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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。普段使ってるWordにほったらかしだったアプデかましたらフォントやスタイルがよくわからんようになった。
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○「実験品家族」 4

 さぁ、ようやく今期最後の新番組にたどり着いたぞ! って思ってたのに、予想に反してショート枠だったわ……。まぁ、一応放送枠としては30分とってるからセーフってことで。半分は中の人バラエティで埋めてますけどね。今期執筆した新番チェックは過去最多となる48本。これに長短含めて継続視聴の作品17本を加えるとなんとトータルで65本……え? 何その数字? おかしくない? ちょっと待って、何が起こったの。これ、普通の人間が耐えられる数なわけないじゃん。絶対何本かは切っていく必要があるやつじゃん。誰か、私に決断力をください……。

 というわけで最後の一本だが、まぁ、ぶっちゃけ切る決断力を求められる側の作品である。なんとも不思議な独特の雰囲気は、今作が完全に中国で製作されたものだから。過去にも中国が制作に関わる作品はいくつかあったが、「霊剣山」なんかはスタジオは日本だし、スタッフも多くは日本人。しかし今回はスタジオもスタッフも何もかも向こうの人間が作っており、それを日本向けにアレンジした状態での放送が始まっている。こうした作品を見るとアニメ制作の国際的な広がりが見られるし、かつては「三文字作画」などと揶揄されたような海外の製造技術も、日進月歩で今や日本に追いつけ追い越せの状態になっていることもうかがい知れるのである。

 しかしまぁ、個人的にはまだまだ「追いつけ追い越せ」はリップサービスの域を出ないとも思っている。全体的な雰囲気作りはクオリティが上がっているものの、未だディティールの部分では日本のスタジオと同質のものを作るには至っていない。それは純粋に絵のテイストが違うことが原因でもあるので「好みの問題」と切り捨てることもできるかもしれないが、おそらくそれだけでは済まされないものだろうと思う。アニメーションを見せる際の動画の引っ張り方、そしてその画を最大効率で見せるためのコンテワーク。そうした根源的な部分では、やはり日本のアニメは一日の長がある。本作は決して悪いものではないのかもしれないが、やはりどこか画面が単調になってしまうし、せっかく動かしているのに動きの魅力に乏しいというか、なんとか出来事を伝えようとしている段階で苦労しているように見える。15分程度の尺だがそれでも退屈してしまう程度のものであり、お話の方もなんだかあまり引き込まれないのだ。結局、この兄弟たちはどういう過程から、この1話目のような状態に落ち着いたのだろう。周りを取り囲む設定がよくわからないので、なんだか全ての場面で地に足がついていないのである。フォークの存在すら知らない奴が何で一軒家で5人暮らしを平然としているのかとか、散々テーブルの上のものを食い漁った犬のにいちゃんがその後にみんなと一緒のタイミングで食べ物を口にして「おいしい」というのはおかしくないかとか。何だか、全体的に制作理念は雑である。まぁ、これこそが大陸由来のおおらかな心で作られたデザインなのかもしれないが。

 ただ、質は決して高くないとは思うが、別にこれが面白くならないとも言わない。設定は「狂乱家族日記」みたいなもんで割とハチャメチャであるし、もしキャラの見せ方が勢いに乗れば、「城下町のダンデライオン」みたいな萌え作品になっていく可能性もあるのだ。今後の動向には注目していきたい(だから、切れない)。

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○「レイトン ミステリー探偵社〜カトリーのナゾトキファイル〜」 5

 何で早朝6時から謎解かなあかんねん。いや、解いてなかったけども。今期は「妖怪ウォッチ」「イナズマイレブン」に加えてこれの放送まで始まり、何だかやたらとレベルファイブなシーズンになっている。やっぱり強いなぁ。

 レイトンシリーズってのは触れたことが無いので、「キャラものだったら追いかける意味もないやろなぁ」と思っていたら、一切教授が登場しないというのでまず驚いた。確かによく見たらタイトルにも「レイトン教授」って一言も書かれてないな。娘さんが主人公のシリーズということだが、知らん間にそんな展開になっていたのかよ。クレジット見たら連載誌が「ちゃお」って書かれてたし、一体どんな層に向けて作られたどんな作品になるのだろう。

