバいのは彼女からの連絡がちょっと途絶えたくらいで相手の高校に潜入しちゃう不動だと思う。正義のヒーローの倫理観ちゃんとしろ。御出版おめでとうございます。

拍手

 詰将棋って誰もができるようなもんなんでしょうか、第23話。いや、基本的な将棋のルールさえ分かってればできるのかもしれないけども……私は未だに細かいルールがわかってない気がする。「詰めろ」を延々繰り返さなきゃいけないんだよね? その上で相手も最善手を打つ前提で動かさなきゃいけない……やっぱいきなり素人にぶつけるのはむずくね?

 久しぶりに古見さんで記事立てしたのは、今作にしては珍しく作画のショボい回だったもんだから、逆に強烈に印象に残ったため。まぁ、普段のクオリティが高いので、作画がヘタったといっても有象無象のアニメの「普通」レベルに低減したというだけの話で、作品クオリティに傷をつけるようなものではないのですよ。むしろ、そうして要所でキャラ作画がなんか違和感のあるものになったおかげで、最大の見せ場(??)となるストッキング山井さん爆走シーンの無駄に気合いの入ったモーション作画が際立つ結果にもなったのだし。……山井さん、そりゃもうヤバい奴だっていう認識は古見さんからも得られてると思うのだが、ここまで極まった行動にでたのは流石に初めてじゃなかろうか……よく今まで警察のご厄介にならずに済んだもんだな……。

 前回のバレンタインまでの流れで修学旅行も含めて結構しっかりしたエピソードが多かったので、今回のようにオムニバス形式でいろんなキャラエピソードを集めてくる構成はなんだか久しぶり。ここぞとばかりに新キャラ(?)も大量放出されているのだが、意外にそれらの脇キャラたちのキャスト陣に名前を知らない役者陣が集まっててちょっと意外だった。今作は脇の脇でも有名どころで固めてくるようなイメージがあったのだが、きちんと若手にもチャンスが与えられていたのでしょうね。個人的には左藤さんの人は自然な感じで好きよ。

 1本目は「伝線です」。最大の見せ場は当然山井さんの極悪極まりダンシング。結局、今作で一番露骨に性犯罪に及ぶのはこの子だけなのだわ……。ところで、ストッキングの伝線ってそんなに恥ずかしいものなんでしょうかね? いや、そりゃ衣服が破けてるって考えたらそうかもしれんけど……私が学生だった時にはふつーに「やぶけてんで」とか言い合ってた記憶があるんだよな。あれ、今の時代だとセクハラで訴えられたりするの? そんな理不尽なことないよね。

 2本目「鬼に金棒です」。脇キャラ鬼ヶ島さんにスポットが当たるお話。「いい奴だよ」「只野くんにすら声をかけていたよ」など殊更にいい人フォローが多かったが、それならもうちょい早めにスポット当ててくれよ、と思わんでもない。そして、作中での触れられ方を考えると、いい人どころか山井さんオーバーのヤベェ奴の可能性もあるんですが大丈夫なんですかね? ……バッティングセンター、久しぶりに行きたくなった(近所にないのよねぇ)。

 3本目は「甘いです」。左藤さんと、あとついでに前の人と後ろの人にも触れるエピソード。個性だけで勝負するはずの高校で、最大のアイデンティティが「古見さんの前の席、後ろの席」ってのはかわいそうすぎる。だからって「熟女スキー」の方が極まるのもどうかと思うけども。なんでこんな連中がモブに埋もれてるんだこのクラス。

 4本目が「ケンカです」。よりによって初めての喧嘩エピソードが詰将棋ってのもなぁ……でも何気に「古見さんが何を言いたいか全部わかってる只野くん」っていう場面で仲の良さばかりがアピールされてるんだけどね。加藤さん、こんな形でキャラが生き続けることになるとは思わなんだ。でも他の連中に比べて「将棋好き」だけだと弱いよな。いい人なのに、今後生きていけるんだろうか。

拍手

 なんか、ここ最近立て続けに学園祭ばっかみてる気がする、第10話。まー、アニメのこの辺の話数での定番ってことなのかもしれないが……せっかくなのでカウントしてみたら「ヒーラーガール」「りけこい」「ラブライブ」「式守さん」「かぐや様」に今作を加えて6作。……まぁ、そもそも観てるアニメの母数が多いだけか……(比率にすると1/8です)。

