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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 わーい、暗殺者チームの皆さんだー、第27話。今回が最後の登場シーンになりますかねぇ。ここにきて最後に仲の良い様子が見られたのは嬉しかったよ。ほんと、アニメ版はチームの仲の良さがやたらと強調されてたよな。

 さぁ、ボス対リゾットの大決戦。実はこの戦い、絵面としては割と地味なんだよな。リゾットが本当に「暗殺向け」というか、派手にドーンバーンする能力じゃないので、実際今回ドッピオはほとんど一箇所に座った状態で試合が展開している。釘だのハサミだのと使われている道具立ては派手なのだが、アクションとしてはかなり地味。だからこそ原作での盛り上がりが際立つわけだが、アニメでも色々と工夫を凝らして少ない動きでメリハリをつけようとしている。メスをクルクルさせて場所を特定しようとするアクションとか、ドッピオがなんであんな器用なんだよ、っていうくらいに動きがシャキシャキしてんのね。あと「黄色い血」がちょっと黄色すぎるのがかえって怖かったり、リゾットさんが最後の一撃を見舞おうとして「メタリカァ!」って叫んだ時の謎ポーズと謎演出とか、見どころは本当に多い。

 もちろん、もし初見の視聴者がいたとしたら、疑問に思う部分も多いことだろう。「は? 人体の鉄分だけでそんなにカミソリだのハサミだの作れるわけないやろ」とか「鉄分が操れるのとカメレオンみたいに背景に溶け込むのにどんな関係があんねん」とか。まぁ、そうだな、当然の疑問だな。でもさ、ほら、それってすでに20年前に出てるやつだから、諦めてくれまいか。なんかこう、良い具合に、ほら、そういうやつだよ。一応、リゾットが非常な努力家で、あんまり強くなさそうに見える自分の能力にもめげたりせず、鍛錬を積んでなんとか暗殺に役立ちそうなスキルにまで能力を昇華させた結果がこれ、っていう理解はしている。カメレオン能力は微細なメタリカそのものを活用できる能力として一応思いつくだろうし、わざわざ人体の鉄分をカミソリやハサミに模して成形するのは、多分その方が能力としてイメージしやすかったからなんじゃなかろうか。ほら、クラピカだって念能力を鍛える時に1日中鎖を触っていたっていうし、漠然と「なんか鉄分を動かす」っていうよりも「体にハサミを作る」の方がイメージしやすくて、トレーニングが捗ったんだよ。まぁ、その割にカミソリとか釘とかかすがいとか種類は豊富なんだが、たまたま身の回りにそういうものがいっぱいあったんだよ。

 そうして身につけたリゾットの能力をフル回転させて戦ったわけだが、最終的には「予知部分と腕だけ」というキングクリムゾンのパーツだけに敗北してしまう結果となった。こうしてみるとやっぱりドッピオの戦術眼もなかなか優秀である。キンクリの腕で殴る描写はどんな風に描かれるのかと思ったが、予想以上にダイレクトに「腕」だったな。ちょっと面白かったわ。そしてようやく現れた主人公チーム。ここの展開でいっつも気になるのは、荒木先生は今回のバトルの展開をどこから着想したんだろうっていうこと。「ラストをエアロスミスで決める(少なくともブチャラティチームの誰かの能力で決める)」ってのはおそらくアイディアとしてあったのだろう。三つ巴みたいな状態で、2者が争っているところに意図せぬ第三勢力が関与し、知らないうちにどちらかに与していた、なんてのはいかにも面白い展開だ。そして、当然「意図せず」の部分を重要視するなら遠隔で半自動攻撃ができるナランチャが選ばれ、エアロスミスが絡むならば「二酸化炭素で感知されないボス」が必要になる。そこから逆算することで「体内のヘモグロビンが機能していない状態」を思いつくわけだが……いや、思いつくか? そんな変な能力でこんな大事なバトルを作ろうと思うか? ……やっぱり荒木先生の頭の中は謎なんだよなぁ。いや、面白い。

 さて、次はどうなるのかといえば……サブタイトルなぁ……ジョジョの歴史の中でも屈指の名タイトルとなる次回の展開。もう、ここからはノンストップだな。

 

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4月20日 ドラフト模様(RNA×3)

ピック順 【Thraxi】→【Chrolony】→【Alessi】→【Tanaka】→【Metallica】→【Serra

 

 「献身」環境最終戦!(予定) なんとかゴールまでたどり着いたこの環境。最後はみんなの予定が合わない中、あれこれと日程調整をして土曜の夜という変則日程で粛々と行われる予定だったのですが、稀人(まれ?)が予想外の来訪、めでたく6人戦にすることができました。来るのが一週間早いんじゃねぇかと思ったら、どうやら来週もくるらしい。新幹線の代金だけでも大層なもんになるんだが、大丈夫か?

