最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
俺にとって石田彰とはなんなんでしょう、第3話。いや、他人に投げかける問題じゃねぇし、誰にとっても「知らんがな」なんですけど。今期は凄絶なる彰シーズンになってしまい、「リゼロ」のレグルスがやべぇのはすでに書いた通り。そこにさらに「マジルミエ」では敵役っぽい外道社長をやっており、「夏目友人帳」ではご存知の通りに名取を担当。いや、この流れで名取を出すのは流石に可哀想だが……あいつも大概ではあるんだよなぁ……。 そうして「せめてシーズン後半のラスボスでだけ出てきて欲しい」と願っている石田彰。もちろん嫌いじゃないんだ。大好きなんだ。ただ、石田彰が声をやってるキャラは、もはやその時点で無視できなくなってしまうんだ。だって、それだけ存在感がクソでけぇキャラということであり、そこを見逃して、聞き逃したら全てを失ってしまうリスクがある。ということは、石田彰が出てきたらそのアニメは正座して見なきゃいけないということになり、シーズン序盤から体力を削られまくっているのである。何が腹立つって、ちゃんとそうして削られた精神力の見返りはちゃんとあるってことなんだよなぁ……。 というわけでたった1人のキャストから興味を繋いでいるように見える今作だが、実は普通に面白い。色々とヒドいアニメなのは間違いないのだが、ほんとに「今まで見てこなかったアニメ」になっているのでいやでも興味を引かれてしまうというか、嫌う理由がないというか……新番チェックの時に触れた「ヤンキーものとかヤクザものは嫌いなんだけどここまで外道ならもう関係なくない?」という感覚はやはり正しかった様子。生まれてこのかた、人に手をあげたこともないよう人畜無害な私のような人間って、暴力で物事を解決しようとするヤクザものなんて理解しようとすら思えない存在なんですよ。持つべき感情は嫌悪感だけだし、その理屈で何を語ろうが基本的には響かない。「東リベ」なんてその結果なんも面白くなかった代表選手だったのだが、今作は遠慮なく極道モンの内情にまで切り込んだ上で容赦無く暴力&暴力。酒タバコ女ドラッグ。絵に描いたような(絵に描いてるんだけど)嫌悪感の対象である。 でも、もうそんなんどうでもいいんですよ。だって霧島がおっかない理由ってそんなとこにないんだもん。単なる異常者だから怖いだけで、「ヤクザだからダメ」なんて次元はすでに通過している。そうしててっぺんに立つ霧島というイレギュラークレイジーを中心に据えているおかげで、普通だったらこちらも好きになんかなりようがないだろうヒロインの吉乃もなんだか愛嬌があるように見えてくるし、「狂人の理論」が先立てば、まだ話が通じそうな極道の方がマシってもんで。もう、いっそファンタジー部門として処理してしまいたいくらいにイマジネーションを膨らませて見る未知の世界だよ。 そして、全てに諦めがついて穏やかな心で追いかければ、今作は割と貴重な「おっさんが輝くアニメ」にもなっている。ヤクザ連中に居並ぶ強面キャラと、それに彩りを添えるクドめのキャスト陣がとても良い。特に今作は関西弁の出現率が高く、ネイティブ関西声優がイキイキと真価を発揮してくれている。中でも今回注目したいのは、吉乃の子守り役(?)として付き従ってくれている遊佐浩二である。上田瞳・遊佐浩二とネイティブ京都声優2人が浪速の極道をやってるのは笑ってしまうが、やはり流れるような関西弁トークはとても気持ちがいい。今期は石田彰シーズンだと言ったが、実は同時に遊佐浩二シーズンでもあり、「青の祓魔師」ではすでに遊佐的ノルマである裏切りをすでに終えてしまった関西人、「甘神さんちの縁結び」では“いけず”のイデアを凝縮させたような最低最悪なエクストリーム京都人役を担当して遺憾無く胡散臭さを発揮してくれている。クセの強いおっさんどもが蠱毒のように煮詰められていく今作、そりゃおもろいわ。関西弁テーマで統一されたエンディングもクセになるし、是非関西文化のお勉強に活用してみよう(地獄かよ)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧 |