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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 お仕事って、大変だよなぁ……第7話。当方、生まれてこの方「真面目に仕事に励む」とか「熱意を持って仕事をする」という経験がマジでゼロのため、こういう話を見ていると羨望もありつつ、自己の現実と比較してどんどん鬱になっていきます。世間から求められる人はよ……キラキラしてるんさ……。

 Aパート、ついに遠隔アシのねこのてさんの正体が明らかに。これまでずっとオープンエンドでも顔は映ってたので「多分この人がアシさんなんだろな」とは予想していたが、見た目は割とピーキーなくせしてキャラとしてはむしろ大人しめ、とてもいい子っぽかった(CVは花井美春)。意外なステータスは「未成年」という部分だが、どうなんだろ、「バクマン」の影響なのか、漫画業界って高校生くらいでデビューするのもそこまで変な話だって印象はないんだけど。いや、でも冷静に考えたらやっぱすごいことか。ねこのてさんの場合は不登校らしいので学業との両立は求められていないが、それでも「学校で馴染めない」という現実を吹き飛ばすために漫画の創作に向き合い、一定の結果を出しているだけでも充分すごいというのは双見が言ってた通り。世に何かを出せる人はみんなすごいんだよ。

 ねこのてさんのキャラはそこまでおかしなものではなかったが、このお話でむしろ意外だったのは双見が積極的にチャットのみだったコミュニケーションを壊しに行ったところ。私のようなガチコミュ障だったら絶対にテキストベースのみでコミュニケーションが済ませられる相手に顔出しで通話なんてしようと思わないのだが、こうしてみると(はーさんの提案ではあるが)双見も最低限の社会人としてのコミュ力はあるようだ。今回のお話は総じて「双見って割とちゃんとしてるよな」ということが分かるエピソードである。

 2本目(?)、失意の塔子さんのお話。全体的に「梨田邪魔やろ。そろそろ帰れ」という印象が付きまとうが、描きたいのは双見とはまた別のフィールドで孤独な戦いを続けている「棋士」というお仕事の大変さ。そしてそこから双見、はては梨田にまで波及して「全てを自分の力で決めなきゃいけない」という大人の戦いの大変さである。まー、社会人として仕事をするなら大なり小なり責任は付きまとうものだが、「競技者」と「創作者」はその中でも大変な部類ということか。塔子さんは今回双見宅を訪れる前にちょっと身構えたような仕草を見せていたが、あれは単に落ち込んだ自分の気持ちを隠すためのものだったのか、それとも双見相手には何か特別な感情があるのか。どうしてもこの手の作品だと後者の意味で捉えがちなのは百合脳の悪いところだが……そんな塔子さんが参戦したことで嫉妬(?)にかられてウザ絡みする梨田もあれはあれで面倒な感情を抱えているだろうし、大人3人で「大変だよねー」と共感して泣いてる時に1人だけ置いてけぼりくらったはーさんも「私だけ双見と同じ枠に入れてない!」ってんでちょっと苛立ってる様子もあった。この界隈、どこからどこに向かってか細い矢印が出てるかがよく分からんので注視する必要がある。

 そしてラストパートは「双見大人気の巻」。別編集の瀬戸内は前回一度撃退したものの、その程度でおとなしく引き下がるようなタマではなかったらしい。偶然の邂逅を利用してまたもや双見に魔の手が迫る! ……って前回も触れたけど、仕事がもらえるのは別に双見目線でも悪いことじゃないんだけどな。現状はキャパの問題で断ってるってだけだし。その辺りの事情はおそらく編集側の方がよくわかっており、これを好機とばかりに佐藤の後輩・浅倉までもが双見にちょっかいを出し始める。やはりこうしてみると双見の才ってのはいろんな人から買われているのだ。瀬戸内はまだ分からないが、少なくとも浅倉に関しては「作家の都合なんて知らんが自分の都合で使い潰してやろう」とか考えるような人間でもなかろうし。みんなしてちゃんと双見といい関係を築きたいから今のハーレムものみたいな状態になってるのよね。

 そして「よその女」からちょっかいを出されたら当然本妻がキレる。佐藤さん、酒の力でだいぶ気が大きくなるタイプのようで……双見からしたらめっちゃ褒められてるようで嬉しくもあり、ここから仕事が増えたらしんどくもあり……ワークライフバランスをとるのって、本当に難しいですよね。

