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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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12月5日 ドラフト模様(VOW×3)

ピック順 【Logical】→【Sangriter】→【Chrolony】→【Metallica】→【Sea-chcken】→【Thraxi】→【Alessi】→

 

 不定期更新のドラフト通信、3回目。前回開催が1010日だったのでおよそ二ヶ月ぶりとなります。一応、各環境で1回ずつくらいはプレイできれば理想的かねぇ、なんて話もありました。まぁ、昔と比べれば見る影もないが……思い出して欲しい。このドラフトは、開催するためにわざわざ東京から移動してる人間が少なからずいるのである。今回の陣容は首都圏2名に中京圏1名その他4名(そして観客にも首都圏1名)だが、関西界隈も別にみんな近所ってわけでもないしなぁ。というわけで、次回の開催は当然未定。環境で言えば次は神河なのだが、その前に「Double Feature」も気にはなるんだよなぁ……。アリーナでのプレイ機会があるかしらね。

 なお、この「真紅の契り」環境に関しては、プレイ回数が少ない人間も、アホみたいにジェムを支払っている人間も、みんなして口を揃えて「分からん」という超絶難度の環境となっている。マジむずい。いまだに正解がさっぱり分からんし、多分、このまま分からずに環境を終える気がする。そんな迷いの中で、激戦を制したのは果たして……。

 




 

 

   AL TH SA SC MT LO CH

AL ー  ◎  ◎  ×  ×  ×  ◎  3ー3 4

TH ×  ー  ×  ×  ○  ×  ×  1ー5 7

SA ×  ◎  ー  ○  ×  ×  ×  2ー4 5

SC ○  ○  ×  ー  ×  ×  ×  2ー4 6

MT ○  ×  ◎  ◎  ー  ◎  ×  4ー2 3

LO ◎  ◎  ○  ◎  ×  ー  ○  5ー1 1

CH ×  ◎  ◎  ◎  ○  ×  ー  4ー2 2

 

 

1位 【Logical】 青白緑 <不気味なくぐつ師 先見的な縫い師、ゲラルフ 悲惨な群れ>

 今回の乱戦を制したのはこちらのデッキ。デッキとしてはほぼ完全に「青白スピリット」で、緑は「雑食するもの、グロルナク」のためのタッチである。とにかく青白で、私との試合では全てのクリーチャーが飛んでいた。一応「悲惨な群れ」あたりのゾンビもいるので100%スピリットってほどでもないのだが(3パック目1引きかよ!)、ゲラルフが出たらそこだって飛ぶので、やっぱり飛行だ。決め技は「ゲラルフ」「グロルナク」に加えて、やはり頭がおかしい「ドーンハルトの殉教者、カティルダ」さん。多少のライフ差は一瞬でひっくり返るし、きちんとスピリットやエンチャントにまとめているので、登場時にすでに除去できないサイズになっていることも多い。まさか「超常的救出」がこんなに強いカードになるなんて思ってもみなかったわ……ちなみに、完成形だけをみていたので「もうこんなん決め打ち青白だったんやろなぁ」と思っていたが、1引き欄をみて分かる通り、実は1パック目序盤は一応赤も見たピックになっている。2パック目のゲラルフで完全に赤に見切りを付けて青白に固めた視座の置き方が大きな勝因だったんじゃなかろうか。まぁ、その結果緑タッチな訳だが……あれぇ、4色絡んでたはずなのにデッキが綺麗になってる……どういうことだ……。

 

 

2位 【Chrolony】 黒青 <骨の髄まで 潜水スカーブ 苛まれし預言者、エルス

 「骨の髄まで」→「骨の髄まで」という問答無用のピックからスタートした黒中心のデッキ。こちらも一応序盤はちょっとだけ赤もみているが、2パック目に入るあたりで完全に青黒に絞ったピックにまとまっている。試合前も試合中も散々「俺この色嫌いなんだよォ」と愚痴愚痴言っており、その場の全員が「ウルセェ、なら勝つな」と思いながら、じわじわと戦線を拡大していくゾンビ軍団になすすべもなく盤面を支配されていった。勝つまでに時間がかかるデッキだったのは間違いなく、完全にコントロールしきっての「戦慄光の大怪物」や「カタパルト隊長」あたりが勝ち手段だろうか。そこまでのコントロールは「髑髏スカーブ」を起点にした濫用エンジンに「腐浪のガルガンチュア」などが担当し、「不吉なとげ刺し」「戦墓の死体あさり」などでがっちり相手を止めていく教科書通りの黒のラインナップである。一応「血瓶の調達者」という禁止カードが入っているのでそちらからのワンパン勝利もあり、遅いデッキと決めてかかってもうまくいかないというやっかいな構造である。血瓶がどれくらい活躍したかは知らんけど。

