「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」 4→3
結局初見の印象からなんも変わらず、むしろいうて毎週見てたので、この虚無感溢れる画面のせいでどんどん辛くなっていって……流石に原作者さんはこれでよかったんかと同情してしまう。
最終的なクオリティでいえば生成AIで画面作ってた「週刊ラノベアニメ」と大差ない。このクオリティで「アニメを作りました! やったね!」とぬけぬけと言い放つ所業は、もはやアニメーションという媒体の価値を考えてもくれていないように見えてしまう。「ただ動いていればいい」と。まぁ、もしかしたら世の中にはそういう消費でもよしとする人間は一定数存在するのかもしれないが……少なくとも私の辞書に照らし合わせると今作は「良きアニメ」の要件を満たしていない。
視聴のモチベとして「画面がてきとーでもお話が面白ければワンチャン」というのがあったのだが、これ、多分お話の真っ当な部分も画面がふざけてるせいでオミットされちゃってるよね。よりによって「火事」という大規模な問題に対処する作品で、最大のテーマである「炎」の作画が専門学校レベルなんだぜ。消火の様子なんかもニュース番組の再現VTR程度じゃ、どれだけ「火消しに命をかけた男たちのアツい物語!」とか銘打とうとも心に響くわけもなく。申し訳ないが、さらなるメディア展開を目指すなら、アニメは1回ちゃんとしたところで作り直すべきだと思う。
唯一今作で収穫があったとするなら、「江戸の町民のちょんまげモブはちょんまげがアイデンティティで顔とかどうでもいいのでモデリングでコピペ大量生産してもなんとかなる」という知見。群衆が出てくるシーン、マジでシュールすぎた。
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