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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 終わりが近い、第11話。サブタイトルに表れた通り、寂寥に包まれながら描かれる幾つもの幕引き。修羅なる者の往く先何処。

 前回まででおよそ想定はできていたが、この度正式にリチアの圧倒的敗北が知らされる。所詮は小国の反乱、どれだけの鬼謀を弄したところで、体制を整え同様に修羅を並べた黄都に太刀打ちできるものではなかった。ヒグアレ、レグネジィが堕ちた時点でおそらく勝ちの目は薄かったのだろう。まぁ、そう考えると唯一黄都軍から完敗エンドだったニヒロだけなんかかわいそうではあるけれど。

 その末路は幸せなものだっただろうか、レグネジィは最愛のカーテとともに。まだかろうじて息のあったレグネジィが向かう先は当然カーテのところ。目の不自由な彼女が燃え盛る町から逃げ延びたはずもなく、焦土に佇む塔の上で相変わらず頼れる騎士を待つしかなかった。そこに必死にたどり着いたレグネジィは逃げるように促すが、そんなことが無理だろうことは多分レグネジィだって分かっている。もしかしたら、「被災者」であることを必死に訴え、タレンとの関係性さえ表に出さなければ多少のお目溢しはもらえるかもしれないという期待はあったかもしれない。実際、今回よりによって現場に駆けつけちゃったのがハルゲントさんだったもんだから、あわよくばそういう扱いになった可能性もあっただろう。しかしカーテからすればそんな選択に意味はない。これまで自分に尽くしてくれたレグネジィに対して最後まで仁義を通す。それがカーテという女性なのだ。不器用な2人の距離はいまや無くなった。そして、そんな「同胞」を睥睨するのは未だ底の見えぬアルス。ワイバーンと人族の少女の奇妙な関係性は、「同族」によって幕を下ろす。人の流す赤い血。人外の象徴たる青い血。混ざり合ったその色は、果たして何色か。

 タレンは自分の敗北をあっさり認め、魔王としての人生に終わりを迎えた。そんな彼女が最後に見送ったのはすでに生を終えて「二度目」を生きるシャルク。魔の者と魔王の間には何か通じ合ったものもあり、互いの人生観を称え、偲んだ。シャルクはまたどこかへ彷徨うのだろうか。そしてこの世界にあったのかどうかも分からぬ「魔王」の影を追うのだろうか。世界の謎は深まるばかり。

 そうして此度の戦争の決着はついた。残されるのは国の遺恨などではない、そこに関わる人と人の交わり。ギリギリまでただの愚かな被害者として振る舞っていたユノからは、起死回生の「一矢」が放たれていた。弱さを武器に、恥も外聞も無い人頼みの復讐劇。復讐の虚しさなど説いたところで彼女には無意味。なにしろダカイに対して復讐心を抱くことも間違っているし、その復讐をソウジロウに肩代わりさせることだって間違っている。もはやユノには大義名分はない。ただの弱者の怨嗟。それでも果たさずにはいられない、自分勝手で強烈な欲求。ダカイはそんな弱き者の身勝手さを甘く見ていた。

 ソウジロウVSダカイ、この世界の修羅の中では比較的真っ当なスタイルで戦う2人の決戦だが、誰もこれを「剣士の戦い」とは言わぬ。かたやソウジロウは剣士でありながら、その手にろくに切れぬなまくらを携えている。そしてダカイは盗賊であって剣士ではない。歪な直接対決は、ただ純粋に武の強みを目指したソウジロウに軍配が上がる。ダカイが貫くべき信条は、ソウジロウの身勝手さによって意図も容易く切り捨てられた。

 目の前で復讐を成し遂げられたユノ、その目には達成感など欠片もない。けれど彼女自身も分かっている。この「復讐」に意味などないことを。どれだけの強者を殺したところで、満足なんてしないことを。それでも彼女は復讐を続けるだろう。この世界そのものへの復讐として。

