忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[1] [2] [3] [4] [5]

 メテオラさん?! メテオラさん!! メテオラさん……第13話。俺、まさか総集編で記事立てられるアニメが存在するとは思ってなかったよ……。

 「メテオラさん自重」としか言いようがないヒデェ回である。もう、色々と救いようが無い。「スタッフの負担を軽くする」ための総集編、そりゃまるまる一本新規エピソード作るよりははるかにコストも手間もかからないだろうけど……大丈夫だよ。誰も今回の放送見て万策尽きたせいだとはおもわねぇよ。むしろ余裕あるんじゃねぇの、って思うわ。スタッフを気遣ってわざわざこんな総集編を用意してくれるなんて、やっぱりメテオラさんは救世主だね。たれめておらのクッションを発売して、メテオラ記念日を作るしかないよね。いや、マジでクッションはちょっと欲しいぞ。公式が調子に乗ったら発売するんじゃなかろうか。

 しっかり描き下ろしの新規シーンも挿入されたのだが、そのほとんどはメテオラさん(完全体)のパート。何が凄まじいって、今回メテオラ(の中の人)だけがスタジオに呼ばれて収録したかと思わせておいて、わざわざメテオラ(完全体)のために新規でキャスト呼んできて音声入れたことだよ。あのワンシーンだけのためにアフレコに引きずり出された中の人もさっぱり訳が分からなかっただろうな。「このアニメ何?!」ってなるよな……まぁ、ギャラクシーエンジェルとかで不条理作品には慣れてるから多分大丈夫やろ。ちなみにエンドロールでのクレジットは「メテオラ(妄想)」です。大原さやかお仕事一覧にこの役名が一生残り続けます。なんて話だ。二十数話ある中で、まさか総集編の妄想で数秒登場するキャラになるなんて誰も思わないだろ。

 その他にも、全てのキャラをみな平等に disっていくメテオラさんの容赦のなさは、敵味方の区別無く全てのキャラを「来週から見る目変わるやん……」みたいな状態にしていく(真鍳ちゃんだけは大丈夫)。アルタイルは「作画班に憎まれてるんだ……」って思いながら見ちゃうし、セレジアさんは「弱くない、うん、弱くない」って思いながら見ちゃう。アリスちゃんは「脳筋……」って思いながら見ちゃう。まぁ、これは前からだけども。そして一番扱いが悪かったのが弥勒寺。そりゃま、真鍳ちゃんとのバトルは本人の自己責任だけどさぁ。頑張って戦ってくれた仲間にそこまで言わんでも……。

 こういう悪ふざけって、最近のアニメだとなかなかやられないから楽しいわね。個人的な思い出だと、古い作品だから若い人は知らないだろうが「天空戦記シュラト」のOVAってのがあって、本編完全無視のギャグシリーズだったり、本編の映像そのまんまで台詞だけ全取っ替えで完全パロディをやったりしてて、すげぇ好きだった記憶がある。今のセールスでそういう形態って出来ないもんですかね。今作は「創作者=神」というテーマを扱ってるのでメテオラさんが制作スタッフに気を遣ってくれたりするこの状況も自然(?)な作品。メタをやりたい放題ぶっ込めるという特性を活かして、今後も何かとんでもないプロジェクトを打ち立ててほしい気がする。製品版特典とかにそういう無茶なのも入れてくれればいいのにね。

拍手

PR

 Magicプレイヤーなら絶対読み間違えるサブタイトル、第11話。結局、謎多きこのサブタイトルが何を言いたいのかは良く分からずじまいだったな。次回はもっと分からないしな。

 もう、すっかり対決ムードのお膳立て完了。物語は「人類の敵ザシュニナ」と「人類の庇護者ツカイ」と非常に分かりやすい分化が行われた。別にザシュニナさんだって害意があるわけじゃないのに。単に自分勝手なだけなのに。まぁ、真道さんから見たら「再びであったらすぐに消されてしまう」危険性があるのだから、流石にわがままとかいうレベルでは済まされないのだけど。幸か不幸か、実際のザシュニナさんは真道の想定してなかった変化を起こしてるんだけどね。

 閉鎖空間でツカイさんといちゃいちゃするしかなかった真道だが、2人で話し合った結果、対異方存在兵器みたいなものが一応あることが分かり、そこからはとんとん拍子で話が進む。ザシュニナは止めなきゃいけない。そのためには、ザシュニナに感づかれないところでこっそりと最終「交渉」への準備が必要なのである。とは言っても、今回真道が用意したのは、ある意味ではすげぇ簡単な対策。彼の必殺武器であるフレゴニクス兵器(あのハンドソニックとかがそうなんでしょうね)を一時的に無効化する反物質、その名もアンタゴニクスである。開発には、どんどん異方存在に近づいていく品輪博士の超頭脳と、過去に真道が築いておいた冶金技術のコネクションが役に立った。各業界に顔が広いと色々便利ですね。まぁ、どっちかっつうと閉鎖空間と言いながらホイホイ外に繋げて人員を拉致出来るツカイさんのスキルの方が便利だと思うんですけど。最初の品輪博士の段階でザシュニナは真道たちの動きに気付いてたみたいだけど、敢えて出方が見たくて泳がせてたんだろうね。

