最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
そりゃぁないぜ、第8話。そりゃぁ、ほんとにないぜ……。 ナズナと餡子、その過去の顛末。あまりにも不幸な偶然が重なった悲劇。誰が悪いでもないのに救われないお話。いや、総括すれば「どこぞの吸血鬼が悪い」だけの話なのだが……今作ではここまで「悪い吸血鬼」というものがほぼ存在してこなかったので、今回の展開は衝撃的でもあり、いささか突飛でもあり。どうなんだろ、そりゃ超人的な力を持つ吸血鬼のこと、どこぞで人間を食い物にして悪さをしてる奴もいるのかもしれないが……ほんとにたまたま、それが餡子の家庭に降りかかってしまったというのは運命の悪戯という他ない。あれって、親父の浮気相手が吸血鬼だったんかなぁ。この街にはどれくらいの吸血鬼が住んでて、同族どうしでどれほどその状況を共有できているのか。少なくともこの時点でカブラさんは吸血鬼としてこの街で活動しているはずなのだが、彼女だって吸血鬼になってそこまで時間も経ってないし、あんまりその辺りの情報をナズナちゃんが得ることはできなかったのかもしれない(そもそもナズナちゃんはカブラさんとの接点もほとんどないのかな)。 タイミングが悪すぎたのは、よりによって餡子が吸血鬼という存在を知り、そのナズナちゃんから眷属へのお誘いを受けた後だったということ。何なら噛まれて眷属の内定をもらった後くらいの状態だったわけで、ギリギリ「成る」前のタイミングで餡子から吸血鬼に対するぬぐいようのない忌避感が生まれてしまったが故のキャンセル。もし事前に吸血鬼のことなど何も知らず、ついでにナズナちゃんの正体すら知らなければ、2人の未来にはもう少し別な選択肢もあったかもしれないのだが。 しかし今更そんなたらればに意味はない。おそらく餡子の家庭はどこかの吸血鬼の悪意によって壊された。親父さんが暴走したのは眷属に対する能力だと思われるし、ナズナが尾行しようとした時にタクシーの上で妨害してきたのがおそらく相手の吸血鬼ということなのだろう。この街には確実に悪意を持った吸血鬼が潜んでいたのだ。であれば、餡子の復讐は「そいつ」に向かうべきなのだろうが……現状、彼女も相手の正体を把握できてないのかな? だから片っ端から吸血鬼を滅そうとしているのか。……話にだいたい辻褄が合っちゃったなぁ……。現在の餡子を象徴する装飾品であるライターは完全に親父さんの遺品であり、自分と父を繋ぎ、断ち切った因縁の代物。これを手放せないことが餡子の呪縛の象徴か。そしてもう1つの遺品である眼鏡。長年かけ続けていればおそらく度は合っちゃう気もするのだが、「父親の視界」に依存し続け、歪んだ像を結んだ世界を見続けているのだとすれば、これもまた随分病的な状態である。あの夜で止まってしまった餡子の時間は、復讐以外の方法で進めることができるのだろうか。 そして、今回重要なのはそうした過去の因縁をナズナちゃんがすすんでコウくんに話して聞かせたこと。「最初の眷属(候補)」の話とか、今まで黙っていたのはコウくんに無駄な期待を抱かせないためだったのか。そして、今になって話すのはその必要性を感じて、彼を巻き込むこととの天秤にかけた結果だろう。ナズナちゃん、あんな様子でも色々と考えることは考えているのだ。 オープニング映像でことさらに強調されている餡子VSナズナの構図、これはもはや、対決は避けられそうもない。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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