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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ……なんか、校門での勧誘シーンに様子のおかしな生徒いなかった? 第3話。……まぁ、気のせいか目の錯覚ということにしとくか……あれで今後登場しないモブだったらどうしよう……。

 やっぱ観てて気持ちのいい作品。というか単に「可愛い」だけでゴリ押ししてくるだけなのだが、考えてみりゃ私はへちょ絵のちまっこいキャラクターが大好きな人間だったのだ。そりゃこのアニメの石川さんが刺さらないはずもない。なんかもう、「いつ変身してくれるだろう」というだけで楽しみで見ることができちゃうくらいだ(吸血鬼の変身ってそういうことじゃない気はするんだが)。もしかしたら、ちょっと変則的ではあるが今期「ヒーラー枠」として最後まで楽しめるかもしれない。

 Aパート、「吸血鬼ちゃんと球技祭」。初っ端、羽が生えて自在に宙を舞いダンクを決める月菜ちゃんからスタート。この世界は異種族の存在が大っぴらに認められているということだが、果たしてその能力を使ってのスポーツはフェアな行為なのだろうか。偶然にも今期はもう1本「異種族もの」があるが、「キミと越えて恋になる」では明確に「獣人のスポーツ参加は(競技レベルでは)認められていない」とのことだった。まぁ、別にこっちの世界でも月菜がバスケやバレーに本腰入れて頑張る予定はないだろうから問題ないとは思うが、あっちの作品の「異種差別」の酷さを見ると、こっちの作品の周りのみんなの温かさが沁みるわけだよ。まぁ、可愛さが段違いだからしょうがないんだけどな。

 燃費が悪くてすぐにへちょ絵状態になってしまう月菜。さらに今回はあまりにバスケでエネルギーを使いすぎ、大鳥で補給しようにも「上手く歯が通らない」という八方塞がりの状態に。この生物、よくこの歳まで生存できたもんだな。しかし、そんなピンチにも「補給庫」として優秀な大鳥は決して諦めず、すでに開いた傷口から血を飲ませるというファインプレイを見せたのだった……。……それはいいんだ。なんかこう、かさぶたを張ろうとするときの血小板が味を阻害する、みたいな概念はないんだ(そりゃないだろ)。味変になるのはむしろ治療で使った消毒液だったようだが、まぁ、別に吸血鬼が消毒液を苦手にしてるっていう文献はないからセーフですね。消毒は苦い、でも血は美味しい。難しい味覚である。

 こうしてみると、前回時点でちょっと不思議だった「クラス全員に実情を知られちゃったらネタ回しが滞るのでは?」という不安は全くの的外れだったらしく、クラス全員から明確にマスコット扱いされることでますます月菜のキャラが立っていくという構造になっていた。これ、やろうと思えばクラスの誰でも血を提供できる状況なのだが……それでもなお特権的な立場を維持できる大鳥は実は案外器がでかいのかもしれない。

 Bパート、「吸血鬼ちゃんと部活探訪」。食糧難(?)からこれまでハラペコ直帰だった月菜が、携帯食を手に入れたおかげで今更部活を探せるようになった、というお話。時期外れの部活見学ではこの学校が色々とおかしいということがわかったが、個人的に一番気になったのは「このクラスの仲良し軍団、やたら文化部におるな」っていう点だったりする。まぁ、もしかしたら学校全体で文化部の比率が高いのかもしれない。死語研究会があるくらいだし。そして「アニメの部活だと割と定番のくせに現実では絶対見たことない部活」第1位のオカ研も当然存在している。まぁ、この世界観だとオカルトっつっても月菜みたいな「異質な実存在」なわけだけども。深淵から何か呼び出してたみたいですが、この世界における危険度マックスの異界存在ってどんなものなんでしょうね。

 親友の佐久間さんは実はバレー部主将だったというのも驚きポイントの1つだが、その馬鹿力を見ればなんとなく納得。「M・A・Oネキボイスで怪力のNo.1親友」って更に「阿波連さん」の大城さんとリンクが増えるのなんなの。個人的にはバレーボールを持ってランニングを先導してたパタパタ月菜ちゃんが可愛くてよかったです。ただ、その佐久間さんとの対話中に、一瞬月菜の脳裏には何かしら「暗い思い出」が蘇っていた。そうか、こんだけ平和なギャグアニメでも一応シリアスの萌芽はあるのか……あんまり「種族特性」でしんどい話にはしないでくださいね。まぁ、何がきても大鳥は微動だにしないだろうけど。