 「ザシュニナさんは驚きたい」というのが真道さんの名推理。まぁ「驚く」というのはあくまで語彙をシンプルにした結果だと思うが、とにかく「瞬間的に意味の分からない情報」が快感なのだろうと踏んでいる。だからこそ、ここ一番で真道が「訳の分からない対応」をした方がお眼鏡に適うという話。実際にザシュニナが真道を野放しにしているのは、そうした「人類ならではの不確定」を楽しみたいからなのではなかろうか。そのためにも、ザシュニナとツーカーになり、更に彼の企みも全て知っている「オリジナル真道」は貴重なのである。

 品輪マジックで開発されたアンタゴニクス兵器。どう考えてもクソダサいのはそういうセンスがあるスタッフがおらず、機能性を大事にした結果と諦めるしかあるまい。効能としてはせいぜい「最初の一撃をかわす」くらいしかできない気休めみたいなものらしいのだが、さて、真道はここから一体何を見せてくれるのか。ザシュニナさんの方はというと、最初に真道に嫌われちゃったところから何か歯車がずれてしまっているようで、順調に計画を進行しているように見えて、どこか上の空。オリジナルの真道と複製体の真道ではやはり何かが違うということなのだろう。退屈なのか興がのったのか、複製体の真道さんをボコボコ転がして暇つぶししてるところを見たら、ツカイさんなんてひっくり返るぞ。なお、そのツカイさんは真道さんとすっかりラブなモードが定着。まぁ、お互いに命を救い、救われてる関係ですからね。あとツカイさんは人類大好きですからね。真道みたいな人間のそばにいるのが楽しいのは、多分ザシュニナもツカイさんも同じ。ツカイさんの実家にあいさつに行ってもビクともしなかった真道さんが素直にキスシーンに応じてくれたのは意外といえば意外だが。ツカイさんのねだるような積極的キスシーン、とても煽情的で良いですね。

 さて、お互いの思惑が大体分かったところで、次回はいよいよクライマックスでしょうか。でもさ、もう完全に品輪博士がフラグ立ててるんだよね。異方につながっちゃってるよね。単に彼女が自発的に旅立つエンドだったら穏当でよいのだが……。あと、花森の扱いがどうなることか。

拍手

 「ファルザと和解を果たす」じゃねぇよ! 最終話!! すげぇ、ラストなのに容赦無くツッコミどころをぶっこんできやがる!

 ホントに忙しい最終話。ラジーブ内でのイドとアダムスの会話、どっちもちょっと早口になってるし、絶対尺の調整間違ってるやん、っていう駆け足ぶり。でもまぁ、無茶苦茶なことは事実なので、こうして勢いでのりきってしまうプランに設定したのかもしれない。

 一応理屈の上での解決を確認しておくと、アダムスのような「破壊」プランはラジーブの自己修復、変化プログラムのせいで無効化されてしまう。最後の最後までアダムスはラジーブ内部に飛び込んでの自己犠牲を望んでいたが、相手は巨大な生命体のごとき存在。矮小な人間一人が飛び込んで壊そうとしても太刀打ち出来るものではなかった。そこでイドが思いついたのはもう1つの打開策。アリスだと思ってたのがアリスじゃなくてジェニファーだったことが分かり、それってつまり宇宙中のオリハルトをかき集めた現段階なら、分散したアリスの意識が集まっているということ。そこでアダムスと同じようにラジーブのコアに飛び込み、マインドトランスで自己の意識も転送。ついでにジェニファーとアリスも全員オリハルト内で巻き込み、「人間がいるよ!」ということをラジーブに気付いてもらおうというのだ。アダムスのように「壊そう」とすればそれは拒否されるだろうが、「人間を知ってもらい、共感してもらう」という方向なら打開出来るのでは、というアイディア。まぁ、何の根拠も無いので失敗する確率の方が高かったとは思うのだが……なんか上手くいった。復活したアダムスと一緒に銃撃コントを行ったことでラジーブさんにも何かが伝わりやすくなっていたのかもしれない。

 更に、ラジーブの今後の監視は内部にいついたアダムスが行うことが決定し、イドさんは結局外に追い出されてしまった。外敵は居なくなり、犯罪者は放免され、なんとまぁ、絵に描いたようなめでたしめでたしである。こうしてどんだけ強引でもハッピーエンドの雰囲気をがっつり出してくれるのは良いよね。ファルザはさておき、リックがアマンザといい感じになっちゃってるし(下世話な話ですけど、エバートランサーと付き合うのって大変そうですよね。色んな意味でね)。ラストではちゃっかりカーラさんがアダムスの使ってた机に座ってるあたりがずるいよな。

 まぁ、めでたしめでたしには違いないのだが、最終話のシリアスでも一切テイストを緩めないという鉄の意志はお見事である。突然流れ出すソーラン節。一体何が起こったのか。もう、BGMが気になって何やってるか全然頭に入ってこないじゃねぇか! 「あぁ、なるほど。きっとソーラン節は炭坑を掘る時に歌われていた民謡で、ラジーブの掘削をそれになぞらえてるに違いない」とか無理矢理自分を納得させたけど、確認したら全然関係無かったしな。マジで単にやりたかっただけじゃねぇか。佐咲紗花はあんこう踊りとかこの手の仕事もナンボでもやってくれるのな。

 まぁ、終わってみれば全部良い話でしたよ……多分ね。芸が細かいところなんだけど、サブタイトルクレジットがこれまでは「DIG」(掘る)だったのに最終話だけ「BRIDGE」(繋ぐ、埋める)なのね。ひたすら掘削業だけを繰り返してきたエスカベイト社が、最終的には人類とラジーブの接続役を果たし、ギャップを埋めるというファインプレイを実現したのだ。こういうコンセプトのまとめ方、良いよね。

