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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 清く正しく水着回! 第9話。なんか、真っ当な意味で女子高生の水着回があって素直に「わぁい水着回だぁ!」って思ったの久しぶりかもしれない。

 最近のアニメは温泉回や水着回を惰性でやりすぎなのだ。「とりあえず1話入れとくのが常識なんでしょ?」みたいな面で意味もなく水着にするだけで終わってしまう。それではダメなのだ。もっとこう、自由でなくちゃ……。いや、自分でも何が言いたいのか1ミリも定ってないのだが、今作における水着回はとても良い。何がいいって、ちゃんとエロいことだ。昨今の水着回は、「もう水着なんてどうでもいいくらい普段からエロいことしまくりやんけ」みたいな興醒めアニメとか、「このアニメに求めてるのはエロとかじゃないんだよなぁ……分かってねぇなぁ……」みたいな感想が出がちで、おそらく今作はどちらかというと後者寄り。別に水着なんて無くても伊咲たちの健全な恋愛だけで特に何の不満も無いのだ。しかし、いざクラスメイト連中が揃って水着になり、恥じらったりはしゃいだりしているのをみたら、「おっ! エロいやんけ!」という気持ちになれた。この「ま、まぁあるならあるでありがたく受け取っておくんだからねッ///」くらいの恥じらいがある感じでちょうどいいのである。また穴水の日焼け跡はいい具合にフェチぃですし、本人は喜ばないだろうが、伊咲が傷跡を気にしてるところなんかも「別に見せてもいいのに」と思えちゃうキュンポイントだったりする。健全にプラスされたエロが一番良いのです。そう、メジャーセカンドみたいにね。……あれはもう最初から不健全一直線でしたか……。

 というわけで思ってた方向とは全く違うところから満足感が飛んできた今回。しかし今回はその予兆はあったのかも。何しろ冒頭が伊咲のお姉から始まっており、この姉が無駄にエロかったのだから。まぁ、伊咲も潜在的なエロさはかなりの注目株だし、同じDNAを持つ姉がエロくないはずがないのだ……ちなみにCVは雨宮天である。ミューレの先輩後輩の共演は何故かいつもワクワクするな。ちなみに白丸先輩だって今回は水着姿を披露してくれているが、彼女の場合は「そうか、うつ伏せに寝ても別に苦しくないんだね……」という方が気になっちゃうプロポーションなのであんまり。彼女に何かを求めると倫理的に問題がありそうなのであんまり触れないでおくが、とりあえずめっちゃいい先輩なので大事にしてあげてください。あとちゃんと布団で寝てください。

 こんなエロい女の子たちに囲まれ(?)、丸太は着実に合宿準備を進めていく。ずいぶん気合が入っているように見えるのは、やっぱり観測会での悔しさが残ってる部分もあるんでしょうか。何かに向かって一途になってる男の子を見るのは伊咲もきっと楽しいことでしょう。今期もいろんなアニメで「さっさと爆発しろよ」と思うカップルが登場していますが、トップ争いをしているのはこの2人だと思ってます。対抗は「おとなりに銀河」の2人。みんな、宇宙を眺めていい恋愛をしよう。

 

 

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 エビの頭ですらキスする相手がいるってのにお前らときたら……第8話。食べ物で遊んじゃう系の先輩はけしからんですが、色恋沙汰になると途端に真っ赤になっちゃう先輩は可愛いから万事OKです。

 というわけで雨、雨、雨なお話。天文部を舞台にしたアニメにおいて雨、雨、雨ってんだから、それ即ちバッド・バッダー・バッデストなわけですね(ワーストです)。こんなに見事に裏切られるってことは確実にメンバーの中に雨男か雨女が潜んでいるものと思われるが、私の中では多分穴水なんじゃねぇかと話題。あいつ、先週あたりからポンコツ具合が加速してて、いちいちバックグラウンドで乗るか乗らないかの音声でアホなことやってるシーンが多くなってきましたな。変な友達が増えるのはいいことやで。

