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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「しかのこのこのここしたんたん」 6

 このアニメ、あれだな、鹿が邪魔だな……(本質)。

 谷川俊太郎の詩みたいなタイトルのくせして随分話題になってる今期のダークホースならぬダークディア。どうしても視聴タイミングがずれ込んでしまう私の耳には容赦なく本作についてのあれこれが飛び込んできたのだが、まぁ、ぶっちゃけだいたいは主題歌についてのものだったので気にしないこととする。ちなみに耳に入るも何も主演キャストのTwitterフォローしてんだから当たり前である。

 「なんかオープニングが変らしい」という以外はそこそこ知らん状態で視聴を開始したが、オープニング時点で「これ、太田雅彦だろ」と分かるくらいには太田作品。以前は動画工房とのタッグが鉄板だったが、残念ながらこの座組みは6年前の「うざメイド」以降途絶えてしまっており、今回も制作スタジオはWITである。まぁ、WITも充分高品質なアニメが作れるだろうから別に不満はないのだが……何だかわかんないけどなんかの無駄遣いには違いない。まー、作り手側がみんな楽しそうでなによりである。

 不条理ギャグなので真面目に取り扱うのが難しいのだが、太田さんらしいキャッチーで愛嬌たっぷりの画面構成は純粋に評価し、素直に愉快な作品だとは思う。ただ、これは望みすぎなのかもしれないが、振り切れ作品にしてはややテンポがもたつくところがあり、露骨に間延びするスローモーションのシーンなんかを見てると「ちょっと原作密度が薄いのかしら?」という不安はある。いや、スローのシーンも「ネタ」としてやってはいるんだろうけど、そこはあまり面白味につながらずにダレてる感じにも見えてしまうのよね。そういう演出無しでギチギチに詰め込むほどは高密度の脚本は組めない作品なのかな、というのがなんとなくの印象。となるとここからさらなるぶっ飛び要素は出てきにくいんじゃないかな。個人的には比較的ツッコミ要素が平坦なのもややマイナス。別に咲子が悪いとかではなくて、多分原作からしてその辺はあっさり気味で、掛け合いよりもただひたすらに鹿の子の理不尽さを見せていく作品なのだろう。まぁ、そこは合わせていくしかないからね。

 というわけでギャグとして来週以降も息切れせずに走り切れるかどうかは要注目。個人的には「へぇ、鹿せんべいってこうやって作るんだぁ」が一番の収穫。この作品で舞台が奈良県じゃないのもどうかしてるよな。

 
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