拍手

 「官主導のアニメイベントとか成功したことねぇな」とか言うたるなよ、第12話。まぁ、実際そういうイメージ強いけどさ……。やっぱり国政としてアニメを盛り上げようとしても上手くいくわけないんだよなぁ。国政として世界を救う場合はどうかなぁ。

 今回は、颯太のカミングアウトも挟んでようやくはっきりしたアルタイルという存在の脅威度をきちんと確認し、それに対してどんな方策を打って出るかを決定する記念すべき企画会議である。まぁ、起こってる事象が全部「多分、そういう理屈」っていうレベルの話なので、どれだけメテオラさんが仮説を重ねたところで、「多分、そういう理屈で大丈夫だと思う」にしかならないのが悩みどころだけど。幸い直接対決が実現したおかげで、アルタイルサイドの戦力や思惑は大体想定通りであることは確認出来た。あとは今回話し合った内容を前提条件として、今後の「ケージ作り」が進んでいくことになるのだろう。つまり、国全体で強引に被造物全部入りのスマブラ作れってこったな。しかもアルタイルの性能をめっちゃ弱くしたヤツ。

 アルタイルがどのような存在か、っていうことを説明する必要性と、颯太の鬱な過去カミングアウトは、やっぱり前回観た通りに直接関わり合うものではないのだが、今回改めて話を聞いて、「まぁ、気が重くなるのはわからんでもない」くらいの気持ちにはなった。颯太が直接セツナに危害を加えたわけではないのだが、落ちていく彼女を受け止めることが出来ず、無視して忘れて蓋をして。そして、おそらく彼女の人間性を考えると、颯太に無視されてしまったことが、大きく傷つける結果になったことも想像に難くない。この世界で唯一彼女の命を救えたかもしれないのが自分だけだったと自覚するなら、思い出したくないのも、人に話したくないのもしょうがないことなのかもしれない。まぁ、だからって世界のピンチにウジウジすんなよ、とは思うけども。まぁ、今回のことでとりあえずの清算は一段落かな。

 アルタイルが超性能を有しているのは、明確な作者の力が強くないためだという。例えばセレジアだったら松原さんたちが描く「原作」が世間的な「承認」をもっとも強く受けるため、たとえ二次創作がその辺でちょいちょい出ていたとしても、セレジアがその設定の影響を受けることはほとんど無い。しかしアルタイルの場合、「シマザキセツナが産み出したスタート地点」がすでにあやふやであり、むしろニコ動やピクシブといった集合知の場所で醸成されていくキャラクターという認識が強いため、その全てが彼女の都合のいいように成長の糧として用いられている。おそらくしょうもない作品とか、むしろマイナスになりかねない設定とかも色々とある気がするのだが、その辺は本人がある程度取捨選択出来るんだろうか。これ、もし「同人作品が原作と同等かそれ以上の影響力を持つ」みたいなジャンルがあったらどうなるのか気になるところやな。ラーメン三銃士が顕現したとして、おそらくもう原作通りの承認なんて世間に無いだろうし(ほんとどうでもいいな)。

 あと1つ疑問なのは、こうして「集合知」として産み出されたアルタイルが、何故ここまで強烈な「破壊欲求」を持っているのかということ。ぼんやりした製造過程のキャラならばぼんやりした人格になってもおかしくないと思うのだが、何故か彼女は強烈に「シマザキセツナの無念を晴らす」というモチベーションだけは維持している。根底にはまず原作のアルタイルがあり、その時点で何らかの憎悪を抱えていたということなのだろうか。シマザキセツナという作者がそこまで世界を恨んでいたという気もしないのだけども。ちなみに、今回ちょっとだけ話が出てきたブリッツ・トーカーの場合、どうやら原作世界にそこまでの愛着が無いらしく、そんな自分の世界を産み出したこの「神の世」にも何らかの歪んだ感情を持っているようだ。もう少ししたら彼の動機も明らかになるんですかね。

 そうしてはっきりした動機を持つアルタイル・ブリッツ・あと小野Dボイスの新キャラ連合軍と違い、未だ揺れているのはアリスちゃんである(そういえば今気付いたけど敵キャラは小野と斧の連合軍なんだな)。アリスちゃんは前回のバトルから「もう何も考えずに突っ走るしかない」とか捨て鉢になっちゃわないかと不安だったのだが、考えてみりゃ彼女も立派に物語の主人公。別に頭は悪くないはずなのだ。流石にアルタイルの言葉を全て鵜呑みにするわけにもいかないし、真鍳ちゃんが胡散臭いことくらいは百も承知。改めてこの世界の在り方を問うため、軟禁していた原作者をもう一度つついてみた。よかったね、原作者が悪い奴じゃなくて。「キャラが勝手に動くから世界のありようなんてシラネ」という作者の投げやりな発言も、そういう創作姿勢のクリエイターは実在するのだからしょうがない。それは決して愛情が無いとか、やる気が無いとかいうわけではなく、あくまでキャラが好きだからその世界を創作物と考えられないだけなのだ。自分のペンが産み出すんじゃない。あくまでペンは産み出された世界の記述のためのもの。そういう作者が作った世界は、物語として世間に受け入れられている。それが分かっただけでも、アリスちゃんは少し浄化されたのである。作者さんは打ち切りが怖いって言ってたけども……これ、もし途中で打ち切られたせいでキャラが存在を維持出来なくなって消えるとかいう展開だったら切なすぎるけどな……無い話じゃ無さそう(真鍳ちゃんはすでに原作者をデリートしてるけどどうなんでしょうね)。