 

 

3位 【Metallica】 緑赤 <寄生の専門家 結ばれた者、ハラナとアレイナ ヴォルダーレンの投血士

 こちらは難度がやや高め、緑赤での昼夜を駆使して戦うタイプのデッキ。あまりそれっぽい狼男は多くないのだが、難しいはずのこのデッキを一気に簡単にしてくれるカードが1枚入っていた。そう、「ハラナとアレイナ」である。出れば終了の簡単カード。こちらも当然禁止カードである(誰が何と言おうと禁止カードである)。実際私はさっぱりダメージを受けずにライフを6点くらいまで削って「うわぁ、圧勝しちゃた」とか思ったところでこのクソレアに出くわし、そこからピタリと止められてあれよあれよとライフを削り殺された。やっぱレアのバランスがおかしい環境には違いない。それ以外の部分だと「炎恵みの稲妻」が2枚とそこそこ確保できているのがここで、序盤戦を細かく立ち回って大技につなぐグルールカラーのデザインとしてはそれなりのバランスだったんじゃなかろうか。ピック表を確認すると2パック目2引きの「過充電縫合体」とか3パック目の「ヴォルダーレンの投血士」とか、明らかにカットやろ、みたいなピックが多く目につくのもこの環境の特徴なのかもしれない(引いた時点では使うつもりだった可能性もあるが)。

 

 

4位 【Alessi】 黒赤白 <婚礼の警備兵 オリヴィアの付き人 マルコフの浄化師>

 確か「マルコフの浄化師」が入ってた気がするので白は使ってたはず。あと「マルコフの円舞手」の2枚だけタッチかな? まぁ、この2体も吸血鬼なので、実質黒赤ベースでのゴリゴリ吸血鬼デッキである。ボムレアは「オリヴィアの付き人」1枚どまりであるが、種族的なまとまりで言えば優勝したスピリットデッキに並び立ちそうなラインナップは整えている。横から観戦していた試合では、血トークンを活用して3ターン目にさっさと「ほつれ服の世捨て人」が2体同時に変身している姿なんかも確認できたし、与えられたギミックを忠実に運用しているデッキ、というイメージである。上述のようなタッチカラーもあるので事故はありそうだが、そこは血トークンがあれば問題ない。「牙の天稟」のおかげで除去が少ない状況下でもそれなりに柔軟性は維持できているし、いわば今回の「レアに頼らないで頑張った方のデッキ」といっていいのではなかろうか。まぁ、そうして頑張っても「レアに頼って頑張ったデッキ」には勝てないんだが……。

 

 

5位 【Sangriter】 赤青緑 <不機嫌な一匹狼 縫合された助手 溶岩の打撃手>

 前回の開催時に引き続いて初戦の相手が私で、「どうせこいつに勝って自分のデッキの強さを(意外と強いんじゃないかと)見誤るんやろうなぁ」言ってたが、まさにその通りになってしまったデッキ。俺に勝ったところで何の証明にもならねぇんだよ! というわけでちょっと迷ったデッキになったのかしら。そもそもこの環境の赤青ってどんなデッキよ、っていうのが(少なくとも私は)よく分かっておらず、芯が定まらなかったのでタッチが義務化され、緑からは「群れの仔」あたりが追加戦力としてエントリーしている。「進化する未開地」の存在がとてもありがたかったそうで。ただ、3色に広げても明確な勝ち手段は見つからず、とにかく序盤は「精髄の吸引」「中略」といったカウンターで凌ぎ、秘蔵っ子の「不機嫌な一匹狼」につないで勝ちきりたいというビジョン。ちなみに、今回このカードが戦場に降り立って活躍したことは1度もなかったという。これがつまり、「レアは引けたかもしれないけど頑張らなかったデッキ」か。ピックの悩み方を見てると、本当に人ごととは思えないのだが……いや、マジでこの環境はこうなるのよ……。

 

 

