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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
そんな悲しみストーリーないやい、第10話。故人が出てくるのはどうあがいても悲劇になるから勘弁して欲しい……。「すでに退場したせいで2度と追いつけない者の呪い」っていうテーマ設定、最近もどこかで見たな? まずもって、新たな形のうえ虐にありがとう。当たり前の話ではあるが、里宮百々花、どエラいところでキーパーソンだったな? もう、登場人物全部に片っ端からベクトル発射しててみんなして致命傷が突き刺さっている状態。百々花の存在、それはまさかの志帆のかつてのライバル・キョウの恋人というポジション。そうだった、百合作品あるあるの最大化、「百合の周りにはだいたい百合しかいない」。今にして思えばひまりのママンがお父さんとの馴れ初めから全部話してくれていたのは貴重なサンプルだったのかもしれない。 そしてその天沢キョウという人物は、志帆が勝手に恨んでた対象なんだけど急逝したもんだから志帆としても後悔が止まらない。あいつがいなくなるんだったらヴァイオリン続けておけば良かったの後悔かもしれないし、バンドやってても2度と届かないの後悔かもしれない。とにかくこの世界には大きな欠落ができてしまった。生きている人間はそれを埋めようと足掻くだけなのだ。百々花はキョウの遺志を継ぐために志帆にバンドを続けて欲しいというが、志帆のヘタレマインドはどんどん挫けていく。そして「お前バンドやれとか無茶いうくらいなら自分でもやる覚悟あるんやろな?!」と故人の彼女・故人の妹に無茶振りするという鬼畜ムーブ。やっぱ冷静に考えて志帆さんの挙動はいちいちヤベェ。そんでその話に乗って一級のバンドになっちゃう2人のスペックの高さ。SSGIRLS、この急造バンドに完敗するのはダメなのでは? 志帆を取り巻く悲劇がこれだけならまだひまりが頑張れば雪解けはあったかもしれないのだが……さらにさらに愛憎ビリヤードは連鎖する。「なんで志帆は私のことを目の敵にしてるんだろうねぇ」と被害者ポジションのヨリ。恋人の疑問を解消するために志帆に突撃するひまり。そして明かされちゃった衝撃の事実、志帆お前さぁ……。ベクトルの連鎖が志帆→亜希→ヨリ︎↔︎ひまり。もう何が何やら。そんで、志帆もなんでひまりにカミングアウトしてしまったかといえば、まさかひまりが亜希の本心なんか知らんだろうと思ったからなわけで(そりゃ普通に考えてあの状態で亜希の本心知ってたらヤバいと思うわな)……もう、どこをどう処理したらこいつらの関係性が穏当に収束するかは想像もできない。 この状態から、なんと地上波放送は一旦終了というね……ちゃんと責任取って最後までやるんやで。……スケジュール追えるかしら……またチェック忘れて見逃しそうなのが怖いよ……。 PR 間に挟まる百合姫のCMで久しぶりに新録のみゃー姉の声が聞けて嬉しかったです、第8話。……などという脇の話題から入らないといけない感じの、どうにも直視しづらい状態になっておりますが……。 お話の中身は別にいいんだよ。まぁ、今週はちょっと突っ込みたいところもあったけど、これまで通りの展開じゃん。問題は何かって言えば、もちろん視聴者の方はご存知の通りで放送クオリティなわけですよ。That’s Japanese “BANSAKU”。まー諦めて総集編挟むのは致し方ないというか、これ以上傷を広げない正しい判断ではあるんだろうが……どうせだったらもっと早くにその判断を下してほしかった……先週のあれが崩壊の序曲……というか崩壊のメインサビだったんじゃん。判断が遅い! というわけで、話を追いかけようにもどーしても画面が気になってなかなか入ってこない。