 さぁ、あとはスマブラ大作戦を実行に移すだけ。移すだけなんだけど……今のところ、何一つ絡みそうな作品が無いのが凄いな……。メテオラなんて数年前に出てクリエイターがすでに死んでるゲームなんでしょ……そんなもん、突然コラボ出来るとは思えないのだが。とりあえず試しにセレジアさんが鹿屋君を色仕掛けで押し倒す薄い本から試してみますか。

 今ふと思ったんだけど、綾波レイが顕現するときって、原作に準じたキャラと同じくらいの濃度でモグ波も顕現しそう。怖い。

拍手

 はだかワイシャツ! 第10話! それに対しての体育座りで背中向け! 真道さん、普段の態度からは想像出来ないようなベタな童貞っぷりを披露。いやまぁ、あの状況で何が正解か分からんけど。

 なんか、普通のアニメみたいだな! いや、多分これまでで一番訳の分からない展開になってるはずなんだけど、「あとは勢いでバトっておこう」っていう流れが何かとても「アニメっぽい」。37次元を操るザシュニナさんが普通にハンドソニックとか指弾とか(違う)で攻撃してくるあたり、ひょっとしてザシュニナさんはそっち系の情報ソースも読書で仕入れてたんでしょうかね。火の鳥とか読ませておけよ。

 今回は「ツカイさんと巡る、楽しいこの宇宙ツアー」がメインテーマ。冒頭、数百億年という桁外れのスケールで「繭」から宇宙が誕生し、現代につながるまでの映像(映像はイメージです)が展開。「誰のスクリーンセーバーだよ」っていうくらいに意味が分からない映像だったし、宇宙完成後は「教育テレビで流せよ」みたいな内容だったのだが、それを実際に全部見守ってきた存在がいたってんだからしょうがない。繭の中にたまたま誕生したこの宇宙。あまりにも予想外でエキサイティングだったもんだから、その中に飛び込んじゃった酔狂な異方存在が現れてしまったんですね。それが、徭さん改め、ツカイさんである。彼女はこれまでの人生を一体どのように歩んできたのだろう。異方存在としての記憶はどの程度保持していたのだろう。人間としての新たな「生」をどのように楽しんだのだろう。何もかもがぼんやりした状態で描かれていたが、今作の恐ろしいところは、こうして描かれてきたツカイさんの謎多き探求行動が、たった一言で説明されてしまったこと。ザシュニナに対してツカイさんが叫んだ一言はよりにもよって……「この宇宙のファンなんです!」

 ……この言語センスが野崎まど。いや、普通そこはもうちょっと言葉選ぶだろ。すげぇシリアスなシーンなんだからさ。もっとこう……高尚な言葉をね? 選ぶじゃない? でも、それをやらない。だって、この台詞が一番情報量が多いんだもん。そう、ツカイさんは、もう理屈抜きでこの地球が、人類が、宇宙の有り様が大好きなんですね。自分の存在から次元情報を切り捨てて異方存在として欠陥品になろうとも、この宇宙をずっと見守っていきたいくらいに好きだし、この宇宙の理を乱さないように絶対異方存在っぽい行動をしないように気をつけるし。もう、この献身的な寄り添い方は、「ファン」という他ないんですよ。ツカイさんは、常に最前列の一番良い席で「宇宙」を見続けてきた、単なるミーハーな「ファン」なのだ。

 そんなこと言われちゃったら、ザシュニナさんだって納得するしかない。「こいつ、駄目だな」って思ったら、容赦無く(元)同胞でも亡き者にしてしまいたい。彼が目指しているのは常に「正解」である。その正解とは、頑張って醸成させた「人類」という情報価値の高いお宝を、異方に引っ張り出してさらに身近で楽しむこと。残念ながら人類を異方に引っ張り出したら大半の人類は壊れてしまうと予測されるが、まぁ、数十億いるんだし、中には品輪博士とか真道みたいな「選ばれし者」もいるんだから、1人ずつ連れだしていけばその内成功(正解)するでしょ、っていうスタンス。人間がワクチン作る時に片っ端からマウスにウィルスを投与していくのに似てるかもしれない。しかもザシュニナは人類の複製も自由自在ですので。人類の情報価値さえ歪めなきゃ何したっていいんです。わざわざ異方に連れ出すために、ワムから初めてナノミスハインまで、人類を少しでも異方の感覚に触れさせていたのは「正解」のためなんでしょうね。

 結局、「いいものが出来たんだからこのまま触らずに保存しておいてよ」というツカイ派と、「いいものが出来たんだからあとはこれを異方用にチューンして持っていくよ」というザシュニナ派は相容れない。異方存在としての純度の高いザシュニナの方が戦闘力は圧倒的に上。ツカイさんも殺されかけたが、彼女の愛すべき「人類」代表の真道さんが男を見せる。もう、2人はちょっとした次元の壁なんか飛び越えて理解し合える存在になっていましたね。あの一日デートのおかげやな。ツカイさんが「私は異方存在なんですよ」って訴えたあとの真道の「俺『達』人間は」っていう台詞がとても良いと思います。

