忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5] [6]

 勘のいいガキが嫌いな漫画家、荒川弘、第15話。セルフパロディってレベルじゃねぇけど、映像素材がそのまま利用できたのはどちらの作品もボンズ制作だからでしょうね。この世界にはユルたちの存在とは別に荒川弘が生きてるって事実がなんか草。

 ダンジとの確執は最終的に決着を見ず。まぁ、ユルの方はちょいと意地を張りつつも宇宙人さんとこの主人の働きかけもあり、「まぁ、昔馴染みなのは事実だしな……」ってんである程度の和解を考えようと思ったが、残念ながらそのことを伝える前にダンジは去ってしまった。宇宙人さんたちがサポートしてくれるみたいなので下界での生活にトラブルはないかもしれないが……真っ先に片割れである偽アサをなんとかしないといけないのは相当なハードル。可愛らしい座敷童形態になっちゃうと、どうにも頼りないが大丈夫か。

 ユルも左右様も回想シーンでかつてのダンジとユルの関係性を思い出していたが、余計なことで気になったのは「ダンジっていつからユルの隣にいたんだろう?」ということ。今回の回想シーンだと「ユルの両親がアサを連れて逃げ出したタイミングではすでにダンジとユルは友達だった」っていう描写なのだが、その場合って偽アサの方は村に出てきてないんだよな。アサの消失を隠蔽するためにこの後で地下に偽アサを立てたわけで、それまでは必要なかったのだから。だとすると、座敷童のツガイは最初から「村でユルを監視する」という目的でダンジだけが活動しており、片割れはどこかでひっそりと身を潜めており、偶然アサがいなくなっちゃったもんで代理に使った、という流れになる。……そんな都合のいいことあるもんかしら。まぁ、事実がそうならしょうがないのだけど。

 さておき、一旦ダンジのことを飲み込んだらユルは偽アサ奪還作戦に参加せざるを得なくなる。デラ、左右様、そしてハンター気質のユルという陣容はそれなりのラインナップなのだが、残念ながら今回は敵側がその上をいってしまった。単騎の戦闘力がずば抜けたイワンと、それをサポートするねちっこい搦め手のアスマ。三木眞一郎と石田彰という当代最悪の性悪ラスボスコンビによって、うまいこと誘拐されてしまうユル。しかし、それすらもユルからしたら大して問題にはならない。敵側が「いっぺん殺してみたいなぁ」と思っていることを理解しているにも関わらずだ。この辺のメンタルの強さ、昨今の少年漫画の主人公でもなかなかいない剛の者である。そしてそんなユルに対して優しく「イッペンシンデミル?」と尋ねるアスマ。こちらも流石のタマである。現状、囚われのユルは一方的に不利な状態だが、周りの見えない状況で、このチグハグな交渉がどう転ぶか。

 そして現場ではイワンが左右様を相手取って宣戦布告。曰く「左サマの方は封と相性が悪いので邪魔」とのこと。以前も左右様のミギとヒダリでは性質が異なり、それぞれ「封」「解」と深い関わりがあるという話は出ていたが……勇ましい左サマが単独でスポットを当てられるのは初めてのこと。あらゆる所作が格好いい左サマ。イワン相手にも格好いいところを見せてほしいものだが、この相手はちょっと油断できない。さぁ、どうなる。そして自宅でハガレンを全部見てしまった犬の運命は!?

 
Amazonアフィリンク

拍手

PR

 え〜ん! 面白い! 第4話! ……私は以前「世界史の知識がさっぱり無いことがコンプレックス」ということを書いたんですが、今作のおかげでちょっとだけ良いところが見つかりました。「史実かもしれないお話なのに、一切ネタバレ無しで楽しめる」ってところです。知ってるネタバレ、「最終的にモンゴル帝国も滅びる」だけだからな。

 というわけでお話も面白いのだが、ぶっちゃけ今回のシナリオは8年もの時間が流れてるのに「チンギスカンが死んで跡目が決まったよ」「その後にシタラが衝撃的な提案をされたよ」の2つを語るだけなのでドラマとしての要素は少ない。しかし、その間にみっちりと挟まった「モンゴル絵巻」がただ画を見ているだけでも楽しめてしまうというのが最大の特徴なのだ。よく分からないモンゴルの風習、いちいち言葉で説明しないでなんとなく流れていくだけなんですよ。酒宴でのマナーから普段の生活の細かな所作まで、正直「何やってんだ?」ってよく分からない描写もあるのだけど、その分からなさも含めての「異文化感」。そしてそこには「モンゴルの文化に嫌でも取り込まれていくシタラの苦闘」が描かれているわけで。異物を異物として描いてくれた方が、その辺りの切実さが伝わってくるってもんで。