カットによってはパリッとしたキャラデザがきちんと再現できてる部分も存在はしているのだが、カットの切り替わりで何が起こったか分からんくらいぐにゃりとデザインが曲がってしまうことが多くてしんどい。動画についても外注でも「もうちょいまともなとこないのか?」と思ってしまうぐらいにやっつけ仕事で、令和の世になってもアニメ制作現場の末期状態ってゼロ年代と大差ないんだなぁ、なんてことをしみじみ感じる。コンテにも全く力がなく、とにかく話の筋を通すためになんとなくのカット割を繋いでるだけ、みたいな状態になっており、さすがにキツくないかと思ってスタッフ確認したら今回コンテに名前クレジットされてねぇじゃん。責任取りたくない人(もしくは人たち)に回されてんじゃねぇか! ……限界なんでしょう。横ラボ、今後の仕事をお願いしたくない。 ……まぁなんとか心の目でストーリーだけ追う形で拾っていくと、まず亜季さんの暴走がいい具合に思い切っちゃったもんで何故か対バン展開になったというのは「ここまで来たらできる限りにぐちゃぐちゃにしちゃえ!」みたいな進行でちょっと面白い。大ガールズバンド時代でもなければ普通に生活してる女子高生が何かを賭けてバンド対決やるチャンスなんてないわけで、強引にでも何かを犠牲にした演奏に繋げられたのはむしろ功績と言える。まぁ、そんな話聞いたところでヨリをはじめとしたバンドメンバーが協力して必死に練習するかどうかは分からんけど……勝算が全くない状態でよく勝負ふっかけたもんだな。 そして、そんな対決バンドに板挟み……というか面白サンドイッチされてしまったのが我らがひまりさん。ヨリを通じて無事にことの全貌を知ることになり、志帆との対話も多少ギクシャクしそうなもんだが、ひまりさんの持ち前の人たらしスキルもあり、今のところは志帆とのマンツーマンの対話でもあんまり気まずさは表に出ていない。このままひまりさん周りは穏当に進んで欲しいものだが……問題は、志帆のやつが「亜季が惚れてる女のイマカノが目の前のひまり」っていうことを知らないってことなのよね。あ、でもひまりは亜希こと全部知ってるからそこで繋がるのは問題ないのかな? 気まずさアップの可能性があるとしたら、志帆がヨリに全部ぶちまけるパターンやな。……こいつならやりかねない……か? ひまり目線で志帆って別に悪いやつではないんだけど、今回彼女が語ってくれた昔話はあんまり共感できない微妙な内容だったのが引っかかるのよね。「自分より才能あるやつにコテンパンにされて挫けちゃった話」なわけだけど、そこから自尊心を保つために採った手段が「別な楽器」っていうのが根本的な負犬根性の表れでさ、そこで「ヴァイオリンで超える!」って思えなかった時点でもうトラウマは解消されない気がするのよね。さらに逃げた先のギターで亜希たちに嫌がらせしてるという腐れマウント状態になってしまっており、そこだけ見たら人間性も最低。ちょっと現時点ではフォローしづらい立ち位置に。描かれ方次第では同情の余地はあったと思うんだけど、今回のお話(と映像)だと「知らんわー、こいつダメ人間やんけー」としか思えなかった。ここから志帆さんが評判を上げる方法はあるんでしょうか。そして今作はまともな形で最終回を迎えることができるんでしょうか。 お客様の中に作画スタッフはいらっしゃいませんか! 第7話! ……もったいねぇ、もったいねぇよ……めちゃめちゃ大事な回だったと思うのだが、まさかの作画がギャグマンガ日和状態という……戦慄しなきゃいけないライブシーンが完全に笑いものになってしまっては、作品としては破綻するのよ。スタッフロールを見たら作監がアジア系ネームの列挙という、確実に「ダメだったんだろうな」と思えるものだったし……久しぶりに「ソフト化する時に修正版出せよ」と思ってしまうクオリティだった。いや、ここ最近劇場版以外にアニメのBDとか買った記憶ないけど。 とまぁ、ほんとのほんとに口惜しさが先に立つ話数になってしまった。