最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ファイちゃん! この人も考えてみりゃ劇物ですよね。これまでの言及ではだいたい「ファイルーズだから」の一言で片付けられてた気がするのだが……改めてスポットを当てて何かしらの気づきを得たい所存。単に「いいよね!」で終わる可能性が大。
・馴れ初め これはおそらく世のオタクの99%が一緒だろう、当然「ダンベル何キロ持てる?」のひびき役である。今確認したら、これがガチで声優としてのデビュー作品だったのね。当時の事務所はプロフィットだが、この起用はなかなか思い切ったところだったし、それに応えられた当人の仕事ぶりも凄まじい。 彼女のデビュー時のことを思い出すと、人間何がきっかけになるか分からんもんだなぁ、としみじみしてしまう部分がある。ご存知の通り、もちろん起用されたのは声の演技がドンピシャでハマっていたことが第一の理由だろうが、それ以外にも「筋肉声優」という謎カテゴリにも見事にハマってしまい、デビュー直後の若手声優が筋トレ特番とかにバシバシ出演してその存在感をアピールできたことがデカかった。これにより、「ダンベル」自体もそこそこの話題作にはなったと思うが、作品規模を遥かに超える速度で一気にファイルーズあいの名が知れ渡ることになった。人間、いろんな趣味は持っておくべきものである。 こうなるとオタクってのはちょろいもんで、「なるほど実際に筋トレしてるムキムキ声優だからこその筋トレ声なのだな」とか思ってしまい、色んなところに中の人のイメージを持ち出して話をしてしまうのが大変申し訳ないところだが、その後のファイルーズ旋風は間違いなく「パワーーーーー!」に依るところが大きい。これまで色々な若手声優の特性を表す時に「エネルギー」という言葉を使ってきたし、もちろんファイルーズボイスもエネルギーに満ち満ちているが、それよりなにより、やっぱり彼女の仕事ぶりを表すのに一番しっくりくる言葉は「パワー!」な気がする。近距離パワー型声優である。 ここまで一発目のデビュー作で天の配剤とでもいうべき運命的な役に巡り合い、その力が何倍にも増幅されるような劇的なスタートを飾る声優はそうそういない。偶然と言ってしまえばそれまでだが、役を掴み取り、世間の耳目をもむしり取って(?)きたこの「パワープレイ」は、他の誰にも真似できないファイルーズオリジナルと言えるんじゃなかろうか。
・良きところ 諸々の事情もあって筋肉声優としての看板はおろしてしまったファイちゃんであるが、声優ってのは声のお仕事が本懐であって、そこに何一つ衰えはない。彼女の良さを「パワー」という言葉で説明するのは、別にフィジカルな話ではなく、声質の話であり、メンタリティの話でもある。 何事にもとにかくど真ん中めがけてまっすぐ突き進むファイルーズスピリッツは、どんな役をやらせても「極まる」ことが多い。アホな役、ちゃらんぽらんな声で脳天気にスカッと周りを明るくできるのも天性のものだろうが、多方面の趣味にのめり込みやすいオタク気質な「ディープさ」みたいな表情もいい具合に声に色を加える。張った時の声が全く割れないというか、むしろぎゃんぎゃん出しまくった方が個性が出て声の通りが良くなる不思議な性質を持ち合わせているため、なんか「オタクの早口」みたいな仕事ぶりでもすげぇ輝くのですよ。正直、声優さんなんて「発声できて当たり前」みたいな部分があるのでいちいち声の出し方なんて気にしないんだけど、ことファイちゃんの話となると、「よくもまぁ、ここまでスカッと声が突き抜けるなぁ」と感心することが多い。そして、そんだけギャンギャン喚き続けたら「ウルセェ!」みたいなイメージがついてギャグや狂言回しのイメージで定着しそうなものなのに、落とした時のテンションもしっかり板についている。彼女の発声方法って多分デビュー直後からほぼ確立していたと思うのだけど、養成所はデビュー前にここまでの完成度に仕上げて世に送り出すのが当たり前なんだろか? そんなわけないよね。反例はたくさんあるもんね。そういう意味じゃ、やっぱ最初から持ってるものが違う人間だったのだろうなぁ。 今後は筋肉から離れた「声のマッスル」でまだまだ存在感を見せつけてくれるに違いない。
