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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「アトム ザ ビギニング」 5

 鼻をつまみ合う野郎2人って、絶対気持ち悪いよな……まぁ、実は天馬博士もけっこう鼻には特徴あるから、ひょっとしたら若いころにつまみ過ぎたせいでお互いにああなった可能性はあるな。

 原作未読。連載が始まった頃にちょっと話題になったのは見たけど、掲載誌に興味無かったし、そもそもこういうスピンオフ(?)な懐古作品って外すことも多いし、別に読もうとは思わなかった。しかしまぁ、こうしてアニメ化までこぎ着けたのだから、それなりに話題性のある作品になったってことなんでしょうかね。

 とりあえず「A106」が将来的に「ア・ト・ム」になることだけは分かったが、そもそもアトムって確か天馬博士が息子を失ったショックからその代替物を生み出そうとして出来たものなんだよね。この作品はそのゴールに向かうものなのか、それとも全然違うアトムになるのかはよく分からない。他にも「大災害」っていう設定も元のアトムで聞いたことないな。実家にアトムの愛蔵版があってそれなりに読んでいたはずなのだが、記憶はおぼろなのでどこまでが原作準拠で、どこからがオリジナルなのかはちょっと分からない。まぁ、現代風にリビルドすることは悪いことではないんだけど。単に手塚作品の知名度におんぶにだっこするだけの作品っていうなら嫌だな、という。でもまぁ、「ヤング・ブラックジャック」は面白かったしな。今作はどこまで手塚作品の世界に肉薄出来るものか、見ものですよ。

 個人的に一番笑ったのは天馬博士のキャラクターだ。こんな奴だったのかよ。原作では多分こんな要素は無かったと思うのだが……天馬博士とカラ松が紙一重ってのは笑うわ。お茶の水博士はまぁ、こんな感じかな。何かいまいち印象が固まらないな、と思ったら、多分私の中でお茶の水博士がDr.ライトとイメージ被っちゃったんだ。そうなると天馬博士はワイリーと……被らないけど、だいぶ昔の記憶だから色々と曖昧になっちゃってるな。1話目では原作知ってたらニヤッと出来る要素とかは隠れてたんでしょうかね。「ヤングブラックジャック」のキリコネタみたいなのが出てくるとちょっと嬉しいかも。

 普通に考えたら、「アトムの前日譚」なんてものを後付けで作れるわけがないのだから、そんな無茶をどこまで許容出来るレベルで仕上げてくるかは正直楽しみなところ。如何せん原作もまだ大した巻数を重ねているわけでもないし、アニメだけでは完結しない作品だろうが、上手いこと面白い作品になってくれたらそこから原作も追いかけてみようとは思う。1話目時点で天馬博士がぶっ飛んでたおかげで、「原作とイメージ違う」みたいな些細な文句は今後どうでも良くなるだろうし、いっそのこと弾ける方向で現代版のロボット活劇を見せてくれればそれでいいや。まぁ、どう考えても今回見えた技術水準の世界からアトムは生まれないと思うんだけども……やっぱこの頭身のキャラでアトムやるのは無理があるよなぁ。どこまで無理を通せるかなぁ。

 というわけで個人的には「中村頑張れ」というのが最大の結論です。「お茶の水博士の妹」という謎ポジションの幼女もちょっと注目。

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○「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド」 4

 こっちはしばらく観てみようかな……。自分でも規準が分からへん。

 いや、別に面白くはないんだ。むしろ、個人的には好きじゃない部類の作品で、作画も大して力が入ってないし、メインプロットも面白いとは思えないけども……まぁ、こっちはちゃんとストーリーものとして完結してるからな。正直言うと「ジャイロゼッター」くらいのレベルならまぁいいかな、っていう気分。