??「JRはもっと新幹線を安くすべき。自由席よりももっとキツい不自由席っていうのを作って2000円くらいで売るように打診してみようか?」

 

 とにかくこれでギルド門の飛び交うラヴニカらしい世界とはお別れ。来週は、私がプレリに参加出来ればそこで先行発売の「灯争大戦」の箱を購入するつもりなので、そちらのドラフトが開催されます(不測の事態で箱が買えない場合は本当に申し訳ありませんが、献身ドラフトにするしかないと思います)。日時はこれまた変則で日曜深夜23時開始となります。現時点でレギュラーメンバーで欠席報告が1人出ているんですが、その代わりに上述の通りに東京1名、さらに神戸1名と三重1名もすでに参戦意思を表明しており7人戦の予定。愛知が来るかどうかは知らない。もし来ても、席は空いてますよ。

 

 

 


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 欲望ノンストップ、第2話。知ってたよ、ブレーキなんて無いってことくらい。しかし覚悟の上を軽々と乗り越えてくるなぁ……。

 幾原作品第2話は非常に重要なポイントである。いや、全話大事なのは当然なのだが、第2話には特別な意味があって、「1話目と見比べて、どこからどこまでがバンクシーンになっているのかを確認する」という作業が入るからだ。まぁ、今作の場合は特に厳密な意味でのバンクはあまりないのだが(全部早回しにされたから)、どの画面、どの演出がルーティンとして存在している部分で、どこからが「今回の話数で切り取られた事象」なのかを判断し、作品のベースを探っていくことになる。今回で言えば、「尻子玉搾取シーンは変身バンク扱いなのかよ!」とか、「毎回歌うのかよ!」とか、そういうことが確認できるわけですね。まぁ、だいたいにおいて、こうして「バンクだ」と認識したシーンも最終的には意味が変質し、破壊されていくことの方が多いのだけど(ユリ裁判しかり、生存戦略しかり)。

 あとはまぁ、2話目までで注意する必要がある基本設定を確認し、今後の展開の焦点を絞っていくことが目的だろうか。幸いにして、今回のお話の表層部分は比較的シンプルになっており、本当にルーティンだけのお話だと割り切れば旧作に比べるとわかりやすくはなっている。基本構造は「ケッピに目をつけられた主人公トリオが、毎回指令を受けてカパゾンビを退治する」という構造。プリキュア的といえばそうだし、戦隊ヒーローものに近いとも言える。一応カッパ形態での演出を見れば古式ゆかしいヒーローもののテイストは意識しているだろう。無理やり幾原作品に繋げるなら、ほんとのほんとにこじつけて「ウテナ」の構造に近いともいえるかもしれない。いや、無理があるけど。

 主人公チームは3名、メインとなる一稀は1話のテーマとなった「ハコ」を抱えた男の子。この世界の「箱」は秘密を隠し持つことの暗喩として使われており、おそらく同じように「容器」としての性質を持つ「皿」がこの作品のタイトルにまでなって重要な位置を占めることと対比をなす。「箱」は「何かを入れて、蓋をして、閉じる」ところまでが前提とされるが、「皿」は載せられたものが常に開示された状態で、むしろ陳列することを目的とし、外界との「つながり」を持つ。「箱」が開かれ、「皿」にのせられることが、今作では「秘密の開示」につながるわけだ。おかげで、「箱」の主人公たる一稀には秘密が多い。1話目の時点で最大の秘密が明かされたんじゃねぇかと思われたのに、2話目でもナイスピッチでとんでもないネタを投下してきた。ぱっと見には善良そうな主人公が、文字通り「蓋を開ければ」どんどん悪行を吐き出していく様子を「漏」の一文字で表現しているのはなんともシニカルである。

 チーム2人目は目つきの悪い久慈。あっという間に手繋ぎデートにまで発展した関係性には笑うしかないが、彼はアニメの主人公としては珍しいくらいにストレートに悪いことに手を染めている。1話目では大胆に車上荒らし、そして2話目では兄貴とつるんで人を湯船に沈め、さらに麻薬(野菜??)の密売にまで加担しているようである。ここまでストレートにあくどいことをしている人間なのだからどう考えても「正義の味方」然としたさらざんまいに参加できるとも思えないのだが、なぜかそこはファニーな関係性ばかりが目立ち、気づけばトリオの息も合っているという。彼のあくどさは、上述した一稀の「隠されたあくどさ」との対比の意味もあるのかもしれない。すでに2話目時点で本人の口から「大して変わらない」という言葉も出てきているしなぁ。ちなみに久慈兄弟を象徴するアイテムとして「金属製のものさし」があるのだが、ここにも意味があるのかどうかは現状では不明。

 そして残る3人目はメガネの燕太。彼だけは1話目時点でキャラが薄く、2話目でも3人の共通項として確認できた要素は「弟」というキーワードくらいだろうか。一稀は弟のために身を捧げ、久慈は弟として兄貴に信頼を寄せている。そして燕太も、お姉さんがいる「弟」であることだけは確認できているのだ。そしてそんな彼には別に何もないのかと思っていたら……Cパートである。あれまぁ、本当に綺麗なカットでしたわよ。こういうところで全力の作画を使ってくる制作チーム、本当に心得ている。そうかぁ、ベストコンビって言ってたしなぁ……。彼の行動原理の一端が見えたわけだが、今後この3人の「チーム」にどんな変化が生まれるのか、その辺りが主なシナリオの焦点になっていくのかしら。

