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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 目の星と前歯が何とかならんか? OVA。うーむ、シリーズ放送中もこのキャラデザだったかどうかをサッパリ思い出せないので、やっぱり全然真面目に視聴してなかったんだな……。

 何故か突発的にOVAが放送されるという謎イベント。しかもこれ、製品版のガチのやつで、リリース直後にいきなり地上波放送してしまってセールスがついてくるのかどうかと不安になってしまう奴。まぁ、制作側も考えがあってこういう形態で放送しているのだろうけども。

 アニメシリーズはろくすっぽ観てなかったくせして何故突然OVAの放送はチェックしたかというと、アニメ放送後にゲームの方を始めたからなんですね。知り合いに勧められて放送中にもインストールはしてたのだが、真面目にやる気が起きずに放置しており、何故か放送終了後にボチボチやり始めて、今は毎度のイベントである程度周回する程度のプレイヤーにはなっている。だからこそ今回のOVAのシナリオが直近2つのイベントのシナリオを足して割ったようなものだ、っていうことも分かるのです。ゲームでプレイしてキャラに馴染んだ後に見れば、またアニメも違う評価が出るのではないかと思いましてな。

 …………いやぁ、やっぱり駄目じゃねぇか。ちょっとまて、OVAとして発売するのにこの作画クオリティで大丈夫なのか。うーむ、まぁ、ファンの目線からしたら水着の香澄たちがきゃっきゃうふふしてる状態で動けばそれだけでも満足なのかもしれんが……そして実際私もアニメで動いてるリサ姉が観られただけでも若干満足してる部分はあるのだが……でもさぁ、これちゃんと作画をブラッシュアップして他のアイドルアニメ(ラブライブとかその辺)と同じクオリティまで押し上げれば、もうちょっと新規のファンが付きそうな気がするんですが。今回のシナリオなんて、何の悩みもなしにとにかく女の子が海ではしゃぐというお手本のような頭空っぽ脚本だが、それぞれのバンドメンバーの関係性を把握した上で見ればこれはこれでいいんだよ。ニーズがちゃんとあるんだよ。個人的にはテレビシリーズの時から「こいつちょっとおかしくない?」っていう小さな違和感程度だったおたえのキチ○イっぷりが相変わらず研ぎ澄まされているところなんかは好きだし、おたえや香澄のポンコツっぷりに引きずられるようにして壊れていく友希那さんと紗夜さんも面白かったし。まぁ、ロゼリアの連中って実はポピパに負けず劣らずほにゃらら揃いではあるのだが……。ゲームの方だとやや遠慮がちに2人に接していたリサ姉が、アニメだともう完全に飼育係みたいになって好き放題にコントロールしてる様子がとても良いですね。おすまし顔の紗夜さんがヘタレ作画のせいでより一層情けなく見えるのもこれはこれで味がある。 

 トータルで見ると、「まぁ、こういうノリもいいかな」っていう程度で受け入れられるものなんだけど、やっぱりせっかくの看板なんだからもうちょっと頑張ろうよ。普通、アイドルアニメって「CGパートがどうしてもちょっと浮くよな」とかいう文句が出るものだけど、今作の場合はCGのライブパートの方がはるかに安定してるせいでそっちの方が受け入れやすいんだよ。あ、でも「下はいてないおたえ」のシーンは評価する。

 とりあえず今回はロゼリアの皆さんがアニメで盛大に動いたという部分だけ評価して、次弾を待つことにしましょう。各バンド25人のキャラは嫌というほど立っている作品なんだから、これまでゲームで実装してきたシナリオとかバンドストーリーをそのまま(クオリティを上げて)アニメにするだけでもそれなりに見られるものになると思うんだけどなぁ。それが難しいんですかねぇ……。早く暴れるハロハピが観たいものです。

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 やっぱり「幼女の皮を被った化け物」ってどう考えても中の人のことだよね、最終話! ターニャさんは演説する姿が映える。何がこんな独特なんだろうか、って思ったんだけど、ひょっとしたら詰め襟の軍服の効果がでかいのかも。幼女+詰め襟で異様に首が長く見えて(実際長いんだが)、他のキャラとの体型の違いが余計に浮き彫りになるんだよね。

 今回は最終回なんだが具体的なドンパチは一切無く、エピローグというか、次章のプロローグというか、なんかそういうヤツ。結局、この世界は存在Xがターニャさんのために誂えてくれた理不尽の固まりなので、そんなうまいこと終戦なんかしませんよ、っていう流れ。結局前回逃がした船舶とそこに乗船していた将校が復活の狼煙を上げるために重要な役割を果たしていたのは事実だったようで、熾火のようにして残ったくすぶりはアフリカ大陸(南方大陸)に渡って炎上。更に、快進撃を続ける帝国に手をこまねいていた諸外国も、反乱の声に呼応するようにして反帝国勢力として動き出したという。やっぱり、ここまでの共和国戦全部がプロローグみたいなもんだったわけだね。ターニャさんの望む「平和」、「後方での優雅な生活」は叶うはずもなく、次なる任地は灼熱の最前線、しかも輸送に難を抱えた帝国はターニャさん一本に絞った無茶な布陣を敷くという。やることをやり過ぎたらガンガン仕事が回ってくるという天才のジレンマを見事に体現しているのだった。多分ターニャさんは元の人格も考えると、戦地で傷だらけになったり泥まみれになることよりも、理不尽な任務を押しつけられたのに反抗できない、みたいな体制による圧力の方がストレスになるタイプだと思う。ぼんくらどもの失態が全部自分に降りかかってくる理不尽。これはなかなか気の利いた地獄ではないか。

