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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ラストの演出が綺麗に決まりすぎててどうにかなってしまった、最終話! 上記サブタイ部分はそのことに敬意を表し、前回の次回予告形式にしておきました。ちなみに私がもっとも敬愛するアニメ作品の1つである「妄想代理人」の最終話のサブタイトルが「最終回。」だったので、これはこれで趣があります。

 あまりにも綺麗に、遺恨なく終わらせてしまったので、正直言ってちょいと優等生すぎやしないかと思ってしまったお話。先週までの時点で「大人が上の方で好き放題やっていた政治の話」についてはスレッタたち主人公サイドにはどうしようもない部分であり、そうした「天の上」で行われていたことによって最終的な展開が思い切り左右されるのはどうかという疑念は持っていた。今回は「天の上」よりもさらに上となるデータストームの超絶支配が起こったことでマーキュリー姉妹が世の中の全てを司る神の座にまで上り詰め、あらゆる出来事を自分たちの望み通りの形に改変してしまいましたよ、というのが(乱暴ではあるが)ことの顛末である。見ようによってはあまりにご都合主義的であるし、「そんなんありかよ」という幕引きにも見える。

 しかしまぁ、ここまでの展開でクワイエットゼロを代表とするプロスペラらの開発したシステムの無双っぷりはすでに描かれているし、無限の可能性を秘めたエリクトの存在も一応は定義されており、そこにエリクトが唯一認められる血を分けた姉妹であるスレッタが合流したのだから、多少の無茶は許されようというのが大筋での主張。そして、結局我々はデータストームの何たるかをよくわかっていないので、「そうなれば、そうなるやろ」という事実を認めざるを得ないのである。元々プロスペラが仕込んでいた企みの大きさを考えれば、彼女の思惑が破綻したとて、その残り火だけでも事態を丸め込むくらいのことは何とかできたということ。今回はそこにミオリネの策略もギリギリで間に合い、いわばスレッタの「家族全員」での団結作戦で一旦の解決を見たということにしておこう。

 そして何と言っても一番のサプライズは、そうして種々の「データの海」にアクセスしたことにより、そこに待ち構えていた4号君に再会できたことだろう(ソフィとノレアの影が見えたことは多少やりすぎかもしれないが)。4号君が出てきてくれたことって、もちろん5号君や視聴者に対してのアピールにもなっているのだけど、何よりもスレッタ本人にとっての救済になっているのよね。これまで何名か印象的な死者を出している本作だが、やはりスレッタが一番影響を受けたのは4号君だろうし、彼の死をきちんと意味づけ出来ないと、スレッタは本当の意味で前に進めなかったかもしれない。そこにきちんとケジメをつけてくれたのはありがたい話。

 あとはひたすらに宴の始末。各地でのエピローグは納得できるものもあり、「そんなんありかい」もあり、「それで終わりかい」もあり。チュチュさん、なんで最後の最後に一際口が悪くなってるんだろう……あとエリクトの最終的な扱いはちょっと笑ってしまったな。まぁ、あくまであのマスコットは端末でしかなくて彼女の本体は未だ膨大なデータストームの中に定義づけられてはいるのだろうけど。そんな魔法少女のマスコットみたいなポジションにならんでもよかったのに。あと、作中のポジションはさほど重要でもないくせに異質な存在感でやたらと人気を博したセセリア、あいつ、結局最初から最後まで何一つ損してないのズルくない? オタク君に優しくないギャル、どこまで行っても最強か……。

 そして我らがスレッタ&ミオリネの顛末。プロスペラの(一応は)生存ルートになったことはちょっと予想外だったが、まぁ、ここで母を失ってはスレッタの物語として不完全になってしまうからね。小姑をたくさん引っ提げて、2人の新婚生活は充実しているんでしょう。ミオリネさんがあまりにも柔らかく笑うものだから、本当に3年間でどんな生活を送っていたものかと色々と妄想が捗りまくってしまいます。結局視聴者が一番見たかったものを見せてるだけなんだよなぁ……。

 というわけでラストの演出。そうね、前回サブタイトルを明かさなかった時点でこうなることは予想できててもおかしくはなかったかも。私は去年の「アニメグランプリ」企画のアニソン部門で「祝福」を選出し、「エアリアルはスレッタにとっての祝福でもなんでもない、母親からの呪いではないか」と書いた。1期時点では間違いなくそれで合っていたとは思うのだが、全てはスレッタの手によって打開され、眼に見える全ては祝福となった。あまりにも鮮やかなこの完成図を、我々はただ享受するだけである。そう、目一杯。

 

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 シャディクさんの登場シーンがないもんだからキャストロールが「ハロ:古川慎」なの草、第23話。ほんとにゼネリグループはお払い箱になっちまったな……。