 結論:無職が最強。明日の朝日を拝める人生にしましょう。

 
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 吸血鬼意外と死なない、第6話。日光もニンニクも大丈夫で、流れる水だけちょっと苦手っぽい? すぐにスナァするどこぞの吸血鬼とはだいぶ違うぞ石川月菜。

 Aパート「吸血鬼ちゃんと取材」。なんでか分からないが地元マスコミに目をつけられた月菜。吸血鬼はそりゃレアではあるのだろうが、人外自体はこの世界においてそこまで特別な存在でもなさそうなので、わざわざ取材が来たのは純粋に「月菜が可愛くて話題になってたから」という。……ずいぶん平和な社会のようである。突然高校に新聞社がやってきて授業中も写真撮りまくりという非日常をあっさり受け止める度量のでかい学校。どうやらその陰には月菜との関係も深い理事長の存在があったようである。そう言えば中の人でいえば絶妙にゾンビィなコンビネーションの2人ですね。

 クラスではすっかりマスコット的存在になった月菜だが、本人の中でどのように折り合いをつけているのかは定かじゃない。改めて本人に色々と聞いてみたところ、少なくとも当人は現状に満足しているらしく、理事長から色々と突っ込まれてもまんざらでもない様子。同時進行で保護者チームが改めて結成されるなど、校内での月菜ケア体制はもはや万全。昔から心配して世話を焼いていた理事長も「もう大丈夫」と肩の荷が降りたみたいだ。まさかあの漫画を月菜に提供したのが理事長だとは思わなかったが……あれでどうにか解決できると踏んだのもすげぇ判断だよな。そして実際になんとかなっちゃった月菜の性格も大概である。

 ちなみに、取材中に判明した「吸血鬼は写真に写らない」というお馴染みの性質。よくよく考えるとなんとも珍妙なものだ(そりゃ元が怪談なのだから珍妙に決まっているが)。写真がダメなのは確定で、おそらくこれはどんなカメラでも一緒で、スマホでのスナップなんかも撮れないということだろう。ではビデオカメラだったらどうだったんだろう。写真が撮れないという時点で光学的にはかなりイレギュラーなのでビデオカメラでもその制限は適用されるのだろうか。元々、カメラくらいしかなかった時代に生まれた吸血鬼の属性は、例えばAIによるカメラの自動検知みたいなものも掻い潜れるのか。「絵を描いてそれを写真で撮る」は絶対可能なのだから、一度AI処理とか別工程を経て画面を再構築するような媒介手段があれば映像として残すこともできそうな気はするんだけどな。まぁ、当人が気にしてないから別にいいんだけどさ。

 Bパート、「吸血鬼ちゃんと大鳥くん家」。前々回のフードコートでも「これでデートだって言わない2人の距離感がすごいな」と思ったが、今回のおうちデートでもその辺はだいぶヌルい空気。ただ、大鳥が「2人で旅行」を一瞬匂わせた時にはついに月菜の方がちょっと反応したので、ようやく互いの意識が少しは変わってきたってことなのだろうか。

 絵が壊滅的に下手だった月菜が何かの参考にできるかもしれないというので、純粋に好奇心から向かった大鳥宅。なんとご実家は酒屋を営んでおり、CV水樹奈々のサバサバ系お母ちゃんが店を切り盛りしていた(店名は何故か「大酉」名義になっている)。残念ながら主人公がJKなのでまだお酒を飲む話は出てこないが、代わりに味噌汁でテンションをあげてみたり。やはり何よりも食欲が勝るヒロインは可愛いな。まぁ、実際には食欲を満たすためには大鳥の血が欠かせないわけだが……この辺にも「食欲と性欲(生存欲求?)がシームレスにつながっている吸血鬼という存在」の特異さがちょっと見える気もする。2人で旅行して大鳥がカラッカラになったら、それはそれで性的な何かのメタファーに見えそうである。

 残念ながらピュアなお二人にはそういう話はまだ早そうだが、とりあえず「おうちデート」の入門編くらいはクリア。引き続き、2人の関係性は注視していく必要があります。

 

 
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 これが本当の金魚救い、ってね! 第7話。まぁ、お前が取らなくても他の客が取っていくけどな……ディアナ教の新しい風習に放生会を導入してみるのはどうだろう。

