最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。我が家に3冊目の声優写真集が来ることがほぼ決定的となった。
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 ひどい内容だったことは覚えてるのに、次回予告を見るとそれすら忘れてしまうカオスの殿堂、第4話。この作品の感想を書くことほど無意味なことも無い気がするな。

 今回は他のレギュラー陣の出番もそこそこに、ひたすらミルキィホームズの4人の絡みが描かれるという部分がナイス。そしてそのメインとなるのがコーデリアさんってのがまた素敵。実は「誰それメインの回」っていうのがほとんど無いんだよね、この作品。今回も「コーデリアメイン!」って高らかに宣言するほどのプッシュではないのだが、彼女が普段どのように仲間達のことを見ているのかが垣間見えるような、ちょっとした視点の変化が新鮮だった。何も考えていないようにみえて、本当に何も考えてないことが分かったからね。

 シャロは常にお気楽なだけ、かまぼこ喰えりゃぁそれで幸せ。彼女の夢にだけ小衣ちゃんやアンリエットさんが登場するところを見ると、彼女が唯一の「外部に門戸が開かれたメンバー」と言えるかもしれない。何してても可愛いから許されるという、ずるい奴。そして地味に濃いキャラを固めているエリー。謎の芸術家(CV・チョーさん)との関係性が次第に深まっているむくむくキャラなわけだが、要所要所でずるいところをさらっていく畜生疑惑もある。

 そして純正畜生認定を受けているのはネロ。こいつ、2期に入ってそのキャラクターのひどさに磨きがかかっている。ここまでひどい奴なのに見放されずに4人で活動出来てるミルキィホームズって凄い。でも、コーデリアの夢の中の「ネロネロネロネロ」はちょっと可愛い。そして寝間着は一番可愛い。今回中心となったコーデリアさんは、相変わらずハートのお口と花畑脳内の人。ただ、意外なことに実は大して胸が大きくないことも判明した。お姉さん風を吹かせられるのはそのへんだけだと思っていたのだが……彼女の存在意義はどこに見いだしたらよいのだろうか。

 毎度毎度、実はアニメ視聴時にはほとんどない「声を出して笑う」という事態が頻発するこのアニメ。今回は何故か、最序盤の寝ぼけたコーデリアさんとネロの足じゃんけんのくだりでしばらく引きずるくらいに笑ってしまった。冷静になると意味が分からん。投げっぱなしギャグのこの途方もない飛距離は、どんな神経の人間から産み出されているものなのか、すげぇ気になります。

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 変な風呂の家、第4話。いや、阿良々木さんの自室も、リビングも、全部変だけどさ。

 一応サブタイトル通りの怪異との遭遇イベントは進行しているみたいだけど、火憐と「蜂」の関係が今のところ唐突なので、なんだかとってつけたような印象が否めない。おかげで、そんなメインシナリオはそっちのけで時間の半分を全裸の幼女と風呂場で戯れるのに費やしているという。ただでさえ画面がヘンテコな作品だというのに、更に規制絡みの制限まで入ったら、ますます訳の分からない画面になってしまうではないか。

 前半パートは、残された最後の1ヒロインだった羽川さんとの絡み。相変わらず超然とした羽川さん相手に阿良々木さんも防戦一方。そりゃガハラさんも手が出ないのは仕方ないか、と思えるラスボスっぽい振る舞いである(まぁ、ラスボスは撫子らしいが)。ただ、髪を切ったことによって羽川さんがガハラさんや神原などの他のヒロインと外見上のイメージが被るようになったので、なんかピンと来ない部分はあるんだよね。いや、しゃべってる内容は相変わらずひどいことてんこ盛りだから迫力は充分なんだけどさ。

 そして、そんな羽川さんとの話を受けて、「一旦時間をおくため」に風呂に入った阿良々木さんだったが、風呂の外よりも更にしんどいお話になるという。1期からずっと画面の隅にその存在が確認出来た忍野忍だが、今回堰を切ったような喋り始めたのは驚きである。しかも、1期の時はたしか平野綾がCVだったはずなのに(しゃべった記憶がほとんどないんだけど)、何故かその声が坂本真綾に変わっているという。結局ほとんどしゃべってなかったからってキャスト変更があったのならなんだかなぁ、という感じである。どうせしゃべるなら平野声で悪態をつく忍が聞いてみたかったのだが、まぁ、真綾がこんだけ高い声でキンキンとしゃべる役っていうのは久し振りなので、これはこれで悪くない。なにより、ずっと全裸というひどいシチュエーションのおかげで些末な問題はどうでもいい気もする。阿良々木さん、八九時にはあんだけ性的なアプローチをしかけるのに、忍相手だと一切そういうそぶりをみせないのね。やっぱり過去のいざこざが関わってるからそういう対象として見られないのかしら(実は原作を読んでないから忍がどういう存在なのか詳しくしらんのだ)。

 今回も延々風呂場でしゃべっているだけの画面で、ずっと薄暗いままで大変だったが、シャワーの水流や水滴、浴槽の水面などの効果を利用して色々とトリッキーな演出をみせてくれている。そして、何故か忍と2人並んで湯船に浸かっているワンカットだけ、「劇場版か!」と突っ込みたくなるくらいにぬるぬると動き続ける部分があったのだが、しゃべってることはどうでもいいし、動きの内容も、2人が思い思いに顔を拭っているだけという、本当に動画の無駄遣い以外の何ものでもないカットだった。なんの悪ふざけなんだよ。いや、どうせ全編が悪ふざけみたいな作品ではあるんだけどさ。

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1月27日 ドラフト模様(ISD×3)
ピック順 【Thraxi】→【Metallica】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→
 
 今回はいよいよ、イニストラード環境最終戦。しかし、残念ながらメンバーの1人はインフルエンザで欠席してしまい、なんだか消化不良の5人戦。いや、普通のドラフトは8人でやるものなんだから6人でも半端なんだけど。とにかくこの状況から、悔いのないようにラストバトルだ。(ただ、闇の隆盛はそこまで劇的に状況が変わるエキスパンションなんだろうか……)
 そして、今回はピック中に聞こえる阿鼻叫喚。約3名が己が思惑が惑いに惑い、どこへ行っていいのか分からない有終の美などとはほど遠い状況。やっぱりこの環境は難しいね! 次の環境、いっそ簡単になればいいのに!