 もう、何が何やら分からない怒涛の展開になったのでことの顛末については最終回を待つだけである。今作のヤベェポイントとして、中心になっている闘争が「世界の頂点同士がぶつかり合って支配者の座を奪い合う!」とかじゃなくてあくまでも前提が学生どうしの殴り合いだったもんで、どんだけクライマックスになったとて世界には上がいるというあまりに刹那的でやるせない事実がある。前回クワイエットゼロがあまりにも強すぎて軍隊が全部沈黙しちゃったんで「今までそんなもんよく隠し通してたな」と思ったものだが、今回はそんなクワイエットゼロに向けて、また別な伝手で作られたコロニーレーザーみたいな兵器が突如出現、いきなりぶっ放されるという。みんなして秘密裏に兵器開発しすぎじゃない? 軍や企業なんてどこまで行ってもそんなもんかよ。

 おかげでクワイエットゼロの周りで必死にドンパチやってる面々が馬鹿みたいに見えてしまうが、そのうちの1つであるどこぞの兄弟喧嘩は本当に馬鹿なのでしょうがない。いやまぁ、弟くんの気持ちも分からんではないけどさぁ……癇癪起こした結果が兄殺しでは洒落にならんのよ。幸いにもグエルさんはこの作品世界に愛されまくっているので、確実な死亡フラグを乱立させながら最終的には生き残るという神技を披露。今回のMVPは間違いなくフェルシーちゃんだよ。ちなみにここの兄弟、ショタモードだと兄が長谷川育美で弟が会沢紗弥とかいうとんでもない布陣である。社長の座など狙わずワールドダイスターを目指した方がよかったかもしれないな。

 そんな兄弟喧嘩を前菜がわりに、一応メインで描かれるはもっとでかい姉妹喧嘩なわけだが……結局さ、エリクトの精神性ってのはデータストームに引きこもってから成長してないのかな。それとも、エアリアルでスレッタを見守ってる間にちゃんと年相応になってるのかな。残念なことにエリクト自身があんまり思慮を重ねてプロスペラの肩を持っているようには見えないんだよね……まぁ、スレッタがあの通り完璧に洗脳されていたという事実を考えるに、エリクトも同様に疑うことすらない教育を受けてる可能性は高いが。そうでなくとも、自分1人のためにここまで世界をめちゃめちゃにしてくれる母親を裏切ることは出来ないか。後には引けない爆走モードの母と姉、それを必死に止めようとする妹とその嫁。母は強しとはいうものの、結婚したら母親より大切なものも出来ると申しますし……お母ちゃん、そろそろ子離れの時期なのかもしれませんよ。

 しかし、5号くんは死にそうでなかなか死なんな……最終回で生き残った上で本家エランくんの首級をとったりしたら、もう完全に主人公じゃん。多分グエルさんはもうこれ以上なんもできんし、ラストチャンスは回ってきたかもしれんぞ。

 

 

 

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 ミオリネさんはどっちかっていうとボコボコにいじめられて輝くタイプ、第22話。今週のヘロヘロミオミオはとても可愛らしくて嗜虐心をそそりました。普段お高くとまってる女の憔悴し切ったボサボサ髪がなんか性癖。

 しかしまぁ、それもこれも最終決戦前の最後の沈み込みなわけで、今回はサブタイ通り、これまで培った経験・人脈、全てを駆使して巨大すぎるラスボス、仮面のお母ちゃん撃退のために各所で連携をとって大一番に備えるお話。もうここまできたら難しい話は必要ない。スレッタは再びガンダムに乗るし、残りの連中もクワイエットゼロの環境下で戦える手段を模索し、それぞれに対策を練っている。地球寮の面々は全員で出撃し、代表者がMSに乗る形。チュチュはわざわざ高い保証金を設定された借り物のMSでお財布との戦いに挑み、ニカ姉とマルタンもいよいよ協力して戦力を送り出す。さらにグエル先輩の取り巻きちゃん(いまだに名前覚えてねぇや)は一途な思いを胸にこっそり同行するし、5号くんもいろんなフラグを立てまくりつつ、亡き者たちの思いを抱えて戦場に立つことになる。実は4号とノレアという2人分の命を背負ってしまった彼が一番重たいまである。