 そのほかにも、今回いよいよ正式に参戦したいい声すぎる警察官コンビの立ち位置もまだまだ謎のままだし、ケッピが何者なのかも実は一切説明されていない。冷静に考えりゃ変死体が出ている時点で浅草はかなり殺伐とした状況のはずなのだが、この大事件は収束する方向に進むんだろうか? 多分、そういう部分はあまり問題にならないくらいにもっとでかいお話になっていくんだろうなぁ。とりあえず、猫はいじめるな。

 

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ウギンの召喚体 Ugin’s Conjurant (X) U
クリーチャー・スピリット、モンク
0/0
〜は+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
〜の上に+1/+1カウンターが1つ以上置かれた状態で〜にダメージが与えられるなら、そのダメージを軽減し、〜の上からそれに等しい数の+1/+1カウンターを取り除く。
 XマナでX/Xというのは「果てしなきもの」が苦心の末に実現させた夢のステータス。それまではどうしたって色マナが必要で「キヅタの精霊」のように1マナ重くなるのが常だったが、エルドラージという異質な存在が、レアという特権的な立場を行使して実現したのである。それを今回は名もなきアンコモンが簡単に実現……したのはいいのだが、その分結構なデメリットを背負ってしまった。「受けたダメージ分だけカウンターが減る」という、いわばダメージがクリンナップされない性質は「ファイレクシアのハイドラ」クラスの決戦兵器に与えられるなら仕方ないが、たかだか「ちょっとマナレシオが良くなるかも」程度の能力で与えられるには重すぎる枷。まぁ、4ターン目に4/4が出て、ワンパン出来たら満足、という考え方もあるが……これでせめて速攻でもついていたなら、相手のPW展開を見て柔軟に攻めのタイミングを選択できる有力な候補になったのだが、現時点では「とりあえず何色でも使える一時しのぎ」くらいの役割を抜け出すのは難しいんじゃなかろうか。増殖デッキならある程度リカバリーは可能なのでやや加点。

 


 
戦地昇進 Battlefield Promotion (1)(W) C
インスタント
対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。それはターン終了時まで先制攻撃を得る。あなたは2点のライフを得る。
 なんか色々やる。今回の白は増殖カラーなのでその起点となる1つ目のカウンターを置くお仕事は大事。ついでに先制攻撃もつくのでとりあえずメインから使えるコンバットトリックとしてデッキインしておき、あわよくば増殖シナジーを狙うといった立ち位置になるんじゃなかろうか。さらにそれだけじゃ物足りないってんでライフゲインまでついているが、そこを削って1マナの方が嬉しかった気もする。まぁ、こういう積み重ねが死なないデッキを作るのよね。相手に使われるとこの2点が地味に鬱陶しい。

 


 
幸運な野良猫 Charmed Stray (W) C
クリーチャー・猫
1/1 絆魂
〜が戦場に出た時、あなたのコントロールする、他の〜という名前の各クリーチャーに+1/+1カウンターを1つ置く。
 ネコちゃん、おいで。ネコちゃん……アアーッ! 最近、こうして猫の人権(にゃんけん)向上を図るカードが増えてきているのは大変結構なことである。アモンケットにはこれと同じステータスの「聖なる猫」がいてカルトーシュなどとの合わせ技で活躍したし、ラヴニカでも「気前の良い野良猫」が「手頃な死体」として活躍してくれた(哀)。そして今回は、「猫は殺すな! 生きてるうちに活用しなさい!」という動物愛護の精神から、ますます集めて楽しい新ギミックで登場。「しつこい請願者」に続く、「黒以外の色でネズミギミックを作ったらどうなるか」的な挑戦が何と猫で行われているのである。残念ながら「5枚以上入れてもいいよ」ギミックは導入されなかったのでハイパー猫まみれデッキを組むことは出来ないが、どうせこうしたギミックの主戦場はリミテッドなのだから関係無い。さぁ猫を崇めろ。ひれ伏し従え。貴方の集めた猫の数、それが忠義の証、それが強さの表れなのだ。5枚以上集まるようなら、割と洒落にならないスペック。とにかく2枚目さえ出してしまえばカウンターは乗るので、その後は増殖に絡めてゆっくりブリーディングを楽しもう。
 