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○「へうげもの」 6→8

 結論からいえば、文句なしである。開始当初に期待されていた通りの仕事を、1年を通じて果たしてくれた。決して世間を巻き込んだ話題になどならないが、こういうアニメが作られているという事実だけでも、まだまだアニメを頑張って見なきゃならんなぁ、というやる気が起きるのは実にありがたいことだ。そして迷惑なことだ。

 ほぼ毎回視聴後に感想を書いていたので、番組終了のこのタイミングで改めて書けることはそれほど多くないのだが、簡単に本作の良さをまとめると、とにかく現代アニメの流行からはどこかズレた「描くこと」に対する真摯な姿勢が一番の魅力だったといえるだろう。ビートレイン&真下耕一という我が心の拠り所であるクリエイター集団は、本当にぶれずに的確な仕事をしてくれている。視聴開始時には「真下演出と原作つき作品の相性がどうなってしまうのか不安で仕方ない」との予測もあり、実際、放送中には原作者のクレジットが「原案」に変えられるなど、裏で何か起こってるんじゃないかと思わせるような不安な事件もあった(あとオープニングアーティストがつかまったりね)。しかし、結局1話たりともそうした「不安」が実現したことはなく、最後の最後まで、「これが真下監督の作りたかった『へうげもの』なのだ」ということがよく分かるシリーズであった。この作品が持つ得も言われぬ可笑しさや、圧倒的な緊迫感、心臓にグッと来るような圧力は他の作品では味わえないものだと思うのだが、何故これが大して話題に上らないのかと、不思議で仕方ないのである。つくづく現代の流行とは違う方向なんだろうか。

 原作コミックもちょいちょい読み始めたのだが、やはり原作も面白い。アニメでしった「へうげ」ワールドよりも、癖の強い絵で描かれた原作の方が優れている部分も数多く存在している。それを認めた上で、本作はアニメになって力を増していると思う。「絵の並び」でドラマを展開する漫画媒体と、時間軸に沿って強制的に流れを生むアニメの媒体。その方法論は全く違うものでありながら、製作スタッフは、きちんと漫画が産み出したかった「流れ」を把握しており、一番「見たい」形を必死に考えてくれている。そして、その「流れ」の生み出し方は、真下監督が得意とする分野と絶妙にかみ合っていたのだ。この相性の良さは、本当に奇跡的な幸福だったと思う。過去に「ツバサ・クロニクル」などを手がけた時には、どうしても素材と調理の相性の悪さばかりが目立ってしまい息苦しい部分が多かったのだが、この作品の場合、非常に特殊であるはずの真下演出の「アクの強さ」が気にならず、むしろ原作のヘンテコな作りの妙味を加速させる方向に機能している。止める画、静かな画、そしてしゃべらないキャラクター。必要以上のことを台詞で語らず、画があるならば画で見せる。これこそが、アニメーションとして生まれた物語の真骨頂といえるのではなかろうか。

 脚本が素晴らしく、構成も作画も見事。モリヲカヒロシ、澤井幸次、山本秀世など、本作で見事な構成力を発揮してくれた関係クリエイターの名前を覚えるのにも役立ったし、真下監督の統制力がきちんと発揮されたことが分かったのも嬉しかった。当然、作画枚数がある程度楽な作品とはいえ、毎回毎回絶妙なキャラ作画などで見せてくれた作画陣の長きに渡る努力にも感謝を表したい。

 そして最後はやっぱり、中の人の話。主人公・織部役の大倉孝二氏は、始めから織部のどうしようもないキャラを見事に掴んでおり、流石に役者さんだなぁ、という感想。今後こうした声優業をやってくれるかはしらないが、次に名前を見た時にも「あぁ、あのフルオリの」と快く迎えられそうである。そして、その周りに配置された一癖も二癖もある濃いぃベテラン勢。信長役を力ちゃんがやっていたのも楽しかったが、そこから運命にもみくちゃにされた光秀役の田中秀幸、秀吉役の江原正士の両名が素晴らしかった。秀吉は「猿」「関白」「臆病者」という3つの顔を1つの軸上で並べなければいけないとてつもなく難しい役周りだったはずだが、江原さんにそんな心配は無用。久し振りに江原さんの看板になる役だったのではなかろうか。その他にも三成役の関俊彦、政宗役の中井和哉、家康役の鶴見辰吾など、見事な大河ロマンを演出する素晴らしい役者陣。男性の名前だけを挙げてこのパートが満足出来るというのも贅沢なお話。

 この作品の話のトリを務めて下さるのは、やっぱり田中信夫ということになるだろう。化け物の役を演じきる役者もまた、化け物。まだまだ聞きたい日本を代表する声でございます。

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 ここまでが1話だな、第3話。ひとまず凛々蝶と双熾の主従関係だけはきっちりと「両者が合意のもの」にしておかなければいけないわけで、これくらいの話数で一旦「契約」を成立させるのが無難なタイミング。

 とは言ったものの、今回の顛末は流石にどやねん、と思う部分もある。元々双熾の一方的な献身で成り立っていた契約、そこに1話2話のお話のおかげで「凛々蝶も歩みよってきたのか」というタイミングで、双熾があの騒動を起こす。そして、それが凛々蝶を裏切る行為に見えてしまったという。うーむ、凛々蝶がどの程度の精神年齢なのかっていうのにもよるのだが、結局双熾と凛々蝶の間にある情は男女のそれだったのか、というのがしっくり来ないのである。双熾の献身は「男性が女性に対して思いを寄せる」それとはちょっと違うものであり、凛々蝶は「男性として」双熾を見るよりも、親として、肉親として、友達として見ている部分が強いと思っていたのだが……そのへんはこっちの勝手な思い込みなのかしらねぇ。