 レルゲン中佐や上層部連中も割と聡明な人ではあるはずなのだが、それでもターニャのような先見がもてなかったのは、ターニャさん曰く「ロジカル過ぎたから」。おそらくターニャさんだって死ぬ前はそっちサイドの人間だったはずだが、まさに「殺されるほどの恨み」を背中に浴びた経験があり、更に嫌々駆り出された戦場でもげっぷが出るくらいに「生の感情」に晒される生活を続けてきた。そうした実地でのリアルを体感することで、彼女の考え方にも柔軟性が産まれ、人を「人」として見るようになったということなのだろう。そういう意味では立派に「人のことを考えられる」人間には成長してるんですが……その分、存在Xへの恨み節も5割増しですね。なかなか神と和解が果たせそうもないのであった。

 ターニャさんの成長がはっきりと見えたところで、今回はひとまず幕引き。おそらくフェアリー大隊はこれからも新たな戦場で無茶をやってくれるに違いないのだが、レベルが上がれば当然ステージのレベルも上がってくる。一番の驚きは、合衆国連合とやらの軍舎に、新たな女の子のキャラがやってきたことだ。いや、「新たな」ではないのだね。最初見た時に「誰やねん」って思ったけど、CVがなんと戸松である。そう、あの人間爆弾でターニャに一矢報いようとした賢雄さんの娘さんだ。やっぱり来るんかい。しかも彼女は「神に誓う」という行為の下、なにやら見覚えのあるエフェクトが眼球に発生。これ、あかん加護のヤツですわ。終末のイゼッタでいうならイゼッタに対するゾフィーのポジションですわ。悠木碧VS戸松遥。業界を代表する大看板の激突。これは是非、アニメで見ないことにはおさまりませんね。

 ということで、さっさと2期を作る作業に進むんだ。これで終わりってことは……無いよね?!

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 完璧かッ!! 最終話ッ!! 格好良すぎか! 最高か!

 このエンディングはなー、すげぇなー、期待してたこと全部やってくれたなー。全部の要素回収しきった上で、小憎らしい余韻まで残して終わったもんなー。

 クライマックスに引き起こされるべきはクーデター。ここまでのエピソードの全てがこの一点に集約し、ことは滞りなく成される。リーリウムの計画は完璧だったはずだ。ただ1点、ジーン・オータスが王になろうとは思っていない事を除けば。会議室に全員が招集され、粛々と進められるクーデターの準備。熱も惑いもなく、まるで式典の一部であるかのように「クーデター」は積み上げられていく。流石にその場で王子を亡き者にするってわけではないが、いよいよもって、この平和なドーワーに荒事が起こるのだ。知らぬは王子ばかりなり。フラワウの大望は、いまここに結実する。

 かに思われた。しかし、ここで飛び出でたるは我らがモーヴ本部長。取り囲んだ兵に狼狽する王子を凜とした気構えと堂々たる弁舌で説き伏せ、あっという間に自分の土俵へ。そうなのだ、「ACCAのあがり」は、決して王子を亡き者にすることではなかった。あくまで狙いはACCAの存続。そして、国民が望むのは13区の独立の維持と、これまでの生活の保証。それならば、国民全員の前でACCAの存在感を示し、王子からその存続の言質を取ってしまえばいい。クーデターによって亡き者にされるよりはよほど穏当な示談だ。いや、周りに銃を突きつけた兵がわんさかいる状態なのだから、流石の馬鹿王子だってそれが「提案」ではなく「強迫」であることは分かっているはず。国民全員の見守る中で、堂々と行われた公開恫喝。王子に選択肢などあるはずがない。しかし、こんな非礼を成立させたのはそれを不法に見せないモーヴ本部長の堂々たる振る舞いがあってこそ。あの状況で王子を丸め込むためには、ACCAの威信と、彼女の威厳が必要不可欠だった。もちろん、その影で暗躍してくれた「4」長官の存在、特にACCAの清廉なる存在を信じ続けたグロッシュラーという男の存在も。そして、各区を飛び回って下地を整えたジーン・オータスの存在も。こうして、新たな王族の血筋を一切取り出さぬままに、クーデターは「成った」のである。

 野望を阻止され、唯一煮え湯を飲まされたリーリウム。あの場でジーンの身の上を暴き、強引に国民を先導する流れも不可能ではなかったかもしれない。王子を煽って非礼を糾弾することだって出来ただろう。しかし、ジーンもモーヴも分かっているのだ。彼には、そうまでして今回のクーデターを成立させるほどの意志は無いと。フラワウはあくまでも「クーデターという絵図の上で自分たちが最大利益を得る」ことを目的としていたのであって、リスクなど負うつもりは最初から無い。元々フラワウは恵まれた土地であり、「その上」を狙おうと思ったからこその暗躍。ここで自分の身を危険にさらしてまでチャレンジする意味もないのだ。結局、リーリウムはステージを降り、そのままドーワーという国を去ることになった。静かな戦いで静かに敗れた悪党は、そのまま静かに去るだけである。

