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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 出会いがあれば別れもある。ついに訪れてしまったこのときを、笑って見送れればいいなぁと思いつつ、最終話。

 BSで放送された特別編。観てしまうのが怖くもあったのだが、観なければ時間は進んでいかない。覚悟を決めての視聴であるが、予想以上に「いつも通りに」展開してくれた仕上がりに、ホッとしながらも予想通りの寂しさがつきまとう。正直、アニメ特別編については「期待していたものを期待通りに」という以外には書くことも特に無い。コンテは「ハニカム」5話で不思議な空気を演出してくれた潮月一也氏、演出は八瀬さんという、「ハニカム」からのスタッフ。オープニングは「ハニカム」準拠だったが、毎度のように2話目は「おーぷん☆きゃんばす」の2番になり、専用のアニメーションが書き下ろされた。いつも通りの2話構成だが、1話目では受験に関するあれこれを描き、2話目では卒業式当日に関するひだまり荘の様子を、いつものようにゆっくりと描いていく。沙英ヒロの馴れ初めが描かれることで「出会いと別れ」のイメージは強く出るが、もちろんここが本当の意味で「別れ」というわけではなく、これからも沙英とヒロの関係性はずっと続いて行くし、何よりも2人が去ったひだまり荘はまた新しい一歩を踏み出していくことになる。ゆのの高校生活は、まだ大切な1年が残っているのだ。そういう意味では、今回は決して「最終話」ではない。あくまでアニメとしての一区切りのエピソードである。

 作中、必要以上に「泣かせ」にこない自然体の演出方向は非常にありがたいもので、これが感動のお仕着せになっていたらいくらか興が冷めたところだろうが、あくまでも沙英ヒロにとっては「門出」のエピソードでもあり、ゆのたち在校生にとっても、新しい季節を迎えるための1つの通過点。そういう「青春の1ページ」としての描かれ方が、余計胸に詰まるものがあるのが、ひだまりの日常性なのである。突然の「さくら咲く」に不意を突かれ、校長先生のありがたいお言葉にもじわっとくるものがある。これまで1期シリーズから数えれば6年もの時間を過ごしてきた濃密な2年間(?!)。その1つの節目がこのようにしてきちんと形になったことで、ひだまりの歴史は完成したと言える。別れは本当に辛いが、その先に見えるものがきちんと示されることで、ひだまりの持つ「日常性」「普遍性」は維持されている。原作はきっとまだ続いていくことだろうし、おそらくずっと先のことになるだろうが、アニメの5期が作られることを楽しみにしながら、今後ともこの世界を応援していきたい。

 あと、夏目の未来に幸おおからんことを。

 このアニメの放送と同時に、7年の歴史を持つ「ひだまりラジオ」も無事に最終回を迎えた。今作が額面以上の感動要素を持つのは、作中の卒業という「別れ」のイベントと、後藤邑子の復帰という「出会い」のイベントが何とも言えないバランスで共存しているためだと思う。ひだまりファン全員、そして数多の声優ファンが待ち望んでいたゴトゥーザ様の復活が、これ以上無い舞台で報されたことは何者にも代え難い喜びである。あのキャラなのでなかなか素直に戻って来ないあたりが実に小憎らしいが、そんな中でも隠しきれない仲間同士の喜びがラジオ放送にもにじみ出ているのが本当に微笑ましい。こうしてかけがえの無い仲間が手に入ったひだまりという作品の存在は実に大きい。ゴトゥーザ様には、今後も無理をせずに少しずつお仕事に復帰していって欲しいと思う。

 そして、ひだまりラジオの7年というのは、ほぼ声優阿澄佳奈の歩んできた声優のキャリアである言ってしまってもいい。もちろん、全てがひだまりのおかげなんて不遜なことは言わないが、ひだまりがなければ、ひだまりラジオがなければ、今の阿澄佳奈が無かったのは事実であろう。見事な一人芸を披露するその天性の手腕に、開始直後から戦慄したものである。ひだまりの歴史はアスミスの歴史。最終回となった今回のラジオ、ラストスピーチは阿澄ファンならば永久保存版の感動巨編になっているので必聴である。これだけキャストに愛され、これだけキャストを愛してくれた作品も珍しい。いつかきっとこのフリーダムスタイルが帰ってくることを期待して、ラジオの方も楽しみに待っていたい。

 全てのひだまラーに幸おおからんことを。

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 一足お先に年を越しちゃう最終話。こうしてひだまり時空と実際の季節がしっくりくると、なんだかサラッと終わってしまうのも情感がこもって良いものです。

 前回がクリスマスだったので、丁度一週間が経過して今回は年末年始。普段はひだまり荘の面々とはいっても当然実家で過ごすことが多いはずなのだが、今回は我等が3年生コンビが受験の準備のために帰省を行わず、後輩連中もそんな先輩を激励しつつ年を越すために、わざわざ正月に実家ではなくひだまり荘に待機しているという。まぁ、沙英ヒロを応援したい気持ちは分かるのだが、各人のご実家の両親なんかは少し可哀想だよね。ゆのパパくらいしか連絡してくる人間もいないのかもしれないが、やっぱり年頃の娘が貴重な団欒の機会を蹴ってまでして先輩を優先しているというのは、良い環境に育っているのだ、と安心する反面、やっぱりないがしろにされてるみたいでちょっと寂しい。まぁ、なずな家はまったくもって現在の「実家」に思い入れはないだろうし、宮子の家もあんまりそういうことにはこだわらない家庭な気もするけどさ。今年は私も帰省しないことになってしまったので、実家の家族を思うとそんなことも気にしてしまうのさ。なんでクリスマス後のわずかな隙間に帰省したくせに、大晦日にいてくれないんだよ、ってね。