 相変わらず適当な展開が続くステゴロギャグアニメ。今作はなろう的なお馴染みである「思いつきみたいなクッソ適当な進行」はかなり顕在化しているのだが、開き直って「そういうギャグ」にしてしまっているおかげでかえって印象が悪くならないという不思議な現象が起こっている。その最たる部分が「悪役は悪役として臆面もなく明示化し、さらに全員のノリをギャグで徹底する」という要素で、下手なシリアスを持ち込まない分、「とにかく拳で解決する」というスカーレットの特性を遺憾なく発揮できるようにしてあるのだ。今回も、冒頭で登場したパルミア教徒という名のテロリストは分かりやすくコントのノリだったし、お祭りに登場したチンピラどもも、ありえない蛮行を突発的に行うことでスカーレット曰く「殴っていいやつ」であることが分かりやすい。無茶苦茶な設定ではあるのだが、「そういうギャグ」だと言われたらしょうがないのですよ。

 冷静に考えて、「パルミア教会壊滅乱入」は一概に正義の行いとは言えない。そりゃま、相手が先に安易なテロリズムに走ったのだから大義名分はあるが、今回殴り倒した連中は前回のモーニングスターデブのように金銭的な我欲から行動しているのではなく、純粋に信心から動いているような描写もあった。であればこの度の騒動は一応「宗教戦争」であり、相手を問答無用で殴り倒していくのは正義の執行ではなく「教義の押し付け」になってしまう可能性もある。異教徒を暴力で抑圧するってのは歴史においてはお約束のムーブだが、それを主人公がやってしまうのはいいのかどうか、というお話。その辺に面倒臭い葛藤が生じないように、今作では悪役が徹底して「コント要員」として描かれ続けるのである。

 さらになろう的などうでもいい要素の1つに「ナーロッパファンタジーに突如登場する日本人街」がある。和風テイストを特徴とした異端の街。何故かどんななろう世界にもこれは必ず存在し、「ちょっと変わった文化」を謳い、転生者からすると「日本文化が懐かしいなぁ」という話になったり、さらなる日本知識でマウントを取りにいく分かりやすく安易な設定。今作においてもそのような街が登場してますます「安易なアニメだなぁ」という印象になるわけだが……あまりに臆面もなく出されたもんだからこれもギャグとして消化してしまいそう。

 普通のなろうであれば「ちょっと変わった文化がある街なんですよね」なんて言いながら主人公パーティーがキョロキョロと物見遊山に興じる様子が描かれたりするのだが、本作においては「この街はそういうところ」って認識が浸透しているのか、ことさらに特徴に言及したりはしない(ちょっと浴衣について触れた程度か)。その結果、ゴリゴリに西洋ファンタジーなビジュアルのキャラたちが平然と浴衣を着て夏祭りに繰り出すことになるわけだ。「そこは現代日本の屋台でいいんだ……」というのもツッコミどころな気がするが、そうした違和感を打ち消してくれるのが、「何故か屋台の中に壺やら何やらを売る骨董屋が出品してるし、思いつきでツボを叩き割るためだけに登場する荒くれ冒険者がいる」という意味不明な景色。ここまでくると、思い切り可愛い浴衣に指貫きグローブも違和感なんてありませんよね。ほんとに変な作品である。

 そんなとんちんかんな世界が広がる中、今回繰り広げられたのは「聖女」サーニャの幼い恋愛模様。文字通りすぎる「白馬の王子様」に一目惚れのサーニャに対し、無骨の塊でしかないスカーレットが恋愛指南みたいなこと始めるのは面の皮が厚すぎてどうしたらいいやら。実の兄を差し出してもサーニャが楽しそうならそれでいいと思っているのか、はたまた本当に「兄なら聖女の相手に不足なし」と太鼓判を押しているのか。……面白そうだからやってるようにしか見えないが……お前、ギャプ萌えがどうとか言える立場じゃないだろ。

 
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 あけのです。知らん人はもしかしたら読み方間違える可能性もあるので1回ひらがな表記にしておくよ。「あきの」ではなく「あけの」。ちなみにアニソンにも多く関わっているシンガーソングライターは新居昭乃(あきの)。要注意。