 良いアニメはエピローグもたっぷりと取ってくれるもの。「クーデター」の顛末であるから、流石にドーワー国内にも色々と変化は起こるもの。一番の騒動はやはりフラワウの独立か。これがあっさりと承認されたあたり、やはり「クーデター」という意識は各区にも歴然と在ったのだろうが、元々「各区の独自性の維持」がクーデターへと至った動機であるから、他の区もフラワウの独立を妨げたりはしない。ここで一度距離をおくことが、ACCAと、リーリウムと、双方にとって益のあることなのだ。まぁ、お隣のプラネッタで資源が出ちゃったあたりはいささかご都合主義が過ぎるが……元々別な国として存在していた歴史もあるのだし、もし国内でまかなえなかったとしても、おそらくドーワー全体でフラワウと交易して何とかなった部分なのではなかろうか。元長官たちは各地へと戻りそれぞれの区の発展に寄与。もちろん、ACCAの力は未だ健在で、それを支える監察課のお仕事の重要性も変わらない。今後もドーワーは、12の力を多少不器用に合わせながら、前へと進んでいくことになるのだろう。

 残された謎は、王族に連なる過去とのリンク。結局、今回の図面を最初に引いたのは一体誰だったのか。荒事を起こさずに王子の意識を正し、王族の血脈を守ったのは誰だったのか。ジーンの性格、そしてリーリウムの陰謀、全てを知っていたのは誰だったのか。誰も手は挙げないが、王子に統治者としての責任感が多少なりとも芽生えたことで、枢機医院長はこっそりと笑みをこぼす。王族内部でもオータス家の存在は認められることになり、ロッタは屈託無く王宮で「親族」との交流を深める。オータス家と王族の間に壁が無くなったことで、ニーノはその用をなさなくなり、その直属の上司だった「アーベント」も肩の荷が下りた。かつて一度だけ登場した時にはキャストロールに名前が無かったんですよねー。そうかー、燿司さんだったかー。そうだよな。ニーノがあれだけ近くでオータス家を見張っていたのだから、より責任重大なアーベントさんが、彼らを見守っていないはずはないよね。お疲れ様です、課長。

 多少の変化を伴いながら、生活は少しずつ元の状態へと戻っていく。異動届を無視された副課長は、今日も監察課で仕事を続ける。残念ながら彼が「もらい煙草」をする機会も減ってしまっただろうか。本作第1話のサブタイトル、「もらい煙草のジーン」はもういないかもしれない。それでもね、2話目のサブタイトルは、そのままだと思いますよ。

 「悪友の名はニーノ」。

 

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 やったねビーチ回! 第11話。まぁ、描かれたのは野郎の海パンが数秒程度でしたが……。ターニャさんの水着姿見てみたかった……。

 ビーチ回は冗談として、クライマックスのアクション回である。コンテ演出の担当はなんと立川譲氏。圧倒的なカメラワークと爆裂描写で、作中屈指の魔道戦闘を余すことなく描ききっている。とにかく今回はそれに尽きるお話である。結果だけを見てみればフェアリー大隊は全員が生存し、ターニャさんも大した怪我も無しに逃げおおせているのだから、やはりターニャの俺ツエー状態は変わらないはずなのだが、少なくともバトルシーンのあいだは手に汗握る緊迫感がビシッと張り渡され、初めてピンチらしいピンチが描かれることになった。復讐に燃える賢雄さんの迫力がお見事で、ターニャが常に身にまとっている「神の寵愛を受けた者特有の狂気」が、ついに相手側にも乗り移るのである。神に背く者と神の加護を受けた者の戦い。一触即発の戦場は、からくも主人公サイドの勝利に終わるのである。土壇場のシーンでのヴィーシャちゃん登場のタイミング、冷徹な至近距離からの連射、そして最後の自爆シーンと、一連のシーケンスの無音のせめぎ合いがたまらない。やっぱり今作のキャラクターは良い顔をしてくれる。ふんづかまえられて「離せぇ!」って叫んでるターニャさん、「OVERLORD」のクレマンティーヌさんの死に際を思い出してちょっとドキドキしましたよ。

 こうして、大戦を締めくくる魔道士対決も何とかターニャの勝利で幕を閉じ、帝国軍は敵本拠地を制圧、見事に大勝利を収めた。あとはターニャさんの望んだ通りの終戦、そして平和な世の中へ……という展開になればよかったのだが、まぁ、残念ながらそんなことを存在Xが許すわけもないし、共和国軍側がただで転ぶわけもなく。停戦を決定し、大人な交渉で帝国軍はそれなりの見返りを取得。ここで一息入れたいのは疲弊した両軍に共通の思いだったのだろう。しかし、共和国サイドはやられっぱなしで終わりたいはずもなく、「次弾」を装填するための戦略的撤退を秘密裏に決行。聡明なターニャさんだけはこれに気がついたが、一度決定した「停戦」を末端の立場であるターニャさんがどれだけあがこうと覆るものではない。ここで敵戦力を根幹から叩き潰しておけば「停戦」もいずれ「終戦」へとつながる根絶の一手になっただけに、半端に相手の生き筋を残してしまう決定は愚策の極み。しかし、組織というものは効率だけで動けるものではないのだ。「分かっているのに戦禍の火種を止められない」というあまりにも残酷な現実に、ターニャさんは打ちのめされてしまうのである。

 今回のサブタイトルは「抵抗者」であり、Aパートでは襲ってきた復讐者のおっさんのことを表し、Bパートでは停戦の決定に抗い本当の意味での終戦を目指したターニャさん自身のことを表している。なかなか上手いダブルミーニングだ。結局、これでまた戦争は仕切り直しになってしまうのだろうか。次でラスト1話だろうが、果たしてどんな幕引きになるやら。

 最後にヴィーシャちゃんの水着姿だけでもどうにかなりませんかね?

