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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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地獄少女宵伽 第4話 「わたしを深く埋めて」

 脚本・吉永亜矢 絵コンテ・高本宣弘 演出・中村近世 作画監督・清水勝祐(他)

 


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 なんなの、ホント何なのこのアニメ、第6話。延々高校生が授業中に机に向かって妄想してるシーンが最高にエキサイティングという謎過ぎるアニメである。

 まー、上手いこと絡む……いや、絡まないもんだわね。最後の千秋の妄想はいささか無理矢理感があったが、それ以外の上原・亜玖璃コンビの「誤解」のきれいに収束していく感じは本当に誂えたかのよう(いや、誂えてるのだが)。きっちり最悪の展開に誘導してくれる人非人の景太の行動選択も見事なもので、周りにいる人間を全員不幸にしなければ気がすまないという最強のド鬼畜の本領発揮。やることなすこと全てが誤解につながっていく負の螺旋は、見ていて本当に痛快である。

 そして、どうやら本作のキャラクターたちは色んなことに(余計なまでに)一生懸命なのだ。元々は友達への思いやりから行動を起こしたはずの上原さんですら、次第に問題が自分や亜玖璃のことに関わるようになり、景太の面倒を見ているとはいえ、その実余計な邪念を混ぜ込みまくりで暴走。景太のことになれば途端にポンコツとなる天道さんは当然のように暴走、元々景太と同じ思考回路を持っているコミュ障の千秋も当然まともな思考など出来ずに暴走、そして基本がお馬鹿でしかない亜玖璃も暴走。みんなして思考回路にブレーキが無いんだもん。そりゃ突っ走るよ。グルグルと脳内で最悪のことばかりが浮かび、最終的に目の前の現実がその「最悪」に重なるという地獄絵図に打ちのめされる様子が同時進行で描かれるせいであまりにもカロリーの高い展開。下衆顔の上原さん、義憤に燃える千秋さん。よだれダラダラの亜玖璃さん。みんな、もうちょっと周りのことも気にして下さいよ。なんなの、ゲーム好きってこんな連中しかいないの?(偏見)

 今作を見ていて気になるのは、原作の小説ではこの恐ろしいまでのテンポをどのように文章で表現しているのだろう、という部分。今回もっとも盛り上がったのは景太と天道さんが対面する前に余計なことを考える3人がグルグルと妄想を加速させるシーンと、その妄想が現実のものになり、(5人)全員が景太の一言を契機にぶっ壊れる「ループ」シーンだと思うのだが、あのあたりは文章で書こうと思ったらものすごく大変なんじゃなかろうか。これが構成をこなしたアニメスタッフの功績なのか、それとも原作の時点ですでに内包していた見事なテンポの良さなのか。こればっかりは原作を実際に読んでみないと分からないなぁ。とにかく、「そんなアホな!」と思えるような無茶な思考回路のポンコツたちの見事な共演が、息もつかせぬ見事な流れでポンポン出てくるところがギャグとして本当に秀逸である。単なる「学園ラブコメ」(?)でこんだけ笑える作品は久しぶりな気がする。

 多分、こうして何の心配もなしに笑ってられるのは、ちゃんとヒロイン勢が可愛いし、上原さんのクールでサイコな思考回路もついていけるものになっているおかげだと思うのよね。本当にキャラが活き活きしています。そしてそんな中でもやっぱり僕は亜玖璃さんが好き。ここまでこじれても一途に上原を思い続ける亜玖璃さんは最高のヒロインだと思うし、コワレ方まで上原とおそろいになっているあたりは本当に献身的。LOVEの綴りさえ間違っちゃうような脳の弱さなのに、景太に愛を説く時にはなんだか随分悟ったような意義深いことも言ったりする。本当に彼女は愛のために生きているのだろうなぁ。本当の本当に、亜玖璃さんだけは幸せになって下さい。

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 じんわりいい話、第20話。とりあえずからしとマスタードの違いを利用したトリックの詳細が知りたいところだが……。

 冒頭数分であっという間に真希のチャレンジは失敗。前回の時点で「多分これは真希がオーディションに受かって町を離れる流れになるんだよな」と決め込んでいた身としては意外や意外。ただ、改めて見てみると、「町に入ってきた者」としての早苗との対比は、最終的に凛々子の役割になりそうなんだよね。つまり、東京に勝負を挑んだが挫折した真希のスタンスは出る入るという対比で描かれるものではなく、おそらく早苗と同様に「東京がどうあるものか」を知った上で間野山に残り、町を少しずつ変えていく「半・外様」としてのスタンスで固まることになるのだろう。流石に今回の結末から改めて真希を外に引っ張り出す理由もないだろうしなぁ。まぁ、萌ちゃんがちょっと可哀相ではあるが……。あのオーディションの告知形態の嫌らしさを考えると、もう真希だってあんな業界に戻りたくないよな。

 真希のチャレンジという遠大に見えていたテーマはあっという間に収束。そうして間野山は新たに「完全なるガテン大臣」を手に入れた。次なる仕事は中学校の保全と再利用だ。雪もちらつく季節となり、半年の経験を積んだチーム国王は一度企画を立ち上げたらそこからの進行が実にスムーズ。事務や実務でも滞りなくプランを進められるだけのスキルを身につけており、今回だけでも「給食会の失敗」→「閉校式の立案」→「イベント内容の吟味」→「閉校式から開放式への誘導」→「祭りへの布石」と数多くのギミックを容易くこなせるようになっている。イベントごとに関しては真希のスキルが割とチート気味ではあるのだが、重要なのは彼女があくまでも「地元民」であり、その人脈を利用して演劇が成立したという部分だ。この辺りは「余所者」の由乃や早苗では成し得ないアドバンテージと言えるだろう。