 まぁ、ゆのっち達はそう決めてしまったのだからしょうがない。これで沙英達の年末年始のあれこれを面倒見てあげるってんなら分かるのだが、だらだらしてた上に実際に年越しそばを作ってたのがヒロさんに見えたのはいかがなものか。邪魔してるだけに見えるんだが……まぁ、精神的な支柱ってことですかね。まさか31日にまで講習に出かけるとか、どんなスパルタ学校なんだろう。やまぶきで講習をやっているようには見えないし、ものすごく意識の高い塾や予備校とかがあるのかな。近頃の受験生はほんとに大変やな。

 そして、そんな陰で後輩たちは暖を取るために正の湯に出かけたわけだが、このシーンが今回のきわきわハイライト。やたらと色っぽいシーンの多かった4期だが、今回はそんな中でも一番ギリギリの接写だったんじゃなかろうか。他のアニメだったら光渡しで乳首券が発行されてもおかしくないレベル。あれだけの透明度のお湯、あれだけの近さで堂々としていた乃莉すけは大したもの。彼女の持ち物も大したもの。一番は宮子なんだろうけど、ヒロさんと比べてどちらのサイズが大きいんだろうか、と悩むレベル。ちなみに、ダントツの宮子もなかなかきわどいショットがあったものの、「全裸で逆立ちする女子高生」という発禁レベルのシチュエーションを展開したにもかかわらず、一切エロスを感じさせないのは流石である。ま、ひだまりにエロは必要無いですからね! (あっても構わないけど)

 無事に年越しが終われば、次は初詣。近くに割と大きな神社があるようで、だるまなんかも買える規模の初市は開催されている。絵馬におみくじ、そしてぜんざい。うーむ、でかいな。しかし、一番の驚きはあの神社に夏目がいたことだ。彼女の実家はやまぶきから電車で一時間近くかかるはずなのだが、ちゃんと友達と一緒に初詣に来ていた。実家から出てきたわけじゃなかろうから、彼女も高校の近くに住んでいる友達と一緒に年越しをしたんだろう。夏目は回りの友達にも愛されてるからなぁ。今回も全力で愛らしいツンデレぶりを発揮してくれていた。その他、吉野屋先生、校長先生、大家さんと、ひだまり準レギュラーも総登場。大家さんはただでさえ柄が悪いのだが、年越し麻雀とかにも呼ばれてしまう人なのだな……大した稼ぎもないのに、一体どれくらいのレートで打っているやら。ま、勝てるなら何しても構わないけど、あんまり高校生に余計なことを教えちゃ駄目だぞ。

 全ての年越し行事を終え、新たな1年の門出を祝して、このお話も幕を閉じていく。ゆのっちのお仕事であるお風呂シーンを見守りながら、残りの5人の様子もゆっくりと流れていく。これから3年生組が受験に挑み、別れの季節を迎えることになるわけだが、それはまた、別の話である。宮子の家にはまろやかツナ風味の彼が再訪し、ひだまり荘の住人はこれで全部(エラい久しぶりだとは思うし、クソ寒いのにまど開けっ放しで大丈夫なのか、とは思うが。そういや宮子の部屋には乃莉から貰ったカーテンがついているんだね)。

 何事もなかったかのように終わっていくのがこの作品。寂しくもあるが、続いて行く日常を感じさせるこの「当たり前さ」こそが、ひだまりワールドの真骨頂なのかもしれない。来年も、よろしくお願いします。

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 圧倒的サブキャラ回、第11話。良かったよ、4期になって夏目に出番が無かったからさ、ここできちんとめいっぱい幸せになってもらえて、多少なりとも満足出来たさ。

 Aパートは吉野屋先生。「2度目となるお宅訪問」って言われて「え? いつ来たっけ?」と思ってしまったが、去年のお正月に早着替えを披露した時か。あのときはあんまり先生の自宅に行った、っていう感じがしなかったからな。弟さんも初登場で吉野屋家の全貌が多少なりとも見えるわけだが、親と同居している風なのに結局ご両親の姿は確認出来ず。あの吉野屋先生を産みだした親御さんってのがどういう人物なのかは結構気になります。ただ、弟さんの方は至って普通の人。結婚して小学生くらいの子どもがいるってことは、最低でも大体30前くらいということで、先生はその3つ年上。うん、まぁ、お察し。まだ大丈夫だと思うよ。中の人に比べれば…………吉野屋先生ほど中の人に引っ張られたキャラってのも珍しいけど、中の人だって先生に少なからず影響は受けているのだろう。

