「時光代理人 -LINK CLICK- 英都篇」 ー→5
ほんとはあんま点数つけちゃいけないんだよ。だって、もう中身についてはろくすっぽ追えてないんだから。でもまぁ、多分次のシリーズが始まったらまた観ちゃうだろうし、ここで評価することを放棄したログを残すのもまずいので、額面上の点数だけは残していく。
筋が追えなくなっちゃった理由は大きく3つ。1つは第2シーズン時点でだいぶ危うくなってしまったところに、なんか変なところで切れ目が入って置いてかれてしまったこと。シーズンごとこの綺麗な分け目が無いと、全部の要素を覚えた状態で待たなきゃいけないことになり、これがだいぶ無理ゲー。
2つ目は話自体がだいぶ複雑なこと。本作は記憶の遡行がメインテーマになっているので時系列がややこしくなってしまうし、他人の意識に潜り込んでの調査スタイルなもんでシーンごとの自我すら危うくなることがある。これにタイムパラドクス的な要素まで加わると、どこまでが現実でどこまでが仮想なのかもよく分からなくなってくる。おそらく「シュタゲ」などへのオマージュもあるのだろう、そうした複雑なプロットでことさらに謎めいた演出を狙っているため、分かりにくさは意図的に水増ししてる部分もあるだろう。そこについていくには、前シーズンを復習してから視聴を開始するなど、相応の準備が必要だった。
そして3点目、本作が中国産なのでやっぱり「前提となる常識のライン」に差異があり、画面の情報が飲み込むために最適化されていない。この「やんわりとした文化差」は味わいとして面白みにつながることもあるのだが、今作はとにかくプロットを読み込まなきゃいけない作品なので、翻訳によるニュアンスの微妙な差異や、「わざわざ言わなくても分かるでしょ」的な要素の差分などがストレートに負荷になってしまった。これは全ての海外産アニメに共通することなのだが……本作はスタイリッシュさが優先されており、「理解しやすさ」はある程度犠牲になっている。
とまぁ、必死に「追いきれてない」理由を作品に押し付けてみたが……何を訴えようと、結局は「お前がちゃんと観てないだけだろ」と言われたら多分そう。ほんますんません。
でも、映像クオリティの高さは無視できないんだよな。中国アニメの1つの基準にしたいので、次が放送されたらやっぱり観にくるとは思います。
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