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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 意外にファルザが話し相手として有能で笑う、第7話。みんなして「立派なクルーの1人」みたいな扱いしてるんだけど、本人(本獣?)はどれくらい人間達の行動について理解してるんでしょうね。

 本当に毎週ピンチに事欠かない本作。なんと7週連続で命の危機である。そして、やっぱりやることと言えば掘削なのである。エスカベイト(excavate)を名乗っているのだからそりゃ掘削をひたすら続けるのが正しい姿勢とはいえ、ここまで地面を掘ることに焦点を当てた作品ってのもなかなか珍しいもんである。

 今回掘る地面は例によって追いかけてきた天体だが、この度、天体内部に眠っていた過去の調査ログを確認したおかげで、めでたくこの「何かよく分からない天体」に「移動天体ラジーブ」という名前があることが確認された。今後はこれを明確な敵キャラの名前として使えるので「天体」やら「隕石」やらよく分からない表現をせずに済むぞ。とにかく、ラジーブがオリハルトを掘削する人間にとっては悪魔のような存在であることは、一部の上流階級には既知の事実だったようである。これまで、エスカベイト社がぶち当たってきた様々な謎も、こうして「ラジーブの存在を知られたくない上層部」という前提条件が生まれるだけでいともたやすく説明出来るようになり、政府は大量のオリハルトを民間に流すわけにいかないので当然オリハルトの大規模盗掘なんて許さないし、それを確認した上で、わざわざオブサーバーを気取って懐柔する振りまで仕込んでくるのも破れかぶれの一手。イドたち御一行は、アリスに出会い、ラジーブの襲撃を受けた時点で、すでに軍の最重要機密を握ってしまった状態であり、もう逃げる以外の選択肢が無いのである。

 改めて構造を確認しておくと、宇宙空間の大規模転送を可能にした夢の鉱物オリハルトには、やっぱりそれ相応のデメリットもあったんだよ、というお話で、あんまりオリハルトの所持量が増えすぎると、どこからともなくラジーブがやってきてボッコボコにされてしまうぞ、ということらしい。「移動天体」っていう存在が何なのかは相変わらずさっぱり分からないが、とにかくオリハルトはラジーブのご機嫌を損ねないよう、なるべく遠くでこっそりと運用する必要があったということだ。この事実が民間に伏せられていた理由ははっきりとは分からないが、まぁ、実用技術としてさっさと運用したいのにこんな特大の問題を抱えたままだ、ということが分かったら誰もミゲルネットなんて使ってくれないからね。例えば現実世界の飛行機だって、「とても速くて快適な移動が出来るけど、時たまランダムにグレムリンから襲撃されるかもしれません」なんて言われたらみんな怖くて乗れないだろう。ミゲルネットという夢のシステムを運用する上では、(最低限の安全は確保する前提で)脛の傷を隠して上澄みだけを活用するのが最善という判断だったのだろう。そのために、ラジーブに近づかないようにミゲルネットが歪んでいた、なんて話もありました。

 こうして、ラジーブとオリハルトの関係性は何となく示されたわけだが、イドたちからすれば「もっと早く教えてくれよ」ってなもんで。前回オブサーバーのおっさんと一緒にラジーブの襲撃を受けた輸送ポッドは、アリスともども一緒に天体内部に飲み込まれてしまった。おそらくラジーブの狙いはこれまでと変わらずアリスの保護だったのだろうが、そのついでに周りの余計なものを取り込むことについてはあまり頓着しない様子。Iマシンのイドだってキツい状態だが、宇宙空間に放り出されたマヤはもっと大変。ついに「宇宙空間で酸素が危ない」系のミッションが発生したのである。

 運良く一緒に取り込まれていた過去のデータを入手して真実へ一歩近づく事が出来たイド。瀕死の大ピンチをなんとかジャンプが間に合った社長の涙に濡れる転移弾頭でギリギリクリア。オリハルト技術の粋とも言える転移弾頭だが、これってラジーブにも効くもんなのね。ひょっとしたら、転移させた質量はすぐに戻ってくる可能性もあるが、これまでの戦闘から、天体そのものはそこまで速度が無いことは分かっているので、イドの救出のためには一時的にでも空間をこじ開けてやればOKだったということだろう。まぁ、アレってちょっとでも目測や威力を誤ればイドやマヤごと吹き飛ばしてた可能性もあるのだが……。流石にイドの位置座標くらいは把握してたのかね。

 マヤの酸素はすでにリミットを迎えていたが、アリスを覆っている謎のバリアー空間(オリハルトの力で酸素をイン、二酸化炭素をアウトする防護幕らしい)に潜り込むことで一命を取り留める。こうしてみると、やっぱりアリスには敵対意志は無いし、むしろマヤたちと一緒に過ごしたいと思っているようなのだが……アリスの意志とラジーブの意志はまた別々なのよね。過去に天体調査を行っていた研究者の名前は有栖川というらしいが……、このあたりの関係性ってどうなんでしょう。多少ほどけてはきたが、相変わらず謎は多いままやで。

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 まみかがどんどん常識人ポジションに抑え込まれる不憫さ、第7話。濃いキャラクターばっかり現出するもんだから、結果一番設定の穏やかな子供向けキャラがツッコミに回らざるを得ないという。

 今回はあんまり話に大きな動きは無かったかな。大体前回までで想定されていたことを確認してまとめた感じ。まぁ、キャラはどんどん増えてるので画面としてはとっ散らかった印象ではあるのだが。