 ギミックとしても色々と楽しませてくれる工夫が施されている。今回最大の見せ場(の1つ)は当然チンギスの後継者が明らかになるシーンなわけだが、ここまでの持っていき方も実に抜け目が無い。まずもって私なんかは「末子相続」って言葉すら初めて聞いたくらいなんですよ。「そんなんあるんや」って思わず調べてしまったのだけど、まさにWikiには今回のオッチギンの例が掲載さており、遊牧民社会でのこのシステムの有用性が解説されていた。なるほどと後から納得はしたものの、ふつーに考えたらやっぱり我々の常識とはちょっと違う文化で、視聴者目線で「トルイが継承するんだろうな」っていう認識はあんまり芽生えない状態のはずなのだ。

 そこを、少しずつ「トルイの為政者としての姿勢」を見せることで説得力を加えていき、「そうだ、この国では末の弟が広大な親の領土全てを相続して当たり前なのだ」という認識を重ねていく。そして充分な下地ができたところで、カット割りの妙で視聴者の目を欺き、ダイナミックなトリックで逆転を演出するのである。この辺りの持っていき方、途中からカット割りがちょっとずつ不自然になって、「あれ? なんか違う?」と思わせて出てくるのでやたらとドラマティックに見える。そして、この「逆転劇」があるからこそ、ラストのソルコクタニにガツンとつながるわけだ。なんて綺麗な構成。

 と、後半部分のギミックも見事だが、今回心臓を鷲掴みにされたのはなんといっても冒頭の数分、ソルコクタニVSシタラの対面シーンだ。無垢で真っ直ぐなソルコクタニは、そりゃまぁシタラたちの苦悩なんて知らなくてもしょうがない。シタラ目線では恨み節も出てくるが、それを当人に求めるのは酷というか、お門違いというか。そして、もしこれでソルコクタニが単なる阿呆の世間知らずであれば「何にも理解してねぇこのアバズレがァ!」というシンプルな怒りで昇華できただろうに、タチの悪いことに、ソルコクタニは馬鹿ではなく、むしろこの時代の女性像としてはかなり聡明な部類。夫の一族での立ち位置を理解し、それを支える内助の功としての学び。シタラが「なんの役にも立たないのに」と揺さぶりをかけた「原論」についても、しっかりとその重要性を認識し、学びの大切さを説いた。シタラの中で、その姿がよりにもよってあのファーティマと重なってしまったのが最大の屈辱。ファーティマが育て上げた自分の「知」を、何も知らないソルコクタニが同じような言葉を使って再び発揚させる。裏事情を全て取っ払えば、ファーティマとソルコクタニの精神性は近しくすらあるはずなのだが、シタラの立場からそれを認めることはできない。ソルコクタニの行動そのものを認められない。それをしてしまったら、精神的な隷属が決定的になってしまうのだ。

 このシーンのシタラの表情やら息遣いやら、本当に緊迫感のある出来で……最高でした。そして毎回で本当に申し訳ないのだが、中の人の仕事を礼賛させてほしい。誰なんだ、ソルコクタニに久野ちゃんを配したのは!! すごい! この久野ちゃんはすごいよ! ほんとに美しく、賢く、思慮に飛びながらも無邪気さを残して罪作りなソルコクタニがそこにいる。ごめん久野ちゃん、俺は初めて認識したんだ。あなたの声、本当に綺麗だったんだな、って。

 人生で何度目の発見だろう。声優って、やっぱすごいよ。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 世代も時代も飛び越えて、殺意を抱け! 第3話! 熱量落ちずにここまでくる。安海と手島先生のナイスパスがつながっていく。

 Aパート、先週持ち上がった議題、「漫研をどうやってつくるか」問題。まずもって部員が足りず、部室を作ろうにも場所が足りない。先生の力だけではどうしようもない部分は安海たちがなんとかしなきゃいけないのだが、いかんせん、唯一の仲間(だよね?)である赤福がクッソ適当で一切頼りにならない。女子校とは思えない渋い部活が乱立する部室棟をしらみつぶしに当たるも、持ってる武器が安海のヘンテコ漫画だけでは説得の材料にもならず。

 赤福が飽きて、もはや匙を投げたその時、最後に訪れた美術部に、ネギを焼きながら待ってる鴨みたいな子がいた。以前キャンバスを落とした時に助けてあげた美術部員、その名を藤森心ちゃんという。内気すぎる彼女は何をするにも一歩が踏み出せない性格で、安海の適当な交渉もなんも言わないうちに終わってしまったが、じっくりと1コマ1コマ、お手製の下手漫画に目を通し続けた。どうやら、ニャン太の掲げる夢への憧れが、個人的に刺さってしまったようである。後で先生が使った言葉を借りるなら、「脳を揺らす」とはこういうことか。初心者が初めて作ったヘンテコ漫画であろうとも、届くべき人に届けば脳は揺れるのである。できすぎた人間関係ではあるが、うまいこと「3人目」の確保に成功。

