最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「瑠璃の宝石」 7 我ながらヤベェな、とは思うんですが、なんの予備知識もない状態でタイトルだけ見て「どーせ魔法石か何かを中心にしたなろうアニメやろ」と思ってました。このタイトルからその発想になるのはマジでどうかしてる。 そしてそんな適当なイメージを一撃でぶち壊すハイパーアニメが飛び出した。今のところファーストインプレッションは今期アニメの中で突き抜けて良い。最初の評点はこの印象を大事にさせてもらおう。なんかね、基盤となるクオリティが高いのは言わずもがななんだけど、作品を構成する雰囲気の全部が好き。オープンエンドの演出とか方向性も含めて全部。エンディングの綺麗なピルエットとかさ、現時点ではどう考えても主人公の性格に合わないはずなんだけど、映像全体の雰囲気と楽曲も合わせて不思議としっくりくるんですよ。その辺の「このアニメをどう見せたいか」がガツンと伝わってくる1話目だった。 まずもって、冒頭の母娘の会話のあたりから「これ、いいアニメだな」って感じ取れますよね。主人公・瑠璃が地団駄を踏む足元へのこだわりが尋常じゃない。女子高生が主人公なんて作品は安易な萌えに走った映像になりそうなもんだが、アニメキャラとしてはやや太めの足に、じっとりとまとわりつくソックスの白が映え、踏み締める時に女の子らしからぬ重みを感じさせてわがままさを強調するために下から煽るようなカット割。この時点で「おっ」ってなりますもん。「このこだわりは似たような血脈をどこかで見たことがあるッ!」と思ったらそれもそのはず。制作はスタジオバインド。監督を任された藤井慎吾という人物が関わっていたバインド作品といえば、それは「おにまい」だったのである。なるほど、画風は全然違うけど、何か一貫した信念が感じ取れる作劇である。 また、個人的には今作のテーマそのものも非常に興味深い。残念ながらあたしゃ「地学」というものに本当に接することがない人生を歩んでおり、高校時代も選択肢なかったので地層だの鉱物だのという今作のテーマはまっっったく分からん。(私も含めて)ほとんどの視聴者は冒頭のなんも考えずに水晶を採りに出かけた瑠璃に対して「流石にもの知らなすぎやろ」と呆れたと思うのだが、ちょっと追いかけていくうちに、「まぁ、俺も同じくらい知識ゼロだったわ」ということを思い知らされる。解説役となるのは爆乳大学院生の凪さん。彼女の丁寧な説明は瑠璃という初心者に向けたものなので本当に懇切丁寧で、いろんな格言も含めて聞き入ってしまったし、アイキャッチ部分で挟まったTipsについても一時停止して興味深く読ませてもらった。普段触れることがなかった文化だけに、こうしてアニメで差し出されると「ほうほう、それで?」と俄然興味が湧いてくる。そうした専門知識のイントロ作品としてはまことに正しき導入だ。 まー、いわゆる「趣味を女子高生にやらせる」系作品ではあるのでこの後の展開はある程度マンネリ化してしまうかもしれないが、これだけのこだわりぎっちり作品であれば、今後もきっと楽しい画面、刺激的な映像美が見られるのではないかと期待している。この夏はみんなで、鉱物採掘だ。 ちなみに毎度のことながら中の人にも触れておくと、主人公のわがままJK瑠璃ちゃん役には満を辞して根本京里が単独主人公として登場。この子も「変な声声優」の期待の若手であり、その「引っ掛かり」の魅力を存分に発揮してくれている。そしてそんなギャーギャー喚く音を上手いこと調音してくれるのが瀬戸ちゃんってわけ。やっぱ完璧ですわ。 いい作品になりますように。 PR ![]() ![]() |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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