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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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諸事情により、ちょっとの間更新停止(もしくは頻度低下)します。

単にアニメに触れにくい環境に身を置くので、デジタルデトックス的な感じで。

辛抱できなくなったらちょっと更新するかもしれんけど。

1週間ちょいで戻ります。


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 というわけでタイトルの通りなんですが……10000本だよ? 意味分かんなくない? 継続は力なりとは言うけどさ、こんだけ継続してるのに誰の力にもなっていない存在、ある意味で奇跡なんじゃないかな……今となっちゃぁブログ文化なんてすっかり廃れてる感もあるし、私は時代に取り残されながら、この先もこんな「継続」を生きていくんだろうかと、少し怖くなった。

 何が怖いって、多分最初に力尽きる存在があるとしたら、私の対抗馬はおそらく「忍者ブログ」なんだよ。周辺サービスは色々と終了もしているので、いつの日か「ブログサービス終了のお知らせ」が届く日が来る。その前に私が力尽きてりゃ問題ないが、今の時代、引っ越し先があるかどうかも分からないし、そもそも引っ越す気力があるかも分からない。このブログを失い、日々綴る駄文の吐き出し先がなくなった私は、よくネットで話題に上がる「いきなり妻に趣味のコレクションを全部捨てられた結果まったくの無欲で存在感がかき消えてしまった旦那」みたいになりゃしないかと不安でしょうがない。まぁ……そうなったら儚くネット上からも現世からも消えるのかなぁ……そう考えると、このブログの繋いでる命って俺1人分だとしても尊いなぁ……。

 

 およそ記念タイトルとは思えない陰鬱な話題からスタートしたが、まぁ、何はともあれ節目は節目。そしてわたしゃ「節目だったら何か書きたいよね」と思っちゃう人間(だからこんなブログをやっている)。何か企画でもないかとあれこれ考えてみたが、盛大な読者プレゼントがあるでもなし、イベント開催告知があるわけでもなし。しょうがないのでいつも通りに文字オンリーのまとめ記事を書くことにした。今の時代、こうしてただひたすら「文字のみ」という媒体にこだわりつづけているってのも特徴といえば特徴だしな。当然、これ以外の方法を知らないだけだけど。

 

 自分でももうすっかり忘れてしまっているので事実を遡れる分だけは確認しながら書いていくが、このブログで一番古い記事のタイムスタンプは2009/06/25となっている。記事内容は「番組感想戦国BASARA」である。ここでめざとい人なら気づくかもしれないので書いておくと、この「1つ目の記事」のURLを確認すると、記事番号は「2」である(だから厳密には今回10000記事と言っているこの記事は現存する9999番目の記事になる)。じゃぁ幻の記事番号1はどこへ行ってしまったのかというと、もちろん消した。ブログを立ち上げるにあたり、当時の私は一応「開設の言葉」みたいなのも書いてたんだが、「なんか違うな」と思って消してしまったのだ。後にも先にも(多分)完全に記事自体をデリートしたのはここだけじゃないかな。いや、他にもあったかもしれんけど。

 そんな始まり方のこのブログだが……これさぁ、俺もうろ覚えなんだけど、確かこのブログ、知り合いにすら一切始めたことを伝えずにスタートさせてるんだよ。ただ1人で黙々とテンプレート選んで、記事書いて、投稿して。そのあとの投稿については古い記事は多少上書きしたりしてるけど、番組感想と新番チェックがメインだね。単発アニメの感想記事は「化物語  ひたぎクラブ 」が初のようだ。ちなみにこの1本目の記事の時点で、個別感想の書き出しは必ず「(何か一文)第N話(Nはアラビア数字)。」という形式で統一されている。これは実は理由があって、まさにこの化物語の記事がわかりやすいが、例えば「第貳話」という表記しかない場合に後から検索した時の利便性が落ちると考えたため。作品によっては「第N話」っていう表記じゃない場合も多々あるしね。最初からちゃんと、長い目で維持していくことを考えていたんですね(?)。