 前回の乱戦模様に、更に弥勒寺も飛び込んできて何が何だか。とりあえず方向性だけでもまとめておくと、当座の「正義」サイドに位置しているセレジア・メテオラ陣営に、確実に「悪」の姫君サイドに与することが決まっているアリス・ブリッツ組が対峙する。その中間で揺れ始めているのがまみかだったわけだが、とりあえず彼女の望みは停戦であり、被造物どうしが戦う必要は無いと主張し、何とか双方を鞘に収めようと努力する。しかしその願いも空しく、どうやら以前の邂逅で因縁が出来てしまったらしいブリッツと弥勒寺の衝突が激化。しかも弥勒寺はスタンド能力でもって1対2の戦闘も余裕らしく、一人でブリッツ・アリスの2人を相手に大立ち回り。原作では人気の悪役キャラだったらしいが、割とシンプルな近距離パワータイプの能力のくせにどこまで人気が出たものやら。流石にこれだけ暴れられるとまみかはそれを抑える側に回らざるをえず、結局ブリッツ・アリス・まみかの3人共闘態勢みたいな図式に戻った。弥勒寺が単体で強烈な武力を持っていたため、混戦模様からまみかを守るためにアリスが一時離脱。結果だけを見ればまみかはアリスに楯突いた形になるのだが、彼女がどれだけ思い悩んで割って入ったかはアリスも理解しているようで、2人の友情はまだ崩れていないらしい。

 残されたのはセレジアたちに加えて、強引にバトルを終わらせるために降ってきた鹿屋、そして高みの見物と決め込んでいたギザ歯女子高生の築城院真鍳(まがね)。すでに前科一犯となっている真鍳に対してはセレジアたちが連行を試みたが、これまでのどのキャラとも違う絡め手タイプの真鍳にセレジアの直球タイプはあまり向かない。気付けばスルリと逃げられてしまい、問題は先送りになった。一応、弥勒寺はセレジアサイドと敵対する意志は無く、巨大ロボに興味を引かれたこともあってか、無事に警察の保護下に登録されることになった。でもまぁ、元が悪役キャラなわけで、大人しくこのまま味方のままでいる保証は無いけど。ついでに、一応主人公キャラだったはずの鹿屋も、なんかモチベーションが定まってなくて今後が不安なキャラである。こいつ、綺麗なおねーさんとかが出てきたらコロッと敵サイドに乗り換えそうで怖い。

 弥勒寺たちの会議で注目すべきは、彼の提唱した「キャラたちも変わっている」という言説である。登場時には「設定された」キャラのアイデンティティのみを持っていたはずの被造物だったが、「神の世界」とのコンタクトというあり得ない干渉により、すでにそのキャラクターは変質が起こっているという。確かに穏健派側のセレジアだって、たまたま聡明だったからこの世界の事情に理解を示したが、それだって元の彼女のキャラに沿った反応かと言われたら怪しいところ。一見すると野放図な弥勒寺や真鍳も、「神の世界」を認識したことでキャラを変化させている可能性は充分にある。

 そして、そんな変化をもっとも強く感じさせるのが、心痛める少女、まみかであった。彼女は元々子供向けアニメの平和なメインヒロインだったはずなのだが、顕現して以来の彼女の振る舞いはどう見ても「メインヒロイン」のものではないだろう。この世界は信じる力も希望の魔法もなく、あくまで彼女を番組の都合で産み出した「神」の集合体がいるだけの場所。そんなところで馬鹿正直に魔法少女を守り通すことなど不可能であり、彼女は自分のオリジンや行く先に心を痛める普通の女の子になってしまっている。一時撤退後にアリスとはどのように折り合いをつけたのだろうか、彼女は再び街へと繰り出し、偶然見つけた颯太にコンタクトを取る。セレジアやメテオラと違い、たまたま一緒にいた一般人なら話を繋ぐのに丁度良いという判断だろうか。魔法少女の衣裳を脱ぎ猫耳パーカーをまとった彼女は、本当にタダの一般人にしか見えなくなっているのである。

 しかし、一見すると一般人同士のように見える喫茶店での対話も、その実は被造物と、その秘密の一端を握る「本当の主人公」の対話である。颯太はこれまでなかなかアルタイルの真実を他人に切り出せなかったが、まみかの真摯な態度に心打たれ、ついにぽつりぽつりと「姫君の真実」を語り始めた。時を同じくして、チームの面々もアルタイルというキャラには辿り付いた。素人の創作物から産み出された異色の存在、アルタイル。颯太曰く、彼女は世界を憎んでおり、「大崩壊」も起こしかねないような人物であるという。少しずつメテオラの仮説が補強されていく形か。そして、颯太とは別方向からアルタイルに辿り付いたチームの面々は、更にそれに加えて「被造物が顕現する範囲が偏っている謎」にも迫る。曰く、アルタイルが諸悪の根源であるとしたら、彼女もしくは彼女の創造主が認識出来る作品の範囲内でのみ顕現が行われるという。なるほど、確かに世の中にはフィクションなど星の数ほど存在するわけで、その中からラノベ・アニメ・漫画のみに限って現象が影響を与えているのは、その中心に何者かの「ルールを規定する存在」を想定するのは自然なことかもしれない。「世界中のあらゆる作品」ではなく、「どこかの誰かが認識出来る作品」が勝負のステージ。そしてその「誰か」の候補としては、今のところアルタイルが一番相応しい。

 現時点において、例えば「アルタイルは望んだ作品からキャラを顕現させられるのか」とか、色々と謎は残っているのだが、少なくとも漠然と産み出される被造物の1つのサンプルとしてアルタイルが存在しているわけではない、というのは大きな手掛かりになりそうだ。加えて、元となる作品世界を掘り下げることが出来れば、彼女の目的も透けて見えることになる。本来ならば颯太はそのことを認識した上でもっと早くに真実を伝えておくべきだったと思うのだが、それをやらなかったということはやはりアルタイルの作者に何か思うところがあるのだろう。どうも、今回の回想なんかから見るに、すでに原作者となった女性は亡くなっており、その原因の1つとしてアルタイルがいるようだが……。「彼女は世界を憎んでいる」という時、颯太は最初「ボク」と言いかけていた。「彼女はボクを憎んでいる」なのか、それとも「ボクが世界を憎んでいたから」なのか。恨みつらみの物語としては後者の方が可能性が高いだろうけどね。作品が原因で命を奪われた少女、そして、そんな作品から世界を憎む姫君が顕現した。そう考えると、何か分かりやすい因縁の物語はつながりそうである。

 ところで、今回は真鍳さんが速攻で原作者の居所を突き止めてぶっ殺しに行ってるわけだが、彼女はどうやってそんなことが出来たのかは不明である。何か隠し持った能力があるのかもしれないけど、普通に考えたら原作調べれば全部能力は開示されてるはずなんだよね。何か、能力をものすごく器用に使うことで問題解決出来る方法でもあるんですかね。それが可能だとすると、割と万能キャラの可能性が。

