|
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
相変わらず適当な展開が続くステゴロギャグアニメ。今作はなろう的なお馴染みである「思いつきみたいなクッソ適当な進行」はかなり顕在化しているのだが、開き直って「そういうギャグ」にしてしまっているおかげでかえって印象が悪くならないという不思議な現象が起こっている。その最たる部分が「悪役は悪役として臆面もなく明示化し、さらに全員のノリをギャグで徹底する」という要素で、下手なシリアスを持ち込まない分、「とにかく拳で解決する」というスカーレットの特性を遺憾なく発揮できるようにしてあるのだ。今回も、冒頭で登場したパルミア教徒という名のテロリストは分かりやすくコントのノリだったし、お祭りに登場したチンピラどもも、ありえない蛮行を突発的に行うことでスカーレット曰く「殴っていいやつ」であることが分かりやすい。無茶苦茶な設定ではあるのだが、「そういうギャグ」だと言われたらしょうがないのですよ。 冷静に考えて、「パルミア教会壊滅乱入」は一概に正義の行いとは言えない。そりゃま、相手が先に安易なテロリズムに走ったのだから大義名分はあるが、今回殴り倒した連中は前回のモーニングスターデブのように金銭的な我欲から行動しているのではなく、純粋に信心から動いているような描写もあった。であればこの度の騒動は一応「宗教戦争」であり、相手を問答無用で殴り倒していくのは正義の執行ではなく「教義の押し付け」になってしまう可能性もある。異教徒を暴力で抑圧するってのは歴史においてはお約束のムーブだが、それを主人公がやってしまうのはいいのかどうか、というお話。その辺に面倒臭い葛藤が生じないように、今作では悪役が徹底して「コント要員」として描かれ続けるのである。 さらになろう的などうでもいい要素の1つに「ナーロッパファンタジーに突如登場する日本人街」がある。和風テイストを特徴とした異端の街。何故かどんななろう世界にもこれは必ず存在し、「ちょっと変わった文化」を謳い、転生者からすると「日本文化が懐かしいなぁ」という話になったり、さらなる日本知識でマウントを取りにいく分かりやすく安易な設定。今作においてもそのような街が登場してますます「安易なアニメだなぁ」という印象になるわけだが……あまりに臆面もなく出されたもんだからこれもギャグとして消化してしまいそう。 普通のなろうであれば「ちょっと変わった文化がある街なんですよね」なんて言いながら主人公パーティーがキョロキョロと物見遊山に興じる様子が描かれたりするのだが、本作においては「この街はそういうところ」って認識が浸透しているのか、ことさらに特徴に言及したりはしない(ちょっと浴衣について触れた程度か)。その結果、ゴリゴリに西洋ファンタジーなビジュアルのキャラたちが平然と浴衣を着て夏祭りに繰り出すことになるわけだ。「そこは現代日本の屋台でいいんだ……」というのもツッコミどころな気がするが、そうした違和感を打ち消してくれるのが、「何故か屋台の中に壺やら何やらを売る骨董屋が出品してるし、思いつきでツボを叩き割るためだけに登場する荒くれ冒険者がいる」という意味不明な景色。ここまでくると、思い切り可愛い浴衣に指貫きグローブも違和感なんてありませんよね。ほんとに変な作品である。 そんなとんちんかんな世界が広がる中、今回繰り広げられたのは「聖女」サーニャの幼い恋愛模様。文字通りすぎる「白馬の王子様」に一目惚れのサーニャに対し、無骨の塊でしかないスカーレットが恋愛指南みたいなこと始めるのは面の皮が厚すぎてどうしたらいいやら。実の兄を差し出してもサーニャが楽しそうならそれでいいと思っているのか、はたまた本当に「兄なら聖女の相手に不足なし」と太鼓判を押しているのか。……面白そうだからやってるようにしか見えないが……お前、ギャプ萌えがどうとか言える立場じゃないだろ。 PR
|
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/18)
(11/18)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/16)
(11/16)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|