 吉野屋先生の先生らしい生徒思いなところなんかも垣間見えた良いお話ではあるのだが、実はサブキャラ回としては貴重な「真実さん&中山さん回」でもある。同じクラスの仲良し4人が集って活動する様子がゆっくり堪能出来るので、「真実さん可愛いよなぁ」と心の底から思えるのである。いいクラスだな、A組。ちなみにこちらも中の人で見ると、阿澄・水橋・沢城・福圓という並びになり、軽く世界の平和くらいなら守れそうな面子。もしくは軽く世界の1つくらい破壊出来そうな面子。こうしてみるとひだまりもなかなか恐ろしい作品だ。ちなみに、リアルひだまり面子の安定感を考えると、リアル結婚話とかはあんまりしない方が良いぞ! うーむ、まず最年長のミズハスからして結婚願望が薄そうだものなぁ。

 中の人の話ばかりになるので一端置いておいて、Bパートは高密度の夏目回である。過去に一度、3期で「夏目が出来るまで」が映像化されたので(特別編)夏目の存在も随分大きなものになっている気がするが、今回はついに念願のひだまり荘入り、メンバーと正式なコミュニケーションを果たす。夏目さんからすれば確実にテンパるレベルのイベントなわけだが、よくもまぁ、双方とも快く受け入れてくれたものだと思う。ひだまり荘メンバーは身内の6人に飛び入りの客(そこまで親しいわけでもない)が入ることに一切抵抗を感じておらず、多分抵抗があるとしたら夏目側だろう。本人も言っていたが人見知りなのは間違いなかろうし、そうでなくても、身内でやろうとしているパーティーに突然1人乱入するっていうのは気が引けるものだ。それでも強引に入っちゃうあたりは、夏目と沙英の歪んだ関係性のなせる業。そして、気付いたらちゃんと仲間に入れているのは、お気楽ひだまり面子のなせる業。輪をかけて人見知りであろうなずなも特に抵抗なく場に入れているのが凄いな。

 ここ数話の間、ずっと出ることすら許されていなかった夏目だったが、ここで一気に存在感をアピールし、ファンに向けて充分な養分補給が行われた。気付けば描くことの出来ないひだまりの1メンバーになっているのだから大したものだ。仕方ないよな、可愛いものな。時間が許すなら、ひだまり荘の各メンバーと夏目の1対1の様子とかも見てみたかったけどな。過去に沙英×夏目とヒロ×夏目はあったので、とりあえずゆの×夏目でどういう関係になるのか見てみたいぜ。その際には2人でうろ覚え歌でも歌えばいいじゃないの。……ゆのっちのクリスマスソングは相変わらず独創性に富んでいるなぁ。

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 思い切って留年! 第10話。もう一回、思い切って留年! まぁ、流石に高校生で留年はちょっと怖いかな。つまり、高校生じゃなければ留年なんて大した問題じゃないさ! 親御さんも出世払いでいいって言ってくれてるしな!

 さておき、ほぼ毎シリーズ冬に放送しているおかげで、案外珍しい「ひだまり荘と現実時間がリンクしている」という状況。今回の作中日付は12月2日と12月15日ということで、ほぼ放送日程と同じである。ただ、いくら寒いとは言ってもなかなか雪が積もっている場所は多くない。ひだまり荘は一応首都圏近郊にある設定だったはずだが、よくもまぁ、毎年毎年12月に雪が積もるものである。こういう設定って作者の生い立ちで左右される気もするんだけど、ウメスは別に雪の降る地域の出身ではないな。作中のキャラでも、アニメ版では一応ヒロさんが山形出身になってるくらいで、他はそんなに。まぁ、大体この手野漫画って雪が積もるもんなんだけどね。季節感が出しやすいから。

 というわけでAパートはひだまり荘に2度目の雪が降ったお話。2年生コンビは去年からほとんど成長していないようなやりとりを繰り返しているが、去年「Peace」のつづりを間違っていた宮子が今年も雪をいじりながら英語のお勉強をしていたのは何か繋がりがあるんでしょうか。「ゆのからでまかせ」で産みだされた「学べる雪合戦」だが、想像以上にテキトーだったのでちょっと笑った。そもそも校長相手に咄嗟に嘘が出てしまう時点でなんかおかしいんだけど。ゆのっちはときたまこういう悪い子な面も見せるのが面白いところだけどね。しかし、そんな悪い子のゆのっちに対して、真面目であろうとしているのは一年生の乃莉すけである。作業を始めようとして気付いたらネット漬けってのはお約束の状態だが、先輩の誘いに対して「勉強するから断ります」っていうのはなかなかの英断。おかげで先輩2人にも結構なダメージが行った模様。なにしろゆのさんてば、基本的にあんまりお利口じゃないからね……成績でいうと、多分乃莉すけはあんな様子でも中の上くらいだろう。なずな氏は当然そこまで高くないだろうし、宮子はスペック高そうだけど気分屋だから秀才まではいかないくらいでフラフラしてそう。手堅いのは上2人だけやな。ヒロさんに至っては、2人で勉強してるはずなのにイヤホンするという冷徹さまで持ってるしな。

 そういえば今更気付いたのだが、これだけ寒い寒いと言われている時期でも、宮ちゃんの部屋って布団もベッドも無いからずっとハンモックのままなんだよな。あれ、めっちゃ寒そうだ。毎晩どんな恰好で寝てるんだろうか。宮ちゃんだって風邪ひかないわけじゃなかろうになぁ。今回ついでに沙英さんとこの布団も登場してたけど、部屋がだだっ広いからちょこんと布団だけ置いてあるとやけに寒々しく見えてしまうんだよな。ベッドがあるゆのっちは幸せである。