 新規シリーズということで知らない人間からしてもハードルは低め。さらに「レイトン」シリーズでは(個人的に勝手に)ハードルの1つに設定していた芸能人のキャスト起用もアニメ版ではほぼなくなっており(そりゃ予算の関係で無理に決まってるだろうが)、せいぜいゲストキャラに使われる程度にとどまっている。特に障害もなく、サクッと「何となくミステリっぽいような子供向けのお話」が展開されているので、「人が死なない名探偵コナン」くらいの気持ちで見られれば良いのではなかろうか。1話目の謎は……まぁ、これくらいの導入の方が「真面目にミステリやる気はないですよ」っていうのが分かっていっそ安心するよね。

 こうしてみるとやっぱりレベルファイブが作り出す分かりやすいキャラクタ造形というのは大きな武器なんだな、ということがわかる。コロコロしたデザインはどんだけ殺伐とした話をしていてもあまり圧迫感が無く、これくらいなら多少ギスギスした話が展開しても見にくくなることはないだろう。まぁ、日曜日の早朝に観たいかと言われたら微妙なところだが、なんと無くでも小利口なお話を観ていれば目がさえるのかもしれないしね。今期は図らずもニチアサがとんでもない量になってしまっているのだが……これ、本当のターゲット層であるお子さんたちは絶対消化しきれないよね。もしこれを見た子が「CCさくら」→「プリキュア」→「鬼太郎」→「プリチャン」なんて連続して見ようものなら絶対お母さんからストップ入るだろ。

 

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○「されど罪人は竜と踊る」 4

 これぞラノベ! っていう感じで久しぶりにグッとくる作品。そうそう、こういう感じが僕の思うラノベ感だなぁ。良くも悪くも。

 BS-TBSでの視聴なので、日程の関係で一気に2話視聴からのスタート。ある程度まとめて見せてもらって助かってはいるのだが……それでもよく分からんところは分からんまんまだ。「竜と踊る」ところはなんとなく分かったけど「罪人」はわからん。「されど」もわからん。専門用語は特に説明なしに放置なんだよな。小説なら字面で何度も確認できるから何となく理解が及ぶ要素も、アニメ音声の場合は耳で聞き流すだけなのでなかなか語彙として定着しにくい。その辺りの差を諦めて原作のままで脚本を組むか、多少いじって改変してでも分かりやすさを優先するかは制作側の意向で変わってくる部分であり、どちらが良いとも悪いとも言えない問題ではあるが、今作は……まぁ、これでいいのかな。多少わけのわからない状態になったとしても、「なんか小難しいことになってる」と思わせた方がハッタリが効くし、世界観にはマッチしてるのだろうと思う。

 ただ、「分かりにくい世界を作る」というならそれを徹底しろよ、とは思うんだよな。中途半端に専門用語と一般語が混ざりあっているせいで、「そこは日本語かよ」みたいなツッコミが入ってしまうとせっかくのこけ脅しも効果が薄れる。例えばこれだけファンタジー世界なのに通貨が「円」だったり、魔法が歴然と存在しているはずなのに科学の進歩が現実とほとんど一緒だったり、「今までこの世界はどうやって進化してきたんだ?」っていう部分に疑問は多い。アルコールの分解とかの科学知識は完全に現実と同じなのに、そこに単に追加要素として魔法が乗るのって、実はすげぇ無茶苦茶しないとダメなはずなんだけどね。

 やはりこの手のラノベで非の打ち所の無い設定を作るのは難しい。あとはある程度映像面で説得力を増してしまえば何とかなるところだが……今作は1話目の戦闘シーンこそそれなりに頑張っていたが、2話目時点ですでにキャラデザが緩み始めており、「大丈夫かセブンアークス」といういつも通りの心配が先に立つ。本当に「よくあるタイプの」映像にならざるを得ないので、これで崩れちゃうとどうしても他作品と比べられることが多くなるだろうし、こけ脅しも効かなくなるので全体的な吸引力にも難が出る。残念ながらこの1、2話を見て「お、続きが気になるアツいアニメだね」と思うことは出来なかった。

 あとは……ぴかしゃのエロいエルフっ子にエロいことさせるくらいしか見どころが……。ちょっとネジが外れて常識がない細谷ボイスのサブ主人公の方も割とキャラは立っているので、あいつが無茶苦茶やり始めたらもしかしたら面白い要素も出てくるかも。