 
神聖なる矢 Divine Arrow (1)(W) C
インスタント
〜は対象の攻撃クリーチャーはブロッククリーチャーに4点のダメージを与える。
 ギデオンの叱責」の同型再版。今回もおんなじ名前で良かったやんけ、とは思うのだが、この度まことに残念ながら、今回の戦争でギデオンが殉職したことが公式に発表された。今後、この効果の呪文を使うときにはもう「ギデオン」の名前が使えないのである。そのために新しい名前で生まれ変わった姿が披露されたのだろう。合掌。なお、カードとしてはそのギデオンがオケチラの矢で打ち落とされたシーンである模様。ギデさん、あんなにオケチラさんのこと気に入ってたのになぁ。とりあえず「ギデオンの叱責」と同じなんだから強いに決まっている。いつも通りに引いて、いつも通りにデッキインすればいい。ただ、今回は向かい風要素として「PWに触れない(それこそギデオン以外には)」という問題があり、非クリーチャーパーマネントの比率が増えるこの世界では若干評価を下げることになる。相手PWに打つ手がなくて立ち往生しないよう、しっかり攻めのクリーチャーベースを確保した上での採用を。
 
 
執行官のグリフィン Enforcer Griffin (4)(W) C
クリーチャー・グリフィン
3/4 飛行
 イクサランでは大変お世話になった「輝くエアロサウルス」の種族変更再版。一応恐竜はシナジーがあったのでグリフィンになったのはわずかばかりの弱体化ではあるが、まぁ誤差の範囲内。コモンで引けるフライヤーとしては破格の安定感を誇り、ちょっとやそっとの除去で落ちないアタッカーとしてこの世界でも八面六臂の活躍を見せることになるだろう。今回緑に与えられた蜘蛛枠クリーチャーのパワーとタフネスが3しかないというのも評価が上がる一因である。
 
 
ギデオンの犠牲 Gideon’s Sacrifice (W) C
インスタント
あなたのコントロールするクリーチャーかPWを1体選ぶ。このターン、あなたやあなたのコントロールするパーマネントに与えられる全てのダメージは、代わりにそのパーマネントに与えられる。
 ギデさん……。なるほどなぁ、そういう展開なぁ……。リリアナに対し、「契約した悪魔全員倒して安心してたかもしれんけど、契約書ちゃんと読みや、その後は自動的に債権者がオレになるようになってるで」という闇金ウシジマ君みたいなあくどいことをやってのけたボーラス。リリアナさんはその契約書を盾にボーラスに従わされていたわけだが、最後の最後で、ギデオンが借金の肩代わりを申し出る。ものの見事に借金で火だるまになったギデオンが力尽き、リリアナさんは債務整理をはたして綺麗な身になった、というシーンである。ギデさんは自分の命が長くないことを悟った上で、最後に自分の命を一番有効利用出来る手段としてこの肩代わりを行ったんだろうなぁ……ほんと、最後の最後まで白一色の男だったよ……生前のリリアナとの関係性を思い出すだに、涙が止まりません。というわけで、そんなギデオンの尊い犠牲は「最下層民」で表現された。まず間違いなく身代わりになったクリーチャーは死ぬ。つまりカード2枚を消費しての技になるのはほぼ間違いない。その状態でも,全軍にダメージ回避のバリアが張られるのは大きな効果だ。全軍アタック時、敵の総攻撃のブロック時、PWを守る窮余の一策などなど、使い道は多岐にわたる。犠牲になったクリーチャーが死にゆく時には哀悼の意を忘れずに。間違っても破壊不能クリーチャーに使うなんて興ざめなことはしないように(オレはするけど)。ちなみに、効果が有効なのは身代わりクリーチャーが生きている間だけなので、適当な火力なんかで先に退場させられると盾は効力を失うので注意すること。
 
 
鉄覆いのクロヴァド Ironclad Krovod (3)(W) C
クリーチャー・ビースト
2/5
 「市場のクロヴァド」に続く史上2体目のクロヴァド。ちなみにクロヴァドはラヴニカ特産のビーストのようだが、どんな生き物なのかはよくわからない。牛っぽいけど、性質としては「割と温厚でやたらでかい」。さて、今回のクロヴァドは圧倒的にバニラ。「市場」に比べると1マナ軽くなり、能力がなくなった形。最近のクリーチャーでいえば「従順な召使い」の種族変更再販。あちらはアモンケットのゾンビだったのでメリット持ちだったが、今回はほんとのほんとにバニラ、バーニラバーニラ。こういうクリーチャーが収録されている時点で製作チームが環境を遅くしようとしていることがよくわかる。がっしり構えてPWで調整する、そんな世界になるのかどうか。基本的に、増殖持ちチーム(白緑)の方が動員持ちチーム(黒赤)よりも長期戦では有利な気はする。
 
 
信頼あるペガサス Trusted Pegasus (2)(W) C
クリーチャー・ペガサス
2/2 飛行
〜が攻撃するたび、対象の、飛行を持たない攻撃クリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
 ギデオンが最後の戦いに挑む際に選んだ相棒。その顛末は「神聖なる矢」へと続く。これがほんとの「即堕ち2コマ」である。かわいそうに。性能としては最近ではおなじみの「空に連れて行く」系クリーチャー。これまで「ペガサスの駿馬」を中心に1/3が基本ステータスだったが、より前のめりなステータスにチューニングされ、狙いはより明確になったといえる。この能力が強いことは歴史が証明済みだが、コモンにこれが入っているということはそこそこ対応できるバランスということなのか、それとも、今回もまたトップコモンとして無双の活躍を見せるのか。PW環境における回避能力持ちは普段以上に評価が上がるわけで、能力自体はどう見てもトップコモンだが……。
 