 というわけで、最終的には大鳥1人で成立していた美術部に加入して2人っきりの世界でフィニッシュ。今作のタイトル、「私を(日常的に)食べてる、ひとでなし」でもいいんだな。

 
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 無限に続くチュートリアル、第3話。なんかもう、キャラたちが大真面目に生き残り勝負をしてる設定なのに淡々と続くチュートリアルはそれだけでだいぶ面白くなってきた。

 「全然議論らしい議論も無いし、このままだと人狼ファンからしたら流石に面白くないのでは?」と思ってたのが先週まで。今週も別に何か特別面白いということはないのだが、盤面の状況とかは「いつもみてる人狼のそれ」に酷似してるわけで、むしろろくすっぽ推理も議論もなく進む「なんちゃって人狼風展開」は、むしろ慣れている人狼好きの方が楽しめている気がしてきた。人狼と接点を持たずに真面目に「生き残り議論」を見たい人の方が、「こいつら何してんねん」ってんで退屈する気がする。実際人狼初心者って、「何にも確定する要素がないのに話し合いとかする意味あるの?」みたいな印象を抱くことが多く、初日議論の面白みなんてのはだいぶ噛み締めて人狼に慣れてからでないと面白さは感じにくいもの。そういう意味では、私は割と今作を楽しめている方なのかもしれない。

 というわけでAパートは通算3卓目。引き続きチュートリアルだが、前回までの5人1狼盤面からちょっとサイズアップして7人2狼、余縄は変わらず1というスタート。追加された乗員はどう見ても敵性宇宙人くさい風貌のしげみち(CV関智一)と、システム音声と全く同じ声でしゃべる出自のわからぬ女性ステラ(CV早見沙織)。まぁ、この際どんな人間が追加されるかはあまり問題ではなかろう。

 7人2狼盤面で霊媒が使えない状況。初手は3卓連続でもはや定番となったラキオ釣り。こうやって不必要に印象下げて初日釣られがちな人っているよね。残念ながら霊媒がいないために初日釣りの後にもグレーのまま。……ところで、この世界におけるグノーシアってのは「2人いたら内通できる」存在なのだよね。この後Bパートの4卓目ではどう見ても連携して動いてたし。まぁ、内通とまでいかずとも、おそらく「お互いに正体は感知できる」くらいのつながりなのかな(グノーシアはグノーシアを襲撃しない、というユーリの発言もあるし)。ただ、これは人狼ゲーム的には当たり前なのだが「グノーシア世界」でよく分からんのは……「2狼生存で夜を迎えたら、襲撃も2人できるんじゃね?」という素朴な疑問が……。いや、そんなこと言い出したらシステムがぶっ壊れるのは分かるんだけどさ、この世界観的にはふつーにやれる気がするのだが……その場合、初日襲撃で2人襲って4人盤面で即PPである。クソゲー。

 2日目、ユーリは前のループで掴んだ「なんとなく嘘ついてることが分かる」という便利能力(これが占い能力とは別にあるんかい)を活かし、少なくともジナは人狼であることを見抜く(この際にもう1狼には気づけなかったのも何か理由があるのかしら)。しかし、すでに5人2狼盤面では素人だらけの卓で数の不利を覆すのは難しく、狼はしげみちに票を集めて結局PP。そうか、ここで票を合わせたってことは、やっぱ人狼は内通してるっぽいな(たまたま集まった可能性もあるが)。

 というわけで5人卓・5人卓・7人卓と3連敗のユーリさん。村人側でこの戦績は微妙なところで、次なる4卓目はいよいよ占い師が導入され、しかもいきなり占いを引いてしまうユーリ。初日に「いつも通りだとラキオがつられちゃうのかわいそうだけど……」とか思ってたらラキオからまさかの占いCOが入り、初めての役だってのに初日対抗。こういう時は弁の立つ奴が有利……かと思ったら、やっぱり初日釣りされるくそザコラキオ。4戦連続初手釣りとか、人狼嫌いになってもしょうがないレベル。

 見事対抗を釣ったユーリは初の能力行使で占い先を迷ったが、前日の票精査からきちんと身内切りできなかった狼を捕捉し、見事全人外釣りで初勝利をもぎ取る。まぁ、しげみちが占い噛まずとかいう舐めプをしたのが最大の理由だが……まぁ、仮にユーリ噛んだとしても、他の面々も票を洗うくらいはやりそうだし、ユーリ噛みで真確したら結局しげみちは盤面的にきついからな。信用勝負路線に持っていくしかなかったのはしょうがないか。アニメ的にはわかりやすくなるように「ジナだけしげみちに投票してたから」という理由をつけていたが、そんなとこ噛みに行ったら一層黒くなるだけだと思うがね。