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○「メガロボクス」 6

 ヒロPとヨシPがガチで殴り合うという実写版「天才軍師」。まぁ、ガチでやったら安元のガタイに細谷がぶっ飛ばされそうだけども。

 リメイクリメイク&リメイクの流れにさらにもう一品追加。なんとこちらは「あしたのジョー連載開始50周年記念」だそうな。鬼太郎も50周年、永井豪も50周年。一体どんな年だったんだよ1968年。まぁ、こういうのって強引に数え方をいじって都合のいい解釈にすることが多いけどな。

 しかし、完全にリメイクしている「キャプテン翼」なんかと違い、こちらの作品は「あしたのジョーを原案としている」というすげぇふわっとしたニュアンスの作品。舞台は謎のサイバー世界になり、ボクシングするときに背中に電動アームを背負ってパンチ力をあげるという謎の世界観である。腕力だけあげてそのほかの部分が全部生身だったら確実に人が死にまくると思うのだが、一体どういう経緯でこんな世界になったんだろう。殺し合いが見たいっていう殺伐としすぎるニーズなのかな。でも、その割にアングラ以外でも普通に試合組まれてるんだよな。なんかもう、「適当に昔っぽくないボクシングアニメにしてみよう」みたいなよくわからないデザイン性から作られた世界な気がするぞ。

 ただ、そんな無茶苦茶な世界観ではあるものの、やろうとしているコンセプトは首尾一貫している気がする。「あしたのジョー」という題材を現代によみがえらせるにあたり、原作の持っている埃っぽいような、どうにも泥臭い昭和のテイスト残しつつ、それでも今のアニメで見せるための追加要素を盛り込める、そんな二律背反の願望が不思議と形になっている。どうせ今のご時世に全力で原作再現したところでそこまでニーズがあるとは思えないのだし、こうして思い切ってリビルドし、「現代アニメ」の一本として見せていく方向性は正解な気がする。残すべきは「ジョー」の魂。そのためには多少の無茶だってやったもん勝ちだ。

 ストーリーラインは本当にわかりやすいものだし、今更そこに新しいものを求める必要もない。現代の「ジョー」が一体何を見せてくれるのか、あとは映像面の作り込みの勝負。どうやら監督は映像部門から頭角を表した人物らしいので、1話2話で見せてくれたこの世界のイメージはしっかり守ってくれそうである。昭和も遠くなりにけり。多分、今となっちゃぁ完全なファンタジー世界と大して変わらんくらいの非現実に成り果てたのかもしれませんな。

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○「フルメタル・パニック! Invisible Victory」 6

 まさかこの2018年の世界で、野上ゆかな本人も李苺鈴とテッサを新作で演じることになっているとは想像していなかっただろう。一生もののキャラクターって、本当にそれだけで宝だよなぁ。ほぼ全て当時のキャストで製作できる幸せも噛みしめないとな。

 リメイクリメイク&リメイクの今シーズン、こちらはリメイクでは無しに完全新作での復帰となる。一応歴史を遡ると「TSR」の放送が2005年らしいのでそのブランクは13年。まぁ、干支1周分くらいは今季リメイク群の中では常識の範囲内であろう。しかし、元々紆余曲折のあった作品シリーズであり、当時も初代・ふもっふ・TSRと作られる中で製作スタジオがGONZOから京アニへと移動している。そして今回はさらに移り変わってXEBEC。正直いうと現代京アニで改めて作ったフルメタも見てみたかった気はするが、多分スタジオのテイストとしてちょっと合わなくなっているのは事実だろう。そこで白羽の矢が立ったのが変わらずにメカ作画にこだわりを持ち続けるXEBECというのはある意味必然だったのかもしれない。賀東氏が必ず監修には付いているので、どこが作ったとしても製作理念がぶれることはないだろう。

 そして、そんな中で13年のブランクを超えて作られた「続編」。これがものの見事に続編である。1期2期のことは前提としつつも、特に回想などを設けることもなく、「視聴者の皆さんはそれくらいご存知ですからね」との勢いで始まるエピソード。1クールアニメでいうと8話目くらいから始まったみたいな印象。しかし、私のようにあまり丁寧に旧作をフォローしなかった人間でも特に問題無くみられるように作られているのはありがたい。というか、その辺りで極力「無駄な振り返りを省きつつ自然に新展開へつなげる脚本組み」を意識していたように見える。それができるだけのコンテンツとしての力があると自負しているように見える。そしてその自負は、事実に即したものだ。