 また、今回のイベントは単に中学校の校舎という有効な武器を手に入れたというだけでは終わらない。あまりにもサラッとやっていたのでうっかりすると流してしまいそうだが、今回のイベントは、実は観光協会という名前で行っているものの、町の外の人間へのアピールが一切無い、完全に身内向けの企画なのである。以前は由乃達が何か企画を立ち上げても、それは身勝手な町興しの一部として住民達からは白い目で見られるものばかりだったのに、気付けばこうして「町民のための」イベントを自然に執り行うことが可能になり、その催しに、町民達が喜んで駆けつけるようになっている。懐かしの母校という大きな舞台設定のおかげではあるが、例えば並んで座ったジジイと千登勢さんのように、気付けば町の中にあった意見のすれ違いや、住民達の無気力が少しずつ消えつつあることが描写されているのだ。少し前までならば由乃達だけでは成し得なかった功績だろう。

 半年という短い滞在時間できちんと住民達のニーズに応えられるようになったのは純粋に由乃の才能である。彼女は「帰れる場所」というキーワードを町興しの中心に据えたが、今回の学校復興などはまさにその信念の表れ。町に新たなものを産み出すことも大事だが、まずは住民達に受け入れられる「間野山だからこそ」をつかみ取る必要がある。そして、他のスタッフたちもそうした由乃の狙いを十全に把握して活動出来るようになっており、田舎町の中だけで考えればハイスペックを持つ真希のような人材がフル回転出来るだけの仕事が揃ったということなのだ。

 「真希の人生は間野山を出ることでしか完成しない」とこれまで何度も書き続けてきたのだが、どうやらそれは誤りだったようである。確かに、彼女が役者の夢を断念するというのならバッドエンドに違いない。しかし、今回のオーディションはあくまで彼女の中ではけじめである。由乃が言うように、彼女は自分を偽って好きなものを投げ出したわけではなく、自分の「好き」と向き合って悩み抜いた末、その中で「東京に進出すること」が必須次項でないことに気付いたのだ。彼女が幼い頃に役者としてのきざはしを見せたのは、あまりにもキレの良すぎる木の役をやっていた学芸会だという。その映像は父親の手によって映像に残っており、このビデオテープの少女は、東京へ飛び出すために必死にこれまで我を張ってきた。しかし、最終的には彼女の「好き」が純化し、改めて、同じ学校の、同じ舞台で全力の「演技」を見せつけた。あの時と同じように、彼女の雄姿を記録に焼き付けるのは父親の役目である。あの体育館のステージは真希にとってのスタートであり、ゴールである。そしてまた、「閉校式」が「開放式」になったように、彼女の新たなスタートの一歩目でもある。本当にきれいにまとまったシナリオライン。細かいところだけど、親父さんが客席に着席した時点ですでにカメラの肩紐が見えており、今回のオチの伏線が張られていることは要注目です。もちろん、親父さんの「地方の行政はコネが大事」というお話も伏線。一体どんな人脈があれば太鼓の修理なんてもんが依頼できるのかは分からないですけどね。

 真希の物語はこれにて決着。東京を知る2人の女性が、これでIT大臣とガテン大臣として正式にチュパカブラ王国での拝命を生涯の仕事に定めた。後は「町を出る」可能性が高い凛々子のお話がどうなるか(しおりさんは、まぁ、あのまんまだよね)。残る神器はあと1つ。クエストもそろそろ佳境だ。

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 夏休みの余暇を利用して、忙しくなる9月を先取り約束機。以下のスポイラは、だいぶ前に話題になったイクサランのリークとおぼしき一連の画像から、物好き連中が解析したカードデータを「本物であると仮定して」執筆したものです。不鮮明な画像なので読解ミスもあるだろうし、そもそもこれらのカードが本物なのかどうかもサッパリ分かりません(個人的にはかなり信憑性は高いと思いますが)。なんでそんな不確かな状態でスポイラにしようと思ったかというと……ほら、9月ってスポイラと最終回が重なって書く文章が多いから……少しでも後になって楽できればいいな、と思いまして。

 そんなわけですんで、読まれる方は眉に丹念にツバをつけながら読むことをオススメします。あと、不確かな情報からスポイラのなれの果てみたいなものを読んでヘタに何かを知りたくないという人も避けた方がいいかも。多分、解析してる人の間違いも多いと思うので……ぶっちゃけてしまうと、スポイラはこちらのサイトからもらってきたものです。

 

 

 

 

○キーワード

explore(探検)

 exploreはクリーチャーが以下の行動を行うキーワード能力である。「あなたのライブラリのトップを公開する。それが土地であるなら、そのカードを手札に加える。そうでない場合、このクリーチャーに+1/+1カウンターを1つおき、その後、そのカードをライブラリのトップに戻すか、あなたの墓地に置く」。

 

Treasure(宝物)

 今回数多く登場すると思われるアーティファクト・トークンの名称。当ブログでは「treasure」と省略するが、正確には「『(T)、このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色のマナを1つ加える』を持つ無色のアーティファクト・トークン」である。まぁ、ぶっちゃけエーテリウム電池だ。

 

 

 

Ashes of the Abhorrent (嫌悪される者の灰) (1)(W) R

エンチャント

プレイヤーは墓地から呪文を唱えられず、墓地にあるカードの起動型能力を起動出来ない。

クリーチャーが死亡するたび、あなたは1点のライフを得る。

 墓掘りの檻(DKA)」の白なりの姿。狙っていることは当然同じだが、流石にアーティファクトだったカードが全く同じ効果で白くなったわけではなく、微妙に見ているポイントは異なっている。「檻」は墓地から何かが出てくることをとにかく禁止する「クリーチャーは墓地から出られない」という文章があり、最近で分かりやすいところなら「秘蔵の縫合体」の登場もシャットアウトしていた。こちらのカードの場合、起動型能力を禁止するので「屑鉄場のたかり屋」や「戦慄の放浪者」のように起動型能力で墓地から帰ってくるカードはチェック出来るが、「縫合体」のように誘発条件で戻ってくるカードは漏れてしまう。その分、場に戻る系以外の起動型能力も全部シャットアウト出来るのはこちらの強みで、例えばいったん墓地から手札に戻るタイプのやつとか、墓地に残ってそのまま悪さするタイプのカードはこちらでしか抑えられない。また、多少の抜け道がある分、こちらは白らしいライフゲイン機能で何となくフォローしてるような、そうでもないような。大量のトークンを並べるデッキならば、ナチュラルに相手の墓地を牽制しつつなんらかのシナジーに組み込むことも期待出来るわけで、手広さは過去のカードに劣るものではない。今後のスタンダードはゼンディカー・イニストが落ちてがらりとプールが変わってしまうのでこのカードにニーズがあるかどうかは定かでないが、まだまだ「奔流の機械巨人」は元気な可能性が高いわけで、何らかのサイドボード候補にはなるんじゃなかろうか。下の環境だと……「安らかなる眠り(RTR)」っていう鉄板カードがあるからなぁ。