 さておきそんなわけで学園祭。実は高校生カップルという不動×デス美コンビはそりゃ学園祭くらいのイベントがあって当然なのだが、如何せんふつーのデートはできない2人。しかし、どうにも最近はバレないようにあれこれするのが変な刺激になりつつあるようで、以前のようにひた隠しにするムーブから、ちょっとずつチキンレースみたいにして2人での逢瀬を楽しむのに遠慮がなくなってきている。っつうか、戦闘時に2人で語らうタイムがどんどん伸びてる気がする。うまいこと隠れてはいるのだろうが、事情を知ってるピンクからしたら良い迷惑だよな。自分が必死に仕事してる時に先輩いちゃついてるって分かってるわけだからな。

 まぁ、それでも一応は隠れながらのミッションになるわけで、やたらと曲者揃いの高校の中で、いろんな絡みが全部刺激になっていく。1人ずつ見ていくと、まずはようやく本気の(?)出番が回ってきたジェラート5最後の1人、ブルーのキャラ。「なんかチャラい」くらいしか判明してなかったが、今回のお話で……情報更新されてねぇな。ただチャラいままだった。ただ、彼のおかげで「変身ヒーローの変身&解除の無限ループ」という訳のわからない絵面が見られたのはちょっと面白かったけども。変身ツールってコストとかエネルギーはかからないんだろうか? 毎回「蒸着!」とかだったら組織側になんらかの費用負担がかかってそうだよな。ちなみに今回はどさくさに紛れて死神王女の変身バンク(?)も初披露されている。敵組織側って、基本的に変装した状態で出てくるし人間フォームが明らかになることはほとんどないので、女幹部の変身シーンがあるのってかなりレアケースよね。過去の事例だとエスケイプさんみたいに人間体がベースで最終的に怪人フォームがあるキャラに限られるんじゃないかなぁ。最近だとヨドンナ様の「巫女服→くそイカす悪の幹部コス」っていう転換が最高でしたね。

 続いてゲッコーサイドからは多数の女王シリーズが今回も元気に参戦。それぞれに闇の深さを披露してくれていて良い具合のキャラ立ちである。まずは魔獣さん。多分デス美さんと並んで善い人だと思うのだが(まぁ、女王シリーズはあんまり悪人っぽいのいないんだけど)、恋愛に一切縁がなかったせいでぼっちいじりされてしまう可哀想な人。周りを見ると敵側と付き合ってたり、人外と付き合ってたり、同性を付け狙っていたりと面倒な連中しかいないのに、唯一真面目に生きようとしている魔獣さんがこんな目に遭うのは本当に可哀想である。まぁ、いくらなんでもカップルを目の敵にしすぎではあるのだが……。この人に風紀委員を任せるのはいいのか悪いのか。

 結局ベア様は本当にいたのかいなかったのかよく分からなかったのは鋼鉄。こいつは付き合ってるという事実で魔獣に対して堂々とマウント取ってたので多分性格は悪い。それにしても、ベア様はカルバリン要素着脱可能なのかよ。もしかしてそれも変身要素なのか? 過去の改造手術の話から、てっきり「猛獣の力と兵器の力を併せ持つ最強存在」みたいなもんだと思ってたのに……単に武器担いでるだけなのかしら……わざわざ鋼鉄から呼ばれてのこのこ学園祭に顔出しちゃうベアさまかわいい。

 そしていい具合に暴れ始めているのが灼熱さんこと闇奈ちゃん。遠慮なく絡みにいけるようになったレズはなかなか強いのだが、今回はその前に新たな女王シリーズが立ちはだかる。保健医こと鮮血王女は……なんとCV沢城みゆき(しかも珍しく音域高め)。白衣&沢城ボイスはむしろレズ推奨なキャラにしか見えないのだが、そのうちに灼熱さんとの間に特別な感情が芽生えたりしないかしら? ものすごく犯罪係数が上がりそうなカップルである。