・お勧めキャラ3選(類型である程度仕分けしていこう)
・「ダンベル何キロ持てる?」より「紗倉ひびき」 まぁ、やっぱりこの始まりの地を外すことはできない。こっからファイルーズキャラを「アホ型」「パワー型」「ギャル型」「オタク型」「憑依型」などにざっくり分けていきますが……ひびきってほぼ全部の属性持ってるんだよな……。「お願いマッスル」はアニソン史に残る1曲になりましたよね。
・「推しが武道館いってくれたら死ぬ」より「えりぴよ」 オタク型&パワー型。よりによって2キャラ目の主役がこいつっていう。もう、デビュー直後から業界が完全に「ファイルーズの使い方」を理解してんの偉いよね。
・「トロピカル〜ジュ!プリキュア」より「夏海まなつ/キュアサマー」 トロプリ勢はいよいよ4人目。史上最もアホで脳天気でパワフルなプリキュア(諸説あり)。アホ型&パワー型。私の中でトロプリはカーレンジャーポジなんです。いつ見ても元気にしてくれる。
・「SHOW BY ROCK!」シリーズより「ぎゃらこ」 アホ型の極北。とにかく声を聞いてるだけで脳がどんどん溶けていくこと請け合い。信じられないことにバンドのボーカルである。ゼロホリはさぁ、まだまだこれからって時にゲーム自体がサ終しちゃったからまだまだ活躍が見たいんだよ。
・「便利屋斎藤さん、異世界に行く」より「ラエルザ」 一応パワー型? 実はファイちゃんボイスは石川由依や白石晴香に並ぶ生粋の「女騎士声」だったりもする。くっころくっころ。純情乙女なファイちゃんは可愛い。
・「ラグナクリムゾン」より「スライム」 アホ型。無責任に鼻水垂らしてるみたいなファイちゃんボイスの突き抜けたウザさもまた格別。
・「怪異と乙女と神隠し」より「緒川菫子」 オタク型……か? いや、やっぱその胸を見たらパワー型かな。多分ファイルーズキャラの中でも最大の胸囲を誇る脅威のキャラ。あれはきっと胸筋に違いない。菫子さんはどっちかというと引きこもりオタク属性のくせして、ロリっこ変身とか色々と埒外の武器を持ってるのがズルい。
・「嘆きの亡霊は引退したい」より「リィズ・スマート」 ギャル型&アホ型&超パワー型。世界最強の存在感を秒で納得させてくれる力技。こんなんなのに不思議と一途なところもあって可愛らしいのがズルい。
・「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」より「比嘉夏菜」 ギャル型。そしてギャルの常として「オタク君に優しいギャル」でもある。どう見てもこっちがメインヒロイン。
・「ニートくノ一となぜか同棲はじめました」より「百地彩夢」 カテゴライズが難しい……パワー型なのは間違いないけど……変態型? ギャル……ではないんだよなぁ。だってなぁ……。史上最も属性が渋滞して大混乱なキャラだが、意味が分からないなら力でねじ伏せるしかないのである。
・「ボールパークでつかまえて!」より「ルリコ」 直近の作品で登場した模範的なギャル型。八重歯を除かせておにーさんをおちょくる、長瀞さんムーブこそがギャルの至高。そのくせ色んなところでチョロいですからね。
・「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」より「空条徐倫」 夢を叶えるそのパワー。やっぱり金字塔は現時点でここにある。近距離パワー型のくせにヒモ状にしちゃえばリーチも取れる変幻自在のストーンフリー。ファイちゃん自身もそんな黄金の精神を持つ声優になるのだ。
実は7月はかなりエントリーが少ない月なので、これでもう半分終わり。
・関連リンク集 新番チェック・究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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