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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」 5

 「案外」の意味を辞書でちゃんと調べてから出直してこいよ、とは思うが、まぁ、ラブコメなんてこんなもんである。

 やぁ、最近だんだん自信がなくなってきてるP.A.WORKS大好きおじさんだよ。なんかね、最近のP.A.は原作付きの作品でも手堅く作ったり、オリジナルでも意外に丸い作品を作ったりと相変わらず単体でのクオリティは高いんだけど、かつてのようなフロンティアスピリットというか、アクの強さみたいなものがあんまり感じられない気がしててちょっと残念なのだよな。まぁ、無いものねだりの贅沢思考だとは思うのだが……おかげで今作がP.A.の制作というのもちょっと憎たらしい感もあるのだが、まー、出てきたものをおとなしく受け入れるしかないのです。

 タイトルからも分かる通りのハーレムラブコメ。原作はサンデー漫画らしいのだが、今期の並びだと「かのかり」「カッコウ」と並べてマガジンラブコメと一緒くたに処理してしまいそう。前クールの「紫雲寺家」に通じる部分もある気がするし、単純に「性格の違う姉妹丼」というだけで「何等分する気だよ」とも思ってしまうが、まぁ、古来よりラブコメのテンプレなんてこんなもんだ。潔く三姉妹を「別ジャンルでの天才」というステータスで割り振ってしまったのも、導入に最小限の労力しか使わずに済むのでありがたいといえばありがたい。「ジャンルが異なる三姉妹もの」って、考えてみりゃ「甘神さん」が一番近いのか。あれは最終的にそこそこ好きな作品になったので、今作だってどこで好感度が振れるかは分からないですね。

 現状、三姉妹の傲慢さがどうにも鼻につくのでキャラの印象としてはマイナススタートなのだが、その分主人公の身も蓋も無いキャラ設定は潔くてむしろ好感度が上がっている。「才能がない」と評されてるあたりはなろう的成り上がりフレーバーを感じもするが、もともと「親が天才」という設定なら好きなとこでちゃぶ台ひっくり返せるから実に調子のいい設定である。そして、本人にその後ろ盾の強さが理解できているのかいないのか、「家事手伝いしかできない下っ端男子」というスタンスのくせして、あまりヒロインたちに対して卑屈になりすぎず、やりたいことはずけずけやっちゃうあたりは近似作品とは異なる変な流れもあるような、ないような。今後はこの主人公のムーブ次第でシナリオ全体の好感度も大きく変わってくることだろう。まぁ、最大の課題として三姉妹の「天才っぷり」を描ききれるかどうかってのがあるので、あまり期待は高めにおかないようにはしてるが。

 
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