 
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 これが戦場、第10話。容赦ない展開だが、それでもどこか戦場にのんびり感があるのは致し方なし。

 とりあえずは想定通りの進行。それは視聴者側にとってもそうだし、魔族側にとっても、人類側にとってもそうだろう。魔族が大軍で攻めてくることはわかっていた。開戦の一撃こそスカされたものの、万全の迎撃体制をとっていた人類サイドもそりゃ元気。基本的に戦争ってのは防衛側が有利にできている。……まぁ、わざわざ平地に打って出たらそんな変わらんかもしれないが。想定通りの魔族の想定内の侵攻。それなら返せる程度には、正規軍は訓練を重ねていたはずだ。

 そしてそれはウサトたち異世界人も同じこと。いわばこの日のために望んでもいなかった(一部例外あり)異世界に呼び出され、必死に修行して迎えた本番当日である。先輩とカズキの勇者両名は優れた魔法能力で雑魚兵士を蹴散らす程度の働きはできているし、ウサトも通常の癒し手業務に加え、ローズの右腕として「戦場を駆ける」働きも一応は果たせている。地獄の特訓はきちんと活きているのである。しかし、ウサトがかかえる不安はあの未来視のこと。本当に訪れる未来なのか、そしてその未来は回避可能なのか。分からないならとりあえず走るしかない。こればっかりはローズに相談したところで解決はしないだろう。

 そして、そんな戦場のイレギュラーを引き起こすのが黒騎士の存在。前回突然現れたマジで謎のキャラで、よく分からんが幹部格だろうと思われるアーミラたちに対しても偉そうだったし、この世界では異世界人にも付与されなかったようなチート能力を持って余裕綽々の蹂躙体制。端的にずるい。まぁ、魔族の中でもかなり特異な存在には違いないだろうから、こんなんがワラワラ出てくる心配はなさそうだが……この1体がまぁ強い。

 犬上先輩は頑張っている。突如現れたイレギュラーに対してもできうる限りの対策を試み、浮わついたカズキを制御して何とか冷静に勝ちの目を拾おうと最善を尽くした。ただ、惜しむらくは圧倒的に実践経験が足りない。魔族という存在がどこまでのイレギュラーをはらんでいるのかを推定できない。まぁ、相手もあの手この手の欺瞞戦術を施していたので頭脳戦でも一歩及ばなかった状態ではあるのだが、この世界における「魔法」の詳細がわかっていない状態で、あの敵の能力を看破するのは流石に無理だっただろう。何とか2人で押さえ込もうと努力した結果、確実に仕留められる状態まで自らで確定させてしまい、勇者2人はあっけなく倒れ伏した。ここまでは見事にウサトの未来視の通りである。

 あとは、「地に倒れ伏した者」を復活させられる能力がこの「確定未来」をどこまでひっくり返せるか。現時点では仮に先輩達が復活できたとしても黒騎士の能力への対策がなければ打つ手がないわけだが……鍵になるのはローズが別れ際にささやいた「ウサトの切り札」か。なんかこう……ヒールの重ねがけでむしろ相手の体組織を壊す、的なものではないことを祈る。そんなことやってる変なヒーラーがちょこちょこいたので。ウサトにはずっとまっすぐな癒し手でいてほしいものである。

 
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 あれ、コフィンって意外と格好いいのでは……第22話。クライマックスということでメカ戦闘もこれまでにない盛り上がり。ここまでシャキシャキバトってくれれば、そりゃ格好良くも見えるってもんでさ。

 なんか、思ったよりもイデアールに人いた。そりゃま、これまでだって馬鹿でかい飛行船みたいなの飛ばしてた描写はあるんだし、その出自がアメイジアの生き残り部隊なのだからそこそこの規模でも何の不思議もないのだが、これまで回想シーン以外だとメインの3人以外の人間の存在があまり描かれてこなかったので、今回ヴァイスハイトさんが(なぜかホログラムで)全軍に指揮してるシーンでふつーに部隊を率いていたので「あ、こんなに隠れてたんだ」ってちょっと意外だった。なんでこの連中がこれまで外の世界の人間と一切接点を持ってなかったんだろう。