 さて、そんな明乃であるが、出会って間もなくの記憶が蘇ったりするとごく稀に「あけのん」呼びがでたりもするのだが、本人のキャラを思うと「あけのん♡」とかいうガラでもないし……と思うと自然とぶっきらぼうな名前呼びに収束した。「女帝」という場所限定の呼び方もあるんだけど、そっちも使わなくなって久しいな。ちびらり(明乃がボーカルとして参加してるバンド)のHPがあった時代はよく使ってたんだけども……。

 とまぁ、ここまでの話ですでに「よく分かんね」という人もいるかもしれない。明乃さん、多分ここまでの100人名鑑の中でもだいぶ異質な存在だと思うんだ。でも、ここで名前を挙げたいってのが僕なりのこだわりなのさ。

 


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 劇場アニメ月間はまだまだ終わらない。そう来るとは思わなかっただろう、この作品だって観に行ったのだ。こちらもあっという間に上映本数が減ってしまい、なんと日に1回のみ。そりゃ慌てるってもんでさ。

 ただ、この作品を観るために慌てたってのは意外な事実かもしれない。私のこれまでの劇場アニメ嗜好傾向から言えば、正直候補に含まれる作品ではなかったからだ。ただ、なんか色々と理由がありまして、試しに観てみるか、ってんで一念発起した次第。この辺りのモチベとその成果については、正直どのようにまとめるべきかは筆を取った今この段階でもちょっと困っている。先にお断りしておくと、今回は作品そのものの評価もそこそこに、本質的にはあまり関係ない話に脱線することだろう。いろんなことを考えるきっかけになる作品ではありました。

 「そんなんぐだぐだ言わんで面白かったかどうかだけ手短に書けや」と言われた時のために折り返し前の一言感想をまとめておくと、「試聴して無駄になることはない作品だし、試聴後に、この作品をアニメ映画でやろうという意義は伝わった」という言及に留めておく。これを最大限の賛辞と見ていただきたい。よく分からんという人は、頑張って自分で試聴して確かめて欲しい。

 

<というわけで折り返し。ネタバレ要素は一応含まれる>

 


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 こうしてみると、人狼ってつくづく定石のゲームだよな、とは思う、第6話。ハイパー素人のユーリの進行、どうしてももどかしく思うけど、初めてぶつかったらそりゃそうなるよな。ユーリ(とセツ)以外の人間からしたら「グノーシアに襲撃される」=「死」である部分は通常の人狼ゲームとは分けて考える必要もあるのだが、この船の役持ち、あんまり死を恐れてる様子はないからそこはどうでもいいんだよな……。

 ゲームの前に今回の新キャラ紹介。まずはCV津田健次郎のわかりやすいおっさんキャラ・ジョナス。やたらと持って回った言い回しをするキザなおっさんだが、船のガイドAIからは「公認のハイジン」って言われてたんですが、「廃人」なんでしょうか、「俳人」なんでしょうか。どうやら一緒に乗船しているククルシカを可愛がっている様子。あとステラは部下。

 そして言葉を持たぬ少女・ククルシカ。喋れないやつを人狼ゲームに参加させるという絶望的な状況だが、今回のゲームはジョナスが全部翻訳してくれて何とかなった。キャラデザはとても耽美で可愛らしい。CVは公式ページでもなんも書かれてないので、マジで喋らないキャラっぽい。これも「人狼ゲームにどんな奴がいたらキャラが立つだろう」ってんで出てきたキャラっぽいかな。まぁ、今回最後にイルカまで出てきたから何でもありだけども。

 というわけで今回のゲーム結果。なんと突然12人とメンバーが増員され、一気に本格的な人狼ゲームになってきた。

 

・第8卓(6話)12人3狼 ユーリ:騎士

ステラ釣(柱)→ククルシカGJ→コメット釣→セツ噛→ユーリ釣

初日 占CO〈ククルシカ・コメット〉 霊CO<夕里子・しげみち> 

2日目ククルシカGJ 占ククルシカ→夕里子○ コメット→ユーリ●

人狼:ラキオ、しげみち、コメット 占:ククルシカ 霊媒:夕里子 勝敗▲

 