 
エイヴンの永遠衆 Aven Eternal (2)(U) C
クリーチャー・ゾンビ、鳥、戦士
2/2 飛行
〜が戦場に出た時、動員1を行う。
 続けて青にもコモンで3マナ2/2フライヤーが。どんな環境でも白か青には2/2フライヤーがいるものだが、2色揃って3マナ域でぶつけてきたのは珍しい気もする。さて、「信頼あるペガサス」とどちらがより活躍できるか。幸い、二者のお仕事は全く方向性が違っており、こちらのエイヴンはシナジーを固めて動員デッキにした時に輝くタイプ。3マナコモンで2/2飛行と1/1が手に入るっていうだけでもすでにオーバースペックなのだから、ここにさらに動員シナジーを導入できれば、場に出た時の一仕事の旨味も増すだろう。こうしてみると今回の青白はめっちゃコモンが充実している気もするのだが、他の色も軒並みグレードをあげているからなぁ。
 
 
無神経な放逐 Callous Dismissal (1)(U) C
ソーサリー
対象の土地でないパーマネントをそのオーナーの手札に戻す。
動員1を行う。
 「分散」に動員付き?! 激つよコモンやんけ! って驚いてよく見たらソーサリーだった。まぁ、そりゃそうか。青いプレイヤーになるとソーサリーってだけでがっかりして放り投げてしまう人もいるが、いやいやそんなに邪険にするもんじゃない。カウンター乗せまくり世界になったこの環境ではバウンスだって疑似的な除去みたいな働き。というか軍団トークン相手だったら完全除去だもの。それだけで充分使えるし、バウンスに攻めの手筋である動員がついたことで攻撃時はよりアグレッシブに、守る時には矛と盾の同時展開に使えるので決して無駄になることがない。歴代のソーサリーバウンスの中では優先度の高い1枚になっていると思う。どんなライバルがいたかあんまり覚えてないけど(「逆巻く渦」とか好きでしたね)。
 
 
空戦域の大梟 Sky Theater Strix (1)(U) C
クリーチャー・鳥
1/2 飛行
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、〜はターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
 果敢能力持ちなんだけどタフネスだけ上がらないという微調整を施した鳥。パワーのみが上がるのだから当然攻撃要員としてカウントされるクリーチャーであり、過去の事例と比較すると「飛行+果敢」のパッケージでは2マナで出せるのは構築クラスだった「嵐追いの魔導士」1体のみ。「魔道士」から速攻を取り除き、タフネスを1下げて2で固定したのがこいつだ。なんかそう聞くと弱そうだが、アンコモンと比べる意味はあまりない。こいつの強みはコモンでかき集められて、2マナで連打できるというその手軽さにある。呪文1つで一気に全軍のパワーを上げられるので、複数並べてしまえば効率は飛躍的に上がって行く。イゼット系を狙うなら、基盤アタッカーとして押さえておきたい存在だ。
 
 
雷のドレイク Thunder Drake (3)(U) C
クリーチャー・エレメンタル、ドレイク
2/3 飛行
各ターンにあなたの2つ目の呪文を唱えるたび、〜の上に+1/+1カウンターを1つ置く。
 「2つ目の呪文」条件。これがギミックとして採用されたのは一応イニストラードの時で、夜に変身した狼男を元の人間に戻すために「1ターンに2つの呪文」という条件があった。その後さらに1個呪文を唱えた後なら安くなる「波濤」能力が登場したり、一応青赤系統の能力にこの条件が移ってきたのは、やはり軽い呪文を連打するのがイゼットっぽいということなのだろうか。正直、リミテッドで恒常的に狙おうとすると案外難しい。こいつのために軽い呪文を多めに入れておいても、こいつを引かない時にそうした「手数」を温存しておくかどうかの判断が悩ましいし、最低限「数多くの呪文を唱える」ことが他のカードとのシナジーになるようなフォローはしておきたい。手っ取り早いのはやっぱり果敢条件を多めに確保するとか、墓地に呪文を貯めることに意味を見出すとか。まぁ、4マナ2/3フライヤーなんだからその時点で満足しろよ、っていう話もあるんだけど。カウンターが1個でも乗ればそれで充分なのだし。ちなみに、「エレメンタルかつドレイク」というクリーチャータイプは史上初。フレーバーによると次元橋を使ったことによる霊気の歪みが原因のようだ。

 


 
ルーンの壁 Wall of Runes (U) C
クリーチャー・壁
0/4 防衛
〜が戦場に出た時、占術1を行う。
 圧倒的に壁。一応ステータスだけをみれば「鋼の壁」に色がついたおかげで占術できるようになったということだろうか。似たような効果だった「骨の障壁」よりもタフネスが1高いのは昔から壁を作り続けてきた青の面目躍如といったところか。とりあえず序盤に壁を並べ、安全を確保してからPWを随時送り出して行く、そんな戦術プランが組めるのかどうか。ボーラス様でも知りゃすまい。ちなみにイラストだけ見て「金言」にめっちゃ似てるな、って思ったんですけど、そうでもないですかね? 