まぁ、大事な回という意味では告白エピソードの前回の方が大事ではあるし、そっちでそれなりに力を入れた皺寄せが今回にまわってしまったと考えることもできるのだが、そんな勝手な想像には「いや、毎回頑張れよ」というセルフツッコミを入れてしまう。前回頑張ったから今回作画崩壊してもいい、とかいうルールは無いねん。そう、今回は普段あまり使いたくない「作画崩壊」という言葉を使うしかなかったお話。自宅でしっぽり話し合うヨリと亜季のシーンの亜季の顔とかも「お前誰だ?」みたいになってたけど、やはりそのピークは一番負担がかかるライブシーンに出てしまった。ヨリたちのライブもいつも通りになおざりではあったが、こちらはまぁ、柔らかい雰囲気もあってなんとなく誤魔化せたシーン。しかしその後に出てきた泉志帆ら、ローレライのライブは今作ではこれまで一切無かったテイストをぶちこんでくる必要があり、ひまりが受けた衝撃のデカさを表すためにも画面に存在感を出す必要があったのだ。ここでバシッと決まれば今後の色恋沙汰も含めた修羅場な雰囲気に向かって、一気に世界を変転させることが出来るシーンだったのだ。そこが「ベースの手の動きwwww」とかいうお笑いシーンになってしまっては、作品ファンは涙に溺れるしかない。ほんとのほんとに残念だ。しっかりしろよ横ラボォ! ……というわけで作画への文句で文字数を費やしてしまったが、そこに目をつむればあらゆる局面がグリングリン動いていかにもなトレンディドラマ展開。ひまりの周りの人間関係、あやとりのごとくぐるぐるに絡み合って奇跡の陣形を形成しているのがあまりにお見事。よりによって亜季・ひまり・ヨリのすでに片付けられたと思った三角関係に介入できる唯一のポジションに志帆が介入してくるとは……こいつがやろうと思えば、ヨリに向かって「こいつお前にガチ恋だぜwww」とチクることも可能であり、そうなった時にはバンド内で2人がまともなコミュニケーションが取れなくなる恐れがある。 それと同時に、ひまりに大きな衝撃を与えてしまったというのも志帆の大きな問題点で、何しろひまりはヨリのライブを見て一目惚れ(仮)した人間。他の素人のライブを見て、あの時以上の衝撃を受けてしまってはダメなのだ。しかし今回の志帆のライブはそんなひまりの狭い狭い世界にヒビを入れるものだった。まーひまりがこれで「あっちのバンドの方がすごかったから鞍替えするわ」なんて思うような人間でもないし、そうならないようにこれまでの関係性を構築してきたわけだが、それでも「ヨリよりあっちの方がセンスあるわ」と思ってしまったのは事実。これまで手放しで誉めてきたヨリの歌を誉めづらくなってしまい、2人の関係にも変質を余儀なくされる。これでヨリの方から「どっちが上手いと思った?」なんて聞いた日にゃぁ地獄だが……できればヨリさんにはそういう言動はしてほしくないですね。 唯一の朗報(?)はというと、百々花部長が下手したら志帆に惚れてるんじゃねぇかと心配してたのだが、どうやらバンドのもう1人のメンバーである王子様系のドラムが相手っぽい。志帆の尻馬に乗って百々花までがひまりたちを害するポジションにまわっちゃったらどうしようと恐れていたのだが、流石に部長に限ってそんなことはしないか。……しないでね? めでたしめでたし、第6話。誰かが言った。「恋愛ものってだいたい関係性が成就したところで終わってる」と。今作もここで終わっても誰も文句は言わないのだろうが……まだ第6話です。さて、ここからどういう展開になっていくのか。 というわけで、今回のお話だけで言えばデート→ライブ→告白という圧倒的充実生活を見せつけられるという拷問のようなお話。告白の順番おかしくね? という気がしないでもないが、まぁ、このカップルについてはこの順番でよかったのだろう。惜しむらくは、どうにも作画が安定せずにせっかく可愛いはずのデートシーンがあんまり入ってこなかったこと。