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 ニーノさんのウィスパーがマジで色っぽい、第11話。いや、本人としては死にかけた結果のウィスパーなんだからそれどころじゃないんだろうけども。

 ゴールへ向けて、ホップステップジャンプの「ステップ」の部分。最後の1区であるフラワウでも当然のようにたばこを渡されたジーン。この手のマップで最後に行く場所にラスボスがいるのは当たり前のことなので、この区が最後になったことは偶然なのか、はたまた上層部からの圧力で決定づけられていたことなのかはよく分からない。まぁ、どう考えても査察のルート取りは効率とか無視した選択になっていたような気がするし、フラワウには最後に行く理由(もしくは最後まで行かなくてもいい理由)が何かあったんだろう。

 お出迎えしてくれたのは本当に似ているリーリウム三兄弟の1番目と3番目。常にお花にまみれているからフラワー区なわけだが、どうやら単に花が大好きな区民ってわけではないらしく、この区はオイルマネーでめっちゃ潤ってるかららしい。なるほどどんな区なのかは現実世界に当てはめるとすこぶるイメージしやすいな。しかし、毎度の疑問だが、なんでこうも1つの国の中で特性が違ってるものなんだろうなぁ。前回訪れた資源不足のプラネッタはなんとお隣だというではないか。やっぱり、「区」って言われて想像するよりも遥かにでかいくくりで考えた方がいいのよね。ドーワーってユーラシア大陸くらいのサイズだと思えば、サウジとインドくらいのズレでも産油量も生活スタイルも全然違うしな(宗教の影響もあるだろうが)。とにかく、フラワウはハッピーで区民全体が笑顔という、逆になんか嘘くさいくらいの国である。

 こんだけハッピーなら区民も何の不満もないだろうし、クーデターなんて物騒なことは起こらないだろうなぁ、と思わせておいて、実は一番乗り気なのがこの区(の長)ってのが面倒なところ。プラネッタ区長さんのお話では、石油利権も「国」という大きなくくりの「区」という下位区分になった時点で他の国に提供する必要性が生じ、恵まれた資源を自分のものだと思っていたフラワウからすると不満もある、とのこと。そんなもんなのかね。別に社会主義でもねぇんだし、ちゃんと金もらって良い暮らしが出来てるなら今の体制に文句を言う筋合いもないと思うんだけど。ただ、リーリウム一家の場合はそうした「区民の意志」云々以前の問題として、単に「ACCAを影でコントロールして利権をフラワウに集約させるやで」という野望があったらしく、いの一番にたばこを差し出す所存。っつうか、クーデターそのものがリーリウムの描いた絵だからな。まぁ、自分で選んだ人物が王になるのだったら、それだけで魅力的な図式なのは間違いないだろう。

 こうして13の区を全て回り、総決算を求められるジーン。集まった煙草は13本。スイツだけはちょっと例外だし、ドーワーの場合もどのように受け取っていいのか難しいところだが、ひとまずは「区長連中の相違」と見て良いと思われる状況で、区長らの意志ならそれは区民の意志(そうか?)、それはつまり「国民の総意」である。うーむ、ここまで一方的なクーデターがあっていいものか……。すっかりクーデターが起こることは既定路線になっているようで、記念式典のために中央に集まってきた各区の区長連中も庁舎内でクーデターという言葉を平気で口に出しちゃうくらいのユルさ。この人らの考えてるクーデターってどういうものなんでしょうね。まぁ、国民の総意なのだったら余計な諍いも起こらずにすんなり体制が入れ替わる可能性はあるが、それでも流石にあの馬鹿王子は放っておけない。普通に考えたら亡き者にするのがクーデター(実際にジーンは命を狙われてるしね)。そうすると、こいつらは人殺しの相談を和気藹々とやってるってことになる。スイツの区長さんだけは「こんなの絶対おかしいよ」と冷静な異議を唱えたが、すでに出来上がっちゃってる空気の前ではのれんに腕押し。直接ジーンに突っかかってみるも、ジーンはジーンで色々と考えているようで、いつも通りにのらりくらりとかわされただけだ。

 はたして、自分を御輿の上に乗せるクーデター作戦を、ジーン本人はどのように考えているのか。あらゆる区をその目で見てきた男は、ACCAの重要性をもっとも理解しているはず。廃止を唱える馬鹿王子を止めたいというのは理解出来る。ただ、スイツの人が言っていた通り、ACCA廃止などただ1人が言っているだけであって、ここまで深く国民生活に根付いている組織が、あんな若僧の思いつき1つで無くなってしまうとも思えない。「ACCAの存続」だけがモチベーションなら、クーデターは必ずしも必要な過程ではないのだ。もしジーンが気にするとしたら、王族の血筋が云々で自分が巻き込まれた醜い諍いに終止符を打つ、という部分だろう。これまでは対岸の火事で済んでいた事態も、ニーノが狙撃されたことで流石に無視出来なくなっている。自分の生活が犠牲になるだけならまだ許せるが、親友の命が危険にさらされるのは許せない。何よりも友のために怒る、ジーンはそんなヤツな気がしますけどね。