 狂人含まずの12人村で連ガありということでかなり村有利なレギュっぽい。今回は2−2盤面になったが、連ガありってことを考えると狼陣営は対抗を出さざるを得ないレギュだろう。となると騎士は1GJでも出せば一気に有利に傾くし、安定進行なら霊ロラから入って適当なところで占い決め打ち、最悪占いも吊りきって最終日でも良い。GJチャンスも多く、かなり進行が見やすい村だとは思うのだが……。

 初心者騎士にはそうはいかない。初日霊ロラも抵抗があったようでグレー釣りを検討するも、「それは効率が悪い」と反対意見が出る。その結果ステラからの貴重な柱提案があり、これを飲む形に。作品的には「コールドスリープされる村人」って襲撃と違って即死じゃないからそこまで抵抗がないのは頷ける部分ではある(まぁ、村負けしたら結局死ぬんだろうが)。

 ただ、2日目に色々と変なことは起こる。まずはククルシカの占い先が何と霊媒。……保存進行なら一応ありか? 狂人がいないレギュだからこれで完全にライン線には持ち込めるため、霊媒の力を借りて自分の真を上げたいというなら悪くはないかも……ただ、その場合グレー幅が広過ぎて大変。相手の黒出しに左右される要素が増えそうなので、安定はやっぱりグレー占いな気がする。

 さらにコメットが強気のユーリ黒出し。この辺はラキオからのアドバイスもあったのかもしれないが……GJ出てる状態でのこれはだいぶリスキー。今回はたまたま黒が騎士に刺さったのでラキオの判断でひっくり返されたが、下手なところに黒出ししてLWを指摘して傍から出てきた騎士がGJ先を伝えたら負け確。普通に考えたら悪手である。ただ、今回は黒打ちされた騎士も初心者だったため、何とここで潜伏を選択。釣り勝つまでの判断は良かったし、勝てるなら翌日以降のCOでも間に合う盤面ではあるのだが3日目の動きが最悪だったおかげでラキオにうまいことまくられてしまった。

 2日目終了時点で、たとえばククルシカがラインのことを分かっていない(ククルシカ目線でコメットがイカレた黒囲いしてなければユーリは白確)とか、夕里子が霊媒対抗でもっとしげみちを叩かなきゃいけないのに全然仕事してないとか、どうにも見えてないクルーが多い。夕里子目線でもライン線は明白なのだし、ラキオのCOについては2日目潜伏理由を問い詰めることでだいぶ有利に立ち回れるはずだったのだが。この船、ほんとにラキオ以外の人間はろくに考えてくれないのな。

 とまぁ、色々もやっとポイントは多いのだが、それもこれも全部「人狼としてみれば」という話である。そうじゃない状況で頑張って分からないなりに必死に考えているユーリ君を応援してあげよう。そういえばラキオ生存盤面がようやく訪れ、ついに本領発揮。これまでの苦労が報われて何よりですね。あと、騙りのコメットがクッソ弱かったのワロス。

 

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 ノッカーの言動が今までで一番エグい、第7話。いや、これまでのシーズンのノッカーについてあんまり覚えてないんだけども……こんなに露悪的であからさまにフシに対して敵対行動とってましたっけ。とってたかも。

 というわけで、ゴリゴリの顕在化してしまったVSノッカーの忌まわしき構図。ことの発端はミズハのママン・イズミの存在からだったが、一気にその存在が明確になったのはデストロイ幼女・みもりからである。前回時点ですでに露骨な敵対意思は見せていたが、隠す必要がなくなったせいか、そりゃもう酷いことになっている。私としましては、当然のことながらこのみもりちゃんのCVが大久保瑠美であるという事実があまりにあまりに大きすぎて、めくるめくるみるみワールドにメロメロである。何しろ寄生前と思われる内気幼女の元祖みもりちゃん、ブリブリに演技をして見せる嘘幼女みもりちゃん、そして悪辣さを隠そうともしないノッカーみもりちゃんと1粒で何度うまいか分かりゃしない特濃るみるみ丼ですもの。美味しい美味しい。ほんと、腹黒キャラやってる時のるみるみってなんでこんなに輝いているんだろう。