 一応、このブログの前身として私はいわゆる「ほーむぺーじ」というやつをやってた時期があり、知り合いにはそこで新番チェックとか、あとMagicのカードレビューなんかを展開していた。そのホームページがなくなるってんでブログを始めたのだが、いざ仲間内に伝えなかったあたりが私の秘密主義なところで、その後、なんかの機会でちょっと匂わせてみたりして情報を小出しにしていった。結局、ここから2年くらい経ってTwitterを始めた時に、そのプロフにブログのことを書いていたので周知されるようになったはず(当然、Twitter始めたこともしばらく誰にも言ってない)。

 まぁ、そんな「身内にすら読ませないブログ」を始めたんですが、まだ当時はブログ文化も盛り上がってた時期なので、運営サービスの誘導する通りにやってるとリンクとか、トラックバックとか、なんやかやの繋がりもあって一応見知らぬアニメファンが見に来ることもあったんですよね。その時点で、「あ、ちゃんと誰かと繋がってるじゃん」ってんで満足してしまい、そこから知名度アップとか、拡散は一切考えない「開いているのに閉鎖的な謎の文字だらけ空間」がどんどん拡大していく歴史につながるわけです。いつの間にか公式にトラックバックのシステムが廃止されたり、どんどんブログの繋がりは無くなったなぁ。我ながら、改めて振り返ると頭のおかしいことしとる。

 

 さて、そんな正気の沙汰とは思えないブログではあるが、これだけははっきりしているのは、私は好きだからやってるんですよね。そりゃま、嫌なのに自主的にこんだけ継続してたらマジもんのやばい人だろうけど、多分知ってる人らも「よっぽど好きじゃなきゃこんなこと出来んやろ」とは思ってくれてるはず。文章書くの好きだし、何かをまとめるのが好きだし、何より、自分の文章って好きなんですよ(これはマジです)。

 そこで、今回は記念すべき10000本目の記事ということで、過去に執筆した大量のブログ記事の中から、独断と偏見で「私の思い出に残る記事10選」を選出してみたいと思う。キリのいい数字で10本と決めたが、これは別に「良いと思う記事」とか「面白い記事」とかじゃなく、完全に私個人の思い出とか、それこそ節目になる記事とか、そういう部分ですので、多分第三者が見てもなんも面白くないまとめになると思います。改めて、このブログ空間が「俺の、俺による、俺のための場」であることを確認していただければ幸いである。

 以下、並びは歴史順ではなく、なんとなくです。

 

思い出記事その1

No.118 CANAAN 11話 彼女

 多分ほとんどの人が記憶にもないだろうアニメの記事からまずは1つ目。通しナンバーで118ということでブログを開始してまもない頃のアニメの単発感想である。何故この記事が思い出深いかというと、なんだろう、初めて自分の中で「あぁ、ちゃんと自分らしい感想が書けたな」という満足感があったから。作品自体が傑作なので知らない人はどうせなら是非観ていただきたいところだが、そもそも私がアニメ感想記事を書き始めたのって、当然「アニメを観て感動したから」なわけですよね。その感動をどうにかして記録に残したいという思いがありながらも、アニメという映像媒体を自分なんかの拙い文章で表現できるはずもなく、ただ淡々と事実を並べるだけの記録を残してしまう。まぁ、それでもいいとは思いながら書いてたんですが。

 この記事は1つ私がよくやる構成が使われていて、「同じ構造を何回も繰り返し、複数の要素を比較してるように見せる」という記事の並びになっている。別に嘘をかいているわけではないが、こうして複数の要素が綺麗に並列しているように並べることで、「なんかすごく上手く分析できた気になる」のである。もちろん、強引に並べるために解釈を捻じ曲げたり、要素を捨象したりしてるだろうことは理解した上で。でもねぇ、A型気質というか、「なんか要素がカチッとおさまってる感」が出てる状態がすごく好きなんだよねぇ。この記事は、そうしてどこまでも理詰めで文章を書きながら、ちゃんとアニメを見て感じた情動もある程度は出せてると思ってて、好きな分析だし、好きな文章なんです。この記事を書いてから15年近く経ってるわけですが、いまだに感想記事での理屈とエモのバランスってのは試行錯誤ですね。改めて「CANAAN」は名作ですので、是非見てください。クソ面倒臭い女どものクソデカ感情アニメですので。