 こうしてみると、子供向けのアニメってのは深夜アニメと違って、とにかく「何が起こっているのか」を伝えることに比重を置いていることがよく分かる。いや、当たり前の話なんだけどね。子供相手に抽象度を上げて演出で見せようとしたって訳が分からなくて投げ捨てられるだけだし。今作も「スーパーカーの登場でなんか悪い奴がやっつけられたり、危機に陥った人を救出できる」っていうコンセプトが1話目で余すことなく伝わってくる。お子さんに観てもらうためにはそれで充分なのだ。ただ、私のように無駄に歳を食った人間は単にそれだけではなく、「アニメならではのプラス」を求めてしまうせいで、こういう作品はどうしたって退屈に見えてしまう。いや、別にプリキュアだって戦隊だってその規準で言えば「つまらない」ジャンルになる可能性はあるんだけども……画面の作り方が違うんだよな。そこはやっぱり東映なりの戦略性ってもんじゃないかね。

 でもまぁ、そうしてストレートに作ってるからこその味ってのも、ひょっとしたらあるかもしれない。今作のキャラクターデザインは何か微妙なんだけど、ひょっとしたらこれも慣れてくれば面白い味になるかもしれないし。あとまぁ、小清水ボイスの先生の声が毎週聴けるし……うん、そうだな、そこがメインのモチベーションだな。あ、ほら、藤原夏海が順調に少年役の主人公ポジションを固めているのも温かく見守るよ。

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○「100%パスカル先生&プリプリちぃちゃん!!」 ー

 あぁ、これはコロコロだ……ヘボットみたいなのが出てきたらどうしようと思ってたけど、流石にヘボットが2つも現れるほど危険な国ではないようだな。

 ただ、残念ながら私も少しずつアニメのチェック本数は減らす方向に努力しているので、コレは……いいかな……。まぁ、元々あんまり朝アニメってチェックしない方なんだけどさ。「カミワザワンダ」はそれなりにペイした作品だったけど、この15分枠をわざわざ録画するのは面倒だし、週末はただでさえ本数が多いから、録画したとしても多分ろくにチェックしないと思うわ。それならすっぱり切った方がいいよね。

 ……アニメの中身にさっぱり触れてないけど、だって何に触れていいか分からないんだもん……。そうそう、朝アニメって何故かキャストが独特だよね。ベイブレードとかデュエルマスターズとか、そういう番組ではお馴染み、みたいなキャストが割といるみたいで、今作に居並ぶキャスト陣も割と見慣れない名前が多い(「プリプリちぃちゃん」の方はそうでもないが)。変な生物を演じるそんせん先生は気にならないわけではないのだが……「えとたま」で代用しよう。これ、日5枠が無くなってこっちに移動してきたっていう設定らしいんだけど、誰か得する人間いるのかなぁ。正しいお客さんであるお子様はコロコロアニメの枠が増えて嬉しいのかもしれんね。MBS制作のアニメってことで応援したい気もするのだが……すまんな。

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○「ソード・オラトリア」 4

 もう長すぎるからサブタイトル省略しましたよ。一応確認しておくと「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」ね。

 「ダンまち」といえば1期目の放送が2015年だったので2年前の作品。当時はそれなりに楽しんで観ており、「紐神様」ことヘスティア様はグランプリの選出キャラクターにもなっている。わずかにヒモ一本で業界を賑わせた潔さは大したものだった。そしてそんなヘスティア様がベル君と2人で作り上げたストーリーも、まぁ悪くはなかっただろう。