 

Bishop of Rebirth (再誕の主教) (3)(W)(W) R

クリーチャー・吸血鬼、クレリック

3/4 警戒

〜が攻撃するたび、あなたは対象の、あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー・カードを戦場に戻しても良い。

 立派になった「献身的な門友」。レアリティを上げ、コストを2マナ重くしたおかげで、回収出来る範囲が広がり、毎ターン起動出来るようになった。この次元の吸血鬼って白いんだよねぇ。まぁ、ソリンのおかげでアモンケットの「白いゾンビ」よりは違和感も無いし、この度の統率者デッキには少し予告めいて白い吸血鬼も収録されていたので、今後は次元によってはこうして文化的にも穏やかな吸血鬼軍団が出てくるのかもしれない。仲間の血をすすることしか考えていないと思われていた吸血鬼だって、こうして手に手を取って助け合うことができるんですよ。まぁ、このステータスだとやっぱり一回起動したら自分が死んで終わりになりそうだけども。回収範囲がそこそこ広いので、そこを活かして何か独自の悪さが出来ないもんだろうか。「戦闘の祝賀者」と上手く組み合わせると無限コンバットとか出来そう。

 

Kimalla’s Sunwing (キマラの太陽翼) (2)(W) R

クリーチャー・恐竜

2/3 飛行

あなたの対戦相手のコントロールするクリーチャーはタップ状態で戦場に出る。

 異端聖戦士、サリア(EMN)」から雑味を抜いてシンプルに仕上げたもの。ステータスだけを見ればコモンでもありそうな程度のカードだが、そこについた「盲従(GTC)」効果によって一応レアっぽくはなっている。サリアはパワー3の先制攻撃というシュートな戦闘性能が攻守にわたって活躍できたが、こちらは回避能力なので、より攻めに重点を置いたビート傾向での採用が考えられるだろうか。まぁ、この効果って何も考えずにポンと入れてもそこまでありがたいものではないと思うのだけども。

 

Mynea Frian, Dark Apostle (2)(W)

伝説のクリーチャー・吸血鬼、クレリック

2/2

あなたのコントロールする1体以上のトークンでない吸血鬼が攻撃するたび、1/1で絆魂を持つ、白の吸血鬼・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 やっぱりこうしてみるとこの次元の吸血鬼は割と団結力がフィーチャーされた連中みたいだな。白の色特性には「個人よりも全体」ってのがあるので、そのあたりの側面を切り取ったのがイクサラン・ヴァンパイアなんでしょうね。一応、イニストラードの吸血鬼だって家柄が大事だったから「一族」っていう概念は大事だったはずだけど、別にそこは注目されるべき要素ではなかったからね。今回の血族は、誰かが戦線におもむけばどこからともなく味方の吸血鬼が駆けつけるという援軍調達機能でアピール。毎ターン絆魂付きのクリーチャーがコストなしで湧くってんだから、「血統の呼び出し(SOI)」あたりを思い出せば強さは分かりやすいんじゃなかろうか。まぁ、レジェンドにしちゃぁ地味な気はするが。

 

Priest of the Wandering Sun (さまよう太陽の僧侶) (W) R

クリーチャー・人間、クレリック

1/1

あなたのアップキープの開始時に、あなたは恐竜・カードを手札から1枚公開しても良い。そうしたなら、2点のライフを得る。

(3)(W)(W)、〜を生け贄に捧げる:あなたのライブラリから恐竜・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 イクサラン名物としてどんな活躍をしてくれるのか、現時点では全く未知数の恐竜。そんな恐竜をフィーチャーした謎のクレリック。クレリックが恐竜を飼育してる次元なのか……。僧侶が命と引き替えに呼んでくるってことは、多分信仰の対象なんだろうな。とりあえず、1つ目の「アップキープのチラ見せ」は昔懐かしい「予見」能力とほぼ同じ。恐竜さえ飼っていれば毎ターン2点の回復という優しさはなかなかのもの。複数のこいつを並べても1枚の恐竜さえあればどんどん稼げるので安心だ。万が一恐竜が無くても、5マナ揃えば秘蔵の恐竜に会いに行ける。まぁ、当人は死んじゃうから恐竜には会えないんだけども……。こいつが戦場にいれば恐竜は手札。恐竜が出ようとしたらすでに死んでいる。ひょっとしてすれ違い人生なのでは。

 

Scuttle the Wreckage (船沈め) (2)(W)(W) R

インスタント

対象のプレイヤーがコントロールする全ての攻撃クリーチャーを追放する。そのプレイヤーは、追放されたクリーチャーの数に等しいだけの基本土地・カードを自分のライブラリから探し、それらをタップ状態で戦場に出しても良い。その後、そのプレイヤーはライブラリを切り直す。

 なんと、全員まとめて「流刑への道(CON)」というとんでもねぇ「全体除去」である。流石に無条件で撃てるとやばすぎるのでレンジは攻撃クリーチャーのみに限定されたが、それでも一気にアタッカーが全員一方的に消え去るというのは実に暴虐。相手にはお中元がわりに大量の土地が届くことになるが、そんな補填で埋め合わせられるわけもない。上手く使えたらとんでもない1枚である。とはいえ、以前似たような強さを持つ「霊気渦竜巻(M15)」はヤベェ呪文だと思ったのにあんまり活躍しなかったからなぁ……。やっぱりアタッカー限定ってのはそこまで決定打にはならないのかしら。