 ちなみに余談だが、時代によってブログの記事のスタイル(フォントや文字サイズ、行間など)が変わっているのだが、これは私が意図したものではなく、Word先生というクソアプリが私のいうことを聞いてくれず、PCを買い替えたり、アプデした時に元のデザインが失われて勝手に変わっているだけである。まぁ、視聴環境によっても見え方が随分違うみたいだし、抗ってもしょうがないと思って諦めました。

 

 

思い出記事その2

No.591 劇場アニメ宇宙ショーようこそ」

 こちらは劇場アニメの感想記事。ブログ内では7本目の劇場感想で、近くには「エヴァ破」や「サマーウォーズ」の感想なんかもあったりします。時代……。

 劇場アニメの感想ってのはテレビ放送アニメの感想ともまた違っていて、必ず1本で完結しているので(してるよね?)、何かしら「結論めいたもの」を出さなきゃいけない強迫観念に駆られます。「まだ分からない」という言い訳が効かない単発勝負の媒体なので、感想記事を書くからには何かしら「それっぽい結論」に到達していないといけない。それがまず1つ大変。加えて「劇場で長時間観て頭にインプットした情報を必死に再生し、さらに取捨選択と再構築を行なってその中から自分なりの意味を取り出す」という作業は、ぶっちゃけ滅茶苦茶大変です。それだけに、執筆後も「なんか的外れなことやってるかもな」という不安があったり、「全然理解が足りてないやん……」という虚無感に襲われたりもするんですが、まぁ、「他の視聴者だってだいたい同じ条件で適当言ってるだけやろ」というので自分を納得させてはいます。苦労してる分だけ、劇場作品の感想は思い出深いものが多いのよね。リズとか、スタァライトとか。

 また、こうした性質上、他の人の感想が拾いやすいというのも劇場アニメの特徴。15年前とは言っても流石にネット上で感想を共有するくらいの媒体は整っているので、今作のように「ややマイナーでマニア向けっぽい劇場アニメ」なんてのはそれこそ濃い感想が掘り出せるので楽しかったりもします。そして、今作に関しては私と同じように感想をあさっている熱心なファンが多く、見比べる楽しさを味わうことができました。

 そんな中で、何が一番思い出に残っているかというと、いよいよこのブログ記事に届いてくれた人がいたという事実。具体的には、感想まとめページを運用してる方が引用してくれてたんですね。今確認したらまだ残ってましたわ。自分が必死に頭をひねって出した分析を褒めてもらえるという、承認欲求フル充填体験ができたのですよ。当然、このおかげで明らかに今までになかった閲覧数になったし、初めて「おぉ、俺、ブログやってるじゃん」と思えたんですよ。「誰にも見てもらわなくてもいい」なんて斜に構えつつも、やっぱり誰かに見てもらえて、さらには褒めてもらえたら嬉しいに決まってますからね。この辺りから、トラックバックという謎の機能を使って積極的に他のアニメブログにも繋がりをもとうと思えるようになりました(まぁ、結局ほとんどつながらんかったけど)。

 

 

思い出記事その3

No.3018 聖闘士星矢Ω 第92 星矢本心偽りからの帰還!」

 こちらはだいぶ飛んでブログ開設から5年目の記事ですね。上の「宇宙ショーへようこそ」で「外とのつながりを感じることができた」という流れがあり、そこからちょっとずつ出来た潮流がピークに達したのがここ。どういうことかというと、このブログには「web拍手」という古式ゆかしい機能がついているんですが、その拍手数が歴代最多となったのがこちらの記事でした。ちなみにこの時の記録はもう抜かれることはないと思います。だって、最近はもう拍手とかわざわざ押す人がいないから。