 実際は、凛々蝶は双熾の振るまいを見て一瞬でも「裏切られた」と思ってしまった。「情愛が偽りだ」と思ってしまった。そのこと自体にも何だか違和感があったのだが、その後、凛々蝶がすぐに自分の「悪癖」絡みでそのことを反省してしまったのもちょっと不思議。単なる一時の激情ということだったのだろうか。「裏切られた」と思って一時でも感情的になったのだとしたら、そのことをきちんと解決して「収める」理由も何か欲しかったところなのだが。パーティー会場での一件は、双熾の今まで通りの「献身」は表しているが、「不誠実」と罵られた部分を解消するようなものではないのでねぇ。まぁ、凛々蝶の持つ性質は「ツンしゅん」なので、そんな上がったり下がったりも含みで彼女の持ち味とも言えなくもないけどね。やっぱり30分1話で「一旦切れて、より強い絆で舞い戻る」っていうくだりをやるのは大変なんだろうなぁ。

 というわけで、シナリオ面は何だかぬるま湯みたいな展開だったので今ひとつだった感はあるが、この作品の場合にそこは大きな問題じゃない……ことにしよう。今回だって凛々蝶が適切なタイミングで可愛かったからそれで良し。そして本人も言っていた通り、野ばらとは1対1では初の絡み。カルタとのよく分からない友情パワーも美味しいところだ。次回は妖館の中の突っ込んだお話になるみたいだし、多彩な面子による「長屋もの」としての賑やかさに期待したい。

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 ふざけたタイトル、ふざけられない最終話。これが1年間この作品を追いかけ続けた集大成。言葉も無い。

 これまでのエピソードでも要所要所で圧倒されてきた今作であるが、最終話はやはり最大の「決め所」。手抜かりは許されない晴れ舞台だ。原作がまだ続いている作品を途中で終わらせるアニメ化というのは大体において最終話あたりでうやむやになって尻すぼみになるものだが、このアニメの場合、「千利休の生涯」というはっきりしたテーマで39話を駆け抜けて来たおかげで、最後の最後まで気を抜かずに作り込むことが出来ていた。ラストシーンは多少なりとも抽象的な表示に逃げたきらいはあったが、それでもこの最終話を見終わった余韻の出し方としては文句も付けられない。このドラマを作り上げた原作もきっと凄いものなのだろうが、それを真に迫った造形美を伴って作り上げたアニメスタッフも同様に凄い。結論、凄い。

 わざわざ細かい部分を切り出してエピソードを語るのも野暮なことだろうが、いつにも増して見事だった「へうげ」ワールドの有終の美を、少しずつピックアップしたい。開始直後、辞世の歌をしたためて満足した後、謎の殺戮マシーンとなった利休が控え室から登場し警戒に当たっていた上杉の面々を黙々と殴り倒していくというシーン。もう、面白くて仕方ない。元々利休はばかでかくておっかないジジイだったわけだが、この当時の70歳なんて、現代でいえばどれほどの高齢者になるというのか。普通に考えたらしわくちゃのよれよれであろう。しかし、利休は違うのだ。諸肌を脱いで現れ出でた彼の肉体は、確かに年相応のみすぼらしさではあるのだが、それでもがっちりと筋肉が締まり、並み居る武士たちを殴り倒すのに不足はない。ご丁寧にバンデージまで巻いてひたすら顔面に鉄拳を見舞う利休は、これまでで最も「へうげた」姿であった。

 そんな利休の介錯を務めることになってしまった、本当の主人公、古田織部。彼の苦悩も1つの見どころではあるが、今回最も苦悩していた男は、そんな織部にすがりついた秀吉ではないだろうか。力無く俯きながらも、どうにもならない非情の決断を告げる秀吉は、最後の最後に、あの織部に「友であって欲しい」と本音を漏らした。野心に燃え、乱世を謀略でくぐり抜けてきた山猿も、最愛の主君を失い、信頼ある弟を失い、尊敬する師をも失い、寄って立つものが何も無い状態。ただの一家臣である織部に弱い部分を見せるなど、天下人たる秀吉にはあってはならぬことだが、もう、そんな虚勢も限界だった。浅黒い彼の顔には諦めと懇願があり、古田織部は自らの義を通すにも、そんな「主君」を捨て置けるほどに計算高い男ではないのである。

 そしてクライマックスとなる、茶室での利休と織部の師弟対決。本当にどうかしちゃったんじゃないかと思えるほどに罵詈雑言を吐く利休と、最後の最後まで見透かされていることにぐうの音も出ない織部。真っ直ぐに切腹を終えるかと思われたギリギリのタイミングで、織部は利休の真の「もてなし」に出会う。茶人としての死とは、茶室で死ぬことでも、茶を点てながら死ぬことでもない。あくまで、自分が対する客人をもてなすことにあった。それに気づいてしまったら、やはり織部は師を切ることなど出来ない。

 そして、利休はそんな織部の心中すら理解し、自ら道化を買って出ることで、織部の「自分」をそっと差しだしてやった。「それがあなたなのです」。師は最後の最後まで師であり、弟子はその末期にまで、学び続けなければならない。希代の大茶人の最期は、弟子に全てを伝えた、一片の悔いも無い晴れ舞台であった。
 

 本当に素晴らしい。こういうシーンのことを「名シーン」と言うのだろう。シナリオの含みの持たせ方も凄いのだが、これを映像にしたときのビートレインの力の入れ方が見事。利休の横顔を映し込んで一切音を入れずに数秒保たせる無音の「情感」や、織部が涙を溢れさせた際に、実際に涙が流れるカットは一切入れずに、ぐしゃぐしゃの顔を映すことで感情の溢れ方を見せる切り替えの妙。これに田中信夫の絶対的な「利休の声」が込められ、全てが完成する。圧倒されることの多かった今作のラストに相応しい、歴史に残る名演だったのではなかろうか。

 お見事。いやさお見事。

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 というわけで、今年度最後になるかもしれない劇場作品を観に行ってきました。「かもしれない」のは、3月にストパンが公開されるから。行くかな? どうかな? まぁ、そんなことは置いとくとして、とにかく封切りから1日も早く見に行きたかったのが、この「ギャバン」ですよ。なんて馬鹿な思いつきなんだ、とね。これで今年度公開されたゴーカイジャー映画は3本全部観に行ったことになるんだ。去年まで戦隊のセの字も知らなかったくせにね。基本的に熱しにくく冷めにくい性質なので、一度何かにハマると徹底してそこにつぎ込むんだな、これが。