 Bパートは、毎回1度は必ず登場するという、謎の存在感を持つ智花の再登場。沙英家(変な言い方)の家庭事情がちょっとだけ垣間見えるエピソード。沙英さんの模試の結果から両親のメッセンジャーとして派遣された智花と対峙することになったわけだが、沙英さん、進路を決めるにあたって両親と相談してなかったってことなんだろうか。最低限、高三なんだから三者面談くらいやってそうなもんだけどな。一人暮らしで遠くの学校に通ってるから両親との相談とかは全部カットなんだろうか。娘が進学したい学校も知らないって、ご両親からしたらめっちゃ不安だろうに。長女の沙英に対してこれだけの放任ってことは、本当にお気楽なご家庭なのか、その分智花に手をかけているのか。高校時代から一人暮らし+私立の学費って言われると、それだけで随分面倒をかけているような気もするけどねぇ。

 色々と家族・姉妹で思うことはあったみたいだが、基本的には家族愛で全てカバー。智花ちゃんは本当に沙英の妹とは思えないくらいに出来た子である。ただ、「お姉ちゃんはやりたいことがあって結果も出しているから」とはいうものの、沙英さんって結局文学部に進むことになったわけで、美術の専門学校に通っていた経歴は無駄になっちゃうんだよね。そもそも職業作家が文学部に進んで何するんだよ、っていう話もあるけど。一応将来的には「自分の作品の挿絵を自分で描く」という野望があるらしいので、もし完成を見ればなかなか面白い形のクリエイターになるのかもしれないが、それだったらいっそのこと進学とかせずにさっさと専業になって自己鍛錬を積む方が良いような気もする。それとも、親が進学しか許さないとかいう状況なんだろうか。どうせ大学なんて行ったって遊ぶだけだよ。いっそのことヒロさんの新しい下宿に住み込んで書生暮らしでもしようよ(書生がするようなことを担当するのはヒロさんの方だけど)。

 気付けば、書けば書くほどリアルな進路の悩みが見えてきて、なんだかちょっと鬱になってきたぞ。月曜この時間枠は「さくら荘」とコレっていう、謎の進路調査アニメ枠になってしまっているな。「思い切って、留年!」

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 総集編的な! 第9話。いやぁ、今回は凄かった。まさかこのひだまりで、こういうエピソードが出てくるとは思わなかった。これまで培ってきた長年の歴史を紐解きつつ、ファンへのサービスをふんだんに盛り込んだ「思い出回」である。まぁ、その割には今回やたら作画がへちょってたイメージなんだけども……まぁ、キャラ作画がひどくても大して問題がないのがひだまりの便利なところ!(でいいのか?)

 冒頭、いきなり雪のシーンから始まったもんだから「もうそんなに季節が進んじゃったの?!」と不安になったのだが、幸いこれは夢オチ、いきなり宮子の「LOVE&PIECE」ネタから入る。そして襲い来る強襲用タライ。ぶっ倒れたゆのっちがつぶやいた「ひんやり・まったり」は1期6話のサブタイトルである。寝ぼけたゆのは「トマトは全部収穫しちゃったよ」という。こちらは当然3期ラスト「みつぼし×リコピン」。休日朝に訪れた大家さんは「人生体験ゲーム」(以下人生ゲーム)を持参。このゲームを通じて、7人でひだまり荘のこれまでを振り返ることになる。以下、拾える元ネタは全部拾っていこう(絶対忘れてる部分もあると思うけど)。

 最初に振り返ったのはひだまり荘の看板作りの話。「1年以上前のこと」と言っていたが、我々からしたらもう5年前の話である。驚愕。続いて、秘密マスを開けられそうになった宮子が「見ちゃ駄目!」、当然バックには創造神ウメスの御姿が。ちなみに「見ちゃダメ」は2期12話のサブタイトル。懐かしネタじゃないけど、なずなが味噌汁を作ろうとするのは「ナズナゴハン」からの発展。流石に味噌汁はマスターしたらしいけど、乃莉は「脇で見ている」というよく分からない役回りであった。味噌汁絡みで出てきた「お豆腐は足がはやい」は1期OPでも登場した印象的な1コマ。

 入学式、歓迎会を経て、なずながまず遭遇したのはやまぶき地蔵。流石になずなは知らなかったようだが、大家さんも知らなかったのは意外かも。大家さんに胸のことで冷やかされる沙英を見るといちいち違和感がある(中の人的に)。ちなみにこのマスにはあのチクリンも描いてあるので、多分ゆのっちの作品。ゆのっち、あれから1年経つのにチクリンの存在を覚えていたのか。気に入ってたんだな。次のマスは、学食でのカニチャーハン、正の湯訪問と、出費イベントが続く。逆に海鮮の恵みセットを貰うなんて夢イベントも。食い物関係のイベントも意外と多いひだまり荘。

 そして、まさかのサプライズゲスト、智花の登場。智花ちゃん名物の携帯ディスプレイ顔文字会話も健在。そういや1年生組も3期で既に顔見知りになってたんだな。なんだかんだで全てのシリーズに出ている智花ちゃん、やりよる。でも大家さんはこちらも面識なし、更に意外。次の思い出は青虫君。こちらもアニメオリジナルの思い出ですね。1期の話数シャッフルを整理する手がかりの1つになってたなぁ。そして、大家さんにせがまれてゆのっちが持ってきたお菓子に書かれていた言葉が「まろやかツナ風味」(2期4話)。ご丁寧にパッケージには宮子宅に同居していた謎ネコの姿も。