 これまで映像部分にはそこまで惹かれる部分もなかった作品だったはずなのだが、今回描かれたみもりちゃんの百面相についてはエグい画もバシバシ登場するし、ほんとに画面を見てるだけでヤな刺激が止まらない凄まじい展開。かてて加えて、今作の作者はどういう性癖の人なのだろう。みもりの兄・ひろとしのガチロリコンムーブがだ〜いぶガチ過ぎてヒいてしまうような部分もありつつ、根底にある「新しい妹への家族としての親愛」もどうにも切り捨てることができず、「ノッカーに寄生されてしまった人物の家族」という救いようのないスタンスに憐憫も感じてしまう。なんかね、ヒキニート子供部屋おじさんの解像度がやけに高いのが怖いんだわ。「生活力ゼロのくせになんかチャーハンだけ得意」みたいなとことかね。クズなのは間違いないのに、みもりちゃんが突き抜けてクズの上の次元まで行っちゃったせいでどうにも

憎めないという……この2キャラの強烈さでグイグイ引き込まれてしまいました。

 涙なしでは見られない、みもりちゃんの悲劇の人生。本来ならばそこで幕を閉じて哀れな家族が1組生まれただけの話だったが、なんの因果か、死亡したみもりちゃんにノッカーがとりつき、ストーカーの兄にはその悪辣さを隠そうともしなくなった。スカートぺろーんなみもりちゃん、もはやNHKで放送されるアニメとしてはアウトなのでは? もちろんその悪そうな矛先は全てフシへと向けられ、隠す必要がなくなった殺意がこれまで溜まった分マシマシでお届けされる。幼女の手足を草刈機で寸断していくアニメ、マジで何。でもそこで切られた幼女側のリアクションが「にゃーん」だもんなぁ……どうしろってんだよ。

 今後はみもりちゃんが抗争の矢面に立つことになるだろうから、刺激はしばらく続きそう。そしてこの新ノッカーの相手だけでも八方塞がりだというのに、さらにフシの頭を悩ませるのはミズハの存在。否、その影にちらつくハヤセという血の存在。ミズハにオーバーラップする形で想起されるハヤセの「愛を教えてあげる」というキラーワード。当時のヤな記憶がフラッシュバックしたせいで思わずパロナの姿になってしまうフシさん。こんだけ長いこと生きてるのに、やはりハヤセの存在だけは確実にトラウマになっているのである。

 今後の打開策としては、毒を以て毒を制する以外の選択肢はなさそう。かつての抗争でも遠因になったように、何かしらハヤセの愛がノッカーを打倒するとっかかりになったりしないだろうか。いや、もはや守護団の存在は意味をなさないか……どうすんのこれ。

 
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 尽きることなきクリスマス・ファンタジー、第7話。いちいち想像の斜め上をいく世界設定。ほんと、どこまで闇が深いんだこの世界は。

 Aパート、まずは前回の始末から。正面切ってドンパチしてしまったサンタと学園長。謎のババア・理事長の介入で一旦は水入りとなったが、その後も同じ空間での生活は続いていくわけで、当然しこりは残っている。そのことを一番気にしたのが関係者で一番の常識人である甘矢。実際視聴者の私だって「これ、甘矢と冬村は学園長から認識されてるんだから、そっから芋蔓式に三田はすぐに捕まっちゃうのでは?」と心配していたわけだが、当事者の甘矢がそのことに気づかないはずもなく(むしろなんで冬村は気にしてねーんだよ)。正論を訴えるお利口なお菓子屋さんだったが、残念ながら理屈が通じないのは冬村だけじゃなく、三田自身も割とわがままだった。「危険があるから距離を置こう」というそこそこ穏当な提案に対し、「絶交なんてヤだ」という子供っぽい理由でシンプル拒否。大人と子供を行き来する三田がメンバーの中で一番子供っぽいってのもなんだか倒錯した状況ではある。甘矢なりには頑張ってみたが、結局強引な三田に押されて負け。仲良し3人組のドタバタは続くことになるらしいです。それでいいのか甘矢。