 そうして襲い来るイデアール軍団を前に、カナタたち地上チームも思いの外統制が取れている。普通に考えたら当事者のカナタたち以外はそこまでヴァイスさんたちとぶつかる理由もないはずなのだけど(だって今までその存在すらろくに認識されてなかった連中なのだから)、多分「マリアの作ったシャトルを守れ!」ってんでマイケルが号令をかけた結果なのだろう。クラウディアさんまで含めた全味方陣営が結集し、ここぞとばかりにイデアール軍を迎え撃つ。多分マシンスペックではアメイジア製に叶うもんじゃないのだろうが、数的にはこちらが有利。また、籠城戦に近いマッチングなので基本的には防衛側が有利なはず。まぁ、そんなに繊細な戦争なのかどうかもよく分からんが……とにかく、あつらえたように「いい勝負」にはなっている。お互い、どこまでこの抗争に意味を見出しているかがよく分からず、ほんとに上層部どうしのわがままのぶつけ合い(というか単にヴァイスのわがまま)にしか見えないので今ひとつモチベは上がらないのだが……幸いにして人が死ぬような戦争にもなってないので、メカバトルが派手なわりに、案外「小競り合い」程度の規模なのかもしれない。

 クラウディアさんがガンガン酒代を稼ぐ中、エリーはおよそヒロインとは思えない雑な戦い方で前線を支え、カナタだって今となってはそこそこの戦歴。ちゃんとコフィンを駆って戦える立派なソルジャーになっている。そして当然攻めてくるのは未だお悩み中の黒仮面さん。この度正式にカナタから「マハトさん」と呼ばれていたので今後はマハト呼び固定で大丈夫かな? ミステルがシャトルの管理の方に回ってしまったため、カナタのサポートはノワールの仕事。シュネーとの直接対決だとまだシュネーの方に分があるようだったが、そこはもちろん、乱入してくるトキオに任せてしまえばいい。ついに幕をあけるバチバチのマハリヒ戦争。シュネーも強いがムートンはもっと強い。ポルナレフ(の中の人)がまるで時を止めてるみたいな戦い方するのは何とも皮肉なもんだが、そんだけゼロ型メイガスってのは戦況を左右する存在ということ。割とやりたい放題のとんでもバトルはやはり見ているだけでも楽しいですね。

 そうして一進一退で展開されたマハリヒ戦は、ギリギリのところでトキオの勝利……ではあったが、ここで空気を読んでいかにもラスボスらしい禍々しい機体で出撃してきたヴァイスハイトさん。そんな機体をちゃんと用意してたんやなぁ。なんかミステルは目撃後即座に「タコ足ィ!」って呼んでたけど、過去に面識あるんでしょうかね。

 ヴァイスハイトの乱入で押さえ込まれるトキオ。そしてあっという間に乱入からのシャトル鹵獲までを許してしまうガバガバっぷり。まー、そんだけヴァイスさんが強かったということなのだろうが、ここでのヴァイスの動きが今回よく分からんかった要素。散々マウントを取りながら「地上の人間にしては〜〜」って連呼しつつ、それでもやっぱりシャトルは欲しかったってんで持ち逃げ。いや、ヴァイスがイストワールを目指したがるのはわかるのだが、「お空の上のイストワール行きたい」という目的を掲げていたとしても、「だから地上の人間が開発した飛べるかどうかもよくわかってないシャトルを横取りする」にはならんと思うのだが。なんで自分たちよりも文明レベルが下だと思ってる連中の成果を横取りする必要があるんでしょう。別にヴァイスはマリアの才能を知ってるわけでもないし、そもそもマリア自身ですら成功するか分からんと言ってたプロジェクトなのに……。そこはむしろミステルへの信頼ってことかね。ただ、イストワール知識の有無で価値を判断するなら、むしろ大事なのってミステルじゃなくてノワールの方なのでは……ヴァイスさんはその辺ちゃんと分かって暴れてたんでしょうかね?