 一時的にツカイさんを取り逃がしたザシュニナは、とりあえず想定していたルートに軌道修正するため、クローン真道を引っ張り出してナノミスハインの導入を開始。これによって、また1つ人類が異方へと歩み寄る。少しずつ人類は変容していく。異方へと近づき、別のものに変わっていく。ツカイさんはそれを止めたい。そしてザシュニナは……どうなんでしょう。真道を誤射し、消してしまったその瞬間に、ザシュニナは今までに見せたことのない表情を見せた。それはどこか、寂しさや後悔を伴うような。「正解」があると主張し続けたザシュニナも、ちょいとこの宇宙に長居しすぎた、そして、真道と時間を共有しすぎたのかもしれません。ツカイさんほどの「ファン」じゃないだろうが、何か、異方存在を変えてしまうような「おかしさ」が、この宇宙にはあるのかも。

拍手

 シャベッタアアァァァ! 第11話! 最終回間際になってついにうえしゃまに初台詞。いや、今までも散々しゃべってたはずなんだけども。急に娘さんが大きくなったらびびるわ。

 もうずっと子安のターン。ケインを亡きものにし(たと思い)、人類の未来は全て自分の手で救うことを夢見るアダムス。そのこと自体は別に悪いことじゃないんだよ。彼の目的意識は「全人類の恒久平和と発展」だし、自分の命を長らえるためにホイホイ身体を乗り換えてオリハルト事業の上澄みをすすっている老人どもよりもよっぽど健全で献身的。彼の思惑が全部上手く行けば、主人公チームの行く末はどうあれ、ハッピーエンドには違いない。しかし、残念ながらアダムスさんは宇宙を救える器ではなかったという悲しい事実があるだけで……天才に憧れ、妬み、乗り越えようとして無茶して最悪の事態に陥る秀才。なんか、能力が無いだけでこんなにも残念な結果になってしまうのはむしろ可哀相ですらある。身の程をわきまえろって話なんだろうけど、これまでずっと人類のために貢献してきたのにねぇ。まー、先が短いことを分かった上で知らぬ顔してオリハルト事業を拡大して稼いできたツケが回ってきたってことなんでしょうかね。

 アダムスが計画したラジーブ対策は二段構え。1つ目は非常にシンプルな力業で、ラジーブをおびき寄せ、大量のオリハルト転移弾頭で全部ブラックホールに運んでしまおうというもの。この目論見はそこそこ成功したようで、ラジーブの全質量の数十パーセントを削り取ることに成功した。まぁ、厳密に見るとこの作戦にも謎は多いんだけどね。確か転移弾頭って転移先にアンカーを打ち込む必要があったはずで、ブラックホール近辺にそんなものを送り込む余裕があったのかよ、っていう。仮に影響ギリギリの距離に設置したとして、そこに転移させてもラジーブを取り逃がす可能性はあったよね。何しろ相手はジャンプ自在のオリハルト専門家なわけだし。地球圏に攻めてくるときにわざわざ実軸空間を通って徒歩で(?)やってきたのも謎ではあるのだけど。いくらラジーブさんでもミゲルジャンプは何か制限でもあるんですかね。

 とにかく、そうして戦力を剥ぎ取った後は、いよいよラジーブの「核」といえる集積回路を攻めることになる。こちらの第二作戦が実に頭のおかしいデザインになっており、なんと、プログラムの書き換えのため、アリスのデータから自分のクローンをオリリアンとして生成。それを直接コアに撃ち込み、大量のアダムスクローンオリリアンがよってたかってラジーブの性質自体を書き換えてしまうというもの。イドは「ウィルス」と喩えていたが、何とも退廃的で、馬鹿げた作戦を思いついたものだ(まぁ、考えたのは生前のケインみたいだけど)。大量のアダムス思念体がバンバン飛びつく様子は実に気持ち悪く、悦にいるアダムスが絶頂しちゃってるあたりはまさに子安。もう、これで勝利して「史上もっともイカれた手段で敵を倒したキャラ」として名を馳せてほしかったところだが……。

 「お前程度では無理」とか一蹴されてしまうのが負け犬の悲しさよ。ラジーブさんはそんな子安ウィルスをあっさり浄化、すぐさま対策を盛り込み、何事もなかったかのように修復していった。強いなラジーブ。流石にこれまで人類をぼてくり回してただけのことはある。すでに手持ちのオリハルトのほとんどをつぎ込んでしまった上に、オリリアンという虎の子のプランもしくじってしまったアダムスは、おそらくもう二の矢がない。駄目出ししてるだけのイドさんだったが……対策法はあるんでしょうかね? わざわざせっかく手に入れたボディまで手放してとんできたんだから、何か考えがあるんだろうけども。元々のケイン(緑川ボイス)は性格最悪のマッドサイエンティストだったわけだが、イドさんはケインの頭脳と記憶の一部を保持しながら、エスカベイターのクールガイとして生まれ変わっている。お膳立ては整ったので、あとはきれいに片付けてくれるだけだ。

 結局、死亡フラグ立てまくりだと思っていたカーラさんはちゃっかりボディを手に入れて帰還しちゃいましたね。他の連中も割とのんびりしてるし、なんかエスカベイト社からすると色んなところが結果オーライだった気が。今週はファルザが冒頭からちょいちょい登場して愛嬌を振りまいており、「最終回が近いから動物ものでサービスしとくよ」みたいな気遣いが感じられてよかった。……動物もの? 