今回は一番力入れて作って欲しかった回なんだけどなぁ……憎いぞ横ラボ。肝腎要のライブシーンに関しても特筆するような演出があるわけでもなく、あのバンドやあのバンドのライブシーンを見てしまったあとではどうにも省エネに見えてしまって勿体無い。まぁ、数年前の基準で言えば今作のライブシーンだってちゃんと描けてるレベルではあるのだが……アニメ視聴者もどんどん贅沢になっていけませんわね。 そんなわけでせっかくのひまりとヨリの記念日がなんとなくで流されてしまったのはちと残念だが、当然(?)作品として注目すべきはそちらではない。まずはなんと言っても私の好物ど真ん中の負け系ヒロイン枠・水口亜希さん。彼女は負けヒロイン呼ばわりするにはちょっと優しすぎるからほんと可哀想なんだけどね……一瞬の気の迷いでヨリに全部ぶちまけそうになるも、彼女の楽しそうな笑顔を見てグッと思いとどまれるぐう聖の亜希さん。その後も2人のために全力で背中を押してあげており、ステージ後にはギターを2本抱えて佇む彼女がなんとも寂しそう。挙句、1人でたそがれてるところにわざわざヨリがやってきて「一番の友達だよ!」というとどめの一撃を見舞っていく。もちろんヨリとしては「1番の」の部分を強調して最大級の感謝を表したつもりなのだろうが、残念ながら亜季さんに響いちゃうのは「友達」の方。不憫でしょうがないけど……今はとにかく割り切って「一番の友達ポジションだけは譲らないぞ」と前向きな姿勢。頑張れおねーちゃん、幸せになってくれ。 公認になった主人公カップルは周りの目も気にせずイチャイチャし放題だが、2人の関係に直接ヒビなんて入るわけもなく、掻き回し要素は全然関係ないところからやってくる。以前からちょこちょこ出ていた「前のボーカル」さんがいよいよヨリに接触。どうやら亜希とは因縁があるようだが、キーボードちゃんが余計なお世話でそこを繋いでしまっていたらしい。ヨリからしたら全くもって与り知らぬ存在なのだが、いきなり「お前のボーカル、しょせん代用品だろ」とか言われたらそりゃカチンともくる。せっかくひまりのおかげで楽しくなってきたバンド活動、なんでこんな生意気なやつにコケにされなきゃならんのか。負けん気の強そうなヨリさんのこと、ここから一波乱ありそうですね。まぁ、それがひまりとの関係にどう影響するかは分からんが。料理部部長がどう噛んでくるのかだけが気になる。 今日のワンポイント:ひまりさんのお母さんが娘の浮かれ姿を見て思わず「もしかして恋人〜?」って聞くのがこの世界らしい気遣い発言。普通、娘を茶化すなら「もしかして彼氏〜?」だと思うのだが、そう言っちゃうとひまりさんとしても「あ、え、うん」みたいな気まずい空気が流れそうだから。お母さん、そのうち恋人がご家庭に挨拶しにきますよ。 「ささやく牛乳」って怖くね? 第5話。その昔「牛乳に相談だ」っていうCMがありましたが、相談したら囁き声で返事されるとか。なんの話? 思いの外穏当な展開になった感もある修羅場後。今作はあっちこっちに百合ップルが存在する遍在的百合作品なのだが、どうやら性根の腐った人間はあまり存在していないらしく、基本的には性善説に則った優しい展開を約束してくれているようだ。亜季さんも悩んでるところにたまたまひまりがお宅来訪なんてしちゃったもんだから溜まってた不満が暴発してしまったが、その後に「どう考えてもパワハラだったな……」と反省、すぐに謝罪できるくらいには良識を持った子であった。やっぱ高校生の時分の3年生と1年生の差ってでかいですからね……いきなりあんな近距離から圧をかけられたらいかに天真爛漫なひまりさんでも萎縮しちゃいますよ。亜季もそれを理解してるからちゃんと謝ることができた。 この亜季さんの暴走がひまりにいい具合に刺激を与えたようで、「何故自分みたいな人間が先輩を選ぶとかいう不遜な立場にあるのだろう」と思い悩むことに。