 と言っても、実はユニークビューアーの数は当時も現在もそこまで大きな変化はなく、限られたマニアと身内しか見にきてない状態はそのままだと思います。それじゃ、なんでこの記事が大きな拍手数を叩き出したかというと……まぁ、流れでしょうね。一番の理由は、私と同じくらいの世代の人間で、私と同じようにアニメを見て、同じようにツッコミたくてしょうがない人がたくさんおり、たまたま私の記事の調子がそういう「とにかくこの作品で賑やかに楽しみたい」人たちの琴線に触れたんじゃないでしょうか。知らない人のために説明すると、この「聖闘士星矢Ω」は超有名作品「聖闘士星矢」の正統続編として作られてはいるんですが、内容は完全アニメオリジナル。そしてよくジャンプ漫画では黒歴史扱いにもなる「変なオリジナル展開のアニメ」の続きという、かなりマニアックな造り。それこそ幼少期にアニメ版聖闘士星矢がブッ刺さった人たちのみに向けられたもので、当時の人気アニメを扱うサイトとかでもそこまで相手にされてなかったんじゃないでしょうかね。

 そこで、私も愛憎入り混じった感情を持ちながら1クール目から感想を書き続け、後半までくるとアニメスタッフも慣れてきてだいぶノリノリ。こっちもアニメのどこをどう楽しんだらいいのか分かってきてるし、ちょっとずつ拍手が増え始めたことで「あぁ、こうしてツッコミながら観るのを楽しんでる層がいるんだ」って意識したもんだから、余計にツッコミに熱が入ってね。最終的には一部界隈で「あそこのブログ見てツッコミながら視聴するのが楽しい」みたいな評判になったみたいです。これこそ、ある意味で私が一番望んだブログ体験だったのかもしれませんね。その状態からギャーギャーとみんなで何かを言い合うのではなく、ひっそり拍手だけ押してってくれる人がいるくらいの距離感が良かった。当時拍手コメを寄せてくださったみなさん、表立って言う機会がなかったですが、ずいぶん力をもらいました。今も見てるか分かりませんが、ありがとうございました。

 


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 こちらは、今後私がN話切り(N≧3となる任意の整数)した際に、視聴中止した作品を埋葬するためのページです。こうしてきちんと記録を残しておくことにより、「観ないアニメが出来てしまった」という自責の念(?)を多少薄める役割を果たします。

 過去最多の放送本数となった’23年1月期に初めてこの行為を行い、案外精神衛生上良い効果をもたらしたため、基本的に「新番チェックを書くには書いたが、その後の視聴は行わない」という判断を下した作品は今後このページに墓碑銘を刻むこととなります。どの程度の作品がここに残されていくかは特に決まりはありません。加齢による体力の低下と折り合いをつけるのが目的ですので、増えていったとしても許してください。

 このページはカテゴリ「未選択」からたどることができるので、今後も気になる人は1クールに1回くらい覗いてみると何か変化があるかもしれません。

 

 

 

<視聴断念作品リスト>

 


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 記事タイトルの通りでございます。まぁ、何がどうとは詳しく言わないけど、察してください。

 正直、そこまですこぶる体調が悪いわけではないのでアニメはいくらでも視聴できるんですが(何ならその際に感想文も複数アウトプットしてるんですが)、なんだろう、こう、けじめというか……とりあえず落ち着くまで、もうしばらく更新を停止しておこうと思います。休肝日ならぬ休ブログ日があってもいいじゃない。


(5/24 追記)
 コメントいただいた皆さん、お気遣いありがとうございました。ぼちぼち再始動していくために、書きためていた分をちょいちょい投下していきます。

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すんません、拍手コメを頂いた場合にさらに返事する場所がないのでこちらに急ごしらえで書かせてもらいます(ブログの設計自体に問題がないか?)。

 えぇと、多分ご当人に伝わればそれで充分だと思うので若干ボカして書きますが、なんか突然のお申し出ありがとうございます。びっくりしました。
 
 いや、でも流石にね。それはね。ご好意だけありがたく頂いておきます。純粋に善意で言っていただいているのは重々承知しているのでほんとうに嬉しかったですが、流石にそこまで甘えるわけにもいきませんので。お手間もありますしね。自己責任ですしね。現時点では「このまま面白くなりそうなら普通に製品版の購入も考えますので」っていうことにしときましょう。

 改めて、お気遣いありがとうございます。今後とも御贔屓にしていただければ。


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ちょっと精神的にまいってしまったので、少しのあいだ更新を停止します。



 

