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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いい話だったな〜、第18話。今作は毎回感想は書いてないけど引き続き楽しませてもらっています。残念ながら読売での放送が関東圏から1週間近く遅れているというのもあり、あんまり感想書くモチベがね。

 でもまぁ、今回は多分2期前半戦終了ということで節目のお話になったのでせっかくなので触れておきたくて。気づけばしれっとコンテに斎藤圭一郎が混ざってるあたりがCloverWorksの抜かりのないところで。今どこで何の作業してるんでしょうね。

 いわば「ミスコン編」の決着ということになるのだろうが、今作の良いところを改めて確認させてもらったお話。1期の時から割とそういう性格は強い作品だったと思うのだが、今作はね、基本的にあんまお話が暗くなりすぎないというのがよい。肝心のごじょーくんがそこまで根の明るい人間じゃないので一人思い悩んで沈む展開は多いんだけど、その場合でも基本的に周りの人間が全員「いい人」なので嫌な展開に繋がりにくくて、ちゃんと報われる展開になるのよね。海夢の存在は言わずもがなで、真っ直ぐ明るく、ごじょーくんを支えてくれる素敵な彼女のおかげで色んなところでネガティブに行きかけるのをすぐに止めてもらえる。

 そして一番大事な要素として、ごじょーくんにしろ海夢にしろ、そうして「報われる」権利をしっかり有しているというのが分かるところなんだよね。海夢さんって別に「オタクに優しいギャル」とかいう理不尽な全肯定マシンではなくて、「正しいものをちゃんと正しいと評価できる人間」なだけで、彼女が惚れ込んだのは五条新菜という1人の男の誠実さであり、彼が研鑽を積んできた技術へのリスペクトである。視聴者目線でも彼がストイックに自らの「好き」を貫いてこれまでの人生を捧げてきた結果としてああした技術を習得していることは分かるので、ごじょーくんがモテることに特に不満もない。逆もまた然りで、海夢がここまでカリスマ性を持つのは、「好きこそものの上手」を貫き続けた彼女がブレずに真っ直ぐ自己を表現しているから。互いの一番いいところを認め合うカップルが、互いの一番いいところを世間的にも評価されて絶賛されるお話、とても良いじゃないですか。

 しかも今回はクライマックスってんでその「技術」を披露するシーンががっつりと描かれている。これまでも「五条は頑張ってるだろ」というのでクラスメイトが全面的にサポートしてくれる描写が多かったり、恵まれてきたごじょーくんであるが、今回はそんなたくさんのクラスメイトの「期待」を意識して固まってしまい、そこから改めて海夢との関係性を思い出し、自分の中の大切なものを意識することで最大のパフォーマンスを発揮することができた。「女の子の顔にメイクする男子高校生のシーンを格好良くクライマックスに持ってきてください」とか、アニメとしてはかなりの無茶だとは思うのだが、そんな要請に一分の隙もなく答えられるからこそのCloverWorksである。

 お見事。

 

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