「好きだとは思うんだけど、その好きが成立してるかどうか分からないから相手の好意を素直に受け取れない」というすこぶる面倒な自己認識なのでちょっとの情動では動くこともままならず、どう足掻いても頭の中だけじゃ解決しない問題だというのに結局頭で考えようとしてしまっている。その辺はやはり恋愛経験が無いが故の不安によるものなのだろう。となれば、もっとじゃんじゃん周りから圧をかけてひまりにとにかく初速をつけてやるしかない。 今回そうして背中を押す任を任された1人目が、料理部部長の里宮百々花。今期はこれで2人目のメインキャラ「モモカ」だし各地に百合とガールズバンドが飛び交っているので色々とややこしいが、こちらは「うえしゃまボイスの最強モモカ」と覚えよう(奇しくも対抗モモカがりえりーなのはちょっと面白い)。面白半分でひまりの恋バナを聴いていた部長だったが、料理部らしい模範的な恋愛観を説いて少しでもひまりを前向きにさせてくれる。加えて「悩みを誰かに話す」という行為を通じてひまりが自己を客観視する手伝いをしたという側面もあるかもしれない。悩んでることなんて、人に話してみるだけでも案外あっさり解決するもんである。 百々花部長のすごいところは、ひまりから「実は告白された人がいるんですよぅ」と明かされ、すぐ後にひまりがヨリと2人で帰ろうとしている様子を見て、「この人が例の?」と勘付いたところである。いや、普通に考えたらさ、あの話し方なら告白したのは男だと思うもんじゃない? この世界ってもしかしてどこぞのガールズバンド作品と同じように作品世界内にほぼ女性しかいないパラレルワールドなのか? まぁ、百々花自身にどうやらそっちの気があるようなので、自分に引き寄せて考えた結果が「お相手さんも女性なんだろな」という発想だったのかもしれないが……いや、ここで「普通は男性を想定しないか?」っていうのも一昔前の常識なのかもしれないな……これが多様性の世界か……(多様性を追い求めた結果性別が一種しかなくなるという矛盾)。 そんなこんなで周りからの刺激をたくさんもらえたひまりだったが、やはりフィニッシュブローは先輩から直接くらう。「あんまりひまりを悩ませるのもかわいそうだし、ライブ後に一旦結論だそうや」という提案に、ひまりは「それでも決まらなかったらこの関係性は終わってしまうのかしら!?」と怯える。しかしそんなひまりを一撃でKOするヨリの一言が「絶対に惚れさすライブしたるでお嬢ちゃん」である。もう、それで終わりでいいじゃん。ここで勝負アリでもよくない? この子、可愛いキャラもやってるくせにイケメンムーブに迷いがないのはずるいよな……そりゃ亜季が自然と籠絡されるのも分かる気はするわ。もう、ひまりに逃げ場はないぞ。 今日の結論:それにしたってキーボードとドラムの距離が近い。 カタストロフッ! 第4話! 視聴中はいつも通り(?)うえしゃまネタから切り出そうとぼんやり考えながら観ていたのだが、ラストにそんなこと言ってられない展開になっちゃったので正座した。いくんか水口。 世界の狭さが身に染みる展開。女の子どうしの惚れた腫れたを扱ってる作品、もう中心の2人だけ見ておけばえーやん、というのが情報キャパの乏しい人間なりの考え方なのだが、そんなことしても作品は萎縮するだけ。世界は広がり、キャラクターは増え、そしてダイレクトに絡んでいく。……ダイレクトに絡みすぎだけどな……。 ひまり・ヨリ関係についてはそこまで大きな進展はない。前回時点でヨリがバンド活動の再開を決めて強引にひまりとの距離を詰める道具立てを探し始めたが、その結果ひまりと会える時間が減ってしまい、お互いに寂しい思いをしているというヘンテコ矛盾状態。まぁ、お預けした方が会いたい気持ちは募るのも間違いなく、ヨリに会えなくなってしまった(わけでもない)ひまりは露骨に寂しそう。かつて小糸侑さんは「付き合いはじめてからの方が1人の時よりも寂しく感じるのはどういうことだろう」という疑問を呈していたが、ひまりも似たようなもんである。 