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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 眛の深淵へ、第21話。割と分かりやすい胸糞ストーリーだったが……善と悪の対になる太刀を伝承してる時点で、忍び連中がどういう稼業かは察するべきだったのかもしれない。

 激闘、シャイVS曖昧。厳密にはあの姿で「ウツロ」らしいが、曖さんを取り込んで1つとなった姉妹は全てのセリフが二人羽織状態となかなかの難易度。アフレコはさぞかし大変だったことだろう。少しでも歩調を合わせるため、両名ともネイティブ京都弁声優を起用していたのはこうした難所があったためなのかもしれない。重なる音調に決して重ねられない心。なかなか難しい演出である。

 そんな得体の知れない相手を戦わねばならないシャイ。元々シャイの性格を考えれば「曖さんだったかもしれないもの」を攻撃することなど出来ず、正面からぶつかったら必敗である。じわじわとなぶられたりせず、初撃で心臓を貫いてくれたウツロさんはそれだけで人情味があったといえるかもしれない。しかし、そうして刀で貫かれたことでシャイと正義の刀がリンク。転心輪は心を繋ぎ、伝えるための増幅装置。人と人を繋ぐなら、人と刀だって繋げるだろうというダイナミック理論である。

 こうして姉妹の一番の理解者である刀をサポーターとして獲得したシャイは無事に復活。瞳に炎を宿してのリベンジを狙う。しかし、最初は面食らったウツロさんだったが、刀を握っての純粋な斬り合いならどう考えてもウツロさんに一日の長がある。さらにニンジャなんだから当然できるだろ、とばかりに転所自在の術(?)を披露し、シャイの炎にデバフがかかりそうな三途の川を召喚。実際にデバフがかかったかどうかはよく分からないが、シャイも根性だけではどうにもならないところまでは追い詰められた。かつて曖さんと練習した水切り、かつて一度見た曖さんの剣技など、曖とのつながりを積極的に押し出して戦うシャイ。彼女の狙いは昧を切り伏せることではなく、そうして姉の曖さんの方を切り出すことだったのかもしれない。結局、純粋な戦闘では劣勢に立たされたものの、土壇場で転心輪の底力を発揮。思い切り干渉して「虚ろ」な「中」へと入り込んだ。

 以前も披露された姉妹の回想シーン。その中に在りし日の昧の姿をみたシャイは彼女が絶対に悪人ではなかったことに確証を得るが、そこからの闇の歴史に心を打ちのめされる。ツィベタちゃんの時もそうだったが、やはりアマラリルクに落とされる人間にはそれ相応の闇があって当然だったようである。しかし、心を「残して」無念の死を遂げたツィベタと違い、ウツロは心を「無くして」今の状態になっている。彼女は中身こそ失ったがまだこの世界にいることは間違いないようなので、曖さん的には妹の奪還という目的にワンチャンス残した形。ただ、それは眛本人の望む形ではなさそうなのが悩ましい。曖さんの知らなかった里の暗部を抱えて潰した昧さん。彼女が納得づくで光の世界に戻ってくることはできるのだろうか。

 追伸:クフフさん、今後スピリッツさんとどういう関係になるのかな。彼女は彼女でなんだか寂しそうに見えてしまったのだよな……。

 

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