 とまぁ、これだけ賑々しくキャラが暴れ回っておいて、最終的には「2人して学園祭の思い出写真が撮れたよ、めでたしめでたし」というだけのオチなんだから凄まじい作品である。先週の妹さんの話とかどこ吹く風だもんなぁ……ぼちぼち最終回が近いと思うのだが、とりあえずの落とし所はどこになるんだろうね。ちなみに毎週の落とし所は当然ヘル子さんです。アイキャッチに出てくるだけで「今週はここだけで満足しておくか」って思うことにしているので、最後を締めてくれるととても嬉しい。太めのボディでのてのて歩くのがかわいいんじゃ。

拍手

 兄弟姉妹って、似てるんだけど似ないで育つんですよね、第9話。遺伝子レベルで言えば根底の部分は似てるんだろうけど、やはり立場が人を育むからなんでしょうね、上の兄弟と下の兄弟って、性格変わるんですよ。往々にして上の方が性格が社交的になる傾向がある気がしますね。ちなみに私には兄が1人いるんですが、そいつはコミュ強だし、酒好きのアウトドア好きです。あとは分かるな?

 というわけで、前回の引きから親父さんとバトる話になるかと思いきや、むしろメインは妹さんの方であった。いや、親父さんとのバトルもあったことはあったが、割とあっさり不動が帳尻を合わせてしまったので案外丸く収まったのよね。どう考えても嫁入り前の娘の部屋に男が1人転がり込んでたんだから親父さんはもっと騒いでもおかしくないはずなのだが(デス美さんも2人が付き合ってる空気を隠す気なさそうだしよ)、これも不動の持つ人間性のおかげなのだろうか。ゲッコーマスク以外の小細工はほぼ無しの状態で、真正面から親父さんとコミュニケーション取ってたらすんなりと認められてしまった。まぁ、古い考え方の親父さんに対し、真実一路の真っ直ぐキャラ不動なら案外相性はいいのかもしれないね。親父さんのいう「負けの美学」についても、「負かす方」からの視点ではあるが想いを共有することに成功している。そりゃま、戦隊ヒーローだって相手が本気でぶつかって、本気で弾け飛んでくれる方が気持ちがいいのは事実だろうよ。ただ、この世界におけるヒーローと戦闘員の関係がそれでいいのかって話ではあるのだが……。

 そうなんだよ、親父さんの持つ理念がよくわからんのだよ。本気でゲッコーが世界征服を成し遂げると信じて疑わず、本気でジェラード5のことは嫌っているはずなのに、何故か自分の人生を「打倒」の方ではなく「見栄え」の方に全振りしてしまった親父さん。あんたは生涯をかけて何がやりたかったんだ。これが「ヒーローショーの世界」だったら別に構わないのだが、一応ゲッコーは真面目に世界征服しようとしてるはずだしなぁ……。まー、多分親父さんはバトルの才能が致命的になくて、なるべく「頑張ってる風」を演出してザコとしてやっていくためにあの技術を身につけたってことなんかなぁ。だとしたらなかなかのペテン師だな。ちなみに今回親父さんは速着替えですぐさまゲッコーの衣装を身に纏っていたが、冷静に考えると九州の実家でもあの服を着ていたので(田舎にいるときは絶対仕事と関係ないはずだから)、普段からスーツを愛用してる、文字通りの「普段着感覚」だと思われる。

 そんな親父さんの教育の賜物、偶発的に生み出された武の天才がデス美だとするなら、地道にゲッコー思想のみを育まれた真っ当な結果がウラ美の方。戦闘能力は全くの未知数ではあるが、不意打ちとは言え不動に一発食らわせ、そこそこ強度がありそうなマスクを砕いていたことから考えると、ウラ美のパワーもなかなか侮れないものなんじゃなかろうか。あの親父さんからどうやったらこの姉妹が生まれるのかはさっぱりわからんが……もしかしてお母ちゃんの血が強かったりするのかしら? しかし、デス美さんと違ってメンタルに大きな弱点を抱えており、あまりに姉が偉大すぎたために、その依存心からなかなか独り立ちできなくなってしまったという。これは陰キャがどうこういう話じゃなくて、本当に「姉妹関係の成れの果て」だと思うよ。