 (以下、あんまり問題ないけど一応ネタバレ要素あり)

 で、そんな3本目の映画。流石に「199ヒーロー大決戦」の時のようなお祭り騒ぎの面白さになるわけではないのだが、はっきり言って、面白い。しかも「エキサイティング」であり「インタルスティング」であり、そして何より「ファニー」な面白さである。劇場で思わず笑ってしまう悪ふざけがてんこ盛り。同伴した知り合いが視聴後に漏らした言葉は「公式が病気」。うむ、確実にタグとしてはそれがふさわしい作品であった。

 先に残念だった部分を描いておくと、今作では豪快チェンジによる面白味はやや薄い。前作「幽霊船」の時もそこまでフィーチャーされてはいなかったけど、特に固まったコンセプトがあって豪快チェンジしているわけではなく、短い時間の中でなるべく多くのシリーズに触れておこう、という程度の変身がほとんど。今作はテーマが「監獄からの脱獄」という独特なものだったのだから、何か特殊な戦隊と絡めればもう少し面白い見せ方もあった気がするのだが、そのへんはちょっと物足りない。作中でいざ監獄に侵入するときにルカが必死にピッキングで鍵を開けたり、ゴーミンに見付からないように逃げ回ったりするシーンがあるのだが、「そこはカクレンジャーに変身すれば良くね?」とか思った。いや、真面目に突っ込んだらアカンのは分かってるんだけど。

 真面目に突っ込みだしたら、問題はそんな些細なレベルじゃない。冒頭、ガレオンとドルギランが互いを砲撃しながら摩天楼を滑空するシーンからいきなり「お前ら正義のヒーローやろうが! 街壊しすぎや!」ってな始まり方だし、開始10分でタイトルの「VS」の部分が何の意味もなさなくなるという子供だましにもならない投げっぱなし脚本には思わず苦笑い。ギャバンがゴーカイジャーを捕まえた理由、誰か分かりやすく説明して下さいよ。「こうするしかなかったんだ……」って、こうしても駄目だよ! 単に敵がド阿呆だったから良かったけど、普通に考えたらさっさと処刑されて終わりだったよ! あ、でも処刑シーンでルカやアイムが宙づりにされてるシーンは嗜虐心をそそる良いものだったな!

 そして、明らかに後付けて産み出されたマーベラスとギャバンの出会いの物語。あの当時のショタっ子マーベラスは一体何をする少年だったのだろうか。貨物船に乗って移動してたってことはまだ赤の海賊団に所属してなかったってことなんだろうけど、そんな状態の孤児を見付けたなら、刑事は保護しろよ。なんでそのままお別れだよ。「やっぱりあのときの少年か」じゃねぇよ。アカレッドに拾われたから良かったようなものを……「よろしく勇気」してる場合じゃないっつうの。

 などなど、脚本面は本当に正しく「お子様向け」なわけだが、そうした無茶苦茶さが、今回の映画の基本コンセプトの無茶苦茶さと相まって、完全にギャグになっているのがずるい。これって「笑ってはいけない宇宙刑事」やぞ。「豪快チェンジに面白味が無かった」っていったけど、バトルケニアとデンジブルーだけは例外。あの扱いはズルいし、無茶だし、笑えるし。すげぇな、魔空空間に行くにはバトルケニアとデンジブルーのレンジャーキーがあればいいんですよ……何でだ。なんで繋がるんだ。ひょっとしてそれがバトルフィーバーとデンジマンの大いなる力だった可能性すらある。それなら納得するしかないけど。

 あとはもう、「大葉健二フェスティバル」という、ただその一点に尽きる。曙四郎と青梅大五郎が登場する、っていうのは事前に聞いていたけど……まさかああいう形で出ることになるとは……すげぇな、今の特撮技術って。やりたい放題やないかーい! もう、あのワンシーンだけでも今回の映画は満足です。

 その他にもいっぱい笑ったし、いっぱい感動したんだけど、覚えている部分だけであげていくと、ギャバン側としてみると、やはり新しい世紀の銀幕に舞い降りたギャバンが容赦無く格好良い。テッカテカの銀色ボディっていうのは、現代のクリアな画質だとものすごい違和感なんだけど、その違和感が、超越的な雰囲気を醸し出していて余計に格好良く見えるのだ。戦隊ヒーローとはまた違う、「こいつはなんだか強そうだぞ!」と思わせるだけの迫力がある。そして、そんなギャバンに対抗するために作られたコピー兵器、ギャバンブートレグ。こちらはコピーのくせにかなり大胆に外装がリメイクされていて、一目で分かるようにイメージカラーも銀に赤がプラスされている。この造形もまた格好良いんだわ。これだけで新しいメタルヒーロー1本作れちゃうんじゃないかと思えるくらいに。時代を越えた「メタル」の活躍が見られただけでも、とても勉強になったし、感動した。

 そして「ゴーカイジャー」側を見てみると、マーベラスの原点となった物語がメインとなるのに加えて、熟し切った6人の関係性が印象的。すごく自然だったので見過ごしがちだけど、結局デンジブルーのレンジャーキーを実際に使ったのはジョーだったし、バトルケニアの方はハカセが使っている。すごく自然に役割分担が出来てるから、こういう小ネタも綺麗に決まる。他にも、監獄内を走り回っているシーンを良く見ると、先頭がマーベラスなのは当然として、実は必ず最後尾にはジョーが張り付いているのだ。これは、しんがりを務めて仲間の安全を確保する副官ポジションをジョーが自然にやっているってことなんだろう。何気ないドタバタの中にも、ちゃんと6人の関係性が見えるのが面白い。

 そして、懐かしの怪人たちのチョイスが心憎い。ジェラシットは完全にギャグ要員でしかないが、まさかのスニークブラーザーズ再来。しかもヤンガーが居なくなってシスターが現れるとは……いや、「エルダー」「ヤンガー」「シスター」っていう区分はどっかおかしい気もするけどさ。

 あぁもう、なんだかよく分からないとっ散らかった感想になってしまっているけど……とにかく面白かった。これ、もう1回観に行きたいくらい。余談だが、劇場で販売されているパンフレットに、声優関連ブログ向けの良く分からないオチがあったので紹介しておく。今作はちょい役(上記の「シスター」役)で加藤英美里が登場しており、パンフには英美里の略歴が紹介されているのだが、絶妙な誤字っぷりである。新しい焼酎の飲み方か。