 

Sanguine Sacrament (快活な聖餐) (X)(W)(W) R

インスタント

あなたはXの2倍のライフを得る。〜をそのオーナーのライブラリの一番下に置く。

 アケノヒカリの注入(SHM)」が単色インスタントになったら都合1マナ重くなった。これで4マナあれば4点、5マナあれば6点のライフが得られるぞ! ……「人生は続く」なら1マナ8点なんですけどね……。なんかライブラリに戻る機能があるみたいですが、だからなんだっていう……。

 

Tocaf’s Honor Guard (トカフの儀仗兵) (1)(W) R

クリーチャー・人間、兵士

1/2

戦場に出るクリーチャーは、能力を誘発させない。

 静翼のグリフ(M15)」を1マナ軽くしたら、色々シンプルになった。なりすぎた。もう、クリーチャーとしての働きはほとんど期待しない方がいいということだろう。まぁ、元々「グリフ」だってその能力を第一に採用されているクリーチャーなのだから、そこさえ維持されていればサイドボード要員としては大きな不満も無いのだろうが。下の環境では1マナ重くても瞬速持ちの「グリフ」に分がある気がするが、スタンでは「奔流の機械巨人」や「地揺すりのケンラ」など、当然のように187能力は元気いっぱいなので、そのあたりの対策カードとして検討される可能性はあるかもしれない。

 

Arcane Adaptation (秘儀順応) (2)(U) R

エンチャント

〜が戦場に出るに際し、クリーチャー・タイプを1つ選ぶ。

あなたのコントロールするクリーチャーは、本来のタイプに加え、選ばれたタイプでもある。あなたのコントロールするクリーチャー呪文や、あなたがオーナーである、戦場に無いクリーチャー・カードについても同様である。

 ここまででも吸血鬼や恐竜などのカードが出てきているが、どうやらイクサランは割とクリーチャータイプをフィーチャーしたセットになりそうだ。そこで登場したのがこちらのカード。クリーチャータイプの追加・書き換えは元々青の得意技で、あのオンスロートドラフトでは「映像の造形者(ONS)」が大活躍した記憶が残っている年寄りも多いことだろう。こちらのカードの原型としては「異種移植(NPH)」が一番近いと思われるが、戦場だけでなく手札でも墓地でもスタックでも、とにかくあらゆる場所でタイプが追加されるという部分は更に遡って「奸謀(TSB)」に近いか。このカードがどのくらい活躍出来るかは同じセットに登場する(特に青の)部族ギミック次第。まぁ、どうせ構築レベルでデッキを組むときは最初からそのタイプに絞り込んでカードを入れるのだからあまり意味が無いのだが。リミテッドで活用出来たら楽しそうではあるな。

 

Dreamcaller Siren (夢呼びのセイレーン) (3)(U)(U) R

クリーチャー・セイレーン、海賊

3/3 飛行 瞬速

〜は飛行を持つクリーチャーのみをブロック出来る。

〜が戦場に出たとき、あなたが他の海賊をコントロールしているなら、最大2つまでの対象の土地でないパーマネントをタップする。

 海賊がテーマになっている次元なんだから(現時点であんまり見えてないけど)そりゃぁ海が舞台になるはず。そして海が関係しているクリーチャーといえば、船乗りたちを危険な歌で海に引きずり込むというセイレーンの出番だ。大々的にセイレーンが登場する次元はこれでテーロスに続いて2つ目ですかね。ただ、テーロスのセイレーンは神の寵愛を受けていかにも神々しい奴が多かったが、今回は「野生のセイレーン」って言う言葉が似合いそうな連中。何しろ「セイレーン・海賊」だし。そんな海賊セイレーンだが、レアとしてみると相当地味。ステータスと瞬速だけ見ても「フェアリーの侵略者(M13)」と同じでコモンレベルだし、ブロックにはハイフライと呼ばれる余計な制約までついている。それを埋め合わせるために海賊仲間となにやら悪さをする能力がついているが、これだって効果としてはコモンレベルなのでそこまで大層なニーズがあるとも思えない。せいぜいアンコくらいのカードだと思うのだが……何かこの能力がすごく意味を持つブロックギミックでもあるのだろうか。せめて青ならアンタップを制限するくらいの気遣いがあってもよかったのでは。

 

Evaporating Melody (蒸発のメロディ) (X)(U)(U) R

インスタント

対象の、点数で見たマナコストがXのクリーチャーのコントロールを得る。

 かつて青デッキで活躍した「威圧(NEM)」の完全上位互換カード。「威圧」は(まぁ当時のカードパワーは相当低かったとはいえ)構築レベルでもその姿を見た優秀なスペルで、インスタントで様子を見ながら1対2交換を迫れる性能がコントロールには大いに活用されていた。この度の呪文は、そんな「威圧」のレアリティを上げ、1マナ軽くして更に使いやすくなったものだ。まぁ、この20年で周りのカードの性能が激変しているので当時のように活躍、というわけにもいかないのだろうが。っつうか、これって「教団の歓迎(SOI)」のマッドネスモードと大体同じだ。参照するのがマナコストなので信用度はこっちの方が高いだろうが、「教団の歓迎」が構築レベルで姿を見せたという話も聞かないので、これもそこまで登ってきたりはしないかな。リミテなら充分なのだけども。

 

