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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
11月23日 ドラフト模様(TLA×3) ピック順 【Thraxi】→【Metallica】→【Sangriter】→【Mei】→【Koba】→【Alessi】→
信じられるかい? ドラフト通信だぜ!? なんてこった! 「アニメと声優とMagicと」を謳うこのブログからMagicに関する記事が消えて久しい。ドラフト環境は潰えてしまったし、真木孝一郎ですらハンドブックの執筆を断念するほどの新セット連打環境では私などがレビューを書けるはずもなく。残念ながらこのブログの「Magic関連の記事」は終わりを告げた。ちなみに我々は現在も個々人でそれなりにMagicは続けており、私は最低1日1回くらいのペースでアリーナにログインしては日々ドラフトに興じているし、そこまでのペースでなくてもアリーナに触れてる連中はちょこちょこ。熱心に構築環境に挑んでる者も1名いるらしい。ただ、それでもやはりある程度は距離を置かざるを得ず、かつては「死ぬまでプレイし続けるだろう」と思っていたMagicもずいぶん遠くに行ってしまった。 しかし! この度ちょっとした機会に恵まれ、久しぶりに対面ドラフトが実現することとなったのだ! 振り返れば前回の対面ドラフトは(記録として残せなかったが)私が企画したドラフト合宿の時、2024年の2月なので約2年ぶり。ドラフト通信に至っては、最後に執筆されたのは2021年の年末だったので実に4年ぶり!! 当時は「真紅の契り」というイニストラード環境だったようですね。……もう何一つ覚えてないが……。 そんな久しぶりのリアルドラフト。アリーナに毒されてしまったせいで紙のドラフトにはずいぶんと戸惑ったものだが、やはり無機質な電子の世界では味わえない多幸感がある。2年経とうが4年経とうが、やはりMagicは楽しかった。願わくは、このような機会がこれからも訪れてほしいものである。 残念ながら機会を作って集まったとはいってもなかなか予定をすり合わせるのが大変だった状況。「中川の親父さんのように」とまではいかないが、時間に制限があり、さらに慣れない新環境だったこともあってフルで遊ぶことは叶わなかった。ピック後にできた試合は3試合まで。そのため順位をつけることもできず、「ドラフト通信」とはいうが特に順位は表示せずに各々の記録のみをちょいとつけるにとどまるものである。申し訳ないが私が対戦しなかったデッキに至っては、そんな記録すら残せないことはご容赦願いたい。 ちなみに全体的な印象としては、ピックはみんなして悶絶しながらやってたので面白かったかどうかは分からんが、試合に関してはそれぞれのギミックがいい具合に効いていて、分からないなりに楽しいゲームが多かった印象。現在のWizard社の運営姿勢については賛否あるとは思うが、リミテッドのゲームデザインについては確実にこなれてきて大外ししない製品がほとんどである。個人的には(アリーナのBO1しかプレイしないけど)ここ最近のセットのリミテで大きな不満を持ったものはない。おそらくセットとして一番微妙なのは霊気走破だったと思うのだが、構築環境へのインパクトはさておき、リミテは普通に機能してたしね。
なお、通常ピック表に関しては優勝者を先頭に持ってくるようにしていたが、今回は順位が無いため、便宜上私が先頭になっている。以下の詳細についても、私からピックの席順に記載していくのでご容赦願いたい。
AL TH SA KO ME MT AL ー × ○ ― ― ◎ 2ー1 TH ◎ ー ー ー ○ × 2ー1 SA × ー ー × × ー 0ー3 KO ー ー ○ ー × ○ 2ー1 ME ー × ◎ ◎ ー ー 2ー1 MT × ○ ー × ー ー 1ー2
【Thraxi】 緑黒 <ベイフォン家の賞金稼ぎ 火の国の軍船 ブミのペット、フロプシー> 当日までにアリーナで6〜7ドラフトくらいこなしてある程度のリサーチをしていた私だが、生来の性分のせいでピックしたデッキは半分が祭殿で半分が3色以上の同盟者、みたいな救いのない状態。「多色は有りか無しか」みたいな話題も事前に出ていたので、この日は色を固め気味でやったろう、というのが狙いとしてはあった(毎回そう思っても散っていくのだが)。1引きは緑黒の強レア、さらに上家から「黒い太陽の日」が流れてきたことで黒は確定、さらに5手目でクセ強ボムの「アバターの宿命」も手に入り、無事にゴルガリカラーで突っ走ることに。実は卓の打ち分けでは緑も黒もかなり混んでるところだったもんで中盤以降はプールが枯れたのだが、土の技と墓地関連を基盤に置いた戦術自体はそこまで競合していなかったためになんとかデッキの体裁を保つことができた。とはいえ、地味なコモンで賄っている部分も多いので2−1という戦績は相手の事故や偶発的なメタの噛み合いに助けられた部分が大きかった気はする。渋い活躍を見せたのが「カモノハシグマ」で、2マナ2/3のステータスで序盤を凌ぎ、墓地を肥やすことで「アバターの宿命」あたりへの接続も助けた。また、同じく2マナ域のコモンではハンデスor土の技のモード選択可能な「ダイ・リーの洗脳」が思ったよりも仕事をしてくれた。考えてみりゃ2マナでパーマネントを満遍なく落とせるハンデスって、ひと昔前の基準ならオーバースペックだよな。