 まぁ、なんかよく分からんけど飛んでっちゃったのでこのバトルは終わりです。最終的に私の理想(予想)通りにシュネーさんがマハリヒ抗争を止めてくれてよかった。まー、基本的にこの世界ってヴァイス以外はみんないい人だからな(クラウディアだけやや微妙)。

 

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 お久しぶりです。第21話。こんだけ長期間にわたってアニメ感想書くの休んだのは久しぶり(ここウン年なかったこと)なので、もう文章の書き方を忘れかけている。サボってた分を取り返すために、ちょっとずつ追いかけながら溜まってる録画を消化していかないと。

 というわけで久々の感想だが、よりによってやたら欠損だらけのアニメ。この世界には最初から欠けてる人もいるけど、後からぼこぼこもげる。

 全面戦争の各戦況。まだどちらに傾くというほどでもなく、ただ各所で上位竜がぶつかり合っている様子が描かれ、全てが一進一退。人間の底力、実は結構すごいのでは?

 注目すべき戦況、1つ目は当然ラグナVSカムイだが、こちらはラグナがあくまで「善戦」レベルで未だどこまで通用しているかは分からない。ただ、その後の侵攻具合を見るとカムイはラグナとやり合うのが楽しすぎて、もうティアのことなんて気にもしてないみたいなんだよな。ネビュリムに全部任せて信用してるってことなのかもしれないけど。

 ただ、残念ながらそんなネビュリムの必死の防護策も「先代」には見事に突破されてしまう。元々クリムゾンが組み上げたシステムの流用だったということなのだろう、答えを知っている問題を解くように、クリムゾンはあっさりとアルテマティアが匿われている謎空間へ。ネビュリムの相手はスライム先輩が受け持っているようだ。未だ時操魔法が戻らないティアは、乗り込んできたクリムゾン相手に「竜への変身」という最後の手段で迎え撃つ。竜王スタイルになっても真っ白で綺麗なティアのフォルム。残念ながら焦りが先立っているので王の威厳も気品もないのは不憫である。もちろんアルテマティアとの直接対決を見越してクリムゾンも万全の姿勢で挑んでおり、以前ラグナに釘を刺された「死ぬ気のないやつが戦場に出てくんな」理論に反抗するためか、厳重なセキュリティの裏に隠していた心臓を装備しての参戦。クリムゾンがここまでのリスクを冒してくれるのは珍しいこと。まぁ、それによって何が変わるのかは分からないけども。

 必死のティアと、覚悟のクリムゾン。竜の王どうしの対決は未だ予断を許さないが、ここからヘルプが入らない前提ならば、場慣れしているクリムゾンの方が有利には見えるな。そうしてみると、今回の突撃&分離作戦は(どこまでがクリムゾンの狙いか分からないにしても)うまいこといってはいるんだよな。

 その他、ゾラさんはギリギリで駆けつけて奥の手を披露したフーさんとの戦闘。そして銀器姫の最後を看取ったナサレナの胸中は。……流石にあれは死んだよなぁ……ナサレナがこの状態で教団に戻ったかどうかは分からないけど、この後ラグナたちが教団と何の悶着も起こさないとは思えないよね。その時ナサレナはどうするつもりなのかしら。

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 いきなり更新してるやんけ、という話だが、まぁ、毎年のことなので一応。常に「あんま興味ないんだけどね」と言いながら、チラチラ横目で見るくらいのスタンス。「それって充分気にしてる人の所作でしょ」とか言わない。気にしてないんです。かつて愛想をつかしたし、今なお僕のイデオロギーには合致しないのです。まぁ、昔に比べたらだいぶ穏当にはなってきてるけどねぇ(予防線)。

