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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いい……最終回だった……最終話! これにて大団円。何もかもが全て晴れがましい。

 最高潮にして最高峰。これまでの13話の中でも一番技巧の冴え渡る名勝負、永遠VSエマ。正直、永遠ほどの実力者がどうして負けようものかと思っていたが、名門・立川のエマはそのさらに上をいく。まぁ、ウェイト差があるのは柔道では如何ともしがたいのだろうが……先輩連中ですら舌を巻くエマの実力は本物で、最序盤から果敢に挑む永遠の猛攻にも紙一重で耐え、少しずつ状況を崩していく。永遠との戦いを吸収し、エマは対戦の中で強くなっていく。これまでそうした実力者とはなかなか巡り合ってこなかった永遠に焦りもあっただろうか。いつしかエマのペースとなり、最後は全てを委ねた大外→支えつり込み足の黄金コンボ。見事決まったかと思いきや、最後の最後は未知のお株を奪うような超人的な体捌きにより、見事なエマの一本勝ち。もしかすると人生初となるかもしれない、天才・氷浦永遠の完敗であった。

 やはり全国レベルの大会。設立間もない青葉西の今の限界はここだ。永遠はようやく向かうべき壁にぶち当たり、目標は持ち越しである。大会の最後を締め括ったのは神童・南雲杏奈の決意の一言。悔しいのは皆同じ。同じ思いを抱えた仲間だからこそ、きっとこれからも強くなれるのだろう。

 忸怩たるものを残しているのは他の面子も同じこと。今大会が最後となった三年生の姫野・白石。心残りはどう足掻いても拭いきれなかろうが、最後の戦いに悔いはない。後輩たちに大切なものを残して、先輩は去り行く。そんな姫野の志を受け継ぐのは、今大会で最も砂を噛んだ早苗だった。キャプテンはもっと強くなりたい。そして、それが叶うチームに恵まれた。幸せな一年目の秋。

 全員の原動力に、全て園田未知が関わっている。彼女がいたからこその青葉西柔道部。来年以降の戦いも是非見せてもらいたいところ。2期はあるんでしょうか。これで無かったら嘘ですよ。

 

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 名勝負数え歌、第12話。すげぇよ、主人公チームが3タテくらった展開だってのに、その1つ1つの試合の意味づけが明確だから捨て試合が1個もないし、悔しさの中にこれ以上ない意義深さがある。

 やはり立川は強かった。というか先鋒の小田桐が強かった。2回戦の勢いそのままの未知はあわやジャイアントキリングなるかと思われたが、冷静に切り替えた小田桐によってウェイト差もそのまま響く寝技勝負に持ち込まれて惜敗。最後の最後まで負けるのが嫌で暴れまくった未知だったが、関節を完全に極められ、これ以上抗ったら折れてしまうかも、というところで早苗のストップが入る。放っておいたら未知が無茶をすることがわかっているからこその、キャプテンの苦渋の叫び。そして、その魂の声援が届いたからこそのタップ。まだまだ未知には足りないものが多すぎる。それを学んだだけでも大きな1敗だった。

 そして、今週の4つの試合の中で私が一番感じ入ってしまったのは次鋒戦、キャプテン・早苗の奮闘。いや、奮闘すら許されない電光石火の決着。結果だけを見れば噛ませ犬にもなれなかった情けない戦績ではあるが、そこに至るまでの短いシーンでの早苗の昂りが痛いほどに伝わってくる。目の前で未知があれだけのものを見せてくれたのだ。次を任された自分が結果を残さねば合わせる顔がない。そんな状況下で自分が出来る最善を模索し、なんとか強者相手に食らいつこうとした早苗の意地。しかし勝負の世界というのはあまりにも残酷で、そんな彼女の一大決心をものの数秒で打ち砕いてしまう。これがスポーツの世界。これが勝負の世界だ。今大会における早苗の戦績は振るわない。それが、今の彼女の実力なのだ。あまりに悔しい一本負けにもらい泣きも禁じ得ないが、こんな今があるからこそ、未来が楽しみでもある。1年後、2年後、早苗がどんな姿を見せてくれるのか。そんな未来に期待が持てる、堂々たる戦いだった。