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 30分間立方体がゴロゴロするだけのアニメ、第6話。未だかつてない時間とシナリオの使い方だぜ……まぁ、おかげで今作が始まって一番のほっこりエピソードになった気はします。実家でくつろぐ真道さんとかさ。

 品輪博士の圧倒的知性(と無邪気さ)によってワムの大量生産が可能になってしまった人類。首相がしかつめらしい顔で色々覚悟した結果の判断だったはずなのだが、さて、いざ蓋を開けてみるとこのワム製造ってのが意外にむずい。どうやらこの宇宙の感覚に馴染んでしまった人間にはコツが掴みにくいとのことで、おそらく私のようなおっさんには無理なのだろう。子供の方が作りやすいって言ってたけど、多分順調にサンプル取っていけば各国もそのくらいのことにはすぐに気がつくから、多分数日で量産体制に入れると思うんだけどね。品輪博士の研究室周りだけでも2件は成功実績があったらしいし、全世界で見ればかなりの大規模進行になるんじゃなかろうか。

 でもまぁ、いきなりそんな突拍子も無いものを渡されても、素人がどう手を出していいかも分からないだろうし、ベースとなったワムはおそらく国連に提出済み。すぐに世界がぶっ壊れるとかいう事態にはならずに済んだらしい。少しずつ「何か」へのカウントダウンを行っているという静かな地雷原の中、何故か突然持ち上がった議題は「カド移転計画」であった。ぶっちゃけ、この移転、本筋とはあんまり関係無いんじゃなかろうか。いや、ひょっとしたら今回の話も後で何か伏線になってくるのかもしれないけど、多分、あんまり有機的に絡んでこない単発エピソードだと思われる。そもそもザシュニナは「羽田から動かさない方がいい」って言ってたくらいだから、今回の移動に異方の意志は介在していない。あくまで、日本側が「だって羽田にあんなもんがあったら邪魔じゃん」というすごく所帯じみた理由から持ち上がった問題なのである。これまでの「異方とのコミュニケーション問題」とか「世界終わっちゃう問題」に比べれば、「羽田の営業再開を何とか進めたい問題」のなんとちっぽけなことか。でもまぁ、もし実際に直面したらけっこうな大ごとなんだよな。日本と世界を繋ぐ大動脈ですからねぇ。

 で、結局ザシュニナは日本政府の要請を受けて移動に手を貸すことにしたわけだが、例えば「一定の安定した平面が欲しいな」とか、「瞬間移動はちょっと困る」とか「移動するときもどこかが接してないと据わりが悪い」とか、今回の移動を盛り上げるためだけの設定がほとんど。つまり、何が言いたいかというと……、今回の話、単にあの立方体が転がしたくてやっただろ。もう、「一辺が2㎞の立方体を東京で転がす図」が描きたかっただけだろ。そのためにあんな大仰な準備をして、設定を盛り込んで、転がした。面じゃなくて辺で接すれば最小限やで、とかいう小ネタを挟んではいるが、これまでのギリギリの交渉ごとやSF展開に比べれば、割とイメージもしやすく、分かりやすいお話になっている。結局、目で観て分かる「何か凄いこと」をカドでやりたかったので、一番分かりやすく「めっちゃ動かす」というお話になったのだろう。立ち上がったり倒れたり、移動する立方体はあたかもラミエルのごとく。この画の先駆的なデザインを作ったと考えるとやっぱりエヴァってすげぇな。

 思い返してみれば、あれだけ鳴り物入りで宇宙に飛び込んできたカドも、1話目以降は特に動くこともなく、「地味な」画面で展開してきた作品なのだ。ここいらで一つ、特大の大きなモーションを作ってせっかくのCGアニメの面目躍如と行きたかったのではないか。まぁ、実際に「ただ動かす」だけでも怪獣映画みたいな騒動になっていたので面白かったのは間違いないんですけどね。ただ、こんだけ諸々動かした結果、次週が総集編になっちゃったってのもいかがなものか……うーむ、新しい話まで2週間待たなきゃいけないのはストレスですぞ。

 だってさぁ、単にゴロゴロするだけのお話だと思って油断してたら、最後にザシュニナがもう1つ爆弾をぶっ込んできましたからね。そうか、次はそうなるのか……。異方存在が人類に、この宇宙に何をもたらしたいのか。現状ではさっぱり分かりませんね……。「寝なくていい」って言われても、「眠る」って楽しいことだしなぁ……。欲がなくなっちゃうのかなぁ……。

 追伸:だんだん徭さんが真道に対して柔らかい表情を見せるようになってるのは良いと思います。

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 カーラさんの見事な前蹴り、第6話。あのバーチャル空間って何か身体的なダメージは発生するんでしょうかね。っつうかそもそもエバートランサーって痛覚あるんですかね(まぁ、日常生活の問題を減らすために多少は導入してそうだけど)。

 問題は一向に解決せずに謎ばかりが増えていきますよ。結局オーア改めアリスちゃんは「何かイドの真実を掴んでいるぞ!」ということだけは分かったのだが、広い宇宙空間、しかもミゲルネット外まで放り出されたエスカベイト社は毎回ギリギリの死線をくぐり続けている。何しろ相手は無限の出力と無限の体積、そして人智を越えた攻撃手段を持つ天体である。どれだけご立派な装備を構えていたって立ち向かえるもんではなかろう。アリス奪還から何とか逃げられるかと思いきや、天体サイドはなんとオリハルトを直に転移させて、更にそれを媒介して転移を連打するという、金に糸目をつけない圧倒的ジャンプ攻勢に出た。そんなことをされたら、そりゃ人類は死ぬ。