 しかし、今作はそんなヘスティア様の影も形も無い。ヒモの切れ端すら落ちていない。最大の誘致要因、最高の女神であるヘスティア様を失い、今作は一体何がやりたいのだろうか。中心に置かれているのはベルの憧れていた女騎士・アイズ・ヴァレンシュタインらしいのだが、あいつ、1期の頃にそんなに人気のあるキャラだったか? ぶっちゃけあんまり印象がなくて、名前だってヘスティア様に呼ばれていた「ヴァレンなにがし」っていうフレーズが一番印象に残っている。正直、あいつの生態にあんまり興味はないんだ。本作では更に、そんなヴァレン某に憧れる未熟なエルフ娘を中心に物語が始まったのだが、何でまたヴァレン某に憧れる弱虫の話を見直さなければいけないのだろう。何でわざわざ同じ視点をもう1つ用意したんだろう。今後の展開がエルフ娘中心なのか、それともヴァレン某中心になるのかは分からないが、結局エルフ娘は勇気を持てなかったし、メインの女騎士も特にキャラクターの魅力を見せてくれたわけでもないし、何がやりたくてこんなスピンオフが作られたのかはさっぱり分からない。まぁ、まだ1話目だから分からないのはしょうがないのだが……。

 筋立てに関しては、他にもよく分からない部分が多い。一番疑問なのは最大の見せ場となったイモムシモンスターとの戦いで、たとえばキャンプが襲われてる間肝心のヴァレン某はどこに行っていたのか。あいつが最初から出てくればもっと被害は少なくて済んだはずなのに、途中まで誰も言及してないんだ。そして、他のパーティメンバーも途中まで本気で戦っていなかったように見えるのも違和感がある。ヴァレン某が登場した後に「負けてられねぇな!」ってんでいきなりモンスターを屠り始めたのだが、それが出来るならもっと迷惑かからないうちにやっとけよ。結局あのイモムシは強かったのか弱かったのか。まさかパーティ全員がエルフ娘の成長のために一芝居打っていたわけでもなかろうし、もしそうだとしても、周りの人間に迷惑がかかるような様子見をしてる時点で主人公パーティを名乗る権利はなかろう。なんだか、展開が行き当たりばったりで、何がしたい話なのかが見えてこないのである。

 一番見たかった要素を削られ、よく分からない話を見せられる。この1話目はちょっとエンジンかかりませんね。先週やってた紐神様温泉話の方がよほど滾るものがある。「何故こいつが中心のスピンオフが作られたのか」っていう謎が、観ているうちに解けることを祈っておこう。

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○「sin 七つの大罪」 4

 この紛らわしいタイトルな。まぁ、一般性の高いタイトルをつける方が悪い。

 久しぶりだなこの感じ! って思ったけど、割と最近も「ビキニウォリアーズ」があったな。一応調べたんだが、「ビキニウォリアーズ」は「ホビージャパンによるフィギュアを中心としたメディアミックス作品」。そして本作は、「ホビージャパンによるメディアミックス作品」。……同じやんけ! こんなんばっかりか! 一応製作スタッフなんかは全然違うけどさぁ、まぁ、よしもときんじ監督作品ってことで、遡ると「クイーンズブレイド」と同じ系譜だよな。あれもホビージャパンによる()

 私はワンランク上のアニメチャンネルで視聴しているため、小耳に挟んだ修正などが一切入っていない状態での視聴だ(ドヤァ)。おかげで丁寧な作画の乳首なんかもよく見えて、「聖痕のクェイサー」以来の乳首作画をじっくり堪能することが出来た。いや、してしまった。大変頑張ってらっしゃるし、女の子のアップの表情作画なんかも丁寧で、可愛くエロく作り込もうという姿勢は買えるのだが……これ、1話目で出したものが全てなのでは? ここからルシファーが地獄統一大作戦にでも打って出るんだろうか? でも、後は各魔王に今回やらかしたような辱めを与え続けるだけの作品だよね。別に面白くなるとは思えないんだけど……。この手の作品に何の面白さを求めるものか、という気もするんだが、「クェイサー」なんかは馬鹿が振り切れて斬新さにつながっていたわけじゃないですか。今作はエロについても極々普通の展開なので、ここから奇抜な映像が出てくるって期待感はあまりないんだよなぁ。いや、奇抜なエロが見たいのか、っていうのもそもそもの疑問ですけどね。