Herald of Seven Servants (七人従者の伝令) (2)(U) R

クリーチャー・マーフォーク、戦士

2/3

あなたのコントロールする、+1/+1カウンターが置かれたクリーチャーは、ブロックされない。

 ステータスだけを見れば「ニクス生まれのトリトン(BNG)」なんかと同じなのだから普通のマーフォークだが、そこには+1/+1カウンターを参照するという、最近の青では珍しい能力が。まぁ、ラヴニカだったら「サファイアのドレイク(GTC)」みたいなカードはいくらでもいたか。ということで、こいつはシミックギルドの回し者です。付与される能力がアンブロッカブルという大盤振る舞いなので、もしこの世界でハマることがあったら爆弾アンコと言える。現時点ではランダムでカウンターを乗せる「探検」能力が登場することは分かっているので、「青緑探検デッキ」みたいなものが登場してそのサポートに回ることになるのだろうな(ライブラリトップをいじるあたりがいかにも青っぽい)。既存のカウンター絡みのカードとも大きなシナジーが形成出来るが、スタンだと青はその手のデッキに絡んでないのよね。

 

Kopala, Warden of Waves (波の管理人、コパラ) (1)(U)(U) R

伝説のクリーチャー・マーフォーク、ウィザード

2/2

あなたのコントロールするマーフォークを対象に取る対戦相手の唱える呪文は、そのコストが(1)多くなる。

あなたのコントロールするマーフォークを対象に取る対戦相手の起動型能力は、そのコストが(1)多くなる。

 マーフォークを守ってあげたいという慈母のような優しさに溢れるレジェンド。あらゆるマーフォークが微妙に狙われにくくなり、当然自分自身にもその影響は及ぶので、耐久力はそこそこのクリーチャー。ただ、本当に「微妙」な防壁であり、これが1体立っているからと言って軍勢が大きく強化されたとは感じられないだろう。他のおまけもないので本人は単なる2/2の壁だし(こいつで殴りに行きたいとは思わないだろう)、どうにも説得力に欠ける1枚である。下の環境のマーフォークデッキでチャンスが……あるかなぁ。まずは増強するロードから投入するし、3マナ域はもういっぱいいっぱいだし……。

 

River’s Rebuke (川の叱責) (4)(U)(U) R

ソーサリー

対象のプレイヤーのコントロールする全ての土地でないパーマネントを、そのオーナーの手札に戻す。

 ある意味ラスゴ。これまでの歴史の中では、ラスゴは常に環境の中心にあるものの、全体バウンスってのはどうしたって相手の復旧が前提になるためにそこまで重用されたカードは多くなかったのだが、最近は「押し潰す触手(OGW)」やら「岸の飲み込み(SOI)」やら、セールスポイントを絞り込んだバウンス呪文も増えて、コントロールデッキではそれなりの成功を収める事例も出てきた。今回のスペルはそんな絞り込みとは真逆の方向性。6マナソーサリーという一切迷いの無いコスト設定に、相手のパーマネントのみをがばっと戻す大雑把なフィニッシュ性能。ある程度のクロックが維持出来るデッキならばこれを通すだけでもゲームに勝ててしまいそうだ。ソーサリーという性質上、どうしたって守りよりは攻めに使いたいカードに見えるために使うとしたら「押し潰す触手」の後釜みたいな使われ方になるのだろうか。リミテッドならそりゃもうブーイングの嵐ですよ。ただまぁ、世の中にはソーサリーだろうが何だろうが関係無しにターンエンドに打ち込んでくるどこぞの機械巨人もおりますのでねぇ。巨人経由でターンエンドにこれ撃たれて無人の荒野を巨人が走ってくるデッキはマジでどうしたらいいんでしょう。

 


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 case18って、第6話。これってひょっとして2クールあるのか、それとも全部のナンバーを埋めずに進行するお話だったのか……今までの想定が全部ひっくり返ったわ。まぁ、ここまでナンバーが飛ぶってことは話数シャッフルはあんまり重要じゃないってことなのかもしれんけども。

 今回はこれまであまり中心でスポットを浴びなかったドロシー回。メイン回が回ってくるのがちせよりも後ということで随分待たされた感があるが、待った分だけ充実した……鬱回だったな……。まぁ、悲劇としては典型ではあるのだが……なんかね、もう私も歳が歳なもんだからドロシーサイドよりも親父さん側からお話を観てしまってね。そりゃ親父がゴミクズだったのは間違いないのだし、結末だって因果応報と言われればそれまでなのだが、そこにいたるまでの段階で、ドロシー側の心理を慮って色々と「良い」描写が積み重なってしまっていたものでなぁ。

 最後の最後、親父さんは娘のドロシーのことを「奇跡なんだよ」と言っていた。クソ親父から真っ当な(?)娘さんが生まれたことが奇跡。母親似の美人さんがこんなところで再び現れるなんて本当に奇跡。親父さんは、きっとそんな奇跡に心から感謝して、宣言通りに(今だけは少なくとも)やり直そうと思ってたはずなんだ。金が無いという現実に苦しんだからこそ、金さえあれば何とかなると信じ、ほんのちょっとだけ、悪い相手に欲をかきすぎた。ほんのちょっとの歯車のズレが、彼の人生に終止符を打ってしまったのだ。道半ばで娘に報いてやれなかった無念はいかほどのものか。人生なんて、分からんものよな。

 そして、当然普通の視聴者目線なら、今回のお話はドロシー側からみた悲劇である。紆余曲折はあったが、何とか辿り付いた実の親との復縁。クソみたいな奴だとは理解しているが、それでも切れぬ、水より濃いのは血の繋がりだ。ちゃんと良いところもあったことを思い出し、大人になった「デイジー」は少しずつ歩み寄れるはずだった。今回は本来ならば守秘が前提となる「仕事」中の出来事だっただけに、プロとして徹底的にクールにこなすべき案件だったのかもしれないが、ドロシーはベアトに告白したように、どうしてもアンジェよりも「弱い」のだ。人生の酸いも甘いもかみ分けたような顔をして、どこかに年相応の娘としての優しさを残し、血縁があればそこにはどうしたって繋がりを見出してしまう。今回の事件も、「一度は訣別した父親」と割り切って淡々と仕事だけを見ていれば、こんな「悲劇」にはならなかったはずなのだ。ドロシーが甘かったがために招いてしまった不幸。それが人間本来の情に帰因しているだけに、何ともやるせない後味が残るのである。