【Metallica】 青黒緑 <双子のローとリー ダイ・リーの調査官 アナグマモグラの仔> 対戦した印象としては、「飲めば潤う!」のカウンターで序盤を支え、ディミーアカラーに用意されたドローエンジンを活用してじわじわアドを広げて盤面を固めていくタイプのデッキ。タッチの緑は高額カードとして有名らしい「アナグマモグラの仔」や「浮世離れした薬草師」あたりのマナ加速ツールかな? ちなみに1引きの「双子のローとリー」に関しては「貴族カードとかいっぱいあるんか?」と期待して引いたが、実際にはさっぱりいなくてがっかりしたらしい。知らん環境では流石にその辺はフォローしきれないからしょうがない。除去とコントロール要素がそれなりなので盤面を固められればぼちぼち。ただ、この環境は黒除去の存在感が薄く、カウンターも中盤以降は心許ないために相手のボムなどの大きな1手1手が重なった時に突き崩される感覚はあったか。個人的にはまだ使ったことがなかったコモンの「イグアナオウム」が地味かな、と思ってたけど実際対戦してみると警戒が水の技と絡んで思いの外嫌らしかったのが印象的。「ばあば」「トラアラザシ」などタップが絡むカードも多く、かなりプレイングが大変そうではあった。水の技って中心に据えてデッキが成立するコンセプトなんでしょうかね?
【Sangriter】 赤黒白 <追跡行のアズーラ 人類学者、ゼイ教授 均衡の司令、ヘイバイ> 申し訳ないが私が対戦してないデッキその1なので内容はさっぱり分からない。一応のヒアリングでは「赤黒タッチダブルシンボル白」という破滅的なコンセプトの同盟者デッキだったとのこと。1引き欄にレアが無いのがちょっと寂しいが、何の因果かリミテ制圧力の高い「戦時の抗議者」が2パック目6引き、さらにダブルシンボルでもタッチせざるを得ない分かりやすいボムの「勇敢なる救出者、スキ」が3パック目5引きなど、どうやら卓であまり注目されなかった同盟者関連ではいい位置を取れている。その上で結果的には全敗と今回最下位の位置になってしまっているのは……なんででしょうね。おっきく事故った、みたいな話は聞いてないので、ボムレア以外のところの布陣であまり同盟者のギミックをまとめきれなかった感じなのかしら。まぁ、メインは赤黒らしいので、確かに同盟者フィーチャーの色じゃないし、黒は奪い合いが激しかったので、途中でボロスカラーにメインをシフトさせる判断があってもよかったのかもしれない。
【Mei】 白緑青 <大勢のうちの一人、ジュー・ディー 共同戦線 白蓮会の増援> ピック中は一番盛り上がってたのがここ。何しろ6人卓で白をメインに据えているのが事実上1人だけなので、卓にいるみんなも「白がダダ流れてんな……」というのは気づいてはいた。その辺りをかき集めてかなり前のめりな同盟者ビートを構築。決め技の「共同戦線」もしっかり自分で開封し、おそらくデッキの完成度というか、まとめ具合でいえば今回一番強そうなのはこのデッキだったはず。ちなみにタッチの青は「恐れを知らぬ者、カタラ」のためだけなので基本はセレズニア。トークンも含めて同盟者を並べてロードでズドン。気の技もいい具合に戦線をかき回しており、「最後の気のベンダー、アン」が8引きなど、痒いところに手が届く構成である。ちなみに戦績でいうと私に負けて2−1ではあるが、これは私のデッキが黒ラスゴ持ちだったもんで盤面を一気にひっくり返せたこと、そしてそれにしたってマリガン込みで土地引きすぎたことなど、バッドラックの結果である。まぁ、ビートで下振れもリミテではあるあるですのでね。
【Koba】 青緑 <打ち寄せる波濤 噴流に乗りて跳ぶ者 隕鉄剣> 私が対戦してないので内情をよく知らないデッキその2。そして1引き欄にレアが記録されてないデッキその2でもある。それどころかピック全体を通じてもピックしたレアが1枚だけであり、純正の低予算基盤デッキ。それでもきちっと2−1にまとめているあたりは流石。一応自己申告では「青緑でマナ加速する純正のランプデッキ」とのことで、帰りのタクシーでも実際に対戦した某奴にヒアリングしたところ、「土地サイクリング生物とかがちゃんと入ってるんですよね。2マナのマナクリからザクザクマナ増やされて、そういうデカブツにワンパンされて死にました」とのこと。公式にも青緑はランプがアーキタイプとして設定されているので、ほんとに教科書通りの構築でちゃんと結果を残せているということなのだろう。緑は今回色んなところに誘惑が伸びちゃうのでまとめるのが結構大変そうなのだが、序盤からちゃんと格闘除去を集めて緑単体でも戦えるようにしてるあたりが堅実派。 この度、ドラフト会の開催呼びかけや会場のセッティング、パックの準備までやってくれたのは彼であります。改めてこの場で謝意を。また機会があったらよろしく。