 気になるのは、なんだか展開がやけにもっさりしていたこと。1話目はルシファー堕天から大罪によってたかってボコられるまでの展開だが、途中のやりとりも随分ゆっくりしていて、1つ1つの対話のテンポが悪い。映像面でのエロさを打ち出し、画面を見てほしいが故の台詞の緩慢さというなら理解も出来るのだが、別にそこまで映像がエロ連打ってわけでもないし、「単に間延びした会話」なんだよね。そういう面から見ても、あんまりこの先面白くなる予感はしない。まぁ、エロくなる可能性はあるけどさ。

 あとは楽しむとしたら中の人要素しかないんだよね。案の定「ビキニウォリアーズ」からも多くのキャストが出張しており、とにかく喘がせれば何でもネタにしてくれる日笠大先生、若手でこんな仕事ばかりでいいのか加隈亜衣、もう実写で出演させればいいじゃんたかはし千秋など、安定した仕事と喜んで良いのか悪いのか。そして、本気で喘げと言われればやる気満々と思われる伊藤静がこの先の趨勢を握っているといっても過言ではない。こういう作品が本当に楽しそうなアラフォー人妻声優素敵ですよね。そんな中で主役のキタエリは……なにすんだろ。ドロンジョ様が痛めつけられる方で終わるわけにはいきませんけども。なんか、現場は楽しそうでいいよね。戸田めぐみが喘ぐ展開になったら起こして。

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○「覆面系ノイズ」 6 

 TARI TARI」! 「TARI TARI」じゃないか! もう、それだけで充分!

 やぁ、何故か「花とゆめ」原作アニメとは相性が良いおじさんだよ。なんでなんだろね、作品によってデザインも製作陣も全然違うのに、何故か「花とゆめ」誌上に連載している作品がアニメ化すると大体面白いっていう。雑誌のコンセプトが肌に合うんでしょうかね。まぁ、読んだことないから知りませんけどね。

 今作は、ストーリーがどうとかそういう以前に、とにかく中の人フィーバーを起こしてしまっているので1話目から割と冷静な判断力を持っていかれてしまった。何しろメインヒロインに早見沙織を起用し、これが圧倒的歌キャスである。つい最近までも「風夏」でアイドル歌唱していたわけだが、今回は軽音楽部のボーカルとして、割とロックな歌を聞かせてくれる。みさおのこういう曲調はあまり聴く機会がないだけに、それだけでちょっとテンションが上がる。そして、そんな主人公が奪い取る形になった軽音楽部のメインボーカルは高垣彩陽である。彩陽&みさおの歌キャス作品。それつまり「TARI TARI」なのである。いっそここから来夏さんも連れてきて!

 2人の歌が聴けるというだけでも充分満足で、今後もこの「歌」を中心に物語が回っていきそうなので、ひょっとしたら「風夏」以上に歌唱部分で楽しめる作品になるかもしれない。そして幸いなことに、それ以外の部分でも特に不満は無い作品なのだ。少女漫画なので恋愛中心なのは当然だが、野郎が2人、それにヒロインも2人。ここからどういう風に話がこじれていくのかは分からないが、少なくとも1話目の時点でメインヒロインは面白そうな印象である。マスクを常備しているあたりが「覆面系」なのか、もうちょっと深い意味があるのかはもう少し見てみないと分からないが、鋭角的なキャラクターデザインも嫌味にならない程度に個性が出ており、あんまり可愛くない気がするけどどこか愛嬌もある。少女漫画的なお約束デザインいから一歩ずれてるような、そんな感覚である。強いて難をあげるなら、歌っているときの口元の描き方がなんだかただ叫んでるだけに見えるのが不満ではあるのだが、1話目はマジで叫んでる状態になっていたようだし、ひょっとしたら明確な演出意図があってのことなのかもしれない。今後は心を込めて優しく歌うヒロインの顔を見ることが出来るんでしょうか。