 

 

○主演賞

市ノ瀬加那、浦和希

 

「フリーレン様、主演賞が取れました」

「そうかい、人間は寿命が短くて1度に1つしか受賞できないから大変だね」

 お題「こんなフリーレンはミミックの餌だ」。

 浦和希ってぇのはブルーロックの世一役の人とのこと。そして今年1年で言えば主演は「カミエラビ GOD.app」のみなので、この主演賞が2023年の主演を評する賞であるならば、「カミエラビ」が認められたということになりますね。嘘です、いつものアワードです。年次の概念なんてガバガバのガバです。ちなみに「今年の主演賞だったらどこをどうひっくり返しても小林千晃1択だろ」とは思ってますが、そうすると単なるフリーレンアワードになってしまうので遠慮したとか、しないとか。主にしないとか。

 

 

○助演賞

阿座上洋平/石見舞菜香/能登麻美子

 

 主演も合わせるとグエル・スレッタ・プロスペラと並ぶ、だいぶ水星に忖度したラインナップだけど、助演賞は毎年割と納得感がある。阿座上くんはすごくいいところだと思う。男性声優ってこの「新人とはもう言えない」くらいのキャリアでの働きぶりがとても重要で、そこで押し上げられる形の評価を得られたのは本人もさぞかし嬉しいだろうし、充分にその権利を有していると思う。石見ちゃんは言わずもがなで、今年は事実上市ノ瀬との一騎打ちみたいな形だったのかな。麻美子は……個人的にはねぇ、こうして子育てしながらも全盛期と変わらぬ仕事量でバリバリいい役をやって後輩にその背中を見せてくれてる「どストライク世代」が一番尊いと思っているので……本当にありがとう麻美子。これからも頑張って能登可愛いよ能登であり続けてくれ。

 

 

 

○新人声優賞

伊駒ゆりえ/榊原優希/戸谷菊之介/原菜乃華/羊宮妃那

 

 ぼちぼち。榊原優希は「デッドマウント・デスプレイ」の屍神殿とかだそうで、いかにも今っぽい高音の子、そう考えると1つ目の大看板でビシッとオリジナルの存在感を見せてた戸谷菊之介は割と偉いかも。伊駒ゆりえは流石に早すぎないか、という気もするが、唯一さっぱりわからなかった「原菜乃華」という名前でググって「あっ(察し)」ってなったので、まぁ。いつも通りですね。

 というわけでそんな中でも存在感を放つ羊宮妃那。こうしてみると「市ノ瀬→石見→羊宮」っていうラインから何となく「現代で求められる声優像」みたいなものが見えてきそうな気がしません?

 

 

○歌唱賞・ 結束バンド

○海外映画・ドラマ賞 ・ 高畑充希/村井國夫

○シナジー賞 ・ THE FIRST SLAM DUNK

○ゲーム賞 ・ 内田夕夜

○富山敬賞 ・ 佐々木望

○高橋和枝賞 ・ 岡村明美

○キッズファミリー賞 ・ ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー キャスト一同

○インフルエンサー賞 ・ 上坂すみれ

○MVS ・ 中村悠一

○功労賞 ・ 古川登志夫/山田栄子

 

 今年は放送見てなかったからよく分からんのだが、「マリオの映画キャスト一同」ってのは元のなの? それとも吹替? 「声優を評する」だったらどちらも可能性としてあり得るのだが……もしかして「どっちも」か? どちらか片方だとしたらこのクレジットは説明不足なのでは? あとすみぺもよくわかんないけどなんかやってたっけ?