 そしてそんな早苗の悔しさを背負った姫野先輩の試合も、これまた涙を誘う。1人だけ立場が違う「先輩」の戦い。その陰には短い時間で出来ることを全てやろうという精一杯の努力があり、可愛い後輩たちを背負う重積がある。相手の小田桐は1年生。ブランクがあるとはいえ、そこを埋め合わせる経験と、味方の後押しが姫野にはある。出し惜しみせぬ一気呵成の攻め手はギリギリまで小田桐を追い詰めるが、しかし、それでも届かぬ最後の1手。無常すぎる裁定でもって、青葉西は結果的には3連敗を喫してしまった。ここで余計な手心を加えず、「この実力であればこうなる」という結果を叩きつけてくれるのは、スポ根作品としてとても真っ当で好感の持てる展開だ。

 もちろん、そうした厳しさはエースたる永遠に向けても変わらない。最後に控えしエースだからって楽には勝たせてもらえない。小田桐の苛烈な攻めは永遠に対しても容赦はなく、一進一退の攻防の中、わずかな油断からも負けかねない展開。しかし、流石に永遠は強かった。相手のゴールデンルーキーの意地をひっくり返し、見事「2度目」の勝ちを手に入れた。そして溢れ出すあの笑顔だ。うーむ、これで余計な敵対心を持たせたのは2人目ですな……死を呼ぶウォーズマンスマイルじゃなかろうが、永遠スマイルも畳の上の伝説になるかもしれん……。

 終わってみると、小田桐のキャラが実に良いというのもあり、あっという間なのにギチギチに詰まった4連戦でした。次週は最終回、永遠はどこまでいけるのか。謎のフランス人の実力やいかに? ……尺的に、フランス人強そう……。

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 最後までわちゃわちゃ、最終話! この雑多な感じこそがまさに「斎藤さん」ワールド。いいんですよこれで。彼らの人生はずっと続いていくんだし。

 風呂敷をたたむべきタイミングが最終回なわけだが、そんなこと一切気にせずにじゃんじゃん情報を垂れ流していく姿勢、本当に節操がない。いや、「その尺度で言ったらアルスの巨獣と同じ最終回になるんだが?」という考え方も出来なくはないが、まぁ、そうじゃないってことはわざわざ説明せんでもいいでしょ。前回時点ですでに最大の難敵である双子の悪魔は掃討しており、あとはジジイが生きてて、斎藤がこの世界の日常に溶け込んでいければそれでOK。そうして斎藤の新たな「日常」がここにあるってことが分かれば、それ即ち大団円なわけだ。

 いや、それにしたって最終回でまでジジイがダイレクトすぎるちんこネタぶっ込んできたのはどうかと思うが……最終回でシワシワのジジイが特大のイチモツをいきり立たせるアニメ、放送禁止になってもおかしくないのでは? またねぇ、このジジイの「きたねー裸」っていうのを容赦無く見せつけてくれるんですわ……そりゃ肝心な部分は隠れてるけど(窓突き破った時点では黒塗りだが)、それを容易に想像させるよう、ジジイはいとも容易く全裸になる。もう、ゾンビと犬耳を通ってんだから今更何が起きても怖いものないよね。そのイチモツだっていっぺん犬に食われてるしな。

 汚ねぇものを見せるお詫びといっちゃぁなんだが、今回のサービス要員はなんとラファンパンの方。ビッグラファがあまりに美少女すぎて最高の癒しタイムでしたね。さらにここに来てラファにまで斎藤向きの矢印を追加するとかいう刺激を重ねてきて、なんかもう、ここから先のラエルザたちの道行きが心配でしょうがないよ。まぁ、ラファはラエルザが悲しむようなことは絶対にしないだろうから大丈夫だろうけどさ。妖精は「同じ種族」と一緒になるしかないんだろうが、果たして相手妖精とかこの先見つかるんでしょうか。