 そして最後に、ミオリネはわざわざシャディクのところに赴いて啖呵を切っている。どんな協力を取り付けたかはまだわからないが、これにてひとまずは全ての学園戦力が集約され、悪い大人VS頑張る子供たちの構図が完成したことになる。「責任は大人に取らせなさい」とか言ってたいい大人もいるにはいるが、結局やってることだけ見たらスレッタを地雷だらけのガンダムに乗せて送り出しているし、子供達の事情を考えれば「危なくなったら戻ってきなさい」が単なる方便にしかなっていない。苦しげな顔をしてはいるが、この世界の大人はだいたい無力である。あまりに十把一絡げで処理されているので記号的すぎる印象すらあるが。まぁ、ここは最終的に壮大な親子喧嘩に収束する形なので、余計な大人たちが介入して軸がブレるのもよろしくないということなのだろう。

 今回の見どころはやはりスレッタとミオリネの再会からのミオリネ復活の流れか。その影にはわざわざ形式上の決闘まで行ってミオリネを「返して」くれたグエル先輩とかいう聖人の存在があったことを忘れてはならないが、きちんとバトンを受け取ったスレッタは、もう迷いなく、きちんと自分の判断でミオリネを花嫁として迎え入れている。執拗すぎる二人のシェイクハンズの様子、文脈すぎる映像として歴史資料室とかに残しておくといいと思う。

 こうなったらもう、あとは余計なことは考えずに直接対決や……と思いきや、まさかの弟くん……いや、なんでそこで立ちはだかる必要があるんや。兄弟喧嘩するならもうちょい安全なとこで、先にやっといてくれよ。そりゃまぁ兄貴のしでかしたことを考えれば判断力がなくなるくらいにテンパっちゃうのも分かるけども……グエルさん、どこまでも面倒な星の下に生まれた苦労人である。

 

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 クワイエットゼロに見える「ガンダムの最後」っぽさ、第21話。あれ、最終的に地球に落ちるイメージしか湧かないんですが、サイコフレームの光がなんとか止めてくれるんでしょうか。ちなみに、無駄な規模のデカさと理不尽さで何故か「マジェプリ」を思い出しました。

 事態は勝手に最終回へと転がっていく。複雑そうに見えた様相も突き詰めれば案外単純なもので、基本的に既存の体制をぶっ壊そうとしていたのはシャディクさん1人という扱い。彼が捕まってしまえばゼネリがぶっ壊され、そこから芋蔓式にベネリットグループ全てが解体。議会連合とやらがババァズの企みもあってよく分からん憲章を持ち出し、グエル・ミオリネコンビも窮地に追いやられた。まぁ、これでシャディクさんの後ろ盾は何もなくなったので、本当にシャディク1人で企てた「スペーシアンもアーシアンも知ったことか、もう武力の分布をぐちゃぐちゃにしちゃえ」作戦だけだったなら、最終的には利権をうまいこと回収した大人たちの勝ちで終わっていた。しかし、その裏にはシャディクたちの企みすらもまるっと飲み込んで利害を全てぶっ飛ばして自分の目的に邁進する「魔女」が潜んでいたわけだ。ここまで綺麗に自分の企みの最終行程までたどり着いた仮面、長きにわたるガンダムシリーズでもなかなかいないんじゃなかろうか。まぁ、プロスペラさんの強かさに比べると周りの連中が全員抜けてるように見えてしまうわけだが。

 既存の権力図だけでなく、過去の常識を全てひっくり返そうとするプロスペラを前に、利権に群がる大人たちも対処に窮する。いくらなんでもゼネリもレンブランもグループが裏でプロジェクト進めすぎだろ、とは思うが、いつの間にやら世界を牛耳るクワイエットゼロは完成しており、このままではたった1人の肝っ玉母ちゃんのやりたい放題の世界になってしまう。対抗できる最大勢力は議会連合だったはずなのだが、単純な武力では禁忌とされて研究できないはずだったガンドに全ツッパしてた魔女サイドの圧勝。ちょっとやそっとじゃ武力介入できそうもない。そう考えると、皮肉なことにエリクトを犠牲にして生み出したシステムが完全に他者を圧倒しているというこの構図、プロスペラからするとゴールにふさわしいものかどうかは微妙なところだ。

 というわけで対抗できるは「もう1人の」娘であるスレッタしかいない。おかんに完全に切って捨てられたと思っているスレッタさん、体育座りの期間はやや長かったが、すったもんだの末に地球寮のみんなの力で立ち直り、おそらく今、生まれて初めて自分の力で考え、動くことができるようになっている。ミオリネとは離れ離れのままだが、彼女がトマトを配ることで積極的に動けるようになったことは、母を失ってもミオリネという新しい後ろ盾があることの表れだろう。そしてこのタイミングで「もう1機のガンダム」を渡され、もう一度母や姉との対話ができるというのは渡りに船(うまくいきすぎという話ではあるが)。史上最大の親子喧嘩が始まる……かどうかは分からない。正直、プロスペラさんもここでスレッタが戦場に上がってくることは一切計算してないはずなんだよね……。スレッタは「親から切られた」と思ってるけど、プロスペラ目線ではこれ以上スレッタに負担をかけないために子を想う心から突き放したわけで、決してスレッタが単なるいらない子ということではないはず。おそらく彼女がしでかしたことの大きさを思えばもう止まることは出来ないし、最後にはエリクトと命運を共にすることを選ぶしかないのだろうが、あとはエリクト本人が母の行く末をどう決めるか。そして妹のことをどう考えているかにかかってるだろう。