 ここから、各人がめでたく職を手に入れる。ベストセラー作家になったゆの、美術教師になった宮子など、様々なコスプレが楽しめるのだが、特にゆのと宮子は普段見せない眼鏡姿を披露しているので貴重なカット。眼鏡をかけた宮子はどことなく中の人に似ている気もする。次のイベントは「オリーブでカット」。結局織部姉妹はあの1回きりの登場だったけど、ゆのっちたちは常連になったんだろうか? あれから宮子の髪がキューティクルを取り戻した描写はないのだけども。そして、結局開けられなかった謎マスは「吉野屋onステージ!」。そういや、結局今回吉野屋先生も校長も出番無かったな……。最後を締めくくるお風呂シーンでゆのっちが一言「プカリ」(3期特別編)。最後の最後まで懐かしづくしのエピソードであった。

 結局ゲーム自体は大富豪フリーター乃莉ッぺの勝利で幕を閉じたわけだが、こうして1つのイベントでひだまり荘メンバーが全員集合するっていうのは、ありそうで案外無かった図なので楽しかった。人生ゲームって、このくらいの温度でやるには丁度良いゲームなんだろうなぁ。あんまりガチでゲームできる面子でもないし。ひだまり荘バージョンの人生ゲーム……金儲けの臭いがしやがるぜ! タカラトミーさん、アニプレさん、チャンスだ! ただ、ミニチュア版ひだまり荘も付けなきゃいけないから、結構なお値段になる気がするぜ!

 今回はひたすら思い出づくしの回だったのでそこだけ拾えればいいかと思ったのだが、無視出来ないのは屈指の「大家さん回」でもあったということ。大家さんが最初から最後まで出ずっぱりのエピソードって初めてなんじゃなかろうか。おかげで様々な交流が見られたし、彼女の秘密にも少しだけ迫れた気もする。結局どんな生活をしているのかは謎のままだったけども、結局、どうやって生計を立てているんだろう。今現在はひだまり荘が全部屋埋まっているので、仮に女性の1人暮らしだったら生活できるレベルの収入があると考えられる(ひだまり荘の家賃は宮子の部屋以外は46000円なので、現在の収入は27万。維持費などをさっ引いても、まぁそこそこのもん)。これで足りるかどうかは大家さんの年齢にもよるので一概には言えないが、やっぱりバイトで上乗せしないとちょっと寂しいくらいか。ただ、全盛期でコレなので、1年前は確実に副業収入が必要。ゆの達はみさと先輩たちとの入れ替わりで入ってきているので、202号室に宮子が入った昨年が最低収入の年になっている。

 いやまぁ、あんまり生々しいことを考えても仕方ないんだけども。その他にも「普通科コンビ」を名乗っていたことから、おそらく美術科とは関係ないだろうということも分かるし、「高校時代は大家になるとは思っていなかった」とのこと。でも、流石に就職活動で大家職ってのも無い気がするから、普通に考えたらオーナーは大家さんの親だと思うんだけどね。口ぶりからすると年齢もそこそこなんじゃないかという感じもある。そりゃゆのっちだってきらきらした眼で見るよね。「あんた達は若いよ」とのたまう大家さんの中の人は、キャスト陣の中では2番目に若い人。阿澄さんは年下の先輩をかわいがるのです。年下の先輩は阿澄さんにはツンデレるのです。

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 幕引きが「家ぐも」→「夢ぐも」だったのがちょっと笑った、第8話。いや、絶対たまたまなんだけど、なんかいつものオチの雰囲気と少し違ってたから印象に残ったんだろうね。

 さて、史上2回目のやまぶき祭がいよいよ開催。美術専門校での学園祭っていうと突拍子も無い規模で行われる現実離れしたイベントのイメージが強いのだが、やまぶき祭は案外「まぁ、高校生ならこれくらいだよね」という身の丈にあったものになっているので、案外リアリティもあって親身になってみることができる。ある程度自由に父兄なんかも参加してるイベントなんだろうけど、画面を見てるとそこまで外部来場者が多いようにも見えなかったり、案外アットホームなイベントのような気もする(ちらほらカップルの姿も確認出来るんだけどね)。

 どうでもいい設定ついでだと、いつも気になるのはこの学校の男子の比率。今回は特に乃莉のクラスが珍しく男子メインで動いていた様子が見られたので、普段一体どこでどのように蠢いているのかが見てみたくなる。多分生徒の人数比でいったら女子の方が多いだろうから、普段は隅のほうでひっそりしてるのかなぁ。ゆのっちのクラスの男子の人数は明らかになっているが(吉野屋先生による始業時の席替えのエピソードより)、普通科も同じくらいの比率なんだろうか。

