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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 スカイマンのカセットはいらないんじゃないかな……第4話。まぁ、以前作者がスカイマンのリライトもやってみたいって言ってたし、もしかしたら格好良く活躍できるのかもしれないけどさ。

 ステカセかわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! もう今回はそこにつきますね。アニメになって動くステカセ、コミカルさが全力再現出来てて超可愛い。以前も言及した通り、ステカセはこの後作られたスピンオフストーリーの影響もあってすっかり読者たちの間での可愛さがアップしてしまっているわけだが、アニメは既にその設定を取り込んだかのような可愛らしさ。いや、別に原作から大きな改変はないんだけどね。

 改めて思い起こすに、悪魔超人編って原作ではキン肉マンが完全にシリアス路線を受け入れた転機となるエピソードで、2度の超人オリンピックで模索した路線の完成形ではあるのだけど、それまでのルービックキューブマンとかベンキマンとかの超人の路線もまだ残ってて、悪魔超人軍その系譜を継いだ「過去のテイストの残滓」がステカセ(とバネ)だった(その証拠に悪魔騎士にはステカセ路線のキャラはもういない)。おかげで一応ギャグ的なデザインも残しつつだったわけだけど、「ウォークマン」というガジェットをこのデザインに仕上げたゆでたまご、キャラメイクのデザイン力は高いんだよな(読者募集超人というリソースがあるとはいえ)。今の世に出してもゆるキャラとして充分通じるし、シンプルなデザインの中にしっかり個性が出ているステカセ、見れば見るほどに完成度の高いキャラである。

 そしてそんなステカセを見事に彩ってくれているのが、なんといってもキャストの柿原徹也である。かっきーのスキルなんて今更疑う余地もないが、持ち味である軽い声のトーンを活かして振り切れたステカセの愛嬌がたまらない。こんだけシリアスな世界観でこのステカセが出てくるだけでも嬉しいし、本人もインタビューで答えていた通り、いろんな超人のモノマネを入れてくれているのも芸達者である。まぁ、今回モチーフにした超人で明確な真似先があるのはネプチューンマンだけだけども(ウォーズマンは来週ね)。「全力で杉田のモノマネしてるかっきー」って、単なる業界の悪ふざけでしかないんだけど再現度たけえな。ちなみに今回かっきーが先んじてゼブラとマンモスマンをやってしまったため、もしオメガ編以降までアニメが作られることになったら、ゼブラ役の人とマンモス役の人は「真似したかっきーの真似」をしなきゃいけなくなりました。なんだこの状況。

 そしてもう1つステカセを彩る要素を生み出してくれたのは、当然アニメの作画スタッフ。わざわざ過去の活躍シーンをダイジェスト形式で差し込んでくれたのもありがたかったが、いちいち変身する時の細かい段階の描写が面白くて、原作でも丁寧に描写してくれた「ステカセとコピー元のハイブリッド」みたいなデザインが面白い。足元ひょろひょろで上だけゴツいマンモスマンスタイル、アニメで見るとだいぶキモいことがよくわかるぞ! あと、地味なポイントとして合間に入るアイキャッチの紹介文も要注目。「ステカセは状況に応じて戦略を変えられるメタゲーム特化の超人だ!」なんて言及には「確かに!(あんま活かせてないけど)」と思っちゃったし、2枚目のアイキャッチは「旋律」と「戦慄」を引っ掛けたダジャレまで入れている。スタッフの愛を感じる細かいポイント。

 今回はステカセの活躍だけで満足してしまっているが、その他の要素も軽く触れておくと、以前から気にしていた時代設定の話、やはりアニメでは有耶無耶のまま進むようである。「赤の広場」に関しての言及は基本的に全カットで、他の場所は具体的に言及してる割にはステカセたちの試合会場だけは「広場」としか言われてないのはちょっと変な感じ。その他にも原作にあった時代を感じさせるセリフは微妙に改変されており、バッファローマン登場時の「日本にこんな屋根付き球場ができたとはな!」が変更になっているのが分かりやすい。東京ドームが出来てまもなくの出来事ってわけではないと。他にもステカセがキン肉マンをコピーしてしまったくだりについて、原作だと「7年前の試合」と言及しているのだが、その辺も面倒くさいので時系列はぼやかす形に。そのくせステカセだけははっきりと「時代遅れの家電超人」呼ばわりされてんのがちょっと草。原作の時代設定でも「今はCDの時代だから時代遅れだ!」って言われてたし、そこは改変の必要無し。ひどい言われようである。

 そしてダブルミーニングで「盟友」なスプリングマンも登場。彼のフォルムを見てると「アニメだとやっぱ正確に描くの大変だよなww」と思わざるを得ない無茶なデザインである(頑張ってるけど、首元のあたりがアングルによってやっぱなんか変)。まぁ、これはむしろ漫画の時にはそんな「無茶な嘘」を強引に画力で捩じ伏せている原作者を評価すべきポイントだろう。世界中探しても、スプリングマンを格好良く描ける漫画なんてこれくらいのもんだよ。スプリングマンも中の人のよっちんがいい味出してるし、ステカセを見守るスプリングマンの図、どうしても色々感じ入ってしまいますね。ちなみにこれはすぐ後で回収される伏線だが、バッファローマンがポツリと「魔雲天……」って漏らすくだりも実は結構な情緒があったりする。さぁ、他の悪魔超人たちも続くぜ。

 追伸:アデランスの中野さん、割とガッツリ中野さんとして描かれててワロタ。キャストが柳原哲也なんだけど、芸人枠が多いのはやっぱりゆでたまごの交友関係からだね。そのうちバカリズムとかもどっかで出てきそう。

 
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