 


 
鮮血の刃先 Bleeding Edge (1)(B)(B) U
ソーサリー
最大1体までの対象のクリーチャーは、ターン終了時まで−2/−2の修正を受ける。動員2を行う。
 単体除去+クリーチャー。サイズはやや小ぶりだが「皮裂き」や「残忍なレッドキャップ」クラスと考えれば一応構築級の可能性すらある1枚と言える。まぁ、動員がそこまで陽の目を見るかと言われると微妙ではあるのだが。他の動員呪文と違って、こいつは対象を取らずにトークンだけ出したい場合もケアされているのがちょっと優しい。いざとなったら単に3マナで2/2を出したり、カウンター2つ乗っけるだけでも弱くはないんだよな。なお、対象を1体とったらその時点で「フィズらされて動員できない」という可能性も生まれることには注意。もしかしたらその辺の駆け引きも含めての設定なのかもしれない。
 
 

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 必殺技で例えるなら、「スカーレットニードル」みたいな作品でしたね……。絶対分からない人の方が多いだろうから解説しますと、スカーレットニードルはさそり座の聖闘士の技。針のような鋭い一撃を人体急所に見舞うために激痛を与えるんだけど、死には至らない程度の痛み。さそり座の聖闘士は慈悲深く、この苦痛に耐えられずに改心する悪人は容赦するんですね。ただ、何発も撃ち込み続けて、それでもまだ屈しない相手には、最後の15発目、アンタレスを心臓に撃ち込んでトドメを刺す。そういう技。今回の劇場版は、まさにこのスカーレットニードルのような展開でした。ただ、最大の問題は、ラスト20分くらいでアンタレスを連打してくるんですよ。いや、死んでるから、もう死んでるから。

 

 

<以下、一応ネタバレを伴うので未視聴注意>

 


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○「キャロル&チューズデイ」 6

 うん、いいね。非常にわかりやすく、好きなやつだね。こういうのを作ってくれるからフジテレビのアニメ編成好きなのよ。

 何アニメといえばいいんだろう。一番わかりやすいのは「渡辺信一郎アニメ」なのかな。遠慮のないオシャレ感とか、がっつり音楽性を前面に押し出した作劇、そしてちょっと時代の趨勢からはずれたような、どこか懐かしさを感じさせるデザイン性。久しぶりのナベシン作品で、しみじみとしてしまいます。そんな中でちゃんと映像技術は現代風に進歩しており、特にギター周りの絵の付け方なんかがすげぇ雰囲気がある。アコギの持ってるあの不思議な存在感というか妙な期待感みたいなものって、特別な感覚がある気がする。まぁ、小さい頃からずっと近くにギターがあったせいかもしれないけど(親父と兄貴がギターやってた。俺はろくに触ったことすらないけど)。

 ギターというと、「箱入り娘が窮屈な家のしがらみを解き放つためのギター」っていうのもなんだか定番の設定よね。最近だとなんといっても愛崎えみるさんですけどね。ギュイーンとソウルがシャウトするギターですけどね。えみるの家も堅物の兄貴がいたし、チューズデイのキャラ造形はかなりえみるに似てるな。あんなに露骨にポンコツではないが、下手したらチューズデイの世間知らずレベルの方がえみるより高いかもしれないし。出がけの電車でなんでヤギと一緒に乗車してたのかもよくわからんからな。あれなんだったんだろうな。

 非常にわかりやすいガールミーツガールで、正直いえば出会い方なんかは割と適当で、キャロルがこまけぇことを気にしない性格だとしても、もうちょい劇的な出会いがあってほしかったなぁ、とは思ったのだが、最終的に2人のファーストセッションを見てどうでもよくなった。確かに物語としては割とありきたりだし、雑多な印象もぬぐいきれないが、今作は本当に演奏シーンと演奏自体がすこぶるエモーショナルで良い。「なんとなくキーボードを引いて音の並びを生み出すアウトロー少女」と、「溢れ出る気持ちをひたすらノートに書き留める世間知らずのギターお嬢様」が初めて出会い、お互いの音と声を探り探りしながら、少しずつその音が重なり、いつしか曲になっていく。この段階的なユニゾンが非常に「それっぽい」音になっている。チューズデイの遠慮がちなギターの音が溢れてきて、自然にハモるようになる展開がまさに「音が生み出された」というその瞬間を切り取っている。あのシーンだけでも割と満足。