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 沢城先輩に手込めにされるあおちゃんマジウェッヒヒ、第3話。ボチボチ、この作品の良い部分と悪い部分がはっきりしてきたみたいですな。

 意外なことに、シナリオ面では案外統制の取れたお話になっている。「歌って戦う」という根本的なデザインのおかしさを除けば、翼が奏を思うあまりに響にぶつけてしまう感情は2話にわたって描かれてきたのでそれなりの説得力を持つし、響が戦うモチベーションに関しても、単細胞な性格が幸いしてそこまで不自然なものではない。また、響は過去になにがしかの秘密があることも仄めかされており、そのあたりへ興味を引っ張る役割もそつなくこなしている。ノイズや聖遺物についての謎も安易ではあるがシンプルで見やすくなっており、この手のオサレ能力バトルものにありがちな「何が目的で何を手段として戦っているのかよく分からない!」っていう状況にはなっていないのだ。ま、ノイズの存在については突っ込みどころは多い気もするけど、そのへんは1話で散々わらかしてもらったので良しとしよう。

 アニメの中身としても、戦闘シーンに気合いが入っているのはよく分かる。技名表示を伴った大見得を切る演出は何だか浮いている気もするのだが、がむしゃらに戦う響の壊れた感じとか、圧倒的なシンフォギアのパワーはよく出ていると思う。これにあおちゃん達の気持ちの良い演技が乗っかって、求心力は非常に高い。このままの中身で見せ場を連発してくれるなら、案外当たりの作品になるのかもしれない。

 ただ、不満が無いわけではない。一番問題なのは、現代アニメとしてはちょっとまずいくらいの作画の手抜き部分。1話からずっとキャラ作監が落ち着かず、何だか違う作品のキャラが共存しているような違和感についても気になるところだが、それにも増してバトルのような見せ場以外の処理があまりに適当過ぎる。一番笑ったのは翼がマネージャーを連れて基地の廊下を歩いてるカット。一体どんな方法で歩行しているのか全く分からない、動画のイロハも知らないようなひどいシーン。次のカットも一切動画を埋めずに動かすという紙芝居じみた処理になっており、「もう少し細かい部分に気を遣ってもらわないと……」と心底しょんぼりした。こういう些末な部分から作品を見限る人間だっているのだから、最低限のお仕事はちゃんとして欲しいものである。

 ま、今回のラストで彩陽キャラも登場し、悠木・沢城・高垣という我が心の「まじもん」3人が出揃った。この作品、中の人中心でお話を見てると面白いのよ。「高山みなみの業績に憧れてストイックに歌の道に励む水樹奈々」に憧れたあおちゃんが空気読まずに「私も歌を頑張ります!」って言って飛び込んできて、水樹奈々が「歌い手ってのはそんな甘いもんじゃねぇんだよ! お前がTWO-MIXになれるわけねぇだろ!」と叫んではねのける。それを「歌とかどうでもいいや」って高見の見物してる沢城先輩が煽る。そこに、全然違う経緯で同じ道に進んだ優等生の彩陽が登場。次回、現場のたたき上げVS音大卒。

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オワター!
 
Archangel’s Light 大天使の光 (7)(W) M
ソーサリー
あなたは、自分の墓地にあるカード1枚につき2点のライフを得る。その後、あなたの墓地をライブラリに加えて切り直す。
 
 このセットのカードナンバー1を刻印されたのは、史上初、白の神話ソーサリーであった。神話レアの情報がほとんど出きって「残りあと1枚」でコレが出てきた時のがっかり感と言ったら、そりゃもう。確かに回復量はかなりのもの。現在カルトな人気を誇る「青緑発掘」の「骨までの齧り付き」が絶望的なライフアドバンテージを生みだしていることを考えれば、とにかく墓地ならカウントしてくれるこのカードの回復量は、専用デッキならばかなりの量になるだろう。それこそ「忍耐の試練(JDG)」で余裕で勝てるレベルで。でもさ、僕らが8マナの神話カードに求めているのは、そういう仕事じゃないんだよね。いや、そもそも8マナのカードはあんまり求めてないんだよね。流石に大天使も、ご威光だけでは仕事も果たせずじまいである。
 
 
Bar the Door 扉に閂 (2)(W) C
インスタント
あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+0/+4の修正を受ける。
 
 すっかり隆盛しちゃった闇に負けじと、必死に抗う人間たちの様子を描いたカード。ドラマやアニメではこうして必死に閉ざした扉というのは結局ブチ破られる運命にあるわけだが、ある程度の時間稼ぎにはなるってもんだ。で、フレーバー的には頑張っているカードなのだが、実際の試合中に時間が稼げたりするかというと……「結束(8ED)」を使っているプレイヤーってのは見たことがないので、このカードもグルグル回せばいいんじゃないかな。これを撃ったターンに「グリセルブランドの信奉者」で……
 
 
Break of Day 暁天 (1)(W) C
インスタント
あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。
窮地 – 加えて、それらのクリーチャーはこのターン破壊されない。
 
 勇敢な防御(ZEN)」などの流れを組む全体強化呪文。みみっちい効果ではあるのだが、実はゼンディカー当時は「勇敢な防御」もそれなりに使われたという背景がある。とにかく早く展開したもん勝ちの環境なら、数を笠に着てテンポを落とさないトリックは、どれだけ些細でも意味があるのだ。このイニストラード世界も、白はとにかく速攻パンチの色。上手い具合に「宿命の旅人」やら「物騒な群衆」あたりが集まりまくったら、案外この2マナのダメージ増加も馬鹿に出来ないのかもしれない。窮地モードはおまけ程度だが、使われると結構衝撃的。「負けかけた状態をより長生きさせる」効果じゃなくて、「負けかけた状態をひっくり返せる」効果にして欲しかったもんだけどね。
 