 その後はまぁ、嘘みたいな「全員集合」エンドで斎藤の騒がしい異世界ライフも強引に締め。よく見るとさ、全員集まってるタイミングで多分店の外にパワーウィザードも来てるんだよね(でかい棍棒がチラチラしてる)。あいつ、何しに来たんだよ。そのほかの連中も、みんなして全然違う用事で斎藤のところに来てるってのが「便利屋」の面目躍如で、ここまで求められたら、斎藤だってこの地での生活にハリが出るに違いない。そりゃどこぞのリーマンばりのアームロックも綺麗に決められますわ。

 そしてエンディングはドリフばりに全員のダンスで綺麗なエンディングを演出。ラファはあそこで陣形組むために大きくなったまである。こういうところでちゃんと特別感出してくれるアニメっていいよね。最後の最後、お人形みたいな4人がグルっと回るカットでのギブングルいじりも悔しいがちょっと笑う。常にギャグの精神を忘れない、それこそが今作の絶対理念である。ちなみに最終回のコンテ担当が石平信司なんだよ。あー。

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 スカイなプリキュアがどっちも柔道やってる……第11話。こういう作品は相手選手が出てきた時にまとめて出てくるキャスト陣も楽しみの1つよね。

 というわけで問答無用の「強豪」が初登場。ここまで、霞ヶ丘や博多南は単体で強い選手こそいたが、青葉西に忖度したかのように人数が抑えめで「戦える」相手ではあった。それに比べて今回の対戦相手はがっつり人数も揃っているし、下馬評もダントツではっきり言って勝負にならないレベル。これで勝ってしまうと流石に嘘くさすぎるので「まぁここは負けるんかなぁ」くらいの雰囲気でいいと思うのだが、いかんせん未知は未知なのでまだまだ負ける気はなさそう。彼女が果たして何人抜けるかが勝負の分かれ目になりそうだが……次回予告のメインが姫野先輩だったし、まぁ、それなりのところで負けるやろな(そういうメタ読みはあまりよくないんですけどね)。ただ、こないだの試合は次回予告で早苗をメインに持ってきて早苗があんまり活躍できる展開じゃなかったので、今回もどうなるかは分からんけどね(先輩が出てるってことは早苗が負けるのは前提なんだよなぁ)。

 ま、クライマックスに向けて、あんま無理に嘘くさい勝ちを重ねる必要もないだろうし、ここで強豪と当たっておくことが今後の未知たちの柔道人生に大きくプラスになるのは間違いない。それだけでも1年生の秋大会なんて満足しておくべきだろう。それなりに肉薄できれば箔もつくかもしれんしね。一応未知の活躍もそうだけど、大トリに永遠が控えてるせいで無駄に期待しちゃうのは申し訳ねぇな。

 ただ、一応相手高校にも「フルメンバーで挑んでない」という言い訳はあるので、もしかしたら付け入る隙はあるのかもしれない。あくまで本命はIHなので、今大会では調整メンバーでの参戦。その中には完全未知数のフランス人も紛れ込んでいる。そんな金髪碧眼を擁するチーム立川学園は、強いは強いのだろうが、ちゃんとそこに「女子高生らしさ」も見せてくれるのが今作の良いところ。未知も部活入る前は青春に憧れてるようなことを散々言ってたし、やはり女子高生の至上命題は彼氏作りということなのだろうか。まぁ、この年頃だったらそんなもんかぁ(お前が女子高生の何を知っているというのだ)。

 

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 いい……最終回だった……最終話! どうせ最終感想があるからひとくくりにしてもよかったんだけど、この最終話はやっぱり取り上げた方がいいよね。ここまでも高め安定で来てた作品なのだけど、最後の最後でもう一跳ねしてくれたのは嬉しいね。

 基本的には阿漕なまでのエロやらシモやらが売りの作品である。そう割り切って考えれば、最終話が温泉回というのもいわば必然。中学生女児が中心のお話でそこまで露骨なエロができるものかという不安も今作では無用のもので、もちろん湯気はフル回転でほぼ水着と同程度の露出度は維持するのだが、その中でくんずほぐれつでやってることがいちいちエグい。色々あった結果最終的に得られるのが「妹に強制的に自分のちんこを握らせる兄」なのだから、そりゃまぁどこぞの団体からクレームを入れられるのもやむなしというものだ。そして、そんなエグい展開ですらも、このおにまい空間ではどこかにてぇてぇ成分を孕んでいるように見せられるという魔術。エグいネタをエグく見せるだけなら簡単である。そこをさらに飛び越えて、一見してエグくないように、病巣のより深い部分にうっかり一般人が足を踏み入れてしまうようなトラップを仕込めるのが、今作の最も罪深いところと言えるんじゃなかろうか。