 「順風満帆に見えてる時に限って、最後は全部台無しになってしまう」という分かりやすいバイアスがかかった残念主観。まぁ、人間誰しもそう思ってしまうもので、私だって日常的に「なんでこんなに土地しか引かんのや!」とブチギレてるわけですが(あれはバイアスじゃねぇ! 絶対にアリーナが俺に悪さしてやがるんだ!)、まぁ、今まで大きな成功体験がない人間がせっかく大きな一歩を踏み出そうとしたところに文字通り冷や水を浴びせられると、そりゃ人一倍凹んでしまうのもむりからぬことで。特に丸太の場合は今回初めて「たくさんの友達ができて、みんなが手に手をとって協力してくれた」という意識があり、自分だけの問題じゃなくて周りの人間に迷惑ばかりかけてしまったという罪悪感が大きいのだろう。こうして自分の振る舞いの影響度を過大評価してしまうのも、人付き合いが苦手なコミュ障あるあるなのだ。

 もちろん、周りのみんなの考えは最後に言われた通りに「お前、真面目すぎ」程度のものでしかないわけだが、主観を是正するのはなかなか難しい。雨の中をぼんやりと歩き回っているところを彼女に呼び止められ、キス寸前まで行くような衝撃的なご褒美でもなければ記憶は上書きされないだろう。まぁ、それができちゃうから丸太は爆発すればいいと思うわけだが……伊咲ちゃんはやっぱり可愛いよなぁ。いわゆる美少女キャラとも少し違うけど、雨の中でもパッと輝かせるような笑顔があり、丸太の身の丈にあった慰め方を心得ている。きちんと目線をそろえて見てくれる気遣いのできる人。そういう人に改めて「大丈夫」と言ってもらえることで、人付き合いが苦手な人間も少しずつ「大丈夫体験」を重ねていくのである。「あれが大丈夫、これも大丈夫」を重ねていけば、少しずつ足を踏み出せる領域も増えていくんじゃなかろうか。

 前回登場したラジオ配信アプリが、今回は「面と向かって同じ空間でもラジオ」という方法で活用されている。なんだろうね、ウェブラジオだから通常のラジオみたいに「電波が飛んで中継地から発信」みたいなことはやってないんだけど、やっぱりラジオっていうとどこか「空から降ってくる」イメージがあるんだよね。雨の中でもラジオが聞こえてくれば、少しくらいは空に希望が持てる、そんな気もしてくるのだ。伊咲がそんなことを考えてラジオを使ったかどうかは分からないが、2人にしか共有できない独特の距離感が、また1つつながって縮まったんじゃなかろうか。改めて、いい出会いに恵まれてるよなぁ。

 先生、クーポン使ったとてその人数だと結構な出費ですよ。

 

 

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 猫の瞳に映るいちゃいちゃ、第7話。目の前の睦まじきホモサピエンスを見て、猫はいったい何を思うか……。

 何一つ滞りなく終了したお祭り。丸太の頑張りもあるのだろうが、たくさんの友達の協力を得て、全方向に幸せな結果をもたらすことができた。直接絡んでこなかった白丸先輩も笑顔だったし、誰も不幸にならない素晴らしいイベントになって何よりである。まぁ、それだけに「今回は何も触れるべきところがない純正いちゃいちゃ展開だったな……」と中盤までは思っていたわけだが……。

 まず、伊咲のカミングアウトが入った。以前から少しずつ匂わせてはいたが、やはり身体に幾らかの問題を抱えており、幼少期のその記憶や、現在も引きずる言いようのない恐怖感が、彼女の不眠を後押ししているようだった。なるほどなぁ……そりゃどうしようもないや。「よくわかんないけどなんか心臓のあたりが痛い」みたいな時って、たまにあるじゃないですか。いや、心臓じゃなくてもいいけど、寝ようとしたらやたら体の一部に違和感があるとか。そういう時って、誰しも不安になると思うんですよね。私もそういう時にさらに眠れずに苦しむことも無きにしも非ず。そして伊咲の場合、その「漠然とした不安」の強化版というか、ちゃんと根拠のある懸念なのだから、そりゃ寝られないのもしょうがないだろう。丸太の不眠とはだいぶ様子が違ったわけだが、事情が判明したことで、丸太はもっと具体的に伊咲を心配し、想うことができるようになった。

 「自分が不眠である意味」というのは、なるほど面白い言葉である。「不眠の原因」なんてことはこれまで飽きるほど考えてきたが、これをちょいと転化して「何故不眠であるか」に意味を求めてみる。まぁ、ほとんどの場合はこれほど無為なこともなかろうが……幸いにして、丸太の場合にはそこに意味を見出すことができそうだ。自分が寝なければ、隣で寝ない人が不安じゃなくなる。後付けには違いないが、そんな理屈をつけてみれば、不眠の夜も少しは明るい景色が見えるかもしれない。