 しかしそんなウラ美も、不動とのラブですっかり変わってしまったお姉ちゃんを見て困るやら呆れるやら。これって「悪の秘密結社」だからわかりにくいけど、適当な伝統芸能とか伝統産業に置き換えると割と理解しやすい構図かもね。歌舞伎役者とか、造り酒屋の娘みたいなイメージで、「大きくなったら後を継ぐんだ」って思ってたお姉ちゃんが、都会に出て学生生活を送るうちに、外の世界に触れて新たな夢を持ってしまったと。ウラ美視点ではまだゲッコーという絶対存在に疑いは持てないわけで、そりゃお姉ちゃんが「堕落した」と思うのはしょうがないところだが、多分、この調子だとウラ美も上京したらすぐに同じ末路を辿りそうな気もするよ。もしくはお姉ちゃんと同居してイチャイチャすることしか考えないパターンかな。強めのシスコンは良いものですが、気づけば今作の内訳、不動にラブを向けているのが「デス美・ピンク」の2名で、デス美にラブを向けてるのが「不動・闇奈・ウラ美」の3名。いつの間にやらデス美さんが不動と肩を並べるように女性にモテるようになってしまってる。……まぁ、やっぱ才色兼備という言葉がふさわしいパーフェクトな女の子だからなぁ……悪に徹してすごんでるデス美さんも、また可愛さよ……。

 結論:ぐだぐだ転がってるヘル子もかわいい。

 

 

拍手

 そうそう、猫ってカーテンボックスの上で寝るのよねー、第8話。可愛さよ。ちなみにうちの実家で飼ってた猫もカーテンボックスの上に陣取ってることが多かったんだけど、周りに飛び移れるポイントなんてないもんだから、上に登る時はカーテンをよじ登るんですよ。おかげで我が家のカーテンはボロッボロだったわ……でもいいのです。可愛さよ。

 というわけでヘル子が出てきちゃうとどうしてもそこにばかり目が行きがちなのは猫バカの性なのでご容赦願いたい。でも大丈夫、今作は猫に負けず劣らず可愛いキャラが目白押しだ。Aパート、前回からの引きで初登場したのは灼熱王女こと宝条闇奈。この漢字で「アンナ」って読むのね。一言で言えば完璧な佐倉キャラ。佐倉さんはここ数年規模でずっと忙しくしているが、ヒロイン勢としてのニーズが多いためか、最近は彼女の原点とも言える(?)百合テイストが衰えていた。今回は見事にデス美さんに恋する女の子になっており、しかも外見だけで言えばムカつき度が高いギャル。一人称が「ウチ」という、これまた佐倉ボイスがしっくりと馴染む造形。王女シリーズはどれもこれもキャスティングが贅沢でがっつりハマっているのだが、そんな中でも頭ひとつ抜けて魅力的なキャラになってるんじゃなかろうか。

 今作の場合、敵味方合わせて基本的に悪い奴がいないんですよね。中心となる不動とデス美さんの恋愛を楽しんでもらうのがコンセプトなのでそれを邪魔する悪人が出てこないってのは正しい配置なのだが、これが正義のヒーローと悪の組織でどっちにも悪人がいないっていう構図になってるのが面白ポイントだろう(多分、人間性に一番問題があるのって轟なんじゃなかろうか)。なんだかんだで面倒見のいい魔獣、面倒臭い奴だが特に害がない鋼鉄に続き、闇奈は悪ぶろうとしたけど不動の埒外の実直さに負けて根の善い部分がこぼれちゃった子。まぁ、恋する女子高生なんで可愛いのはしょうがないですよ。どうせだったら今作で青春してる学生さんたちにはみんな幸せになってほしいですけどね。いっそピンクも合わせて4人でダブルデート(すげぇ込み入った人間関係)でもやったらいいんじゃなかろうか。多分、ピンク同様に闇奈も2人がいちゃついてるの見たら身をひこうって思い始める気がするんだよ。