 スレッタ単体では流石に爆裂クワイエットゼロに太刀打ちするには心許ないが、吹っ切れたニカ姉、ブチ切れたチュチュをはじめとした地球寮のお友達が彼女を支えてくれている。そしてここになんと5号くんも参戦。だからこの数話で一気に主人公ポイント稼ぐのやめろ。グエルさんの影が薄くなっちゃうだろうが。……そんなグエルさんは、弟っていう地雷要素をまだ残してるし……弟くん、いっぺん冷静になってくれ……。

 

 

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 あーもうめちゃくちゃだよ、第20話。たった一発の煽りでもって地球宇宙を問わず大騒乱を巻き起こせたんだから、やっぱプロスペラさんの采配すげぇわ。

 ガンダムが地球でどっかん。それだけで世論は大騒ぎだし、学園だって大きく揺れる。ついでに折悪しく(折良く?)シャディクさんの悪巧みも一気に明るみに出てしまい、「学園でノレアさん大暴れ」と「シャディクVSグエル、真の主人公はどっちだ対決」の2つの大立ち回りが時を同じくして勃発してしまった。

 まずは御曹司対決の方から見ていこう。正直、あんだけ飄々と立ち回っていたシャディクさんに縄が回るのがいくらなんでも早すぎるとは思う。手がかりをつかんだのはグエルくんが地球で耳にした少年の一言がきっかけなのでマジで偶然の出来事で、流石にシャディクさんもそんなところから悪行が漏れ出すなんてあまり考えてなかっただろうし、いざそうしてテロの匂いが漏れたというだけで、一気に自分の周りに包囲網が敷かれるまでノンストップで突き進むとは思ってなかったんじゃなかろうか。一応、彼のことだから最悪の事態を想定した立ち回りはある程度やれてたとは思うのだが……最終的に目の前に立ちはだかったのがまさかのグエルだったというのが最大の誤算だろう。

 別に戦って負けるからとか、そう言う理由じゃない。多分、世の中でシャディクが一番上っ面のままで接することができないのがグエルなのだ。付き合いの長さもあるし、今回ぶちまけてたような「ええとこのスペーシアンのボンボン」に対するやっかみが大爆発するのもグエル相手だと一番ダイレクトになる。そして、グエルさんのこれまでの立ち振る舞いから、あのシャディクをもってしても、ついつい感情で語らっちゃうくらいに衝動が止められなくなっちゃったのだ。これもある意味でグエルさんの人徳と言えなくもないが……シャディクにもまだ人の心があったっちゅうことだよなぁ。ほんで友達と大喧嘩してる時の売り言葉に買い言葉でグエルんとこの弟さんに衝撃の事実が漏れちゃうなんてとばっちりも。まぁ、いつかどこかで言わなきゃいけないことだっただろうし、グエルさんとしても今更そんな指摘で揺らぐようなメンタルでもないのだろうが……弟君、この後どういう判断を下すんでしょうね。

 とりあえず、御曹司対決は僅差でグエルの勝利。「モビルスーツの性能の差だけでは決まらず」ということで、やっぱり実戦での勝負勘みたいなものも影響したのかもしれんね。シャディクはあくまで学園での決闘成績は優秀なだけで、いうてグエルさんはここ最近で生き死にの関わる現場を駆け回ってましたからね……「負けた時の保険」まで用意してる姿勢では、シャディクさんはグエルに食われる運命だったのかもしれない。

 次に、目を転じて今度は学園の中での大騒動。エアリアルの映像が宇宙中に発信されてしまったことで世論も大爆発だが、誰よりも大爆発したのはノレアさん。彼女からしたら「まだ此の期に及んで地球に害を及ぼすのか!!!」ってんで今までずっと体育座りしていた鬱憤に火をつけてしまったらしい。もう、ガンダムに乗ってしまったらあとは歯止めも効かず。ガンダムシリーズでちょいちょいある「制御の効かない暴走モンスター」へと進化してしまった。この状態になって生き残る選択肢は無いし、彼女だけの生存ルートってのもソフィのことを考えたらあり得ない結末だったよねぇ……。ただ意外だったのは、最後の最後でまさかの5号くんといい関係になり、多少の救いを得ながら散っていったこと。5号のやつ、今までの最悪ムーブを考えればどう考えても救われない方がいい奴なんだが、ここ数話でお手軽に主人公感も上げてきやがった。まぁ、「逃げてもいいじゃない」という彼の人生哲学は「進めば2つ」なこの世界の中では貴重なご意見であり、彼がのらりくらりしていたおかげでニカ姉が救われた部分もあるかもしれない。今後、5号君が彼のいうように「逃げ続けて生き残る」未来があるかどうかは微妙なところだが……どうせなら4号の分も生き延びてほしい気もしてくる。ただしエラン本体、てめーはダメだ。