 しかし、大ピンチでも何とか切り抜けられるからこその主人公チーム。万事窮したと思ったタイミングで謎の救助隊が登場。地獄に仏とはまさにこのことで、助っ人の皆さんも金に糸目をつけずにガンガンオリハルトをぶっ込み、今度は導入じゃなく排出のための兵器として使用した。まぁ、やってることは天体側のワープと同じ理屈だが、飛ばす先がとんでもない場所なら、それはワープ兵器ではなくてシンプルな殺戮兵器になるという寸法だ。それ、条約で認められてる兵器なんですかね? 理論上は可能だろうけど、それをやり始めたらマジで宇宙戦争がドツボになりそうなんだけど……まぁ、多分対人で使っちゃいけないとか、そういう条約があるんだろうよ。

 一命を取り留めた面々は、連盟軍とはまた違う勢力の一端、オブザーバーのサム・テイラーと名乗る男に面会する。オブザーバーはその名の通り、政府を監査するオンブズマンであるという。アマンザさんも巻き込まれた先のエスカベイト襲撃は当然軍の総意ではなく、どこかの誰かがやった越権行為だったと言い出してきたのだから、本当は渡りに船の存在のはずなのだが、すれっからしたアウトローな皆さんはうまい話にもなかなか食いつかない。「なんか嫌」とかそういう理由で彼の提案を蹴る流れに。まぁ、胡散臭かったのは事実だし、マジでろくでもない行動に出ちゃったし。「連盟軍と別組織」というところまでは本当なのだろうが、だからといって「アリスを狙ってません」とは一言も言ってないわけでね。もう、この世界にはアリスが欲しくて無茶しちゃう連中ばっかり見たいですね。現時点でもイド・連盟軍・オブザーバー・そして謎天体と、四者四様の幼女争奪バトルが進行中である。

 一時はアリスを拐かされてしまったが、なんとミゲルライン内でも天体さんの襲撃は続く(まぁ、あんだけジャンプ出来るんだから当たり前だが)。そして、ここで今回最大の謎がいくつも噴出。1つは、何故か天体さんがアリスではなくオブザーバーサイドの船を狙ったということ。これまでの流れならせめてストゥルティ号(エスカベイトの船)を狙うところなのだが、そっちではなくてまずでかい方の船を叩きに行き、実際に甚大な被害を与えていた様子。天体の意図が未だ掴めていないわけだが、とりあえずアリスの身の危険を阻止することが第一目標なのかな?

 そして第2の謎として、それまで飄々としていたテイラーが、イドと顔を合わせた途端にいきなりテンパったという事実が。特に前準備無しで精神官能してたらしいのも謎だが、そこからマジギレしはじめて「何で生きてるんや! はよ処分せな!」とか言い始めたのは謎謎&謎。どうやらイドさん、記憶を失う前までは相当な問題児だったみたいだぞ……。いや、ひょっとしたらアリスと同じような異界存在だったのかもしれないけど。アリスって「人間じゃない」のは確定してるけど、まだIマシンに乗れるかどうかは分からないもんね。

 結局、謎は解けずにむしろ増えるばかり。アリスちゃんのきゃっきゃするロリボイスだけが唯一の癒し。次週もそんな癒しにすがって生きていきましょうね。

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 CV日笠陽子の女騎士は本当に話が通じない、第6話。別作品では何とかファルネーゼ様が大人しくなってくれたというのに……どうあがいても堅物なんだよなぁ。小難しい言葉ばっかり使ってるからSAKIMORI感あるけどな。

 前回からの引きで軍服の姫君の正体が明らかになるかと思われたが、結局そこは触れられずじまい。颯太ははっきりと何かを認識しているはずなのに、それをセレジアに伝えず隠していたというのは何だか意味深である。別に颯太が世界の創造やら崩壊やらの命運にかかわっているとも思えないし、何か手掛かりがあるならセレジアや菊地原さんたちと情報共有した方がいいと思うのだが……何故、彼は姫君の正体を伝えなかったのだろうか? 伝えることで彼に何か負担がかかるということなのだろうが……今のところ想像が付かないんだよな。知り合いの女の子が作った二次創作キャラみたいなんだけど、別に政府に報告したからって作者にデメリットは無いはずなんだよね。むしろ、作者が知人なのだとしたら、姫君の手に落ちないように速やかに保護する必要があるわけで、颯太が隠す理由は何一つ無いはずなのだが……どうなんでしょうね。

 結局そっち方面の話は一旦お預けで、まだまだ出てくる面倒臭いキャラクターたち。この世界に顕現する条件を満たすため、自然とどのキャラも一筋縄ではいかない曲者揃いになるのだが、今回登場したのはそんな中でも輪を掛けて面倒そう、というか普通にワルモノである。セーラー服の彼女は今回名前すら明らかにされなかったのでオリジンはさっぱり分からないのだが、まぁ、ラノベ系の作品世界でしょうね。剣と魔法でドンパチやるタイプではないが、学生服のままで異能を使うということは、イメージとしては「禁書」とか、あとは「物語」シリーズとかその辺かな。中の人のせいもあって西尾維新作品に出てきそうなイメージ(中の人夫婦は何故かどっちも面倒臭そうなラノベの悪役で登場してるのは笑う)。

 「嘘の嘘」という能力を使うセーラー服姿のギザ歯女子は、まるで女版の球磨川禊である。どうやら自分でついた嘘を一度相手に「嘘だ」と指摘されないと能力が発動しないようだが、これもまさしく能力バトルものっぽい設定。本屋のおっさんにはそのまま「嘘つけ」と言われたことでケルベロスを顕現させることが出来たし、対アリス戦でも「でまかせ」と言われたことで発動条件を満たしたようだ。ただ、アリスが「槍で貫かれる」という結果にまで至らなかったところを見ると、何かもうひとつ段階はあるみたいだけど。おそらく、あそこでセレジアの邪魔が入らずに彼女が槍に刺された瞬間、事象が逆転してアリスが貫かれることになってたんだろうね。そのあたりはまだ謎のままだし、今後彼女がその能力をフル活用するキャラになるかどうかも分からないけどさ。