拍手

 メガネ交換とかいう斜め上のコミュニケーション、第11話。いや、そりゃ合わないでしょうよ。マフラーとかコート羽織らせるのと訳が違うぞ。

 などと煽ってはみたものの、正直今回はひいき目に見てもあんまり動きが無かった回である。颯太が決意を固めて自分の過去を告白したわけだが、ぶっちゃけ視聴者目線からしたら大体分かってる話だし、「世界の危機に瀕してる状況で青少年の些細な悩みをそんなに熱弁されても……」っていうのが正直なところ。当人からしたら大きな問題なんだろうが、今それ重要じゃないよね、っていう。あと、更に突っ込むなら、今回みたいな顛末だけで颯太がセツナのことをひた隠しにしていたことにもあまり共感は覚えないんだよな。そりゃまぁ、罪悪感があるのはいいとして、メテオラたちにアルタイルの情報を伝えるときに、作者と自分の関係性なんてどうでもいい事だったわけで。「あれは同人から派生した作品で、作者はそういえば亡くなったって聞いてますわー」というくらいのことをさりげなく言っとけばもう少しメテオラさん達の行動も効率化出来たはずなのに、何でお前の勝手な鬱エピソードに引っ張られなきゃいけないんだよ、っていう。まぁ、作品全体を通して考えると、おそらく「ものを作るということ」っていうテーマを掘り下げるための準備なのだとは思うが……ちょっと尺取りすぎだよね。Aパートの鹿屋との対話も長かったし。

 今回、颯太を立ち上がらせるきっかけになったのが鹿屋だったのはちょっと意外だった。これまで単なる癇癪持ちのやっかいものっていうイメージしか無かったし、世代が近い颯太に何らかの共感を覚えたとしても、わざわざ颯太に感情移入して、更にアドバイスまでしてくれるような人間には見えなかったから。一応「自分もそうだったからウジウジしてるヤツを見ると我慢ならない」っていう動機があったらしいけど、まぁ、今の颯太を見たら誰だってそう思うしな。

 わざわざ鹿屋が説得する必要性は特に感じなかったが、一応、「鹿屋自身の世界観」を見るためのシーンとしては機能していた。「被造物はそもそも物語を紡ぐためのツールとして生まれてきたので、その世界の中では目的を与えられ、それに縛られるしかない」という状況。言わば運命論的な絶望があってもおかしくないのだが、鹿屋はそれを別に構わないという(弥勒寺は嫌だっていう)。確かに、「誰かに縛られた運命」と言えば聞こえは悪いが、「何をしたらいいか分かりやすい人生」が良いと考える人間もいるだろう。実際、人生はチュートリアル無しのハードモードなわけで、被造物が「神」の存在を知覚せず、自分の意志だと思って物語を進めているあいだはそこにストレスは無いはずだ。この世界に顕現し、神の存在を知って改めてその理不尽を思索するわけだが、こっちに飛び出してきた時点でそんな「運命」からは解き放たれるわけで、鹿屋サイドからしたらどっちに転んでも結果オーライ。何もすがるべきものが無い人生の方が救いが無いのかもしれない。だからこそ人間が自分の手で「神」を作り出して拠り所にする「宗教」が生まれるわけでね。鹿屋たちはまさに、「神に面会した人間」なのだ。我々は、もしかしたらただその神の存在を知らないだけかもしれないですよ。異方存在とかね。

 また、「被造物と世界」の関わりに関しては、一命を取り留めたセレジアさんがその作者である松原さんと話をすることでもう1つの側面もうかがい知れる。普通の被造物は「神の手の平で踊るだけ」。鹿屋は「神の手の平から飛び出したから自由」(真鍳ちゃんあたりもそうだろうね)。そしてセレジアは、更に一歩進んで「神と一緒に自分の世界を作る」。この物語の最後にセレジアたちが自分の世界に「戻る」かどうかは分からない。というか、すでに作者が死んじゃってるメテオラさんたちなんかは、戻ったところであんまり楽しそうでもないのだが、セレジアの場合、戻るにせよ戻らないにせよ、神との直談判で自分の世界を「変える」ことが出来そうなのだ。前回のお話で新武器を手に入れたことだって、言わば顕現による新たな影響。クリエイターが産み出した被造物が、クリエイターと出会うことで今度は「作る側」に回っていく。これこそが、このアニメのタイトルになっている「Re:CREATORS」の意味とは考えられないだろうか。まぁ、セレジアさんは自分の世界を好き勝手に書き換えることを楽しむような性格でもないので、「造り手」とまではいかないかもしれないけど。セレジアと松原さんの関係性は、おそらく今作の中では一番恵まれた、幸せな「神と被造物」の組み合わせなのだろう。

 そうして「作者と世界」の関わり方を考えると、今回のお話なんかは「神の意志」をもう二度と反映出来ないアルタイルさんの苦悩に帰結していくのかもしれない。神は死んだ。この世界の理不尽に殺された。だからアルタイルは世界を憎む。まぁ、なんか単純ではあるけど、今のところはそういう理解だ。セツナのお話はそうして「アルタイルと作者」という2者関係で完結している気がするのだが……颯太は今後どういう風に絡んでくるんだろう。今回なんでこいつが「オタクなりのリア充生活」を送った様子を延々見せられたのかは謎である。ピクシブで知り合ってニコニコ超会議で初デート、しかも相手は話の分かるメガネで黒髪ロングで愉快な絵師の女の子って……オタクの妄想フルスロットルじゃないですか。関係者以外がバックヤードに立ち入るのは禁止です。イベント参加のマナーは守って下さい。

 しかし、今回弥勒寺さん一言もしゃべってねぇな……。

拍手

 とんでもない展開キター!!!! 第9話。いやぁ、どっかでちゃぶ台ひっくり返すだろうとは思ってたけども……その方向は流石に予想してなかった。どないやねん。

 ついに真道とザシュニナの膝詰め談判が開始された。ただし、あくまで真道の方は「これからどうしよう」という漠然とした問題を打開するための対話を求めただけであり、酒を入れてほどよいところで落ち着くくらいのものだっただろう。しかし、ザシュニナさんたら「宇宙遊び」の核心にチャレンジするラストステージのつもりで挑んでいたようで……これだから異方存在って奴は……。