 Bパートはそんなイチャイチャの次元が違うことをピンク目線から確認するご自宅訪問回。「悪の組織の女子寮」の時点で割と面白い概念だったのだが、住所もあっさり教えてヒーロー2人が入室しちゃうっていう。これ、やろうと思えば芋づる式にゲッコーの本拠地とかも叩けるようになってるんだよな……まぁ、不動たちは絶対そんなことしないけど。入り口での合言葉が「のばら」なのはもう伝統芸ですよね。今の若い子どれくらい知ってるんだろうな(知らない子はググりな!) そして入室してしまえば……あとはヘル子の独擅場ですよ!(そうじゃない) いや、でも最初のワンパンはとてもいい仕事しましたよね。ヘル子は本当に「何がデス美にとっての幸せなのか」を考えて行動してくれるという、恐ろしく主人思いな上に多分作中で一番賢いキャラなんだよなぁ。不動とデス美が「賢いことは賢いけどバカだった」というのが判明したからなぁ。

 てっきりこのままいつも通りに幸せ満点で終わりかと思ってたら、まさかの親父さん突撃……。マジで全面戦争案件ですが、さてどうなることやら。福岡土産って何がおすすめ?

 

拍手

 福岡は怖かところやけん、第7話。修羅の国だから、というだけでだいたいの不条理が許される風潮、一理ある。

 まさかの過去のつながりが語られたグリーンこと轟大吾回。こうして何もせずとも放っておくとみんなして不動とデス美さんの関係性の中に飛び込んでくるあたり、分かりやすいギャグ漫画である。そして今回の轟の関わり方は……なんかもう、誰も得しないな。ここまではあまり目立たず単なるクールな参謀系だと思われていた轟。実際に何もトラブルがなければそういうキャラだったのだろうが、よりにもよって幼少期にロリデス美さんに精神破壊されてしまったという過去があり、誤解も何もあったもんじゃない、最悪の認識が定着してしまった。ピンクはデス美さんに対して憧れにも似た友情で接続できたというのに、同じ組織内でもエラい違いである。てっきり前回のラストでデス美さんの正体に気づいたのかと思っていたのだが……この世界もギャグ的お約束である「仮面つけたら誰だかわからなくなる」は守られているのだなぁ……いや、でも前回の轟に関しては仮面も何も付けてなかったのにデス美さんは気づいてませんでしたがね。影が薄いから表に出てこなければ気づかれないくらいなんだろうか。せっかく冷麺作ってくれてたのに……まぁ、世の中のグリーンって、多くはこういうポジションになりがち。

 そして、そんな偶然から語られるデス美さんの怖かわいい幼少期エピソード。どうやら戦闘員の一家の生まれとかいうのはあまり関係無しに、純粋に驚異的なまでの身体能力を持って生まれてしまった悪魔の子だったようである。まぁ、出産・養育などに関してゲッコーの闇技術が活用されていないという保証もないのでもしかしたら純粋培養された怪人枠だったりするかもしれないが……でもあの親父さんお晴れやかな笑顔を見るに、彼女が空手をやったのって純粋に楽しさからだった気はするのよね。轟が修羅と出会ってしまったのは本当に偶然であり、単なる可哀相案件だったという話。

 とはいえ、轟の対応も色々とダメだったし、人間としてもあんまり出来た方じゃねぇな、というのも正直な感想。デス美がかわいそうだと思ってくれたところを見ると決して悪い人じゃないのは間違いないのだが、そこから見事に対応を間違え、今に至るまで間違え続けているのは、ひとえに「自分が負けちゃいけない」という幼少期の謎プライドがこびりついているため。もしそこが改善されて「自分はデス美よりも弱いのだ」ということを本人の前で認められれば、いろんな問題はすぐに解消するだろう。まー、今となっては「師匠は実は弱かったんだよ」をバラすとデス美にとっても良い結果にならないかもしれないし……何もかも手遅れなんだろうなぁ。幼少期に勇気を持ってればねぇ。

 ただ、そんな不幸な育ち方をしたデス美だったが、現在は文句なしのアオハル真っ只中。轟が訝しむほどに不動とのイチャイチャを満喫している。そして、そんな蜜月関係が生み出せたのは、ひたすらに筋トレだけを続ける不動のストイックな姿勢のおかげ。筋肉モンスターが先天性のフィジカル怪物とぶつかり合い、一歩も引かずにぶつかり合っている状態。轟から見たら、目の前のイチャイチャがゴジラVSキングギドラみたいに見えたんじゃなかろうか。別に勝負しなければふつーにかわいい女子高生なのは事実なのになぁ。というか、むしろ普通レベルよりも格段にかわいい女子高生だよ。現代のイチャラブ女子高生も可愛ければ、幼少期の真っ直ぐ空手少女もかわいい。結論はやっぱり「デス美さんは生まれた時からデス美さんで、かわいかったのだ」という話でしたとさ。