 
Burden of Guilt 罪の重責 (W) C
エンチャント・オーラ
エンチャント(クリーチャー)
(1);エンチャントされたクリーチャーをタップする。
 
 白が得意とする、いわゆる「平和な心」系のオーラだが、1マナという最軽量で与えられた代わりに、毎ターン抑止コストが必要になってしまった。普通にアタッカー・ブロッカーを抑える目的ならばこれは当然デメリットであり、少ないマナでやりくりしなきゃいけない序盤は特に大変。もちろん、中盤以降になれば、デカブツを手軽に抑えられる基本除去にはなるだろう。一応、白には珍しくタップで抑える形なので、システムクリーチャーの起動タイミングも抑制出来るのはこのカードの強み。
 
 
Curse of Exhaustion 疲労の呪い (2)(W)(W) U
エンチャント・オーラ、呪い
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされたプレイヤーは、各ターンに1つしか呪文を唱えられない。
 
 唯一白に収録された呪いカードは、一方的な「法の定め(10ED)」。「法の定め」はこちらにも影響があるので特定のコンボなどを封じる以外ではほとんど使われないカードであるが、このカードならば相手だけを一方的に阻害出来るので、そこそこの期待は持てるカード。ただまぁ、「相手が手数で攻めるデッキだと刺さる」はずなのに、既に手遅れ気味の4ターン目にようやく設置では、ちょっと間に合わない気もするけど。そして、このイニストラード世界に限定すれば、「1ターンに呪文を2つ唱えられない」ということは、「自発的に人狼の変身を解除することが出来ない」ことを意味する。ということは、人狼デッキがこのカードをねじ込めば、安心して変身ライフが堪能出来るということにもなる。ただし人狼は赤緑。このカードは白のダブルシンボル。駄目っぽいな。
 
 
Elgaud Inquisitor エルゴードの審問官 (3)(W) C
クリーチャー・人間、クレリック
2/2 絆魂
〜が死亡したとき、1/1で飛行を持つ、白のスピリット・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
 
 ごてごてと色々付けられた「宿命の旅人」。レアリティは違うかもしれないが、「メドウグレインの騎士(LRW)」は同様に2/2絆魂におまけ付きで2マナだった。となると、このクリーチャーは4マナだとちょっと寂しい。「霊廟の護衛」のスピリットトークン1個が絆魂に置き換わったと考えても、何だか釈然としない取引であろうし、ライフゲインが目的としても、「マルコフの上流階級」に見劣りするのは頂けない。こいつの最大の売りは白の人間であるという点であり、うまいこと「尖った三つ叉」や「銀の象眼の短刀」との組み合わせが叶えば独自のうま味も利用出来るのだが……まぁ、そこまで期待せず、クリーチャーの頭数が不足気味なら検討しよう。タッチしやすいので、赤や黒が生け贄用の人間を捜しているときには丁度良いコマになるかもしれません。
 
 
Faith’s Shield 信仰の盾 (W) U
インスタント
対象の、あなたのコントロールするパーマネント1つは、ターン終了時まであなたが選んだ色1色に対するプロテクションを得る。
窮地・代わりに、あなたのコントロールするパーマネントは、ターン終了時まであなたが選んだ色1色に対するプロテクションを得る。
 
 毎度お馴染み、プロテクション付与呪文。普通の状態なら単体だが、窮地に陥ったときには「アクローマの祝福(ONS)」レベルまでグレードがあがる。リミテッドならどちらのモードだろうと必須カード。カウンター要員、ブロッカー排除要員などにフル回転である。ちなみに、イラストを見る限りでは、信仰の盾ってのは案外具体的な盾のことみたい。ミラーシールドだから火の玉でも跳ね返せる。そしてこのポーズは……ティンベー&ローチン!
 
 
Gavony Ironwright ガヴォニーの鉄大工 (2)(W) U
クリーチャー・人間、兵士
1/4
窮地 - あなたのコントロールする他のクリーチャーは、+1/+4の修正を受ける。
 
 3マナ1/4という実に普通のステータスを持った職人さん。「鉄大工」っていう言葉はあんまり日本語として正しくない気もするのだが、「Ironsmith」が「鉄鍛冶」の定訳だから仕方ないのかな。日常的にはただの人。今の白じゃぁ「村の鐘鳴らし」に笑われるだけなので大した出番もない。だがしかし、窮地に陥ると「こんなこともあろうかと!」と叫んで用意しておいた鉄製武具を取り出して、周りの味方のタフネスをがっつり上げてくれるのだ。今は昔、「祝福された語り部(ODY)」がタフネスを1上げただけでも鬱陶しかったというのに、みんなして4点も上がったらエラい騒ぎ。そりゃぁ火事場のクソ力って馬鹿に出来ない。でもなぁ、やっぱり自分が虫の息になることが前提のカードってのもなぁ。
 
 
Hollowhenge Spirit ホロウヘンジの霊魂 (3)(W) U
クリーチャー・スピリット
2/2 飛行 瞬速
〜が戦場に出たとき、対象の攻撃クリーチャー1体かブロック・クリーチャー1体を戦闘から取り除く。
 
 4マナ2/2フライヤーが瞬速っていうだけでもなかなかのお仕事。かつて「露滴のスパイ(MOR)」や「天界の十字軍(TSP)」も大活躍してくれた。このカードもそれだけのお仕事で充分なカードだが、ついでにちょちょいと戦闘をいじる悪戯もやってくれる。例によって「アタッカーかブロッカーをリムーブ?! すげぇ強い!」と思ったら、単に戦闘から取り除くだけという。まぁ、それでも相手のアタックを1回無かったことにできるし、相手のコンバットトリックを潰すことが出来れば値千金。リミテッドならば小手先芸としては充分な仕事だろう。
 
 
Midnight Guard 深夜の護衛 (2)(W) C
クリーチャー・人間、兵士
2/3
他のクリーチャーが1体戦場に出るたび、〜をアンタップする。
 
 めっちゃ警戒する人。別に3マナ2/3なんだから普通に警戒でもいいんじゃないか、という気もするのだが、こちらの能力の方が「閉所恐怖症」対策になったり、タッパーに強かったり、一応意味はある。もちろん、同じようなコストで「礼拝堂の霊」や「声無き霊魂」が手に入ってたんだから、白はそっちを使えばいいんじゃないか、っていう考えもあるのだが、こいつは人間なので装備品との相性が抜群なのが売り。イラストのようなシチュエーションを再現するために「猛火の松明」をぶん投げながらアタックとかいう小技も出来るぞ。
 