 みさおが歌い、彩陽が歌うアニメ。改めてその尊さを確認する良い機会になると思いますよ。待ちきれない人は「TARI TARI」を観ればいいじゃない。

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○「冴えない彼女の育て方♭」 6

 登場すらしてないヒロインがいるんですがそれは……。やっぱヒロイン4人を同じ熱量で扱うのって難しいよな。

 2年ぶりの帰還だが、特にブランクも感じさせることなく。導入も何も無しでいきなりスタートしているのは、ノイタミナの自信の表れなのだろうか。まぁ、別に小難しい話が必要な作品ではないから、いきなり本編に入っても困ることは無いのだけど。そして、そんな大切な1話目がこっちの切り込み方で来るというのが実にあざとくて良い。そう、ヒロイン2人によるキャットファイトである。

 改めて2年前の感想を振り返ってみたら、「阿漕なヒロインどもは最高だな!」くらいのことしか書いてないんだけど、お約束の不満点として「なんでこんなスーパーヒロイン勢がみんなして倫也にホレてるかさっぱり分からん」ということを漏らしている。もちろんストーリーの中軸、ネタ回しとして男の存在は不可欠なのだが、あくまでも倫也は触媒であり、ヒロイン勢を輝かせるための道具、通過点に過ぎない。我々は、いや、私はとにかくヒロイン勢があけすけに本音をぶちまけまくって盛りのついた様子が見たいのである。そういう意味で、この1話目は実に理想的な内容だ。何しろ、男を挟まずにヒロインがぶつかってくれるのだから。英梨々と詩羽先輩。もっともカロリーの高い2人の女性が、互いの武器を振りかざし殴り合う様は実に痛快。詩羽先輩はさりげなく年上の余裕を見せつけ、英梨々も幼馴染みとして身につけた健気さを垣間見せる。その上で発する言葉は実に口汚く、仁義なき恋愛闘争の中で高みを目指し続けるのである。

 こうして描かれた女の友情(!?)は、結局のところスポ根的なアレだ。河原で殴り合って友情を深め合うパターンだ。それだけならベタの誹りを受けてもしょうがないような筋立てだが、本作の場合、フェティシズムに溢れる贅沢な映像面でそんな分かりやすい友情物語をもう一段上のエロ、否、萌えへと引き上げる。詩羽先輩の黒ストVS英梨々のニーソ。いちいち舐めるような構図で太ももを引っ張り上げないでください。細かく詩羽先輩のお胸を揺らすのも勘弁してください。今期は英梨々の八重歯がやたら強調されているようにも見えるし、お互いが自分にしかないセックスアピールをやれるだけやってくれるので常に発情期みたいなもんである。まぁ、実際そうなんだろう。こんだけ「やる気」に満ち満ちてると、逆に英梨々の自宅でのジャージにメガネが際だって見えたりするのもまたずるい。

 そして、詩羽先輩と英梨々がこれだけ頑張って耕して耕して、美味しく実ったところをいとも容易くもぎ取っていく「ヒロイン」加藤恵。やっぱり加藤の存在が今作の最大の焦点なのは間違いないんだよなぁ。彼女だけは、どこかテンプレから外れたこの作品の核みたいなものだからな。さて、今後の展開でこの3人(+1)はどんな絡みを見せてくれるのか……。正直、ずっと男は画面端においといて女同士の壁ドンとかで盛り上がってくれた方が嬉しいんですが。どうせゴールは加藤なんだから、余った2人は2人だけでいちゃいちゃするのはどうだろう。2人でショッピングとか行けばいいのに。

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○「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」 4

 なげぇよ!!! これ、流石にサブタイトルを含めないアニメタイトルとしては最長記録か、と思って一応調べたら「もしドラ」というもっと長いヤツがいた。次なる挑戦者求ム(求めてない)。