 本当に「太い」作品だと痛感する1話目。そんな自然な導入に、さらに原作者肝いりの「現代アニメ」として作られているXEBEC版の画面。実は今、ちょうどAT-Xのオリジナル番組「裏アニメ」ではこのフルメタの話を掘り下げているのだが、その中で賀東氏とプロデューサーが「当時からどれだけメカ作画に苦労してきたか」という話をしてくれている。いかにアニメ的な嘘を交えながらメカを魅力的に描くか。いかに抵抗の強いCG作画をアニメの画面に融和させていくか。そこで行われてきた苦労は、素人が聞くだに想像を絶するようなものである。当時から大変だったことは、おそらく現代アニメでも引き続き悩みの種ではあり続けているのだろう。いや、むしろCG作画が当たり前になり、視聴者の目が肥えて贅沢三昧になってしまった今だからこそ、より「フルメタらしいメカの描き方」への作業量は増えているかもしれない。それでも安易な方向へ逃げずに手書き(っぽい)のメカニックを魅せる作劇は今回のシリーズでも最大の目玉になることだろう。

 1話目で顕著だったのは、「メカを寄せる」というよりも「キャラを寄せる」方向性での融和策だろうか。わかりやすいところでは冒頭のレナードがASに乗り込むシーン。CGで描かれたASと、本来手書きであるはずのキャラが遠景とはいえ自然に馴染む調整は、一瞬とはいえ簡単なものではないはず。他にもキャラの表情は少し硬質な部分を残して周りのオブジェクトに合わせられるようにデザインしているし、とにかく「今作のメカが映えるように」という準備がそこかしこに施されていることがみて取れる。このままの調子で作画を保ち続けられれば、相当骨太な映像作品になることは間違い無いだろう。

 あとはまぁ、今時珍しいくらいのまっすぐなストーリー部分でどれくらい楽しみがあるかですね。既に完成しきっているこの世界。あとはもう、これまで培ってきたものでバシバシやりたいことをやっていくだけだろうし、問題なく見られるものになるだろう。ほんと、スタッフはなんとか最後まで走りきってくれ。

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○「妖怪ウォッチシャドウサイド」 4

 視聴しながらずっと「最後に『今回のは全部ネタでした〜』って言ってケータとジバニャンが戻ってくる」っていう展開を期待してたんだけど、普通に次回予告までシャドウサイドだった……エェェエエエ、結局前シーズンはあれで最終回だったってことなの? それはどうなのよ。

 思ったよりもギャグ寄りの部分もあったのでそこまで大きな差はなくなったかな、という印象もあるのだが、やっぱり僕はいつも通りの妖怪ウォッチが観たいな……何でよりによって「鬼太郎」と同じタイミングでこっち方向に舵を切ってしまったんだろうか。いや、そりゃ偶然だろうけども……どうしたってやってることは同じになっちゃう訳で、こんな狭いところのパイを取り合っても誰も得しない気がするんだけど。

 アニメ妖怪ウォッチの強みって、本当に怖いもの知らずな無茶苦茶なネタ回しだったわけで、シャドウサイドではどうしてもその部分は削ぎ落とされてしまう。まだ多少ネタの節操のなさはあるのだが、シナリオ全体として、1話で「妖怪発生→バトルからの討伐」っていう形式は動かないわけで、これまでのように枠内で好き勝手なミニ番組を連打する形式は難しいし、妖怪のいじり方だってパターンは限られてくるだろう。まー、前シリーズではやれることを全部やりきったからこそ方向転換を迫られたということなのだろうけども……釈然とせんなぁ。こっちのジバニャンが見たいキッズってどれくらいいるんだろう。いや、もしかしたらもうジバニャン旋風が終わって大した影響力も無くなったから首を切られたのかも。そうだとしたらこんなに悲しいことは無いよな。これで完全に終了して別作品になるなら切り替えもできようが、半端に「同じタイトル」だからお別れすら言えてない状態だしなぁ……うーむ悩ましい。

 ま、とりあえず戸松とおいちゃんに引き続きレギュラーの仕事があるということを喜ぶことにしよう。遠藤綾が今後どのくらい出てくることになるのかは気になるな。突然この番組でも月一くらいでコマさんタクシーぶっ込んでこねぇかな。