 で、そんなゆのっちのクラスの出し物はお化け屋敷に決定。定番中の定番だが、吉野屋先生が多数決で不正を働かなかったのが意外といえば意外。クラス委員がちゃんと見張っていたのだろうか。そういえば、クラス委員(?)が真実さんなんだね。担任がアレでついでに宮子までいるクラスをまとめるのって結構大変だろうなぁ。しかし、そんな宮子がアクシデントで負傷。完璧超人宮子がこういう形で迷惑をかけるのは珍しいことだが、例によって手が使えなければ使えないなりのスペックを発揮するところが宮子なのである。普通なら利き手が封じられたら日常生活にも結構な支障が出ると思うのだが、その辺はいっこうに苦にしてなかったしな。ま、日常生活でも全てゆのっちのサポートが入るっていう前提があればこそだとは思うけども。どこまでもたくましい子だよ。最後の張り紙を使ったメッセージ伝達なんか、もう超人っていうかエスパーの域だし。いや、それに気付いたゆのっちも凄いけども。

 その他のメンバーは、なずな氏がよく分からないクラス展示、乃莉っぺは劇の小道具係を務め、沙英ヒロ夫妻はうどん屋を経営。なずな氏のクラスの展示は一体どんなものなのか、見たことがない世界なので想像がつかない。大量の風船が敷き詰められた部屋って、怖くね? 実際には歩けるくらいの密度が維持されているのだろうか。そして、乃莉っぺは特に何も無いと思わせておいてのサプライズ出演。去年は宮子が馬で、今年は乃莉が牛。ひだまり荘の住人は必ずそういうことをする星の下に生まれている。それにしても、なかなか強烈な劇であった。ロミ夫役・下野紘、ジュリ恵役、平川大輔。これに今回顔を出したゆのパパの水島大宙を加えると、なんか分からんが凄い組み合わせのユニットが作れそう。しかし、こんだけ男性陣がいるにも関わらず、最後のフォークダンスは乃莉×なずな、ゆの×宮子の組み合わせなんだけどね。ゆの達はよいのだが、なずな氏は完全に乃莉に惚れてる顔してますわ。

 そんなこんなで学生たちが大活躍していたわけだが、今回のMVPはいつも通りの吉野屋先生だった気もする。後夜祭のフォークダンスへ乗り込もうとして校長に阻止された時の「あ゛〜〜〜」って声が楽しすぎた。どっから声出してるんでしょう。

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 ひだまり放送直後にまどマギCM入れられると妙な雰囲気になる気がする第7話。画が一緒だから、乃莉ッぺがホント馬鹿になって、宮子がティロフィナるイメージになってしまう。まぁ、宮子だったらシャルロッテを逆に喰うくらいのアニメになるとは思うけど。ゆのっちは概念にはなれないだろうなぁ……

 さておき、今回は圧倒的ゆのっち回である。Aパートは原作でも印象深かったコンペエピソード。ひだまりにしては珍しく(?)、きちんと学校の課題に向き合って結果を出すというお話。このお話が、実はゆのが初めて作品で認められることになる記念すべき回だ。隣に天性の才能の塊である宮子がいるせいで、ゆのっちはどうしても「庶民派」「報われない努力家」のイメージだったのだが、ここにきてようやく、彼女の努力が結果を出す。きちんと過去の悔しさがバネになって結実したことも描写されており、「努力の人」であるゆのっちの成功への道のりがよく分かるようになっている。ま、実際に美術畑の人ってのはこんなんじゃ済まないくらいの日々の鍛錬を積み重ねて生きていくものなんだろうが、やっぱり「頑張った人が結果を出せる」という努力のお話は、見ていて嬉しくなるのである。

 それにしても、ゆのっちが世界デビュー(仮)とはなぁ。これを見ていると、例によって私の腐った脳が刺激されるのは、「中の人も同じような経験してるんだなぁ」ということだったりする。田舎から成功の保証もないのに単身東京へ出てきて(ゆのっちは山梨県民らしいからそこまで遠くないが)、下積み期間を経ていよいよ夢のとっかかり。阿澄さんは主役デビューが決まった時に実家に連絡したんだろうか。ゆのっちの世界デビューは流石に嘘だろうが、阿澄さんはマジで世界に羽ばたいちゃったからなぁ。親御さんがセキュリティレベルを上げてSP付けたくなる気持ちも分かる気がする。

 Bパートは久しぶりの有沢さん登場で、更にゆのっちの世界が外へと広がっている。普段はほとんどひだまり荘から出てこないだけに、外の世界とふれあっている時のゆのっちもなかなか新鮮だ。普段なかなか見られないおめかし姿なども披露し、この作品の主人公が誰なのかということを存分に見せつけてくれている。対する有沢さんも、久しぶりの登場(というか実質まだ3度目の登場)のくせに存在感があり、「外の存在」であるはずなのに何の違和感もなくゆのと時間を共有して見せた。ただ、この場合には有沢さんの人柄というよりもむしろ、「誰からでも自然に受け入れられるゆのっちの人柄」の方が焦点になっているような気もする。

 あとはまぁ、2人でダラダラしてただけですからね。ホント、これでよくアニメとして成立してるな、という気はしますね。加えて、今回は1年前のやまぶき祭や、突如現れた有沢さんという存在など、前作までを知らない人間にとってはちんぷんかんぷんになる気がするお話である。4期目とは言え、ここまで新規ユーザーを気にしない横綱相撲はお見事である。そりゃ、わざわざ復習するための回想なんか入れたらひだまりっぽく無くなっちゃうし、当たり前のことなのかもしれないけど、商業的な心配とかが一切無いんだろうな、と思うとやっぱり凄い。