 巨乳2人とぺったんこ2人というバランスが実に良いとか、よりにもよってちょっとそっちのケがあるもみじに代表させてまひろのまたぐらに首を突っ込ませるとか(あのあたりのシーンの構図の取り方がいちいち神がかっててほんとに救いようがないな、って思うよ)、全ての要素に地雷を仕込んで最後の最後で大暴れをしておきながら、きちんとゴールの線は「お兄ちゃん」の「おしまい」要素という構造も綺麗。どこぞの小学生探偵が戻りたくても戻れずに違法薬物を巡ってすったもんだしてるというのに、こちらの主人公は自らの手で「戻らないこと」を選択。本来ならおっそろしい決断をあっさりしているわけで、もっともっと心情の伏線要素とかをマシマシにしなきゃいけないシーンのはずなのに、「まぁ、せっかくの温泉旅行中だし、ここで戻ったら台無しじゃん」という非常に刹那的な理由が前面に出て選択を後押しするようになっているあたり、下手したらそこまでがみはりの仕込みなんじゃないかと疑いたくなるほどである。

 もちろん、みはり自身もそんな兄の状態を消化し切れていないのでどちらに向かった方がいいかは分かっていないだろうが、兄も妹も、(みはりは自分のせいでこうなってるくせに)、まだまだアリ? ナシ? で揺れているのが実に悩ましくも、まだまだ引っ張れそうな感情。こんだけ背徳的なTS設定でよくもまぁこんな煩悩垂れ流し設定がうまくはまったもんである。今回のエンディングのおかげで、「本作は最終的に兄と妹の兄弟愛がメインテーマです。お好みでこれを百合と受け取っていただいても構いません」という心の領収証が切られた。さて、あなたはこのお話をどう観ますか?

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 アジ食わば すぐに死ぬなり アンドロイド(字余り)、第8話。それにしてもなんてぇサブタイトルだよ……こんだけ意味深でおもたそうな話しといて、一番の注目ポイントがそこっていう……。

 だいぶ不穏な感じも加速してきましたね? 元々機械生命体のやたらと人間味あふれる所作は気になっていたところだし、さらにパスカルの登場や、機関を裏切ってるのにあんまり悪そうに見えないA2の存在など、どうにも「何が正義なのかしら?」という部分に若干の疑問がよぎる展開。アンドロイドなんてものはおとなしく上の命令に従ってりゃいいもんだと思っていたが、実際は上で指令だしてるのもアンドロイドだったわけで、果たして「人類のための戦い」とはなんぞ? というのはあやふやな状態にまで移行していた。そしてそこに今回の9Sの行動である。ふむ、どうやら一筋縄ではいかない物語のようですね。そして、多分1クールで何がが収まるような物語でもなさそうですね。

 その辺の背景はもう黙って見守るしかないので余計な考察とかは特に無いのだが、今回はそんなメインの筋を差し置いて、とにかく映像でのインパクトがギュギュッと詰まっているのが良い。「海水浴」を楽しむため、あっさりと目隠しをとっちゃう9S。彼の美少年な風貌は別に何もおかしなところはないのだが、今まで平然とつけていた目隠しをああもあっさりと取ってしまったので「何で今までつけてたん?」という逆の疑問が湧き上がってくる。そして、それに釣られるようにしてゆっくりと目隠しを解く2B。その容貌のあまりの美少女っぷりに惚れ惚れしてしまう。もう、あの部分のキャラ作画だけでも文句は出ません。さらに今回は拾ってきたお花にも注目が集まったせいで2Bの戦場的な胸元にもやたらフォーカスがあたるし、海水に浸かる時にタイツ(?)がそのままでミニスカから漏れるむちむちの太もももやたらエロい。なんでアンドロイドがこんな扇情的なのだろう。そのくせ、後から出てきた完全な「水着」の方は言うほどエロティシズムを感じず、やはりキャラと見せ方が大事なのだということも教えてくれるし、アジの生きた魚のような目のキラキラっぷりも無駄に力作。変なアニメである。