 まず、彼がとりい出したのはワム・サンサに続く最終提供品・ナノミスハインである。一応「質量・慣性諸々制御支援装置」というざっくりした説明だったが、まぁ、とにかく「位置」や「物質」といったレベルでこの世の理を揺るがすとんでもないものである。「重さが軽くなる」ってんで真道は単純に「流通革命」などを持ち出したが、この世界における質量やら空間情報が自由に操れるとなったら、そんな話ではすまない。これまでの物理法則・科学法則が全てひっくり返るのだ。質量というのはそのものがこの世に存在する証のようなものである。「運動」が意味を変え、「位置」がおぼろになる。後は「時間」に干渉するまでそこまで距離もないだろう。宇宙は、完全に宇宙から脱却する。これまでのワムやらサンサとは別次元の「コワレ」がナノミスハインなのだ。

 これまで通りに受け入れるなら、更なる革新がこの地球に訪れ、しばらくは様々なトライアル&エラーが続いていく。46億年の地球の歴史で行われた全てが人類によってリセットされ、新たな地球や宇宙を産み出すことになる。当然真道はそのことの危険性についてザシュニナに尋ねるわけだが、残念ながら、ザシュニナと「膝を突き合わせて」対話するステージは終わりを告げていた。

 ザシュニナがついに打ち明けた異方存在の目論見。ぶっちゃけ、それ自体は割と安易といえば安易なものであった。インキュベーターが魔女の卵を育てて魔力を吸い取るのと似たようなものである。まぁ、幸い異方存在は人類という「糸」を神の奇跡のごとく稀少なものとして一応は尊重してくれているので多少慈悲めいたところはあるのだが、それでもまぁ、文字通り「次元が違う」存在であり、たとえるなら我々にとってのミジンコ以下である。だって、ミジンコは一応人類と同じ次元を生きるからね。相手は37次元高次にいるわけで、我々が紙の上に一本の線を引き、ただ何となく点を打ち、その点を眺めているよりももっと他愛ない存在、それがザシュニナにとっての人類なのである。そりゃまぁ、なかなか理解するのにも苦労するわけだ(我々はパソコンのドットと対話出来るとは思わないだろう)。

 異方存在はあまりに高次の存在だったために、あらゆるものを解析しつくしてしまい、この世界に飽いているという(これっておかしな話なんだけどね。高次の世界ならそれだけ周りの情報量も高次なはずなんだから)。とにかく何もかもが「分かっちゃう」という異方存在は、ぶっちゃけ暇なのだ。新しい新聞が読みたい、新しいゲームがやりたい。そういう感覚で、試しに色んなものを作ってみたらたまたま「人類」という糸が繭から出てきた。正確に言うなら「人類」ではなくて「この宇宙」だろうが、とにかく、そんな宇宙の中でもゴミみたいな矮小な存在である人類というハイパーミクロな連中が、何か今まで見たことのない反応をしている。これを色々いじって反応を観察しようぜwwwってのが、ザシュニナの来訪目的なのであった。まぁ、予想通りといえば予想通りか。

 そして、そんなネタバラシをしたら意外に真道さんがひるんだのがザシュニナの計算外。「あれー、真道だったら割とすんなり異方の感覚が理解出来るとおもったんだけどなー、せっかくサンサまで見せたのにー」くらいの感じで、自分のプレイングミスを反省するザシュニナ。これまたテンプレな台詞で説明するなら、「人類には早過ぎた」。ごめんごめん、もうちょっと待ってからやりなおすわー、ってんで、真道のリセットボタンを押そうとするザシュニナ。まぁ、やっぱりヤツにとってはそんなもんですよね。だってコピーとってるから問題ないもん。我々だって、RPGで知らないボスに突っ込む時は事前にセーブしてから行きますよね。負けたデータなんてとっておかないで、すぐ消してロードするじゃないですか。ザシュニナさんはちゃんとふっかつのじゅもんをメモする人なんです。もちろん、真道サイドからしたらたまったもんじゃない話。突然のハンドソニックはいくら何でも分かりやす過ぎるイメージやな!とか突っ込むまもなく、憐れリセットボタンは……

 押されなかった。なんだそれ。なんか、出てきた。あんなに品輪博士にカドを開けるようにやきもきしてたくせに、いざとなったら自力で突っ込んできた。ようこそ徭さん。いや、ツカイさん。あんた……そんななあぁ! いやー、笑った。驚くとか感心するとかじゃなくて、笑った。なるほどねぇ。これまでのエピソードで、例えば「いらんやろ」って思ったカドをゴロゴロする話なんかも今回のナノミスハインの概念を理解させる手っ取り早い行程だったし、前回のデートプランも、このツカイさんに辿り付くための前振りだったわけだね。うーむ、異方存在って、実はものすごく下世話な話が好きなだけの連中なのでは……。