 個人的には、有沢さんの圧倒的存在感があればこそのお話だったとは思うのだが、「外からきた異物」としての存在感が引き立つのは、やっぱり普段の「内側の世界」が確立しているおかげなんだろうな、とも思う。最近は「内側」も人数が増えて賑やかになったけど、ほとんど出番が無かったはずの今回も、きちんとひだまり荘の6人は「そこにいる」ことが確認出来て安心する。ゆのっちが中心だと、みんな同じ目線で彼女のことを見ているんだろうなぁ、と思えるので、なんだか大量の保護者が取り囲んでいるような状態だ。有沢さんも、最終的には「保護者ポジション」で見守ってたのかな。彼女だけは、どこか沙英やヒロとも違う「本当の先輩」っぽい視点だったようにも見えるけど。ひょっとしたらこの見え方も私の腐った脳の補正がかかってるのかもしれない。(プロフィール上は)同郷声優どうしだから。資格とって仕事しながら声優目指して福岡から出てきた、っていうところが妙に被る2人なのですよ。活動起点がアイドルユニットってのも一緒だし。そういや阿澄・中原の濃い絡みってまだ見たことないな。……カオスなイメージしかわかねぇや。

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 嘲笑ゆのっち! 第6話。各種コラや煽り画像でお馴染み、あの屈指の愛らしさを誇るゆのがついにアニメに! わー、全然できてなーい。

 前回は一年生コンビのお当番回だったが、今回は打って変わって2年コンビ、3年コンビの友情タッグを描くお話。それぞれの学年にきっちりと性格が出ており、実に良い「ひだまりらしさ」が出ている名エピソードである。AパートとBパートでは温度差が大きいのだが、どちらのスタイルでもしっくり来るだけの受け皿があるあたりに、「ひだまりも本当に大きくなったなぁ」という感慨もひとしお。

 Aパートはゆの・宮子による2年生回。普段から仲の良い2人であるが、久しぶりにフルで絡んでおり、仲の良さが一層際だっている。3年生コンビがあからさまに「夫婦」としての仲の良さを発揮しているせいでこの2人の関係性っていうのは案外形容しがたいものになっているのだが、それでも、今回のエピソードを見ていると、「そういう関係性なんだな」っていうのがたっぷりとにじみ出てくる気がする。2人が知り合ってからまだ1年半しか経ってないという事実には改めて驚かされるわけだが、高校時代の1年半って、恐ろしい密度だからなぁ。それまでの十数年間の蓄積と同じくらいの価値があるのかもしれません。

 ま、相変わらず宮子にとってのゆのってどういう存在なんだろう、っていうのは謎めいたままなんだけどね。今回の会話からしても、宮子は完全に天才気質なので、彼女の内面を知るのって本当に難しい。そんな難物相手に友情を成立させるゆのっちも大物ではあると思うけど。過去には才能の差に思い悩んだこともあったけど、尊敬出来るほどの努力型であるゆのは、その友情をプラスに受け止めて成長の糧にしている。偉い、ゆのっち偉い。お風呂シーンでは、以前出来なかった水鉄砲が出来るようになってたよ! ちゃんと成長しているゆのっち偉い。まぁ、身長の方は……ね。でも、144㎝っていうほど小さいんだろうか? 近くにそういう人がいないからイメージが湧かないけど……声優でいうとあおちゃんクラスか。……ちいさっ!

 そしてBパート。こちらは進路に悩むヒロさんを描いたもので、中後期ひだまりの、ある程度シリアスな部分も切り取った代表的なエピソードである。ファンもその動向を戦々恐々としながら見守っている「卒業」というイベント。それに向けて確実に選択を迫られる高校生の悩み。個人的に、人生で進路ってものに悩んだことが無いのでその部分に共感は得られないのだが(人生って転がり落ちるだけだと選択しなくていいから楽なんですよ)、「今が楽しいからそこから動きたくない」っていう気持ちは痛いほどよく分かる。変わることっていうのは何にしたってエネルギーが必要。変化を受け入れるには強さが必要。だからそこに尻込みしてしまう気持ちというのは誰にでもあるもの。ヒロの場合、相方の沙英が既に何歩も先を見ていることもあり、そうした変化への反応がどうしても過敏になってしまうのだろう。決して弱い人ではないはずなのだが、どうしたって気分は沈む。

 そんな悩み多き若者に力をくれるのが、教師という仕事であった。普段はアレな吉野屋先生だが、回りの大人達からは「悪い先生ではない」と言われている通り、本当に生徒のことを考えて話をしてくれる。そういう裏表の無さはちゃんと教え子にも伝わっているようで、やはり何よりも後押ししてくれたのは先生の言葉だったんじゃなかろうか。そして、揺れるヒロさんを支えてくれるひだまり荘の面々。原作では描かれなかった他の4人の動向がアニメではきちんと描写されており、住人どうしでの信頼感が見えるようになっていたのは嬉しかった。まぁ、1年生コンビの関わり方はなんとも不器用な気もしたけど。基本的に「ヒロさんのことは沙英さんに任せるのが一番」っていう部分があるので、仕方ないところだろうね。あーいう局面で料理に関してはノータイムでゆのに任せられる沙英さんが男前。

