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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「凍牌〜裏レート麻雀闘録〜」 5

 麻雀やる人ってガラの悪い連中ばっかですね。怖いですね。麻雀やりません(偏見)。

 「ぽんのみち」以来の麻雀アニメ。そして「ぽんのみち」が果たして麻雀アニメだったのかどうかもかなり怪しいので、とても久しぶりに真っ当な意味での麻雀アニメである。そしてわたしゃ「麻雀もあんまりアニメと相性は良くないんじゃない?」と常々言ってるので、そこまで期待していないアニメでもある。ちなみに原作は既読かもしれなかったけど多分未読。なんかね、一時麻雀漫画は周りにたくさん置かれてたもんで(変な環境だな)ちょこちょこつまみ食いしてたこともあったんだけど、正直どれもこれもあんまり差を感じなかったもんでそんなに熱心に読んだこともなかったし、記憶も曖昧である。ただエンディング見てて思い出したけど、多分俺が読んだことあるのはコレのスピンオフの方だね。オリジナルを知らない状態で周辺部をうろうろしたことがあるという変な付き合い方の作品だったわけだ。

 「麻雀漫画って大した差は無い」って印象は決して暴論ではないと思っているのだが、その理由は以前も言及したように私は漫画を読むのが下手で、読んだつもりでも結局筋を追うのが手一杯なことが多いから。表層だけを撫でれば、そりゃずっとおんなじ遊びに興じてるだけなんだから「どの麻雀漫画も似たり寄ったり」って思うのはしょうがないじゃん。たとえば今回のお話の冒頭部分も、「麻雀ってガン牌して記憶力がよけりゃ勝つよね」って話をしてて、多分世の中にある麻雀漫画の99%が1度はそういうネタを通るだろう。その周りの要素がちょっと違ったところで、それらは「全部同じネタ」に見えてしまうというわけだ。

 そして、それはアニメになったところで大差ない、というか、アニメにするとより画面が画一的になってしまい個性は減衰する。おかげで麻雀アニメってのは「似たような画面がずっと続く退屈な作品」になりやすいというわけだ。少なくとも現時点でこの持論を覆すほどの何かは出てきていない。

 とはいえ、実はこの1話目の印象はそこまで悪くない。やってることは「よくある麻雀漫画」だと思うが、あとは周りのオブジェクトでどれだけ個性を飾り立てるかで勝負が分かれる。「マンション麻雀にいったら、いきなりスミ入れたどう見てもスジのもんでしかないイカれ稲田徹がチェーンで繋がれた女の子引っ張り回しながら出てきた」は流石に画面として面白くて笑ってしまった。いくら何でもその登場シーンで「せっかくきたのに帰るなよ」とかいえねぇだろ。帰るわ。

 アニメとしては可もなく不可もなくのクオリティではあるが、あとはそうやってこけおどしでも何でもいいので「他の麻雀漫画で見たことないイカつい画面」が出てくればそれなりに盛り上がるし、多分私が読んだ記憶があるスピンオフの印象では、イカついことやる手管は今作はこなれているはずだ。まぁ「冷たい打ち筋だから凍る牌」は多分最後まで意味分からんが……「小宇宙を燃やして分子の運動を止めることで絶対零度になる」みたいなことですかね。次回も、レッツオーロラエクスキューション。

 
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