 まぁ、何はともあれ初めて緑色のランプが灯っての勝利。これにてアニメもおしまい……な訳はなくて、「勝利した村人陣営の皆様、おめでとうございます。それでは次の卓に参ります」という容赦ない日程である。さて、いったいどうやったらこの人狼三昧から抜け出せるやら……。

 
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 小野×冬てえてえ、第4話。すげぇな、こんな無茶苦茶な世界観でまだまだ分かんないことも多いのに、1つ1つの関係性の重みが何故かズシンとくるんだ。

 平田広明演じるおっさんは必ず喫煙者じゃなきゃいけない法則。いきなり三田を狙撃した「赤衣の特捜隊」柳生田。ちょいと古めかしいリボルバー銃ではあるが、狙撃したら普通人は死ぬ。だが残念ながらサンタは普通の人ではなかったようで、何発撃たれても痛がる程度でケロッとしたもの。かつてサンタ討伐で活躍したと噂のエースだったが、そんなタフすぎるターゲットに打つ手無し。散々に暴れ回ったサンタを一時的に抑えつけることには成功したが、その際に漏らした「サンタがこの世界にいちゃいけない理由」は三田にとってはむしろ朗報。色々と分からないこともヤなことも多い変身だったが、少なくとも「子供に夢を届ける」という伝説自体は間違いではなかったらしく、そのためになら小っ恥ずかしい外見だって気にせず生きて目標に邁進できるかもしれない。

 開き直った三田と押される柳生田。すったもんだの2人の乱闘は最終的に体育館の小野の葬儀を文字通り「ぶち壊して」エンド。天井から煙突も通らず落っこちたあわてんぼうに生徒たちは騒然。「神のおっさん」と呼びトラウマとはちょっと違う妙な憧れを植え付けてしまったようである。三田もさ、あの状況でのん気に小野の遺影を引っ張り出して手ぇ合わせてたのもどうかと思うけど、冬村のことを考えたらそうせざるを得なかったってことなんですかね。

 Aパートまるまる全裸のジジイが暴れ回るというクレイジーアニメだが、この情景は作中世界の純粋培養な子供たちにとっても充分なイレギュラー。彼らはなんと、あまりにも保護されすぎて「大人」という存在との接触すら少なかったという。当然「大人の生態」についてもよく知らなかったらしく、神々しき姿のおっさんが余計な刺激になるのも仕方ない。そして、そんな刺激を一番受けたのが冬村さんだったという……。

 やはり今作の中心は冬村さんだ。彼女はかつて、盟友の小野さんが図書館で見つけてきた美術的価値のある資料から「大人の身体」の情報を得ていた。そんなものを見せつけられた女性中学生2人はベッドの中で発情し……たかどうかは分からないが、おそらくほぼ性知識など皆無な状態でもインモラルな雰囲気は感じ取ったのだろう。迫る小野、はぐらかす冬村。この2人の関係性がほんとにキャーでワーですわ。別にこのアニメは百合アニメを標榜しているわけではないが、こうして自然に生まれくる同性間の感情こそがまさにてえてえのである。冬村さんが執拗に小野の身柄を追う情念も、これなら理解できるというものだ。

 そしてややこしいのは、そんな冬村さんが純正の百合に目覚めてしまったのかというとそんなこともなく、アニメの構造的にはまさに「百合に挟まるおっさん」として登場したサンタがややこしさを加速する。冬村さんは小野が大切だ。でも、そんな小野を見つけるために自ら関わってしまったサンタというややこしい存在も気になっている。これまで大人たちによって接触を禁じられてきた純然たる「大人」のサンタ。生まれつき高身長でガタイがよかった冬村からすれば、自分よりでかい男に抱きしめられる経験なんてのもほとんど無かったのだろう。でかいサンタに憧れて、彼に色々と求めてしまうのもしょうがないのだ。これを恋と呼ぶのかどうかは、まだ結論が出ないところだけど。

 そんな冬村→サンタという矢印について、煮え切らないものを抱えている人物が2人。1人はおっさんじゃなくて子供の方の三田。三田はすっかり仲良くなってしまった冬村に対して少しずつ特別な感情を持ち始めたようで、2人きりの教室という定番ドキドキシーンにちょっと心ときめいたりもしている。しかし冬村はおっさんのサンタの方に熱視線を送っている。そのことが分かってしまうと、三田としては抱きしめてやるにしても複雑な心境。大人が子供と関わっていいのか、そして関わった場合、まだ「子供」の自分はどういう扱いになるのか。実に青少年らしい葛藤である。