 というわけでノレアさんの銃火は学園内で人を殺しまくった。結局、決闘だのなんだのと散々MSを使い続けた学園のカリキュラムも「戦争ごっこ」でしかなく、実物の殺意を前には大した抵抗もできなかったのよね。一応チュチュたちは奮戦してはいたのだが……子供を戦争に送らないような世界になることを祈るしかない。そして、スレッタの眼前には新たな「戦争被害」が最も残酷な形で横たわる。目の前の悲劇の遠因は自分の母親、そしてエアリアル。そろそろ、主人公が目を覚ますタイミングかしら?

 

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 弱者に優しいギャルは実在した?? 第19話。マルタンはオタクではないかもしれないけど弱者なので、ギャルに優しくされるとコロッといくと思います。いや、あの仕打ちが優しさからのものかは分からないですが、少なくとも「生足見せつけてペディキュア塗らせてくれる」は我々の業界ではご褒美に類するものだと思うんですけどね? あの後マルタンはちゃんと全部の指を塗り終えたんでしょうか。あのまんま飛び出してきて1本しか塗れてない可能性も。それ見てちょっと「ふふっ」ってなってるギャルがいるならなお素敵である。

 いや、そんなとこに注目してる場合じゃないのは重々承知しているつもりだが……正直、上の方の権力関係がよく分からんままに見てるので急展開で誰の思惑がどこに噛み合ってるのかを全部把握してないのよね。特にプロスペラの行動原理をきちんと理解できる自信がないのだが……彼女がぶちのめしたいのはあくまで連合サイドなので、とりあえずなんやかや理由をつけて地球に降り立ち、奴らが秘密裏に開発を進めてたガンドの製造所をメッタメタにするのが目的だったっていう理解でOK? ほんで現状、悪さの根源はだいたいシャディクさん(とババア連中)にまとまったと考えてOK?

 もう、その辺の小難しい話は流れのままに見守ることにしたので、個人的にお気に入りポイントだけに焦点を当てて見ていきたい。まずはなんか上手い方向にまとまりそうな地球寮のお話。髪の毛もざんばらで引きこもっちゃったスレッタさんは、お腹が空いて出て来るあたりがマジたぬきなわけだが、ちょっとやつれてる様子も可愛らしくて「こいつ、色々と揶揄されてるけどベースが美少女だよな……」とちょっと憎らしくもある。まぁ、基本的にこの世界の女の子はみんなして可愛いんですけどね(ギャル含む)。チュチュさんがみんなの怒りを代弁して1人で当たり散らしてる様子も可愛いし、スレッタがスープを一口飲んで涙し、明らかに触れづらい空気になってるのにさりげなく「どうかな?」って話しかけてくれるリリッケちゃんも可愛い。そして、ようやくニカ姉との対話の兆しが見えたマルタンだって可愛いといえば可愛いのかもしれない。ダメなやつが立ち上がるためには周りの仲間が必要。スレッタの場合は地球寮のみんなだったし、マルタンの場合はそれが意外にもギャルだっただけの話である。

 地球寮の面々はほっこりムードで少しずつ立ち上がり始めているが、相変わらず体育座りなのはニカ姉。そしてノレアさんは定期的にPTSDを刺激されて暴れちゃうのである。ニカ姉は頭にクエスチョンが飛んでいたが、5号君はそんなノレアの苦悩も一定の理解を示す。まぁ、「命が軽すぎる組」ですよね。ノレアはすぐにでも死ぬ可能性があり、5号君は事実上の死刑宣告から逃げ出してきた身。なんやかんやいうてぬるま湯育ちのニカ姉には分からない境地があるのだろう。でも、だからってそこで拒絶するのは間違ってるけどね。この3人が集まっていることに、何かプラスの効果があればいいのだけど。ちなみに蛇足なのを承知で毎度のことなので触れさせてもらうが、今回のノレア、というかおいちゃんのお仕事ぶりが凄まじかった。特に最初の変な呼吸音のとこ。どっからあの音出してんの? 「精神を壊されてまともに呼吸できなくなった状態の呼気」とか、どこで教えてもらえる演技プランなの? その後の怒声も「悠木碧ここにあり」とばかりにきたねぇ声が最大ボリュームで飛び出しており、最強声優の面目躍如。いろんなところで恵まれている作品である。