 ところで、本編とは全然関係無いところなんだが、今回、ドロシーの親父に借金返済をせびっていたヤクザ……あれ、一体なんだったんだろう。明らかにプロではない発声の中の人がやってたんだけど、不思議なアクセントで妙にこなれた印象。というか、これって明らかに広川太一郎の物まねだよな……。一応確認したらそういう芸でも売り込んでいる人……なのかな。もりいくすおっていう名前なんだけど、調べても「イラストレーター」っていう肩書きなんだが。……まぁ、ちょっと浮いてはいたけど作品を壊すような仕事ではなかったし、案外こういう人が面白いことをやってくれるのかもしれない。とにかくインパクトを残せるのって大事よね。

 

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 全裸は今日も全裸、第7話。あいつ、すでに服着てる状態の登場シーンの方が少ないよな。

 今回はどっちかっていうと敵サイドの物語の方が際だったお話。まぁ、とりあえず正義サイドは全員のキャラソンのお披露目も終わってるし、後は既存の物をどうやって組み合わせていくか、っていう段階だからね。そろそろ錬金術師側にもテコ入れしてかないと。

 一応、賢者の石という絶対兵器があるので武力だけなら三幹部の方が上だと思われていたのだが、リンカーの完成によって人数は3対6というかなり偏った数字に。流石にこうなるとタフネス揃いの三幹部も楽には戦わせてもらえない。今回のマッチメイクでは、以前ちょっとした因縁を作ったカリオストロが積極的にクリスとぶつかり合った以外は流れでの衝突だが、シラキリコンビが同じようにおもちゃを振り回すプレラーティとぶつかり、主義主張を戦わせる響がサンジェルマンの正面に立った。オカマの相手してるクリスちゃんは何だか損な立ち回りな気はするが、まぁ、心置きなく叩けそうな筆頭がアイツだしな。お気楽なオカマに対し、なんだかずっと重たそうなものを引きずっているクリスちゃんというマッチメイクは何ともやるせない。

 そしてサンジェルマン。彼女は彼女で真っ当な理想を掲げて長年戦い続けてきたんだよなぁ。過去にフィーネと対立していたという事実を鑑みても、マジで響たちと「手を取りあう」ことが出来ないわけではないと思うんだ。今回はそれに加えて、「三幹部」とは言ってきたが、実際には「サンジェルマンとその他2名」であることがはっきりと示され、彼女が仲間のために尽くしてきた義理堅い人間であることも判明している。響は結局キャロルと最後の最後までわかり合うには至らなかったが、今回のサンジェルマンはひょっとしたらどこかで通じ合うことは出来るのかもしれない。

 バトル展開の当面のハードルは、イグナイトの使用を封じるという賢者の石の存在。次から次へと問題が重なるせいで休む暇もないエルフナインだったが、前回のリンカー完成でいい流れにのったのだろうか。今回も与えられた課題に対して(偶然とはいえ)割と早い段階で答えを導き出すことに成功した。言葉の意味はサッパリ分からないが、まぁ、なんか、そういうやつ。何とかなりそうなやつ。まさかあの時の響のドタバタがここに来て役に立つ展開になるとは。奏さんが命を賭して残してくれたものの一部だからなぁ。そして、通称「愚者の石」と名付けられた手掛かりは、また別のドタバタでぶっ壊れたあの竜宮に眠っているという。クリスちゃんの頭にあの時のレイアさんとの大決戦がフラッシュバック。色々と粗野で困っちゃうなぁ、と反省の色を強くするが……まぁ、いくらなんでもあの時点で施設をもう一回使う必要があるなんて判断出来なかったわけで、バルベルデの少年の一件と並べて落ち込むような出来事でもないと思うんですけどね。いや、3期の竜宮でのクリス先輩は確かに格好悪かったのだけども……。

 まぁ、後悔したってしょうがない。地道に海底から泥を吸い上げ、クッソ地道な発掘作業。考えてみるとこの作品でS.O.N.G.が担当してる任務って大体地味だよなぁ。「地味はゆるさない」とばかりに乗り込んでくるのは、サンジェルマンの大願を成就させんと友情に燃える残りの2人。今襲ってこられたらひとたまりもない! と思いきや、「シラキリのシンクロがあれば何とかなります」とのことで、ここでチームザババによるデュエット曲が披露され、見事にコンビプレーでプレラーティを撃破(オカマはクリスちゃん1人でぶち破った)。あれ? この時点で錬金術師を叩くことが出来るなら、別に抜剣の必要がないのだから愚者の石も回収する必要がなくなるのでは……。いや、まぁ、アダムとティキの対策もしなきゃいけないからね。

 今回は珍しく正義サイドの完全勝利で終わり、ジワジワと三幹部にも負担が増えてきた。挙げ句にアダムが分かりやすい「悪い」提案を持ちかけてサンジェルマンが揺さぶられている。絶対に仲間を見捨てはしないであろうサンジェルマン。今後、彼女は何を正義の御旗に行動を起こすことになるのだろうか。さっさとあの全裸をぶっ殺してしまえば全ては丸く収まる気もするのだが……。

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 真鍳ちゃんと一緒にチュロス食べたい、第17話。チュロスってあれでけっこうガッツリ甘いし、2本も買ったところで食いきれねぇよな。