 
Niblis of the Mist 霧のニブリス (2)(W) C
クリーチャー・スピリット
2/1 飛行
〜が戦場に出たとき、対象のクリーチャー1体をタップしても良い。
 
 空飛ぶ「睡魔術師(SHM)」。「睡魔術師」もリミテッドではそこそこ使われたカードなので、アタック能力を大幅アップさせたこのクリーチャーも、リミテッドでは中軸をなす存在。よりアグレッシブに殴って守れた「声無き霊魂」と比べるとちょっと切ないが、こいつは中盤以降に引いても最後の一押しのサポートが出来るといううま味がある。そして、なんといっても日本語のフレーバーテキストが厨二臭くて痛々しいのが良い。「燃えさかる火だって、俺の心臓の中の寒気を暖めたり出来ないよ」。霊捕らえのヴォンさんに、一体何があったのか。
 
 
Niblis of the Urn 壺のニブリス (1)(W) U
クリーチャー・スピリット
1/1 飛行
〜が攻撃するたび、対象のクリーチャー1体をタップしても良い。
 
 そういえば「ニブリス」ってなんなんだろう。調べて見てもよく分からなかったのだが、霊魂の一形状なんだろうか。少なくとも「ニヒリス(FUT)」とは関係無いんだろうなぁ。で、そんな謎のニブリスのうち1体だが、こちらもタップを生業としており、しかもアンコモンなので殴るたびに毎回タップ出来る。つまりブロッカーを毎ターン優先して1体無効化出来るということであり、他のクリーチャー支援も考えるとかなりの突破力を誇る。相手はフライヤー1体ではなかなか止められないし、「甲冑のスカーブ」や「要塞ガニ」などの1枚壁で堪えようとする相手には効果覿面。案外堅実なクロックが期待出来るんじゃなかろうか。ま、「不可視の忍び寄り」とは比べるべくもないけど。
 
 
Requiem Angel 鎮魂歌の天使 (5)(W) R
クリーチャー・天使
5/5 飛行
あなたのコントロールする他のスピリットでないクリーチャーが死亡するたび、1/1で飛行を持つ、白のスピリット・トークンを1体戦場に出す。
 
 今回のレア天使。頼みの綱のアヴァシン様がいなくなっちゃったおかげでイニストラードの天使業界も色々と大変そうだが、そんな中でも頑張ろうとしている天使は、6マナ5/5のダイナミックボディ。これならそれなりの迫力だし、シングルシンボルなので決戦兵器としてタッチもしやすい。そして追加の能力は、周りの死体を全て有効利用する「死後の生命(MMQ)」みたいなリサイクル能力。普通にお前一人で殴りきれるやろ、とは思うのだが、とにかく強いことは間違い無い。似たようなカード群と違ってトークンの死にも反応してくれるので、これを使ってゾンビトークンをスピリットトークンに生まれ変わらせるプレイとか、なかなかメニアックで楽しそうである。
 
 
Sanctuary Cat 聖所の猫 (W) C
クリーチャー・猫
1/2
 
 猫! やばい、可愛い! Magic業界で猫クリーチャーっていうとナカティルだったりレオニンだったりニショーバだったり、「猫科の動物的な何か」な場合がほとんどであり、純正猫は見たことがなかったのだが、この猫は本物だ。そして、意外なことにタフネスの方が多いというディフェンシブステータスなのだ。「無私の聖戦士」とか「錯乱した助手」とか、人間のくせにこのにゃんこに一方的に負けてしまうのだ。おそるべし、猫。可愛い顔してやるときはやるんだ……ん? デッキのどこに入れたらいいかって? ……俺は財布とか写真立ての中をお勧めする。しかし、こんなどこにでもいそうな生き物までクリーチャー化するとは……そのうち「山田さんちのペス」みたいなカードも出てきそうである。まぁ勇丸だって似たようなもんか。
 
 
Silverclaw Griffin 銀爪のグリフィン (3)(W)(W) C
クリーチャー・グリフィン
3/2 飛行 先制攻撃
 
 流石に何かの同型再版やろ、と思ったら案外そうでもなくて驚いたクリーチャー。一応ステータスと能力が同じカードを探すと、赤の「剣歯ワイバーン(EXO)」まで遡る必要があるという。何だか凄い歴史の重みだ。そしてこれを別な言葉で言い換えると、「チドリの騎士(LRW)」の下位互換だ。着実にコモンレベルでのデフレは進んでいるみたいである。頑張れ開発チーム。リミテッドならそれなりだけど、「絞首台の守部」すらそこまで人気じゃない現在の環境ではどんなものかね。
 
 
Skillful Lunge 熟練の突き (1)(W) C
インスタント
対象のクリーチャー1体は、ターン終了時まで+2/+0の修正を受けるとともに先制攻撃を得る。
 
 雷の一撃(M11)」の色変更カード。白い文脈で言うなら「狙い撃ち(JDG)」とかの流れ。同じ世界に種族限定とはいえ効果をばらまく「吸血鬼の怒り」があることを考えるとものすごく地味なのだが、やっぱり確実に対象のクリーチャーに使えるこちらの方が強いのである。手軽に戦闘をいじって前進を続けるためのサポートとしては充分な効果。ちょいちょい集めてちょいちょい使おう。余談だが、Magic的文脈だと、どうやら中・遠距離武器である槍は先制攻撃で表現されているらしい。「投槍兵」以外に「槍兵」の名前を持つクリーチャーの多くは先制攻撃だし、「影の槍(GPT)」なんかも先制つけるし。
 
 
Thraben Heretic スレイベンの異端者 (1)(W) U
クリーチャー・人間、ウィザード
2/2
(T):対象の、いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を追放する。
 