そしてその解消法を探すうちに、手軽に参加できる文化部を発見。そこに待ち構えていたのが我らが上田麗奈だ。「まぁ、今回は直接主人公にちょっかい出すポジションではなさそうだし、流石に2人に割って入って恋の鞘当てを演じるような奴じゃないから平和なうえしゃまだろ」と思っていたのだが、ラストになんか知らんけど別なバンド少女が出てきた。そして、この世界の常として多分この2人もいい仲である(ヨリのバンドのドラムとキーボードはもう多分デキてる)。同性愛作品のお約束、百合もホモも1組みたら10組はいると思え。部長さんのと謎のバンド少女、絡んでくるとしたら当然ヨリのバンドと何かしらぶつかることになるのだろうが……その時にしゃま部長はひまりにどんなアクションを仕掛けることになるんだろう。 そうして私が「これ、最終回までにまたプリキュア濃度が上がることになるんだろうか……」などとどうでもいいことを考えていたのだが、亜季はそんなふざけるつもりは1ミリもなかった。普段が飄々としてるキャラなだけに、ガチモードでスイッチが切り替わった時にびりっとくる空気感はふつーに怖い。なにしろこの作品の中でも一番ガチめで想い人のことを考えていた人物。一度アクセルを踏む決断をしたら容赦なくなるのは当然のことだろう。いや、別にひまりを害そうとしているわけじゃないとは思う。亜季からすればひまりにプレッシャーをかけて彼女が折れてしまったらそれこそがヨリの一番悲しむ結果であり、ヨリのことを第一に考えればひまりとの距離感はもうちょい慎重になってしかるべき。しかし、多分亜季さんは根っからの姉気質というか、問題をそのままに放っておくことができない性格なのだろう。「こいつが半端な態度で保留してるもんだからヨリが色々悩んでるじゃん」と思ったらもう脳内でゴーサインが出てしまったのではなかろうか。無茶を承知の好き好き問答。年下のひまりはどう受ける。 いちいち亜季さんが動くたびにピリッとする空気が愉快でもあり、重苦しくもあり。彼女の胸中を考えるとほんとは苦しいところなのだが……こういう奴が悩んだ末にどういう行動に出るかを見るのが一番の楽しみですよね。「静かな決意」って言ってるけど、ここから波風立たないわけないんだからさ。 同人誌で目をつけられるタイプのママンだ! 第3話! ……娘さんに恋の波動を感じたらココアを入れて語ってくれる系のお母さん、とても良い……。 さて、お返事をしませんと。我らがひまりさんは「恋愛なんて分からないよぅ」という反応でわたわた。これで今期は「花野井くん」のほたるちゃんに続いて2人目の恋愛わかんない系女子であるが、よくよく考えたらこれって割と当たり前のことで、惚れた腫れたなんぞ高校生まで経験したことない人間はざらにいるよな。経験したことがなければそりゃ「私には分からない」というのが正常な判断なわけで、ほたるちゃんはややそのことに固執し続けて頑なになっていたタイプ(その分籠絡すると脆かったが)、そしてこちらのひまりちゃんは、純粋に「今まで考えたこともなかったわー」というだけの、「ただ事実を受け入れた」だけの子。その精神性にあまり問題はない。ちなみにこれを拗らせたチャンピオンが小糸侑さんだったのだが、彼女も籠絡されるまでにそこまで期間を要したわけではなかったし、あれは相手役の燈子との共同作業での面倒構築だった気もする。 さておき、そうしてごく当たり前のメンタルを持つひまりさんに、憧れのヨリ先輩から告白という爆弾を叩きつけられた状態。今までろくすっぽ恋愛について考えてこなかった人間が告白されて戸惑うのは当然だし、その相手がまさかの憧れの同性だったってんだからテンパり具合もひとしお。なかなか1人で飲み込んで解決できる問題ではない。しかし残念ながら人生にはそうして向き合わなければならぬ人間関係というのはあるものだ。ひまりさんは相手がちゃんと考えてくれるタイプの人間だったからまだいい方。