 最終決戦の幕開け。とはいえ、少なくとも視聴者目線だと「なんかぼんやりした作戦で何かぼんやり準備していた」という状況だったので、戦いの模様はとてもぼんやりしているぞ。まず、マッチメイクが想定外だ。セレジアがアルタイルとの直接対決にあたり、弥勒寺さんが原作からのライバルキャラにぶつかるというのは想定内だが、なんと鹿屋のギガスマキナとぶつかったのはアリスちゃん単体。飛行能力があるくらいなら別に理解出来るが、そこから巨大ロボとぶつかってタイマン張れるのはすげぇな。こういう「作品間の強さ」ってどうやって決まってるんでしょうね。「ウルトラマンとゴジラが戦ったらどっちが強いの?」みたいなやつだ。これまで鳥籠作戦の中で作品はたくさんのクロスオーバーを行ってきたはずなのだが、その中で「アリスと鹿屋が直接対決する」みたいなはっきりと今回の作戦を想定したシーンは描かれたことがあるのだろうか。そして、その中で「セレジアがアルタイルをボッコボコにするんだぜ!」みたいな分かりやすい承認が得られる展開ってのは描かれたのだろうか。多分、描かれてないからこその現状なんだろうなぁ。まぁ、いきなり片方の作品が一方的に勝つことは出来ないだろうし(負ける方の作品のファンが納得しないだろう)。結局、全部のマッチメイクで「何となく良い試合になる」っていう。

 しかし、そうした作戦の全容をすでに理解していたらしい肝心のアルタイルさんは余裕の表情。フォーゲルシュバリエなんて赤子同然だし、せっかくセレジアが松原さんと一緒に開発した封印技も、無限の技を持つアルタイルにはあっさりとかわされてしまう。ちょっとやそっとの印象操作じゃごまかせないくらいの実力差があったってことなんですかね。問題は、アルタイルが「理解している」とは言っていたが、果たしてどこまで彼女が認識しているのかというところ。「承認力」のシステム、そしてメテオラが政府と結託して組み上げた鳥籠作戦の概要はおよそ想像がついている様子だが、細部はどうだろう。端的に言ってしまえば、承認力をあげるために送り出した諸々のプロジェクト、たくさんの作品群については、やろうと思えばアルタイルも接触できるんだよね。実際に真鍳ちゃんはフェスの会場にいたわけだし、アルタイルだって他のファンと一緒に作品の読者になることができた。その場合、アルタイルはメテオラさんサイドの狙いを大体想像することが出来るわけで……今回みたいなのらりくらりとした結果になってしまうのだね。まぁ、最終的には颯太が考えたという何らかの「エグい作戦」が秘密兵器になるのだろうが。アルタイル側も、まだ1キャラ秘密兵器を隠しもってるんだよね。アリスちゃんの背信が有効に働くチャンスはあるのかなぁ。もう、アルタイルは彼女の狙いなんて透けて見えてる気がするのだが……。

 そして、そんなどったんばったん大騒ぎを尻目に、だいぶハードボイルドに進行していたのが、さすらいの復讐鬼・ブリッツさんと、その「神」である駿河さん。ブリッツはもうちょっと深謀遠慮のあるキャラだと思っていたのだが、本当に何の裏もなしに「娘をあんな不幸な目にあわせた作者がゆるせねぇ」っていうだけのおっさんだった模様。わざわざ大決戦を隠れみのにして単身駿河さんのところに乗り込み直談判。というか、単に恨み節を唱えるだけの人。そして、そんな自分の「創作物」からの恨み言を大人の立場でしっかりと受け止めてくれるよく出来た女、駿河さん。やっぱりCV寿美菜子のキャラってのは得も言われぬ圧力が生まれるね。こんなコッテコテの関西弁でしゃべる柄の悪いねーちゃんが実際にいたらちょっと腰が引けそうだが、銃を構えた大男と対決するならなかなかの好ゲーム。まぁ、お互いの主張をどれだけすり合わせようとも、被造物と作者じゃぁ絶対に話がまとまるわけないんだけどね。作者は「フィクションやんけ!」の一言で終わりなのだし。

 しかし、大人な駿河さんはそんな正論でブリッツを打ちのめすだけでなく、なんと最高の一手を用意していた。これ……反則技じゃねぇのかぁ? 多分、フォーゲルシュバリエを産み出したのと同じようなメテオラの技の応用編だと思うのだが……「実は生きていた!」展開でブリッツの娘さんを強引に再生してしまった様子。うわぁ、これで確かにブリッツが暴れる理由は無くなってしまう。エグい、作者エグい。まぁ、そりゃこんだけやいのやいの言われたら、どんな作者だって自分の作った愛すべきキャラに不幸になって欲しいなんて思わないわけでね。多少筋を曲げることになるのかもしれないが、娘さん復活路線で話を引っ張ることにしたのだろう。前回、執筆に際して色々悩んでたのは「そういう展開にするつもり無かったんだけどなー」くらいのもんだろうか。

 さぁ、駿河さんは見事に「クリエイター」として、自分の創作物に効果的な一撃を食らわせた。こうして被造物と神がそれぞれに対峙するからこその「Re:CREATORS」である。ということは、いよいよ問題になってくるのはやはりアルタイルとその造物主であるセツナの関係性か……。そこについては颯太がどうこうしたところでアルタイルさんの荒御霊が鎮まるとも思えないのだが……何か策があるんですかねぇ。

 ところで、ひかゆちゃんってマジで何のためにおるん?

 

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 だからぼっちは生涯ぼっちでいればいいのに、第5話。余計なこと考えて他人と干渉し合うからこういうことに……って、いや、流石に奇跡的なアホ過ぎるとは思うが。

 とにかくすれ違いにすれ違いを重ねて面倒ごとが増えていくというのはこの手のラブでコメな作品では鉄板の展開なのだが、今作の場合、そのトラブルに絡む厄介な連中の数が尋常じゃない。空気読めない選手権でトップを独走する景太を筆頭に、基本的にほぼ同類なので間違い方も肩を並べる面倒な千秋、症状が悪化し続けて快方に向かう気配が無い天道さん、基本がお馬鹿だし勘違いも得意技の亜玖璃、そして、そんな連中のとばっちりでどんどん様子がおかしくなっていく上原。この5人が見事な連係プレーで互いの関係性を引っかき回して厄介事を際限なく膨らませていく。5者の関係性の中に「問答無用で一方的に惚れている」という関係性が2例、運命の相手が隣にいるのにさっぱり気付いていないという関係性が1例、そして各自の惚れている相手を勘違いしているパターンが大量に。まともに他者の関係性を把握出来ているのって上原だけなんだよな。その上原ですら、亜玖璃のことになると冷静さを失ってノーコインでゲームを楽しむようになるし。これ、もう他の人間が介在してサポートする余地がないよな。上原さん、1話時点ではリア充っぽい取り巻きがいっぱいいたのに、ここ数話はマジで景太以外と話をしていないような……。