 2マナ2/2の熊ボディに「死体焼却(GPT)」的能力を内蔵させたヤらしい娘。単に1枚リムーブするだけで意味があるのか、という疑問も出るが、リミテッドでの墓地大好きプレイヤーには鬱陶しいことこの上ない。先んじて出されてしまうと「縫い合わせのドレイク」などの青ゾンビの登場手段が一気に限定されてしまうし、「グール起こし」などで掘り起こすこともままならぬ。「骨塚のワーム」も「裂け木の恐怖」もサイズミニマムのままで死にゆくさだめだ。フラッシュバックを取り除けないのでまだ良識があるが、コレ1枚でリミテッドデッキの一部を殺し尽くせることを考えれば、かなりキラー風味な1枚。そう考えると、「萎縮した卑劣漢(ONS)」ってやっぱり凄かったんだな。オデッセイじゃなくて次のオンスロートにいれてたのが当時のウィザーズ社だったんだよな。今のスタッフは同じブロックに入れるから困る。
 
 
Artful Dodge 巧みな回避 (U) C
ソーサリー
対象のクリーチャー1体は、このターンブロックされない。
フラッシュバック・(U)
 
 もう、効果とかそれ以前にイラストの愉快さが際立つカード。ひょーん、って感じで、どこ辺が巧みなのか小一時間問い詰めたいけど、きっと巧みなジャンプなんだろう。まさにアートフル。効果としては、当時の環境で一撃死を呼ぶために人気だった「ひずみの一撃(ROE)」に近い。手軽に2回使える突撃兵器は、様々なギミックを生みだして人の命を奪いにいける。軽めのデッキで最後の一押しに使うのも良いし、ブロッカーが鬱陶しく感じる狼男デッキなら7/7を突っ込ませるのに使える。吸血鬼と組めば「血に狂った新生子」なんかが1つ目のカウンターを得るのに使えるだろう。青単色でも、「好奇心」と組み合わせてアドバンテージ、なんて小技も狙えるかもしれない。つまり、どんな色と組み合わせても大体無駄にはならないってことだ。今後は注意しなきゃいけないスペルだか、注意しても仕方ない部分があるのが困りもの。ひょーん。
 
 
Bone to Ash 骨を灰に (2)(U)(U) C
インスタント
対象の呪文1つを打ち消す。
カードを1枚引く。
 
 放逐(TMP)」の名称変更再録カード。現在基準となっているカウンターが「取り消し」の(1)(U)(U)であることを考えれば、そこに1マナ追加でキャントリップなのだから、恐ろしく効率が良いことになる。「放逐」は当時のパーミッションでも活躍していたし、今後のコントロールでは注目に値するカードだろう。現在はやはり「マナ漏出」の強さが際立つので4マナのカードは手が伸びにくいかもしれないが、少なくとも「霧の中の喪失」を使うよりはこっちの方が何倍も強い。コモンで使い甲斐のあるカウンターが出たのって久し振りな気がする。
 
 
Call to the Kindred 同族の呼び声 (3)(U) R
エンチャント・オーラ
エンチャント(クリーチャー)
あなたのアップキープの開始時に、自分のライブラリを上から5枚見ても良い。そうしたなら、それらの中からエンチャントされたクリーチャーと共通のクリーチャー・タイプを持つクリーチャー・カードを1枚戦場に出しても良い。その後、残りのカードをあなたのライブラリの一番下に好きな順番で置く。
 
 準備に多少の手間はかかるが、上手いことやれば毎ターンコスト無しでクリーチャーが増やせるうちでの小づちみたいなオーラ。4ターン目に「甲冑のスカーブ」に張ると、そこから「その場しのぎのやっかい者」や「縫い合わせのドレイク」がモリモリ湧いてくるかもしれないのだ。そりゃなかなか。また、珍しいケースだが、ミラーマッチ気味ならば相手クリーチャーに張ることで除去耐性を上げるという使い方も出来る。相手の「アヴァシン教の僧侶」に張っておくと、人間クリーチャーが出し放題になるのだ。リミテッドならなかなか面白い嫌がらせじゃなかろうか。構築の場合には何か綺麗な種族デッキを組む時に可能性を検討すればいいわけだが、オーラなので以下略。呪禁持ちのトラフトさんに張ると、2体目3体目のトラフトさんが……共倒れ。
 
 
Chill of Foreboding 預言の寒気 (2)(U) U
ソーサリー
各プレイヤーは、自分のライブラリを上から5枚墓地に置く。
フラッシュバック・(7)(U)
 
 効果を3倍にした「夢のよじれ」だが、ソーサリーになり、コストは3倍、フラッシュバックに至ってはコストが4倍。これで一箇所を3倍のパワーで削るならいいのだが、お互いのライブラリを5枚削るってんじゃ、どっちが目的か分からないので色々無駄な感じ。「フラッシュバックなどを求めて自分のライブラリも削りたいけど、最終的に相手のライブラリを削って勝つデッキ」って……いや、俺はたまに組むけどさ。あんまりメジャーじゃないよね……一応1枚でライブラリ10枚アタック出来るので、決戦兵器と言えないこともない。でもなぁ、8マナじゃなぁ。
 
 
Counterlash 対抗激 (4)(U)(U) R
インスタント
対象の呪文1つを打ち消す。あなたは、その呪文と共通のタイプを持つ土地でないカード1枚を、マナコストを支払うことなく唱えても良い。
 
 たまに出てくる、超絶重たいボーナスカウンター呪文。基本的にこのジャンルにヒット作は存在していないが、記憶に残るところでは「呪文乗っ取り(JDG)」やら「抗い難い知力(SOK)」なんかがあった。このスペルはその最新作で、カウンターすると同時に、その尻馬にのって自分のスペルを唱えることが出来るようになる。クリーチャーを打ち消すと同時に「霜のタイタン」が舞い降りたり、「ルーン唱えの長槍」を打ち消してこちらの「戦争と平和の剣」を着地させたり、結果だけを見れば確かにひどいのである。「カウンターを構えているせいで他のスペルが使えない」というパーミッションの悩みを、意外な方向から解決してくれる。また、コスト踏み倒しスペルとしての側面もあり、これでクリーチャーを打ち消せば「エムラクール」を「手札から」「唱える」ことが可能になる。デッキ次第では6マナで勝てるカードといえるわけだ。まぁ、結局6マナなんですよね。リミテッドならばちょっとしたサプライズに。構築では一発狙いのネタデッキが出てくるかどうか。「精神の願望(SCG)」だって6マナで天下を取ったんだから、やってやれないことはない! やらずに出来たら超ラッキー!

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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
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