 そして意外なことに、そんな複雑な三田の心情について、当の冬村も理解しちゃって「困ったモンだ」と自省しているのがすごい。「おっさんの方に惹かれちゃってごめんね、子供三田も困るよね」ってんで一旦自分の感情にケリをつけたらちゃんと子供三田にも話を聞いてあげるという。この冬村さんの超然とした振る舞いもなんとも珍妙なものである。まぁ、やっぱりそれだけ度量のでけぇ人物ってことなんだろうなぁ。ほんとに可愛い顔するんだよ、冬村さんは。

 さて、そんな状況に次は新キャラ投入か? 今まで画面に出ずっぱりの女性キャラは冬村だけだったので、流石にこの辺で女の子を投入してくれると助かる。CV松岡美里らしいぞ。最近はほんとに引っ張りだこやな。あれ? 柳生田ってほっといて大丈夫なん? 三田の正体知ってるはずなんだけど……。

 
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 エンディングで全部なかったことにしていくスタイル、第4話。ここまでやられちゃ、「一旦落ち着こか」ってなるよな。

 というわけでよく言われる「勝負の3話」ではなく、「異変の4話」といった状態に。すでにぐっちゃんぐっちゃんになってしまった比名子の日常ではあるが、めんどくせぇ人魚の他にも、ガンガン人外はやってくる。汐莉が「ほんといっぱい出てくるわぁ、今までよぅ生きてきたわ」と比名子の「引き寄せ」体質に感心していたが、どうやらその答えはすぐそばにあったらしい。1話目から登場してきた「親友」の美胡ちゃんに異変の兆し。

 先週の引き時点で「えっ、お前もあやかしが見えるの? その名の通り、どこぞの巫女とかの血筋ですか?」と思っていたのだが、正解は「こっちも人外」。よく得体の知れないものを形容する表現に「海のものとも山のものともつかない」という言葉があるが、すでにベタベタに接触していた「海の者」汐莉よりも先に、「山の者」である美胡が比名子にツバをつけた状態だったようだ。……それにしても、この世界のあやかし、本当に他芸で出自とかに関係なくチート能力使ってくるよな……記憶改竄からの生活への闖入について、汐莉は「よく使われる手口」といっていたが、それってつまりあやかしのデフォルト能力に「認識改竄」が含まれてるってことでしょ? やばくない?

 しかし、現代社会は個人の記憶をいじったとしても色々と大変だというのは汐莉の愚痴混じりのお話。戸籍やら何やら、一昔前だったら紙の帳簿をどうにかしたら解決したかもしれないが、現代社会はどこもかしこも電子データばかり。そりゃあやかしだって頑張ってデジタルに詳しくならなくちゃ。美胡ちゃんがそうして現代JKらしさを手に入れたのかどうかは知らんが……まぁ、事前にその辺の改竄は済ませていたという。

 「いつから隣にいたかも定かじゃない隣人」である美胡。普通に考えれば気持ち悪い存在のはずなのだが、アニメが示している印象は「悪い奴じゃないんで大丈夫です」なんだよな。別に比名子を食べようとしているわけじゃないし、汐莉のボヤきと合わせて考えると、多分これまで比名子が人外に襲われそうになった時に陰ながら守っていたのは美胡ちゃんだったんじゃなかろうか。いろんな意味で比名子がモテモテすぎる気はするのだが、だとしたら一応汐莉と美胡の利害関係は完全に違えているわけではない。ただ1点、「自分が一番比名子を欲している」という点を除けば。……これって単なる三角関係の話だよなぁ。ちょっと「肉食系女子」の解釈が違うだけで。

 というわけで、美胡ちゃんフィーバーでだいぶ盛り上がった印象のお話だったのだが、実際はどうにも尺の間延びは気になっている。今回のお話、多分もうちょい詰めれば10分くらいで全部片付く話だったと思うんですよ。尺調整の影響なのか、なんか進行がダラけてしまっているのがちょっと勿体無い。話数ごとの切れ目を作るのが難しいのだろうか、後半に入ったショートアニメのポジションがなんだか微妙。まぁ、一応あれでもって「いやいや、ちゃんと美胡ちゃんとの大切な記憶はいっぱいあるんですよ」ということの提示をしているので大事なパートとは言えるのだが……シリアスやサスペンスに寄っているのか、ギャグや百合に寄っているのか、ちょっとわかりにくい構成になっちゃったね。まぁ、あのパートが入ってないと、急転直下な本編と空気読まずなエンディング映像で完全にバッティングしてしまっていただろうが。