 そうして事情を打ち明けた2人の「不眠コミュニケーション」はさらに一歩先へ。丸太が提案した配信アプリの用法、実に面白い(ネットリテラシーを考えると後先考えないリスクはあるが)。普通に考えて、音声通話やメッセージアプリの方がスムーズに相互の意思伝達ができるのだから、マンツーマンのコミュニケーションにおいて配信アプリが優れている点など何もない。しかし、そうして得た「不便さ」が逆に2人の関係性にはマッチしており、お互いに面と向かって話しているほどの距離感を、「対話」をしないことで逆説的に手に入れている。よくもまぁ、こんなコミュニケーションの光景を思いついたものだ。「よりもい」の時に「LINE通話と電子メール」という題材で少し触れたが、こうして「新しいツール」を効果的にコミュニケーションのあり方の描写に活用してくれる作家って尊敬しますね。ありきたりじゃない、新しい時代の新しい交流のあり方。しかも技術革新を伴う最新ツールとかじゃなく、機能制限があるが故の新しい姿ってのがまたいい(まぁ、配信ツールなんてものを高校生が手軽に使えているのは技術革新の成果以外のなにものでもないが)。今時の高校生なら、こういう「距離の近づけ方」があるかもなぁ、と思わせてくれるだけでも、おっちゃんたちはニヤニヤできてしまうのである。

 翌朝起きた時にスマホのバッテリーがとんでもないことになってないことを祈る。

 

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 広がる世界、第6話。こないだまでぼっち生活を満喫していた丸太が、なんだか一気に人間関係を広げたお話。まぁ、元々伊咲の周りには人が多かったので、それがつながっただけの話なのだが……でも、やっぱこうして個性豊かな友達が揃ってくるのってなんかいいよね。

 丸太が天文観測会に向ける熱意は、発端こそ珍妙ではあったが今となってはほんとのこと。伊咲との約束、天文部の存続のため、できることは色々と頑張っています。元がぼっちなもんでその展開は亀の歩みだが、今作の場合も基本的には周りをいい人に囲まれているため、少しずついい方向に転がり始めている。まぁ、今作とか「スキップとローファー」とか見てて「基本的にいい人ばかりだなぁ」と思うのって、なんだか歪んだ見方ではあるんだけど。「こんだけの人間がいりゃ悪意のある人間だって普通はいるだろ」が前提だからね。人間、普通に生きていたら案外敵なんて作らずにやっていける……といいよねぇ。

 そんなわけで、根が真面目な丸太、明るさ最優先の伊咲の頑張りを支えようとする人がちょっとずつ増えてきた。その筆頭は真っ先にその輪に加わった白丸先輩で、この人出てくるたびに可愛くて好感度上げていくのほんとにズルいよな。あんなパンクなナリしてるくせして純情乙女で耳年増。年下の色恋にはちょっと上からで忠告までしちゃう優しい先輩。……ほんといい人。一応顧問の先生もいい人……寄り。若干暴力を選択するのが早い気はするが、まぁ、行動力があるということで。

 そして今回グッとスポットが当たったのは伊咲のフレンズ。まずは美術部所属の優しげ才媛、野々さん。なんとこちら、CVが諸星すみれである。すみれちゃんは「スキップとローファー」で親友のふみちゃん役も担当しており、同時期に「石川県の片田舎のふわっと女子高生」を受け持つという奇妙な巡り合わせ。一応確認したが本人は神奈川県民。ふわっとした雰囲気の野々さんだが、芯の強さは一人部活の様子から明らか。「ブルーピリオド」以来のガチデッサンの模様にドキドキしちゃいましたね(「長瀞さん」はノーカンとします)。

 あの風貌で運動音痴は反則だろ、というのがクール系の穴水さん。以前から何となくいい人オーラを醸し出して伊咲をサポートしたり小ボケを挟んだりしてくれていたが、バリバリの体育会系に見えて守備もザルならピッチングもノーコンと、あんまり部活の戦力にはなっていない様子。まぁ、自主練をあんだけストイックにやれるのだから完全なる努力型の人なのだろうが……こういう人が公式戦に出られないのが高校の部活だからなぁ……報われる日が来るんでしょうかね。ちなみに、お好み焼き屋で話を聞いてる時にシーンの後ろでめっちゃ可愛い顔をしてるのを俺は見逃さなかった。思いの外ボケ寄りの人物なのかもしれない。