 とりあえず、いよいよ現れた「問題児」キャラということで、セーラー服を巡ってセレジア陣営とアリス陣営(姫君陣営)が睨み合い、ちょっとした三すくみの様相。「実際に人を殺した被造物」が出てきちゃったんだからとりあえずそいつを無力化してから喧嘩すりゃいいのに、とは思うのだが、お互いに丁々発止で出会っちゃったら止められない。一応、今回はメテオラを起点とした話し合いフェイズも設けられた。現時点では姫君の言っていることに何の後ろ盾もないのだから、普通に話し合いをすればメテオラの方が有利なはずなのだが、彼女の正論にもアリスは聞く耳を持たない。彼女が非常に頑なな人間であるというのも1つの理由だが、もう1つの原因として、出身世界があまりにも悲惨すぎるという要因もあるう。「神の手によって産み出された被造物」という事実を受け入れるかどうかで1つ目のハードルがあり、何とかそこを乗り越えたとしても、「そんな世界を作った神がいる」という事実が許せるか許せないかという線引き。例えばメテオラはゲームをプレイして「許す」という結論を得たし、セレジアは作者本人と交流を持ち、許すとまではいかないがとりあえずは協調路線を歩めることを確認した。その他、鹿屋はあんまりそういう小難しいこと考えてないみたいだから除外ね。

 となると、「作者が許せない」サイドの最右翼に残るのがアリスさんなのだ。というか、アリスさんだけなのだ。おそらく彼女は自分でもどこかおかしいことは分かっているだろう。まみかという「よく出来た」味方がおり、彼女が待ったを掛けている時点で、自分の行動に義が無いことは薄々気付いている。しかしそれでも、今自分がここで意志を飲み込んで相手に従ってしまうことは、自分の世界の惨状を認めること、ひいては全ての非劇を甘んじて受け入れることになってしまう。実際には今彼女がどのように振る舞おうと作品世界に変化はないはずなのだが、彼女の世界ではこの「神の暴挙」を認めるわけにはいかない下地が用意されてしまっているのだ。軍服の姫君も、上手いことがんじがらめにしてしまったものである。

 アリスさんは決してお馬鹿なわけではないのだろうが、もう止まることが出来ない可哀相な子。それに対し、まみかはちょっと馬鹿かもしれないけど、考え直すことが出来そうな子。メテオラの話も受けて、まみかは姫君サイドの行動に待ったをかけた。しかし、アリスのバックアップを務めるゲキ渋のおっさん、ブリッツ・トーカー氏もセレジアサイドを攻め立てている。彼はアリスと違って割と冷静に現状を見つつ行動しているはずなのだが……それでも賛同しているということは、姫君サイドの行動原理にもまだ何か判明していない「道理」があるってことなんでしょうかね。結局どちらの陣営も「分からないなりに」しか動けないため、互いを抑制する決定打が無いのが現状だ。

 でもまぁ、今回の対話を見れば、ほとんどの連中は悪い奴ではないわけで、何か平和的な解決がありそうにも見えるのだが……そこで問題になるのが、今回出てきたみたいな「純正悪い奴」な被造物の存在よなぁ。今後もっとこういう連中が出てくるとちょっとまずいかもしれない。なんか、油断すると鹿屋が勝手にロボット呼び出して街壊しそうな懸念もあるし。やっぱり、被造物はその存在自体が問題なんだよなぁ。政府も頭痛いだろうなぁ。

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 前回あたりからそうなんだけど、このサブタイトル何なんだろ、第5話。「ワム」までは意味が分かったんだが、そっから先のサブタイは謎ワードなんだよな。これも後で関わってきたりするのかな……。

 相変わらず1秒たりとも油断出来ない展開が続く。幸い、今回の問題は非常に分かりやすく、「無限エネルギーを手に入れてしまった日本、果たして国連との折り合いは?」という政治バトル展開に……なると思ってたんだが……やっぱり予想の斜め上。もう、毎回フルスイングでバットごと飛んでいく勢いである。

 今回、ザシュニナは徭さんに「見解の相違だ」という言葉を放っている。何気なく流してしまいそうなありきたりの一言ではあるのだが、今更ながら、この言葉の意味を考えてヒヤリとするものがある。もっとも単純なうわべの意味だけを解するなら、「ワムで人類が幸せになるとか不幸になるとか、そんなの考え方次第だよ」ということになり、実際に国連を巻き込んだ世間の騒動はそういうレベルの話で進行している。ワムの登場で満たされる人もいるかもしれないし、殺される人も現れるかもしれない。ワムをコントロールするために、あらゆるものを犠牲にする国だって出てくるかもしれないだろう。そうした「幸か不幸か」の次元というのが、もっとも分かりやすく「見解の相違」が生まれる部分である。

 しかし、改めて考えるに、ザシュニナは果たして「人類の幸福」について思索を巡らせる必要があるのだろうか? そもそも異方が何故ワムをこの世界に持ち込んだのかは一切分かっていない。ザシュニナは「正解に辿り付け」と言っているのだが、その「正解」が「人類不偏の幸福である」などとは一言も言っていないのだ。では、彼は何を考えているのか。

 現時点でそれを推察する手段は全く無いのだが、少なくともこの「正解」というワードについて、人類側と異方側で「見解の相違」がある可能性は認識しておくべきだろう。誰かの幸せとか、人類の存亡とか、そういうレベルの話ではない。ザシュニナはあくまでコミュニケーションを行うためだけに現在のような形状を選択したという経緯があり、彼がこの地球、この宇宙において「人類」というただ1つの種、ただ1つの生命に何らかのこだわりを持つ必要すら無い。あくまで、この度たまたま意志の疎通が可能だったから人類に話しかけてきたという可能性だってあるのだ。そんな異方存在がワムを提供してきた目的が、「人類の幸せ」なんてぼんやりしたものであると考える方がおかしな話ではないだろうか。

 何が言いたいかというと、「ザシュニナってキュゥべえと大して変わらない可能性もあるよね?」ということである。まぁ、あの淫獣は明らかに自己存在のために人間を食い物にしようという意志があった分タチが悪かったが、ザシュニナの場合、そうした意志すら存在しているかどうか危うい。彼が人類にワムを渡し、辿り付きたい「正解」が何なのかは現状で分かるはずもない。極端な話、これが原因で核戦争ならぬワム戦争に発展し、人類が根絶するまで殺し合うことが「正解」である可能性もゼロではないのだ(そして、現状そのルートだって見えているのだ)。「見解の相違」とはよく言ったもので、人類は未だ、彼の真意を一切測れずにただ踊らされているだけ。