 そして、それ以外にもクーデターを単純に良しとしない人間もちらほら見受けられる。というか、リーリウム主導で動くことに危険を感じてる面々だな。1人はモーヴ本部長。ジーンがいいって言うならクーデターを邪魔することもないが、ジーンがリーリウムに操られていいように食い物にされているなら、止めた方がいいかもしれない。何よりもACCAを大切に思っている人なだけに、ここは軽々に易きに流れるわけにもいくまい。そして、内心忸怩たるものがあるのは間違いないのがグロッシュラーさんである。彼は元々清廉さでここまで登ってきた男。ロックスの列車事故では、自らの区を犠牲にしても国全体の繁栄を願ったのだ。そんなグロッシュラーにとって、自分の区のことばかりを考えて国全体を混乱させようとしている目の前の男は、どんな風に映っているのか。ここまでは諾々と従ってきただけのようだが、最後に統治者としての意地をみせることが出来るだろうか。

 来週が最終回なのかな、サブタイトルは「鳥の行方」。果たしてどこに飛んでいくのやら。

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 ラストが一番面白いって、すごくね? 最終話! あ、デュラハンさんは今週もギャラ発生おめでとうございます。幹部1人そっち行ったんだからもう満足しろや。

 1期も一応そういう系譜ではあったが、ラストバトルはまるでファンタジー冒険小説みたいな展開に! 友情・努力(?)・勝利と三拍子揃ったお手本のような冒険活劇。こんなの「このすば」じゃない! と思いきや、これが徹頭徹尾このすばテイストなのだから恐れ入る。ネタのぶっ込み具合は最高だし、話の運びも見事、そしてラストで気合いの入った作画状態も完璧で、けれん味あふれる堂々たるバトルシーンは本当にお見事。こりゃぁ額に入れて飾っておきたいくらいに見事な最終回だ。

 冒頭、謎のバルーンフライングで宿から逃走するへちょ顔のアクアで開幕ショットを持っていくと、我らがアクア様は何とか濡れ衣を晴らそうと温泉へ。いつもいつも本当に駄目な駄女神様だが、今回の「なんとしても信者だけは守りたい」っていう姿勢はホントに本物。まぁ、信者の数がゴッドパワーに直結するらしいので自分のためでもあるのだろうが、やはり長年女神をやってきただけあって、神としての自覚は(不要なほどに)強いらしい。子供を守る親のように、なりふり構わずに戦うアクア様の姿は、今期一番の輝きを見せていましたよ。後半パートで教徒たちが「アクシズ教の教義」を読み上げていたが、「いつ笑えるか分からないなら、せめて今だけでも笑おう」とか、結構いい事言ってる部分もあるんだよ。まぁ、「当座の楽を選びたい」っていうだけの享楽主義を言い換えただけなんだけどさ。女神の人格(神格?)があんなんだから教団がこうなったのか、それとも教団が形成されたために、あんな女神が爆誕したのか、どっちなんでしょうね。

 結局、源泉への入場券はララティーナ様の七光りで実現。すげぇな、ダクティネス家の威名はこんな遠くまでとどろくほどのものだったのか。どうしても七光りに頼りたくないララティーナさんは暴れてみせるが、何とか4人がかりで抑え込むことに成功。まるでゴリラの捕獲ですな。まぁ、ダクネス自身も束縛されることを喜んでる部分もありますので。

 結局、源泉汚染の犯人は前回の洗剤投棄おじさんだった。彼の名はハンス。かつてはウィズの同僚だった魔王幹部だそうで。うーん、この世界ってこうしていたるところに魔王幹部が転がってますね。いちいち偶然の出会いを実現するカズマさんパーティもなかなかのものだが。リッチにデュラハン、デーモンときて、今度はスライムである。もう、スライムって名前を聞いただけで目を輝かせちゃうダクネスさんはマジで薄い本に脳をやられすぎ。結局、アクアが心配していた「温泉街汚染壊滅計画」は事実だったってんだから今作にしては珍しい展開よね。まぁ、単にその計画を実行してるのが可哀相な奴だっただけで。あぁ、ハンス逃げて!

 結局ウィズの手引き(?)で対決する羽目になる御一行。しかしこれまでの連中と比べても、今回のハンスは割とガチの強敵。いつもなら「小狡い」作戦を考えつくカズマさんでも逃げの一手を打つしかない面倒な相手。どさくさに紛れてパーティにウィズが加わっていなかったら本当に終わっていただろう。スライムが雑魚なんて考え方は全部エニックスが悪いんやで。一度は逃げたカズマだったが、暴走状態になったハンス相手に何とか戦う術を模索する。ここできちんとパーティの戦力を整えて対策を思いつくあたりがカズマさんの主人公力の強さよ。ただ、流石に無傷というわけにはいかず、なんと選んだのは「自分は死んで囮になる」という、女神パワーが大前提の凄まじい作戦。崖から飛び降りて死ぬことまで計算に入れて戦うとか、どこぞの世界のスバルさんと同じレベルの勇ましさのはずなのに、カズマの場合は敵の体内に骨を浮かべてギャグっぽくされちゃうのがやるせない。やってることは多分シリーズ中で一番過酷だったぞ。

 当然ラストなのでめぐみんにも出番は与えられ、ここ一番のエクスプロージョンでスライムが飛散。あとはとどめを氷の魔女が決めるというフィニッシュだ。考えてみりゃ「爆烈魔道士」「氷の魔女」「水の女神」なんてとんでもないパーティ相手に戦ったんだからハンスさんも災難だよな……。しかし、流石は魔王軍幹部。ウィズの魔力からも辛うじて逃れ、とてもスライムらしい姿でギリギリの生存。ここから一発逆転を狙うが……なんと、フィニッシュに待っていたのはあのゴッドブロウではないか!! ここはもう、笑うとか驚くを飛び越えて本当に感心しましたね。ここまで何度も披露してきたゴッドブロウ。カエル相手に何の役にも立たなかったゴッドブロウ。アクアのクソっぷりを存分に見せつける必殺技ゴッドブロウ。その一閃が、最終回でまさかの大技・ゴッドレクイエムに。この構成はマジで格好良いですよ。ラストにゴーバスターエースでフィニッシュを決めたゴーバスターズくらい格好良い。アクシズ教団に入信したくなること間違いなしの最高のフィニッシュだ! エリスの胸はパッド入り!!