 そしてそんな「赤い大男」騒動の裏で起こっていた事件が2つ。1つは、一旦回収されて保健室っぽいところに収容されていた小野。学園長からは目をつけられたがとりあえず理事長からの許しが出た、みたいな待遇なのかしら。しかし、そんな彼女の身体は単に「大人になった」だけなのだろうか。まるで改造人間の理事長のように血管が浮き走るその手足。彼女の苦しみはダイナミックな「成長痛」なのかしら? そして、そんな大渋学園長に迫られて色々ピンチなのは特捜隊の柳生田。学園長とサンタの激闘なんて、そりゃ「知らんがな」でしかないわけだが、ストレスの捌け口がない学園長からガン詰めされ、逃げの一手として彼が使ったのは「歯の浮くようなおべっか」。んー、これもまた大人ですか……。「そんなん通るわけないやろ」と思われたアホな作戦だったが、なんと意外なことに学園長はそれで矛を収めた。なんでも「オキシトシンが分泌されたらお肌が健康になったから」。……この世界におけるホルモンの作用、色々と埒外すぎてついていけないよ。まぁ、ひとまず苦し紛れの柳生田の口から三田の正体が漏れることだけはなかったようである。そして、ひとまず落ち着いた学園長は次なる策として何やら「二の矢」を放つようである。特捜隊以上に強力な手駒がまだあるのだろうか。

 Bパート、一転して子供側の話に戻り、うんこ大好き少女のニコちゃんが再び登場。三田と絡んでいたところで第一印象良好の新たな女の子・生田目二海(フミ)ちゃんと出会った。彼女に導かれるままに迷い込んだのは2年10組という謎の教室。そこはなんと「大人殺し」の子供だけが収容された隔離施設だという。……そうかぁ、確かに前に「子供は大人を殺しても無罪」って言われてたもんなぁ。それを聞いたタイミングでは「あれ、でも前に甘矢は反抗的だってんで学園長から排斥されそうになってたけど……大人に逆らうのはいいの? ダメなの?」と不思議に思っていたのだが、なるほど、「罪には問われないが忌むべきものとして隔離される」が正解だったのか。「そういう場所」があることはこれまでの世界設定からなんか納得だし、そこが学内で「最も危険な場所」と噂されるのも分からんではない。

 一見すると人当たりの良さそうなフミちゃんだったが、当然この世界の住人でまともな奴なんかいるはずもなく、サンタへ向ける思いはだいぶクレイジーというかイレギュラー。一度はしらばっくれて逃げおおせた三田だったが、馬鹿正直に正面からリトライしてものの見事に袋の鼠。厄介なのは、今回対峙しなきゃいけない相手がまごうことなく「子供」であるということ。汚れちまった大人相手だったら暴れ放題のサンタだが、相手が子供となると途端に手の打ちようがなくなってしまう。そしてフミからの要求は「親指をよこせ」という的確なクレイジー。これが何を意味するのか、はたまた意味なんてないのかもよく分からないが、サンタにとって望ましくないということだけは分かる。ここにきて語られる「ブーツ」の話も含め、まだまだこの世界にはサンタにまつわるめんどくせぇ設定は残っているようだ。

 サンタを救ってくれるのは、お手軽爆弾少女の冬村のみ。こういうところで頼りになるよなぁ。……ちなみに、今回「フミのキャストは伊瀬ちゃんかぁ、くどいなぁ」とかキャストロールを見ていて今さら気づいたのだが、今作の登場人物って全員下の名前に数字が入ってるのね。しかも「1」が一番多くてついで「2」。「3」が入ってるのは柳生田と学園長の大人2人。そしてなぜか冬村が「4」である。これもなんか意味はありそうだなぁ。どうなんだろうなぁ。

 
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 劇場アニメ月間は続いていく。こちらの作品についてはもっと余裕を持ってのんびり観ようと思っていたのだが、例によってあっという間に上映本数が減ってしまい、近所の劇場では朝イチとドルビーシネマ、そして夕方の応援上映という構成になってしまったために日曜日の朝イチでいくしかなくなってしまったのである。まぁ、早めに行けるのは別にいいんですけどね。

 さて、第1章は1年ちょい前と意外に間が空いてしまったことに加え、「まぁ、こんなもんやろ。悪いとは思わんけど劇場で金払って観るにはちと高い」くらいの感想だった。そのために正直にいうとこちらの2章もそこまで大きな期待を持っていたわけではないのだが……なんだろ、悪くなかったですね。個々の要素については賛否の出る部分もあるが、全体的な構成はこちらの方が好みでした。3章構成で完全に2分割したと思ってた1章と2章でこうもデザインが変わることもあるもんなんやね。予想外のものが出てくる楽しさがあったし、3章がいくらか楽しみにもなりました。

 

<というわけで折り返し。今作はそれなりにネタバレ注意>

 


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