 

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 ジジイが若返ると声が斎藤っぽくなる謎、第11話。「そんな大胆な兼ね役(経費削減)あるかい」って思ったけど、深読みするならジジイと斎藤の間にはやはり何かしらの共通点というか因縁みたいなものがあって、それが原因で斎藤が召喚されてしまったという伏線……ではなさそう。単純に「若かりし頃のジジイが斎藤似である」が事実なら、ラエルザの好みのタイプがこの辺というだけの話なのかもしれない。

 サブタイで最終って言ってるんだからきっとこれが最終決戦。残りの話数はまた元のようにスチャラカなお話に戻ってくれるといいですね。それにしても、最終決戦の最終パートが想像以上に長かった。何なら前回時点で双子の悪魔との決戦は片がついたものだとばかり思っていたので、そこからの悪あがきがまるまる1話分も続くとは思ってなかったわけですよ。やはり改めて悪魔ってのはとんでもねぇ種族である。加えて今回の敵の場合、冒頭で語られた因果な生い立ちのせいもあり、その体内は「半分ずつ」じゃなくて「2人分」の生命力を宿していた可能性が高い。そりゃタフネスがとんでもなくなるのも頷けるというものである。まぁ、どっちも山崎たくみではあるのだが……。

 片付いたと思ってたら不意打ちでまずモーロックに一撃。しかしそれが効かずにジジイが本気のメテオ。「物忘れで呪文が唱えられないジジイ、本来なら魔力が足りずにメテオが撃てないが、緊急事態で最大秘奥義のメテオをぶっ放す」って、すごくどこかで見たことがあるシチュエーションですね。となると双子の悪魔はどこぞのお城の中で石化して壁を押さえる役をやってる可能性がある。とにかく、若返りメテオは流石に反撃の可能性を残さずに殲滅できる……と思ったのにまだ生きてる。悪魔すごい。いくら何でもそこまで警戒してなかったもんだから再びのジジイピンチも、今度は便利屋の斎藤がその名に恥じぬ便利な活躍を見せて打開。人間、頑張ってトレーニングすればファンタジーな化け物バスターソードでも振り回せるようになるもんか。

 火葬も終えて今度こそ完全決着、ラエルザさんがフルフェイスメットを脱ぎ捨てて美少女全開モードでラブラブしようとしたところで三度の悪魔復活。最後は流石に弟側が死に絶え、兄だけの決死行だったようだが、この最後の最後も犬によって阻まれる。チーム斎藤、総力戦による辛勝。まぁ、このしぶとさは確かに最終決戦か。最後の最後、せっかくラエルザといい雰囲気だったところに割って入ったところは、「いくら何でも空気読め」とは思いましたけどね……。今回のエピソードはあくまでラエルザとのゴールインではなく、犬との関係性の決着を描くもの。ジジイのラスト魔力で無事に犬も生き返り、めでたしめでたし……。

 かどうかはジジイの容体次第だな。すでに死んだかのような扱いだったが(パーティで一番STRが高いであろうラエルザがジジイをかついでもっていくのはしょうがないが)、どうせジジイのことだから、最終話でまたひょっこり帰ってくる気はしている。このしつこすぎる天丼も、今作の持ち味と言えるかもしれない(?)。

 

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 一丸の全員柔道、第10話。イイっすねぇ、スポ根だねぇ。

 5人全員に見せ場がある綺麗な盛り上げ展開。もうすっかり出番終わりだと思っていた未知だったが、なんと初戦でスタミナが切れたわけではなかった。2戦目でも怒涛の2人抜きという快挙を成し遂げ、額面上はこないだ緑子が達成していた5人抜きに並ぶ。もう、これだけでトップバッターとしての仕事は充分すぎるだろう。先生が「自信つけたのがめっちゃ効いたな」と言っていたが、これが中学時代は芽の出なかった弱小選手だってんだから驚くべきことだ。人間、どこで成長が訪れるかなんてわからんもんやね。