さらに目の前には相談役になってくれる親友もいるし、家に帰れば優しくノロケるママンもいる。各方面からのヒアリングでもって、無事に穏当な答えに辿り着くことができました。まぁ、いうたら「お友達から始めましょう」ですよね。出会って数日で何が分かるわけもなし。距離を縮めてもっと互いの人となりが見えてから結論を出しましょうというのはごく当たり前の判断である。まぁ、こと恋愛に関してはその「当たり前」に辿り着くのが難しいのだけれども。 ひまりの方は周りの全員が理解者で協力者なので話は簡単。多少ややこしいのはむしろヨリの方で、こちらは今後どのようなムーブを見せるか分からない水口亜希という爆弾を抱えている。……でも彼女も別に悪い奴じゃないし、ヨリのことを最優先に考えて動いてくれそうな気配があるんだよなぁ。そりゃま、今回の展開はショックだったし動じてたみたいだけど……ここからいきなり動くわけにもいかないし……って思ったらヨリが軽音部に転がり込んでくるのか……まだ分かりませんね。このチャンスに狙い撃ちはあり得る展開。なかなか微妙な立場に立たされるヨリ。背中に大輪の百合を咲かせてる場合じゃねぇぞ。 ところで、今回ちょっと気になったのは演出の方向性。今回やたらと「画面がズームアウトして白画面に消える」って演出が多用されてたんだけど、前回までもずっとこんな感じだったっけ? 画面をコマとして捉えて動かす演出技法はどこか安藤正臣っぽさもあるんだけど、今回のコンテ処理は単に場面転換のパターンとしてあまり考えずに多用してる感があり、場面にフィットしてないような、どこかもたついてるような妙なイメージがあった。作品全体の雰囲気を考えての演出方向には見えなかったんだが、何か意図があるのか、それとも単なる手癖か。まぁ、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけど、なんか浮いててちょっと気になったんです。あと、猫がもうちょい可愛いと嬉しいです(願望)。 ヨシッ! めんどくさいな! 第2話! そらそうですよね、ラブをテーマにしたドラマですんで、とんとん拍子で進んだら面白くないですからね。そして面倒臭い女が少しずつそのヴェールを剥がれていく様子が見たいのです。 まぁ、まだまだ面白くなるかどうかは定かじゃない段階だと思うんですが、種の蒔き方は悪くないと思います。1話目でドラマが幕を開け、綺麗に「起承転結」の「承」につないだ2話目、改めてヒロイン周りの配置を確認しておこう。 と言っても今回確認すべきはたったの3人。まずはメインヒロイン(の片方)、天然にして残虐なまでのKawaii粗製濫造機、木野ひまり。前回時点で友達に「ひま」と呼ばれており「フルネームでキノヒマになって誰かにすごく似てる」とか思わないでもなかったが、いかにも主人公らしい天真爛漫で放っておけないタイプの女の子。ここまでまっすぐで迷いがないタイプのキャラは、百合作品だとむしろ相手役に回されることが多い気がするが、今作は2者の関係性が平等に描かれている気がします。 そしてそんなひまりに振り回される視野狭窄な惚れ体質の朝凪依(わかりにくいので今後は“ヨリ”表記)。「黙っていればクールビューティー」という典型的な とまぁ、これだけだったら「な〜にをイチャイチャしてやがる。死ぬまでそうしててください」という単なる幸せ作品で終わるところだが、きちんとドタバタの萌芽は芽生えている。その筆頭が3人目、これまで裏であれこれ気を利かせていたみかこし、水口亜季の存在である。ひまりのお友達・水口未希ちゃんの姉で、間接的にひまりの存在をよく知っていた亜季は、先週から引き続いて初々しいヨリの反応を見ていじるポジションにいたが、なんとまぁ、その裏にあるのは単なる友情を超えた感情だったことがあっさり判明。どうなんでしょう、ここからいきなり友達のラインを超えてアプローチに出るなんてことはなさそうだけど……そのポジションから対抗出られるとめんどくさい。 