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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今作で唯一にして最大の問題はもしかしたら義妹よりも義母の方がエロくて気になることかもしれない、第8話。まぁ、甚大なる補正がかかってる可能性もあるが……こないだ某所で見た母娘の(中の人の)トークが眼福でした。

 今回はタイトルの「義妹」の方も引き続き気になるのは当たり前だが、どちらかというともしかしたら「生活」の方が注目すべき要素だったのかもしれない。何しろ今回の1話で何が起こったかというと、「悠太が沙季のことを思い、プールに誘う」→「沙季、拒絶」→「悠太頑張る」→「沙季受け入れる」というだけの話。それ以外のキャラはほとんど登場もしないし、悠太だって頑張るっつっても何か特別なことをしたわけじゃない。何となく沙季に寄り添っていただけだ。こんだけ何もない平熱な状態なのに、視聴中に特に退屈だとは思わず、環境音楽のようにその「生活」が流れていくという何とも不思議なテイストは相変わらずである。

 個人的に今作で気に入ってる部分は、音響の使い方。基本的にBGMも抑えめな演出方向になっているのだが、おかげで細かく入るSEなんかが印象深く聞こえてくる。今回でいうと、例えば沙季が聞いていたカセットテープのケースに手を触れてがちゃんと崩す音。世代じゃない人は分からんかもしれないが、確かにあの音か「カセットテープのケースの音」だった。わざわざ画で見せずにこのSEで「何かを崩さなきゃいけない」という沙季の心情を示すあたり、音の持つ効果をきちんと活かしている。

 あとこれは単純に心地よいってだけだけど、朝食シーンでトーストにバターを塗る音。よく焼けたトーストにバターナイフを乗せるザリザリという音が食欲をそそる。そして当然そんなトーストを食べる時のさっくり音。このシーンはいかに朝ごはんが美味そうに見えるかが重要なので、音の持つ力というのも案外バカにできないわけですよ。

 というわけでそんな「朝食」とか、何気ない日常のワンシーンから紡がれていく2人の関係性。今回はざっくりまとめると「沙季が余計な誤解を解いて悠太の歩み寄りを受け入れる」というお話なのだが、2人にとって、互いのイデオロギーのすり合わせというのは単なるラブコメとかと違って「家族の今後の生活」にずっと影響するもの。だからこそ悠太たちもその辺は意識して強めに主張している。そして、こうした何となくの「生活」ってのは意識したからなかなかどうなるってもんでもないのだけど、逆にちょっとしたことで大きく変わっていくものなのかもしれない。今回の沙季は、初めて悠太に朝ごはんを全部任せることにしたわけだけど、彼の口から出てくる提案はちょっと新鮮だったり、彼の何気ないパンの食べ方に不思議と興味が湧いたり。「朝ごはん文化」なんてものは各家庭で色々と違うことの代表みたいなものだが、それを意識して、ちょっとずつ合わせていける。そんな気持ちになった沙季は、間違いなく悠太へ一歩歩み寄れたのだろう。

 まぁ、そんな悠太は「何となくの習慣で」自転車を持ってきちゃったわけだけど……「生活」って、そんなもんですよね。

 
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