6位 【Sea-chcken】 白 <墓所の守護者 鷺恵みの霊 激情の報復>

 あ、迷いなんて存在しない男もいるんだった……そうですよ皆さん、不定期開催になってからは初参加のこの男がいますよ! 試合開始前に「そうや、この試合は記録が残るんや、それならファンの人に見られて恥ずかしくないピックを見せないと」とよく分からない意気の上げ方をしていた御本尊。その結果がこのピックなのかよ…………やはり常人では予想もつかないことをやってくる。そこにシビれてもいいけど憧れはしない。まぁ、実はこの環境、案外単色になることもあって、私はアリーナを那由多回回してて黒単とか青単っぽいデッキになったことがある。色の伸ばし方が難しいので、卓の展開次第では単色の強みを活かす構築も不可能ではないだろう。ただ、多分この男はそこまで考えてない気がするが。1引きが白の神話レアだったもんだからそのまま余計なことを考えることを放棄したんじゃないかな。いや、でも意外と1パック目はその効果が出てる気もするな……。ただ、どうしても1色では足りないパーツが出てくることは否めず、例えば白の訓練デッキの基盤である「グリフ乗り」は3枚採用されているのだが、なかなかサイズアップできる機会がなく、私との試合ではだいたいみんなして2/1のままで天寿を全うしていた。ではそこまでして単色を貫いた効果があったかというと……下家は遅めで流れてきた「シガルダ教の聖戦士」を見て「あれ、こっち方面空いてるんか……うーん」と悩み、自爆した。流石に予想できんやろ!

 

 

7位 【Thraxi】 緑白黒 <危難の道 信仰縛りの審判官 シガルダの召喚

 というわけで僕です! この形式になってからは3連続最下位。現在、この半年の戦績は2勝15敗という圧倒的な数字を叩き出している。後輩からマジで心配そうに「こんなに弱かったっけ……」とか心配される始末。しょうがねぇ、多分アリーナ生活で1番変質してしまったのがワシなんや。ピックにもプレイにも、一切堪え性がなくなった。生来のイラチなんだろうな。いろんなところで「もーえーわ」が炸裂して、粘りがないから勝てないのである。「レアがあっても頑張らない紙束」しか作れなくなってる。改善する方法はあるんでしょうかね……でもまぁ、別に本人は楽しんでるからいいんです。その場その場ではキレ散らかしてるけど楽しんでるんです。多分……。今回は「危難の道」というラスゴからのスタート。「でも黒白って難しいんだよなぁ……」と及び腰のピックだったので、そこに転がってきた「地図作りの調査」を2引きするというハナから勝負を投げているようなピックである。いや、でもさ、難しくない? 是非暇な人は下のピック表からこの2パック目の「何引く?」を考えてみてほしい。カードパワーでいったらアンコモンの「寄生の専門家」か「拘束の霊」あたりだろうか。1引きの黒白という色を考えれば「血に狂った社交家」も「束の間の霊魂」も選択肢に入るだろうが……どれも明確なピックの指針を決めてくれるような1、2引きの連携にならない。それならば……という魔が差したピックも、決して間違いとは言えない……とは言えないんだろうな……。なお、1パック目ではその後「名誉ある家宝」2枚に2色土地と、着実に色を広げる準備のみに力を入れている。2パック目1引きでようやく勝ち手段となるレアにめぐり合い白を確定させたが、結局腰の座らぬピックでは向かう先も分からない。多分、この辺で腹をくくって多少軽めの白緑人間を意識していれば、もうちょいデッキはスマートになったとは思う。「色を広げてもいいんやで」という免罪符を序盤に与えられることで、処理する情報が多くなりすぎて途中でパンクした。時間制限無しのドラフトでこうなんだから、タイムリミットありのアリーナドラフトなんて推して知るべしよ。

 

 

 

今回のピック表

 

Logical】(青白緑)→【Sangriter】(赤青緑)→【Chrolony】(黒青)

                     

Alessi】(黒赤白)          【Metallica】(緑赤)

                     

Thraxi】(緑白黒)     ←        Sea-chcken】(白)

 

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コメント
無題
1引き危難の道から考えれば、一番自然なのは束の間の霊魂ですかねえ…(ラスを自前で避けられる)
1引きを無視してカードパワーで考えれば寄生の専門家になりそうです。
【2021/12/07 22:37】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
Re:無題
多分、私ん中で2マナスピリットの評価が過度に低いのが問題なのかな。あいつ、基本的に他のカードとのシナジー無いからアンコのくせにだいたい同じマナ域のコモンと相打ちとるだけのイメージなんよなぁ。オーラとも相性良く無いし。今にして思えば、上からのシグナルとしては緑の人狼確保から黒緑・赤緑あたりを保険に置きつつ白・緑・黒ラインを追うのがベターだったかもしらん。
【2021/12/08 00:20】


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