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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「死亡遊戯で飯を食う。」 6

 まるで1本の劇場作品を観たかのよう。今期2本目の1時間スペシャル作品だったが、これは確かに1時間必要なお話。

 最近は忘れがちな設定だが、私は基本的にデスゲームが好き。多分その興りは「バトルロワイヤル」なのだろうが、その前の「カイジ」とかにも影響は受けているかもしれない。何かしらのゲームに命をかけて謀略をめぐらせながらギリギリの生存競争を演じるキャラクターたちを見るのは大好きだ。ただ、最近そんな設定が下火だったのは、どうしても形ばかりで適当なデスゲームばかりが増えてしまったため。最近はそうでもないかもしれないが、一時漫画業界にデスゲームバブルみたいな時期があり、猫もしゃくしもデスゲーム。ほんとにえーかげんな生き残り競争があまりに多くなりすぎて、「しばらくはいいよォ」と食傷気味だったわけだ。

 今作は22年からスタートしたラノベが原作だそうで、そうしたデスゲームバブルを経験した後の時代の作品らしい。当然私は原作には触れたことがないし、この後どういう展開になるのかなんてさっぱり分からないが、少なくとも単発のアニメとしては各所に評価できるポイントが散りばめられた良い1話目だったんじゃなかろうか。

 まず開始一発目の画面からして印象的な画面構成。今回は「やたらゴシックなお城からの脱出」というテーマなので背景美術とキャラの融合がカギとなるが、キャラ絵がだいぶ極まったデザインになっており、1つ1つのシーンが本当に一幅の絵のようである。監督の名前、どっかで見たことがあると思ったら、なんとあの「義妹生活」の監督じゃないですか。そりゃ納得です。今作は流石に「義妹生活」ほど1人のキャラクターの心情の機微を追う展開にはなりそうもないが、しっかりと画に意味を持たせた演出技巧が光るのは明確に良いポイントだ。制作はDEENなのだが、動画の枚数を減らしてでもガツンと止め絵のインパクトで勝負しにいく路線であればちゃんと実力を発揮できるようだ。なんか、そういう観念系のアドベンチャーゲームの画面を見ているみたい。

 「デスゲームとしてのクオリティはどうか」と問われると、そこはまだ保留かな。正直、カイジみたいなほんとに心理戦の極限まで戦えるようなゲーム設計ってのは簡単にできるもんじゃない。込み入ったキャラ間の関係性をみっちりと描く「バトロワ」の緊張感もずっと持続するものではない。どこかで「えーかげんな」設定ってのは出てきてしまうもので、今回でいえば最初にコクトーが殺された時のトラップは「どっから何が飛んできてん? 避けようないやんけ」ってんでちょっとがっかりはしたのだが、デスゲームってのは狡知と理不尽のバランス感が大事ですので。今回ユーキ(幽鬼)が生き残れたのだって結果だけ見れば単なるラッキーなのだから理屈も何もないのだが、途中の分割ノコギリルームの演出とか、「エグさ」優先で描かれた場面を見れば今作はどっちかというと「狡知」よりも「理不尽」に寄せた作劇。いっそのことゴリゴリに無慈悲な方向に舵を取ってくれた方が噛み合いは良さそうだ。ラストのユーキの判断も含めて、今後とも胸糞悪いドラマに期待したい。

 
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