 エンディング映像によれば、どうやら美胡ちゃんの正体は「狐」。狐と魚かぁ……狐が有利じゃね? そうでもない? あと、このお話って愛媛が舞台なんだよね。 ……四国に狐がいるのは看過できねぇけどな。

 
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 属性的にはカイなのに名前がソルなのややこしいよね、第3話。いや、そんなこと誰も思わないだろうが、いちいち中田譲治ボイスが再生されそうでドキドキ。

 なんか今期はなろう的令嬢ものを割と観てる気がするのだが、今作はまずもってなろう作品ではないので設計思想からちょっとズレている点が興味深くはある。1話目を視聴した時点では「ずっと悪役令嬢だと勘違いされたままで悪戦苦闘する流れかな」と思ってたのに2話目でほぼ王子様&ヒロインからの誤解は解けちゃってるし、抱えている問題はソルに対するものだけ。そこだって着実にラブのフラグが積み重ねられ、「なるほどこれがLala掲載のなろう的物語か」と妙に納得できる構造だ。こっから先はずっとラブ中心になるのかしら。そうすると今期は鮮血姫に加えてコレとメイドロボ(ロボじゃない)で「命を狙われながらのラブコメファンタジー」がだいぶ並ぶことになるわね(どれもそこそこ楽しんではいる)。

 凝り固まったなろう的文脈で考えようとした時に、今作は不確定要素が2つ存在している。1つは当然「舞台になっているのが過去の自作黒歴史小説」という要素。そして、都合のいいことに(悪いことに?)、作者であるイアナ自身がそのディティールを忘れてしまっており、ピンチが訪れるにしてもギリギリで設定を思い出したりと、先のことがなかなか読めないのである。過去の破滅フラグ作品といえば大抵はゲームをやりこんでる奴が転生したもんだからあらゆる要素が既知の状態でフラグをいじっていたわけだが、今作においてはそこもふわっとしてるし、困った時には「厨二病だった時の自分が全部悪い」という責任転嫁に使えるというのはずっこいが上手い設定ではあると思う。これは作中にご都合主義を適宜追加する方便にもなるし、アホみたいな展開が出てきてギャグとしても転がせるというのが便利。「既存の乙女ゲー」という設定だとあんまり無茶な展開は設定できないからね。まぁ、悪役令嬢転生おじさんとかはだいぶ無茶やってたけども。

 そしてもう1つの不確定要素が、「すでに1話目時点で原作小説から随分はみ出しちゃってるので、今後何が起こるかはマジで作者本人も分からなくなった」という要素。これが実はこれまで悪役令嬢ものに対してネガティブな感情を抱くことが多かった理由で、「ちょっとでも既存の展開からズレたらバタフライなエフェクト的に破滅フラグなんて回避できるんちゃうんかい」という不満が真っ先に出てしまうからだ。もし「運命修正力」みたいなものが働いて強引にでも既存のルートに引き戻されるという設定があるなら、その時は「何をやっても破滅ルートは回避できない」と同義になり全てが徒労になるし、あまりに「シナリオ」という概念を都合よく使いすぎだ、と思っていたわけだ。

 今作においてもその要素は完全に排除はできないのだが、一応ベースになっているのが「自作小説」という時点で割とゆるゆるだし、何よりも「作者自身が作品内にいる」という状況がすでにイレギュラーなわけで、「運命修正力」については「過去の自分の規定に現在の自分が抗っている」と考えれば、これは勝負として成立する。なんなら「厨二病時代の自分の歪んだ情念と、現在の自分のコノハ推しの気持ちの強さでどっちが勝てるか」という対決としてみてもいいだろう。運命力はきっと今後も働き続けるだろうが、この設定なら一応は「抵抗」が意味を持って成立しそうなのである。今回のヨミのお話も、そんなせめぎ合いがよく分かるエピソードだったんじゃないでしょうか。

 まぁ、原作がそこまで考えてるかは知らんけどな。

 
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 才能は何かとのトレードオフ、第3話。毎回ちょっとずつ新キャラが追加されていくけど、その都度どこかしらおかしなニュアンスが漂ってるのが良いですね。

