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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんかわちゃわちゃしとる、第2話。まー、女子高生がこんだけ大挙したらそりゃわちゃわちゃもするやろけども。

 1話目時点で「チアなんて参加人数の多い競技を描き切るのはアニメだと大変なんやで」という話を書いたのだが、2話目の印象も引き続き「やっぱ大変なんやろな」という感じ。「まぁ、何とかしてくれるやろ」とは思っているのだが、現時点ではやや構成がキツめ。多分脚本から逆算して1話分に詰め込む内容が決まっているのだろうが……なんかね、視点が散ってなかなか追いかけられなくなってるんだよ。これって俺だけの感覚なのかなぁ。

 理由はシンプルで、なんかカット割りがやかましい。いや、「やかましい」って表現もよく分からんかもしれんけど、シーンの繋ぎがさ、なんか忙しないというか、必要以上に割ってしまってるというか。1つ1つのカットの持ちが悪くて、もう少し呼吸させてほしいところで息継ぎできない、みたいな感覚でシーンが流れてしまう感覚がある。まぁ、どうしても詰め込みたい内容があるならしょうがないのだろうが、今作の場合は決して情報量が過多ってわけでもない気がするんだよな。

 これは序盤だけの問題なのかもしれないが、何でこんなにカットを矢継ぎ早に繋ぐ形になってるかというと、合間にやたら回想を重ねているからである。「この時の感情はこう」「今の会話はあの時のこのシーンのことを思いながら展開されている」。そうしてさまざまなシーンの関連性をはっきり見せてくれるのはむしろ親切心からきているもので、「キャラが多くて場面が散逸的になりがちな作品だから、視聴者もわかりにくかろう」ってんでわざわざ過去のシーンを多めに用いることで関連性を明確にしてくれているんだろうけど、そのせいでなかなか視聴者側は「今、ここ」に視点が絞りづらい。回想にあたるシーンが挟まる際にも「こっからが回想ですよ」という明確なマーカーなど無いため、明確に「あ、前に見たシーンだね」と分かるパートでも、一瞬理解が遅れる。その「あ、前のあそこだ」っていう認識でいちいち切り替える負荷があるために、「それにつながっている今」の印象が薄くなってしまうのだ。この方向性は、関係性が明示化されれば次第に解消されるものだろうか。

 繰り返しになるが、作り手側の狙いは分かる。分かるんだけど、なんか勿体無い気がしている。キャラデザ・作画がちゃんとしてる作品なのだから、1つ1つのカットの力を信じて、もっとじっくり見せてくれてもいいと思うんだけど、「賑やかさ」みたいなものを演出したいという気持ちもあるんだろうか、どうにも気が漫ろに。同時多発的にいろんなキャラから「あーしたい」「こーしたい」が出てくるとドラマ自体も焦点がぼやけてしまう可能性もあるので、今後はなるべく話がスッキリしてくれることを祈っている。真面目にチアを描こうとしている様子は窺えるので、多分ほんのちょっとのことだとは思うんだよなー。

 

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