 そしてザシュニナ側は、あっという間に人類の底を見定め、こちら側の方法論は軒並み習得・活用しているのである。例えば彼は真道との対話で「あまり無茶をするなよ」と言われた際に「無茶?」と聞き返しているが、元々スマホから言語データを吸い上げた彼が、「無茶」という単語だけを知らないなどと言うことはあり得ず、あのシーンでザシュニナは確実に「とぼける」というコミュニケーション手段を執っている。真道に「無茶をするな」と言われて「分かった」でも「嫌だ」でもない、「ぼかす」という反応をすることで、その後の展開で「無茶しちゃうかもなぁ」という事実をにおわせているのだ。そして、実際の総理との会見も、個別で会談を設けた経緯について「必要に応じたまで」と言っていたが、その「必要性」を理解している時点で、彼はすでに日本式のコミュニケーションを完全にマスターしている。そして、通り一遍の決まり文句だけを吐いて人類の英雄たらんとした総理を(おそらく彼の狙った通りに)導いたのだ。穿った見方なのかもしれないが、現時点でのとんでもない展開は、すでに人類の手を離れ、異方存在の思うがままである(まぁ、「思って」いるのかどうかすら定かでないが)。

 とはいえ、アニメの演出からメタ的に邪推すると、今回の展開はそうした真っ黒なネガティブ展開ではなく、あくまでも「日本政府はリスクを冒してでも全人類の幸福を選択したぞ!」という英雄的なエピソードに仕立てているように見える。大天才・品輪博士の存在も、いかにも「日本が誇る科学技術力」みたいなものを体現しているようだし、国連が動き出すまでの短時間のうちに、言わば世界を「出し抜く」ことになった展開はどこか爽快ですらある。おそらく、現状は真道たちが道を作って「正解」ルートを歩んでいるのだろう。あとは、ここから人類全てがどのように異方の狙いをくみ取るかの問題だ。まだまだ先は見えませんね。

 ちなみに余談だが、今回博士が作ったワムは実際に折紙で作れるそうで、ちょっと調べただけでもオリジナルの製作者のブログに辿り付いた。まぁ、もちろん無限のエネルギーが溢れ出たりはしないけど、独特の形状から何かSF的なテイストを感じるのはよく分かりますわね。実際に「存在している」ものからこうして不可思議ストーリーが飛び出してくると、どこまでが現実でどこからが虚構なのかが曖昧になって愉快である。「人間が頭で想像出来ることは、全て実現可能である」と誰か偉い人が言っていた気がするが、さて、ワムはどこに転がっているでしょうかねぇ。

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 駄菓子屋が多すぎやしませんかね、第5話。今作は放送後のCMまでが本編だからな、見逃すなよ。

 毎週確実に命の危機を迎えることに定評のあるアニメ。ただ、今回は直接クルーに危険が及ぶ要素はこれまでよりも少なく、とにかく幼女にスポットが当たった命の危機である。せっかくオーアちゃんという名前をつけてもらった幼女だったが、あっさり「アリス」という本名が判明。これまで2度も彼女に襲来していた「謎惑星の襲撃」は更に露骨に、繊細にエスカベイト社の面々に襲い掛かってきた。1度目は隕石群の形、2度目は大胆にも衛星1つをダイナミック輸送、そして3度目となる今回は、微分子レベルまで解剖しての絡め手大作戦。うーむ、色々と芸が細かい相手だ……。何が怖いって、現時点ではその「相手」が何なのかさっぱり分からないところなんだよな。「惑星が襲ってきてる」って、字面で見ても訳分からないからな。どこに意志があるのか、何が目的なのか、どうしたら逃げ切れるのか、とにかくさっぱりなので、本当に終わりのない不気味な恐怖がある。

 現時点でほぼ確定してるのは「幼女を回収しに来ているらしいぞ」というただ1点のみ。つまりアマンザさんの言っていた通りに幼女を宇宙に放り出しちまえば、おそらく船は解放されると思われる。つい先日会った(人かどうかすら怪しい)幼女に義理立てする必要も無いし、さっさとアマンザ案を採用してしまえば楽だったのだが……それをさせてもらえないのが幼女って存在なわけでねぇ。当然マヤさんは大反対だし、流石にクルーの中にも率先して幼女パージ案に賛成するような人間はいなかった。おかげでのんびりとミゲルネット内まで航行しようと思っていた矢先に、器用なスタンド攻撃みたいな奥の手を繰り出される始末。ジャンプしてきた気配が無かったのは極小のオリハルトを媒介して分子レベルでのジャンプを行って先回りしていたためだとさ。つまり、「惑星」側は「先回りする」という明確な思考性を持っており、更に「分子レベルなら気付かれにくい」という欺瞞を行う知略も持ち合わせている。そして何より、分子レベルどころか素粒子レベルでの惑星物質そのものをコントロールする能力を持ち合わせている。やはり「星全体が相手」と考えるのが自然なんですかね? SFの話だとどうしても私の場合は「火の鳥」しか出てこないんだけど、そういや「火の鳥」にも「星全体がトラップで捕食者」っていうネタがありましたよね(望郷編)。今回の当面の敵は、そういう無人格でありながら知能を持つやっかいな「星」レベルってことなんでしょうか。ただ、トンネル理論ってあくまで理論であって、「そうすれば物質を透過出来ますよ」っていう話ではない気がするのだが……。まぁ、何でもありやで。