 とはいえ、流石の未知も燃料には限界があるし、相手取るにも限界はある。相手のメインウェポン、スタンド使いこなしそうな声のデブの登場で圧殺されてしまう。まー、スタミナ残量を考えればここはしょうがないね。そして期待されていた早苗の出番となるが……残念、気合いだけでは届かない領域ってのはあるからなぁ。それでも必死に食らいついた早苗がスタミナを奪ったことが、のちの勝利の布石になったと考えるべきだろう。ねちっこさ満点の寝技の女王が、確実に相手陣営のパワー残量を削っていった。

 そんな一年生の頑張りを見て奮起しないわけにはいかない、いよいよ復帰後初試合となる姫野先輩。彼女のバトンタッチの際に発した言葉が今回のサブタイトルなわけだが、あまりに男前すぎてちょっと泣きそうになってしまった。こんないい先輩がいてくれるんだもんなぁ。そりゃ勝たないと悔しいですわ。もちろん2年先輩だからって相手の反則級の選手に楽に勝てるわけではないが、そこに南雲が持ち込んだ情報もうまく作用し、年の功、つまりは経験を活かした見事な一本勝ちを決める。「地味な努力、続けてきたことが無駄でなかったと明かされる瞬間」ってのはいつだって感動しますわ。

 そして最後に控えしはエース・氷浦永遠。相手陣営も秘密兵器を抱えていたようだが、そんなちょっとやそっとで揺らぐような戦力ではない。相手の勢いを完全に殺し、危なげなくたたき伏せる圧倒的な永遠スタイル。こいつがいるからこそ、先輩もあんだけのびのびと力を発揮できるわけでね。未知に始まり永遠に終わる、青葉西の黄金リレー完成の瞬間であった。

 まぁ、3回戦ともなると流石に次は洒落では済まなくなるみたいですけどね……ここを1つ上るのはかなりしんどそうだなぁ。先生にだっこされてる未知、どう見ても高校生に見えなくて可愛い。

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 パスカルさんの生きてるって感じ、第7話。作中で一番人間味があるのがパスカルさんと、それと掛け合ってる機械生命体なのよねぇ……。迷子探しの切り出しコント、やたらツボってしまった。

 どうにも話が行ったり来たりしてる感があり、今度は前回の話がなかったかのようにしてパスカルさんたちのところに戻ってきた。いや、大局で見ればやってることの流れはあるのだろうが……どうにもミッションが局所的なもんで、どうにも現状を掴みにくいのが悩ましい。まぁ、こればっかりはゲームをやってない方が悪いと言われればそれまでなのだが……ソシャゲ原作アニメでは「ケッ、どうせ一見さんお断りのファン向け作品だろ。ノットフォーミーなら観なくていいよ!」って砂かけて終いなのに、この作品については「わかりにくい展開になってんなぁ……惜しいなぁ……自分で調べなあかんのかなぁ……」という気になっているあたりは贔屓といえば贔屓かもしれん。でも、そうさせるだけの引きはちゃんとあるのよねぇ。一番はとにかく画面が綺麗なことだけども……1つ1つの要素がどこに関わってくるのか、分からないなりに気になってしょうがないのよね。

 アンドロイドVS機械生命体の構図だったところに、この度いよいよ敵性(?)のアンドロイドが登場。ただ、考えてみりゃ向こうさんが言ってた「アンドロイドが機械生命体の肩を持つのか」という考えの方がもっともではあるので、彼女を裏切り者と断じるのもなんか違う気はする。どんどん独自進化を遂げている機械生命体について、全て敵だと断じて無差別に切って捨てるのも怖いといえば怖いのだろうが、だからとて個体差を1体ずつ確認して選別するわけにもいかない。そもそも、末端部隊であるアンドロイド勢にそうして敵を選り分ける権限があるとも思えない。その辺でだいぶ揺れてしまっている2Bを、9Sは許容しているわけだが、この2人の考え方について、上層部はどう考えてるんでしょうかね。

 いや、でもやっぱり目の前であのコント見せられたら、そりゃ切って捨てるのはためらうよな……。

 

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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