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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 2本目〜。まぁ、総集編なので取り立てて感心するシーンがあるわけではないですが……「やっぱいい作品はいいな」と再確認できるだけでも意味はあるんじゃないでしょうか。結局、どんだけ傑作と呼ばれる作品でも2回目3回目とリピートして観る機会って案外少ないからね(日々のアニメスケジュールがきつすぎるのが悪い)。

 

<というわけでネタバレも何も、総集編です>

 




 ぶっちゃけ後半は前半以上に書くことはないんですけどね。どれくらいのウェイトで再構成された作品なのかはだいたい前半で把握しちゃったし、その通りの流れで後半パートもさらったよという感じ。強いて違いがあるとすれば、前半はぼっち初ライブ、ライブハウスオーディションにファーストライブと、一応はライブに類するシーンが3つあったのに対し、後半は本当に学園祭ライブ1本に絞った内容になっているので、全体的にゆったりとした印象もありつつ、ちょこちょこと掘り下げが強化された印象かな。ぶっちゃけ視聴前には「後半って学園祭以外なんも残ってないのでは?」と不安にはなってたのだが、どっちにしても1クールアニメの半分を80分に圧縮してるんだから時間を持て余すことはないよな。

 視聴前は「本筋とそこまで密に関わるわけでもないからもう江ノ島エスカーはカットされるのでは?」くらいに思っていたのだが、一応ダイジェスト風味で入ってきましたね。トロピカルラブフォーエバーさえあればだいたいOK。そして一番力が入っているのが学園祭周りの出来事で、さらに突き詰めればぼちキタのカップリング強化である。虹夏周りの感情に関しては前半である程度処理できてしまっているので、後半はがっつり喜多ちゃん主人公の構成になってるのよね。冒頭で出会いのシーンを喜多ちゃん目線から描いた新規カット(だよね?)が入ってるのも、「今回の後半戦は喜多ちゃんとぼっちについて描いたものですよ」というのを明示する意味があったはずだ。

 あとは流れに沿って学園祭ライブを追っかけていけば自然に濃厚なぼちキタになるって寸法さ。今回唯一の全力ライブシーン、やっぱ劇場の音響で聴けるのはいいですよね。流石に大丈夫だろと思って油断してたが、やっぱあのシーンは良いものなのでちょっと泣けてしまった。あそこの喜多ちゃんほんと格好いいんだよなぁ。そしてぼっちが喜多ちゃんを、喜多ちゃんがぼっちをそれぞれに思い合う関係性。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないとは思うのだが、それでも互いに敬意を払い、尊重しあってる関係性が素敵。喜多ちゃんが「私はみんなを感動させるような演奏は出来ないけど」っていってたの、別に全然そんなことないと思うんだけどね。ぼっちとか山田とか、埒外の才を発揮する連中ばかり見てるとそんな考え方になっちゃうのもしょうがないか。

 とまぁ、基本的にはテレビシリーズを観てた時と感想は変わらないんですが、改めて、当時を思い出しながらどっぷりとぼざろワールドにひたる場としては文句ないんじゃないでしょうか。出来ることなら、これが「2期への繋ぎ」であってほしいとは思ってるんだが……どうかね、原作ストック的には2期はギリギリっぽいよなぁ。

 追伸:後半はもう、山田がずっと山田だったのでそこも好きです。ぼざろの偉いところはぼち喜多とか虹山田とかベースとなるカップリングはありつつ、山田×喜多とかあらゆる矢印にそれぞれの意味が発生するところよね。

 
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