 そしてそんな穴水にいいようにあしらわれたツンデレ……なのかどうかすらよく分からない金髪ツインテが蟹川。ムカつく奴だと思っていたが、案外扱いやすくて根はいい奴……なのかもしれない。いや、普通に考えて丸太にあの塩対応はいい奴ではないか。まぁ、今後「都合のいい奴」から「善い奴」に格上げされることを祈っておこう。見てて退屈しないのはこのタイプなので。

 みんな揃って観測会という1つの目標に向かって進みだし、丸太たちの青春模様も賑やかになってきた。唯一気になるのは伊咲の思わせぶりな台詞だが……そうかぁ、なんか抱えてんのかなぁ……こっからのネガティブ展開、見たくないんだけどなぁ……。

 

 

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 不眠症でも恋がしたい! 第5話。もう、完璧に出来てますけどね。「男女が同じ布団で寝る」と言う言葉が、ほんとに字義通りの意味のみで成立するというレアケースな作品。

 Aパートの切実さは前回通り、いや、実地での体験なので前回以上か。あんなもん、寝られるわけがない。普段と違う環境で、周りには雑音があまりに多く、すぐ近くに大して親しくもない人間の気配が常にあり、疲れているという純粋な肉体的苦痛を伴い、さらに明朝は早く起きなきゃいけないというプレッシャーもある。寝られない理由のオンパレードである。おまけにこの日は雨まで降りまくり、もう全ての環境が不快のMAXを更新。こんな状況でぐーすか寝ていられる人間の神経が分からない。丸太は普段以上に不眠に追い詰められ、全ての事物への嫌悪を重ねていく。前回の一件で多少なりとも距離が縮まったチャラ男であったが、残念ながらお互いに歩み寄るなんてことにはならず、チャラ男側から一方的に丸太にまとわりつくだけ。丸太側の事情など汲み取ってくれる繊細な神経は持ち合わせていなかった。

 そうして切羽詰まった地獄のような2日目の夜。「かわいそうだなぁ丸太」と私が本当に同情し、苦しくなっているところに変化が訪れる。そう、寝られないなら諦めて起きようの精神。こっそりカメラを持ち出した丸太を待っていたのはもちろん伊咲だった。はいー、もう報われたー。どんだけ寝られなくても夜中に女の子と逢引きできるならもう報われたよー。流石に1日目の雨の中では出会えなかった2人だが、約束通りに晴れた夜空の下ではきちんと待ってくれていた。畜生、同情して損した。いや、不眠についての根本的な解決は出来てないのだが……でも、あんだけ楽しそうに2人してはしゃいでりゃ、そりゃもうどうでもいいよね。伊咲の方も一応眠れない苦しみはあったはずなのだが……やっぱり同病が相憐れんでいれば痛みも和らぐということだろうか。

 今作はどこまでいってもラブがメインの作品なので、伊咲が待っていたあの海岸がとにかく楽しく、美しくあればそれでいい。満天の星空の下、海に輝く星々の影が本当に綺麗。美しい景色と可愛い女の子。それ以上何を望むというのだろうか。共同作業の写真撮影も少しずつ慣れてきており、きちんと共通の目標を持った「部活仲間」の連帯感を強い。互いに、一緒にいる時が一番眠れるという認識も共通しており、何から何まで一緒にいることが幸せという本当に腹の立つカップルである。まぁ、ここまでピッタリだと他所から文句を言うのも野暮だしなぁ。ゆっくり休んで、ゆっくり一緒にいればいい。

 ちなみに、あんまりわざわざ書くようなことでもないが、私の場合はどんだけ親しくても隣に人が寝てる状態はとてもとてもダメです。ダメでした。もう、そういう人生だと思って諦めるしかないのです。

 

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 てるてる坊主に髪の毛描いたら雨降るって言われなかった? 第4話。どうなんだろ、これってうちの周りだけの話なんだろうか……一応ググってみたけど「顔を書くと雨が降る」みたいな言説はちらほら見かけるな。まぁ、「坊主」言うてるんやから髪を描いたらご利益薄れる説はあるかもしれん(もっと調べると、そもそも起源は坊主ですらない模様)。