 そして地球では若社長の奮闘記が描かれており、相変わらずのラッキー(?)でかつてのお知り合いから決定的な情報がもたらされるグエルさんは確実に運気が上向いているようだ(?)。そんなグエルが勝手なことしちゃってるもんだから1人で重要な交渉ごとに当たったミオリネさんは、一時は何とかアーシアンの人たちに心の鍵をこじ開けたかに見えたが、余計な仮面の大暴れで骨折り損。株式会社ガンダムの理念を伝えるだけなら別に難しいことではないはずだが……やっぱりいきなり小娘が出てきて信用してもらうのは難しいわねぇ。「誠心誠意でやれば想いは伝わる」みたいないい話で終わってればよかったのだが……ちなみに、地球議会側のメンバーにどう見ても美輪明宏がいたのが気になってしょうがなかったんだが、あの人なんだったんでしょうね。

 

 

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 思いっきりラーメンすすってたってことは、スレッタの生活してた水星の文化風習は日本のものが色濃く残っている? 第18話。いや、そもそもあのラーメンだか何だかよく分からないメニューがどういう文化なのかすらわからねぇが……。

 いろんな側面が粛々と進行していくのでどこを中軸に据えてみればいいのかが分からず本当に忙しい構成になっているが、今後の主人公ポジというか、権力闘争の中心はミオリネとがっちり手を組んで捲土重来を狙うグエルさん。そしてそれに対抗するのはシャディク率いるグラスレーと、そのサポートにまわって影で暗躍するペイルの連合軍という構図。シャディクの目的がどこまでを想定してるのかが分からないので落とし所はまだ見えてこないのだが、この「御三家対決」に独自の思惑を持ったプロスペラというジョーカーが絡むもんで色々とややこしいことになっている。ガンドという禁忌のシステムをどのように取り扱うかが一番の争点になりそうで、グエル先輩もしらなかったがジェターク社は一応ガンドを使った新兵器開発に協力しており、プロスペラはクワイエットゼロのためにその大々的な運用も狙っている様子。ただし、ミオリネはスレッタとの約束を果たすため、ガンダムの軍事利用については頑なにノーを貫いている。この辺りの駆け引きは、最終的にプロスペラがどこで満足するかによって変わってくるかもしれない。

 それに対し、使えるものは何でも使おうとしているのがシャディク。こちらは父親を蹴落とした時点で実際に置かれてる立場はグエルさんと大きく変わらないはずなのだが、望んで自ら親父をふん捕まえたシャディクと、全く望まぬ父殺しに至ってしまったグエルでは準備も姿勢も雲泥の差。シャディクがペイルと手を組んでいるのは総裁選を盤石なものにするためであろうが、ペイルはペイルでいまだにエランくん(本物)という最終兵器を隠し持っており、どこでシャディクを踏みつけにするかも分からないのがヒヤヒヤもの。どっちも「最後にかっさらうのは自分たちだ」って思ってそう。一応シャディクさんには「はみ出しもの軍団」という裏に色々と効果がありそうな秘密兵器を所持しているが……どうも、ノレア・5号・ニカ姉というトライアングルを見ていると、最後の最後までニカ姉が面倒ごとの処理ばかりで一切報われなさそうな気がするのだが……今回さらにマルタンが余計なことして火種を追加しちゃったし、もう何が起こってもおかしくないな。

 これだけのカオスな状況下で一応いいニュースがあるとしたら、何もかも失って空っぽになったスレッタに対し、地球寮の面々がほんと親身に接して問題解決に当たってくれていること。特にチュチュさんは持ち前の義侠心でもって一番の行動派に。視聴者目線でもイライラさせられるスレッタの染みついた負け犬根性を叩き直して引っ張り上げてくれるチュチュさんは本当に頼りになる。

 そして、そんな地球寮との交流こそが、プロスペラ母さんがスレッタを学園に送り込んだ目的であることがここにきてだいぶ本音っぽく語られている。どっかのタイミングでエアリアルからスレッタを切り離せることは読めており、一連の復讐劇においてガンダム技術がどのように使われようとも決して完全なハッピーエンドになりそうもないことだって分かっていたはず。ママさん目線で、どこかでスレッタを蚊帳の外に押し出す算段はあったのだろう。まぁ、もう1人の娘についてはこれでいいのかという話もあるが……多分、スレッタが何も知らずにエアリアルに乗ってる間、母親と「もう1人の娘」は「妹」を見ながらこうなる準備をしてきたんだろうしなぁ………………いや、やっぱスレッタ救われないよコレ。そりゃ彼女の幸せは彼女が決めればいいけどさ、ここで母親のエゴ丸出しの自己満に付き合わされるのはハッピーじゃない。最終回であの仮面を叩き割ってもらわないと困るよ。