 部室の当てもうまいこと寺村に話がつき、思いの外あっさりと漫研の設立は達成。そこからどんなお話が展開するかと思えば、再び手島先生の回想へ突入。そのトリガーは先生が思わず漏らした「これ描いて死ね」というどっかで聞いたことがあるフレーズ。赤福と安海は突拍子も無い言葉の響きに一笑に伏したが、どうやら手島にとって、その一節は非常に重要な意味を持っていたようだ。

 かつて鬱屈した青春時代を過ごしていた手島。編集に「テーマはなんですか」とお決まりのことを聞かれた際は射殺する勢いだった彼女の中には、どうやら「これと決まった信念」は固まっていなかったようだ。ただ漠然と「漫画が好き」というモチベだけで突っ走ってきた彼女にとって、「テーマとは何か」「この漫画のメッセージは何か」みたいなありきたりな問いは気取っていけすかない姿勢にも見えたのだろう。そういうことを訳知り顔で聞いてくるやつは射殺して爆殺して。そんな鬱屈した「澱み」を抱えながら、手島は前にも後ろにも進めずに八方塞がりになってしまう。

 弟の就職、そして家族のため息。いろんな要素がダメ成人を追い詰めた結果、何もかもが嫌になった手島は「最後」に自分の人生のピリオドとして叩きつけるための渾身の漫画を作り上げる。その時の信念が「半端にするな」ということで「これ描いて死ね」であった。彼女の信念は凄まじい。確かにこれまでの創作物だけを見れば鳴かず飛ばずだった手島だが、作り続けながらも煮えたぎる感情を蓄え、先輩からのアドバイスとはいえ、それを「殺意」にまで昇華して叩きつけられるエネルギー。これを持っているだけでもすごいことだ。1週間でノート1冊分の漫画を作り上げた安海と同じように、手島も自分の全てを賭けて何かを生み出したことがあった。そしてそれは、少なからず他人の「脳を揺らし」たのである。

 自分に言い訳はできない。だから妥協も許してはいけない。手島が掘り当てた貴重な鉱脈、その先に眠るまだ見ぬ何かのために、手島は同じ気持ちを持つ後輩にも機会を与えることにしたのかもしれない。「決してプロを目指してはいけない」を標榜するあたり、まだ「漫画家」と「教師」の間で揺れている証拠か。でも、こんだけ熱心な指導者がいて、若者を引き止める必要があるのかな。安海が何に対する「殺意」を持つかは分からないけど、殺意も熱意も、総量が大きければなんとかなるんじゃない?

 
Amazonアフィリンク

拍手

○「逃げ上手の若君(第二期)」 ー

 厳密にはあと2本の新番を残しているが、BLEACHの続編が来週、そしてリゼロが8月からとちょい期間が空いてしまうので一旦ここで今期新番チェックをまとめさせてもらおう。今期執筆された新番チェックは59本。これに後発の2本を合わせて61本が今期の新番数ということになり、数字で見れば最近の中では「割と多め」くらいの数。これに前クールから引き継いだ7本を加え、今期視聴本数は過去の履歴でもトップクラスの68本。認識してるだけでも3本のゼロ話切り作品があるので、俺が若かったら70本越えを記録していた可能性すらある。恐ろしい。でもまぁ、実際は今期もばんばんN話切りが進行していて、現実ですでに8本を切ろうと心に決めているので、実際の視聴本数は60本である。60本……まだまだ多い。ここからどれだけ脱落させられるか、自分との戦いである。

 閑話休題、そんな中でも切るわけにはいかないだろう作品の第2期がスタート。1期が2年前でちょいと間が空いてしまったが、今作は原作も既読なのでそこまで問題ではない(既読作品はどうしてもチェックが甘くなってしまうので気にならないという意味もある)。そしてこのクオリティのCloverWorks作品なのである程度の時間がかかるのもしょうがなかろう、というので納得感もある。ちなみに余計なお世話な言及として「CloverWorks作品……分割で2期目……ジャンプ漫画……うっ、頭が……」というヤなイメージが湧いたり湧かなかったりするが、今作に限ってはおざなりな制作体制になることもないだろうし、心配はないだろう。