そして、そんな亜希が与り知らぬところですでにヨリは告白を達成してしまっており、あとはひまりの返事待ち。そしてひまりは当然のように「私のスキと先輩のスキは違うもの」という(おそらく正しい)認識を持っている。ここからひまりが同じステージに引き上げられるまでに、どのようなハードルがあるのだろうか。2話目ですでにこの段階かぁ……あと何回転くらいするんでしょうね。 個人的には、2人は今の関係性を保ってもらう方が「ヨリ先輩」という呼び方が聞き続けられるので好きですけどね。ほら、どこかの誰かの「ノゾ先輩」に似てるから。(?) ……人付き合いって、こんなにハードなゲームだったっけ? 第5話……これキツいよねぇ。高校生って、みんなしてこんな地獄みたいな熾烈な競争を生き抜かなきゃいけないんだろうか……。 2期スタート時点からほぼ1つの問題のみを取り扱って進んでいたお話。「いじめ」というナイーヴな問題を扱うのはアニメ媒体だとなかなか難しいところだが、それだけにかつてなかったような部分にまで肉薄できる可能性もあり、ドキドキモヤモヤしながら見守っていた部分はある。ただ……そんな「柔らかい部分」の問題をあさっての方向からぶち抜いてきた日南葵という女。こいつマジで……。 友崎がいわゆる「ゲーム思考」を持とうとしているのは彼の生来の性格もあるだろうし、そうした方が「弱キャラ」脱却に向いていると判断したため。そして師匠である日南の指導が最大の理由だが、友崎自身も「なんとなくリアル人生をゲームっぽく考えると攻略しやすくなるな」と相性の良さを感じたおかげ。多少無理くりな感じはありつつも、友崎はそうして師匠の教えに従っていい具合に日常生活をゲームに落とし込んだ。しかし、その処理の仕方だとクラス内のいじめ問題なんてのは好感度の上げ下げをするコミュニケーションゲームみたいな処理になるのかと思いきや、そこにダイレクトな「人の動かし方」みたいなドライな感覚が混ざり込むあたりが今作の珍妙なところである。 そう、日南葵にとっては、おそらく友崎も含めた全ての要素が駒でしかなかった。もちろん友達を大切に思う気持ちが本当だったからこそ今回のような苛烈な反応になったのだろうが、それにしたって脳の動かし方がクレバーすぎる。いや、どこまで考えて動かしたのかは、全て友崎目線での勝手な想像でしかないのだが……彼の目線から見えた景色はおそらく真実であろう。日南は、やろうと思って本当に紺野を地獄のどん底まで突き落とした。その要素の拾い方、網の張り巡らせ方は、もうデスノートやカイジのような生き死にをかけたレベルのデスゲーム級である。マジでこんな伏線張って、相手を操って、全てを紡いで人を殺していく女子高生がいるもんかね……。もちろん今作はフィクションではあるが、人付き合いの妙味が今作のような「交渉ゲーム」の延長線上にあるのだとしたら、僕はもう怖くて人と関われないよ。 まー、作者がやりたかったのはそういう薄ら寒さというか、日南の「浮世離れ感」を出す展開だったのだろう。この人を人とも思っていない、ドミノ倒しのドミノ程度の認識をしている人間、実は私は最近心当たりがあって、某人狼ゲーム配信者の(あくまで人狼ゲーム内でだよ)他者を操る手管がマジで今回の日南みたいな考え方なんだよな。「このタイミングでこの要素を出すと人の心はこっちに向く」「相手にここで喋らせず、この話題を出して神経を逆撫でする」「ここでこっちの人にこの要素を出させたら、この人はこっちに進まざるを得ない」。……人生は人狼ゲーム、人生は壺売り。みんな、人と人との信頼を大事にしような。
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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