(7月24日追記)

 ご無沙汰しています、私です。しばらくぐずぐずしている間、たくさんの励ましのコメント、拍手コメントなどありがとうございました。普段から何くれとなくアウトプットしているだけですが、一応これでも見てくれている人がいるのだと思うと本当に力になります。個別に返信する代わりに、こちらでお礼申し上げます。

 正式に何かテキストを書こうかとも考えたんですが、現時点ではどうにもまとまった文章になりそうもないので、ここでちょっとだけ。

 ご想像の方も多いかと思いますが、私が「精神的にまいった」のはプライベートな出来事が原因ではありません。例の京アニ事件が唯一にして全ての原因です。もちろん、「近所」の事件とはいうものの、別に被害者の中に親戚や知人が混ざっていたなんてこともありません。本当に、日本中のアニメファンの大半と同じような、「一視聴者」としての衝撃でした。でも、駄目でした。本当に、耐えられなかったんです。

 常日頃から「変化すること」に対する並々ならぬ恐怖ということには触れることが多いです。私の人生が本当に停滞と保留を選び続けた人生なので、たとえ良いことだろうか悪いことだろうが、とにかく「何かが変わってしまう」ということが恐ろしい。そしてそれがあまりに理不尽で唐突な暴力であれば、なおのこと理解出来ず、全身全霊をもって拒絶反応が出てしまったのは無理からぬことです。

 冗談でも誇張でもなく、ニュースを知った日にはただただ泣くばかりでした。何も出来ずに、本当に部屋で一人ボロボロ泣いていました。そして、そこからしばらく、アニメを観ることが出来なくなりました。何を見ても事件のことが脳裏をよぎる。アニメを観ることが苦痛以外の何ものでもない。まさか自分の人生にそんな瞬間が訪れるとは思っていませんでした。しばらくは新しい刺激を受け付けることが出来ず、インプットもアウトプットも無しに、ただぼんやり過ごすだけでした(幸い、Magicをやってるときは無心になれるので、主にMTGアリーナに時間を使ってました。ジェムは溶けました)。

 ぼんやりしている間、色々と考えたこともあります。日本のアニメ業界は今後どうなるのか、再発を防ぐにはどうしたらいいのか、自分は何が出来るのか……。もちろん、「オレなんかが何か出来るわけがない」が結論なんですが、そこから一歩進んで「オレごときが何を憂いたところで意味も無い」という当たり前の結論にたどり着くまでしばらくかかりました。頭では分かっていても、あまりに陰惨な事件の全容が明らかになりにつれ、本当に無力感に苛まれ、何をするにしても表面的なごまかしでしかないような、そんな絶望感もありました。

 

 何とか、ここ数日で少しは立ち直ることも出来て、少しずつアニメも見始めるようになりました。私が出来ることなんて、ただ消費することだけなのだから、改めてその立ち位置に戻れるよう、今少しリハビリを続けていくことになると思います。

 今回の事件では、あまりに多くの未来の可能性が失われました。これから先産み出される何十、何百という傑作アニメの可能性が一瞬にして消えて無くなってしまいました。そのことが本当に残念で、未だにそれを思うと胸が締め付けられるようです。しかし、ここからいかに復興していくかということを考えていくことも、残された我々の使命に違いありません。

 一介のファンとして、私は京アニの未来を信じることしかできません。残念なことではありますが、これまでの京アニがもう戻ってこないというのは間違いない事実でしょう。そして、ここから先の新たな姿を確認出来るのが何年先になるのか想像も出来ません。ただその可能性を信じて、その時まで、「変わらずに」待ち続けられる社会であることを祈るばかりです。

 

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 「観たい映画がいっぱいあるな!」って思ったんですよ。んで、劇場でまず最初に何を見るか考えた結果……これになりました。アニメじゃない! 特撮でもない! ほんとのことさ。まぁほら、過去には「人狼ゲーム」の劇場感想あげてしまったので、アニメじゃないものの記事立てるのもあんまり抵抗無くなったし。いいじゃない、普段あんまり観ないジャンルを観に行っても。

 