 結局、これだけの戦いを演じても決して英雄にはなれないカズマさんたち。ほうほうの体でもとの町に逃げ帰ってきて、まさに実家のような安心感。みんなが待ってる、ゆんゆんも待ってる。そして何より……

 僕らは3期を待っている! カズマさんたちの戦いはこれか

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 理想の上司はあおちゃん or 芳忠さん? 第10話。どっちが上にいても、確実にブラック企業ですがね……。

 なんか順風満帆に成功しちゃっただけの回。おかげであんまり書くこともないんだけども、果たして現在帝国の戦況ってのがどうなってるのかははっきり分かってないのでちょっと気になるところだ。浮かれてたけど、かなりギリギリの状況だったんだよな。

 今回の三段作戦は、ターニャさんたちフェアリー大隊の活躍もあって大成功。敵を誘引し、指令系統をダイレクトアタックすることで伸びきった戦線の上下での連絡を絶つ。そして一点突破で穴をあけたら連絡が行き渡る前にグルリ取り囲んで包囲網を形成しようというもの。広い大陸ではたしてどれくらいの効果があるものかは定かでないが、とにかく結果は大成功なのだ。地下坑道を利用したあの爆破作戦が成功したってんなら、他の戦局もああいう根気任せの作戦で割と突破出来そうな気もするのだが……まぁ、今回は相手の視線を北側に逸らし、隙をついた電撃作戦だったので成功したということにしておこう。とにかく、停滞していたライン戦線は、ここに来て大きく動き出した。

 これで気をよくするのは当然帝国上層部である。秘密作戦だったために帝国の財界人たちは祖国の戦況が思わしくないのでは、と訝しんでいたが(まぁ、実際そうだったわけだが)、芳忠さんがのらりくらりと会議を引き延ばしたところでトラトラトラ。なるほど劇的なセールス戦略である。大局が決してから会議を開いた方が安全だったやんけ、って気もするのだが、リアルタイムで戦勝報告が入ってきた方がライブ感があって盛り上がるからね。芳忠さんの政治家的答弁のイラッとする感じとか、本当にヤらしくてたまりません。

 フェアリー大隊は敵司令部、そして兵器庫の破壊に成功してさっさと撤収(先週時点で4人しか出撃してないのかと思ったが、流石にそんなことは無かった)。無事に潜水艦に収容されて天晴れな凱旋。まぁ、これでますますお国を勝利に導いた英雄の株が上がるわけで、ターニャさんてばマジでやり手。元々は部下なんて一人も取りたくないと思っていた単なる悪人だったのだが、育てる素材が与えられれば人もそれに合わせて上司として成長するものだろうか、気付けば気軽なジョークまで飛ばせるいっぱしの頼れる上官に。フェアリー大隊の連帯感、普通に良い部隊だよな。死地を一緒にくぐり抜けた戦友に、見た目とは裏腹に頼りになる上司。そしてその上司の直近の部下は緊張感を緩和してくれるおとぼけレディときている。なかなか上手い組織作りではないか。それにしてもヴィーシャさんてば……。一切女性を感じさせないのは戦時下の部隊ならしかたないのか、それとも、彼女が生まれ持った才能なのか。まぁ、後者やろな。あんな顔してるのにヴィーシャちゃんは割とやりよる娘なのよね。今回だって潜入作戦で哨戒兵の首をあっさりかっ切ってたし。あのシーン、ターニャさんは手が届かないから膝かっくんで相手の首を下げてるのがちょっと笑った。

 こうしてあらゆる試練をくぐり抜け、見事に培った「自分の居場所」。戦争が終われば、あとは褒賞にまみれた最高の退役人生を過ごせる……はずだったのだが……。悪魔には、神からの返礼があるわけです。あの日フィヨルドで嬲り殺した賢雄さん、生きてましたよねぇ。満身創痍で地元住民に救われていたはずだが、思いの外早い現場復帰であります。彼の狙いはただ1つ、憎きターニャをたたき落とすことだけ。さぁ、ラストバトルの幕開けか。

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 プラネッタ区のおねーちゃんが可愛い、第10話。CVは佐武宇綺、この子、油断するとアニメに出てくるよな。