 前回のお話だと双見がはーさんと2人きりの世界で閉じてしまっているかのような錯覚を覚えるが(佐藤さんはおるやろがい)、社会人としてお仕事をしていくのだから当然その周りには世界が広がっている。そして人間は追い詰められて自分だけの手に余る難題にぶち当たって初めて、外の世界へ目を向けるのである。……いや、普通の人はそんなことなくても外に開かれてるもんなんだろうけど、双見はそれでしょうがない。この人、いわゆるアニメ的な「コミュ障キャラ」の中ではまだ正常な社会生活は営めるレベルではあるんだけどね。後藤ひとりなんかと同じで、コミュ障であることがその才覚と繋がってるもんだから単なる欠点とも言い切れず、直した方がいいんだか、悪化させた方がいいんだかはよく分からない。

 というわけで、Aパートでは新たなるアシスタント追加の相談が持ち上がる。はーさんが有能すぎるもんだから作家1人アシ1人の体制でもこれまでなんとかなってきたし、なんならはーさんはそのままでもやり切れると思ってるかもしれないが、順調に連載が進めばお仕事も増えてくるわけで。このタイミングでの増員はちょうどいい頃合いだろう。当然課題は双見のコミュ力ということになるが、現代はネット経由で最小コミュニケーションでもなんとかなるから大丈夫……とはいうものの、コミュ障ならほんとはチャットのみの接触でも充分面倒臭さは発揮できるんですけどね。なんなら推敲に終わりがない文字コミュニケーションの方が症状が重篤になったりしますけどね。えぇ、私がそうですから。1本のメール、1本のレスを返すだけでも必死に文面を考えて疲労困憊。人類はなぜメールなどというツールを発明しやがったのか(まぁ、電話はもっと嫌いだけど)。ちなみに、揉め事が怖い私のメールやチャットのやり取り、だいたいは今回双見たちが「めっちゃ丁寧……」って言ってたくらいのスタイルになります。まぁ、ろくに接触が無い人間に対しては最大限の丁寧さで接するのが一番事故が少ないですからね。

 幸いにして双見はそうしたコミュニケーションにはそこまで負担を感じないレベルのコミュ障だった様子(以前佐藤に連絡する時の方がよっぽど悩んでたよな)。さらに、ちゃんと社会で活動できることを語るエピソードとして過去のアシ時代の話もちょろっと出てきた。……やっぱり漫画家って人格破綻者しかなれない職業なんでしょうかね……(個人の感想です)。能登ボイスの大迫力漫画家、今後再登場することはあるんでしょうか。

 新しいアシスタントを手に入れ、一応は制作体制も安定……するかどうかは分からない。現代の漫画家先生って、自分の手でやる作業をどれくらい削減できてるんでしょうね。

 Bパートはそんな双見先生のガチのお仕事、取材・インタビューからのネーム作り。ここで新キャラのプロ棋士・角館塔子(CVカッター)が登場。この人も何やらクセがありそうで今後の関係性が気になりますね。双見に「天才」って言われた時のちょっとざわっとした感覚は、彼女の自負なのかなんなのか。でもまぁ、基本的にはいい人っぽいし、双見の才能を目の前で見せつけられて互いにリスペクトしあう関係性は築けていそうだ。唯一の問題は彼女にばっかりフォーカスしてるとどんどん将棋アニメになっちゃいそうなところであるが、多分心配する必要はないだろう。「ちゃんと漫画の取材もしてるし、双見自身もそこそこ将棋への興味はあるみたいでよかったなー」くらいの感想。双見がなんでこの題材で連載を始めることになったのかはちょっと気になるけど、なんとなくデザイン的に好きなんでしょうね。

 そして披露される双見の「天才性」。やっぱモノづくりができる人間ってのはどこかしら異常性を孕んでいるものだが、双見のそれはどこか鬼気迫るものがあり、彼女の根底に宿る漫画への執念みたいなものが滲み出る描写が良かった。やっぱこの人はすごい人なんだ。はーさんがうだうだ言いながらリスペクトしてるのも頷けますよ。まぁ、「ここまでやらないとプロにはなれないんだ……」って思ってはーさんが生涯アシで終わっちゃったらそれはそれで悲しいけども。できれば双見からの刺激を受けて、はーさんにも今後は頑張ってほしいもんである。

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 かわいいですね、第2話。可愛いだけで押し切ろうとしている姿勢だけ見ればだいぶ剛腕な作品ではある。

 ほんとに「可愛い」を押し出したいだけの作品なので本来ならあんまり感想を書くこともなさそうだが、今後は多分あんまり触れないだろう前提で、新番チェックでは拾いきれなかった気になる点を3点ほどピックアップしたい。