 まぁ、トンデモ要素はさておくとして、今後の展開で何が怖いって、ザシュニナは否定してたけど、実質的な「神」として定義されてしまったおかげで、後はザシュニナ(たち)がなにしてようが全部理屈は通っちゃうんだよな。たとえば、あれだけあっさりと真道がコピー出来るんだから、最低でも、地球まるごとのコピーをとって、その時間経過をずらしながら観察する、くらいのことはやってて当然なんだ。我々がアドベンチャーゲームの分岐の前にセーブデータ分けるのと同じ感覚で。人類が「奇跡」だというなら、それくらいの保険はかけてるはずなんだ。つまり、何をやっても「やりたい放題」が待っている。我々人類は、やっぱり異方存在に対してあまりに無力なのだ……。

 これ、どうやってオトすんだろう。一番手っ取り早いのは、「キャラとして一番ぶっ壊れてる品輪博士を異方に連れてってもらえばいんじゃないかな」っていうオチ。いや、単なる願望なんですけどね。続編の「正解するくぎゅ」にご期待下さい。

拍手

 別にアリスはケインの娘ではないんだよね、第10話。ジェニファーは別に旦那がいるんだよね。いや、どっちでもいいんだけどさ、もし2人が夫婦だった場合、「アリス・アリスガワ」っていう割とアウトな名前になっちゃうから……。

 さておき、信じられない密度の説明回である。アダムスとケイン(イド)、2人が協力してとにかく過去の設定を全部1話で収めようと全力を尽くす。早口ってわけじゃないけど、シーンの転換が忙しなくて全然気が休まらない。ボーッと見てたらどれだけ設定を取りこぼすか分かったもんじゃないな。というか、俺も全部話が理解出来てるかどうかかなり怪しい(ケインとジェニファーの関係性もその1つだ)。まー、多分突き詰めていけば色々とアラもある設定なのだろうが……勢いって大事やね。あと子安って大事やね。

 改めてまとめておくと、まず、イドの正体は世紀の天才科学者・ケインである。彼はMTシステムの生みの親であり、更にそれ以前にはオリハルトを用いたミゲルジャンプのシステムまで構築している。つまり、世界の大半は彼によって作られたものだ。そのケインが、共同研究者のジェニファーにせっつかれる体裁で、彼女の娘であるアリスに記念すべきマインドトランス第1回チャレンジをぶち込んだが、アリスは元々がなんかよく分からない病に冒されていたため、マシンへの転送は失敗。その過程で突然オリハルトに襲撃され、「オリリアン」とかいう謎の存在へと変化。ただ、これもハナからケインの策略であり、オリリアンが今後のラジーブ対策の鍵を握る存在らしい。

 他人の娘を実験に使ったこと、そしてラジーブ対策で「オリハルトとかやめればいいじゃん」と涼しい顔でいいながら、実はそうなっちゃう下地を全部実験のために整えていたことなどがアダムスにばれ、憐れケインは強引なトランスで単なる工作機械に転送。しかも何だか不完全な転送だったようで、おそらくケインの人格障害はこの時の転送の副作用だった模様。しばらくは物言えぬ機械として人生の墓場みたいな生活をしていたケインだったが、「こんなこともあろうかと!」っていう科学者キャラの最終兵器により、無事に現在のイド機に転送完了。ただ、結局記憶は戻らなかったので、流石に対策は完璧とはいかず、あとは流れ流れてエスカベイト社へ辿り付き、現在に至る。

 一方、アダムスの方は目の上のたんこぶのケインを消し、その後は引き続きラジーブの存在を隠しながら事業拡大。オリハルト関係で財を築きつつ、更にMTシステムも専売で実質的にこの宇宙の支配者みたいなポジションに。しかし、そこまでしてもやっぱりケインへの僻みは拭い切れず、今回巡り巡ってケインが帰ってきたことにテンション上昇中。仲直りしたいのか、それとも叩き潰したいのか。もう本人もよく分かってないんじゃなかろうか。経営の都合上とはいえ、憎きケインのクローンに意識を転写させていたこともあり、下手したら勝手にケインとの一体感を覚えてしまっているのかもしれない。ちなみに、事件後すぐに元のアダムスの身体に戻れていたことを考えると、別にずっとケインの身体にいたわけではないようだ。もしそうだとしたら、すぐにアダムスの身体が用意出来るとも思えないのでね。あと、普段使ってない身体に転移すると、多分体組織の順応に時間がかかるはず(カーラさんがそうだった)。

 こうして、ケインとアダムスの関係はよく分かった。しかし、それでもやっぱりアリスの存在は未だよく分からないんだよな。まず「オリリアン」っていうニューワードがわからねぇからな。人格データをオリハルトに転送? オリハルトってそんなことも出来るのかしら……。でも、だとしたらデザインの上で人間のアリスを模している理由も分からないし、彼女が言葉を喋れないのも謎。あれはアリスなのか、そうではないのか。そういえばイドと初対面の時に彼の記憶をフラッシュバックさせていたが、あれって別にオリリアンとしての能力とかじゃなくて、単にケインがアリスの姿を見て過去の記憶を刺激されたってだけなんですかね。

 まぁ、色々と分からない部分は残っているが、とりあえず今回は説明台詞を叫びながらのロボ大戦と、テンションMAXクレイジー子安劇場だけでもお腹いっぱい。もう、月光蝶とか出せばいいんじゃないかな。こういう「気が狂った謎の愛情物語」みたいな時の子安は最高やね。あとはガンガンに死亡フラグ立ててると思ったカーラさんが生き残ったのは意外やった。まぁ、ここから先でどうなるか分からないけどね……。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
12
17 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/07 「まくっすみ」だったら完璧だった]
[10/02 metalica]
[10/02 metalica]
[10/02 Chrolony ]
[09/28 NONAME]
バーコード
ブログ内検索
カウンター