 まず、なぜこれを真っ先に観に行ったのかから触れておこう。単なる自分語りなので、万一映画の感想が見たいという酔狂な人は下のとこまで飛ばしていただこう。

 ぶっちゃけ、原作小説は未読だったりする。私が読んだのは、コミック版だ。今作に触れた最大の理由は、私がコミック版の作画担当・熊倉隆敏氏のファンだからである。この名前を聞いてどれくらいピンと来る人がいるかも怪しいところであるが、アニメ視聴者的な説明をすると、過去にアニメ化された「もっけ」という漫画の作者である。私は当時「もっけ」がとても気に入り、アニメ放送後に原作コミックを全て揃えた。そしてその後にこの人の漫画が出たらおいかけることにしているのだ。ただ、残念ながら次にスタートした「ネクログ」は4巻で終了してしまった。打ち切られたのかどうかはよくわからないが……作品の内容を見るに、もうちょっとやりたいことはあったんだろうなぁ、という印象で残念無念。

 そして、確か1年ほど前だっただろうか。この「12人の死にたい子どもたち」というショッキングなタイトルが書店で目に入ったのである。「おっ、熊倉さん、仕事してたんやん」と思い迷わず購入。当時2巻まで発売されていたのだが、これがもう、最高に面白い。特に、漫画版を読んだことがある人ならご存知かもしれないが、2巻のラストの展開が想像を絶する引きの強さなのである。もう、こんなん見せられたら「早く3巻を! 早く完結を!」と身悶えしてしまうこと請け合いだ。折悪しく、私が見つけたのは2巻の発売直後のことだったため、3巻の発売まで1年近くも待たされることになった。その間に冲方丁による原作小説を読むという方法もあったのだが、せっかく熊倉さんの再構築してくれた「面白い漫画」が途中で止まっているのに、そのオチの部分を別な媒体で知ってしまうのは勿体無い気がして、グッと1年耐えていたのである。そしてめでたく最終3巻が先日発売され、そのままグイッと最後まで。久しぶりに「いやあ面白かった」と放心できる作品だったのですよ。多分原作小説の時点で充分面白いのだろうけど、やっぱり熊倉さんの作劇が肌に合っており、漫画で読めたことがプラスに働いたんじゃないかな。

 そんな作品が間も無く実写映画になるという情報が当然入ってくる。「どう考えてもこの作品を実写映画で出来るわけないやろ」とは思いつつ、興味半分怖さ半分。せっかく素敵な読書体験をさせてもらったのだから、いっそこのまま行けるところまで行ってみよう。たまたま視聴が封切り日になったが、まぁ、これも巡り合わせである。「実写になって面白いわけない」と最初から決めてかかれば、それより下にいくことはないという消極的な姿勢もありましたがね。さて、そんなドキドキ体験でしたが結果はどうなったかというと……。

 

 

<以下、ネタバレを含む感想になる可能性が高いです。今作については、未読の人は充分気をつけたほうがいいでしょう>

 

 


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 今回は3ヶ月ぶりくらいだからそこまで期間は空いてないんじゃないかな。だいたい1クールに1回ペースでも3年でクリアできるゲームのはずなのだが……。まぁ、とりあえず少しでも進めていこうじゃないか。今回も前回と全く同じプレイヤーで行なっている(ここ2ヶ月分はこの4人だ)。もちろん、前回プレイのことはさっぱり覚えてないので細かいルールなどはすべて手探り状態でのスタートだ。

 

<以下、一応ネタバレ要素が含まれるので未プレイの人は注意>

 


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 確認したらなんと1年2ヶ月ぶりだってさ……。どれだけ開封されていなかったのか、箱の中にはカビのような汚れがいくらか付着しており、我々がどれだけ世界を放置していのかと恨み言を漏らしているかのようだった。しょうがないじゃん、なかなか準備が揃わねぇんだからよ。「何かして遊びたい」と集まった4人で、何故か突然意見が一致し、再び世界を救うための開封の儀。奇しくも、1年2ヶ月前にプレイしたのと全く同じ4人だったのは、もう他の人間じゃプレイできないということなのか……。

 

 

<以下、一応ネタバレ要素が含まれるので未プレイの人は注意>

 


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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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