 まぁ、あとはここからどうやって2人のサクセスロードを描いていくか、っていう話になるので、今後の演奏シーンのウェイト次第では印象がぼやけていく可能性もあるのだが……なんとなく、このディレクションなら大丈夫な気がする。ナベシンはそういうとこ外さない気がする。良い作品になりますように。

 そしてキャストのお話。メイン二人はなんと島袋美由利と市ノ瀬加那。現時点はかなり気になる若手二人だ。やっぱり市ノ瀬加那の声は不思議と惹かれるものがある気がしますね。ちなみに今作はスケジュール的に「フェアリーゴーン」と並びの放送になるので、この時間帯は謎の市ノ瀬フィーバーになります。

 

 

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栄光の終焉 Finale of Glory (X)(W)(W) M
ソーサリー
2/2で警戒を持つ、白の兵士・クリーチャー・トークンをX体生成する。Xが10以上であるなら、加えて4/4で飛行と警戒を持つ、白の天使・クリーチャー・トークンもX体生成する。
 なんとサイクルだということが判明した「終焉/Finale」の名を関する神話レアのソーサリー。そのコストは全て(X)(A)(A)で、Xが10を超えた時に大体「ゲームに勝つ」と書かれている。12マナで勝利が転がり込んでくるのは高いとみるべきか、安いと見るべきか。試しにこのカードを見てみると、2/2トークンX体の時点でかなり強い。例えばちょっと効果は違うが最近活躍した「闇の救済」ならコストに(X)(X)が含まれていたし、普通トークンをX体出したいなら大体は1/1を出すものだ。5マナで2/2が3体だけでも割と使える呪文なのは間違いないだろう。ただまぁ、その場合にはやっぱり代替物があるのも事実で、「大集団の行進」などこれよりも柔軟性が高い呪文もたくさんある。となれば、やはり「ゲームに勝つ」と書いてあるX>10を目指すしかないのか。2/2が10体だけでも勝てんじゃねぇかという気もするが、実際出てくるのは天使10体+兵士10体の大軍勢。もう、オーバーキルってレベルじゃねぇ。単にやりたいだけの呪文だな……。
 
 
Prison Realm (2)(W) U
エンチャント
〜が戦場に出た時、対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーかPWを、〜が戦場を離れるまで追放する。
〜が戦場に出た時、占術1を行う。
 毎度おなじみリング枠の白除去。今回は対処できる範囲が狭くなってしまったが、代わりに占術がついて非常に丸い仕上がりになった。正直、このコストでこの効果なら「いつも通りに強い」としか言いようがないので、占術なんてクッソ適当なボーナスがついても「まぁ、ありがたいけどね」というくらいのもんである。現在スタンでは「議事会の裁き」は当然使われているわけだが、対処したい範囲が最初からわかっているなら、よりお手軽お得なこちらが使われることもあるだろう。

 


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○「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」 3

 あぁ、無理なやつだコレ。NOT FOR MEの極みだ。

 以前から話題になっていたのは知っている。私の周りになんか盛り上がってたやつも大勢いる。でも、私は興味がなかった。そもそもの起点が「プリリズ」だったわけでしょ? あれはアニメで1話目観てもピンとこないことが多くて、1年前に「プリチャン」を少しだけ見ようと思ったこともあったけど、やっぱり特に興味を惹かれず自然消滅した。そこからの派生で出てきた野郎どものユニットの話なんて、興味が湧くはずもない。流石にそんな状態で金払ってわざわざ劇場に足は運ばないでしょう。

 幸か不幸か、そんな劇場でのムーブメントが今度は地上波に降りてきた。これ幸いと観ようと思ったのだが、1話目どころか0話目からハードルをあげる。なんか見どころを説明する特番が先週放送されてたが……「ここが見どころです」ってネタを披露するって、単にハードルあげてるだけだし、あのテンションで紹介されると、「理解できない奴は外様」みたいな雰囲気になりません? 完全に「出来上がったテンションの集団には後から素面で入っていけない」現象である。ぶっちゃけ、面白さは感じない。いや、1話目を見る限りではVery funny なのは間違いないだろうしVery interestingでもあるのだが、そこはやはりnot for meなのである。

