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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 さぁ後半戦! こういうシリーズものの特別上映を最後まで見るのって初めてかもしれん。まぁ、尺だけで考えりゃガルパン最終章もプリンセスプリンシパルも変わらんのだが……あいつら、おわらねぇんだよ……。

 

<一応ネタバレ防止折り返し>

 




 さぁ、いい具合にトンチキがほとばしっております! いいねいいねぇ、このあっけらかんとした馬鹿馬鹿しさというか、細かい設定などぶっ飛ばしてとにかくシナリオと画面の盛り上がりを最優先させる力技の展開こそがギアスシリーズ。ぼかぁ大好きです。今回は7、8、9話部分の上映でしたが、大きく分けて7話がアッシュ過去編、8話はレジスタンス崩壊編、そして9話がサクヤ奪還からの世界同時多発とんでもテロリズム編といった趣。特に9話の「何が起きとるんや!?」感の無茶苦茶さがたまりません。久しぶりに(しかもかなり重要な役どころで)ジノさんが登場してくれたというのに、この扱いの酷さはなんなんだ。

 ほんとに場当たり的に刺激が飛んでくるお話ばかりなので一気に視聴した後だとディティールが記憶から消し飛んでしまうのがちょっと勿体無いが、1つ1つの画面の刺激でいちいちお腹いっぱい。最初の頃の展開ではラストまで引っ張ってラスボスポジにアッシュを回すんじゃねぇかと思っていたロゼの真実がこのタイミングであっさりばれ、そこから新たな友情(?)物語が展開していく流れとか冷静に考えれば色々無理がありそうなんだけど、こんだけじわじわとアッシュの地固めが完成してると、「まぁ、これはこれで」くらいで飲み込めちゃうのがすごいよね。

 それにしてもまぁ、アッシュさんの過去の凄絶なこと……そりゃ偶然とはいえそんな過去を食い物にする形になってしまったサクヤさんが申し訳なく思うのも当然のこと。でもまぁ、誰が悪いってノーランドが一番悪いに決まってるんですけどね。ギアスシリーズって悪いやつでも色々と複雑な背景があって結果的に悪くなる奴が多いと思うんだけど、ノーランドはもはや何しても許されるくらいに根源的に悪人やな。わずかな回想シーンだけでアッシュのどうしようもない境遇を完璧にお膳立てしてくれるパワープレイに惚れ惚れする。

 サクヤの親父さんとの逃走劇に関しては「なんでそうなるねん」みたいなよくわからない部分も多く、アッシュがわざと生かされてるんじゃないか疑惑すら出てきそうだが、まぁ「俺が重護を殺した」の真実が意味をなすにはこの形の出会い方しかないかねぇ。アッシュさんも罪の意識があるとはいえ誤解を招く言い方をしてしまったもんだ。そして結果的には「ギアスなんて使う必要なかったじゃん」という救われない後悔に叩き込まれてしまうサクヤさん。「ギアスは使用者を孤独にする」とルルーシュさんは言っていたが、使わなくてもいいのに使っちゃったっていう事実は余計にサクヤを責め立てることになってしまうなぁ。

 8話目、9話目の立役者はなんといってもクリストフさん。このキャラの完成度も高い。目的のためには手段を明確にしてブレない様子とか、実際にそこから成している功績とか考えると、悪人とはいえたいそうな傑物。彼が明確な理由も無しに白兵戦でアッシュに凌駕されてしまったのはちょっとかわいそうな扱いだったかもしれない。あそこでアッシュが帰ってくるってのも想定外だろうしなぁ。もうひと頑張りで人類を狂わせるギアスという存在に肉薄できたかもしれない貴重な頭脳が失われてしまったのは、これはこれで損失。まぁ、ギアスってのはそうして人の手で制御しきれないような運命が決まってるのかもしれませんがね。

 そしてクリストフさんの成した最大の功績はなんと言ってもサクヤの緊縛プレイである。もう、あのシーンだけずっと眺めていたいくらいに見事なボンボンボン(ボンキュッボンですらねぇよ)。キムタカデザインのイズムはしっかりと作品の中で受け継がれていますよ……。C.C.の衣装とかもそうだったけど、なんでこの世界の住人たちはいちいち尻のラインをあんだけ際立たせようとするんでしょうかね。大変にけしからんのでもっとやれ。ずっとやれ。

 エロさでいえば忘れちゃいけない、空前絶後のキャットファイトを繰り広げるハルカとキャサリン。キャサリンさんは最終的にサクラによって不思議なフラグを立てられてしまったのでラストでのキャラ変の可能性もあるが、ここまでは真っ直ぐに信念を貫く、これはこれでいい女と言える。ナイトメアフレームどうしでガチのステゴロを展開する女性同士の戦いというのも実にマニアックで良い景色。唯一惜しいのは、カレンから引き継がれた「余計なまでにエロい搭乗ポーズ」はハルカ側の機体にしか適用されないこと。あの姿勢で戦うのがニッポン人の誇りなんでしょうかね。

 そうそう、バトルで言えばまさかの復活アーノルドくん。いい具合にぶっ壊れて帰ってきてくれましたよ。最初に登場した時に「斉藤壮馬の使い捨てとか勿体無い……」って思ってたら、より斉藤壮馬なキャラになって帰ってくるという嬉しい誤算。ネオブリタニアサイド、よっちん、壮馬、それに平川さんというクセの強すぎるキャストが居並び「こいつらが世界を牛耳るのはそら勘弁してくれ」というトンデモ集団になってるの良すぎる。ちなみにアッシュVSアーノルドの対戦は次元を超えた緋村抜刀斎VS志々雄真実なんですよね。死の淵から甦ったキャラを担当するのが逆なんですがね。

 さぁ、今回の制圧戦でレジスタンス側の兵力がだいぶスッキリしてしまった状態で、さらにノーランドが政治闘争に舞台をうつしたことで「北海道、無血開城?」みたいな空気が一瞬流れたにも関わらず、そこから繰り広げられる「もはやギアスの世界観じゃないやろ」展開。ノーランドさんはまじで何がやりたいのかさっぱり分からないのだが、とりあえず劇場で観るにふさわしい爆裂バトルのラスボスになりたい願望は人並外れている模様。見せてもらおう、そのイカれすぎた野心をよ。いや、理解が追いつくかは分からんけど。サクヤさんのメンタル、しっかり持ち直してくれるといいですね(まぁ、壊れっぱなしならそれはそれで素敵なんですけどね)

 追伸:一瞬ほっとかれるかと思ったラズベリーちゃん問題が瞬殺されたとこ、ほんとに2人して可愛かったです。アッシュもあんだけカッコつけて決めたのに、台無しじゃん。

 
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