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諸事情により、ちょっとの間更新停止(もしくは頻度低下)します。

単にアニメに触れにくい環境に身を置くので、デジタルデトックス的な感じで。

辛抱できなくなったらちょっと更新するかもしれんけど。

1週間ちょいで戻ります。


↓おひねり先
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 このダンジョンって島だったんだ、第10話。なんかに似てると思ったけど、これってつまりアビスの設定とだいたい一緒なんだな。冒険者たちはその深奥を目指しているのである。まぁ、アビス飯に比べたらダンジョン飯はまだまだマシ……かどうかはマルシル次第。

 さぁ、いよいよゴール(?)が見えてきて、この世界の設定もだいぶ明らかになってきた。アニメはおそらくこの辺りで一区切りになるのだろうけど、ここまで見てきて正直「さっさと原作最後まで読みてー」って思ってるので終わるのが楽しみである(アニメ視聴中に原作にあたれない難儀な体質)。今回出てきたエルフ族とのダンジョン所有権問題なんかは、ちゃんと最終的に解決するんでしょうかね。

 さらに、ノームのおじいちゃんと「島主」とやらの対話で明かされたこの世界の歴史の1つとして、お約束のエルフ・ドワーフ戦争の話なんかも出てきた。エルフとドワーフは仲が悪いってのが定番設定なのだが、よくよく考えてみるとその起源がどこなのかはよく知らないや。多分エルフの話になるとトールキンに遡るのが一般的なんだろうけど……まぁ、僕はアレクラストまでしか遡れないんでね。アレクラストにおいては基本的に人種問題と宗教問題を組み合わせたようないがみ合いの構図があったと認識していて、人種問題ってのは「見た目が違ったらそりゃ区別は意識するだろう」という単純な話。人間(この世界だとトールマンと呼ばれてる?)がそうしたいがみ合いの対象になりにくいのは、単純に最大多数だからでしょうか。そして宗教問題ってのは、以前から出てきている精霊との繋がりが大きい感覚。アレクラストではドワーフの大半が大地母神マーファを信仰しており、対してエルフは精霊の加護に生きる無神論者。そのために根源的なイデオロギーがすれ違って揉めるっていう感じ。少なくともマルシルとセンシについては宗教的な揉め事って印象ではないが、魔力に対する感じ方の差など、やはり持って生まれた感覚的な違いはあるんじゃないかしら。まぁ、センシはドワーフの中でも異端っぽいからあまり参考にならない気もするが……ナマリとマルシルも、ファリンのことがなければ仲が悪いって感じじゃないしねぇ。

 とまぁ、色々と想像は膨らむが、とにかくこの世界のあれこれはエルフによって左右される部分が多いとのこと。ただ、ライオス御一行の道中にそんなことはあんまり関係なくて、せいぜいカエルスーツを着るのを嫌がるエルフをおだてて誘導するくらいの関係性。マルシルさん、気高きエルフがそんなちょろくていいの? まぁ、可愛いからいいけど。無事に目的の階層に到達し、最終目標であるレッドドラゴンとの遭遇にも成功したことで、いやでも滲み出る最終回ムード。そしてそのためになんとかして乗り越えなきゃいけないドラゴン討伐という高い高いハードル。1期前のアニメでもドラゴンスレイヤーの称号を得るためにまるまる1クールを費やしていたし、やはり冒険者にとってドラゴン討伐は永遠の目標。シンプルに「でかい・硬い・強い」の3拍子揃った強敵ってのはわかりやすいゴール設定である。幸いこの世界のドラゴンはそこに「賢い」までが付与されるほどではなさそうだが、それでもデカさが別格なのでやはり討伐は困難を極める。っていうか、ここまでただがむしゃらに踏破してきたくせに、いざドラゴンと向き合う方法はろくに考えてなかったってのがね。ライオスらしいと言えばライオスらしいのだが……こんなお兄ちゃんでごめんよファリン。

 それでも、小さな戦力をかき集めて巨大ボスを倒してこそのRPG。あれこれ可能性を考えて、なんとか討伐の目処は立った。あとはうまいことことが転がるのを祈るしかないのである。……センシさん、あなた包丁にも何か秘密かかえてませんか?