 結局、相手の侵入を許してしまった一行は、最終的に幼女の奪還を許してしまう。マヤさんなんかは幼女が宇宙に放り出された時点で「また、守れなかった……」と涙したわけだが、そもそもあんなところから発掘された幼女が普通に宇宙空間で死ぬと思ってる時点でちょっとおかしい。いや、そりゃ抵抗はあるけども。発掘時点でピンピンしてたんだから、尋常じゃないことくらいは想像出来ただろうに。そして、その幼女がどうやらイドの記憶を司る「過去」につながる存在であるとか……なんか、ご都合主義な感は否めないが……まぁ、ここまでの数年間、イドが幼女に呼ばれ続けていたとも考えられるわけで、ひょっとしたら必然の出会いだったのかもしれませんよ。イドは「記憶を失っている」という情報だけは明かされていたわけだが、そこからの詳細が今回追記された。囚人を捕らえておく護送船にいたという話、そしてそこからマインドトランスで外部のIマシンへと強制的にジャンプしたというお話。どれもこれも、絶対にイド1人だけで成立する状況ではないため、彼がこんな不遇の身の上になった過程には確実に何者かの意志が介在している。そして、そんな落とし物の記憶を、どう考えても人類を超越しているとしか思えない幼女が携えている……。なーんか色々とやらかしてくれてそうですね。

 あとはまぁ、マヤさんと社長の微笑ましい関係性のお話とかですかね。社長のツンデレっぷりは流石にどうかと思うの。この船の連中、不器用ってレベルじゃねーぞ。

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 メテオラさん自重、第5話。この子、どこまで冗談でどこから本気なのか分からねぇから怖い。頭いいのになるべくそういう風に見せないようにして腹ぺこキャラのままでえげつないことやるあたりが最高にクールだ。まぁ、似たようなことは暁美ほむらさんもやってたからセーフ。被害金額が違い過ぎるし、ヤクザと国庫では接収先が随分違うけど気にすんな。

 新たな闖入者により事態はより混迷を極める方向へ。またもアニメからの参戦者、ロボットアニメの主人公・鹿屋瑠偉くんが転がり込んできた。ルイは一見すると分かりやすい少年主人公だが、「その方が物語が転がしやすい」ってんでブチ切れキャラも加えられているのが面倒臭いらしい。なるほど、一見するとモヤシっ子なショタなんだけどキレると手がつけられないという設定は確かに主人公としては動かしやすそうだ。実際には自衛隊に襲われてもカポエラまがいの格闘術で対抗出来る程度にはフィジカルも強いようで、これまで参戦した被造物チームの中でも埋もれない程度にはキャラが濃い。やっぱりこっちに出てくるのは面倒臭い奴(印象に残りやすい奴)に限られているということだろうか。今回も、創造主が「想像していた以上に」厄介なキャラが出てくるという点では、やはり「創造主の思惑」よりも「世間で受け入れられたキャラクター像」の方が被造物に影響を与えるという要素が強く確認出来る。これ、元のキャラと二次創作で大きく変わっちゃったキャラとかが顕現したら一体どんな風になるんでしょうね。もしくは製作者の意図から完全に外れちゃったキャラとかさ。たとえば、オルガ・イツカが顕現したら、格好良いリーダーになるのか、単なる優柔不断の寂しい奴になるのか(後者やろなぁ)。

 ルイの現出もこれまで通りの被造物邂逅の1つといえばそれまでなのだが、ここまでの展開と大きく異なる要素が2つあった。1つは、彼が特大人型兵器ギガスマキナなんてとんでもないものと一緒に出てきてしまったこと。残念ながらセレジアさんは愛機と一緒に転移することが出来なかったので、巨大メカの登場は今回が初ということになる。一応敵サイドに所属しているアリスちゃん(日笠騎士)はお馬さんも一緒に連れてきたようだが、流石に今回は桁違いのサイズである。これにより、アニメ「無限神機モノマギア」の構成作家のおっさんのおうちが甚大な被害にあっただけでなく、どうやらここまで事態を受けて秘密裏に動いていた日本政府も大々的に動かざるを得なくなってしまった。なるほど、確かに「超能力を持った人間が何人か出てきましたよ」というだけならばまだ何とか常識の範囲で対処も出来ようが、突如何も無い空間から大量破壊兵器が出てくるようでは国家存亡の危機に違いない。多少手荒になろうとも、事態の把握と制圧のために軍事力(自衛隊だから正確には防衛力?)を動かさなければならないということだ。

 いかにも今作らしい展開になっているこの自衛隊の投入。これまで、他作品なら聖杯戦争には自衛隊どころか警察権力すら介入することはなかったが、今作の場合は魔法の結界も無ければ暗黙のルールもない。そりゃ単なる事故として法治国家ならば最低限の反応は現れるはず。日本政府は存外優秀だったようで、これまでの事例から絵空事のような今回の事件の大枠を大体掴んでおり、今回のギガスマキナ現出に際しても、必要最低限のタイムラグで行動に出ている。菊地原さんの言っていた通りに多少前から動いてはいたのだろうが、こうしたスクランブルのタイミングでちゃんと行動に出られるのは立派なものだ。自衛隊を動かすに際しては色々と面倒ごとも多いはずだが(リアルの世界を見れば良く分かる)、今回の動員についても、書類上の面倒や道義的な判断で色々と揉めた部分もあったのではなかろうか。とにかく、国家も今回の事件を「国の問題」と考えて動いてくれることになったようである。まぁ、いかにもジャパンらしい事件ではあるのだが。

 国家レベルでの動きは、まず事態把握、そして国民の身の安全が最優先。おそらく実際に動き出す契機になったと思われるのは、女騎士アリスによる原作者拉致事件である。創造主が被造物から狙われるようになる流れもある意味必然。軍服の姫君がいようがいるまいが、遅かれ早かれそういう行動に出るキャラは現れたことだろう。警察レベルでまず動くべきは、そうした「創造主」の身柄確保である。幸か不幸か、メテオラさんのいう「大崩壊」のシナリオにも創造主はキーパーソンとして存在するわけで、今のところ現場レベルでの課題と最上位の課題は目的を共にしている。大崩壊シナリオについては上層部の皆さんがどれくらい理解と納得を示してくれたのかは定かじゃないが、まぁ、これだけ手探りの状態なら、ひとまず「被造物代表」であるメテオラさんの言うことを信じる意味はあるだろう。最悪、大崩壊が彼女の妄言だったとしても別に損はしないわけだし。特別な存在である被造物を国家レベルで保護(もしくは管理)するのは、余計な混乱を生まないために必須の過程である。今のところ、「その後どうするか」という答えは見えていないのだが、被造物たちに速やかに人権や肩書きを与えるなどの対応は日本政府にしては柔軟でスピーディな対応。まぁ、メテオラやセレジアみたいな協力的な連中ははっきりと味方につけておいて問題の対処にあたる専門官に任命するのが一番座りがいいからね。ただ、このまま現象が常在化し、1日1人とかのペースでガンガン新たなキャラが登場するようになった場合、そんな場当たり的な対応では処理しきれなくなるが。そうなったら、もう日本は別な世界になるやろなぁ。