 まずその1、やっぱ構造としては「阿波連さん」が近いと思うのだが、個性派ヒロインの属性として、結局この世界において月菜の「ちっちゃくなる」という特性がどういう扱いになってるのかよくわかんねぇよ、という話。単に「血を吸う時の様子があまりに赤子じみていて母性本能を刺激されまくる」という状態を戯画的に表現しているだけなのか、それとも本当になんらかの特殊能力でメタモルフォーゼしているのか……普通に考えたら前者でしかないと思うのだが、どうも作中キャラの視点からも「変形してる」前提で話が進んでるような部分もあり、彼女の「可愛い」については謎が多い。まぁ、今後も特に突っ込むことなくこの辺の設定は処理されていくのだろう。実際にデフォルメ月菜ちゃんはほんとに可愛らしいので、視聴者目線でも別に不満はないのである。

 2点目、そうして「可愛い石川さん」という中心地が存在している作品なのだが、「ちゃんと吸えない」というタイトルと1話の進行から「クールビューティーを気取る月菜ちゃんを周りの事情を知る人間がサポートしていく」話になるのかと思ったら、なんと2話目にしてクラス全体に彼女の実情が周知されることとなった。つまり、これ以降はもう「石川さんのギャップ萌え!」みたいなネタ回しは使えず、周りのみんなから平等に「石川さん可愛いなぁ」という感情だけが一方的に浴びせられることになる。……その設定でここから話は保つものだろうか? まぁ、原作が大丈夫ならいいのだけれど……なんか想像していたのとはちょっと違う方向に進みそう。ちなみに「メイン2人に次ぐ最初のお友達1号」のCVがM・A・Oネキだという点も「阿波連さん」と共通するイメージを持つ要因だったりする。

 というわけで気になる3点目だが、この作品、実にキャスティングが濃い。メインのみにゃみ、それに佐久間さん役のM・A・Oネキの2人だけでも割とカロリー高めの布陣なのだが、周りを取り囲むクラスメイトや今回思わせぶりに登場した2人組など、出てくる女の子のキャスティングがいちいち気になるセッティングになっている。具体的には今回のエンドロールで流れた名前が長谷川育美・若山詩音・稲垣好・伊藤彩沙・遠野ひかる。ここまでが「毎度お馴染みパワー枠」だが、さらにここに「ムームー」でいい仕事をした春海百乃、そして「うたミル」のクマちゃん役だった相川遥花の名前も連なっている。人気声優から注目株まで、ほんとにいいところを総取りしてるキャスティング。若手声優チェッカーとしては無視できない作品である。ザ・楽しそう。

 
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 痛みを伴わない決着は無い、第3話。まさにサブタイ通りではあるんですが、一介の高校生が「けじめ」をつけなきゃいけないってのは、見ていて辛いものがあります。

 ここまでのお話はおっそろしく既視感のあるものになっていましたね。何しろ部活で楽器を弾き続ける女子高生が、ご家庭の事情(特に母親の圧)によって部活に時間を割くことができなくなってしまう状態に。練習に参加できなくなると何も知らない部活の連中からはやれサボりだのやる気がないだのと中傷され、家では向き合わなきゃいけない母親が一方的に喚き立てるだけ。頼れる者もおらず、脳裏によぎるのは以前部活を辞めていった仲間のこと。そんな状況で、少女は1人どんな決断をすればいいのか。

 そう、北宇治高校、田中あすかの物語だ。まー彼女の場合は必要以上に(ほんと必要以上に)我が強く、練習せずとも周りの連中になど負けやしないという絶対的な自信があったからこそ副部長という立場がありながら飄々と問題をかわしていたが、最終的には全てがぶつかり合い、たった1人の「性格の悪い」後輩の力によってブレイクスルーが起きた。

 それでは、今作における滝本はどうだったか。彼女は周りの人員配置の関係で「パート転換からのリーダー」というとんでもない重積を背負わされ、それがすでに望まざる状況だったというので余計な苦労1つ目。さらに田中あすかほど要領は良くないため、母親の望んだ進学ルートでの成果も芳しくなく、学業と部活の二重生活が全く立ち行かなくなってしまったのが苦労の2つ目。そして、1期ではそこまで気にしてなかったのだが、どうにもこうにもこのオケ部は治安が悪い。何かあるとすぐ他人になすりつけようとしたり、そこかしこのパートで陰口が横行したりでどんどん立場が悪くなっていくのが苦労の3つ目。背負いきれない三重苦を受け、ついに滝本が壊れてしまった、というのが前回までのお話。

