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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「出禁のモグラ」 5

 手探りで観てる人間のことなんてさっぱり気にしない斬新な1話目の引き。なかなかにヘンテコな作品のようだ。

 原作未読。「鬼灯の冷徹」の作者が何かしら新連載してたってのは書店とかで見て知ってたし、「鬼灯の冷徹」は割と好きなアニメではあったけど、そこから原作にあたるまではいかなかったので、そのままノータッチで放置していた。なんとなく表紙の雰囲気とかで「地獄の話続いてそうだな……」という漠然とした想定があり、アニメが始まるに際して「いや、流石に2作続けて地獄はないか」と思ったら思ったより路線が近くて笑ってしまった。まぁ、そういうのが好きな作者さんなんやろな。

 記録を振り返ってみると「鬼灯の冷徹」のアニメは2014年に1作目、2017年から2作目ということで、気づけば10年越しで同じ作者の2作目に出会ったことになる。そして「鬼灯」は2作+OADとそこそこの数が作られたにも関わらず、WIT、ディーン、PINE JAMと全て制作が異なるという珍妙な体制だったらしい。私の中ではやっぱり1作目のイメージが強いのだが、あれは鏑木ひろのテイストもかなり強く影響してたかな。

 そして今作はさらにスタジオが移ってブレインズベースが担当。ブレインズベースは残念ながらここ最近はそこまで目立った印象のないスタジオになってしまったが、まぁ、特段悪い印象もない。今作についても、画面のテイストは割と面白そうだという第一印象はある。「鬼灯」の時のWITの時はほんとにシャープな線で描かれたデザインがパリッとしてたし、ディーン版でもその路線はそれなりに引き継がれて映像部分での不備はなかった(気がする)。今作はあの当時のデザインからはかなり路線を変更しており、どちらかというとぽやぽやとユルめの背景やキャラ作劇で珍妙な色彩コントラストを見せるデザイン。どっちが良いってこともなく、「全然違う方向性でも、きちんと原作者のアクの強さみたいなものを出せるのは面白いもんだなぁ」と興味深く見させてもらった。

 残念ながらハイクオリティとは言えそうもないので評価はあげずに様子見させてもらうが、こういう独自路線を維持できている画面構成は嫌いじゃないし、地続きっぽい怪異譚になんとも抜けた独特の空気感は味わいである。今後もうちょいお話を重ねたら楽しさは増してくるかもしれない。

 あとゆきよボイスヒロインが可愛い。ゆきよが可愛い(結論)。

 
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