 

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 この展開で2週間お預けはエグいて……第17話。きっちりショッキングなところで話を切って回していく構成、大河内一楼の本領発揮って感じがするわね。

 なんかもう、どっから触れていいのかもよく分からない展開になってきた。お話の中心はエアリアル。エアリアルを中心に全てが回っていると言っても過言ではないくらいで、それを一番体現しているのはシャディクさんだろうか。親父を黙らせ好き放題に地盤を固めようとする貪欲な後継息子。怪しげなババア連中の懐柔も順調に進行し、最終的に「一番いいとこ」を持っていこうとしているようだが、一抹の不安を覚えるのは、こんだけ訳知り顔で謀略を進めてるシャディクさんがことの真相をどこまで知っているのかという部分。今のところクワイエットゼロとの関係性は見えてないんだよね。親父が何してたかって全部知った上での世代交代がきちんと行えているんだろうか? このままプロスペラの思惑を計算に入れずに立ち回ってると、最終的にはかつてのグエルくん以上の壮絶な「吠え面」をかきそうな気がするのだが……もう、ここまで暗躍するならいっそのこと一番賢いのがシャディクくんであってほしい。少なくとも、ババア連中に煮湯を飲ませるくらいのことはやってくれよ。

 世代交代という意味では、別な「新世代」に突入しちゃいそうなのはエランくん。5号になってからの不安定さはほぼ想定通りの展開と言えるが、今回いよいよ切羽詰まって、一番「らしくない」強行策に出てフィジカルの差が原因であえなく撃退。ここまでみっともないと逆に高得点である。しかしそれだけでは終わらずによりによってノレアのところに転がり込むあたりがギリギリのしぶとさを見せているが……でも、少なくとも5号に限ってはハッピーエンドはないよな……。

 というわけで、残る1人、グエル先輩が今回の主人公。「今回の」っていうか、もうここから先はグエルくん主人公でいいんじゃないかな? 正直、ここまで切実に「本来の主人公、負けてくれ」と思わされる戦いがガンダムシリーズにあっただろうか(いや、結構あったかもしれん)。必死の復帰劇、弟の絆の再構築に、多くの部下に慕われる「一度は落ちた」カリスマ。彼の涙ぐましい細腕繁盛記は、そりゃもう間違いなく主人公フォーマットである。いやまぁ、冷静に考えれば「MSに乗ることにPTSD抱えてんのに当たり前のように決闘受けるなよ」と思わないではないが、それをやらなきゃいけないくらいには切実な状況なのだ。過去を乗り越え、「進めば2つ」で新しい時代をつかめるからこその主人公である。ちなみに、グエルくんが新しいヘアスタイルについて「似合わないか?」って聞いた時にお友達連中が何も返事してくれなかったことについては考えないことにする。みんな、グエル先輩のキューティクルには興味がないものとする。

 そんなグエルくんを「駒として」使う形になってしまった最大の問題児、ミオリネ。今作が最終的にハッピーエンドになるには「ミオリネが姑を出し抜く」ことが必須条件となるわけだが、現状の彼女の動きは、少なくともプロスペラの思惑をひっくり返すものになっているとは思われず、ほんとにあの仮面の言うがままという感じ。才女として名高いミオリネさんのこと、きっとどこかで「このクソババアざまぁみろ!」と蹴飛ばしてくれる時が訪れるとは信じているが、現時点で、どれくらいその最終局面の種まきができているのだろうか。ちょっとは……できてんのかな。流石にそう思わないと花婿に対するあまりの扱いはちょっと見てらんないからね。……まぁ大丈夫だよ。こんなに体育座りが似合うヒロインが間違ったことなんてやるはずないんだから……今回の流れで「ミオリネがスレッタに愛想を尽かした」とは見えないわけで、エアリアルを一旦ジェタークに回しておいて、その間に新しい絵図を描こうとしてると考えておこう。……まぁ、今回の仕打ちにスレッタのメンタルが耐えられるかどうかは分からんが……。

 それにしても、今作のスタッフはハッピーバースデーの歌に恨みでもあるんだろうか? なんで別方向から新たなトラウマ植えつけようとすんだよ。

 

 

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 いつの世も、人類は嫁姑問題で頭を悩ませるのだ、第16話。もう、完全に「あたしとお義母さん、どっちが大事なの?」って言ってるようなもんなのだが、こちらの旦那はお母さん一択でブレないのです。ちなみに、私ももしこの質問をされたらマザコンなので「ごめん、でも、これまでの人生の恩を考えたら、母を優先で考えてしまうんだ」と答えようと思っているんですが、いかんせん問い詰めてくれる相手がいません。