 余計な不安など消しとばすかのように、今期も1話目からフルスロットルで「らしさ」全開。元々原作の時点で松井優征のクセ強が持ち味であり、ヘンテコな演出の多さはアニメでも色々といじりがいのある部分。今回はいきなり冒頭が実写の講談師から幕をあけるというので意表をついてきたし、作中も尊氏の抱えた「怪物」の描写に不気味すぎる実写造形を用いるなど、遊び心にあふれているので見ていて退屈しない。時代劇とは思えないようなビビッドな色彩設定も相変わらずで、目の覚めるような作品展開に期待だ。

 今期は「14世紀日本」アニメが2本あるわけだが、こっちの作品は間で提供クレジットが切り替わる不動のノイタミナ枠だってのに、「ワールドイズダンシング」は相変わらず提供がつかずにACのCMが流れ続けているというのがなんとも不思議な対比になっている。まぁ、「どっちも強い」がFAで問題ございませんことよ。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 悪意の向こう側へ、第5話。最悪が最悪を重ねてくるなら、その上の最高を見せるだけ。

 本当に、現状では一本道で見やすいお話ではある。どうしてもマイムジの時の丹念に織り込んだミルフィーユみたいな地獄絵図がクセになっちゃうとこういう短絡的地獄は物足りなくも感じそうだが、そこにしっかりと味をつけて飽きがこないようにカバーしてくれるのが、我らがビオラさんという名優なわけで。まぁ、それにしたって、という感じではあるけれども。

 ののちゃんが単なる暴走ハグマシン、藤都子先生がお仕事で退場してしまい、事勿れ主義で一歩引いた千石ユノが土俵に上がってこないため、物語は徹底的に仲町あられ、峰月律、ビオラの3者に収束することになる。前回不幸な行き違いの衝突エネルギーをそのままぶつけてしまったあられは意気消沈。現在のチームメンバーにも迷惑をかけちゃうくらいに「何かあった」状態になってしまったが、この子、どうにも落ち込み慣れてないというか、塞ぎ込んだ時にとにかく布団をかぶってしまう癖があり、周りからなかなか干渉できないのが厄介。それをぶち破るパワーを持っているのがののちゃんだと思うのだが、残念ながら今回はあられのガードも固く、ぬるっと回避されてハグorチューも空振りに終わってしまった。

 こうなるともはや八方塞がりなのだが、余計な刺激を与えて事態を強引に進めてしまったのは他でもないビオラの所業であろう。完全なる恐怖による統治。不要な駒を切り捨てて、唯一残ったクレマチス相手にはもう一切取り繕うこともないダイレクト恐喝で抑え込む形。このままでまともなグループ活動なんてできない気もするのだが、この状態でも進められるというのが現時点でのビオラの判断なのだろう。律は立ち上がることなどできやしないとたかをくくっている。まぁ、そうした脅しに説得力を持たせるために、これまで散々に狼藉を働いてきたのだろうが。もはやチームメイトという建前すらおぼつかず、完全に「支配者と被支配者」という立場を確立してしまったビオラとクレマチス。発散できない鬱憤は、思いもよらぬ方向へと溢れ出す。

 「配信の切り忘れ」という、ここ数年で一気にドラマ展開の定番と化した(?)シチュエーション。……いやすまん、エロ同人の見過ぎかもしれないが……とにかく「やっちゃいけない危ない行為」の筆頭に躍り出たこのシチュエーションが、ご多分に漏れずフェアリィブゥケの内部にも火をつける。クレマチスさんが見せてはいけなかった内面、それはたった一言の「昔の女」の名前に集約される。確かえれあちゃんの本名があられであることはすでに流出していたはず。さらにギターの音源まで合わせれば、熱心なクレマチス視聴者にその文脈はダダ漏れである。そして当然その配信は届くべきでない各所にも届いているわけで……一番の問題はもちろんビオラさんの逆鱗。笑顔を崩さなかったビオラさんだが、内心は聞き分けのないペットにはらわたは煮えくりかえっていたことだろう。でなければ翌日にあそこまでの蛮行に及ぶことはないはずだ。そして、この配信をチェックしていたのは「訳あり」度合いを調査していたユノ先生。解決の糸口になることを期待してだろうか、情報をあられのところに流して状況の変化を待つ。これが凶と出るか吉と出るか。少しでもプラスの変化を期待してこの豪速球をぶん投げたのだとしたら、ユノさんの場況を読む力も大したものである。

 そして出会う運命の3人。あられがイベントを見に行ったのは本当に偶然。そりゃMyGOのライブを見て駆け出しちゃう豊川祥子だっているし、CRYCHIC復活ライブを見届けて元鞘請求するティモリスさんだっているのだから、昔馴染みのイベントを観にくるえれあちゃんがいてもおかしくない。しかし、よりによってそんな様子をめざとく見つけたのはビオラなのである。そこで放っておけばいいものを……まさかまさかの「上がってこい」コール。突然壇上に出てこいと言われたら、長崎そよでも断れやしない。ましてやあられをや。