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○「ヲタクに恋は難しい」 4

 私の録画タイムラインだと「多田くんは恋しない」の後にこれなので、「多田恋」→「ヲタ恋」という謎のコンボが発生する。特に意味はない。

 最初に書いとくと、僕はこの作品嫌いです。アニメとして云々より、テーマそのものの扱い方が嫌い。もともとオタクをステータスとして扱ってコンテンツ化していくのが好きではないのだが、本作のメインヒロインの「オタク」というものの扱い方が本当に紋切り型のオタク像でしかなく、自分のコンプレックスを本当に都合のいい方向にしか解釈していないのが好かぬ。まぁ、これはおそらく単に私が年を取ってしまい、現代の「オタク観」から取り残されてしまっているせいも多分にあるのだろうが……合わないものはしょうがない。オタクを自称し、それを背負って生きるのならば、私は盛岡守子さんのように、それを抱えてひっそりと、遠慮がちに生きるべきだと思っているのである。なんであんなに幅を利かせて優遇してほしいという態度を表に出すのだろう。都合のいい時だけ日陰者のふりをする「自称負け組」ほど厄介なものはない。

 こうした問題は、付き合おうとしている男の方も同様である(というか、作者の描くオタク像に通底している)。一番驚いたのは、居酒屋で「タバコを吸っていいか」と聞き、相方にNOと言われたのにそのままタバコを吸い始めたシーンだ。あれはおそらく「2人の間ではそうしたやりとりがすでにお約束になっており、別に女性の方もそれを気にしないくらいに気心の知れた仲なんですよ」ということを表すためのシチュエーションだったのだろうが、一体どういうコミュニケーションが前提にあり、あんなわけのわからないやり取りが成立するに至ったのか分からない。相手がタバコを吸って欲しくないと言っているのに、目の前で吸い始めるのはオタクとかそういう以前の、ただの人としてのマナーの問題だろう。もちろんあの居酒屋は喫煙可の店であることは前提だろうが、それでも、吸いたいのならむしろ黙って吸い始めてくれた方が理解が及ぶというものである。他にも、突然昼日中のオフィスビルですれ違いざまに夏コミのことを聞くとか、そんな人間はオタクとかそういう問題以前に、単なる社会不適合である。それをオタクという免罪符でうやむやにしようとするこの作品の方向性を見ていると、むしろこの作者はオタクのことが大っ嫌いなのではないかとすら思えてくる。

 他にも「オタクを隠している」と自称しているのにその辺で散々にネット用語をはき散らしたり、人に溢れる居酒屋で居座ってゲームを始めたり、人として如何なものかと思えるような行動ばかりが目につき、主人公カップルのことを全く応援する気が起こらない。よくもまぁ、これだけイライラするシチュエーションを用意できたものだ。どれだけアニメーションとしての質が良くとも、ちょっと追いかけるには抵抗がある作品である。幸か不幸か、監督は平池さんだし、ノイタミナ枠なので下手なものは出てこないだろうという保証があるのも悩ましいところだが……。そこまで好みの絵柄でもないしなぁ……。ただ、沢城がいつも通りに仕事してるのを眺めてる杉田は楽しそうだ。

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○「奴隷区The Animation」 4

 「これって王様ゲーム枠やんけ」って思ってたらマジでエンディングがPileだったりCM流れたりしたの、すげぇ印象悪くなると思うんだが大丈夫か。

 1話目での印象は別に悪いものではなかった気もするのだが、残念ながらわし、確かこれ既読なのよね。あやふやなのは中身が印象に残ってないってのもあるし、もしかしたら最後まで読まずにやめてしまった可能性もある。漫画喫茶とかブックオフの立ち読みとか、そういうところでは何故かこういう胡散臭い漫画を読むことが多いのだが、その時にこれも手にとり、最終的にあんまり面白くなかった印象(記憶?)があるんだ。だから王様ゲーム云々をさておいてもあんまり期待できないっていう。

 はっきり覚えてないから本当に印象だけの話なのだが、この1話目で説明された設定からは「相手を奴隷に貶めるための騙し合い、策謀のゲームが今始まる!!」みたいな感じだったのに、実際はゲーム性がほとんどなく、基本的に進行する物語はセックス&バイオレンスである。なんか、作中ではゲームやろうとか言い出したのにチンピラが相手をいきなり殴り始めて「オラ、ギブアップ宣言しろよ」みたいな展開で瞬殺してたシーンもあった気がする。つまり、「装置をつけて相手を負かせば」という設定部分があんまり意味ないのである。いや、最後まで読んでたらひょっとしたら意味あったのかもしれないけども。あと、原作の副題に「23人の奴隷」っていう文字が出てくるのだが、アニメ1話目でもいちいちそのお話の中心になる人物の名前が表示されたように、次々と新しい「奴隷バトル」を描写する平行的な展開になっていき、なかなか1つのところに物語が収束していかない。おかげで何だかとっちらかった印象になるし、キャラ全部を覚えておく労力も馬鹿らしいし、だんだん読むモチベーションが下がっていったのである。うん、多分最後まで読んでねぇな。