 出会いから決裂までの展開で「好きあった仲じゃない」というレベルに落ち着いたかと思われていた景太・千秋間の関係だが、色々とこじらせた結果として気付けば互いにいがみ合い、貶め合うレベルにまで進化していたようだ。千秋さんも元々ぼっち体質のくせに、他者に対する評価が容赦無いんだよな……彼女は上原にちょっとした憧れを抱いているわけだが、それに加えて亜玖璃が景太の彼女だと勘違いしているわけで(景太の馬鹿が何重にも駄目押ししてるし)、つまり上原はフリーだと認識しているってことなんだよな。一応天道さんとの関係性を「いい感じ」と認識したみたいだが、今後積極的にアプローチをかける展開もあるのだろうか。

 亜玖璃さんは、本当に清々しいまでに上原一筋。前々回あたりにちょろっと景太に転びそうな気配があったが、今回はそんな気配は感じさせないパーフェクトな一途さを発揮している。やっぱり今作で最強のヒロインは亜玖璃さんですよね。ただ、そんな彼女もじわりじわりと景太という罠に取り込まれつつあるのが気掛かりだが……今回の顛末でようやく上原も危機感を抱いた部分はあるみたいなので、最終的にちゃんと上原さんが亜玖璃を守ってあげるハッピーエンドが期待したいです。ただ、1話で不穏なテロップが出てたからな……。嫌や、亜玖璃さんにはそのまま幸せになって欲しいんや。

 天道さんは……まぁ、いつも通りだ。もう、同好会云々を除いてもまともにゲームなんか出来ない身体になってる気もするが……。ポンコツヒロイン勢揃いの中、一番何も気にしてないのが景太ってのがマジでムカつくよな。上原を評して「あんなガチナンパ野郎だとは思ってなかった」って最低の感想やんけ。今作で一番の聖人である上原さんに向かってなんてことを。最終的に悪の権化である景太を全員でフルボッコにする展開とかになれば面白いのに……。

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 実家に猫がいるなら帰れやぁ! 第19話。猫がいるのに撫でに行かぬなど信じられない。真希さん、甚大な機会損失ですよ。

 第2クール「祭り実行編」を進行させつつ、個別エピソードも2週目で決着を見せる展開。前回までの教授編では早苗が生き方の手掛かりを見出したわけだが、次は真希の番だ。常々「真希は間野山にいる限りゴールにたどり着けない」という話をしていたわけだが、流石にそのあたりはきちんとけじめをつける展開になった。おそらく、これまでの流れを考えるに真希はオーディションに受かるだろう。早苗が「間野山に来る者」であり、真希は「間野山を去る者」という対比になるはずだ(凛々子も出ていく可能性はあるが、その話はまだ先だろうか)。

 今回は何とも愉快な緑川家の様子がしっかりと描かれており、真希のバックグラウンドを補強するとともに、「家族もの」のドラマとしても完結するシナリオラインが構成されているし、真希が外へ飛び出すためのとっかかりとしても機能している。以前からちょこちょこ登場していた親父さん、「堅物だけど悪い人ではない」というぼんやりしたイメージがあった程度だったが、今回の活躍でめっちゃいい奴であることがはっきりした。もう、奥さんのこと大好きだし、娘のことも大好きやんけ。弟さんとの関係性も良好みたいだし、緑川家、ひょっとしてすごく微笑ましい良い家庭なのでは。跳ねっ返りの真希ちゃんだけがちょっとしたすれ違いでギスギスしているように見えているが、これって本当に真希の勝手な思い込みだけで、親父さんも、おふくろさんも、娘の幸せを願って精一杯応援している様子がとても微笑ましかった。親父さん、地元で放送してない深夜のバラエティ番組までどうやって情報を得ていたんでしょうかね……まぁ、駆け出しの役者の卵がテレビに出る機会なんてほとんど無いだろうし、全力でオンエアをチェックしまくればどうにかなったのかもしれないけども。

 親父さんの後押しが得られ、さらに萌ちゃんの紹介だったオーディションの一次審査も突破していた。おそらく真希の人生ではこれが最初で最後の大チャンス。これをものにするだけの実力が彼女にあるのかどうかは正直定かでないが、以前の映画エピソードでは一発で求められた芝居を見せていたし、凛々子に対するコーチングも的確だった。萌ちゃんほどではないかもしれないが、真希だって頑張ればやれる子なのではなかろうか。あとは一発でこのチャンスをものにできるかどうかだが……。

 難しいのは、12月という時期の問題である。もしオーディションを通過した場合、彼女は東京での活動を余儀なくされるため、間野山からは退去しなければいけないだろう。そのタイミングが、祭りの前なのか、後なのか。責任を持って仕事をすると言った手前、真希は絶対に祭りの準備を投げ出すことを良しとしない。二者択一の面倒な選択にならないことを祈るばかり。出来ることなら盛大に祭りを成功させて、最終話で町を離れる真希を見送るところで終わってほしいもんである。あと、こっそり真希の陰に隠れて自立心を育んでいる凛々子もどうなるかね。彼女の場合、飛び出すとしたらいきなり日本を飛び出す可能性すらあるからなぁ……。

 廃校になった中学校を舞台に更なる町興しも進行しており、王国の人間は通常通りの町興しプランに加え、完全に別枠で祭りの準備も進行させているのでなかなかの重労働だろう。真っ直ぐな由乃の思いが結果につながるとよいのだけども。あと、サンタはゴキブリじゃねぇ。

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