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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「先輩はおとこのこ」 6

 2作品続けて雄馬たそがホモホモしかったのだが。全然テイストが違う同性間感情なのが面白いね。

 BL作品の後に続くのはTS作品。いや、TJか。色んな性別についての関係性が描かれるのは変幻自在のテイストであるが、それよりなにより画面のテイストの方が変幻自在。制作がproject No.9、監督は萌えの伝道師・柳伸亮。きちっと描いた時のキャラデザの繊細さと可愛らしさは相変わらずで、女の子の動きにも躍動感があって眼福。そのくせ、何故か作中では超テキトーなラフい画がぽんぽん飛び出し、なんなら放送時間の半分くらいはそっちのモードなんじゃねぇかってくらいにマジ画とユル画を行ったり来たり。この演出方向はずいぶん思い切ったものだ。いわゆるへちょ画を多用する作劇ってのは別に珍しいものでもなくて、直近だと「第七王子」あたりがにょぽみ風デザインを多用して思い切り緩急をつけていたが、今作の場合、もう、ちょっとでも油断したらユルバージョンの方に移行する。最初は「ヒロインがボケてるシーンだけこの演出になるっていう統制の取り方なのかな?」と思っていたが、そんなん関係なくてとにかくちょっとでも息継ぎしたいタイミングになるとすーぐに崩しやがる。下手したら手抜きアニメだと言われかねないくらいの比率なのだが……何故かこれが別に気にならない。「味わいだな、そうだな!」くらいの感覚で受け入れられてしまう。この辺も作劇のバランス感覚なのかしら。監督の「可愛い」を見せつける手腕が光る。

 描かれている関係性は1話目時点でまだ分からない部分もあるので判断に困る要素はあるが(そもそも主人公の女装モチベが分かんないからね)、内実はふつーの恋愛もののはずなのに、ちょっと目線を変えると百合にも見えるしホモにも見えるし、色々と不思議な構図になるのが興味深い。別に前例のないシチュエーションでもなかろうが、考えて観たら過去にアニメ作品で「『男の娘』と女の子の真正面からの恋愛」って見たことないかもしれない(「おにまい」が恋愛までいかなかったし、そもそもあれはTSだし)。今後、主人公の「娘」部分を受け入れつつも、ヒロインの暴走娘がどんな形での愛を叫んでくれるのか、そしてその脇でホモシチュに足を突っ込みながらもノンケにも見えるという不思議ポジションの親友がどんな表情を見せてくれるのか、見届けさせてもらおう。

 ちなみに、柳伸亮作品なのに今作はまだ日高里菜が登場していない。……いや、別に何もおかしくはないけども。その代わり、メインヒロインがまるでどこぞの青いプリキュアのように猪突猛進で、脇のキャラに加隈亜衣がキャスティングされていることで別な関係性を暗示させている。いや、これも別に関係ないけど。

 
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