 こんだけ長いし、「週末」と「終末」をかけたちょっとお馬鹿なタイトルだし、なんか「勇しぶ」みたいなお気楽ファンタジーでも始まるのかと思ったら……重いな。まぁ、終末だからね。なんでこんなタイトルにしちゃったんだろう? まだ設定の全貌は明かされていないけど、多分もっとシリアスなタイトルの方がしっくりきたと思うんだ。タイトルで損してる部分はあるんじゃないのかねぇ。それとも、今後はこのタイトルに見合った変な内容になっていくんですかね。

 そんな謎めいた本作だが、アニメの導入としては、ぶっちゃけあまりピンと来ないものだった。一言で言うと「捉えどころがない」のだ。何が起こっているのか、結局分からないまま1話が終わってしまったので、面白いとかつまらない以前に「分からない」である。「分からない」にも「良い分からない」と「悪い分からない」がある。たとえば「正解するカド」も分からないといえば分からない作品だが、とにかく立方体がヤバいことは分かるし、今後人類がどうなってしまうんだろう? という興味を引くには充分な材料が揃っていた。それに比して今作は、世界がどうなっているのか分からないし、主人公とヒロインの関係も分からない。そして何より、この2人の人となりが分からない。主人公はラノベのテンプレ的にはおそらく何かしらの強い人なんだと思われるが、それが見えそうな部分が冒頭の加速装置みたいなところだけで、その後も思わせぶりに過去のことをウジウジ言っているだけで今のところ魅力は無い。魅力が無い場合「ロクでなし魔術講師」みたいに逆方向に振り切っておけば「これ、絶対あとから強いやつだ」ってことが分かりやすくなるし「ギャップを見せたいんだな」っていうことも伝わってくるので良いのだが、今作の場合「なんとなくすごそうに見せようとしてる気がするけど、別に凄くない」という半端な落としどころ。どうにもキャラとして追いかけるモチベーションが上がらない。ヒロインの女の子もそうで、1度目の別れの時に意味深なことを言っただけで、結局1話目では彼女がどのような存在なのかは明かされずじまいだった。もちろん2話目以降で「兵器」という部分の説明は入るのだろうが、出来ることなら1話目で話の目鼻をつけてほしかったところ。もちろんそれは彼女の設定だけでなく、世界がどんな状況にあり、主人公の生き様とどのように関わってくるのか、という部分も含めての話ね。単に「彼女は○○なんですよ」っていう説明がほしいというわけではないんだ。まー、時系列も入り乱れてたし、1話で説明しきれる設定じゃないのかもしれんが。

 他にも、こんなふわふわした状態で冒頭いきなり無声のシーンが入り、2人が楽しげに町を散策している様子が映像だけで紡がれていくのだが、これって、せめてもう少し2人の人となりが分かってからやるべき演出だよね。今出会ったばかりのキャラから台詞を奪ってしまうと、視聴者サイドは本当に2人して何をやってるのか分からなくなってしまう。まだ画だけで語れるような段階ではないのだ。雰囲気重視で、音楽を聞いて欲しいからこその演出なのだろうが、掴みとなる1話目はもう少し現実的なところを見てほしい。全体的に説明が不親切な方向に偏っているのは、演出上の狙いなのか、単に心配りが足りないだけなのか……まぁ、そのあたりもおいおい見ていくことになるんでしょう。あくまで「つまらない」じゃなくて「分からない」だからね。冒頭部分は劇場クオリティみたいなアニメーションも見られたし、本気で見せに来たら案外良いものもあるかもしれないんだ。まだ慌てる時間じゃない。

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○「正解するカド」 6

 何で今期はオリジナルアニメがこんなに元気なんだ。アニメが斜陽だと言われ続けた去年の停滞した空気を吹き飛ばさんとするかのように、今期は各社が並々ならぬ決意でもって作品を送り出しているように見えるぞ。