 そんなわけでじっとり雨模様の4話目。「星空」をテーマとする作品での雨模様は、それだけで陰鬱な要素が倍増した気がしますね。別に作中ではそこまでヤなことが起こっているわけじゃないのだけど、元々若干はみ出し者だった丸太が他の連中からの理解を得にくいのは当然と言えば当然の話。しかし……最後のあの教師はマジで腹たったな……寝られる人間は寝られない人間の気持ちなんか分からんのやろなぁ。「昼間に身体を動かせば自然と寝られる」「寝られなくてもしばらく布団に入ってたら眠くなる」。不眠で悩む人間はな、そんなん何億回も言われてるし、すでに全部試してんねん。その上で寝られへんから最悪やねん。考えてもみろ、「疲れてたら自然に眠れるから」っていってヘロヘロに疲れた状態で、それなのに全く眠りに落ちず、「疲れた状態を明日に持ち越してしまうかも」という最悪のメンタルで布団に入ってるあの時間、本当に心細いし、辛いんだ。負のメンタルはますます眠れない要因になってくるし、どこまで行っても止まらぬスパイラルを解消する方法なんてありはしない。あの悲壮感は、経験した人間にしか理解できないんだろう。眠れる図太い奴らが羨ましいなぁ!

 と言うわけで丸太も「馬鹿野郎!」とキレたわけですが、せめてその啖呵をチャラ男が評価してくれるといいですね。臨海学校が少しでも楽しくて意味があるものにならんと、どうにも報われないからね……。伊咲の方は友達も多いからイベントごとになんの不安もなかろうが、隣の丸太がずっと曇った状態じゃぁ気が気でない。もちろん伊咲自身も「眠れない」というビハインドが宿泊系のイベントに及ぼす影響は怖いわけで……「枕が変わると眠れない」人間にとって、別な場所で、しかも集団で寝ろっても地獄なんだよなぁ……。

 こうしてこの作品を改めて観ていて、「考えてみりゃ、睡眠をテーマにしたアニメってなかなか存在しないよな」という当たり前の事実に気づいた。まぁ、割と最近魔王城を舞台にしたヤツはありましたが、マジでそれが草分けなんじゃないかってレベルだよな。人間の三大欲求の中で最も軽んじられているが、その実最も生活に根付いているのが睡眠な気がする。でもまぁ、わざわざ描くようなもんでもないってのも当然理解できる。このアニメが、睡眠アニメの新たな地平を切り開いてくれたら面白い。いや、「睡眠アニメ」がなんなのかは知らんが。

 

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 こっちもいい猫作品だぁ……第3話。猫にリードつけて散歩する人、たま〜に見かけるけど、あれって猫的にはどうなんでしょうね。まぁ、猫側も好きだからやってるんだろうけどさ。

 さて、正直1話目時点ではどんなアニメになるかがよく分かってなかった今作。2話目でさっさと天文台のことが学校側にバレ、そこから2人がどこへ流れ着くのかと思ったら、まさかの天文部アニメへとコマを進めた。天文を扱うのは「恋する小惑星」ぶりであるが、別に宇宙に行ったりすることは目的ではなく、あくまでも写真撮影が中心となるお話のようである。いきなりバンバン専門用語が出てくるし、「ISO感度」なんて言葉が出てきても素人には「あぁ! あの『あさかんど』の時の!」くらいの印象しか持てませんよ(確実に別な何かで素人ではないな?)

 でも、そうしてよく分からない分野に話が進んでいるにも関わらず、特に置いてかれてる感覚はないし、むしろゆっくりと流れていく空気が肌に合って至極観やすい作品になっている気がしている。今回はサブキャラとして戸松ボイスの白髪先輩が登場したが、彼女のキャラもなんだか不思議な魅力があり、登場1話目から「もう、この子見てるだけでも割と楽しそう」と思えるようになった。登場時は謎のゲーセン娘、そこからつっけんどんなコミュ障人間なのかと思わせといて、いつの間にやら具体的な写真技術を教えてくれるいい人になってるし、きちんと部員会議に付き合ってくれてるし、なんか先生に対して妙な視線送ってるし、志摩リンばりの1人キャンプ始めるし、挙句に最後はLINE通話で妙に可愛いとこまで見せてくれるし。1話でこんだけコロコロと印象が変わり、最終的にいい具合に収まるキャラってのも珍しい。

 そんな先輩が中心にいたおかげで、すっかりアニメとしては「天文写真アニメ」っぽい雰囲気に。1話目で「不眠をテーマにしてるなら共感度が高いからちょっと好き」みたいな話をしていた身としては「これ、もう2人の不眠要素あんまり関係ないな……」って思ってたのに、最後はきちんと「みんなで夜更かし」に意味がある着地を見せるあたりにこだわりを感じるし、このタイトルを掲げているからには、やっぱりみんなでよふかしの歌なのだろう。そういや戸松はこれでよふかし2連続出演か。夜更かし声優の称号をあげよう。

 

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 夜の意味を問う、第12話。吸血鬼って善いもの? 悪いもの? そして夜って良いもの? 悪いもの?

