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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あのラッミスにも悲しき過去……第3話。いや、前にも言うてたかもしれないけども。この世界の標準的な生まれ育ちがどのレベルなのかが分からんから、ラッミスが特別不幸なのかどうかもよく分からんのだよな。

 1期は毎回追いかけて何かしら書いてた作品だが、2期もそうなるかどうかはまだ決めてない。他の作品との兼ね合いもあるし、2期が面白いかどうかも分からんし。現状は1期から大きく評価を変える理由もないかなぁ、とは思うがいくつか気になる点は出てきている。

 2期に入って一番大きな変化は、ハッコンが断片的にとはいえ、会話できるようになってしまったことである。「主人公が自販機」というとんでもない設定は、さまざまなバラエティ自販機に変身して突飛な商品で戦うアイディアが面白いことに加え、自律行動がほとんどできないという制約も重要な特徴であり、動けない・話せないという不便すぎる状態が周りのキャラクターとハッコンの関係性をつなぐ重要な役割を果たしていた。しかし、いつまでもそれじゃなかなか話も進まないってことなのだろう、1期時点で「念動力」というなんかよく分からないずるいスキルで一定範囲内でものを動かせるようになり、風船自販機を使って多少の移動も可能に。特に「自分で移動できる」はラッミスとの関係性の重要な一側面を低減させてしまうのでちょっと悩ましかった。

 そしてこの度、いよいよ機械音声のつぎはぎという形で発話も可能に。これにて今まではラッミスとだけ魂レベルで対話できていた雰囲気だったところを、周りの誰とでも一定以上のコミュニケーションが可能になった。特に察しのいいヒュールミとはかなりの純度で意思疎通ができるようになっている。このことも、ラッミスとの関係性の特異性が失われてしまうようでどこかよろしくない印象がある。シナリオの要請上仕方のない進化だということは理解しつつも、他の解法が見つからなかったのは少し残念。

 ただ、そこにちょっとしたマイナスは感じつつも、一応は作品独自の面白みも保持されている感覚もある。いや、巨大氷自販機をマスターして圧倒的な質量という「他のもんいらんやんけ」みたいな最強武器を手に入れてしまったのもどうかとは思うんだが、その上で「コンクリ基盤、倍がけじゃぁぁぁぁ!!!!」みたいな「そんなんありかよwww」っていうネタがまだ出てくるところは感心しちゃうし、このアホっぽさはまだまだみてられそう。さらに、「ラッミスとの関係性が希薄に……」と心配しているタイミングで一番濃密な絡みを用意してくれたのも周到なところで、彼女の過去のエピソードから今まで隠されていた彼女の激情を、そしてその流れで「ヒトと自販機」という無茶苦茶な関係性の中で強引すぎるハイパーラブロマンスを。「ヒュールミに頼んで小さいハッコンを……」はだいぶ狂気の沙汰ではあるが、この2人ならこれでもいいのかな、と思えてくるのが恐ろしい。

 さて、こっから更なる進展は望めるかしらね?

 
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