 来週は更なる新キャラからの掘り下げ。流れからいって、今度はゲッコー側のお話でしょうね。他の王女シリーズかしら。

 

 

拍手

 ヲイ、オープニングヲイ、第6話。……突然の変化球は流石に笑うしかない。こうしてCV安元に女性ボーカルを歌わせるだけで面白いっていう文化に先鞭をつけた「ゆりゆらら」は偉大であったな。

 6話目で水着回という模範的なテコ入れ。いや、今作は毎回ちゃんと面白いからテコ入れの必要もないんですが、清々しい海のシチェーションで色々と輝いていましたね。Aパートはその海に行くまでの準備段階ながら、ゲッコーの内部事情とかデス美さんの家庭事情とか色々と重要なことが語られるお話。まずはゲッコーの組織図の件で、これまでやんわりと説明されていた「怪人1、その下に王女1」という体制が明確化された。部署は6つあり、それぞれ動物と融合した怪人がリーダーとして指揮をとっているらしい。今回声がついて喋った新しい怪人はワシ(CV緑川光)とウサギ(CV市ノ瀬加那)で、他にもまだオオカミとかがいる様子。当然皇女シリーズも6人ということだが、こちらはまだ他の王女の詳細は不明。そして、この幹部を務める怪人枠は「下っぱの社員が昇級して怪人になる」というシステムであることも明かされた。どうやら動物と融合してその力を得るのは大変名誉なことらしい。ただ、ここまで登場した怪人は「カルバリン・ベア」や「カタパルト・スネーク」など「兵器+動物」というデザインなので、おそらく融合の際には動物に加えてなんらかの武器もセットになるはず。つまりデス美さんがもしこのまま融合していたら「ランチャー・ゴリラ」とか「グレネード・ゴリラ」とかになってたかもしれないわけだ。まぁ、確かに恋愛にはむかねぇよな……。

 ただ、そんなとんでもない改造も組織の中では「いいことづくめ」であるらしく、魔獣王女を含む同僚はもちろんのこと、なんとご両親までたいそう喜んでくれた。まぁ、親父さんが生え抜きのゲッコー社員だったみたいだしなぁ……。これまで「なんでデス美さんの名前だけデス美さんやねん」と思っていたのだが、なるほど親御さんが戦闘員だったのならしょうがない(?)。禍原家、贔屓目に見ても常識はなさそうなご一家かな? でもちゃんと社会生活は送れてるし、大家族っぽいのに特に不自由なく生活してるんだよな。定年まで戦闘員だった親父さんの稼ぎで一家を養えてるとしたら……ゲッコー、マジで優良企業やんね。唯一の悩みが突然改造されるかもしれないことくらいなので、定年までのキャリアとしては魅力的だ。ちなみに、デス美さんの身体能力が意味もなくぶっ飛んでいることを考えると、親父さんも多分戦闘員としてはそれなりにならしたんじゃないかと推測できるのである。縁故採用かな?

 Bパート、いよいよ海へ出撃。真夏の太陽の下でみんな開放的になっちゃうもんだから、デス美さんも関係を隠してることとか完全に忘れてる。魔獣王女の目の前で不動といちゃつくし(奇跡的に都合のいい場面しか見られてないという)、まだピンクにしか関係性を明かしてないはずなのにふつーにメンバーと絡んでる。他の連中がおおらかな奴らばかりでよかったよ。多分、ピンクがなんとか誤魔化せるように色々気を配ってくれた結果なのだろう。最終的にグリーンには気づかれたみたいだが、そりゃそうなるのも当たり前。まー、ここまでの流れから考えて、多分大丈夫なんでしょう。

 あとはもう、ただキラキラした海の景色を堪能するだけである。真っ当な意味で魅力的な水着回。おっぱいがある子も、無い子も、みんな違ってみんないい。結論・今週もヘル子が映ってるシーンがたくさんあってよかったです(結局そこ)。

 