 吸血鬼という種を一面的にしか見せられていなかったコウ。ナズナはある意味で「勧誘」をしていたわけで、そんなに簡単な話じゃないことが初めて提示されたのはこないだの吸血鬼女子会でのこと。この世界にはナズナちゃん以外にもたくさんの吸血鬼がおり、人間との関係性も多種多様。セリちゃんが友達であるメンヘラさん(あっくん)との付き合い方に思い悩んでいた甘酸っぱい部分、ミドリちゃんが職場の同僚を病気だと断じながらも、ケロリとその存在を肯定していたドライな部分。人間同様に吸血鬼との関係性だってそれぞれだが、ただ、それでも1つだけ共通することがあるとするなら、それはやっぱり「人間とは違う」ことである。完全なる理解が難しい異種間のコミュニケーション。そして、人間の血を吸うというその一点でもって、吸血鬼は古来より「悪である」という見方が一般的なのもまた事実。超常的な力を使役し、人間の血を啜って生きる生き物。それは確かに普通に考えれば「化け物」には違いない。コウが真夜中の学校で見せられた衝撃のシーンは、そんな常識の一部分に過ぎない。

 同じものを見せられた真昼からは常識的な忠告が下される。「吸血鬼なんて恐ろしい化け物に近づいちゃいけない」という当たり前の助言。しかし、コウはむしろ「怖くない側」から「怖い側」に足を踏み入れたばかりであり、何がどうダメなのかは頭で理解できていない。確かにアキラを危機に陥らせたあのシーンは衝撃だったし、恐ろしくもあったが、それがナズナちゃんたち吸血鬼という種とすぐさま同一視されるかというと、それも難しい。だから今回は考えるターンだった。真昼の意見を聞き、そしてナズナちゃんの話も聞く。可能な限り自分以外の視野を持って自分の置かれている現状を考える。その結果、ナズナちゃんからだって別に「吸血鬼になりなさい」なんてことは言われないのである。彼女の方からコウに「眷属になれ」と言ったことはこれまで1度たりともない。コウが勝手に盛り上がっていただけで、ナズナちゃんはその関係を否定もしないが、積極的に引っ張り上げようともしてこなかった。それはナズナちゃん特有の「恋愛苦手」感からきている部分もあるのだろうが、やはり「人間が吸血鬼になること」はそんなに簡単なことじゃないってのは承知しているのだ。こないだセリちゃんが涙ながらに眷属を増やしていたことを考えるなら、吸血鬼にとっても「他人と吸血鬼」の関係を変えることは、想像以上に負荷の大きな出来事なのかもしれない。

 「非日常も続けば日常」。ナズナちゃんの冷静な分析により、コウの持っていた夜の神秘性は薄らいだ。自分が何故吸血鬼になりたかったのか。「よふかし」にも慣れてこれが当たり前になったコウは、改めて問われると答えづらい質問だ。周りに積極的にそれを止める人間がいるならば、改めて目的意識を考え直さなければいけない。しかし、探偵・鶯餡子はコウにそんな時間的余裕を与えてくれるのだろうか。どうにも彼女の「吸血鬼対策」はかなり急進的で、過激なものに見える。あれだけコウのことを調べ上げておきながら、未だそのお相手であるナズナちゃんのところに姿を見せていないことは気になるが……。

 夜のままで残るのか、それとも朝を迎えるのか。クライマックスはどちらに転がるものか。

 

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 さぁ佳境、第11話。吸血鬼の物語なのだからそういう側面ももちろんあるに決まっている。単にエロティックで、インモラルなだけの話ではない。そこにあるのは怪物のお話。そして死のお話。