 何もかもが謎に包まれた作品。調べても作品概要が出てくる程度で、本当に1話で提供された情報が全て、というかなり骨太な「オリジナル」。そして、その「謎」の質が実にシンプル。「この立方体は何だ」。1話目だけを見ると「シン・ゴジラ」が思い出される。なんだかよく分からないものに、日本政府が一丸となって立ち向かう(当然会議はする)。もちろん、よく分からないものが突如やってきたのだから学者先生の出番で、とりあえず色んなことをやって反応を調べる。1つ1つ丁寧に実地検証していく科学的な進捗と、少しずつ明らかになっていく「確実にこの世のものではない」という絶望感。単に立方体の外壁をひたすら叩いているだけなのに、何故だろう、わくわくしてしまう。「シンゴジ」と違って今作は会議をやって政府要人たちが織り成すドラマが中心には据えられていないが、少なくとも1話目の作りは、同じような楽しさがあった。

 正直言うと、番組が始まった直後はキャラクターの造形を見て「うわ、固い方のCGアニメやんけ」と思ってちょっと抵抗があったのだが、圧倒的な「立方体」の登場により細かいことはどうでも良くなった。あの立方体の壁面のデザイン、訳の分からない異物感、そして圧倒的なサイズ感。もう、「これは何だ」というシンプルな謎の極致である。この「立方体が降りてくる」シーンを作っただけでも、今作は勝ったと言ってしまってもいいかもしれない。もちろん、これは深夜アニメなので、ちょっとネジの外れた釘宮ボイスの物理学者なんかでテコ入れはするんですが、やってることはまっとうですからね。「人類には早過ぎる」相手だということを30分たっぷりと肌に染みこませ、ラストにはどんでん返しの階段オープン。出てきた宇宙人(?)。スーツ姿のエリート官僚がいれば、どんな問題だって先へ進めるのです。これもシンゴジで学んだことですね。

 監督は「彗星のガルガンティア」の村田和也、そしてCG作劇を担当しているスタジオはなんと東映。ちょうど番組中のCMで「楽園追放」の宣伝をしていたし、ひょっとしたら同じ製作チームなのかもしれませんな。映像面ではキャラ造形さえ馴染んでしまえばむしろ突飛なCGデザインが際だって面白い。シナリオの方向性については、アニメの企画が始まった時期を考えれば別にシンゴジをパクッたわけではなくてたまたま狙ったポイントだ被っただけだろうし、「中の人」が出てきたおかげで来週以降はシンゴジではなくなるでしょうね。一応テーマは「交渉」なのかな? そうなるとタイトルが意味深で気になりますよね。主人公らしき男性が「交渉ごとはお互いに利益を得るのが正解」みたいなことを言っていたし、今後の展開は別に戦車でドンパチとか、実は魔法の力が目覚めてドンチキなんてことにはならないはず。「正解するカド」ってどういう意味なんだろう? と思って考えてみても、現時点では答えは見あたらない。英語タイトルにヒントがないかと思ったんだけど、残念ながら「KADO: the right answer」では何も分からぬ。「かど」が「廉」なら何らかの罪とか、問題ごとの意味になるし、「門」だったら家々の話になってくるかもしれない。もっと単純に、最後のシーンで階段が出たのは「角」でしたけども……そんなタイトルつけるかな? でも、わざわざここまで「立方体」を印象づけたんだから、やっぱり「角」と関係あるのかなぁ。色々と妄想も膨らんで、今後の展開が本当に読めない。もう、来週が楽しみで仕方ありません。

 キャスト関係に触れておくと、メインキャラになりそうな総務省のエリートさんは、なんと三浦祥朗。ひょっとして、シリーズアニメでメインを務めるのってこれが初めてなのでは? 長い長いキャリアの果て、ようやく辿り付いたかと思えば感慨無量。単なる野球芸人で終わらなくて本当に良かった……。その他のキャストも官僚や公務員が並んでるのでムンムンと加齢臭がしそうな濃い面子が素敵ですね。んでそこにくぎゅう。あと、甲斐田裕子がニュースを読んでくれる世界線に生まれたかったな、ってホントに思います。

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