拍手

 キャスト表の敵キャラサイドんところ、「金元→安元→金子」っていう並びで何となく笑ってしまった、第5話。いや、金子彩花って言われてもあんまりピンとこないのだが。何なら「金子彩花→花澤」で一周する。

 そんなわけで今回のAパートは敵組織・ゲッコーサイドからのスタート。もうすでにだいぶちゃらんぽらんな組織であることは判明しているわけだが、そんな中でも謎だったのが「王女」を冠する敵幹部たちの存在と関係性。今までジェラード5と関わっている描写があるのは死神王女だけであり、他の王女連中がどこで何してる奴らなのかは全くわからなかった。何となく「ジェラード5の基地近辺のエリア担当が死神王女(とカルバリンベア)なのかなぁ、と思っていたのだが、今回の様子を見ると一応ジェラード5側も鋼鉄王女の存在は認識していたようだ。その上で「違う部隊の所属じゃないのか」と言っていたし、カルバリンベアがカタパルトスネークのところに出向いてわざわざ身元を借り受けていたところを見ると、どうやらゲッコーの組織体制は「動物型の改造怪人幹部&王女シリーズ」というツーマンセルのデザインになっているようだ。ただ、これまでの登場シーンや現場ミッションの様子を見ていると、あくまで主導権があるのはベアやスネークの方であり、王女シリーズはその配下を務める「片腕」みたいなポジションだろうか。うーむ、なんだか不思議な組織図になるが……多分、怪人1人のワンマンになっちゃうと現場まで目が行き届かずに労務内容に問題が起こる可能性をケアしてのものだろう。ボスが言ってる通りに、ゲッコーはかなりのホワイト企業みたいですからね。社食のメニューが充実しすぎていることからもそれはわかるだろう(普通、社食に単品で酢の物は置いてないだろ)。

 で、そんな体制下で和気藹々とガールズトークを繰り広げたのが死神・魔獣・鋼鉄の王女シリーズ3名。魔獣王女は以前からデス美さんに対して対抗心をむき出しにしていたが、今回たっぷりの絡みを経て、単なるいい奴だったことが判明。こうしてキーキー言いながらツッコミに回りっぱなしの花澤キャラって案外珍しい気がする。それに対し、結局何が理由で王女ポジションにまで祭り上げられたのかがよく分からないのが鋼鉄王女。一応、ベアとの共闘ではそれなりの戦闘能力を見せていたので、純粋に武力としてカウントされているんだろうか。それにしたって、その見た目で頭が悪いのは詐欺だと思うぞ。あれか、ボスもおっぱい目当てで登用したクチか(それならアイアンメイデンの中に放り込んでおくのは勿体無い気がしますね)。カルバリンベアもそのおっぱいを見てOKした……のかどうかは不明。そもそもあのカップリングが成立してるのかどうかも不明。

 Bパートは「あーん」をめぐって、いつも通りにメイン2人が(これ以上ないくらいに)イチャイチャするだけのお話。ピンクは完全に2人の味方になったようで、冷静に考えるとこの組織は私情を任務よりも優先させてる裏切り者が2人もいることになりますね。由々しき事態である。ま、その結果として「戦闘中にいきなり盲腸」というとんでもないピンチも大事に至らずに済んだわけだが……あの現場で救急車を呼んだのは間違いなくデス美さんだと思うのだが、後から「誰が呼んだんだ?」ってならなかったんだろうか。もしくは「死神王女はトドメを刺さずに帰った?」みたいな疑問もあるけど。まぁ、毎度決着をつけずに解散してる正義の味方と悪の結社の間に何らかのつながりを感じない方がおかしいんですけどね……。

 最終的に不動のオカンが全部持ってったような形になったが、オカンはデス美さんとの関係性は完全に認めちゃってるのよね。多分、不動が付き合い始めたことを家族に隠せるほど器用ではないので、実家ではあっさりバレていたんだろう。あの通りのオカンなのであまりデス美さんの素性を詮索していないようだが、単なる高校生カップルとして説明してるんだろうか。俺も人の親になって可愛すぎる女子高生の娘の恋愛模様を見守りたい人生だった……。

 

 

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
10 11 12 13 14 15 16
20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[02/23 NONAME]
[02/10 NONAME]
[02/08 名無し]
[02/05 な]
[02/04 NONAME]
バーコード