 ここで気になるのは、ビオラは「どうなる」ことを期待してこんなことをやらかしたのかということである。知り合いとはいえ、「素人」をイベントの壇上に担ぎ上げるだけでも問題だし、それがかつてスキャンダラスな喧嘩別れをした元メンバーともなれば話題性は爆上がり。まるでモーティスの一人芝居を狙う時のように、スマホのレンズがあられに向くのは当然のこと。ビオラ側の目論見を想定するなら、ここであられがパニックになったり、ビオラの挑発に煽られて癇癪を起こしたりして暴れ散らかすのが最高のシナリオだったのだろう。大衆の前で「自分(とクレマチス)の正しさ」を知らしめることができ、これ以上ない形であられを叩きのめせば、もはや律はあられにすがることもできなくなるかもしれない。名実ともに完全にあられを「殺す」ことこそがビオラの狙いだったのではなかろうか。

 しかし、仲町あられは全ての斜め上を行く女。まさかの「共に逃げよう」で自らを衆目から外し、さらにその後にマンツーマンで律と対話する権利まで獲得。流石にこれはビオラの想定外だったようだ(あの後、イベント会場はすげぇ空気だっただろう)。

 ついに邪魔が入らない状況で本音をぶつけ合うことができるようになったあられと律。元々両思いの関係性である。お邪魔虫を排除して対話を重ねれば、当然その心は通じている。互いに過去を消そうとしていたという事実。互いに自分が悪いと思っていたすれ違い。かさぶたみたいな思い出はポロポロと剥がれ、いつしか「あの頃の2人」が戻る。一人称の変化は一番シンプルなコードスイッチングだ。この2人ならヴァーチャルの像など借りずとも、大仰な仮面など剥がずとも、互いの姿は見えている。

 反撃の狼煙は、あがるのだろうか。一番気になるのは、逃げ出した2人を見てのビオラの反応が完全に素だったことなんだよな……。あそこで律を奪われたことに、演技も打算もなしに純粋に「傷ついていた」ように見えるビオラ。今更この女に、純粋な愛を求めることができるのかどうか……。


Amazonアフィリンク 

拍手

 道は遠く、第3話。白拍子との一件で一皮剥けたかに見えた鬼夜叉だったが、まだまだ先は長い。

 とりあえずサボり癖は抜けたようで、真っ直ぐに舞と向き合えるようになったのは大きな進歩。「自分の形」を探すという遠大な目標を見出し、とりあえず出来ることから始めないことには前に進めないと判断したのだろう。これまで人前で舞うことすら渋っていたが、往来でも自由に身体が動くようにもなったし、鬱屈した思いはだいぶ軽減されているようである。

 一座のものはそんな鬼夜叉の変化を歓迎してくれたようだが、それが一気に加速しちゃうのが立ち位置の難しいところで。どうやら親父さんも全面的に鬼夜叉の進歩を認めたようで、次なる大一番でいきなり舞台に立てと命じられる。これは……親父さんがきちんと実力を評価してのものなのか、単なるコネ(血縁)のせいなのか……親父さんのキャラからしてあんまり忖度はしてないと思いたいが、少なくとも周りからそう見えてしまうのは止められない。そして、鬼夜叉自身にそうした風評を止めることもできない。今回スポットが当たった十二五郎は師匠から「醜さ」を見ろと言われていたが、その「醜い」感情を鬼夜叉にぶつけてくれたのが彼1人だけだったということも忘れてはいけないのかもしれない。鬼夜叉自身も、不甲斐ない自分を内省する意識はあっただろうし、改めて外から「お前はそのまんまだと落ちこぼれてたんだからな、死ぬ気で舞に向き合わないとすぐにお払い箱だぞ」くらいの気概をぶつけられた方が良い刺激になるはずだ。

 そんな五郎の鬱屈した気持ちを思い知らされるまでは、相変わらずのん気な鬼夜叉。そりゃまぁ真面目に練習にも励むようになったし、これまで以上に「道」の追求にはストイックにはなっているが、ハタから見てもその様子は分かりにくい。これまでとは違うものを模索している人間なのだ、常人からは奇行に見えても致し方ないだろう。彼が川辺で見た謎の男が実在しているかどうかもまだ分からないが(普通に考えたら幻だと思うのだが)、何かしらの神託じみたものを感じ取る能力も、彼の「奇特な」要素の表れなのかもしれない。そんな不思議な力に導かれ、たどり着いたは「田遊び」と呼ばれる農村での神事。これを「舞」の1つと捉えるかどうかは議論のあるところだが、どんな形であれそれが人の営みを表していたのは事実なのだろう。それを見てまた1つ、鬼夜叉は持ち帰れるものがあったようだ。そしてそんな鬼夜叉の奇行を見守っていたのは……義満公と呼ばれてましたね。こんなとこで運命の出会いをしちゃってよかったものか……。