 そんな原作だった印象のおかげで、アニメの1話目がどうこうという部分以外でモチベーションは低め。一応、救いとしては制作会社と監督が「つぐもも」を担当した人たちであり、あのくらいのクオリティになるならもしかしたら単発アニメとしては成功することもあるかもしれない、という部分である。よかったな、「王様ゲーム」と同じ制作とかじゃなくて。

 しかし、Pileは立て続けにこういう作品のテーマソングを担当したことになるわけだが……どういう印象で売っていきたいんだろう? 大丈夫か。

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○「ひそねとまそたん」 6

 もう、方々に尖りすぎててかえって丸いんじゃないかと思えてくるカオス極まる作品。オリジナルでこういう攻め方ができる作品はそれだけでちょっと好き。

 尖っている点その1、総監督が樋口真嗣。なぜ突然オリジナルアニメで監督をやることになったのか、意味がわからない企画である。

 尖っている点その2、監督は小林寛。この人もまだまだ若手ながらも癖が強い気鋭の演出家。一筋縄ではいかないアニメーションの画作りが期待される。

 尖っている点その3、脚本が岡田麿里。小林監督とのタッグは「キズナイーバー」でも経験あり。この噛み合い方が吉と出るか凶と出るか。

 尖っている点その4、キャラデザの伊藤嘉之やらメカニックデザインの河森正治やらコンセプトデザインのokamaやら。闇鍋かよ。

 尖っている点その5、主演が久野美咲。久野ちゃんのくせに成人女性とか、正気か。

 尖っている点その6、ヤクルトが一社提供。作中で執拗にジョアを繰り出すも、メインテーマがドラゴンなのはヤクルト(スワローズ)的に大丈夫か。

 もう、とにかく色んなところに見どころが目白押しでそのまま瞳孔拡散してしまいそうな作品。開始直後のイメージから「どんな世界観なんだろう?」と訝しみながら観ていくも、そのイメージは最後までなかなか一点に着地せず、どこまで行ってしまうんだろうと呆然としていたら、いつの間にか胴体着陸しているという。これだけの散逸的なイメージがきちんと1話目で着地しただけでも、コンセプトをまとめ切ったスタッフはすげぇと思う。加えて、今回はどれくらいメインライターとして関わっているのかは定かでないが、どこから思いついたのかよくわからない岡田麿里の脚本は相変わらずぶっ飛んでいてすごい。「自衛隊がドラゴンを飼っている」っていう発想からしてよくわからないのに、「そのドラゴンは現代でも航空機として偽装されている」「乗りこなし、変形させるためには食われて腹の中から操縦しなきゃいけない」なんて、誰かにプロットとして説明した時点で「ちょっと休んだ方が良くないですか」って言われそうなもんである。それが実現して、しっかりアニメになってしまっているのだから、やはりアニメーションというのがどれだけ自由な媒体であるかを改めて確認させられる事態だ。確かに、こんだけ意味のわからん世界ならあんまり頭身をあげたリアルな設定にはできないもんな。落とし所としてはここしかない気すらする。久野ちゃんの主演起用も、どこまでも非現実的な物語を飲み込んでしまえる「非現実の代表」としての声なら納得できるか。何だか花澤先輩のやけっぱち芸に似た発生になってきた気がしますね。

 まぁ、もともと岡田麿里には信頼を置いているし、これだけ仰々しいメンバーが集まって作っているオリジナル作品、良くも悪くも大人しくは終わるまい。やりたい放題やって伝説を残すか、ド派手に打ち上げて花と散るか。せいぜいその生き様を見せて欲しい。ところで、久野ちゃん相手にわめき散らして(年上相手に)キレまくっているともよちゃんが個人的にツボなんですが、あの2人がここから友情を深めるエピソードとかが出てくるんですかね。ジョアを冷蔵庫で冷やせばだいたい解決する気がするよ。

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