 残念ながらこの高校には黄前相談所は設立されていない。しかし、だいぶニュアンスが違うポジションの後輩・青野君がなんとか頑張った。偶然にも壊れかけの滝本を見つけ出し、彼女が溜めていた事情を一通り知ってのアドバイス。まぁ、先輩に対してかけられる言葉なんてなかなか見つからないわけだが、たった1つだけ出来たこととしては「親言うてもしょせんは一人の人間でしかない。一方的に抑圧されるくらいなら、文句の1つも言って話をしてみろ」という提言である。まぁ、別に青野はそんな意図で言ったかどうかは分からないし、それで問題が根本的に解決したわけでもないが、なんとか滝本の中で1つくらいは縛りを取っ払うことはできたらしい。

 「コンクールまでの期間限定参加」。それが滝本の選んだ唯一の譲歩案。部活仲間からはそれでも文句は言われるが、何か1つ「けじめ」をつけろと言われたらそれしかないという落とし所。別に彼女だって母親を邪険にしたいわけじゃない。親の心配は理解できるのだし、先生も言っていた通り、これは部活だけの問題ではない。将来に関わる選択は、慎重に行わねばならないのだ。

 部活一筋の人間からは、滝本はどう映っただろうか。もしかしたらこれでも「中途半端」と謗る人間は出てくるのかもしれない。けれど、ここでの彼女の決断は、彼女自身の人生を決定づける、大きくて苦しい決断だったのだ。そのことに、周りの者は文句をいう資格などないのである。

 若者の決断は、いつだって身を切るものなのだ。

 
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 普通に2卓目、第2話。現状、村人2回引いて2敗という残念な結果だが、まぁ、5人卓の勝率なんてそんなもんか?(そもそもこの主人公って狼引くんか?)

 とりあえずここまでで基本ルールの説明が終わったという解釈でいいのかしら。1話目であんまり想定してなかったゲーム性(ストーリー性)だったものだから一応あれからざっとWikiだけ読んでどんなゲームなのかを確認したのだが、今作は「1人用人狼ゲーム」という斜め上のゲームだったのだね(それすら知らなくて、てっきり人狼ジャッジメントみたいな対戦ゲームだと思ってました)。なるほどこれならアニメとして縦筋の物語を組み立てるのはそこまで難しいことじゃないし、よく分かんない部分についてもちょっとずつ説明を積み重ねることで説得力のある物語展開は作れるかもしれない。

 でもまぁ、現状はまだ未知数のままである。相変わらず映像部分のビビッドな要素はハイクオリティに見えるのだが、今回設定を見て気づいたのは、これって実写映画で言えば「Cube」みたいなデザインなんだよな。1回宇宙船内の背景を作ってしまえば、最初から最後までず〜〜っとこの背景だけでお話が進むので省エネできる。「フェルマーの料理」で大して作画クオリティの高くなかったドメリカが今作ではパキッとしたデザインを維持し続けられるのも、もしかしたらその辺にカラクリがあるのかもしれない(まぁ、来週以降も維持できる保証はないが)。

 画面がかっちりしているおかげで見ていて不快感は無いし、意外なことにここまではまだ中だるみ感はない。まぁ、5人盤面を2卓回すだけでもそれなりに時間は使うわけで、むしろハイペースでルール説明とキャラの掘り下げをちょっとずつ進めながらゲームの処理も行うと尺はギリギリか。これでおんなじ5人で話を回すだけなら次回以降に多少のスローダウンも期待はできただろうが、そうでもなさそうなのでまだまだ忙しなくなりそうである。

 そうしてぎっちり語らなきゃいけないことが詰め込まれているので退屈してる暇はないのだが、じゃぁお話として面白いかと言われるとまた別問題だったりする。いや、お話は別にいいのだが、人狼ゲームとしての面白さは現時点ではまだゼロである。そりゃね、一番肝心の最終日、主人公のユーリは胃痛ポジに回されてるはずなのに考察落とす要素も余裕もないもんな。人狼ゲームにおいて一番盛り上がるはずの5人盤面・3人盤面で特に悩む要素もなくてサクッと投票しなきゃいけないってんだから、もしアニメがこのままの展開で進み続けてしまうなら、ちょっとその部分に楽しさは期待できない。まぁ、流石に今回みたいなループを無限に繰り返すだけのはずはないので、次回以降に多少なりとも起伏ができることを期待しよう。ちなみに今回一番期待した「瀬戸ちゃんになんかゲスいこと言わせる」は実現せず。狼が正体表した後に豹変するシーンが一番面白そうなのに……。

 

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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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↑越えられない壁
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