【Alessi】 赤黒緑 <ソジンの台頭 火のベンダーの位に至る 追跡行のアズーラ> 掲載順は最後になっているが、こちらも2−1とちゃんと勝ち越しているデッキである。1引きは黒の英雄譚クリーチャーからスタートだが、そこから赤の流れを掴んで割とまっすぐ赤黒へ。黒は上述の通り混んでいたのでちょっとずつメインは赤に傾き、最終的には今回唯一といっていい、火の技をフル回転させるデッキになっている。タッチの緑はアドバンテージを担う「辛い修練」のみのタッチで割り切っており、火の技からの赤マナの使い道がきちんと出るように「戦気球」などのカードも適宜投入。対戦した印象としては、こちらも不慣れとは思えない、まとまったデッキデザインになっていた。この環境って、単に色の合うカードを集めてもデッキっぽくならない可能性もあるからムズい気はしてるんだよな。個人的な注目ポイントとして「火の技ってアリーナじゃなく紙のカードでプレイする時の管理がめんどくさくね?」というのが前から気になっていて、使ってる側も脳のリソースを余計な計算に割かれそうで怖かったのだが、実際にプレイしてるのをみていると、火の技を持つクリーチャーはデザインとして分かりやすくできていたし、いうて戦闘フェイズ中限定なので(ルールをちゃんと理解している必要はあるが)そこまで大きな負担にはなってないみたいだった。この辺もやはりWizards社の調整の賜物か。この手のデッキを象徴する1枚としての「火の国の攻撃」も印象的で、火の技からさらに火の技に繋げての爆裂インスタントマナが出るのは赤だけにまとめず青や黒とのシナジーも色々考えられそう。今回の対戦を通じて、アリーナだけでは見えなかったものが色々と体感できた気がします。
以上、2年ぶりのドラフト、そして4年ぶりのドラフト通信。こうして記録しても残念ながら「この環境の蓄積」として「次の機会」に活かしにくいのは残念だが、また折を見て集まれる機会があることを切に願っている。今回集まれなかった他のメンバーもね。みんな、忙しくしてらっしゃるのかしら……。 ちなみに情報を積極的に収集してない人のためにここでまとめておくと、来年は「史上最多のセットリリース」が予告されている一際多忙な年である。発表済みのリリーススケジュールは以下の通りだ(公式リンク)。 1月→ローウィンの昏明 ついにローウィンに帰還。1つのセットでローウィンもシャドウムーアもどっちもいくぞ。ちなみに次元を探索するのはストリクスヘイヴンの学生さんたちらしい。 3月→ミュータントタートルズ 今度は蜘蛛じゃなくて亀デッキが強化されるぞ! 立ち位置としてはスパイダーマンと同じようなやや小型のセット。 4月→ストリクスヘイヴンの秘密 ストリクスヘイヴンも再訪。今回のセットで多数登場した講義カードとのシナジーとかあるんでしょうか。そしてリリアナ教授は元気してるんでしょうか。 6月→マーベル・スーパーヒーローズ まさにユニバースビヨンド。詳細は出てないが、扱いはFFの時と同じような感じか? 8月→ホビット 以前「指輪物語」の「中つ国の伝承」があったが、あれの続編。「中つ国」はスタンダードでは使用できなかったが、方針が変わった今、多分これもスタン対応。 10月→REALITY FRACTURE 未だ詳細不明の本流セット。売り文句としては「長年に渡る策略が全貌を明らかにし、あの悪役が姿を現す」だそうで。誰だろ……「陰謀団の総帥」とかかな……(未だオデッセイ大好き民) 11月→「STAR TREK」 まだ宇宙に行き足りないんか。1年でコラボシリーズ4つとか、流石にやりすぎちゃうかい。
てなわけで、来年はこのどこかで集まれるといいですね。わたしゃ分からんけど、マーベルとか好きな人多いっぽいから盛り上がれるかもしれんしね。 その日まで、みんな元気にピックしていこうぜ! 祭殿を!
【Thraxi】(緑黒)→【Metallica】(青黒緑)→【Sangriter】(赤黒白) ↑ ↓ 【Alessi】(赤黒緑)←【Koba】(青緑)←【Mei】(白緑青)
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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