 「まぐわいとは良いものだな!」という爆弾発言で散々に未来の為政者を楽しませたらしい鬼夜叉。こうして強制的に「持つ者」への因縁が巡っていくあたり、成し遂げた者たちの人生目録はどこかしらチートにも見えるか。まぁ、彼の人生にはまだまだ難題も多いのであろうが……今後とも、課題クリアの方法がいちいちイカレてることを望みますよ。この世界で「また何かやっちゃいました?」は通じないからな。

 
Amazonアフィリンク

拍手

 Top of Lily(百合の頂)、第25話。今週ばかりはリアタイ視聴ですよ。遅れを取ったら何をどう足掻いてもネタバレ喰らう気しかしなかったので!


 決着ゥゥゥ!!!! キュアエクレールの正体は! あの人だった!!

 

 まぁ、ここでネタバレ予防してもしょうがないのでふつーに書いていきますが、正直、そこに至るまでの30分はほんとにドキドキでした。ミステリ読んでて「あ、解決編に入ったな」って思ってから実際に犯人が名指しされるまでの数ページ。先の文字を目に入れないように気をつけながら恐る恐る読み進めるあの時の感覚が蘇るような、期待とやきもきが入り混じる時間を楽しませてもらいました。なんかね、最後に決着がついた時にちょっと泣いちゃったもんね。どうせなら来週の内容も含めてもっとたっぷり1時間スペシャルでやってくれよ、くらいの素晴らしい展開でした。最後の最後まで残りの3人も諦めずに戦い抜く、いい「選挙戦」だったと思います。

 そしてそんな中でもギッチギチに詰め込まれた今回のお話、1999年7の月に相応しい大混乱の横浜まことみらい。予言に従わなければいけないと焦っちゃったウソノワール様は、なかなかマコトジュエルを手に入れてこないつかえねぇ優しい部下たちに痺れを切らし、本当は使いたくなかった「謎の緑色マコトジュエル」に手を染めてしまう。これまでアルカナシャドウがウソノワールに従っていたのは、このジュエルを使わせないように監視するのが目的で、なんとか騙し騙しこれまでやってきたのだが……残念ながら時が来てしまったのだ。

 暴れるウソノワールはついにその正体を明らかにする。いかつい鎧の下から出てきたその正体は、なんか予想できたようなそうでもないような、可愛らしい妖精さん。まぁ、過去のプリキュアでも「妖精さんの悪堕ち形態」が敵だった事例は割とあるのでこれはそこまでの衝撃でもないのだが、動きと連動するウソノワールアーマーの造形とのギャップがでかくてちょっと面白かった。とにかく、こちらの妖精さんはもはや「恐怖の大王」になるのに猶予なしと判断し、強制的に手持ちのジュエルで魔王変化を開始した。結局、アルカナシャドウの頑張りは結実しなかったということである。

 そうして覚醒した大王形態のウソノワール。しかしジュエルとの食い合わせの悪さのせいで暴走してしまい、まさに「恐怖」を体現する暴れっぷり。これにはファントムの方々も困ってしまい、ヘッドを欠いた状態ながらも3人で連携してフィールド展開を行うなど、チームワークの良さを見せる。プリキュア側もなんとかこれに応えなければいけない状態だったが、残念ながら圧倒的な暴力を前に太刀打ちできない。最後の望みは、ジェット先輩が作った新作香水でエクレールを覚醒させること……。

 ってんで改めて候補者4人を並べてのドラムロールを開始。「あっちかな? それともこっちかな?」と巧みにカメラを振る演出にやきもき最高潮。最後の最後まで4人にチャンスがあった展開に見せたのは本当にお見事。楽しませてもらいました。

 最初に脱落したのはエリザ。途中まで「探偵になるって夢を諦めない!」と気を吐くも、道中で足を挫いてしまい現場に駆けつけることができず。ついでにその怪我を理由に途中まで同道していたクレアと別行動になる。

 2番目の脱落者は、対抗馬として期待されていたしるくさん。映画の撮影で単独行動していた彼女は「決めつけちゃダメ!」と対抗意識を燃やすも、現場の女の子のことが気になってそちらをフォローするという心優しい決断のために脱落。さながら子犬を助けたテリーマンのような活躍であり、株を落とさずに退場するという見事な立ち回りを見せた。

