最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「うたごえはミルフィーユ」 6 マクドナルドのパチモンの最大手が「ワクドナルド」であるのと同じように、YouTubeのパチモン最大手って多分「MeTube」なのだろうな、ということをふと考えました。 前々からCMなどでちょくちょくタイトルだけは目にしていた作品がいよいよアニメ放送開始。アイドルアニメが業界を席巻し、ここ数年でさらにそこに「バンドアニメ」という黒船が来航。数多の声優に音楽活動を強いてきた流れに、さらに新たなジャンルが登場。奇しくも、前クールでは「歌がなくて楽器だけ」のインストバンドアニメがあったわけだが、こちらはその裏を突くように「楽器無しで歌声だけ」のアカペラ歌唱作品の登場である。 考えてみりゃアニメには「声優」という素材が常に寄り添っており、それを活かす方向性として「声だけの表現」というのはそこまでおかしな発想でもない。アカペラ専門の作品が出てくるには遅かったくらいである(もちろん、声優がみんなして歌が上手いわけじゃないのは重々承知してるけどね)。そして、少なくとも1話目では「なるほどこれは確かに」と納得できるだけの説得力はあった。インストバンドも悪くない、そして、アカペラだって悪くない。 もちろん、アニメとして放送するからには単なるアカペラライブだけでは始まらない。ちゃんとキャラを作って、シナリオを作って、世界を作る必要がある。本作はシンプルに「部活もの」のデザインをとって女子高生にアカペラをやらせる流れだが、「ふつーの女子高生」というには随分極まったイロモノたちが集まっており、1話目時点でのキャラ立ちは充分だ。特に突き抜けているのはやはりメインヒロイン・ウタだろう。「突き抜けた自己肯定感の低さ、ネガティブ思考」という主人公像のはオタク向けのメディアではちょくちょく登場するものだが、この子は一応現代社会を生きている「リアルな女子高生」であるべきなのに、あまりにもキャラとして突出している。冒頭からしばらく続く「リア充の巣窟すぎて軽音部に全然入部できな〜い」のあたりはギャグとしてもクドすぎるんじゃないかとちょっと心配になったが、その後の部室に引き摺り込まれてからのメインキャラどうしの会話は、「こいつ、マジでこれまでの十数年間をこのマインドで生きてきた、魂レベルでのネガティブ野郎なんだな……」というのが伝わってくる凄まじいものだった。ネタとしての完成度が高く、不覚にも「あんたは?」「低レベルです」のくだりで爆笑してしまった。なんやねんこいつ。さらに部員のイケメン風先輩もキャラが強い。全体的に、今後この部活なら色々と面白い絡みが発生しそうだという期待が持てる導入だった。 映像についても大きな不備はなく、お話にも歌にも入っていくのに支障はない。制作の「寿門堂」はあまり聞いたことがないスタジオではあるが、佐藤卓哉が総監督を務めるというのである程度の安心感はあるし、スタジオが元請作品を1年以上発表していなかったということで、おそらく今作にかなり時間と労力を割く布陣になっていると思われる。きっちり走りきれるんじゃなかろうか。 そして注目すべきはやっぱり中の人。このプロジェクトのために集められた人材であり、特に主役のウタ役の子はこれが事実上のデビュー作。なかなか面白いお仕事を見せてくれそう。部長先輩役の人は実写ばたけからの引き抜き、そしてキラッキランランな現役プリキュアの中の人もいる。やっぱ松岡美里のハスキーボイスはこのくらいの音域の方が安心するよね。どこか花守ゆみりを思わせる低音の使い方はクセになります。キャスト表をみるとここにメロロンも加わるらしいので、だいぶきみとアイドル。 私としては追っかけなきゃいけないプロジェクトを大きく1つ抱えてしまっているのであんまり「アカペライベント」とかまでは追えないとは思うが、せめてアニメ単体では楽しませてもらいたい。 PR ![]() ![]() |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(07/22)
(07/21)
(07/21)
(07/21)
(07/20)
(07/20)
(07/20)
(07/19)
(07/19)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
最新CM
アーカイブ
|