 
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 読めるかそんなん!!!!!!!!!!!!!!!! 第9話! いや、「知るかそんなん!」が正しい。なんやそれ! なんやそれェ!

 何が悔しいって、無茶苦茶すぎる展開のくせに「辻褄があっちゃった」ことなのよ。いや、そういうシナリオなんだから辻褄は合うに決まってるんだが……そう言われた「そう」としか見えなくなってくるのに、先週までの時点で「その可能性」を追ってた人間なんて多分地球上に1人もいなかっただろう。いたら怖いわそんなもん。でも、確かに振り返ってみれば辻褄は合うのである。何これ、超キモい。先週までの全部がひっくり返ったので、ブレイバーンに対する謂れなき不信感については正式に謝罪するとともに撤回します。いや、でも知るかそんなもん!

 これ、1話目から改めて振り返ったら伏線、というか「そうしてみると納得できる描写」はそこらじゅうにあるんだろうな……確認は他の人たちに任せるが……。個人的に気になるポイントがあるとするなら、ここまでのルルのブレイバーンに対する反応ってどうだったっけ? っていうくらい。ブレイバーンからルルへのタッチは最初の名付けの印象だけがあるけど、「その子の名前はルルだ」って自信満々に言ったのは至極納得。そりゃもう、それしかないわけだし。ただ、全部知ってるならいっそ別な名前にしてやっても良かった気もする。いやぁ、でもそうしたら自分が呼びにくくなるからやっぱりルルはルルだな。今回の描写の中で、唯一ブレイバーンのことに気づいている(感じとっている?)のはルルだけだと思うのだが、彼女はやはりスミスとの絆のおかげでそういう感覚があったのかしらね? それだと、イサミが1ミリも気づいてないのは薄情なような不憫なような、そして当然のような……もう、一生気付かない方がよっぽど幸せだけどな。

 もちろん、「辻褄が合ってる」というだけでまだ疑問として残る部分はある。例えばちっちゃい疑問だと「なんでブレイバーン目線で正体を明かそうとしないの?」という部分だが、これについてもまぁ、本人の心境を考えればわからなくもない。彼は「ヒーローになりたい」という夢があり、そのヒーローというのは間違いなく「ブレイバーン」であって、「ルイス・スミス」ではない。となればことさらにブレイバーンを名乗り、その名にこだわったテーマソングまで作っちゃうのはしょうがないのだろう(そうか?)。あー、やっぱり伏線さらって見直したいなぁ。

 もちろん、最大の疑問である「そもそもなんでこんな状態になってんだよ!」という部分については一切説明はない。そして、デスドライヴズのあまりに常識外れの能力についても理解は何一つ及ばない。でもまぁ、なっちゃったんだからしょうがない。今公式設定を確認したらことの元凶であろうクーヌスは「淫蕩」を司るデスドライヴズであり、「快楽の果ての死」を求めているとのことなのだが……淫蕩の果てのこの「合体」なのだとしたら……えぇぇ。彼女がスミスにあれだけ執着していた意味もまだ分かっていないが、その辺もまだ闇の深い部分が残っているのかもしれない。というか、ブレイバーンの成り立ちが「そういう」ことだったのだとすれば、残るメカ生命体連中だってみんな元は人間だった可能性が高いわけで、それぞれに悲しいドラマとか、冗談みたいな成り立ちがあるのかもしれない。

 ほんと、いったいどんな発想ならこの脚本が出てくるんだよ……個人的に「生理的に無理」の理由がすげぇ角度から納得させられたのが一番エグいと思ってる。なんかこう、アレルギーみたいなもんなのか、それともタイムパラドクス的な何かか……スミスの気持ちになって考えればよくわかるだろう。

 ねぇ、ほんとなんなのこのアニメ。

 
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 うえ虐だけでは飽き足らずゆみり虐まで……第10話。ありがとうございます、ありがとうございます。大変結構な性癖ブッ刺さりです。的確にいじめて欲しいところをいじめてくれる。最終的に麻美子が惨たらしく負けてくれたら最高。

