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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 僕はブリジットちゃん! 第2話! いやぁ、やっぱり長き時代を経てブリジットがしゃきしゃき動くアニメで見られるってのは感慨深いものがありますね。いや、正直いうと、別に当時からそこまで推しちゃいなかったんですけどね。可愛いのは間違い無いんだけど、キャラとしては使いづらい方だったもんであまり相性がよろしくなく……女性キャラだと多分一番使ってたのはイノで次がメイ。……このゲーム、使いやすいキャラっているんですかね?(ミリアとかじゃない?)

 うろ覚えの記憶がちょっとずつ刺激されていく感覚。ブリジットもそうだし、梅喧も当時からいたキャラなのでなんとなく覚えてはいたが、和室でもなんでもない場所で思いっきり畳返しを披露してくれたおかげで「あぁ、そんな技あったな!」って思い出したのが気持ちよかった。当時からこんなにおっぱいがデカかったかどうかは忘れてしまったが、格ゲー界隈はこういうキャラをガンガン追加して露骨なサービスをしてくれるところがいいところでもあり、悩ましいところでもあり。とりあえずアニメだと他にどんな懐かしいキャラが来てくれるかはちょっと楽しみ。そういやアクセルも出てきたけど、「あぁ、そんな設定あったような……」くらいでブリジットや梅喧と違って全然ピンときませんでした。野郎キャラなんてそんなもんやな!

 お話としては、1話目から引き続き派手にドンパチしてるだけなのであんまり中身が進展してないしそこまで引き込まれるようなストーリーになるような気配もないのだが、その分、ドンパチを構成するバトル作画で見せようという意識が際立っているのはよく分かる。つい最近までガールズバンドの魂の削りあいを必死に紡いできたサンジゲンが一転してゴリゴリマッチョ連中の暑苦しいドッカンバトルをこれでもかと描いてくれているのだから数奇なものである。ちゃんとアニメ調のデザインを混ぜ込めるあたりは、やはりブシロード作品で培ってきたグラフィック技術の賜物であろう。

 そして、本作の場合はエフェクトばりばりのバトル作画に関しても、なんか上手いことやってるというか、ちょっとズルしてるところが逆に面白みに繋がっているのが興味を惹く。最近の「超絶バトル作画」といえば「鬼滅」を筆頭としたufotable系、「呪術廻戦」を中心としたMAPPA系などがあるが、どちらも「なんかすごいことやろうとし過ぎてもう画面がよく分からん」という状態にもなりがち。今作もエフェクト量だけで言えば同じような症状に陥っている部分もあるのだが、そうした「エフェクトばりばり超機動」みたいなシーンはあまり長くは続かない。元が格ゲーということもあり、合間に止め絵の演出をガンガン挟み込むことで、緩急をつけて一呼吸置きつつ、多少の作画枚数削減も行なっているという。止め絵ばっかりだと手抜きに見えかねないのだが、いい具合のバランスを狙っているのがわかり、こういう個性の出し方もあるものかとちょっと感心してしまった。やたらと3回パンが多用されるのでそれだけでちょっと胃もたれしちゃいそうだけどね。

 流石にソル・シンのガチムチバトルばっかでは間が保たないだろうし、それこそブリジットみたいなトリッキースタイルのバトルも今後は挟んでいってほしいところ。ファウストとかテスタメントとかってまだ元気なのかしら。

 
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 このタイトル表記だと何話目か分からんやんけ、第3話。でも作品が217話目だっつってんだからしょうがねぇよな。

 さて、新番チェックも終わってぼちぼち個別感想を切り出していく時期に入っているのだが、今期はズバッと「これは毎週正座視聴やな」みたいな作品が定まらずちょっと困っている状況。これまで以上にフレキシブルに各話を見守っていく必要があるのかもしれないが……とりあえずのつなぎとして今作みたいな「毎回違うアニメ」を拾ってくるのはちょっと小狡いですが、まぁ、この3話目は色々と刺激が多かったのでいいんじゃないでしょうか。

 ぶっちゃけ2話目はパッとしなかったんですよ。映像部分についてもお話そのものについても。ベタなヒーロー譚だったしせいぜい「あ、ミルって毎回声が違うのね」っていうのが分かったことくらいが収穫だったか。おかげで「まー、30分単発勝負のシナリオラインなんて、そんなに刺激的なものは出てこないよなぁ。メカヒーローがヤンマーの技術を使って危機を打破する要素をマストで盛り込まないといけないしなぁ」とだいぶ諦め気味だったのだが、3話目にして早くも「まぁ、ヤンマーじゃなくてもいいんですけど」みたいな話が出てきよった。一応お為ごかし程度に材木を撤去してましたが。

 そんな状況で切り出された脚本が、なんと「AIの是非」という今のご時世には随分とホットな、ホットすぎるテーマ。単発アニメでその辺を攻めるのはなかなかの度胸である。まぁ、そもそもが開発側であるヤンマーがまとめたプロジェクトなわけで、「AIとか絶対ダメだろ」みたいな論調になるわけはないんだけどね。そういう意味では、今回の脚本だって「ヤンマーが作る意味」は厳然と存在していたわけだ。

 しかし、だからとて「AI最高! この技術があればみんなハッピー」みたいなアホなプロパガンダを作っているわけではない。よりにもよって「ピアノの演奏」という芸術を題材とし、「AIを介して作られたものが芸術と呼べるか否か」なんて、これまた色々と波紋を呼びそうなネタ回し。実際、視聴時にもデガソード様みたいな巨大右手さんが「これからの芸術は我々が作る!」と吠えた際には「そういう考え方だってあるよなぁ」と考えさせられてしまったし、先端技術の進歩を考え続けるなら、当然あらゆる人の営みにAIという技術が関わってくるわけで、「AIが人の芸術にとってかわる」可能性は大いにあるのだ。その辺を逃げずにきちんと描写したことは、単発アニメとしても充分なお仕事と言えるだろう。

 ただ、そのままだと色々面倒くさそうなので「謎のイマジナリー空間で悪のAI概念を討伐する」というふわっとした解決で幕引きとしたのは致し方ないところか。そもそも今作の場合は「心あるロボット・ミル」という存在が前提となっているわけで、その条件下で「ロボットの心」を議論するのはそもそもアンフェアなのよね。まぁ、そうでもしないと落とし所がないからしょうがないんだけど。少なくとも1本の短いおとぎ話としては無難な構成だったんじゃないでしょうか。映像部分に関してもツインエンジンの子会社みたいなCG制作スタジオが頑張ってくれて悪くないキャラ作劇を展開してくれたし。こうして色々と「未来の可能性」を考えさせてくれている時点で、本プロジェクトの狙いはある程度果たされていると言えるんじゃなかろうか。

 ちなみに、今回の工事現場、中の人の関係でどこぞのうんこメニューを提供する喫茶店みたいでしたね。

 
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