 一応、腰が引ける原因を大きく2つだけピックアップしておこう。まず1つ目はここまで書いた通りの「一見さんお断り」の状況。何しろ、アニメ1話目は説明するふりして何も説明していないのだ。これから入ろうという人間に気を使っている様子は一切なく、完全に「分かってる人間」向けのネタ見せだ。例えるなら「gdgd」も「ロボットアニメ」も見せない状態でいきなり「てさプル」からダテコー作品を見せられるようなもんだろう。ノリも分からなければネタもいじれない。おそらく既存のファン向けにはサービスとして強い部分を押し出す必要があり、異物感だけが異様に強調された状態で展開されるのである。わかりやすい例をあげると、最初に人物紹介をしている風の展開があるが、そこで「ナレーションが名前を読んだタイミング」で画面に当該の人物がいない。初見の状態では、「今どのキャラの紹介をしたのか」が分からないのである。もちろんすぐにそれが誰なのか特定できるわけだが、だとしてもパッと観て「えっ、どこの誰のこと?」と困惑してしまう状況は、「紹介パート」として機能不全を起こしている。そして1話目は一応最終的に「なんかでかいこと」が起こったようなストーリーがまとまっていたが、そこまでの展開に一切の筋が無い。いや、あるのかもしれないけど分からない。単に個々のキャラがアクの強さを出すために野放図に動いているだけであり、何を観たらいいのか、全く視点が定まらない。すでにキャラを知っている人間にはネタに見えるのかもしれないが、普通に眺めたら単なる断片の寄せ集め、編集前のカット集でしかない。この1話目の時点で、「あ、相手にされてないな」と感じるのは致し方ないことだろう。

 not for me と感じる2つ目の原因は、「そもそも私がアニメ視聴に求めている体験ではない」ということ。アフレコ演出の部分が一番顕著だが、私はアニメ作品を見るときに参与者でありたいと思ったことはない。劇場作品でイベントとして応援上映をやるならわかるし、こういう演出が劇場作品から生まれたこの作品の「味」であることは頭では理解できるが、それを地上波放送の作品で、ご自宅で一人で見る前提のアニメで展開される意味が分からない。「そういうネタじゃん」と言われるかもしれないが、だとしたら全く面白みを感じられない人間からしたら時間の無駄である。「頭の悪すぎるシチュエーションを楽しめばいい」というなら、やはりそこには大人しく「対象となる女性キャラ」を用意してもらった方が、「視聴者」として問題なくシチュエーションを楽しむことができるだろう。わざわざそれをやらないということは、やはり「こうした方が楽しめる」層を狙ってのことであり、それすなわちnot for meなのである。

 まぁ、あまりにもドギツいものを見せられたので拒絶反応がいささか強く出てしまったので言葉も強くなるが、とりあえず、現時点でこれを楽しむ気は起こらない、というのが正直な感想である。ただ、やはりアニメという媒体を通してどんな体験を視聴者に味わって欲しいのかという部分に関しては革新的な作品であるのは事実。「自分が楽しむ」という目的を完全に捨て去り、新たな時代の試案の1つとして、観察できるかどうかで今後の視聴継続が決まるだろう。

 

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「ピアノの森(第2期)」 5→5

 変な時期になっちゃったけど、ようやく冬クールアニメの全てが完走。NHKは本当にスケジューリングが自由だよな。このままこの枠が後ろにずれていくと、このままどんどん変な時期になっていくんだろうか。なお、今期執筆した最終感想の本数は49本。ちなみに、現時点で書いている今期新番チェックはショート枠まで入れてるにも関わらず現時点でわずか30本。今期はいよいよ、目に見えて放送アニメ数が減少する時期になったようである。

 閑話休題、なんとなく観ていたアニメではあるが、終わってみれば、これはこれで悪い作品ではなかった。1期目の感想などでは「音楽アニメとしては映像部分が全く物足りない」ということを繰り返し書いており、実際、その感想は的を射ているはず。「君嘘」や「ユーフォ」と比べるとやはり全体的に大人しめで、演奏シーンが物語に及ぼす情報量も桁違いだ。積極的なアニメ化作品として比べた場合には、やはり今作は控えめな作品である。ただ、こればかりは比べる作品がちょっと段違いすぎるという話もあり、この作品が狙った部分から外れて「足りない」のかと言われると、そうでもない気もする。ちゃんとドラマとしては退屈せず観られたし、音響メインで見せる作劇についても、「とにかく音だけ聞いてくれればいいんだ」と言われてしまえば、添え物程度の映像も「邪魔にならない」と好意的に(?)解釈もできよう。これは別に嫌味とかじゃなくて、「これくらいの平均的な映像製作でやれる範囲で、身の丈にあったドラマを作るという着地点が見えていた」という評価である。

 各キャラの演奏については、画の力でみせるという手段を取らないのなら各キャラの台詞で埋め合わせるしかない。本来ならあれもこれも全部「演奏を聞けばわかるだろ!」という作り方ができればベストなのだが、残念ながら私みたいな視聴者はピアノの音だけを聞いてその良し悪しを判断することなんてできないし、多くの視聴者も同様だろう。それなら、きちんと一本の物語を完成させるためには「語らせる」ことは必要になる。何もかも、必要だからそこにあるのである。そう考えれば、ディレクションは決して間違っていない作品なのだ。わかりやすいお涙頂戴のストーリーもシンプルだが見やすく、それこそNHKのドラマだなぁ、というくらいのお手軽な印象。半ばBGMのようにして、気楽に楽しめるようになっていたのはむしろありがたかった。個人的には海と修平の微妙な友情関係はすごく好きだったよ。

 さて、ここからまた「進撃の巨人」に戻るんだよな……ギャップがすごいわ。

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