 最終回に向けての山場はどこに用意されるかと思ったら、意外にもガチシリアスな核心へ迫る展開が待ち受けていた。吸血鬼とはなんぞや、という話はナズナちゃんにセリちゃんなんかを絡めてここまでちょいちょい議論されてきたところだったと思うが、振り返ればここまでの話は全て吸血鬼が中心で進んだお話だった。吸血鬼から見た世界はどうか、吸血鬼はどう生きたいのか。コウはそのあたりのとんでも話に不思議と耐性があり、異種族とのコミュニケーションもしれっと取れてしまう主人公。おかげで視聴者目線でもその辺りの異常性ってのはすっかり忘れてしまっていたが、改めて眺めてみれば、あくまでもこれは化け物のお話なのだ。そこには常に死のリスクが付き纏っている。

 この展開を支えるために登場した新たなメインキャラ、鶯餡子。ふざけた名前だがキャラとしてはガチで、クライマックスを盛り上げるために大々的に持ち出されたことがよく分かる登場シーンだった。冒頭の歩道橋での光の演出、久しぶりに今作の持つパワーを感じさせてくれる素晴らしい画になってましたね。これまでコウが見てきた「夜」って、アキラちゃんの「朝」なんかと対比するために当然「暗く」はなっているのだけど、コウの見ている夜ってのは常に幻想的で、どこかキラキラと輝いたような彩りがあった。しかし、餡子の背負っている「夜」には色がない。登場時はタバコの火だけがかろうじて見える真っ暗闇だったし、その後も常にベタッとした灰色を背負って常にモノトーンを意識した色彩になっている。彼女がもたらす新たな「夜」の姿に、コウは今までにないくらいに動揺するのである。

 キャラCVは圧巻の沢城みゆき。彼女がかつて藤原啓治からタバコを借りて「タバコを吸うキャラの呼吸」を模索していたなんてエピソードが懐かしくも思い出される。今じゃすっかり業界のご意見版。そんな沢城節がこれ以上ない形で炸裂する。みゆきちが出てくるとやっぱり在りし日のシャフト文化、というか「化物語」シリーズの空気に立ち返るような印象がありますね。今作は1枚絵と会話劇で見せる部分が大きいので、一声で世界を持っていくだけのパワーを持つキャストが出てくるとそれだけで空気が変わる。1話限りのゲストだったが殺された教師役が山路さんだったのも強烈だ。考えてみると、添い寝屋に勧誘された客って「日笠→沢城」っていう黄金世代コンビなんだよな……やっぱりこのジェネレーションのパワーは桁違いだ。

 閑話休題。そうして出てきた探偵は一旦置いといて、突然真昼から呼び出されて学校探検に駆り出されるお友達3人組。朝・昼・夜の3人が集まると時間感覚がバグるのだが、ご丁寧にアキラにだけはちゃんと「おはよう」と挨拶しているのがこの3人の関係性の表れだろうか。青春を謳歌したいという素朴な願望は、妙なところで気が合う3人には案外共有されていたらしく、一見無茶苦茶な真昼の学校ツアーも3人なら笑い合えるくらいには楽しい。見方次第では単なる「素行不良」でしかないのだが、それを楽しめるのも若者の特権といったところだろう。

 しかし、残念ながらお話はそれだけでは終わらなかった。朝・昼・夜が混ざっていたとしても、世界は間違いなく「夜」であった。人ならざるものの時間を侵してしまった3人には罰が与えられる。偶然の出会いは、「吸血鬼」という存在についての別な視座をコウに与えることになる。以前もセリちゃんの死闘は見ているし、吸血鬼集団に殺されかけたことだってあるコウだ。今回のおっさんの襲撃もそうした吸血鬼の暴虐の一側面だと思えればよかったのだが、問題は「アキラが襲われた」という事実である。自分のことだけなら、死のうが吸血鬼になろうが、あまり頓着しないのがコウの精神性。しかし、それはどこまでも一人上手な独立思考であり、そこに親友が絡んで危機に陥ったとすると、さすがに無視できる話ではなくなるのだ。楽しいと思っていた吸血鬼への道。それが自分の将来に暗雲を落とし、さらには親友にまで迷惑をかけるかもしれない。そんな事実を前にして、コウは今まで通りにナズナちゃんとの関係性を続けられるのだろうか。吸血鬼のおっさんの死に際に彼が朝日に照らされた「十字架」を背負って退場したのはいかにも象徴的。吸血鬼と十字架は切っても切れないモチーフだが、今作の場合は、人の道を踏み外してしまった者の懺悔の表れなのだろうか。無遠慮に並んだ「止まれ」の看板。中盤のシーンで描かれていた「一方通行」の文字。この辺りも、もろにシャフト演出ではあるね。さて、ナズナちゃんは今頃何をしているのかしら?

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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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