 そして意外なことに、採取候補まで食らいついたのはれいだった。ポチタンへの愛情を前面に押し出し、エクレール探しに奔走するポチタンをサポートせんと現場の一番近くまで駆けつける。おかげで最後の最後、飛び上がったポチタンの方に真っ先に手を伸ばし、キーアイテムである香水を投げ出すことになってしまい、最後の2択で敗れてリタイア。最後の退場宣告は、下馬評通りに強烈なふるい分け要素となった「戦闘フィールドに入れるかどうか」の選別であった。

 というわけで、最後に残ったのは大本命、帆羽くれあ。改めて確認すると、公式ページの解説では①くれあのみ、戦闘フィールドへの介入が可能だった。②るるかとの関わりが一番濃密なのはくれあ、③ちなみに戦闘フィールドに入れたのは、ずっとシュシュタンが付き添っていたため、ということで、まぁ、世の大友の推理はほぼ的を射ていたことになる。ここまでしっかり伏線が張られ、多くの視聴者が「まぁ、流石にくれあやろ」と思っているところに、一旦ポチタンをぶつけて「ごめんなさい、私、香水の香りで記憶が戻らなかったの」とキャンセルかますあたりが実に心憎い(実際には単なる百合ではダメで、特殊な品種の百合の香りのみがトリガーとなっていた)。我々のドキドキを最高潮に盛り上げる、良き演出でした。

 さぁ、いよいよ大一番。ウソノワールの前に立ちはだかるくれあさんは最大の見せ場である変身シーンを残して次回へ。すまん、来週もまだ正座待機だったわ。ちなみにどうでもいい情報だが、今回よりエンドロールでのキャラの並びが正式に「あんな→みくる→くれあ→るるか」の順に変更。ついでに、シュシュタンのキャストは磯部花凛である。

 個人的には、エクレールの活躍はもちろんだけどこっからファントムの皆さんがどうなっちゃうのかがほんとドキドキ! ゴウエモンさん、あんだけダイレクトにアルカナシャドウに裏切られて、闇堕ちしないといいな……(最初から悪役やろがい)。

 
Amazonアフィリンク

拍手


 飛び靴無しでも器用にホバリングできるじゃないですか、第2話。この世界の魔法使いにとんがり帽子は無いが、物騒な杖とか鎌で存在証明するよ。

 ふむ、正直時系列とかさっぱり分かってないのだが、思い返せば劇場版2作もなのは達は少女形態だったか。結局この時系列だとStrikerSの歴史ってなかったこと(というかまだ無いこと)にされてるって認識でいいのかしら。まぁ、大抵のキャラは小学生時代に関係性ができてるから別に構わんのだけど……スバルとティアナの2人だけはちょっと可哀想。

 というわけで、中学1年生になってロリを卒業した(???)なのはさんと今作主人公のシイナさんががっつりお手々を繋ぐまでのお話。ちなみにここでも「後の正史でシイナのことは一切語られてないってことは、このあと殉職したりするんだろうか……」とか意味不明な妄想が出てきてしまうが、多分パラレルな関係性だからあまり意味はないのだろう。そもそも舞台となってる怪獣大戦争次元もよく分かんないしな。魔法で人と人とが憎み合う世界から、異界生物が地球を侵略する地球防衛軍な世界に飛ばされたなのはさんは相変わらず大変である。

 それでも魔力最強・執務力SSのはやてさんであればすぐに対策組織だって作れちゃう。まだ少数精鋭で小回りが効くレベルの組織らしいが、はやてという頭脳を中心になのは・フェイトという優秀すぎる現場要員で前線を押し上げていくといういつも通りのチーミングは強力に違いない。今回はさらに現地での対応力を上げるため、問題の中心要素である「魔人」側からも人材登用することで対応力の強化を図る。そんなところに「魔人と融合したはずなのに侵食もされず、むしろバケモンのエナジー吸いまくりで有効利用してくれる突然変異体」なんて都合の良すぎる奴が出てきたなら、そりゃヘッドハンティング待った無しである。「苦しい運命をその体内に取り込んで」って意味ではフェイトだってはやてだって同じようなルート通ってるわけだし、この手の人材の使い方なんてお手のものよ。

 そうして無事に大火力と大火力が出合ったリーサル・ウェポン軍団。レイジングハートはそこそこ常識的な範囲で活動をとどめていたが、ヴァルディッシュさんは本来なら近距離戦闘の方が得意なはずなのに不特定多数の怪獣の広域殲滅までこなすとかやりすぎである。「魔法使いは火力」。マトリフ師父の教えはどんな世界だって有効なのだ(シイナさんはフィンガーフレアボムズ使ってましたが)。