 そして、ルイが現出した際にこれまでと異なっていたもう1つのポイントには、あの軍服の姫君の関与の仕方がある。いや、ひょっとしたらこれまでもそうだったのかもしれないが、なんと彼女、ルイ君と同じテレビの画面に紛れ込んでいたという。これまで「作品世界から現世へ」というタイプの干渉はたくさん観察されてきたが、「こちらからフィクションへ」という方向での干渉は当然初めてのこと。彼女は一体どんな力を持っているのだろう。今回ルイが出てきたことは、彼女の意志の成せる業なのか、それとも、ルイが出てくることが決まっていたから、彼女がちょっかいをかけに行ったのか。まだまだ謎多き存在である。

 そして、そんな軍服の姫君の存在の鍵を握るのが、目立たぬ主人公・颯太であった。他の面々が口を揃えて知らぬという軍服の姫君に唯一心当たりがあった颯太。必死に記憶を辿り、彼が行き着いたのは……過去に自分たちが関与した二次創作物? どうやら何らかの既存の作品から生まれたファンの文化、ボカロとかカゲプロとか、そういう方向性のファン作品らしいのだが……アルタイルと呼ばれる彼女が顕現したということは、それなりにヒットした作品ジャンルだったのだろうか? しかし、だからといって彼女だけが純正オリジナルの「創作物」でなく二次創作から現れたというのも不思議な話。そして、彼女だけが被造物の中で特権的な立ち回りをしているのも謎である。今後、颯太自身がどのように事件に関わっていくのか。何とも気になる展開である。

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 よし、女の子はみんな可愛いな、第4話。徭さんが割とチョロ可愛かったのは意外だったけどありがたいです。低い評価連打しても多分対応してないと思うぞ!

 ワムを巡る交渉は続く。ごくごく当たり前の経過を、世界は辿っているように見える。ワムについては日本の科学者が必死に調べていたようだが、結果として分かったことは「言われた通りの中身」「超便利」「仕組みはさっぱり分からない」ということくらい。多分、人類が100年や200年程度の研鑽でたどり着けるような領域ではなかろう。個人的になるほど、と思ったのは成層圏内でのエネルギー総量の増加問題ってのがある、という指摘。なるほど、確かに「外の世界(異方)」から突然エネルギーを引っ張り出してきたら、総量が変わるから今まで以上に地球環境への影響は大きくなるんだよな。どんなエネルギーだろうとエントロピーの法則に沿って最終的に熱になるわけで、ワムが電力だけを産み出すとは言っても、それ以降を制御することは出来ないのだよね。

 まぁとにかく、突然外の世界からそんなものを放り投げられても、簡単に対処出来るものではない。本当に単純に考えるなら、「こんな夢のエネルギーがあれば本当に色んな問題が全部解決するよ!」となるわけだが、人類社会はそんな簡単には出来ておらず、国連決議では「ワムは人類には早過ぎる」という結論が出された。まぁ、そうなるやろ、という印象。議論の余地はあると思うが、個人的にも、もし現実世界に突如ワムが放り込まれたとして、それが全世界に行き渡るほどの充分な量があろうとなかろうと、世界は不幸な方向にしか進まないだろう、という予想がある。「良くなるだろう」「悪くなるだろう」は実際に見てみなければ水掛け論かもしれないが、議論の段階で意見が分かれていることから、世界が一つになれないことは一目瞭然だ。たとえば作中では「産油国が反対している」という描写があったが、世の中のエネルギーを食い物にしている人間は軒並みワムによって地位を追われる恐れがあるし、そうでないとしても、突然の生活スタイルの変化というものは少なからず人にストレスをかける。そしてもちろん、莫大なエネルギーは強大な武力に直結する。人類が、国家が本当の意味での融和を見ない限り、無尽蔵のエネルギーは無尽蔵の闘争につながる。一番イメージしやすいのは手塚治虫「火の鳥」の未来編みたいなオチではなかろうか。

 国連側の判断は、残念ながらおそらく「正しい」。日本政府は「夢のエネルギーを与えられたのにそんな後ろ向きな結論しか出せないのか」と嘆いていたが、不相応なものを持たされることは決して幸せではない。もちろん、エネルギー問題が解決すれば地球上から多くの非劇が無くなることも事実だろうが、それに替わる非劇が出てくるだけの話。絶えず進化し、様々な側面で革新と効率化を続けてきた人類に一向に非劇の芽が無くならないのだから、ワム1つでそれが解決されるわけでもない。全ては程度問題だ。ワムは人類に与えられるべきものではないのだ。

 しかし、それは残念ながら「異方側の意志ではない」と真道は考える。ザシュニナは、「何故だか分からないが」ワムが全人類に行き渡ることを「望んでいる」(それが意志と呼ばれるものかどうかは分からないが)。国連決議はその真逆。ザシュニナはこれを打ち破らんとしているという。もちろん、「カド側」の交渉官となった真道は、このザシュニナの意志決定を尊重することになり、日本政府は世界に対して何らかのアクションを起こすことになるという。「覚悟」「爆弾」など、ザシュニナさんも確実に日本語の語彙を使いこなし始めているが、果たしてどんな「爆弾」になるものだろうか。それは、新たな非劇を生むものなのか、異方側の不可思議な意志を人類に遍く伝えるものになるのか。そして、その鍵を握るのは……釘宮ボイスの天然科学者さん? メガネずり落ちたけど、あの子に一体何をやらせるというのだ……まぁ、可愛いからいいけど……。

 結論:まぁ、とりあえず可愛い子に任せれば何とかなる(アニメ脳)。

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