最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「黒執事Ⅱ」 5 え〜と……これってつまり、「喰霊-零-」状態と捉えていいんですかね? 前作をろくすっぽ見ていなかったので状況がいまいち把握できていないんですが……こりゃまた、なかなか手の込んだことをしたもんだ。 冒頭、タイトルの通りの「黒い」展開に、「おぉ、今回は結構ダークに攻めてくるじゃないか」と感心した。オープニング映像も実に気合いが入っていて雰囲気が出ていたし、アロイスの発揮する「黒さ」はストレートながらなかなか衝撃的。メイドの目を潰し、親戚の叔父に対しては表面を取り繕った後に罵詈雑言を叩きつけ、さらに金をばらまいてその浅ましさを笑い飛ばす。裏表の激しいショタキャラとして、きっちりキャラ立ちしている良い幕開けである。 そんなアロイスの横に寄り添っている執事のクロードについては、基本的に前作の主人公であるセバスチャンと大きく変わりはない。超人的な能力でもって主の望みを全てかなえてみせる手際は人智を越えているし、眼鏡の着脱やタップダンスなど、実質的には何の意味もない「形」から実際の働きに移る阿漕さは、苦笑いものだが理解はしやすい。「今回の執事は微笑すら浮かべない鉄面皮で、物語になるのかなぁ」といらぬ心配までしてしまった。 しかし、そんなアロイス邸を訪れた謎のマント男(まぁ、声で丸わかりだが)が、全てをぶち壊した。「Ⅱ期はアニメオリジナルキャラを主人公にして新作をやります」というアナウンスに、それに伴った宣伝とPV。ファンはどんな心境でこれまでの広報活動を見守ってきていたのだろう。セバスチャンは、やはり悪魔であり、そんな視聴者達の心構えを打ち砕くことしか頭にないようだ。もう、これで来週以降はアロイスのアの字も出てこないってことですか? そもそもシエルとアロイスの関係性はナニ? もう訳が分かりませんが、「何となくかつがれた」ことだけは理解出来ました。くそう、小野Dめ。 ただまぁ、上記のように、個人的には前半を彩ったアロイスたちの雰囲気の方が好み。前作はダラダラ見ながら次第にフェードしてしまったのだが、その理由は、この作品全体を取り巻くユーモアが全く受け入れられないということである。一応シエルとセバスチャンの2人だけのお話なら見守ることも出来たのかもしれないが、他の使用人とか、回りを取り囲む面々が、微妙にギャグ寄りになっているところがちょっと合わない。今回の話でいうなら、しかつめらしい顔をしたセバスチャンが食事を運ぶキャリアーにのって逃走するというシーンがあったのだが、ああいう「真顔で間抜けなことをするイケメン」という図式があまり面白くないのである。今期も結局前回と同じなのかねぇ。まぁ、原作準拠で行った方がファンは嬉しいとは思うのだけど……「喰霊」の1話のサプライズとは違って、今回は「単に目先を変える」という役割のためだけの不意打ち1話である。労苦に見合った反応が得られればいいんだけどね。 作画は並(カクカクした動きがいくらか見て取れたので、1話としては微妙な方?)、演出は中の上。岡田麿里の手による脚本は信用したいところだが、結局はどこまで行っても腐女子向け。受け入れられるかどうかは、微妙なところだ。せっかく水樹奈々のショタ役を堪能できる作品だと思ってたのに…… PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|