 さて、結局ひだまりはどこで終わることになるのかなぁ。ゆのの物語だと考えると、沙英たちが卒業した後も1年続けられる可能性はあるのだけど……最上級生のゆのっちはちょっと想像がつかないよなぁ。やっぱり今の6人体勢が終わるタイミングで終了してしまうのだろうか。でも、沙英さんたちの卒業で完結して、ゆのっちたちが「さぁ、3年生だ!」で幕引きってのもなんだか半端な気もするけど……どうなんでしょうね。長く続けて欲しい気もするし、満足行くところで締めて欲しい気もする。こうして見ると、やっぱり「あずまんが大王」の構成って神がかってたなぁ。

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 ひだまつり開催おめでとう、第5話。間のCMの壮大さが何とも印象的。ついに武道館だものなぁ。行けるものなら行ってみたいイベントには違いないのだが、やっぱり地方民は辛いな。

 今回は単行本未収録分か。あまりリアルタイムで連載は追いかけてないので、未収録なのかオリジナルなのか区別がつかんのだけど。「ハニカム」になって本格的に仲間になった一年生コンビがメインのお話。こうして見ると、完全に閉じた輪を作っていた4人のところに強引に殴り込んできた1年生組は、やっぱり刺激の強い人選になっているんだな、という気がする。

 Aパートはなずな回。なずな氏は今月の「ひだまりラジオ」に中の人が来ていたのでその印象が強かったのだが、やっぱり独特の存在感がある。本当だったら「唯一の普通科」とか「唯一の地元民」とか、アピールするべき個性が強いはずなのだが、どうしても押しが弱い性格のために、他者との絡みで相手を引っ張り出す役目の方が強い。今回はたとえばゆのを相手にしているときは「頼りない後輩」なので普段ならなかなか見られないような頼りがいのある先輩ゆのっちが楽しめるし、同輩である乃莉との関係では、完全に受けの姿勢なのでのりっぺの押しの強さがよく出る。まぁ、関東の人間が関西出身者に料理を聞くのが怖いのはなんとなく分かるんだけど。

 深夜アニメのくせに大量のからあげを揚げまくるという極悪非道の展開を見せた真性のお料理アニメ。味噌汁やおひたしまで丁寧に作り方を説明されてしまっては、見ている方も辛かろう。わたしゃ録画分を朝になってみたからテロは回避されたけどやっぱりお腹すくわ。名古屋風味のご両親もそこそこ満足してくれていたみたいだが、唐揚げと一緒におじやってのもどうなんだろうな。やっぱり白い飯が食いたいところだけど、ヒロさんちにヘルプ求めるわけにはいかなかったんだろうか。ヒロさんなら絶対に万が一に備えて白飯くらいは用意してたと思うんだけども。こうしてみると、ヒロさんは圧倒的だけど、ひだまり荘の「家庭的」ランキングは3位以下を突き放してゆのっちが2番手なんだよねぇ。3番目が乃莉か。残り3人は……まぁ、宮子は生きていくのには困らないよね。自分で干物とか作っちゃうくらいだし。

 そして今回楽しかったのがBパートの乃莉エピソードである。6人もメンバーがいると色々とおろそかな部分というのも出てくるものだが、今回スポットが当たった乃莉×沙英というのも、今までほとんど描かれて来なかったカップリング。沙英がこれまで構築してきた他との絡みを考えると、ヒロは言わずもがな、ゆのを相手にしたら「頼りになる兄貴」になり、宮子相手はいつもの通り。宮子は誰に対しても同じだから楽でいいな。こうしてみると、沙英が今まで相手にしてきたメンバーは割とふわっとした人間が多い。そこに、ひだまり荘でも「理知的」寄りの乃莉とぶつけたらどうなるか、という実験が入るわけだ。

 結果は今回の通りで、お互いに持った信条どうしが交錯して、一瞬だけだがちょっと危うい空気になった。お互いに思ったことはずばっというタイプだし、一歩間違うと単なる険悪ムードになりかねない関係性である。幸い、この2人は2年も歳が離れている。高校時代の2年ってのは無闇に大きく感じるもので、1年生からみた3年生は雲の上の存在だったりするので、最終的に正面からぶつかることはなかった。沙英には智花ちゃんという妹もいるし、割と年下の扱いには慣れてるのかも(いや、割と手こずってるけど)。お互いにきちんと抑えるべきところでセーブがかかり、自然な先輩後輩の関係性を維持出来ているのである。人間関係の心配とは無縁のゆのや宮子とばかり接していたらなかなか見られないシチュエーションなので、なんだか新鮮で面白かった。

 それにしても、毎回書いてる気がするのだが、どうにも今期のひだまりはセクシャルで困る。今回はお当番回を任された関係で乃莉なずながお風呂担当になったわけだが、乃莉に至ってはいつもの「締めの入浴」ではなく「朝帰りのシャワー」である。そして、無闇に成長している。なんでひだまり荘は各学年が綺麗に「大きい方」と「薄い方」のコンビになっているんだろう。そりゃ沙英さんだってイラッとするわ。ひょっとして乃莉ッぺの中の人に引きずられているんじゃないか、と心配になってしまうが……じゃぁ沙英さんも引きずってあげれば解決するよ! ……吉野屋先生のキャラは完全に中の人に引っ張られたらしいし、無い話ではないよな、うん。

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