 着々と色々なものごとが進行していく。1つは5長官によるクーデターのお膳立て、1つは各区の集大成としてのジーン包囲網、あとジーンの強行日程の主張。まぁ、全部似たような目的でつながってるからやってることは1つなのだが、ジーンの歩が進めば進むほど、各区でのクーデターに対する言及があからさまになってってるのが、そろそろ佳境に近いな、という雰囲気を醸し出している。振り返れば最初に訪れたファーマスなんて、クーデターのクの字も出てこなかったのだよな(まぁ、煙草はもらってたからなんとなく匂いはあったのだろうが)。ここ最近は立ち寄る区で必ずクーデターの打診をされるようになってしまったのだが、これも偶然ではないんだろう。おそらく、時間が経つにつれて少しずつ各区の中枢にジーンの噂が浸透している(おそらくグロッシュラーの仕掛け)、そしてジーン自身も自分の身の上を知って「相手がそういう話題を振ってくる」という身構えが出来ているので、双方からなんとなく切り出しやすいってのはあるのかも。ヤッカラでは直球で「王家の血」って言われるし、プラネッタでも「王族につながるもの」って出会い頭に言われてるし。もう、ここまで来ると公然の秘密だな。もしジーンが何も知らない状態でプラネッタに辿り付いてたらどんな顔したんだろう。

 ドーワーの、というか今作の面白いところは、13の区があり、それぞれが個性を大切にしているその体制にある。今回登場したプラネッタなんて随分極端な区になっており、砂漠と開発地帯しかない貧困の区だという。国全体でのロケーションは真ん中あたりのはずなのだが、どうにも自然環境が劣悪なようで、他の区に勝る点がほとんど無い。以前もビッラという厳しい区があったが、こちらはまた別な顔を見せているのが興味深い。なんで地続きの1つの王国の中にこんな個性が強い区が13も揃い踏みしているのかは本当に謎なのだが(一体どんな気候区分を持つ世界なんだろう)、でもまぁ、そういう設定なのだからしょうがない。こうして好き勝手に13の「個性」が並べられると、その中に一体どんなドラマが溢れているのだろうかと勝手に想像してしまう。なんか、RPGを始める時に地図が見られて砂漠や雪国が見えるとワクワクする、あの感覚に似ている。プラネッタは「大した実績もないのに区民全体が地下資源採掘に夢を追う区」という設定が自然環境や生活スタイルだけでなく区民全体の性格設定まで与えており、それだけでこの区を舞台にした冒険譚なんかが作れそうだし、それぞれの区の出身者が肩を並べる珍道中なんかも面白そう。ファンタジー世界なら確実にドワーフが出てくるところだろうな。

 まぁ、残念ながら今作は1クールで終わってしまうので(原作も全6巻らしいし)、こうして適当に与えられた個性は、あくまで「こんなにバラバラだけど、まとめて国として運営してるACCAって偉いよね」という話に集約される要素。ジーンはこれだけ様々な区を見て回っているのに、どの区でもクーデターには割と積極的なことは共通している。つまり、元から国民の総意みたいなもんであり、各々の区は、自分たちの個性的な生活を守るために、ACCA廃止と国の統合を目論む王室を打倒したいのである。これだけのものを見せられると、いかに穏健派のジーンとて、御輿として担ぎあげられるしかないような気になってくるもんである。しかし、彼が王族なのに王族らしからぬ生活をしているのは、亡き母の意志によるもの。数奇な運命の結果とはいえ、平和に暮らすことが出来たこれまでの人生を壊していいものかどうか。この話はジーンだけのものではなく、今となってはロッタも巻き込んでいるし、お目付役のニーノの立ち位置だって同じというわけにはいかない。ジーンは、愛すべき13の区のことを見守りながら、自分の周りにある「家族」のことも考えなければいけないのだ。したたかそうなヤッカラの区長、そして木訥としたプラネッタの区長。そうした人々の意志を、たった1人の監察課局員が、どう受け止めればいいというのだろう。

 そして、そんなジーンの懊悩とは無関係に、国王亡き後の政権を巡って黒い策謀は渦巻いている。グロッシュラーと与してACCA上層部からの支援を狙うリーリウム。彼の狙いは(当たり前だが)出身区であるフラワウをどさくさで盛り立ててうまい汁を吸うこと。なんかすげぇ平凡な野望ではあるが、ここに来てようやくガッツリ悪そうな本性が垣間見えたのでちょっとホッとする。ここまで、腹の中が分からない連中が多すぎたんだよぉ。リーリウムも未だに底が見えない男だが、少なくとも行動する動機は割とシンプルそうだったので余計なこと考えなくていいや。フラワウを盛り立てるため、彼の親族(兄と弟)も、フラワウにやってきたジーンを手厚く歓迎する……んだろうか。どうなるんだろう。

 モーヴ本部長はグロッシュラーに従う意を示したが、彼女は国全体のことよりも、ジーン個人の心情を考えてくれる人だろう。今のところ、ジーンが矢面に立つことはそこまでリスクがあることとも思われないのだが、それでも今の生活がぶっ壊れるのは間違いないわけで、本人の意志を考慮しない性急なクーデター計画を良しとするかどうか。そして、「従うよ」と言われたグロッシュラーさんも本当に動けるのかどうか。彼、前回のお話で完全にリーリウムに手綱を握られていることが判明したわけだが、どうもただでは終わらないような含みを持たせてるんだよね。ACCA存続は彼の望みだろうが、はたしてジーンの望まない行動に出るのかどうか。

 そして、国王の体調不良で直接的な行動を余儀なくされた第一王女は、いよいよジーンの方にも刃を向けることになるのか。馬鹿王子は一体どうなってしまうのか。次回はフラワウでリーリウム一族の歓待を受けるジーンということになるが……大量の煙草押しつけられたりしないかなぁ。

 追伸・ロリロッテちゃんの求婚をマジレスで断るニーノさんは格好良いけどひどいヤツだと思いました。まる。

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 祝! デュラハンさん2週連続登場! 第9話! 思ったよりも安元にギャラ発生中。それにしても、この町のキャストはなんでこんなに贅沢なんだよ。先週から更にキャラが増えてたやんけ。

