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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ふたりソロキャンプ」 4

 ただでさえスケジュールがずれ込んでんのに、こちらの作品は久しぶりに「読売がサボりやがるから」という理由でどんどん視聴が遅れてしまった作品。関東圏ではすでに2話目が放送されてしまっている日程である。

 一応AT-Xを利用すればもっと早く追いかけることもできたのだが、まぁ、そこまでする必要はない作品かな……という予断はあった。実は原作ちょい既読。毎度お馴染み電書試し読みパターンで、こちらは2巻だか3巻くらいまでは読めたんじゃなかったかしら。そこまで読んでるってことは、原作漫画の方は割と嫌いじゃなかったんだと思う(すでに何年前に読んだかも覚えてないので微かな印象でしかないが)。そんな作品なので、別にアニメに期待してなかったわけではないのだが「まぁ、そこまで爆発力があるわけでもないしな」ってんで多少放置しても問題ないと判断したのであった。

 で、実際あんま問題なかった。んーーーアニメとしてはあまり出来がよろしくない部類じゃないかなぁ。「なんとなくキャンプ」「なんとなくメシ」という流れは前クールの「飯・旅」三連作のおかげで若干食傷気味というのもあるが、今作は一応おっさんが(おっさんも)主人公ということで、より純粋に「キャンプ」に焦点を当ててかなり絞り込んだ内容。それこそ「ゆるキャン」以上にキャンプオンリーの作品と言える。そして、そんだけ絞り込んだら純度が増し、アニメとしての表現の幅も限られることになる。もちろん、「ゆるキャン」は良いアニメだったのだからこのテーマが即ちダメということにはならないのだが、すでに先人が爪痕を残したジャンルということは、今作はそれを超えるだけの「より高い純度」で勝負するか、何かしらの付加要素で飾り立てて勝負するしかない。おそらく制作側が選んだのは(当たり前だが)前者の方である。

 その結果、なんとも地味な作品になってしまった。基本はラブに主軸を置いているので男女の関係性の機微に一喜一憂できるだけの感受性がこちらにあれば話も変わってきたのかもしれないが、こちとら「勝手に盛っとれ」としか思えない性根のため、目につくのは作画部分の頼りなさ。制作はSynergySPで、しょーじき1話目からあまり絵に魅力はない。原作を読んでる時はサクサク読めるし女の子はそれなりに可愛いしで少なくともネガティブな印象はなかったはずなのだが、アニメはアラの目立つクオリティになってしまい、そんな絵でジリジリしたキャンプの夜の風景を見せられたとしても、どうにも魅力には繋がりにくい。まー正直これ以上にアニメでやれるかと言われると難しいところではあるが、残念ながら「あたり」の作品にはならなそうである。

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