 などと気味の悪い導入になりましたが、黄都VSリチアの戦争も各方面で激化。化け物勢も接敵したり、ニアミスしたりといろんな局面が展開している。前回レグネジィが落ち、リチア軍の侵攻にも翳りが見えた。燃え落ちるメイジの街並みをうろうろしていたキアたちが接触したのはなんとシャルクさん。一触即発の状況かと思われたが、そもそもキアは現状なーんの悪気もなしにメイジに転がり込んできただけなので、真正面から問い詰められたところで「ワタシ何も知りません」が正解である。シャルクさんも別に殺人狂とかではないので、小さな女の子が燃える街中でうろうろしてたのを訝しんだだけだろう。なんなら後ろでもごもごしてるおばちゃんがちょっと怪しい気もするが、キアのまっすぐさに取りあえずは矛(槍)を収めてこの場での衝突は無し。まぁ、衝突したら確実にシャルクが消し飛んでただろうが。エレアさんが「あの速さを超えてキアが詞術を使えるか?!」とか心配してたけど、そもそも「なんかしゃべるだけで実現しちゃう能力」なんてシャルクさんが警戒できるはずもないから、ふつーに考えたら余裕で通るやろ。

 そうして一旦は戦禍を逃れたかに見えたキアたちだったが、残念ながらキアのまっすぐさは1ミリもブレない。ラナを放って逃げるなんて出来ないってんでエレアさんの希望をへし折る形でまたまた廃墟の街に飛び込んでいくことに。もう、世界詞という大きすぎる力をエレアさんも完全に持て余してるやんけ。「あたしは無敵だから幸せでいたいの」って、凄まじく尊大な物言いだけど、キアにしか吐けない台詞だなぁ。

 一方その頃、ソウジロウと別れてやりたい放題やってたニヒロさんはダカイと接敵。分かりやすい巨大戦力に狡猾なダカイがぶつかるマッチメイクはいかにも少年漫画的で燃えるシチュエーションだが、ダカイさんのいう通り、ほとんど全ての物理攻撃が通らないニヒロの蜘蛛マシンは普通に考えれば攻略不可能。策略を弄して大量破壊兵器レクイエム「冷たい星」を照射したが、なんとそれすらも堪えちゃう蜘蛛。流石にギブアップかと思われたが、ダカイさんの持つ最強の戦力は剣技でも身体能力でもなく、その強かな観察眼であった。「こんなこともあろうかと」でこっそり拝借していたというヒグアレの毒剣で蜘蛛の神経を脅かし、パカリとコクピットを開いてエロすぎる格好のニヒロ本体にご挨拶。どう考えても薄い本みたいな展開になってしまう! とびっくりしたが、ダカイさんは迷わず首チョンパ。つい最近首を切られてもすぐに繋いだおかげで生きながらえたヒロインもいたが、ニヒロさんには容赦できず。最大火力がここで落ち、ヒグアレ、レグネジィに続く3番目の脱落者が巨乳を惜しまれながらも退場。

 そうした局面が各地で展開され、一般人から見たらもう世界は地獄絵図。先んじて狂ってしまったユノさんを見習うかのように、全てを察した情報通のラナさんもやぶれかぶれ。悲痛な叫びとともにその辺から拾った「冷たい星」の照射というとんでもねぇ蛮行に及んでしまうが、それすらキアにとっては子供のいたずら程度のもの。「もう大丈夫」と言われても、一番の畏怖の対象が目の前にいたらラナさんもまともじゃいられない。そして、エレア先生はそんな修羅の道を生きることを再び誓うのである。

 ……がんばれ女の子たち。そういやカーテのその後が不明なんだけど、レグネジィが退場してあの子もどっか壊れた状態でそのへんうろついてたりしませんかね(性癖)。

 
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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