 温泉街アルカンレティア編第2幕。街の性格は前回のお話で嫌というほど(ホントに嫌というほど)伝わってきたが、さて、そんな街でカズマさんたち御一行は何を成すべきなのか。カズマは疲弊し、ダクネスは発情し、残りの2人はどんなものかと見てみたが……流石、パーティ1の良識人と噂のめぐみんのメンタルはもうボロボロ。カズマは辛うじて日本でも仕入れられた「面倒な宗教に出会った時のハウツー」みたいな予備知識があったので押し寄せる入信届けの束から辛うじて逃げ切ったが、可哀相なめぐみんにはそんな力はない。あっという間に簀巻きにされ、ライフポイントはもうゼロよ。こういうところで被害者側に回っちゃうめぐみんも愛らしいな。

 そして、問題のアークプリーストはというと……勝手に懺悔室使ってるんじゃねぇよ。まぁ、アークプリーストの地位を見せびらかしたら教会側から要請があったのかもしれないけどさ。しかし流石のご本尊だけあって、教義に則った訓話(主に後輩女神の悪口)が立て板に水でスラスラと出てくるもんですな。なるほど、アクシズ教徒ってのはとにかく自由が売りなわけね。ご本尊通りにね。……ロリもケモもOKって、もう畜生道とかそういうレベルじゃないような。ファラリス神みたいなもんじゃねぇか。信者が増えるのは別にいいけど、なんでそんな教団があんなに勧誘熱心になったんだろな。ちなみに、今週もアクア様は活躍シーンが目白押しだったわけだが、個人的には懺悔室で辛抱たまらなくなってパーティション開けちゃうアクアさんがお気に入りですね。「はいきょーちゃめぇ!」のとことか、いちいち声がおかしいんだよ。あとへちょ顔が本当に可愛いんだよ。めぐみんのガクブル顔もそうなんだけど、なんで適当な作画になればなるほど魅力的なんでしょうな。

 まぁ、幸い「居心地が良いからこの町に永住する」とかは言い出さなかったアクアさん。カズマが「新しいプリーストの募集かけたで」って言ったらマジで慌ててたし、どうやらパーティから外されるのは心底嫌みたいね。別に生きていくだけならこの町で適当に奇跡を起こすだけでも崇められそうなもんだが……まぁ、馬鹿だから無理か……。温泉にとっては害獣以外のなにものでもないしな……。そもそもアクアのやる「浄化」って何なんだろうな。紅茶もグレープジュースも温泉も「水(お湯)」にしてしまうってことは、おそらく何らかの溶解物がある真水から真水だけを取り出してその他の成分を全て消し去ってしまうっていう力なんだろうけど、「水の女神」ってそんなに厳密に「H2Oの女神」なんですかね。キリスト教の聖水だって、ブドウ酒だって聖なるものには変わりないけど別に純水ではないわけで、何故アクアがそこまで「不純物が無いこと」を求められるのかがよくわからんよな。いや、突っ込む意味はないんだけどさ。

 そんなアクアが崇められる教団の街は、勧誘のためならどんなジャンルにでも手を出すアグレッシブな街。だって、アクアの名の下で石けん、洗剤、タオル、それに鍋まで作ってるわけでしょ。ジャパネットもびっくりのラインナップだ。せめて「清浄な水の女神」のイメージに合うものに留めておけばいいとは思うのだが……まぁ、多分それぞれの信者が一番出しやすい「特典」で攻めてるだけなんだろうけどさ。その見方でいくと、幼女信者の売りは「幼さ」だったわけだな。

 こうもボロボロにされてしまってはカズマさん達がさっさと街を出てしまうだけになってしまうので、何とか引き止めるための大事な要素、それが温泉。それはつまり「サービス回」である。このアニメにエロさなど求めるわけではないのだが、それでもかなり積極的な温泉描写は実に良いものです。何しろめぐみんとダクネスというどちらのニーズにも応えられる贅沢な二極の選択肢がありますからね。その前のシーンの男性客の局部を見事な切り替えで隠し続けるカメラワークをそのままサービスシーンにも活かし、自然に見えぬ清々しい温泉シーンである。ほらぁ、やっぱりダクネスもめぐみんもエロいんだって。カズマさんが「劣情を催す」のは仕方ないんだって。「見た目だけはいい女ども」だからな。あ、ちなみにサービスにはちょむすけも含まれますよ。温泉対応型の猫ってのも良いね。

 サービスパートが終わればいよいよ本編(?)。どうやらこの町でのクエストは「温泉汚染犯を探せ!」なわけだが、あの、すでにもう、割とネタが見えてる気がするんですが……。いいじゃん、この街の連中なら石けん飲めるんだろ? 汚染なんて問題じゃないよ。しかし、アクア様の心の汚染は止まりません。突然目の前に現人神が出現したと言っても、普通の人間は信用しないよな。熱心な信者ならなおさら信用しないよな。だからアクアはさっさと奇跡を見せつければいいのに……。「下界に下りた神が主人公で、自分の信者の扱いに難儀する」ってのも珍しいデザインだな。これ、アクアが傷つかずに終わる未来がまったく見えないんだけど、一体どんな結末を向かえるんだろう……。石けん洗剤石けん洗剤石けん洗剤石けん洗剤。

 追伸・ふにふらさん、どどんこさん、ダッシュで来てください。

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