 いろんなところがいろんな風に動きまくってて忙しない。ただ、前回あたりでようやく2期目の状況的基盤が整った感があったので、展開されている事象自体は分かりにくいということもない。世界は着実に戦火を大きくしつつあり、学園はもう全く機能しなくなってしまった(一応決闘はできるように人員が控えてくれてるところに意地を感じるが)。すでに一般生徒たちは世界の動きに翻弄されるばかりで、当然学園という小さな社会にも戦火の種が燻り、スペーシアンとアーシアンの関係性は悪化の一途。そんな中でそれぞれの野心を胸に、御三家連中はそれぞれに動いている。

 分かりやすいのはシャディク。親父を表舞台から消し去り、混沌極める議会の筆頭に踊り出んといつも通りの裏工作を進めている。どうやらニカ姉は本当に用済みになってしまったみたいだが、ニカ姉が話してた取り巻きさんの1人が「元アーシアン」とのことで、シャディク組にもそれなりの正義というか、信念みたいなものが眠っていることも確認できた。あの子、最終的にシャディクと喧嘩別れ、というか「シャディクの非道な行いを一方的に嗜め、周りの連中からフクロにされて惨死しちゃう」みたいな未来が見える気がするんだけど大丈夫でしょうか? 主要メンバーの中でも鬼畜筆頭がシャディクさんだからなぁ……。

 そして劇的な帰還を果たしたのが我らがグエルさん。どこをどうやって通常航路に乗ってコロニーまで帰還できたのかはよく分からんが、そりゃもう、一回りも二回りも大きく育った立派な男として弟のところまで戻ってきたよ。弟さん、ただでさえ疲労困憊だったところにおばけが帰ってきたもんだからひっくり返っちゃったけど、以前よりもぐっと兄弟仲は近づいた感がありますね。そりゃまぁ、親父さんがああなってしまった上に、団結しないと会社が危ない状態ともなればね……ここからのグエル先輩の復帰劇は期待してしまうが、どんだけ弟さんとうまく行っても「実は、親父殺したの俺なんだ……」は絶対どっかで言わないといけないことなので(グエルの性格を考えると、飲み込んだまま弟とは向き合えないだろう)、その時に弟さんがどう反応するかが勝負の分かれ目。普通に考えたら、許せないところだしなぁ……どんだけ緊急事態だったか、伝わればいいのだが……。

 そして意外な方向に動いたのが相変わらずふわふわしてやがるエラン。決闘も婚姻もあんまし意味がなくなっちゃったもんで、もう面倒な搦め手はやめにして直接エアリアル強奪しちゃえばよくね? ってんで盗みに入るも、残念ながらエアリアル(という名のエリクト)によって入店拒否。そのあまりの拒否っぷりに衝撃を受けていたが、なるほど、4号は受け入れられてたんだっけ。ちゃんとおねーちゃん目線でスレッタにあだなす者か否かを判断した上で乗せてるとすると……やべぇ、エアリアルの「家族」具合が尋常じゃねぇな。これ、もう過去のガンダム史の中でも筆頭のエグさを誇る特殊機体になってしまった気が……。エランくん、そろそろ5号の出番も終わりですかね……。

 そして混迷する事態の中を奔走し続けるのはミオリネ嬢である。今回は無事に地球寮へと帰還し、他のメンバーとの交流も深めて社長としての信頼回復。クサクサしていたご本人のメンタルも多少は良い方向に向かったかと思われたが……そこに現れる非道の仮面。能登ボイスは地獄のサインである。せっかくスレッタとの関係性も修復できたと思ったのに……いや、でもスレッタがあの調子のままでは、根本的に関係性を修復するのは不可能だよなぁ。結局トマトぐちゃぁが「良いか悪いか」という議論に答えは無い平行線だったので、そこに答えを出したミオリネの「正しい行いをしたからと言って笑っていいわけではない」という言説は非常に良い提示だったと思う。一旦スレッタに対して「間違ったことをしたわけじゃない」と言い含めておきつつ、「ただし、ことの良し悪しを判断するための別な尺度・基準も存在するのだから、もう少し自分で考えてみたら?」というのが、おそらく情操教育の正しい一歩。そこでスレッタが「ミオリネさんが言うなら、もしかして答えを簡単に出してはいけないことなのかも」と思い直してくれれば一気に方向修正出来たかもしれないのだが……無理でしたね。「魔女」の呪いはまだまだ根深い。

 義母と嫁の戦いは、まだまだ続くのである。

 

 

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