 そうして新人を囲い込み、戦力を充実させて戦う相手は「腐った魔人達」。ただ、ここで難しいのは「魔人の力を持つ奴らにも2パターンある」という話。違法薬物から魔人の力を取り込んで悪用する奴らがいっぱいいたらしいが、それを狩っている「魔人狩り」と称する女の子集団が今回一気に5人も登場。どう考えても今回の対戦相手なのだが、なのは達とこの子らがどの程度目的を共にして、異にしているのか。「魔人の力の悪用を許さない」という部分は近い思想を持っているはずだが、それをアウトローな方法で制圧する傭兵軍団と、法整備も含めて押さえ込もうとする警察組織の戦い。そこに魔人戦力を引き入れるなのはさんたちはやっぱりやってることがエグい。というか、「対戦相手のチームと同じ属性の戦力を使う」って、結局やってることはStrikerSの時(スバルさん)と同じではあるんだよな……。

 StrikerSの時は「ナンバーズの数があまりに多すぎてストーリーがグダる」という手痛いミスを犯してしまったが、今回の対戦相手は5人で一旦固定かな。1クールだとギリギリの人数だが……なんとか白熱するストーリーを展開してほしいなぁ。

 

拍手

 ラストの解説コーナー助かる、第2話。「弾平」の方の原作の雰囲気も分かるし、「一撃家ってどんなご一家なんだ……」と思ったところですぐに説明がくるので置いてけぼり感も少なくて済む。こういう細かいホスピタリティで印象も変わりますよね。

 順当に2話目もいい勢い。まだどのアニメの感想を書こうか迷ってる段階ですが、これも候補の1つではある。こっから単調な展開になったら毎週書く必要はなくなるかもしれないけど。でも、退屈になる気はしてないんだよなぁ。このテンション芸は現代アニメだと割と貴重な気がするし。

 サブタイにもなっている「ライバル」平子(ぺいこ)が登場。……いちいち名前がひどい……。いや、由来を語られたらなんか素敵なお話ではありましたけどね。「1文字もらう」ってそういうことじゃねぇのよ。まぁ、ちんこが許可される世界線なので、ぺいこだって余裕でOKではあるんだろうけどさ。1つ前の世代の人たちは割とフツーの名前であることが弾子のママンで明らかになってるからちょっと不思議なもんだ。ちなみに何故かママさんの方がCV日高のり子でばあちゃんは違うんだよな(福圓先生だった)。確認したら旧アニメでは弾平の方が日高のり子ボイスで、そしたら母ちゃん(みさと)は別な方がCVやってた。当然ばあちゃん(当時は母ちゃん)も別な方。世代的には日高のり子を今回もキャストとして起用するならばあちゃんの方にしても良かった気がするのだが……まぁ、ナレーションも含めてあらゆるところから聞こえてくるから瑣末な問題か。ちなみにこれは多分思い込みだが、福圓先生は意図的に日高のり子ボイスの方に傾向を近づけてる気はする。「そういう家系だから」っていう流れを読んでる気配がする。

 キャストの話ばっかりになるけど、ぺいこ役の若井友希も面白いキャスティング。この人はiRisの中では(声優としては)やや地味な立ち位置なのだが、いうてもスターチームなのですよ。ストレートなイケメンボイスっぽくしてるんだけど、実はぺいこってよく見ると巨乳だしやたら色っぽい部分があるので、その辺も感じ取れるのが良い。ちなみに配下の者たちも筋肉メイドがゆかち、メガネメイドがなんと橘杏咲という陣容。なんかもう、色々楽しい。橘杏咲はまた今までと違う傾向で面白いし、スタンスとしてハニイちゃん(さっさ)と対立構図になってるのもイカす。声聞いてるだけでも愉快な作品。

 その他のキャラとしてはもち子先輩がいい人だと分かって急造チームのくせして早くもチームメイトの絆が生まれていたり、一発で敵ボスの必殺技をコピーしちゃうちんこのスペックがいちいちおかしかったり、ツッコミどころなのか盛り上がりどころなのか分からないネタがぎゅぎゅっと詰め込まれて大忙し。この出し惜しみなしの密度の濃さも「コロコロのギャグ漫画」的なのかなぁ、と感心する。ここから賑やかになる一方だとしたらすげぇなぁ……。

 
Amazonアフィリンク

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2026/07 08
S M T W T F S
22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[07/19 な]
[07/17 NONAME]
[07/13 とみしの]
[07/13 とみしの]
[07/12 NONAME]
バーコード