最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
なんやこれ……なんかまたとんでもないもんが出てきたで。なろうアニメにこういう方向の驚きがあるとは思わなんだ。 視聴した方は皆共感状態だろう。今作はなろうアニメのくせに映像が……なんだこれ、「良い」とか「悪い」とか「細かい」とか「しょぼい」とかじゃない。「ナツい」。いやまじで。テイストが90年代末期から2000年代初頭くらいの、「質のいい」アニメのテイストである。どうみても現代アニメには見えないために「もしかしたら前クールでいっぱいあった全然関係ない作中作から始まるパターンかもしれん。ちょうどこないだショートアニメ「バンドリちゃん」でも前世紀アニメネタがあったしな!」とか納得しようと思ったのだが、もちろんそんなこたぁなくて全編このテイスト。これがこのアニメのストレートコースなのだ。 座組みを確認したら納得は納得。監督はなんと羽原信義。「なんかめっちゃ久しぶりに見たぞ!?」と思ったが、私が脳内から「境界戦機」の記憶を消していただけなので実際は3年ぶりくらいなのだが、このテイストはもはや氏の代名詞となっている「ファフナー」シリーズよりさらに一昔前のデザイン。そんな旧時代の面影をわざわざなろうアニメに使っているのである。 濃い目のキャラデザ、重苦しいベタ塗りの背景。ただアニメーション自体はそこまで重厚なわけではなく、省エネするとこはちゃんと省エネなので「すげぇ手が込んでるアニメだ!」とはならないあたりがなんとも言えず、「一般的なろうアニメのアベレージよりは確実に上だろうが……」くらいの感覚。まぁ、このレベルの作劇が続くというのであれば、作画クオリティ自体に文句をつけるつもりはないが……。 そんな20年前のテイストで画面が展開されているというのに、内容はほんとに潔くなろうなので頭がバグるのだ。いわゆる「クラス全体転移もの」であるが(そんなジャンルが定着してるかしらんが)、数少ない私のなろう履歴でこの手の設定が成功した作品は見たことがない。一応「蜘蛛ですが」は「結果的にクラス全員転移」でそこそこ成功した作品ではあるが、あれもだいぶ後半まで「クラス転移」は関係ない設定だし……その後アニメ化された「クラス転移」作品はだいたいが悲惨な結果になっている気がする。今作ではいよいよもって作中のキャラに「テンプレ展開だァ!」などと言われてしまっており、語るべき部分は1つもない。 その上で主人公ageの手管がいつも以上に雑であり、「1人だけ転移時に理由もなくスキルMAX」の時点でその後のお話など全く無意味であるし、「聡明な主人公像」を描くのがだいぶ下手。転移直後に「王たちの素性の裏が取れてないんだ、何かあったらまずい!」っていう警戒心から逃げたってのに、その後の騎士団長の「私は信用してくださいよ」は特に理由もなく全幅の信頼を置いちゃっているというナイスダブスタ。お前の用心深さと聡明さはどこに行ったんだ。「影が薄い」のはまぁ分かったが、唯一主人公を認識してたはずのクラスメイト(風魔法使い)は、突然消えた主人公のことを心配してないんだろうか。普通に考えたら王たちに「もう1人いたはずなんですが……」と相談するだろう。本当にクラスメイトなのかこいつら。 などなどなどなど。ほんとにいつも通りのなろうでしかないのでストーリーを追うのが苦痛なのだが……それをこの画でやられるからもう何が何やら。人間の脳ってのがこんなに簡単に認識を乱されるものだということが知れてちょっと面白かった。映像の「昔っぽい作り込み」はもはや意地になって貫き通してるレベルだと思うので、これがどこまで続いて、どういう効果を生み出すかはちょっと興味がある。さぁ、視聴継続なるか!? PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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