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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「声優ラジオのウラオモテ」 4→4

 なんかこう、視聴中は終始「貴様にとって、声優とはなんなのだ?」って問い続けられているみたいで、訳のわからん小っ恥ずかしさや居心地の悪さを感じる作品でした。なるほど、「厄介」声優オタクってこういうことをいうんですね。ここでなぞなぞです、水陸両用の声優オタクってな〜んだ? 答えは末尾。

 全くもって俺が苦しむ必要はないのだが、「このアニメを評価しなきゃ→声優の扱い方を評価しなきゃ→そもそも俺は声優をどういう対象として見ているのだろう?」みたいなルートを通ると訳がわからなくなり、この作品を褒めても貶しても気持ち悪いし、「お前はどうやねん」の一言で何も言えなくなるような閉塞感がある。見えない壁にぶち当たりまくる謎の自家撞着。ほんと、我ながらイカレた思考回路だ。

 とまぁ、前置きしたので何を書いたとしても私のことは置いといて許してほしいのだが、正直に言えばあんまり好きな作品ではなかった。そもそも映像がショボかったのでアニメとしてのクオリティの低さを理由にしちゃえば手っ取り早いのだが、それを差し引いてもなんか気に入らない部分がある作品だった。なんだろね、多分「声優オタクは声優オタクとしてこっそり生きてるから、わざわざ作品で大っぴらにテーマとして取り上げずに湿った石の裏とかにいるのをそっとしといてほしい」みたいな感情があるんじゃないかな。別に「声優は裏方商売なのだから表に出すな」みたいな言論に賛同する気は全くないのだが、こうして改めて「声優とオタク」みたいなテーマを大上段に振り翳してピックアップされると、「てめぇ、表出ろ」みたいな感情が湧いてしまう。

 そしてこれはものすごい問題発言かもしれないのだが、この作品を見ても、別に作者はあんまり声優のことが好きだとは思えないんだよな……。いや、別に必ずしも描くテーマを好きである必要もないんだけど……「そんなオタクがネットで拾ってくる妄想みたいなネタで作品書かなくてもよくない?」と思ってしまう。この感情は渡辺の引退騒動あたりで一番高まって「声優業界、これがもし実態ならほんと救われないな……」と寂しい気持ちになったし、ラストのやすみの「声優としての成長譚」も非常に紋切り型で、「声優を主人公にした物語って、やっぱこれくらいしかやり方ないんだろうな……」と残念に思う。本気でこれをアニメ作品にするなら、メタ構造そのものを利用して何かここでしかできないようなとんでもない演出で見せてほしかったところ。いや、どうしたらいいか具体案はないけどさ。少なくともラスト付近の話を見て、聴いてても、別にやすみが成長したって感覚は得られなかった気がしません? そこの説得力を出すのって、これだけメタを意識しちゃうメディアだとほぼ不可能だと思うんだよなぁ……。

 よかった点は、一番あけすけにやすみにダメ出しする先輩プリキュア声優みたいな人たちのキャスティングです。「確かにこの連中が現場入りしたら現場の連中に嫌な緊張感走りそうだなぁ」みたいなところが最高です。いや、多分現場では優しい先輩に違いないですよ。えぇ(こないだTwitterに富田美憂と絡んでる写真あげてくれててヲイってなった)。

<正解:アッガイ声優オタク>

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